JP5213624B2 - 除草機 - Google Patents

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Description

本発明は、除草機に関し、特に、バラス(砂利)の飛散防止機能を備えた乗用タイプの除草機に関する。
除草機(草刈機、刈払機ともいう。)には種々のタイプのものあり、例えば、ハンドルタイプの除草機や乗用タイプの除草機等があり、除草対象箇所の規模等に応じて適宜のタイプの除草機を使用することにより、除草対象箇所の草木を効率良く刈り取ることができる。
例えば、除草対象箇所が変電所等の広大な敷地の場合には、運転席を有するボディと、ボディを走行可能に支持する前輪及び後輪と、ボディの下部に回転自在に設けられる刈刃と、前輪、後輪、及び刈刃の駆動源とを備えた乗用タイプの除草機を使用し、作業者が運転席に座った状態で除草機を走行させながら刈刃を回転駆動させることにより、除草対象箇所の草木を刈り取ることができる。
ところで、上記のような構成の乗用タイプの除草機にあっては、除草対象箇所の地面上にバラス(砂利)が敷き詰められている場合に、バラスに刈刃が当たってバラスが周囲に飛散する虞があるため、使用可能な除草対象箇所が制限されてしまう。
一方、上記のようなバラスの飛散の問題に対処するため、特許文献1には、ボディに、ボディの周囲を囲むように保護カバーを取り付け、保護カバーで飛散するバラスを受け止めることにより、バラスが除草機の外方に飛散するのを防止するように構成した乗用タイプの除草機が提案されている。
特開2003−164211号公報
しかし、上記のような構成の乗用タイプの除草機にあっては、ボディに、ボディの周囲を囲むように角環状のフレームを取り付け、このフレームに保護カバーを吊設しているため、保護カバーがボディよりも外方に食み出て配置されることになり、全体が大型化してしまうため、運搬のための解体・組立又は一体運搬のための大型車両が必要になるとともに、除草時に刈り残しが増えてしまう。
本発明は、全体を大型化することなく、除草作業中に飛散するバラス(砂利)が周囲に飛散するのを防止することができる除草機を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明は、ボディと、該ボディの前部及び後部に回転自在に設けられる前輪及び後輪と、前記ボディの下部に回転自在に設けられる刈刃と、前記刈刃の周囲を囲むように設けられる内カバーとを備え、前記前輪及び前記後輪の少なくとも一方を回転駆動させて除草対象箇所の地面上を走行しながら、前記刈刃を回転駆動させることにより、除草対象箇所の除草を行う除草機であって、前記ボディの前記内カバーの外側で、かつ前記ボディの側面又は側面よりも内側の部位に、当該前記ボディの側面又は側面よりも内側の部位から下方に延びるように設けられて、前記ボディの側部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバーと、前記ボディの前部に取り外し可能に設けられて、前記ボディの前部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第2保護カバーと、前記ボディの後部に取り外し可能に設けられて、前記ボディの後部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第3保護カバーとを備えていることを特徴とする。
本発明の除草機によれば、前輪及び後輪を回転駆動させて除草対象箇所の地面上を走行しながら刈刃を回転させることにより、除草対象箇所の草木を刈り取ることができる。この場合、刈刃の周囲を囲むように設けられる内カバーと、内カバーの外側で、かつボディの側面又は側面よりも内側の部位に、当該ボディの側面又は側面よりも内側の部位から下方へ延びるように設けられて、ボディの側部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバーとボディの前部に取り外し可能に設けられて、ボディの前部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第2保護カバーと、ボディの後部に取り外し可能に設けられて、ボディの後部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第3保護カバーとを備えているので、刈刃が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラスに当たってバラスが飛散した場合に、そのバラスの飛散方向がどの方向であっても第1保護カバー、第2保護カバー、及び第3保護カバーで受け止めることができ、バラスがボディの側部の開口、ボディの前部の開口、及びボディの後部の開口を介してボディよりも外方に飛散するのを防止できる。
また、本発明において、前記前輪は、前記ボディの前部の左右にそれぞれ設けられ、左右の前輪のうちの少なくとも一方に対応するように、かつ、少なくとも一方の前輪の側方のボディの側部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の前輪の前方のボディの前部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように、取り外し可能に設けられる第4保護カバーを更に備えていることとしてもよい。
本発明の除草機によれば、左右の前輪のうちの少なくとも一方に対応するようにかつ、少なくとも一方の前輪の側方のボディの側部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の前輪の前方のボディの前部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように設けられる第4保護カバーを備えているので、刈刃が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラスに当たってバラスが飛散した場合に、そのバラスを第4保護カバーで受け止めることができ、バラスが少なくとも一方の前輪の側方のボディの側部の開口、及びなくとも一方の前輪の前方のボディの前部の開口を介してボディよりも外方に飛散するのを防止することができる。
また、本発明において、前記後輪は、前記ボディの後部の左右にそれぞれ設けられ、左右の後輪のうちの少なくとも一方に対応するように、かつ、少なくとも一方の後輪の側方のボディの側部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の後輪の後方のボディの後部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように、取り外し可能に設けられる第4保護カバーを更に備えていることとしてもよい。
本発明の除草機によれば、左右の後輪のうちの少なくとも一方に対応するように、かつ、少なくとも一方の後輪の側方のボディの側部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の後輪の後方のボディの後部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように設けられる第4保護カバーを備えているので、刈刃が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラスに当たってバラスが飛散した場合に、そのバラスを第4保護カバーで受け止めることができ、バラスが少なくとも一方の後輪の側方のボディの側部の開口、及び少なくとも一方の後輪の後方のボディの後部の開口を介してボディよりも外方に飛散するのを防止することができる
さらに、本発明は、前記第1保護カバー、前記第2保護カバー、前記第3保護カバー、及び前記第4保護カバーは、その先端部が前記除草対象箇所の地面と接触するように前記ボディの側部、前部、及び後部に設けられていることを特徴とすることとしてもよい。
本発明の除草機によれば、第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーは、その先端部が除草対象箇所の地面と接触するように、ボディの側部、前部、及び後部に設けられているので、第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーの先端と除草対象箇所の地面との間に隙間が形成されるのを防止でき、バラスがボディの外方に飛散するのを防止することができる。
さらに、本発明は、前記第1保護カバー、前記第2保護カバー、前記第3保護カバー、及び前記第4保護カバーの先端部は、柔軟性を有する構造に形成され、又は柔軟性を有する素材から形成されていることを特徴とすることとしてもよい。
本発明の除草機によれば、第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーは、先端部が柔軟性を有する構造、又は柔軟性を有する素材から形成されているので、除草対象箇所の地面に凹凸が存在しても、その凹凸に影響されることなく第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーの先端部を除草対象箇所の地面上に接触させることができ、除草対象箇所に敷き詰められているバラスに刈刃が当たって飛散しようとしても、そのバラスを第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーによって受け止め、バラスがボディの外方に飛散するのを防止できる。
以上、説明したように、本発明によれば、前輪及び後輪を回転駆動させて除草対象箇所の地面上を走行しながら刈刃を回転させることにより、除草対象箇所を除草することができる。この場合、刈刃の周囲を囲むように設けられる内カバーと、内カバーの外側で、かつボディの側面又は側面よりも内側の部位に、当該ボディの側面又は側面よりも内側の部位から下方へ延びるように設けられて、ボディの側部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバーとボディの前部に取り外し可能に設けられて、ボディの前部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第2保護カバーと、ボディの後部に取り外し可能に設けられて、ボディの後部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第3保護カバーとを備えているので、刈刃が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラスに当たってバラスが飛散した場合に、そのバラスの飛散方向がどの方向であっても第1保護カバー、第2保護カバー、及び第3保護カバーで受け止めることができ、バラスがボディの側部の開口、ボディの前部の開口、及びボディの後部の開口を介してボディよりも外方に飛散するのを防止できる。
また、左右の前輪のうちの少なくとも一方に対応するようにかつ、少なくとも一方の前輪の側方のボディの側部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の前輪の前方のボディの前部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように設けられる第4保護カバーを備えているので、刈刃が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラスに当たってバラスが飛散した場合に、そのバラスを第4保護カバーで受け止めることができ、バラスが少なくとも一方の前輪の側方のボディの側部の開口、及びなくとも一方の前輪の前方のボディの前部の開口を介してボディよりも外方に飛散するのを防止することができる。
また、左右の後輪のうちの少なくとも一方に対応するように、かつ、少なくとも一方の後輪の側方のボディの側部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の後輪の後方のボディの後部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように設けられる第4保護カバーを備えているので、刈刃が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラスに当たってバラスが飛散した場合に、そのバラスを第4保護カバーで受け止めることができ、バラスが少なくとも一方の後輪の側方のボディの側部の開口、及び少なくとも一方の後輪の後方のボディの後部の開口を介してボディよりも外方に飛散するのを防止することができる。
さらに、第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーは、その先端部が除草対象箇所の地面と接触するように、ボディの側部、前部、及び後部に設けられているので、第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーの先端と除草対象箇所の地面との間に隙間が形成されるのを防止でき、バラスが第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーを越えてボディの外方に飛散するのを防止することができる。
さらに、第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーは、先端部が柔軟性を有する構造、又は柔軟性を有する素材から形成されているので、除草対象箇所の地面に凹凸が存在しても、その凹凸に影響されることなく第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーの先端部を除草対象箇所の地面上に接触させることができ、除草対象箇所に敷き詰められているバラスに刈刃が当たってバラスが飛散しようとしても、その飛散しようとするバラスを第1保護カバー、第2保護カバー、第3保護カバー、及び第4保護カバーによって受け止め、バラスがボディの外方に飛散するのを防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3には、本発明による除草機の第1の実施の形態が示されていて、図1は除草機の全体を示す正面図、図2は図1の左側面図、図3は図1の右側面図ある。
すなわち、本実施の形態の除草機1は、作業者が運転席10に座った状態で除草対象箇所を走行しながら、除草対象箇所に群生している草木を刈り取る乗用タイプの除草機1であって、図1〜図3に示すように、ボディ2と、ボディ2の前部及び後部に回転自在に設けられる前輪13及び後輪15と、ボディ2の下部に回転自在に設けられる刈刃11と、ボディ2に搭載される前輪13、後輪15、及び刈刃11の駆動源17と、ボディ2に設けられる保護カバー20とを備えている。
ボディ2は、フレーム3と、フレーム3の両側部に取り付けられるサイドカバー4と、フレーム3の前部に取り付けられるフロントフェンダー6等からなるフロントカバー5と、フレーム3の後部に取り付けられるリアフェンダー8等からなるリアカバー7と、フレーム2の開口部を閉塞する床板9とを備えている。
フレーム3の中央部には運転席10が取り付けられ、運転席10の下方のフレーム3の下部中央部には刈刃11が回転自在に設けられ、運転席10の後方のフレーム3の上部には前輪13、後輪15、及び刈刃11の駆動源であるエンジン17が搭載され、エンジン17の下方のフレーム3の下部にはトランスミッション18が搭載され、トランスミッション18の左右の後車軸16にそれぞれ後輪15が取り付けられ、フレーム3の前部に取り付けられている左右の前車軸14にそれぞれ前輪13が取り付けられている。
刈刃11は、フレーム3の下部中央部に回転自在に設けられている回転軸(図示せず)に帯板状のステー(図示せず)を介して取り付けられ、回転軸の回転時にステーを介して回転軸と一体に回転駆動するようになっている。刈刃11は、上下方向に移動可能に構成されており、運転席10からの操作により刈刃11を上下方向に移動させることにより、刈刃11を除草対象箇所の草木の高さに応じた位置に位置決めすることができる。刈刃11の周囲には、刈刃11の周囲を囲むように内カバー12が設けられ、この内カバー12の内側の部分で刈刃11が回転駆動するようになっている。
運転席10の前方のフロントカバー5の部分には、エンジン17のON−OFFスチッチ、前輪13を操作するためのステアリング19、トランスミッション18を切り換えるための変速レバー(図示せず)、アクセル(図示せず)、ブレーキ(図示せず)、刈刃11のON−OFFスチッチ(図示せず)等が設けられ、これらを操作することにより、前輪13及び後輪15を回転駆動させて除草対象箇所を走行しながら刈刃11を回転させ、除草対象箇所の草木を刈り取ることができる。
保護カバー20は、ボディ2の側面又は側面の内側の部位(本実施の形態においては側面)に下方に延びるように設けられ、ボディ2の側部の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバー21と、ボディ2の前部に設けられて、ボディ2の前部の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第2保護カバー22と、ボディ2の後部に設けられて、ボディ2の後部の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第3保護カバー23とを備えている。
第1保護カバー21は、合成樹脂、合成ゴム等からなるシート状をなすものであって、ボディ2のサイドカバー4の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口(前輪13と後輪15との間に形成される開口、及び前輪13とフロントフェンダー6との間に形成される開口)を閉塞する大きさに形成され、上端がサイドカバー4の下端部又はフレーム3のサイド部にねじ等の連結手段により連結され、下端部が除草対象箇所の地面上に接触している。
第2保護カバー22は、第1保護カバー21と同様に、合成樹脂、合成ゴム等からなるシート状をなすものであって、ボディ2のフロントカバー5の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口(左右の前輪13、13間に形成される開口)を閉塞する大きさに形成され、上端がフロントカバー5の下端部又はフレーム3のフロント部にねじ等の連結手段により連結され、下端部が除草対象箇所の地面上に接触している。
第3保護カバー23は、第1保護カバー21と同様に、合成樹脂、合成ゴム等からなるシート状をなすものであって、ボディ2のリアカバー7の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する大きさに形成され、上端がリアカバー7の下端部又はフレーム3のリア部にねじ等の連結手段により連結され、下端部が除草対象箇所の地面上に接触している。この場合、第3保護カバーは、左右の後輪よりも僅かに外方に突出する幅に形成されている。
第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23は、除草対象箇所の地面に接触する下端部を柔軟性を有する構造(例えば、ブラシ状等)に形成し、又は柔軟性を有する素材で形成するように構成してもよい。
第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23の下端部に柔軟性を持たせることにより、除草対象箇所の地面に凹凸が存在しても、その凹凸に影響されることなく、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23の下端部を除草対象箇所の地面上に接触させることができ、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23と地面との間に隙間が形成されるのを防止できる。
次に、上記のように構成した本実施の形態の除草機1の作用について説明する。
まず、作業者が運転席10に座り、エンジン17のON−OFFスイッチを操作してエンジンを始動させ、刈刃11のON−OFFスチッチ操作して刈刃11を回転駆動させ、この状態でステアリング19、アクセル、ブレーキ等を操作して除草対象箇所を走行することにより、除草対象箇所の地面上の草木が刈刃11の回転によって刈り取られる。
この場合、刈刃11が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラス(砂利)に当たることによってバラスが周囲に飛散しようとするが、刈刃11の外方のボディ2の側面には、ボディ2の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23が設けられているので、この第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23によって飛散しようとするバラスを受け止めることができ、これにより、バラスが除草機1のボディ2よりも外方に飛散するのを防止できる。
また、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23の下端部を柔軟性を有する構造(例えば、ブラシ状)、又は柔軟性を有する素材で形成した場合には、除草対象箇所の地面に凹凸が存在しても、その凹凸に影響されることなく、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23の下端部を除草対象箇所の地面上に接触させることができるので、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23の下端と除草対象箇所の地面との間に隙間が形成されるのを防止でき、飛散しようとするバラスを確実に受け止め、これにより、バラスがボディ2よりも外方に飛散するのを防止できる。
さらに、本実施の形態による除草機1は、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23を、サイドカバー4、フロントカバー5、及びリアカバー7又はそれらのカバー4、5、7が取り付けられるフレーム3のサイド部、フロント部、及びリア部に取り付けているので、全体が大型化するようなことはなく、運搬のための解体・組立又は一体運搬のために大型車両が必要になることはなく、除草時に刈り残しが増えるようなこともない。
図4及び図5には、本発明による除草機の第2の実施の形態が示されていて、図4は除草機の全体を示す正面図、図5は図4の左側面図である。
すなわち、本実施の形態の除草機1は、保護カバー20として、左右の前輪13、13の一方の前輪13の側方のボディ2の側部の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び一方の前輪13の前方のボディ2の前部の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように第4保護カバー24を更に設けたものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
なお、本実施の形態においては、刈刃11の形状、取付位置、回転方向等によって、刈刃11がバラスに当たったときに、除草機1の右側にバラスが飛散するものとして、一方の前輪13として右側の前輪13に対応して第4保護カバー24を設けている。
第4保護カバー24は、ボディ2の前方のサイドカバー4の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される右側の前輪13の側方の開口(第1保護カバー21よりも前方に位置する開口)、及びボディ2の前方のフロントカバー5の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される右側の前輪13の前方の開口(第2保護カバー22よりも側方に位置する開口)を閉塞する大きさに形成され、上端がサイドカバー4及びフロントカバー5の下端部又はフレーム3のサイド部又はフロント部にねじ等の連結手段により連結され、下端部が除草対象箇所の地面上に接触している。
そして、本実施の形態の除草機1にあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、刈刃11が除草対象箇所の地面上に敷き詰められているバラス(砂利)に当たることによってバラスが周囲に飛散しようとした場合、刈刃11の外方のボディ2の側面には、ボディ2の下端と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23が設けられているので、この第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23によって飛散しようとするバラスを受け止めることができ、これにより、バラスが除草機1のボディ2よりも外方に飛散するのを防止できる。
また、本実施の形態においては、右側の前輪13の側方及び前方に形成される開口を閉塞するように第4保護カバー24を設けているので、右側の前輪13の側方、又は右側の前輪13の前方に飛散しようするバラスを受け止めることができ、右側の前輪13の側方及び前方からボディ2の外方にバラスが飛散するのを防止することができる。
また、第4保護カバー24の下端部を、第1保護カバー21、第2保護カバー22、及び第3保護カバー23と同様に、柔軟性を有する構造(例えば、ブラシ状)、又は柔軟性を有する素材で形成した場合には、除草対象箇所の地面に凹凸が存在しても、その凹凸に影響されることなく、第4保護カバー24の下端部を除草対象箇所の地面上に接触させることができるので、第4保護カバー24の下端と除草対象箇所の地面との間に隙間が形成されるのを防止でき、飛散しようとするバラスを第4保護カバー24で確実に受け止め、バラスがボディ2よりも外方に飛散するのを防止できる。
さらに、本実施の形態による除草機1においても、第4保護カバー24をサイドカバー4及びフロントカバー5、又はそれらのカバー4、5が取り付けられるフレーム3のサイド部及びフロント部に取り付けているので、全体が大型化するようなことはなく、運搬のための解体・組立又は一体運搬のために大型車両が必要になることはなく、除草時に刈り残しが増えるようなこともない。
なお、本実施の形態においては、第4保護カバー24を左右の前輪13、13のうちの右側の前輪13の側方の開口及び前方の開口を閉塞するように設けたが、刈刃11の形状、取付位置、回転方向等によっては、左側の前輪13の側方の開口及び前方の開口を閉塞するように第4保護カバー24を設けてもよい。また、左右の前輪13、13の両方の側方の開口及び前方の開口を閉塞するように、第4保護カバー24を設けてもよい。さらに、刈刃11の形状、取付位置、回転方向等によっては、左右の後輪15、15のうちの一方(右側又は左側)の後輪15の側方の開口及び後方の開口を閉塞するように、第4保護カバー24を設けてもよい。また、左右の後輪15、15の両方の側方の開口及び後方の開口を閉塞するように、第4保護カバー24を設けてもよい。
また、前記各実施の形態においては、ボディ2に、第1保護カバー21、第2保護カバー22、第3保護カバー23、及び第4保護カバー24を取り付けたが、刈刃11の回転方向及び形状によっては、ボディ2の前方及び後方にバラスが飛散する心配はないので、第1保護カバー21のみを取り付け、必要に応じて第2保護カバー22、第3保護カバー23、及び第4保護カバー24を取り付けるようにしてもよい。
本発明による除草機の第1の実施の形態を示した正面図である。 図1の左側面図である。 図1の右側面図である。 本発明による除草機の第2の実施の形態を示した正面図である。 図4の左側面図である。
符号の説明
1 除草機
2 ボディ
3 フレーム
4 サイドカバー
5 フロントカバー
6 フロントフェンダー
7 リアカバー
8 リアフェンダー
9 床板
10 運転席
11 刈刃
12 内カバー
13 前輪
14 前車軸
15 後輪
16 後車軸
17 駆動源(エンジン)
18 トランスミッション
19 ステアリング
20 保護カバー
21 第1保護カバー
22 第2保護カバー
23 第3保護カバー
24 第4保護カバー

Claims (5)

  1. ボディと、該ボディの前部及び後部に回転自在に設けられる前輪及び後輪と、前記ボディの下部に回転自在に設けられる刈刃と、前記刈刃の周囲を囲むように設けられる内カバーとを備え、
    前記前輪及び前記後輪の少なくとも一方を回転駆動させて除草対象箇所の地面上を走行しながら、前記刈刃を回転駆動させることにより、除草対象箇所の除草を行う除草機であって
    前記ボディの前記内カバーの外側で、かつ前記ボディの側面又は側面よりも内側の部位に、当該前記ボディの側面又は側面よりも内側の部位から下方に延びるように設けられて、前記ボディの側部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第1保護カバーと、
    前記ボディの前部に取り外し可能に設けられて、前記ボディの前部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第2保護カバーと、
    前記ボディの後部に取り外し可能に設けられて、前記ボディの後部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞する第3保護カバーとを備えていることを特徴とする除草機。
  2. 前記前輪は、前記ボディの前部の左右にそれぞれ設けられ、左右の前輪のうちの少なくとも一方に対応するように、かつ、少なくとも一方の前輪の側方のボディの側部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の前輪の前方のボディの前部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように、取り外し可能に設けられる第4保護カバーを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の除草機。
  3. 前記後輪は、前記ボディの後部の左右にそれぞれ設けられ、左右の後輪のうちの少なくとも一方に対応するように、かつ、少なくとも一方の後輪の側方のボディの側部と前記除草対象箇所の地面との間に形成される開口、及び少なくとも一方の後輪の後方のボディの後部と除草対象箇所の地面との間に形成される開口を閉塞するように、取り外し可能に設けられる第4保護カバーを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の除草機。
  4. 前記第1保護カバー、前記第2保護カバー、前記第3保護カバー、及び前記第4保護カバーは、その先端部が前記除草対象箇所の地面と接触するように前記ボディの側部、前部、及び後部に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の除草機。
  5. 前記第1保護カバー、前記第2保護カバー、前記第3保護カバー、及び前記第4保護カバーの先端部は、柔軟性を有する構造に形成され、又は柔軟性を有する素材から形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の除草機。
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