JP5212242B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5212242B2
JP5212242B2 JP2009102097A JP2009102097A JP5212242B2 JP 5212242 B2 JP5212242 B2 JP 5212242B2 JP 2009102097 A JP2009102097 A JP 2009102097A JP 2009102097 A JP2009102097 A JP 2009102097A JP 5212242 B2 JP5212242 B2 JP 5212242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
roller
developing roller
pwm signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009102097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010250232A (ja
Inventor
勝己 犬飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009102097A priority Critical patent/JP5212242B2/ja
Publication of JP2010250232A publication Critical patent/JP2010250232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5212242B2 publication Critical patent/JP5212242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、供給ローラおよび現像ローラに電圧を印加し、供給ローラから現像ローラに供給された現像剤を静電潜像が形成された像担持体に担持させて現像する画像形成装置に関する。
従来、供給ローラから現像ローラに現像剤を供給して像担持体に担持させる画像形成装置において、高圧電源から印加される電圧を供給ローラと現像ローラとに分圧して印加するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、供給ローラと現像ローラとに印加される電圧を容易に同期して変化させることができる。また、現像ローラに加えて供給ローラにも電圧を印加することにより、現像剤の残量が減少している場合にも、供給ローラに現像剤を吸着させて現像剤を供給ローラから現像ローラに供給できる。
高圧電源としては、帯電器等と共通の電源が考えられる。そして、用紙等の被記録媒体に画像を印刷しない場合には、高圧電源からの電力供給が遮断されるので、供給ローラおよび現像ローラに電圧は印加されない。これにより、供給ローラと現像ローラとが同じ電位になるので、供給ローラから現像ローラへの現像剤の供給が停止される。
ただし、画像形成装置の電源オン時やスリープ状態の解除時において、現像ユニット内の現像剤を攪拌板等により攪拌するウォーミング動作を行う場合には、用紙に画像は印刷しないが、高圧電源から電力が供給される。また、連続印刷中に用紙と用紙との間(紙間とも言う。)で印刷を停止する場合にも、高圧電源から電力が供給される。その結果、帯電器、供給ローラおよび現像ローラに電圧が印加される。
特開平6−301281号公報
このように、被記録媒体に画像を形成する必要がない場合にも帯電器と共通の高圧電源から電力が供給され、供給ローラおよび現像ローラに電圧が印加される場合には、供給ローラと現像ローラとの間に電位差が生じる。これにより、供給ローラから現像ローラに現像剤が供給されるので、現像剤が像担持体に付着する。
この場合、例えば現像ローラに印加される電圧を制御して像担持体に担持される現像剤の量を調整する画像形成装置においては、現像ローラに印加される電圧を制御して現像ローラへの印加電圧を0にすることはできる。
しかしながら、高圧電源から帯電器に印加される電圧を供給ローラ、現像ローラの順に直列に分圧する構成では、現像ローラに印加される電圧が0になっても、供給ローラに印加される電圧は0にならず、供給ローラに電圧が印加される。すると、供給ローラと現像ローラとの間に電位差が生じるので、供給ローラから現像ローラに現像剤が供給され、像担持体に現像剤が付着する。
その結果、印刷が不要であるにも関わらず現像剤が不必要に消費されるので、印刷可能枚数が減少する。さらに、像担持体に付着し像担持体から回収される現像剤の劣化を招くことになる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、帯電器から供給ローラ、現像ローラの順に直列に分圧して電圧が印加される構成において、帯電器に電圧が印加されている状態で画像形成が不要な場合に、供給ローラと現像ローラとを同じ電位にする画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、帯電器と、帯電器により帯電された表面に静電潜像が形成される像担持体と、像担持体の表面に形成された静電潜像に現像剤を担持させて静電潜像を現像する現像ローラと、現像ローラに現像剤を供給する供給ローラと、帯電器に印加される電圧を帯電器から供給ローラ、現像ローラの順に直列に分圧する分圧回路と、分圧回路から現像ローラに印加される電圧をPWM信号のデューティ比により制御する電圧制御手段と、予め設定された所定値に対し、PWM信号のデューティ比が所定値以上の場合に供給ローラと現像ローラとを同じ電位にし、PWM信号のデューティ比が所定値より小さい場合に供給ローラと現像ローラとを異なる電位にするか、あるいは、前記PWM信号のデューティ比が所定値以下の場合に供給ローラと現像ローラとを同じ電位にし、PWM信号のデューティ比が所定値より大きい場合に供給ローラと現像ローラとを異なる電位にする同電位手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、被記録媒体への画像の形成は不要であるが、帯電器に電圧が印加される場合、現像ローラに印加される電圧を制御するPWM信号のデューティ比に基づいて、供給ローラと現像ローラとが同じ電位になる。
これにより、帯電器に電圧が印加されている状態で画像形成が不要な場合に、供給ローラから現像ローラに現像剤が供給されることを防止し、像担持体に現像剤が付着することを防止できる。
したがって、画像形成が不要な場合に現像剤の不必要な消費を防止し、印刷可能枚数を増加できる。さらに、像担持体に吸着され像担持体から回収される現像剤が減少するので、現像剤の劣化を抑制できる。
ここで、被記録媒体への画像の形成は不要であるが帯電器に印加される電圧が供給ローラ、現像ローラに印加される場合とは、例えば、連続印刷時に給紙される紙と紙との間、あるいは電源オン時またはスリープ状態からの復帰時において現像ユニット内の現像剤を攪拌板等により攪拌するウォーミングアップ状態を表している。
また、本発明では、同電位手段は、PWM信号のデューティ比に基づいて供給ローラと現像ローラとを同じ電位にする同電位回路である。
これにより、現像ローラに印加される電圧を制御するPWM信号に基づいて、同電位回路が供給ローラと現像ローラとを同じ電位にするので、PWM信号のデューティ比に基づいて、供給ローラと現像ローラとを同じ電位にするための新たな制御信号が不要である。その結果、電圧を制御する制御装置の小型化および制御プログラムの処理負荷の低減、ならびに配線を低減し、画像形成装置の製造コストを低減できる。
本発明の第1実施形態によるレーザプリンタの回路構成を示す図。 PWM制御のデューティ比と印加電圧との関係を示す特性図。 電圧制御ルーチンを示すフローチャート。 ウォーミングモードルーチンを示すフローチャート。 印刷モードルーチンを示すフローチャート。 紙間モードルーチンを示すフローチャート。 本発明の第2実施形態によるレーザプリンタの回路構成を示す図。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(画像形成装置の構成)
図1は、本発明が適用された画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ2の回路構成を概略的に表す図である。第1実施形態のレーザプリンタ2は、被記録媒体の一例として用紙に電子写真方式によって画像を形成する画像形成部10と、PWM型電源装置の一例としての電源部20とを備えている。
(画像形成部10の構成)
画像形成部10は、像担持体の一例としての感光体ドラム12と図示しない転写ローラとの間に用紙を挟んで搬送する間に、用紙にトナー像を形成するものである。感光体ドラム12は、ドラム本体が接地されると共に、その表面に有機系感光体材料として、例えばポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層が形成されている。
感光体ドラム12の外周には、帯電器(CHG)14、現像ローラ(DEV)18が、転写ローラとの対向部から感光体ドラム12の回転方向に沿って順次配設されている。帯電器14は、タングステン等からなる帯電用ワイヤ14Aからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型帯電器であり、感光体ドラム12の表面を一様に正極性に帯電させる。
感光体ドラム12の表面には、画像データに応じたレーザ光が図示しない周知の技術である光源から照射される。画像データは、例えば、ネットワーク等を介してレーザプリンタ2の外部より入力される。図示しない光源から照射されたレーザ光によって感光体ドラム12の表面の電圧が低下し、画像データに応じた静電潜像が形成される。
供給ローラ(SR)16および現像ローラ18を備える現像ユニット内に収容された正帯電性の非磁性1成分のトナーは、正電圧を印加された供給ローラ16から、供給ローラ16よりも低い正電圧を印加された現像ローラ18に供給される。そして、現像ローラ18から感光体ドラム12に供給されたトナーが感光体ドラム12の表面に形成された静電潜像に選択的に吸着され担持されることにより、トナー像が現像される。
感光体ドラム12の表面上に現像されたトナー像は、用紙が感光体ドラム12と転写ローラとの間を通る間に、転写ローラに印加された転写バイアスにより用紙に転写される。用紙に転写されたトナー像は、加熱ローラと加圧ローラとを備えた図示しない定着器へ搬送され、用紙に熱定着される。
(電源部20の構成)
レーザプリンタ2の電源部20には、トランス24および平滑整流回路26を備えた昇圧・平滑整流回路22が設けられている。トランス24の1次側には、トランスドライブ回路30が接続され、トランス24の2次側には、ダイオードおよびコンデンサを備えた周知の平滑整流回路26が接続されている。
トランスドライブ回路30は、PWM信号制御回路32を介して制御部40に接続されている。制御部40は、一例として電圧制御手段の一部を構成する。制御部40のPWMポート52が出力するPWM信号は、PWM信号制御回路32にて平滑化され、PWM信号のデューティ比に応じた電圧がPWM信号制御回路32から出力される。トランスドライブ回路30は、PWM信号制御回路32の出力電圧に応じた電流をトランス24の一次側に通電する。
トランス24の2次側では、1次側への通電に応じた高電圧が発生する。この発生した高電圧は、平滑整流回路26で整流して平滑化され、CHG出力として帯電器14の帯電用ワイヤ14Aに印加される。さらに、帯電器14に印加される電圧は、抵抗器28およびツェナーダイオード60を介して、SR出力として供給ローラ16に、DEV出力として現像ローラ18に、この順に直列に分圧されて印加される。
分圧回路の一例としての抵抗器28とツェナーダイオード60とは、帯電器14側からこの順で直列に接続されている。
帯電器14の帯電用ワイヤ14Aの放電によって電圧を生じるグリッド14Bの出力(GRID出力)の電圧は、抵抗器34、36により所定比に分圧されてFB−GRID信号として制御部40のA/Dポート56に入力される。制御部40は、A/Dポート56から入力するGRID出力が所定電圧になるように、PWMポート52から出力するPWM信号のデューティ比を制御する。
制御部40は、画像形成部10に印加する電圧をPWM制御するものであり、CPU42、RAM44、ROM46、PWM発生部48、およびA/D変換器(A/D)50等を備えている。制御部40は、例えばASIC(application specific integrated circuit)等を含むマイクロコンピュータにより構成されている。
制御部40に設けられているPWMポート52、54は、CHG出力、DEV出力をそれぞれPWM制御するためにPWM発生部48が発生するPWM信号を出力する。A/Dポート56、58は、所定比に分圧されたDEV出力、GRID出力をそれぞれ入力するためのポートである。A/Dポート56、58から入力されたDEV出力、GRID出力は、A/D50によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。
ツェナーダイオード60は、供給ローラ16に印加されるSR出力を現像ローラ18に印加されるDEV出力よりも所定電圧高く設定するために使用されている。本実施形態では、例えば、SR出力の電圧がDEV出力の電圧よりも200V高くなるようにツェナーダイオード60のツェナー電圧が設定されている。コンデンサ62は、供給ローラ16に印加される電圧の変動を抑制する。
DEV出力をPWM制御するためにPWMポート54から出力されるPWM信号は、抵抗器70およびコンデンサ72により平滑化され、トランジスタ74のベースに印加される。トランジスタ74は、一例として電圧制御手段の一部を構成する。
そして、本実施形態では、トランジスタ74のベースに印加される平滑化されたPWM信号の電圧に応じて、図2に示すように、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が増加すると、DEV出力300の電圧は低下する。
制御部40は、トナーの劣化が進行すると、劣化したトナーを供給ローラ16および現像ローラ18が吸着するために、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比を上昇し、SR出力およびDEV出力の電圧を低下するPWM制御を実施する。トナーの劣化程度は、例えば、同じ現像ユニットを使用中の印刷枚数の合計に基づいて判定される。印刷枚数が多いほど、劣化が進んでいると判定される。
コンデンサ76は、現像ローラ18に印加されるDEV出力の変動を抑制するために設けられている。
現像ローラ18に印加されるDEV出力の電圧は、抵抗器78、80により所定比に分圧され、FB−DEV信号としてA/Dポート58に入力される。これにより、現像ローラ18に印加されるDEV出力の電圧が検出される。
同電位手段の一例としての同電位回路90は、フォトカプラ92、ツェナーダイオード98およびトランジスタ100により構成されており、ツェナーダイオード60と並列に接続されている。
PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が上昇すると、抵抗器70およびコンデンサ72により平滑化されたPWM信号の電圧が上昇する。そして、平滑化されたPWM信号の電圧とツェナーダイオード98のツェナー電圧との差がベース電圧を超えると、トランジスタ100がオンされる。
これにより、フォトカプラ92の発光ダイオード94に電流が流れ発光ダイオード94が発光すると、フォトカプラ92のトランジスタ96がオンになる。
トランジスタ96がオンになると、SR出力をDEV出力よりも所定電圧高く設定するツェナーダイオード60に流れる電流がフォトカプラ92側にバイパスされる。その結果、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が所定値以上になると、図2に示すように、SR出力302とDEV出力300とは同じ電位になる。
(電圧制御ルーチン)
次に、制御部40において、CPU42が、ROM46に記憶されたプログラムに基づいて実行する電圧制御ルーチンについて説明する。図3〜図6は、制御部40にて実行される電圧制御ルーチンを表すフローチャートである。図3〜図6において「S」はステップを表している。
図3のS400において、例えば、スリープ状態のレーザプリンタ2に対してデータ受信等により、図示しない他のルーチンにより印刷開始が指示されたか否かが判定される。
印刷開始が指示されると(S400:Yes)、帯電器14にCHG出力の印加が開始され、S402にてウォーミングモードルーチンが実行される。ウォーミングモードルーチでは、用紙に画像は印刷しないが、現像ユニット内のトナーを攪拌板等により攪拌するウォーミング動作を行う。現像ユニット内のトナーを攪拌板等により攪拌するウォーミング動作は、スリープ状態の解除時およびレーザプリンタ2の電源オン時に実行される。
(ウォーミングモードルーチン)
ウォーミングモードルーチンでは、図4のS420において、帯電器14に電圧を印加するためにPWMポート52から所定のデューティ比のPWM信号が出力される。また、PWMポート54からは、デューティ比として100%のPWM信号が出力される。
これにより、CHG出力はオンとなり、帯電器14に所定値の電圧が印加される。これに伴い、現像ユニット内の攪拌板が回転しトナーが攪拌される。一方、PWMポート54からデューティ比として100%のPWM信号が出力されると、現像ローラ18に印加されるDEV出力は0になる。
さらに、PWMポート54からデューティ比として100%のPWM信号が出力されると、フォトカプラ92のトランジスタ96がオンになりツェナーダイオード60をバイパスしてフォトカプラ92に電流が流れる。これにより、供給ローラ16に印加されるSR出力の電圧も0になるので、供給ローラ16と現像ローラ18とは同じ電位になる。また、図1に示す電源部20とは別の電源部により、転写ローラに印加される電圧も0に制御される。
PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が100%に限らず、所定値以上であれば、フォトカプラ92のトランジスタ96はオンになりツェナーダイオード60をバイパスしてフォトカプラ92に電流が流れる。これにより、供給ローラ16と現像ローラ18とは同じ電位になる。このデューティ比の所定値は、本実施形態では、DEV出力の電圧が約200Vになる値に設定されている(図2参照)。
現像ユニット内のトナーを攪拌板等により攪拌するウォーミングが終了すると(S422:Yes)、PWMポート52からデューティ比として0%のPWM信号が出力される(S424)。これにより、帯電器14に印加されるCHG出力の電圧は0になる。また、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比は変化せず100%のままであるから、供給ローラ16および現像ローラ18に印加される電圧は0であり、供給ローラ16と現像ローラ18とは同じ電位である。
ウォーミングモードルーチンが終了すると、図3のS404において印刷モードルーチンが実行される。
(印刷モードルーチン)
印刷モードルーチンでは、図5のS430において、PWMポート52から所定のデューティ比のPWM信号が出力される。また、PWMポート54からは、フォトカプラ92がオンになりSR出力とDEV出力とが同じ電位にならないように、前述した所定値よりも小さいデューティ比のPWM信号が出力される。
これにより、CHG出力はオンとなり、帯電器14に所定値の電圧が印加される。また、現像ローラ18には、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比に応じたDEV出力の電圧が印加される。印刷モードにおいてPWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比は、トナーの劣化の程度に応じて、図2に示すように、現像ローラ18に印加される電圧が200V〜600Vの範囲になるように設定される。
現像ローラ18に印加される電圧が200V〜600Vの範囲、つまりPWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が所定値未満であれば、フォトカプラ92のトランジスタ96がオンにならないようにツェナーダイオード98のツェナー電圧は設定されている。これにより、現像ローラ18に印加される電圧が200V〜600Vの範囲であれば、DEV出力よりも200V高いSR出力が供給ローラ16に印加される。
そして、転写ローラにも所定値の電圧が印加される。これにより、感光体ドラム12に形成された静電潜像が供給ローラ16から現像ローラ18に供給されたトナーにより現像され、用紙に印刷される。
印刷モードルーチンが終了すると、図3のS406において、全ての印刷が終了したか否かが判定される。全ての印刷が終了すると(S406:Yes)、本ルーチンは終了する。
全ての印刷が終了せず印刷が継続している場合(S406:No)、S408において、印刷位置に設置されていた紙への印刷が終了し、次に給紙される紙が印刷位置に設置されるまでの紙間状態であるか否かが判定される。紙間ではない場合(S408:No)、S406に処理が移行される。紙間の場合(S408:Yes)、S410において紙間モードルーチンが実行される。
(紙間モードルーチン)
紙間モードルーチンでは、図6のS440において、帯電器14に電圧を印加するためにPWMポート52から所定のデューティ比のPWM信号が出力される。また、PWMポート54からは、デューティ比として100%のPWM信号が出力される。
これにより、CHG出力はオンとなり、帯電器14に所定値の電圧が印加される。一方、PWMポート54からデューティ比として100%のPWM信号が出力されると、現像ローラ18に印加されるDEV出力は0になる。
さらに、PWMポート54からデューティ比として100%のPWM信号が出力されると、前述したように、フォトカプラ92のトランジスタ96がオンになりツェナーダイオード60をバイパスしてフォトカプラ92に電流が流れる。これにより、供給ローラ16に印加されるSR出力の電圧も0になるので、供給ローラ16と現像ローラ18とは同じ電位になる。また、転写ローラには所定値の電圧が印加される。
以上説明した図3〜図6に示す電圧処理ルーチンでは、図4のS420、S424、および図6のS440においてDEV出力およびSR出力の電圧を0にして供給ローラ16と現像ローラ18とを同じ電位にする機能が、同電位手段が実行する機能に相当し、図4のS420、S424、図5のS430、および図6のS440においてDEV出力の電圧を制御する機能が、電圧制御手段が実行する機能に相当する。
以上説明したように第1実施形態では、帯電器14にCHG出力が印加される場合にも、用紙に画像を印刷しない場合、例えば現像ユニット内のトナーを攪拌板等により攪拌するウォーミングアップ動作、および紙間時においては、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が所定値以上になるように制御した。これにより、DEV出力を制御するPWM信号のデューティ比に基づいて同電位回路90が作動し、SR出力とDEV出力とが同じ電位になる。
帯電器14にCHG出力が印加される場合にも、SR出力とDEV出力とが同じ電位であれば、供給ローラ16から現像ローラ18にトナーが供給されず、感光体ドラム12にトナーが付着しない。
その結果、帯電器14にCHG出力が印加されている状態で用紙に印刷しない場合に、感光体ドラム12に不必要なトナーが付着する量を極力低減できる。これにより、印刷枚数が増加する。さらに、感光体ドラム12に付着し感光体ドラム12から回収されるトナーの劣化を抑制できる。
また、第1実施形態では、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が所定値以上になると、PWM信号に基づいて同電位回路90が作動し、ツェナーダイオード60をバイパスしてフォトカプラ92に電流が流れることにより、供給ローラ16と現像ローラ18とが同じ電位になる。
これにより、供給ローラ16と現像ローラ18とを同じ電位にするための制御信号を出力する制御ポートを制御部40に追加することなく、PWMポート54から出力されるPWM信号に基づいて同電位回路90によりSR出力とDEV出力とを同じ電位にできる。その結果、制御部40の小型化および制御プログラムの処理負荷の低減、ならびに、電源部20の配線を低減し、電源部20の製造コストを低減できる。
[第2実施形態]
図7に、本発明の第2実施形態によるレーザプリンタ4を示す。第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付している。
第2実施形態では、DEV出力をPWM制御するデューティ比が所定値以上になるとフォトカプラ92のトランジスタ96をオンにしてSR出力とDEV出力とを同じ電位するために、電源部110の制御部120にSR出力制御信号用のON/OFFポート122を設けている。制御部120およびフォトカプラ92は、一例として同電位手段を構成する。
制御部120は、DEV出力をPWM制御するデューティ比が所定値以上になると、ON/OFFポート122の出力をオンにする。これにより、フォトカプラ92のトランジスタ96がオンになりフォトカプラ92に電流が流れるので、供給ローラ16と現像ローラ18とは同じ電位になる。
その結果、帯電器14にCHG出力が印加される場合にも、用紙に画像を印刷しない場合には、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が所定値以上に制御されることにより、同電位回路90が作動し、SR出力とDEV出力とは同じ電位になる。
[他の実施形態]
上記実施形態では、正帯電性のトナーを使用した。これに対し、負帯電性のトナーを使用してもよい。この場合、感光体ドラムは負に帯電され、供給ローラおよび現像ローラには負電圧が印加される。
また、第1実施形態において、電圧遮断回路90で使用したツェナーダイオード98に代えて比較器を使用し、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が所定値以上になるとトランジスタ100をオンにする回路構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が増加するとDEV出力の電圧が低下する回路構成とした。これに対し、PWMポート54から出力されるPWM信号のデューティ比が増加するとDEV出力の電圧が増加する回路構成としてもよい。
また、本発明は、コピー機、ファクシミリ装置、カラーレーザプリンタ、これらを含む複合機等、種々の電子写真方式の画像形成装置に適用することができる。また、像担持体は感光体ベルトであってもよく、感光体以外の像担持体であってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
2、4:レーザプリンタ(画像形成装置)、12:感光体ドラム(像担持体)、14:帯電器、16:供給ローラ、18:現像ローラ、28:抵抗器(分圧回路)、60:ツェナーダイオード(分圧回路)、40:制御部(電圧制御手段)、74:トランジスタ(電圧制御手段)、90:同電位回路(同電位手段)、92:フォトカプラ(同電位手段)、98:ツェナーダイオード(同電位手段)、100:トランジスタ(同電位手段)、120:制御部(同電位手段)

Claims (2)

  1. 帯電器と、
    前記帯電器により帯電された表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面に形成された静電潜像に現像剤を担持させて静電潜像を現像する現像ローラと、
    前記現像ローラに前記現像剤を供給する供給ローラと、
    前記帯電器に印加される電圧を前記帯電器から前記供給ローラ、前記現像ローラの順に直列に分圧する分圧回路と、
    前記分圧回路から前記現像ローラに印加される電圧をPWM信号のデューティ比により制御する電圧制御手段と、
    予め設定された所定値に対し、前記PWM信号のデューティ比が前記所定値以上の場合に前記供給ローラと前記現像ローラとを同じ電位にし、前記PWM信号のデューティ比が前記所定値より小さい場合に前記供給ローラと前記現像ローラとを異なる電位にするか、あるいは、前記PWM信号のデューティ比が前記所定値以下の場合に前記供給ローラと前記現像ローラとを同じ電位にし、前記PWM信号のデューティ比が前記所定値より大きい場合に前記供給ローラと前記現像ローラとを異なる電位にする同電位手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記同電位手段は、前記PWM信号のデューティ比に基づいて前記供給ローラと前記現像ローラとを同じ電位にする同電位回路であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2009102097A 2009-04-20 2009-04-20 画像形成装置 Active JP5212242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009102097A JP5212242B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009102097A JP5212242B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010250232A JP2010250232A (ja) 2010-11-04
JP5212242B2 true JP5212242B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=43312600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009102097A Active JP5212242B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5212242B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6316034B2 (ja) * 2014-03-14 2018-04-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7516875B2 (ja) 2020-06-02 2024-07-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06222654A (ja) * 1993-01-21 1994-08-12 Tokyo Electric Co Ltd 画像形成装置
JP2000098703A (ja) * 1998-09-24 2000-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4720612B2 (ja) * 2005-07-12 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 電力供給装置及び画像形成装置
JP4687387B2 (ja) * 2005-10-26 2011-05-25 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及び作像カートリッジ
JP2008058915A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Canon Inc 画像形成装置およびその高圧電源制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010250232A (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4683106B2 (ja) 画像形成装置
CN102385280B (zh) 用于控制充电器的图像形成装置和方法
JP5880023B2 (ja) 電源供給回路、画像形成装置
JP4937573B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP5258344B2 (ja) 画像形成装置
US9235155B2 (en) Image forming apparatus
JP7034617B2 (ja) 画像形成装置
JP5212242B2 (ja) 画像形成装置
US9037019B2 (en) Developing device, image forming apparatus, and method for controlling developing device
US10095174B2 (en) High-voltage power supply and image forming apparatus
US7305196B2 (en) Apparatus for and method of controlling high voltage in image forming apparatus
JP6604837B2 (ja) 画像形成装置
JP5145363B2 (ja) 画像形成装置
JP6496559B2 (ja) ヒータ制御装置および画像形成装置
JP2004198544A (ja) 画像形成装置
JP4845546B2 (ja) 現像装置の調整方法
JP2021124543A (ja) 電源装置及び画像形成装置
JP4192555B2 (ja) 画像形成装置
US9471002B2 (en) Power supply unit for applying a voltage to a developer carrier, image forming apparatus, and method for applying voltage
JP4911146B2 (ja) 画像形成装置
JP5337466B2 (ja) 電源装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4335201B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2006162676A (ja) プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成装置における制御方法
JP6586663B2 (ja) 画像形成装置
JP6480314B2 (ja) ヒータ制御装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5212242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3