JP5213564B2 - 積層コンデンサ及びそれを内蔵した半導体パッケージ並びにそれらの製造方法 - Google Patents

積層コンデンサ及びそれを内蔵した半導体パッケージ並びにそれらの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の内部電極が積層されている積層コンデンサ及び積層コンデンサを内蔵した半導体パッケージ並びにそれらの製造方法に関する。
近年、半導体チップは動作周波数が高くなると共に消費電流が増加している。これに伴い、消費電力の低減化によって動作電圧が減少する傾向にある。従って、半導体チップへ電力を供給する電源においては、より高速で大きな電流変動が生じるようになり、この電流変動に伴う電源の電圧変動を電源の許容値内に抑えることは非常に困難である。
このため、半導体チップを実装した半導体パッケージには、電源の電圧変動を低減させるために、複数のチップコンデンサが実装されている。すなわち、電流が高速で過渡的な変動をした時に、素早い充放電によってチップコンデンサから半導体チップに電流を供給することにより、電源の電圧変動を抑えるようにしている。
以下、図1等を参照しながら、チップコンデンサが実装されている従来の半導体パッケージの一例について説明する。図1は、従来の半導体パッケージを例示する断面図である。図1を参照するに、半導体パッケージ300は、多層配線基板500と、半導体チップ400と、電極端子410と、アンダーフィル樹脂層420とを有する。多層配線基板500の中心部には、支持体510が設けられている。
支持体510の第1主面510a上には、第1配線層610aが形成されている。又、支持体510には、第1主面510aから第2主面510bに貫通するスルービア690が形成されている。第1配線層610aは、スルービア690を介して後述する第4配線層610bと電気的に接続されている。更に、第1配線層610aを覆うように第1絶縁層520aが形成されており、第1絶縁層520a上には、第2配線層620aが形成されている。第1配線層610aと第2配線層620aとは、第1絶縁層520aを貫通するビアホール520xを介して電気的に接続されている。
更に、第2配線層620aを覆うように第2絶縁層530aが形成されている。第2絶縁層530a上には、第3配線層630aが形成されている。第2配線層620aと第3配線層630aとは、第2絶縁層530aを貫通するビアホール530xを介して電気的に接続されている。
更に、第3配線層630aを覆うように、開口部550xを有するソルダーレジスト膜550aが形成されている。第3配線層630aのソルダーレジスト膜550aの開口部550xから露出する部分は、電極パッドとして機能する(以降、第3配線層630aのソルダーレジスト膜550aの開口部550xから露出する部分を電極パッド630aという場合がある)。以降、電極パッド630aが形成されている面を、多層配線基板500の第1主面という場合がある。
支持体510の第2主面510b上には、第4配線層610bが形成され、更に、第4配線層610bを覆うように第3絶縁層520bが形成されている。第3絶縁層520b上には、第5配線層620bが形成されている。第4配線層610bと第5配線層620bとは、第3絶縁層520bを貫通するビアホール520yを介して電気的に接続されている。
更に、第5配線層620bを覆うように第4絶縁層530bが形成されている。第4絶縁層530b上には、第6配線層630bが形成されている。第5配線層620bと第6配線層630bとは、第4絶縁層530bを貫通するビアホール530yを介して電気的に接続されている。
更に、第6配線層630bを覆うように、開口部550yを有するソルダーレジスト膜550bが形成されている。第6配線層630bのソルダーレジスト膜550bの開口部550yから露出する部分は、電極パッドとして機能する(以降、第6配線層630bのソルダーレジスト膜550bの開口部550yから露出する部分を電極パッド630bという場合がある)。以降、電極パッド630bが形成されている面を、多層配線基板500の第2主面という場合がある。
一部の電極パッド630b上には、はんだバンプ680が形成されている。はんだバンプ680は、半導体パッケージ300を回路基板(図示せず)に実装する際に、回路基板の対応する端子と電気的に接続される外部接続端子として機能する。又、一部の電極パッド630b上には、チップコンデンサ100が実装されている。電極パッド630bとチップコンデンサ100の外部電極260a及び260bとは電気的に接続されている。
多層配線基板500の第1主面上には半導体チップ400が実装されている。半導体チップ400は、シリコン等からなる薄板化された半導体基板(図示せず)上に半導体集積回路(図示せず)や電極パッド(図示せず)が形成されたものである。半導体チップ400の電極パッド(図示せず)上には、電極端子410が形成されている。
半導体チップ400の電極パッド(図示せず)は、電極端子410により、多層配線基板500の対応する電極パッド630aと電気的に接続されている。電極端子410は、例えば、はんだから構成されている。半導体チップ400と多層配線基板500のソルダーレジスト膜550aとの間には、アンダーフィル樹脂層420が充填されている。
図2は、図1に示すチップコンデンサを拡大して例示する断面図である。図2を参照するに、チップコンデンサ100は、誘電体層210と、複数の内部電極220a及び220bと、2つの外部電極260a及び260bとを有する。
誘電体層210の内部には、複数の内部電極220a及び220bがZ方向に交互に積層されている。複数の内部電極220a及び220bは、外部電極260a及び260bに挟まれた領域に、外部電極260aと外部電極260bの対向する面である260a1及び260b1に対して略垂直に配置されている。複数の内部電極220aは外部電極260aに接続され、複数の内部電極220bは外部電極260bに接続されている。これにより複数の内部電極220aと複数の内部電極220bとの間にキャパシタンスが形成される。
図2に示すチップコンデンサ100は、例えば半導体チップ400の動作電流により生じる電源の電圧変動を低減するために、半導体チップ400の電源と基準電位(GND)との間に複数個接続されている。ただし、チップコンデンサ100を半導体チップ400の近傍に配置することは困難であるため、チップコンデンサ100は多層配線基板500の半導体チップ400の実装面である第1主面の反対側の面である第2主面上に実装されるのが通常である。
すなわち、半導体チップ400の電源と基準電位(GND)は、配線層、ビアホール、スルービア等を介して多層配線基板500の第2主面まで引き延ばされ、そこにチップコンデンサ100が実装される。多層配線基板500の第2主面上には、例えば一個当たりの静電容量が1〜10μFであるチップコンデンサ100が30〜50個実装されており、多層配線基板500全体として50〜100μFの静電容量とすることで電源の電圧変動を低減している。
半導体チップ400が高周波で動作した場合に、チップコンデンサ100により電源の電圧変動を低減するためには、チップコンデンサ100をなるべく半導体チップ400の電源と基準電位(GND)の近傍に配置することが好ましいが、前述のように、チップコンデンサ100は、配線層、ビアホール、スルービア等を介して半導体チップ400の電源と基準電位(GND)との間に接続される。従って、配線層等により生じるインダクタンスを低減することは困難であり、半導体チップ400が高周波で動作した場合に、チップコンデンサ100により電源の電圧変動を低減することには限界がある。インダクタンスが高くなると、チップコンデンサ100が高速な電流変動に対応して充放電することを阻害するからである。
このような問題を解決するために、多層配線基板500の内部に図2と同様の構造のコンデンサを形成する技術が開示されている。多層配線基板500の内部にコンデンサを形成することにより、コンデンサを半導体チップ400に近づけることができる。
この際、コンデンサの外部電極のピッチを半導体チップ400に形成されている電極端子410のピッチと等しくし、コンデンサを半導体チップ400の電源及び基準電位(GND)に対応する電極端子410の直下に形成することが好ましい。そして、コンデンサの外部電極の一方を半導体チップ400の電源に対応する電極端子410に接続し、コンデンサの外部電極の他方を半導体チップ400の基準電位(GND)に対応する電極端子410に接続することが好ましい。
このように、多層配線基板500の内部にコンデンサを形成し、上述のように接続することにより、配線層等により生じるインダクタンスを低減することが可能となり、従来と比較して半導体チップ400が高周波で動作した場合にも電源の電圧変動を低減することができる(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−260959号公報 特開2007−81166号公報
しかしながら、半導体パッケージ300の小型化、薄型化が進むにつれて、半導体チップ400に形成されている電極端子410のピッチは狭くなりつつある。すなわち、電極端子410は高密度化しつつある。電極端子410のピッチが狭くなるにしたがって、それと接続されるコンデンサの外部電極のピッチも狭くする必要がある。
従来のコンデンサにおいて、内部電極は配線基板の厚さ方向に対して直交する方向に設けられているため、コンデンサの外部電極のピッチが狭くなると、コンデンサの内部電極の面積を大きく取れなくなる。コンデンサの内部電極の面積が小さくなると、それに比例してコンデンサの容量が小さくなるため、電源の電圧変動を低減することが困難になるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、半導体チップに形成されている電極端子が高密度化しても、半導体チップの電源の電圧変動を低減することが可能な積層コンデンサ及びそれを内蔵した半導体パッケージ並びにそれらの製造方法
を提供することを目的とする。
本積層コンデンサは、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する誘電体層と、前記誘電体層に形成され、前記誘電体層を厚さ方向に貫通し、端面が前記第1面及び前記第2面から露出する第1の外部電極及び第2の外部電極と、前記誘電体層に形成され、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極に挟まれた領域に、前記第1の外部電極と接続されると共に、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極の対向する面に対して平行に、所定の間隔で並設され相互に接続された複数の第1の内部電極と、前記誘電体層に形成され、前記第2の外部電極と接続されると共に、前記複数の第1の内部電極と互いに間挿し合うように、所定の間隔で並設され相互に接続された複数の第2の内部電極と、を有し、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極の各々の端面は、前記誘電体層の前記第1面及び前記第2面と面一であり、前記第1の外部電極と前記第1の内部電極、及び前記第1の内部電極同士は、前記誘電体層の前記第2の内部電極が形成されていない領域に設けられたビアホールを介して相互に接続されており、前記第2の外部電極と前記第2の内部電極、及び前記第2の内部電極同士は、前記誘電体層の前記第1の内部電極が形成されていない領域に設けられたビアホールを介して相互に接続されていることを要件とする。
本発明によれば、半導体チップに形成されている電極端子が高密度化しても、半導体チップの電源の電圧変動を低減することが可能な積層コンデンサ及びそれを内蔵した半導体パッケージ並びにそれらの製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
〈本発明に係る積層コンデンサの構造〉
図3は、本発明に係る積層コンデンサを例示する図である。図3(a)は斜視図であり、図3(b)は図3(a)のA部を拡大して例示する断面図である。
図3を参照するに、積層コンデンサ10は、誘電体層21と、複数の第1の内部電極22aと、複数の第2の内部電極22bと、ビアホール21xと、ビアホール21yと、複数の第1の外部電極26aと、複数の第2の外部電極26bとを有する。なお、図3(b)において、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの幅W1は、便宜上、図3(a)よりも狭く描かれている。
図3に示す積層コンデンサ10は、便宜上、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bをそれぞれ3個ずつ有する構造としているが、これに限定されるものではなく、より多くの第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bを有する構造とすることが可能である。
図3において、誘電体層21中には、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bがX方向に所定の周期で交互に形成されている。隣接する第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bに挟まれた領域には、複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bが、第1の外部電極26aと第2の外部電極26bの対向する面である26a及び26bに対して略平行に配置されている。
複数の第1の内部電極22aは、X方向に所定の間隔で並設されており、第1の内部電極22a同士は、誘電体層21における第2の内部電極22bが形成されていない領域を貫通するビアホール21yを介して相互に電気的に接続されている。複数の第2の内部電極22bは、誘電体層21を介して複数の第1の内部電極22aと互いに間挿し合うように、X方向に所定の間隔で並設されており、第2の内部電極22b同士は、誘電体層21における第1の内部電極22aが形成されていない領域を貫通するビアホール21xを介して相互に電気的に接続されている。
相互に電気的に接続されている複数の第1の内部電極22aは、更に、ビアホール21yを介して隣接する第1の外部電極26aと電気的に接続されている。相互に電気的に接続されている複数の第2の内部電極22bは、更に、ビアホール21xを介して隣接する第2の外部電極26bと電気的に接続されている。複数の第1の内部電極22aと複数の第2の内部電極22bは、誘電体層21により互いに電気的に絶縁されている。
これにより複数の第1の内部電極22aと複数の第2の内部電極22bとの間にキャパシタンスが形成される。積層コンデンサ10において、複数の第1の外部電極26a及び複数の第2の外部電極26bと、複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bと、ビアホール21x及び21yとを除く部分が誘電体層21である。
第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bは直方体状の電極であり、YZ平面に略平行な広い面を有する。後述する図18で示すように、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの幅W1は、半導体チップの電極パッド上に形成されるはんだバンプ等の電極端子の大きさに合わせて任意に決めることができるが、例えば50〜200μm程度とすることができる。隣接する第1の外部電極26aと第2の外部電極26bのピッチP1は、半導体チップの電極端子のピッチに合わせて任意に決めることができるが、例えば80〜350μm程度とすることができる。第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの材料としては、例えばCuやNi等を用いることができる。
複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bは、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bよりも幅が狭い直方体状の電極であり、YZ平面に略平行な広い面を有する。複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bの幅W2は、例えば1〜10μm程度とすることができる。隣接する第1の内部電極22aと第2の内部電極22bのピッチP2は、例えば1〜10μm程度とすることができる。複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bの材料としては、例えばCuやNi等を用いることができる。
誘電体層21は、誘電率の高い材料から構成されている。誘電体層21の材料としては、例えばSrTiO(チタン酸ストロンチウム)やBaTiO(チタン酸バリウム)等のセラミック材料を用いることができる。
積層コンデンサ10は、図3に示す向きで配線基板に内蔵され、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの一方は配線基板に実装されている半導体チップの電源に対応する電極端子に、他方は半導体チップの基準電位(GND)に対応する電極端子に接続される。このとき、複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bは、配線基板の厚さ方向に略平行(第1の外部電極26aと第2の外部電極26bの対向する面である26a及び26bが、配線基板の厚さ方向に略平行)に配置される。
このように、本発明に係る積層コンデンサ10においては、配線基板に内蔵されたときに、複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bが配線基板の厚さ方向(後述する図18のZ方向)に略平行に配置されるため、半導体チップの電極端子のピッチが狭くなり、それに対応して第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bのピッチが狭くなっても、複数の第1の内部電極22a及び複数の第2の内部電極22bは、配線基板の厚さ方向及び奥行き方向(図3のZ方向及びY方向)に拡大することが可能であるため、十分な面積を確保することができる。その結果、積層コンデンサ10は十分な容量を有することができるため、半導体チップの電源の電圧変動を低減することが可能となる。
〈本発明に係る積層コンデンサの製造方法〉
図4から図17を参照しながら本発明に係る積層コンデンサ10の製造方法について説明する。図4から図17は、本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図である。図4から図17において、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。始めに図4に示す工程では、支持金属20を用意する。支持金属20の材料としては、例えばCuやNi等を用いることができる。又、これらの材料に、Cu、Ni、Ag、Pd等をめっきしたものを用いても構わない。
支持金属20は、積層コンデンサ10が完成したときに、外部電極(第1の外部電極又は第2の外部電極)の一つとして使用される。従って、支持金属20は、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bと同じ厚さのものを用いる。支持金属20の厚さは、例えば、50〜200μmとすることができる。なお、図4において、20a及び20bは、支持金属20の第1主面及び第2主面を示している。
次いで、図5に示す工程では、支持金属20の第1主面20a及び第2主面20b上に誘電体層21を形成する。誘電体層21の材料としては、例えばSrTiO(チタン酸ストロンチウム)やBaTiO(チタン酸バリウム)等のセラミック材料を用いることができる。誘電体層21は、例えばスパッタ法により形成することができる。次いで、図6に示す工程では、誘電体層21上に、第1の内部電極22aとなる導体層(以降、便宜上、導体層22aという場合がある)を形成する。導体層22aとしては、例えばCuやNi等を用いることができる。導体層22aは、例えばスパッタ法、CVD法、電解めっき法等により形成することができる。導体層22aの厚さは、例えば1〜10μm程度とすることができる。
次いで、図7に示す工程では、導体層22aに開口部22xを形成する。具体的には、例えば、導体層22a上にドライフィルム等のレジスト膜を形成し、レジスト膜に対してパターニング処理を行い、開口部22xを形成したい部分以外を覆うようにする。そして、レジスト膜が形成されていない部分の、導体層22aをエッチングにより除去する。更にレジスト膜を除去することにより、開口部22xが形成される。
次いで、図8に示す工程では、導体層22aを覆うように、誘電体層21上に、更に誘電体層21を積層形成する。次いで、図9に示す工程では、誘電体層21の導体層22aが形成されていない部分に、ビアホール21xを形成する。なお、ビアホール21xは、支持金属20の第1主面20a及び第2主面20bが露出するように形成する。ビアホール21xは、例えばレーザ加工法やプラズマエッチング法等を用いて形成することができる。
次いで、図10に示す工程では、ビアホール21x内及び誘電体層21上に第2の内部電極22bとなる導体層(以降、便宜上、導体層22bという場合がある)を形成する。これにより、導体層22bはビアホール21xを介して支持金属20と電気的に接続される。導体層22bの材料や形成方法は、導体層22aのそれと同等であるため、その説明は省略する。
次いで、図11に示す工程では、導体層22bに開口部22yを形成する。開口部22yの形成方法は、開口部22xのそれと同等であるため、その説明は省略する。次いで、図12に示す工程では、導体層22bを覆うように、誘電体層21上に、更に誘電体層21を積層形成する。
次いで、図13に示す工程では、誘電体層21の導体層22bが形成されていない部分に、ビアホール21yを形成する。なお、ビアホール21yは、導体層22aが露出するように形成する。ビアホール21yの形成方法は、ビアホール21xのそれと同等であるため、その説明は省略する。
以降、図6に示す工程から図13に示す工程を繰り返すことにより、図14に示す構造体を作製する。次いで、図15に示す工程では、誘電体層21上に、第1の外部電極26aとなる導体層(以降、便宜上、導体層26aという場合がある)を形成する。具体的には、スパッタ法等により、誘電体層21上に例えばCu等からなるシード層を形成する。そして、シード層を給電層とする電解めっき法により、シード層上に例えばCuやNi等を形成することで導体層26aが形成される。シード層の厚さは、例えば1μmとすることができる。導体層26aの厚さは、例えば50〜200μm程度とすることができる。なお、スパッタ法のみで導体層26aを形成しても構わない。
以降、図5に示す工程から図13に示す工程を繰り返すことにより、図16に示す構造体を作製する。図16において、Bは図16に示す構造体を切断する位置を示している(以降、切断位置Bとする)。又、図16において、26bは第2の外部電極となる導体層(以降、便宜上、導体層26bという場合がある)を示している。導体層26bは導体層26aと同一構造を有するが、ビアホール21yを介して導体層22aと接続されるものを導体層26a、ビアホール21xを介して導体層22bと接続されるものを導体層26bとする。次いで、図17に示す工程では、図16に示す構造体をダイシングブレード等により切断位置Bで切断することにより、複数の積層コンデンサ10が得られる。
なお、本発明に係る積層コンデンサは、以下の方法でも製造することができる。始めに、例えばSrTiO(チタン酸ストロンチウム)やBaTiO(チタン酸バリウム)等のセラミック材料を主成分とするグリーンシートを作製する。次いで、グリーンシートにパンチャー等によりビアホールを形成し、ビアホールに導電性ペーストを埋め込んだ後、導電性ペーストをスクリーン印刷し内部電極となる導体層を形成する。更に、ビアホール及び導体層を形成したグリーンシートを所定の枚数積層し熱圧着して積層体を作製する。そして、積層体を非酸化雰囲気中で焼成し、指定位置で切断し個片化することで本発明に係る積層コンデンサを形成できる。
〈本発明に係る半導体パッケージ〉
図18を参照しながら本発明に係る積層コンデンサ10を内蔵する半導体パッケージ30について説明する。図18は、本発明に係る積層コンデンサを内蔵する半導体パッケージを例示する断面図である。図18において、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。図18を参照するに、半導体パッケージ30は、半導体チップ40と、電極端子41と、アンダーフィル樹脂層42と、配線基板50とを有する。
配線基板50の中心部には支持体51が設けられており、支持体51には本発明に係る積層コンデンサ10が内蔵されている。積層コンデンサ10は前述の図3に示したものである。積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bは、隣接する第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bのピッチP1が半導体チップ40の隣接する電極端子41のピッチ(隣接する電極端子41a及び41bのピッチ)P3と等しくなるように形成されている。
配線基板50において、支持体51の第1主面51a上には、第1配線層61aが形成されている。又、支持体51には、第1主面51aから第2主面51bに貫通するスルービア69が形成されている。第1配線層61aは、スルービア69を介して後述する第5配線層61bと電気的に接続されている。更に、第1配線層61aを覆うように第1絶縁層52aが形成されており、第1絶縁層52a上には、第2配線層62aが形成されている。第1配線層61aと第2配線層62aとは、第1絶縁層52aを貫通する第1ビアホール52xを介して電気的に接続されている。
又、第2配線層62aの積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bに対応する位置に配置されている部分は、第1絶縁層52aを貫通する第1ビアホール52xを介して支持体51に内蔵されている積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bと電気的に接続されている。
更に、第2配線層62aを覆うように第2絶縁層53aが形成されている。第2絶縁層53a上には、第3配線層63aが形成されている。第2配線層62aと第3配線層63aとは、第2絶縁層53aを貫通する第2ビアホール53xを介して電気的に接続されている。
更に、第3配線層63aを覆うように第3絶縁層54aが形成されている。第3絶縁層54a上には、第4配線層64aが形成されている。第3配線層63aと第4配線層64aとは、第3絶縁層54aを貫通する第3ビアホール54xを介して電気的に接続されている。
更に、第4配線層64aを覆うように、開口部55xを有するソルダーレジスト膜55aが形成されている。第4配線層64aのソルダーレジスト膜55aの開口部55xから露出する部分は、電極パッドとして機能する(以降、第4配線層64aのソルダーレジスト膜55aの開口部55xから露出する部分を電極パッド64aという場合がある)。以降、電極パッド64aが形成されている面を、配線基板50の第1主面という場合がある。
支持体51の第2主面51b上には、第5配線層61bが形成され、更に、第5配線層61bを覆うように第4絶縁層52bが形成されている。第4絶縁層52b上には、第6配線層62bが形成されている。第5配線層61bと第6配線層62bとは、第4絶縁層52bを貫通する第4ビアホール52yを介して電気的に接続されている。
更に、第6配線層62bを覆うように第5絶縁層53bが形成されている。第5絶縁層53b上には、第7配線層63bが形成されている。第6配線層62bと第7配線層63bとは、第5絶縁層53bを貫通する第5ビアホール53yを介して電気的に接続されている。
更に、第7配線層63bを覆うように第6絶縁層54bが形成されている。第6絶縁層54b上には、第8配線層64bが形成されている。第7配線層63bと第8配線層64bとは、第6絶縁層54bを貫通する第6ビアホール54yを介して電気的に接続されている。
更に、第8配線層64bを覆うように、開口部55yを有するソルダーレジスト膜55bが形成されている。第8配線層64bのソルダーレジスト膜55bの開口部55yから露出する部分は、電極パッドとして機能する(以降、第8配線層64bのソルダーレジスト膜55bの開口部55yから露出する部分を電極パッド64bという場合がある)。以降、電極パッド64bが形成されている面を、配線基板50の第2主面という場合がある。
電極パッド64b上には、外部接続端子68が形成されている。外部接続端子68は、例えばはんだバンプである。外部接続端子68は、半導体パッケージ30を回路基板(図示せず)に実装する際に、回路基板の対応する端子と電気的に接続される接続端子として機能する。
配線基板50の第1主面上には半導体チップ40が実装されている。半導体チップ40は、シリコン等からなる薄板化された半導体基板(図示せず)上に半導体集積回路(図示せず)や電極パッド(図示せず)が形成されたものである。半導体チップ40の電極パッド(図示せず)上には、電極となる電極端子41が形成されている。半導体チップ40の電極パッド(図示せず)は、電極端子41により、配線基板50の対応する電極パッド64aと電気的に接続されている。電極端子41は、例えば、はんだから構成されている。半導体チップ40と配線基板50のソルダーレジスト膜55aとの間には、アンダーフィル樹脂層42が充填されている。
電極端子41の中の41aは半導体チップ40の電源に接続される電極端子を、41bは半導体チップ40の基準電位(GND)に接続される電極端子を、41cは半導体チップ40の信号線に接続される電極端子を示している。
図19は、半導体チップの電極端子の配置と積層コンデンサとの位置関係を例示する底面図である。図19(a)は、図18に示す半導体パッケージ30において、半導体チップ40の部分のみをZマイナス方向から見たものである。図19(a)に示すように、半導体チップ40において、電極端子41cは外周に2列配置されており、その内側に電極端子41a及び41bが配置されている。電極端子41a及び41bは、Y方向に6個連続して配置されている。電極端子41a及び41bは、X方向には交互に配置されている。
なお、電極端子41a〜41cの個数は便宜上定めたものであり、これに限定されるものではなく、ここに示す以外の個数で電極端子41a〜41cを配置することが可能である。又、電極端子41a〜41cの配置も図19に示すものには限定されず、例えば、ちどり状に配置しても構わない。
図19(b)は、電極端子41a及び41bと積層コンデンサ10との位置関係を模式的に示している。図19(b)に示すように、積層コンデンサ10は電極端子41a及び41bの配置されている領域の垂直直下に配置される。積層コンデンサ10の複数の第1の外部電極26aは半導体チップ40の電源に接続される電極端子41aと電気的に接続され、複数の第2の外部電極26bは半導体チップ40の基準電位(GND)に接続される電極端子41bと電気的に接続される。
なお、図18に示すように、半導体チップ40と積層コンデンサ10との間には、第1絶縁層52a〜第3絶縁層54a及び第2配線層62a〜第4配線層64aが形成されている。従って、半導体チップ40の電極端子41a及び41bと積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bとは、第2配線層62a〜第4配線層64aを介して電気的に接続される。
このように、本発明に係る積層コンデンサ10においては、配線基板50に内蔵されたときに、第1の内部電極22a及び第2の内部電極22bが配線基板50の厚さ方向(Z方向)に略平行に配置されるため、半導体チップ40の電極端子41のピッチが狭くなり、それに対応して第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bのピッチが狭くなっても、第1の内部電極22a及び第2の内部電極22bは、配線基板50の厚さ方向及び奥行き方向(図18のZ方向及びY方向)に拡大することが可能であるため、十分な面積を確保することができる。その結果、積層コンデンサ10は十分な容量を有することができるため、半導体チップ40の電源の電圧変動を低減することが可能となる。
例えば、半導体チップ40の電極端子41のピッチが狭くなったことにともない、隣接する第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bに挟まれた領域の幅が、第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの幅W1(図3参照)よりも狭くなったような場合であっても、積層コンデンサ10は十分な容量を有することができる。
〈本発明に係る半導体パッケージの製造方法〉
図20〜図30を参照しながら本発明に係る積層コンデンサ10を内蔵する半導体パッケージ30の製造方法について説明する。図20〜図30は、本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図である。図20〜図30において、図18と同一部品については、同一符号を付し、その説明は省略する場合がある。
始めに、図20に示す工程では、支持体51を用意する。支持体51は、絶縁性材料から構成されている。支持体51には積層コンデンサ10が内蔵されるため、支持体51の厚さは積層コンデンサ10の厚さを考慮して任意に設定することができる。次いで、図21に示す工程では、支持体51にルータ加工法やレーザ加工法等を用いて貫通孔51xを設ける。図21(a)は断面図であり、図21(b)は斜視図である。
次いで、図22に示す工程では、予め所定の製造方法で製造した本発明に係る積層コンデンサ10を用意し、支持体51の貫通孔51xに挿入する。図22(a)は断面図であり、図22(b)は斜視図である。
次いで、図23に示す工程では、NCドリル等により、支持体51を貫通するスルービア69を形成し、Cu等の導電体を充填する。更に、支持体51の第1主面51a及び第2主面51b上に第1配線層61a及び第5配線層61bを形成する。第1配線層61aは、スルービア69を介して第5配線層61bと電気的に接続される。第1配線層61a及び第5配線層61bの材料としては、例えばCu等を用いることができる。第1配線層61a及び第5配線層61bは、例えば以下のようにして形成することができる。
始めに、支持体51の第1主面51a及び第2主面51b上にドライフィルム等のレジスト膜を形成する。次いで、レジスト膜に対してパターニング処理を行い、第1配線層61a及び第5配線層61bの形成位置に対応する部分に開口部を形成する。なお、ドライフィルム状のレジスト膜に対して予め開口部を形成しておき、開口部が形成されたレジスト膜を支持体51の第1主面51a及び第2主面51b上に配設してもよい。次いで、例えば無電解めっき法等により開口部内に第1配線層61a及び第5配線層61bとなる導体層を形成した後、レジスト膜を除去することで第1配線層61a及び第5配線層61bを形成することができる。
次いで、図24に示す工程では、支持体51の第1主面51a及び第2主面51b上に第1配線層61a及び第5配線層61bを被覆する第1絶縁層52a及び第4絶縁層52bを形成する。第1絶縁層52a及び第4絶縁層52bの材料としては、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂などの樹脂材を用いることができる。
第1絶縁層52a及び第4絶縁層52bは、例えば、支持体51の第1主面51a及び第2主面51b上に樹脂フィルムをラミネートした後、樹脂フィルムをプレス(押圧)し、その後、190℃程度の温度で熱処理して硬化させることにより形成することができる。なお、貫通孔51xと積層コンデンサ10との間に空隙部がある場合には、空隙部は第1絶縁層52a及び第4絶縁層52bで充填される。
次いで、図25に示す工程では、支持体51に形成された第1絶縁層52a及び第4絶縁層52bの所定の位置に、レーザ加工法やプラズマエッチング法等を用いて第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yを形成する。第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yは、積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26b又は第1配線層61a及び第5配線層61bが露出するように形成する。
ここで、積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの幅は、第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yの第1の外部電極26a及び第2の外部電極26b側の外径よりも広いことが好ましい。もしも製造工程で加工ずれが全く生じないとすれば、積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの幅は、第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yの第1の外部電極26a及び第2の外部電極26b側の外径と等しくてもよい。しかし、実際には加工ずれが生じるため、それを考慮して積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bの幅は、例えば配線基板50の層間接続最小パッド径以上とすることが好ましい。
ここで、層間接続最小ランド径とは、例えば図18において積層コンデンサ10の外部電極26a上に形成されている第1ビアホール52xの外部電極26aと反対側に形成されている第2配線層62aの部分(この部分をパッドという)の径である。
なお、第1絶縁層52a及び第4絶縁層52bとして感光性樹脂膜を用い、フォトリソグラフィによりパターニングして第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yを形成する方法を用いてもよいし、スクリーン印刷により開口部が設けられた樹脂膜をパターニングして第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yを形成する方法を用いてもよい。
次いで、図26に示す工程では、第1絶縁層52a及び第4絶縁層52b上に、第1配線層61a及び第5配線層61bに第1ビアホール52x及び第4ビアホール52yを介して接続される第2配線層62a及び第6配線層62bを形成する。第2配線層62a及び第6配線層62bとしては、例えばCu等を用いることができる。第2配線層62a及び第6配線層62bは、例えば、セミアディティブ法により形成される。
第2配線層62a及び第6配線層62bを、セミアディティブ法により形成する例を、より詳しく説明すると、先ず、無電解めっき法又はスパッタ法により、第1ビアホール52x及び第4ビアホール52y内及び第1絶縁層52a及び第4絶縁層52b上にCuシード層(図示せず)を形成した後に、第2配線層62a及び第6配線層62bに対応する開口部を備えたレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、Cuシード層をめっき給電層に利用した電解めっき法により、レジスト膜の開口部にCu層パターン(図示せず)を形成する。
続いて、レジスト膜を除去した後に、Cu層パターンをマスクにしてCuシード層をエッチングすることにより、第2配線層62a及び第6配線層62bを得る。なお、第2配線層62a及び第6配線層62bの形成方法としては、上述したセミアディティブ法の他にサブトラクティブ法などの各種の方法を用いることができる。
次いで、図27に示す工程では、上記と同様な工程を繰り返すことにより、第1配線層61a〜第4配線層64a及び第1絶縁層52a〜第3絶縁層54a、並びに、第5配線層61b〜第8配線層64b及び第4絶縁層52b〜第6絶縁層54bを積層する。すなわち、第2配線層62a及び第6配線層62bを被覆する第2絶縁層53a及び第5絶縁層53bを形成した後に、第2配線層62a及び第6配線層62b上の第2絶縁層53a及び第5絶縁層53bの部分に第2ビアホール53x及び第5ビアホール53yを形成する。
更に、第2絶縁層53a及び第5絶縁層53b上に、第2ビアホール53x及び第5ビアホール53yを介して第2配線層62a及び第6配線層62bに接続される第3配線層63a及び第7配線層63bを形成する。第3配線層63a及び第7配線層63bの材料としては、例えばCu等を用いることができる。第3配線層63a及び第7配線層63bは、例えば、セミアディティブ法により形成される。
更に、第3配線層63a及び第7配線層63bを被覆する第3絶縁層54a及び第6絶縁層54bを形成した後に、第3配線層63a及び第7配線層63b上の第3絶縁層54a及び第6絶縁層54bの部分に第3ビアホール54x及び第6ビアホール54yを形成する。
更に、第3絶縁層54a及び第6絶縁層54b上に、第3ビアホール54x及び第6ビアホール54yを介して第3配線層63a及び第7配線層63bに接続される第4配線層64a及び第8配線層64bを形成する。第4配線層64a及び第8配線層64bの材料としては、例えばCu等を用いることができる。第4配線層64a及び第8配線層64bは、例えば、セミアディティブ法により形成される。
このようにして、支持体51上に所定のビルドアップ配線層が形成される。本実施の形態では、支持体51の第1主面51a及び第2主面51b上にそれぞれ4層のビルドアップ配線層(第1配線層61a〜第4配線層64a及び第5配線層61b〜第8配線層64b)を形成したが、n層(nは1以上の整数)のビルドアップ配線層を形成してもよい。
次いで、図28に示す工程では、第4配線層64a及び第8配線層64bを被覆するように第3絶縁層54a及び第6絶縁層54b上に、ソルダーレジスト膜55a及び55bを形成する。そして、ソルダーレジスト膜55a及び55bを露光、現像することで開口部55x及び55yを形成する。これにより、第4配線層64a及び第8配線層64bは、ソルダーレジスト膜55a及び55bの開口部55x及び55y内に露出する。
次いで、図29に示す工程では、ソルダーレジスト膜55a及び55bの開口部55x及び55y内の第4配線層64a及び第8配線層64b上に、例えばNiめっき層とAuめっき層をこの順に積層したNi/Auめっき層等(図示せず)を形成する。そして、ソルダーレジスト膜55bの開口部55y内の第8配線層64bに形成したNi/Auめっき層等の上に外部接続端子68を形成する。外部接続端子68は、例えばはんだバンプである。
次いで、図30に示す工程では、電極端子41が形成された半導体チップ40を用意する。そして、ソルダーレジスト膜55aの開口部55x内の第4配線層64aに形成したNi/Auめっき層等の上に、プレソルダ(図示せず)を形成する。プレソルダは、Ni/Auめっき層等の上に、はんだペーストを塗布しリフロー処理することにより得られる。又、Ni/Auめっき層等の上に、はんだボールを実装しても構わない。
そして、半導体チップ40の電極端子41とソルダーレジスト膜55aの開口部55x内に形成されたプレソルダとを電気的に接続する。半導体チップ40の電極端子41とプレソルダとの電気的な接続は、例えば、230℃に加熱し、はんだを融解させることにより行う。なお、半導体チップ40の電極端子41が、はんだから構成されている場合には、電極端子41及びプレソルダは溶融し合金となり、一つのバンプが形成される。次いで、半導体チップ40とソルダーレジスト膜55aとの間にアンダーフィル樹脂42を充填することにより、図18に示す半導体パッケージ30が完成する。
本発明によれば、積層コンデンサ10が配線基板50に内蔵されたときに、第1の内部電極22a及び第2の内部電極22bが配線基板50の厚さ方向(Z方向)に略平行(支持体51の第1主面51a及び第2主面51bに略垂直)に配置されるため、半導体チップ40の電極端子41のピッチが狭くなり、それに対応して第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bのピッチが狭くなっても、第1の内部電極22a及び第2の内部電極22bは、配線基板50の厚さ方向及び奥行き方向(図18のZ方向及びY方向)に拡大することが可能であるため、十分な面積を確保することができる。その結果、積層コンデンサ10は十分な容量を有することができるため、半導体チップ40の電源の電圧変動を低減することが可能となる。
又、半導体チップ40の電源に接続される電極端子41a及び基準電位(GND)に接続される電極端子41bと積層コンデンサ10との接続を最短にすることが可能となり、寄生インダクタンスを極めて低く抑えることができる。
又、積層コンデンサ10は、半導体パッケージ30に内蔵されているため、半導体パッケージ30の薄型化を図ることができる。
又、積層コンデンサ10の第1の外部電極26a及び第2の外部電極26bと半導体チップ40の電極端子41a及び41bとをはんだにより接続する必要がないため、接続の高信頼性化を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳説したが、本発明は、上述した実施の形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
従来の半導体パッケージを例示する断面図である。 図1に示すチップコンデンサを拡大して例示する断面図である。 本発明に係る積層コンデンサを例示する図である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その1)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その2)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その3)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その4)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その5)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その6)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その7)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その8)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その9)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その10)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その11)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その12)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その13)である。 本発明に係る積層コンデンサの製造工程を例示する図(その14)である。 本発明に係る積層コンデンサを内蔵する半導体パッケージを例示する断面図である。 半導体チップの電極端子の配置と積層コンデンサとの位置関係を例示する底面図である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その1)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その2)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その3)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その4)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その5)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その6)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その7)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その8)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その9)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その10)である。 本発明に係る半導体パッケージの製造工程を例示する図(その11)である。
符号の説明
10 積層コンデンサ
20 支持金属
20a 支持金属20の第1主面
20b 支持金属20の第2主面
21 誘電体層
21x,21y ビアホール
22a 第1の内部電極
22b 第2の内部電極
22x,22y 開口部
26a 第1の外部電極
26b 第2の外部電極
26a,26b
30 半導体パッケージ
40 半導体チップ
41,41a,41b,41c 電極端子
42 アンダーフィル樹脂層
50 配線基板
51 支持体
51a 支持体51の第1主面
51b 支持体51の第2主面
51x,55x,55y 開口部
52a 第1絶縁層
52b 第4絶縁層
52x 第1ビアホール
52y 第4ビアホール
53a 第2絶縁層
53b 第5絶縁層
53x 第2ビアホール
53y 第5ビアホール
54a 第3絶縁層
54b 第6絶縁層
54x 第3ビアホール
54y 第6ビアホール
55a,55b ソルダーレジスト膜
61a 第1配線層
61b 第5配線層
62a 第2配線層
62b 第6配線層
63a 第3配線層
63b 第7配線層
64a 第4配線層
64b 第8配線層
68 外部接続端子
69 スルービア
A 部
B 切断位置
P1,P2,P3 ピッチ
W1,W2 幅

Claims (14)

  1. 第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する誘電体層と、
    前記誘電体層に形成され、前記誘電体層を厚さ方向に貫通し、端面が前記第1面及び前記第2面から露出する第1の外部電極及び第2の外部電極と、
    前記誘電体層に形成され、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極に挟まれた領域に、前記第1の外部電極と接続されると共に、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極の対向する面に対して平行に、所定の間隔で並設され相互に接続された複数の第1の内部電極と、
    前記誘電体層に形成され、前記第2の外部電極と接続されると共に、前記複数の第1の内部電極と互いに間挿し合うように、所定の間隔で並設され相互に接続された複数の第2の内部電極と、を有し、
    前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極の各々の端面は、前記誘電体層の前記第1面及び前記第2面と面一であり、
    前記第1の外部電極と前記第1の内部電極、及び前記第1の内部電極同士は、前記誘電体層の前記第2の内部電極が形成されていない領域に設けられたビアホールを介して相互に接続されており、
    前記第2の外部電極と前記第2の内部電極、及び前記第2の内部電極同士は、前記誘電体層の前記第1の内部電極が形成されていない領域に設けられたビアホールを介して相互に接続されていることを特徴とする積層コンデンサ。
  2. 前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極はそれぞれ複数個設けられ、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極は所定の周期で交互に形成されていることを特徴とする請求項1記載の積層コンデンサ。
  3. 前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極に挟まれた領域の幅は、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1又は2記載の積層コンデンサ。
  4. 請求項1乃至の何れか一項記載の積層コンデンサを内蔵した配線基板と、前記配線基板と複数の電極端子を介して電気的に接続された半導体チップと、を有する半導体パッケージであって、
    前記積層コンデンサの前記第1の内部電極及び前記第2の内部電極は、前記配線基板の厚さ方向と略平行になるように配置されていることを特徴とする半導体パッケージ。
  5. 前記配線基板は、支持体上に配線層と絶縁層とが交互に積層され、前記配線層同士がビアホールを介して電気的に接続された構造を有し、
    前記積層コンデンサの前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極は、前記ビアホールを介して直接前記配線層と電気的に接続されており、
    前記積層コンデンサは、前記配線基板を構成する前記支持体を貫通して形成された貫通孔内に挿入されていることを特徴とする請求項記載の半導体パッケージ。
  6. 前記複数の電極端子のうち、前記半導体チップの電源に対応する複数の電極端子と、前記半導体チップの基準電位に対応する複数の電極端子とが所定のピッチで並設されており、
    前記所定のピッチは、隣接する前記第1の外部電極と前記第2の外部電極とのピッチに等しく、
    前記第1の外部電極と前記第2の外部電極のうちの一方は、前記半導体チップの電源に対応する複数の電極端子と接続され、
    前記第1の外部電極と前記第2の外部電極のうちの他方は前記半導体チップの基準電位に対応する複数の電極端子と接続されていることを特徴とする請求項又は記載の半導体パッケージ。
  7. 前記第1の外部電極と前記第2の外部電極のうちの一方は、前記半導体チップの電源に対応する複数の電極端子の垂直直下に配置され、
    前記第1の外部電極と前記第2の外部電極のうちの他方は前記半導体チップの基準電位に対応する複数の電極端子の垂直直下に配置されていることを特徴とする請求項乃至の何れか一項記載の半導体パッケージ。
  8. 前記積層コンデンサの厚さは、前記支持体の厚さ以下であることを特徴とする請求項記載の半導体パッケージ。
  9. 請求項1乃至の何れか一項記載の積層コンデンサの製造方法であって、
    導体から構成される支持金属の両面に第1誘電体層を形成する第1工程と、
    前記第1誘電体層上に、第1の内部電極となる所定の開口部を有する導体層を形成する第2工程と、
    前記第1の内部電極となる導体層上に第2誘電体層を積層する第3工程と、
    前記第1誘電体層及び前記第2誘電体層の、前記第1の内部電極となる導体層の所定の開口部に対応する位置に第1ビアホールを形成する第4工程と、
    前記第2誘電体層上に、第2の内部電極となる所定の開口部を有する導体層を形成する第5工程と、
    前記第2の内部電極となる導体層上に第3誘電体層を形成する第6工程と、
    前記第2誘電体層及び前記第3誘電体層の、前記第2の内部電極となる導体層の所定の開口部に対応する位置に第2ビアホールを形成する第7工程と、
    前記第2工程から前記第7工程と同様の工程を所定の回数繰り返し、前記第1の内部電極となる導体層同士を前記第2ビアホールを介して相互に接続すると共に、前記第2の内部電極となる導体層同士を前記第1ビアホールを介して相互に接続する第8工程と、
    前記第1の内部電極と接続される第1の外部電極となる導体層を形成する第9工程と、
    前記第2の内部電極と接続される第2の外部電極となる導体層を形成する第10工程と、
    前記第10工程で形成した構造体を所定の位置で切断し個片化する第11工程と、を有し、
    前記第11工程では、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極の各々の端面が各誘電体層の端面と面一となることを特徴とする積層コンデンサの製造方法。
  10. 請求項1乃至の何れか一項記載の積層コンデンサの製造方法であって、
    第1の内部電極となる導体層の所定の開口部に対応する位置に第1ビアホールが形成され、第2の内部電極となる導体層の所定の開口部に対応する位置に形成された第2ビアホールが形成された第1〜第3のグリーンシートを含む複数のグリーンシートを用意する第1工程と、
    前記第1グリーンシート上に、第1の内部電極となる所定の開口部を有する導体層を形成する第2工程と、
    前記第2工程で前記第1の内部電極となる導体層を形成した前記第1グリーンシート上に、前記第2グリーンシートを積層する第3工程と、
    前記第3工程で積層した前記第2グリーンシート上に、第2の内部電極となる所定の開口部を有する導体層を形成する第4工程と、
    前記第4工程で前記第2の内部電極となる導体層を形成した前記第2グリーンシート上に、前記第3グリーンシートを積層する第5工程と、
    前記第2工程から前記第5工程と同様の工程を所定の回数繰り返し、前記第1の内部電極となる導体層同士を前記第2ビアホールを介して相互に接続すると共に、前記第2の内部電極となる導体層同士を前記第1ビアホールを介して相互に接続する第6工程と、
    前記第1の内部電極と接続される第1の外部電極となる導体層を形成する第7工程と、
    前記第2の内部電極と接続される第2の外部電極となる導体層を形成する第8工程と、
    前記第8工程で形成した構造体を非酸化雰囲気中で焼成する第9工程と、
    前記第9工程で焼成した構造体を所定の位置で切断し個片化する第10工程と、を有し、
    前記第10工程では、前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極の各々の端面が各グリーンシートから形成された誘電体層の端面と面一となることを特徴とする積層コンデンサの製造方法。
  11. 前記第1ビアホール又は前記第2ビアホールは、前記支持金属の表面又は前記導体層を構成する導体の表面が露出するように形成されることを特徴とする請求項9又は10記載の積層コンデンサの製造方法。
  12. 請求項1乃至の何れか一項記載の積層コンデンサを内蔵した配線基板と、前記配線基板と複数の電極端子を介して電気的に接続された半導体チップと、を有する半導体パッケージの製造方法であって、
    前記配線基板を構成する支持体に貫通孔を形成する第1工程と、
    前記貫通孔に前記積層コンデンサを、前記積層コンデンサの前記第1の内部電極及び前記第2の内部電極が前記配線基板の厚さ方向と略平行になるように配置する第2工程と、
    前記支持体上に前記積層コンデンサを覆うように絶縁層を形成する第3工程と、
    前記積層コンデンサの第1の外部電極及び第2の外部電極が露出するように、前記絶縁層を貫通するビアホールを形成する第4工程と、
    前記ビアホール内に露出した前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極上に配線層を形成する第5工程と、を有することを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
  13. 更に、前記絶縁層及び前記配線層上に更に絶縁層及び配線層を積層する第6工程と、
    前記絶縁層を貫通するビアホールを形成する第7工程と、
    前記ビアホールを介して前記コンデンサの第1の外部電極及び第2の外部電極と接続される電極パッドを形成する第8工程と、を有することを特徴とする請求項12記載の半導体パッケージの製造方法。
  14. 更に、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極のうちの一方は、前記半導体チップの電源に対応する複数の電極端子と接続され、
    前記第1の外部電極と前記第2の外部電極のうちの他方は前記半導体チップの基準電位に対応する複数の電極端子と接続されるように、前記電極パッドと半導体チップとを接続する第9工程と、を有することを特徴とする請求項13記載の半導体パッケージの製造方法。
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