JP5212133B2 - 流量式センサ - Google Patents

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Description

本発明は、流体の流量を検出するためのセンサチップを備えた流量式センサに関するものである。
従来より、エンジン等の吸入空気流量を検出するものとして、回路収容部が設けられたモールド樹脂と、回路収容部に収納された取付板とを備えた気体流量計測装置が、特許文献1で提案されている。
具体的には、取付板は、電子部品が実装された回路基板が配置された基板取付部と、該基板取付部の先端側に一体的に形成された素子取付部とを備えている。このうち、基板取付部はモールド樹脂の回路収容部に収納されている。一方、素子取付部は、モールド樹脂の壁の一部が除去されて形成された取付板嵌合溝を介してモールド樹脂の外部に突出している。
また、素子取付部には素子収容凹部が形成され、この素子収容凹部にプレート型のセンサチップが収容されている。この場合、素子収容凹部の壁面とセンサチップとの間には一定の隙間が設けられる。
そして、モールド樹脂の取付板嵌合溝にストッパ部材が嵌め込まれることで、センサチップおよび素子取付部がストッパ部材により押さえ付けられている。このような状態で、モールド樹脂の回路収容部にシール材が充填されている。これにより、回路基板に設けられた電子部品やワイヤ等がシール材で覆われて保護された構造となっている。
特開2000−2572号公報
しかしながら、上記従来の技術では、素子収容凹部の壁面とセンサチップとの間に一定の隙間が設けられるので、モールド樹脂の回路収容部にシール材が流し込まれると、該シール材が隙間に入り込んでしまう。これにより、センサチップがシール材を介して素子収容凹部やストッパ部材に接触した状態となるので、素子収容凹部やストッパ部材に掛かる応力がシール材を介してセンサチップに伝達されてしまう。このため、センサチップが割れたり、特性変動が起こってしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、センサチップとモールド樹脂との間の隙間にシール材がしみ込みにくい構造を備えた流量式センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面(21)と、該一面(21)の反対側の他面(22)と、一面(21)および他面(22)に垂直な側面(23)とを有するセンサチップ(20)と、センサチップ(20)の制御を行う回路チップ(30)と、配線パターン(41)を有し、センサチップ(20)と回路チップ(30)との間に配置された中継部(40)と、センサチップ(20)と配線パターン(41)とを電気的に接続する第1ワイヤ(51)と、配線パターン(41)と回路チップ(30)とを電気的に接続する第2ワイヤ(52)と、センサチップ(20)の側面(23)および他面(22)との間に隙間(27)を介して対向配置されると共に、回路チップ(30)、第2ワイヤ(52)、配線パターン(41)と第2ワイヤ(52)との接合部分を封止したモールド樹脂(60)と、第1ワイヤ(51)と、モールド樹脂(60)から露出した配線パターン(41)と第1ワイヤ(51)との接合部分と、第1ワイヤ(51)とセンサチップ(20)との接合部分とを覆ったシール材(70)とを備えていることを特徴とする。
これによると、第1ワイヤ(51)、配線パターン(41)と第1ワイヤ(51)との接合部分、第1ワイヤ(51)とセンサチップ(20)との接合部分の保護のために用いられるシール材(70)が回路チップ(30)や中継部(40)全体をシール材(70)で保護する場合よりも少量になるので、センサチップ(20)に塗布されるシール材(70)も少量になり、センサチップ(20)とモールド樹脂(60)との隙間(27)にシール材(70)がしみ込みにくくすることができる。したがって、シール材(70)を介して応力がモールド樹脂(60)からセンサチップ(20)に伝達しにくくすることができ、ひいてはセンサチップ(20)の破壊や特性変動を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、回路チップ(30)、中継部(40)、およびセンサチップ(20)は、リードフレーム(10)に設置されており、モールド樹脂(60)は、リードフレーム(10)の一部を封止すると共に、回路チップ(30)、第2ワイヤ(52)、配線パターン(41)と第2ワイヤ(52)との接合部分を封止していることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、回路チップ(30)および中継部(40)は、リードフレーム(10)に設置されており、モールド樹脂(60)は、リードフレーム(10)の一部を封止すると共に、回路チップ(30)、第2ワイヤ(52)、配線パターン(41)と第2ワイヤ(52)との接合部分を封止していることを特徴とする。
上記のように、リードフレーム(10)を用いた構造とすることができる。この場合、リードフレーム(10)に回路チップ(30)や中継部(40)以外の他の電子部品を実装することもできる。
請求項4に記載の発明では、中継部(40)の表面とセンサチップ(20)の一面(21)とは同一平面に位置していることを特徴とする。
これにより、センサチップ(20)と中継部(40)との段差が無くなるので、用いるシール材(70)の量を少なくすることができる。また、第1ワイヤ(51)のボンディングを容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明のように、中継部(40)として、配線パターン(41)が形成されたTABテープを用いることができる。
請求項6に記載の発明では、リードフレーム(10)と、リードフレーム(10)に設置され、センサチップ(20)の制御を行う回路チップ(30)と、リードフレーム(10)に設置され、配線パターン(41)を有する中継部(40)と、配線パターン(41)と回路チップ(30)とを電気的に接続するワイヤ(52)と、側面(23)を有する板状であって、接続部材(29)を介して配線パターン(41)に電気的に接続されると共に中継部(40)に固定されたセンサチップ(20)と、センサチップ(20)の側面(23)との間に隙間(27)を介して対向配置されると共に、回路チップ(30)、ワイヤ(52)、配線パターン(41)とワイヤ(52)との接合部分を封止したモールド樹脂(60)とを備えていることを特徴とする。
これによると、シール材(70)を用いずに配線パターン(41)とセンサチップ(20)とを電気的に接続しているので、センサチップ(20)とモールド樹脂(60)との隙間(27)にシール材(70)がしみ込まないようにすることができる。したがって、シール材(70)を介して応力がモールド樹脂(60)からセンサチップ(20)に伝達しないようにすることができ、ひいてはセンサチップ(20)の破壊や特性変動を防止することができる。
請求項7に記載の発明では、中継部(40)は、配線パターン(41)が形成されたプリント基板、フレキシブル基板、およびセラミック基板のいずれかであることを特徴とする。
これによると、各基板に複雑な配線パターン(41)を形成することができる。中継部(40)としてプリント基板を用いる場合、他の電子部品を実装することができる。また、中継部(40)としてフレキシブル基板やセラミック基板を用いる場合、配線パターン(41)を基板の内部に形成することができるので、配線パターン(41)を保護することができる。
請求項8に記載の発明では、配線パターン(41)は、該配線パターン(41)を構成する配線(42、43)の中間部が両端部よりも幅が小さくなるようにレイアウトされていることを特徴とする。
これにより、配線パターン(41)の各配線(42、43)間の距離が長くなるので、各配線(42、43)間の寄生容量を低減することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(a)は本発明の第1実施形態に係る流量式センサの平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 中継部の平面図である。 図1に示される流量式センサの製造工程を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る流量式センサの断面図である。 本発明の第3実施形態に係る流量式センサの断面図である。 本発明の第4実施形態に係る流量式センサの断面図である。 本発明の第5実施形態に係る流量式センサの断面図である。 図7に示される流量式センサの製造工程を示した図である。 本発明の第6実施形態に係る流量式センサの断面図である。 (a)は本発明の第7実施形態に係る流量式センサの平面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。 他の実施形態において、配線パターンの一例を示した平面図である。 他の実施形態において、中継部のサイズの一例を示した断面図である。 他の実施形態において、シール材の塗布方法の一例を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される流量式センサは、例えば車両のエンジンへの吸気やエンジンからの排気の流量を検出する際に用いられるものである。
図1は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、(a)は流量式センサの平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
図1(b)に示されるように、流量式センサは、リードフレーム10、リード端子11、センサチップ20、回路チップ30、中継部40、第1ワイヤ51、第2ワイヤ52、モールド樹脂60、およびシール材70を備えている。
リードフレーム10は、回路チップ30、中継部40、およびセンサチップ20が実装されたものである。また、リード端子11は、流量式センサと外部とを電気的に接続するための端子である。
これらリードフレーム10およびリード端子11は、例えば銅合金のリードフレーム素材がプレス加工やエッチング加工されて形成されたものである。そして、リードフレーム10は当該リードフレーム素材のアイランドとして構成され、リード端子11は外部との電気的接続のための配線として構成されたものである。
センサチップ20は、一面21と、該一面21の反対側の他面22と、一面21および他面22に垂直な側面23とを有し、気体や液体等の流体の流量を検出するためのセンシング部24を有するものである。このセンシング部24はセンサチップ20の一面21側に設けられている。また、センシング部24にはヒータ抵抗を含んだブリッジ回路が形成されており、該ブリッジ回路の出力が一定になるようにヒータ抵抗の発熱が制御される。センサチップ20としては、例えばシリコン基板が採用される。
本実施形態では、センシング部24がMEMS技術により形成されたものが採用される。具体的には、センサチップ20の他面22側の一部がエッチングされることにより形成された薄肉部25を有している。この薄肉部25に図示しないヒータ抵抗が形成されている。また、薄肉部25にはヒータ抵抗とは別に抵抗体が形成され、シリコン基板の一部にも抵抗体が形成されている。そして、ヒータ抵抗および抵抗体でブリッジ回路が構成されている。センサチップ20において、ブリッジ回路が形成された部位がセンシング部24に該当する。
また、センサチップ20の他面22の一部が接着剤26を介してリードフレーム10に固定されている。これにより、センサチップ20が接着剤26を介してリードフレーム10に片持ちされた状態になる。接着剤26としては、例えば、接着性を有する非導電性樹脂層としてのNCF(Non Conductive Film)が採用される。
回路チップ30は、センサチップの制御を行うものであり、センサチップ20から出力される検出信号の信号処理を行うための各種回路が形成されたものである。また、回路チップ30は、センサチップ20のセンシング部24に形成されたヒータ抵抗の加熱制御等も行う。この回路チップ30は、接着剤31によりリードフレーム10に固定され、第2ワイヤ52、中継部40、および第1ワイヤ51を介してセンサチップ20と電気的に接続されている。また、回路チップ30は第3ワイヤ53を介してリード端子11にも接続されている。これにより、回路チップ30と外部とが電気的に接続されている。
中継部40は、センサチップ20と回路チップ30とを電気的に接続するための配線の一部として機能するものである。この中継部40は、センサチップ20と回路チップ30との間に配置されている。
本実施形態では、中継部40としてTABテープが採用される。TABテープは、軟らかい材質であるポリイミドテープを基材として、このポリイミドテープの表面に所定のパターンが金属メッキされ、さらに金属メッキの一部を覆ったポリイミド層が形成された3層構造をなしている。3層構造全体の厚さは100μm程度であり、数ミリのオーダーの平面サイズである。
図2は、中継部40の平面図である。この図に示されるように、中継部40には配線パターン41が形成されている。本実施形態では、配線パターン41は、第1の長さの配線42と第1の長さよりも短い第2の長さの配線43が交互に配置されたものになっている。各配線42、43の両端部は、ポリイミド層に設けられた開口部44から露出している。各配線42、43は、例えば、Niメッキの上にAuメッキされたものである。
そして、各配線42、43の中間部が両端部よりも幅が小さくなるようにレイアウトされている。これにより、各配線42、43の両端部にワイヤボンディングしやすくなる。また、配線パターン41の各配線42、43間の距離が長くなるので、各配線42、43間の寄生容量が低減する。第1ワイヤ51および第2ワイヤ52は、各配線42、43の両端部にそれぞれ接合される。
第1ワイヤ51は、センサチップ20と配線パターン41とを電気的に接続する接続手段である。また、第2ワイヤ52は配線パターン41と回路チップ30とを電気的に接続する接続手段である。これら第1ワイヤ51および第2ワイヤ52は、それぞれ複数本用いられる。
モールド樹脂60は、リードフレーム10の一部を封止すると共に、回路チップ30、第2ワイヤ52、配線パターン41と第2ワイヤ52との接合部分を封止した樹脂部材である。また、モールド樹脂60は、センサチップ20の側面23および他面22との間に数十μm程度の隙間27を介して対向配置されている。すなわち、センサチップ20の一面21はモールド樹脂60から露出している。モールド樹脂60として、例えばエポキシ系樹脂が採用される。
シール材70は、第1ワイヤ51と、モールド樹脂60から露出した配線パターン41と第1ワイヤ51との接合部分と、第1ワイヤ51とセンサチップ20との接合部分とを覆った封止部材である。これにより、第1ワイヤ51および第1ワイヤ51の接合部分が保護されている。シール材70として、例えばエポキシ系樹脂が採用される。
図1(a)に示されるように、シール材70は少なくとも第1ワイヤ51とこの第1ワイヤ51の接合部分とを覆っている。このため、流量式センサに用いられるシール材70は少量で足りる。また、シール材70は、例えば100Pa・secの高粘度である。したがって、シール材70が隙間27の上に塗布されたとしても、シール材70が数十μmの隙間27に入り込むことはない。本実施形態では、シール材70がわずかに隙間27を覆っているが、上記の隙間27のサイズとシール材70の粘度とからシール材70が隙間27にしみ込むことはない。
以上が、本実施形態に係る流量式センサの全体構成である。このような流量式センサでは、センサチップ20のセンシング部24のヒータ抵抗が加熱された状態で、ヒータ抵抗の熱が流体の流れによって奪われたことにより変化したブリッジ回路の出力の変化に基づいて流体の流量が検出されるようになっている。そして、センサチップ20から回路チップ30に入力された検出信号が処理され、リード端子11を介して外部に出力されることとなる。
次に、図1に示された流量式センサの製造方法について、図3を参照して説明する。まず、回路チップ30、図2に示される中継部40、およびセンサチップ20を用意しておく。
図3(a)に示す工程では、金属板をプレス加工することにより、リードフレーム10とリード端子11とを形成する。そして、リードフレーム10の上に接着剤31を介して回路チップ30を固定し、中継部40をリードフレーム10に貼り付ける。また、回路チップ30と中継部40のうちの回路チップ30側の開口部44から露出した配線パターン41とを第2ワイヤ52で接続し、回路チップ30とリード端子11とを第3ワイヤ53で接続する。なお、リードフレーム10とリード端子11とは図示しないダムバーで連結されている。
図3(b)に示す工程では、図3(a)に示す工程で得られたものを上側金型81と下側金型82とで挟み込む。上側金型81には、中継部40のうちのセンサチップ20側の開口部44に触れないように中継部40を押さえ付けるための突起部83が設けられている。この突起部83は、モールド樹脂60が中継部40の一部を覆うように中継部40の中央付近を押さえ付ける位置に設けられている。もちろん、金型による開口部44の配線への損傷が問題ない場合は、突起部83を設けず、上側金型81で中継部40の半分を押さえ付ければよい。また、下側金型82には、中継部40が設けられた位置に対応したリードフレーム10を押さえ付けるための突起部84が設けられている。そして、上側金型81の突起部83と下側金型82の突起部84とでリードフレーム10および中継部40を挟み込む。この場合、中継部40はポリイミドを基材とするTABテープであり、弾力性があるので、中継部40が上側金型81の突起部83に押さえ付けられても変形することにより中継部40が傷つくことはない。
図3(c)に示す工程では、上側金型81と下側金型82との間の空間に樹脂を流しんで硬化することにより、モールド樹脂60を形成する。
図3(d)に示す工程では、接着剤26を介してリードフレーム10にセンサチップ20を固定する。また、モールド樹脂60から露出した中継部40の配線パターン41とセンサチップ20とを第1ワイヤ51で接続する。
図3(e)に示す工程では、シール材70により、第1ワイヤ51、モールド樹脂60から露出した配線パターン41と第1ワイヤ51との接合部分、そして第1ワイヤ51とセンサチップ20との接合部分を覆う。すなわち、これらが少なくともシール材70で覆われれば良いので、センサチップ20に塗布されるシール材70も少量になる。
この後、リードフレーム10とリード端子11とを連結した図示しないダムバーを切断することにより、図1に示される流量式センサが完成する。なお、ダムバーを切断する工程は、モールド樹脂60を形成した後のどの段階で行っても良い。
以上説明したように、本実施形態では、回路チップ30とセンサチップ20との電気的接続のために中継部40を設け、モールド樹脂60から露出した中継部40の配線パターン41とセンサチップ20とを接続した第1ワイヤ51をシール材70で覆っていることが特徴となっている。
これによると、シール材70は少なくとも第1ワイヤ51、配線パターン41と第1ワイヤ51との接合部分、そして第1ワイヤ51とセンサチップ20との接合部分を覆う量で済む。このため、回路チップ30および中継部40全体をシール材70で覆う場合よりもシール材70が少量になるので、センサチップ20に塗布されるシール材70も少量になる。これにより、センサチップ20とモールド樹脂60との隙間27にシール材70がしみ込みにくくすることができる。また、高粘度のシール材70を用いることにより、隙間27にシール材70がしみ込みにくくすることができる。したがって、シール材70を介して応力がモールド樹脂60からセンサチップ20に伝達しにくくなるので、該応力によってセンサチップ20が破壊してしまうことや感度等の特性変動を起こしてしまうことを防止することができる。
また、シール材70は、第1ワイヤ51に関わる部分に用いられるだけであり、シール材70で回路チップ30および中継部40全体を覆う場合よりも少量である。したがって、モールド樹脂60とシール材70との接触面積が小さくなるので、モールド樹脂60とシール材70との応力差による剥離を起こしにくくすることができる。この場合、上側金型81および下側金型82とモールド樹脂60との剥がれを良くするための離型剤がモールド樹脂60に残っていたとしても、モールド樹脂60とシール材70との接触面積が小さいので、離型剤による剥離を起こりにくくすることができる。
そして、本実施形態では、中継部40の一部をモールド樹脂60で覆い、モールド樹脂60から露出した中継部40をシール材70で覆っているので、ストッパ部材でセンサチップ20を押さえ付ける構造になっていない。このため、ストッパ部材の応力がセンサチップ20に伝達されることはなく、ストッパ部材によってセンサチップ20の破壊や特性変動が起こらないようにすることができる。また、ストッパ部材を用いない構造であると共に、上述のようにシール材70が少量であるので、流量式センサのコストを低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図4は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、図1(a)のA−A断面に相当する図である。
図4に示されるように、回路チップ30および中継部40はリードフレーム10に設置されており、センサチップ20はモールド樹脂60に接着剤26を介して固定されている。そして、モールド樹脂60は、リードフレーム10の一部を封止すると共に、回路チップ30、第2ワイヤ52、配線パターン41と第2ワイヤ52との接合部分を封止している。
このような構造は、図3に示す製造工程にて製造することができる。本実施形態では、図3(d)に示す工程において、センサチップ20をモールド樹脂60の上に接着剤26を介して固定することとなる。
以上のように、リードフレーム10には回路チップ30と中継部40のみを設置した構造とすることもできる。この場合、リードフレーム10のサイズが小さくなるので、流量式センサのコストを低減できる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図5は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、図1のA−A断面に相当する図である。
図5に示されるように、中継部40の表面とセンサチップ20の一面21とは同一平面に位置している。このような構造にするために、モールド樹脂60のうちセンサチップ20の他面22と対向する部位が溝状に成形されている。
このように、中継部40の表面とセンサチップ20の一面21とを同一平面に位置させることで、センサチップ20と中継部40との段差が無くなる。したがって、該段差を埋めるためのシール材70が不要となるので、シール材70の量を少なくすることができる。また、中継部40の表面とセンサチップ20の一面21とが同一平面に位置しているので、第1ワイヤ51のボンディングを容易に行うことができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、中継部40として、配線パターン41が形成されたプリント基板、フレキシブル基板、およびセラミック基板のいずれかを用いることが特徴となっている。
図6は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、図1のA−A断面に相当する図である。この図に示されるように、本実施形態に係る中継部40は、接着剤31を介してリードフレーム10の上に固定されている。なお、図6では、リードフレーム10に回路チップ30と中継部40とが実装された構造について示してあるが、リードフレーム10にセンサチップ20が実装された構造についても、中継部40として上記各基板を用いることができる。
中継部40としてプリント基板、フレキシブル基板、またはセラミック基板を用いることにより、これらの基板に複雑な配線パターン41を形成することが可能となる。各基板のうち、プリント基板を用いる場合、他の電子部品を実装することができるという利点がある。また、中継部40としてフレキシブル基板やセラミック基板を用いる場合、配線パターン41を基板の内部に形成することができるので、配線パターン41を保護できるという利点がある。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1〜第4実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記各実施形態では、少なくとも回路チップ30および中継部40をリードフレーム10に実装していたが、本実施形態では、回路チップ30、中継部40、およびセンサチップ20をモールド樹脂60に実装した構造になっている。
図7は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、図1のA−A断面に相当する図である。この図に示されるように、モールド樹脂60は、第1成形部61と第2成形部62とを備えて構成されている。
第1成形部61は、板状をなしている。そして、回路チップ30が接着剤31を介して第1成形部61に固定され、中継部40が第1成形部61に貼り付けられている。つまり、第1成形部61は、回路チップ30および中継部40の基台としての役割を果たす。
また、センサチップ20が接着剤26を介して第1成形部61に片持ちされている。さらに、第1成形部61は、センサチップ20の側面23および他面22との間に隙間27を介して対向配置されている。
第2成形部62は、第1成形部61の上に形成されて第1成形部61と一体化されている。具体的には、第2成形部62は、回路チップ30、第2ワイヤ52、配線パターン41と第2ワイヤ52との接合部分を封止している。
そして、シール材70は、第2成形部62から露出した中継部40の配線パターン41と第1ワイヤ51との接合部分、第1ワイヤ51、そして第1ワイヤ51とセンサチップ20との接合部分を覆っている。以上が、本実施形態に係る流量式センサの構成である。
次に、図7に示される流量式センサの製造方法について、図8を参照して説明する。まず、図8(a)に示す工程では、第1成形部61を用意し、この第1成形部61に接着剤31で回路チップ30を固定し、中継部40を貼り付ける。また、リード端子11と回路チップ30とを第3ワイヤ53で接続し、回路チップ30と中継部40の配線パターン41とを第2ワイヤ52で接続する。
図8(b)に示す工程では、図8(a)に示す工程で得られたものを上側金型81と下側金型82とで挟み込む。
そして、図8(c)に示す工程では、上側金型81と下側金型82との間の空間に樹脂を流しんで硬化することにより、第2成形部62を形成する。これにより、第1成形部61と第2成形部62とが一体化されたモールド樹脂60が完成する。
図8(d)に示す工程では、接着剤26を介して第1成形部61にセンサチップ20を固定する。また、第2成形部62から露出した中継部40の配線パターン41とセンサチップ20とを第1ワイヤ51で接続する。
図8(e)に示す工程では、シール材70により、第1ワイヤ51、第2成形部62から露出した配線パターン41と第1ワイヤ51との接合部分、そして第1ワイヤ51とセンサチップ20との接合部分を覆う。こうして、図7に示される流量式センサが完成する。
以上のように、流量式センサにリードフレーム10を用いずに、第1成形部61に回路チップ30と中継部40とを直接実装した構造とすることもできる。この場合、リードフレーム10を用いないため、コストの低減を図ることができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第1〜第5実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図9は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、図1のA−A断面に相当する図である。
本実施形態では、中継部40としてプリント基板、フレキシブル基板、またはセラミック基板等を用いている。
センサチップ20は、一面21と他面22とを貫通した貫通電極28を備えている。この貫通電極28は、センサチップ20の一面21側においてセンシング部24と電気的に接続されている。そして、センサチップ20は、接続部材29を介して中継部40の配線パターン41に電気的に接合されている。つまり、センサチップ20は中継部40に片持ちされている。これにより、センシング部24が貫通電極28、接続部材29、配線パターン41、および第2ワイヤ52を介して回路チップ30に電気的に接続されている。
接続部材29の側部は、アンダーフィルが含まれた補強材29aに覆われることで保護されている。この接続部材29としては、例えばはんだバンプが採用される。
このような構成によると、シール材70を用いない構造になるため、センサチップ20とモールド樹脂60との隙間27にシール材70がしみ込むということは起こらない。したがって、シール材70を介して応力がモールド樹脂60からセンサチップ20に伝達しないので、センサチップ20の破壊や特性変動を防止することができる。
また、シール材70を用いないことから、シール材70によって流体の流れを阻害することはない。さらに、コストの低減を図ることもできる。
なお、図9では、リードフレーム10を用いた構造について示してあるが、リードフレーム10を用いずに第1成形部61に回路チップ30および中継部40を実装する構造にも適用することができる。また、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第2ワイヤ52が特許請求の範囲のワイヤに対応する。
(第7実施形態)
本実施形態では、第6実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図10は、本実施形態に係る流量式センサの断面図であり、(a)は流量式センサの平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。
図10(a)に示されるように、モールド樹脂60は、センサチップ20の側面23にのみ対向配置されている。すなわち、図10(b)に示されるように、センサチップ20の一面21および他面22にはモールド樹脂60が対向配置されていない。なお、センサチップ20の一面21については、少なくともセンサチップ20のセンシング部24に対向する位置にはモールド樹脂60は設けられていない。
また、センサチップ20の一面21は中継部40の表面に向けられている。そして、センサチップ20は、接続部材29を介して中継部40の配線パターン41に固定されると共に電気的に接続されている。本実施形態においても、接続部材29は補強材29aにより保護されている。
このような構造によると、センサチップ20に貫通電極28を設ける必要がないため、センサチップ20の構造が複雑にならずに済む。また、シール材70を用いない構造であるので、センサチップ20とモールド樹脂60との隙間27にシール材70がしみ込むこともないし、シール材70が流体の流れを阻害することもない。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された中継部40の配線パターン41は、図2に示されるものに限らず、図11に示される配線パターン41のものでも良い。すなわち、図11に示された各配線42、43の両端部は四角形状にレイアウトされている。また、各配線42、43の長さは等しく、各端部の位置が交互にずらされている。なお、図11では開口部44を省略している。
もちろん、配線パターン41のレイアウトは、図2および図11に示されたものに限らず、他のレイアウトでも良い。例えば、各配線42、43は直線状ではなく、折れ曲がったレイアウトになっていても良い。このように、配線パターン41の各配線42、43のレイアウトをセンサチップ20と回路チップ30とを接続するに適したレイアウトにすることが可能である。
第1〜第3実施形態では、回路チップ30は接着剤31を介してリードフレーム10に実装されたものが示されている。しかしながら、図12に示されるように、TABテープである中継部40のサイズを図1、図4、および図5で示されたものよりも大きくして該中継部40の上に図示しない接着剤を介して回路チップ30を貼り付けても良い。中継部40には、上述のように配線パターン41が設けられており、配線パターン41の各配線42、43の両端部が露出するように開口部44が設けられている。
また、図7に示されたリードフレーム10を用いない構造についても、TABテープである中継部40の上に回路チップ30を固定することも可能である。この場合、第1成形部61の上に中継部40を貼り付け、この中継部40の上に回路チップ30を貼り付けることとなる。もちろん、図12に示される構造は、リードフレーム10の上に接着剤26を介してセンサチップ20を固定する構造にも適用することができる。
第1実施形態では、図3(e)に示す工程において、図3(d)に示す工程で得られたものを水平に置いた状態でシール材70を塗布していたが、図13(a)に示されるように、センサチップ20側を回路チップ30側よりも高くなるようにモールド樹脂60を傾けてシール材70を塗布することもできる。これによると、図13(b)に示されるように、シール材70がモールド樹脂60側に位置するので、モールド樹脂60とセンサチップ20との隙間27にシール材70がしみ込みにくくすることができる。シール材70の量を少なくすることにより、モールド樹脂60とセンサチップ20との隙間27にシール材70をまったく入り込ませないようにすることも可能である。
図13(a)に示される手法は、第1実施形態に適用する場合に限らず、シール材70を用いた構造に関する第2〜第5実施形態にも適用することができる。もちろん、図12に示される構造の製造にも適用することができる。
10 リードフレーム
20 センサチップ
21 センサチップの一面
22 センサチップの他面
23 センサチップの側面
27 隙間
29 接続部材
30 回路チップ
40 中継部
41 配線パターン
42、43 配線
51 第1ワイヤ
52 第2ワイヤ
60 モールド樹脂
70 シール材

Claims (8)

  1. 一面(21)と、該一面(21)の反対側の他面(22)と、前記一面(21)および前記他面(22)に垂直な側面(23)とを有するセンサチップ(20)と、
    前記センサチップ(20)の制御を行う回路チップ(30)と、
    配線パターン(41)を有し、前記センサチップ(20)と前記回路チップ(30)との間に配置された中継部(40)と、
    前記センサチップ(20)と前記配線パターン(41)とを電気的に接続する第1ワイヤ(51)と、
    前記配線パターン(41)と前記回路チップ(30)とを電気的に接続する第2ワイヤ(52)と、
    前記センサチップ(20)の側面(23)および他面(22)との間に隙間(27)を介して対向配置されると共に、前記回路チップ(30)、前記第2ワイヤ(52)、前記配線パターン(41)と前記第2ワイヤ(52)との接合部分を封止したモールド樹脂(60)と、
    前記第1ワイヤ(51)と、前記モールド樹脂(60)から露出した前記配線パターン(41)と前記第1ワイヤ(51)との接合部分と、前記第1ワイヤ(51)と前記センサチップ(20)との接合部分とを覆ったシール材(70)とを備えていることを特徴とする流量式センサ。
  2. 前記回路チップ(30)、前記中継部(40)、および前記センサチップ(20)は、リードフレーム(10)に設置されており、
    前記モールド樹脂(60)は、前記リードフレーム(10)の一部を封止すると共に、前記回路チップ(30)、前記第2ワイヤ(52)、前記配線パターン(41)と前記第2ワイヤ(52)との接合部分を封止していることを特徴とする請求項1に記載の流量式センサ。
  3. 前記回路チップ(30)および前記中継部(40)は、リードフレーム(10)に設置されており、
    前記モールド樹脂(60)は、前記リードフレーム(10)の一部を封止すると共に、前記回路チップ(30)、前記第2ワイヤ(52)、前記配線パターン(41)と前記第2ワイヤ(52)との接合部分を封止していることを特徴とする請求項1に記載の流量式センサ。
  4. 前記中継部(40)の表面と前記センサチップ(20)の一面(21)とは同一平面に位置していることを特徴とする請求項3に記載の流量式センサ。
  5. 前記中継部(40)は、前記配線パターン(41)が形成されたTABテープであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の流量式センサ。
  6. リードフレーム(10)と、
    前記リードフレーム(10)に設置され、前記センサチップ(20)の制御を行う回路チップ(30)と、
    前記リードフレーム(10)に設置され、配線パターン(41)を有する中継部(40)と、
    前記配線パターン(41)と前記回路チップ(30)とを電気的に接続するワイヤ(52)と、
    側面(23)を有する板状であって、接続部材(29)を介して前記配線パターン(41)に電気的に接続されると共に前記中継部(40)に固定されたセンサチップ(20)と、
    前記センサチップ(20)の側面(23)との間に隙間(27)を介して対向配置されると共に、前記回路チップ(30)、前記ワイヤ(52)、前記配線パターン(41)と前記ワイヤ(52)との接合部分を封止したモールド樹脂(60)とを備えていることを特徴とする流量式センサ。
  7. 前記中継部(40)は、前記配線パターン(41)が形成されたプリント基板、フレキシブル基板、およびセラミック基板のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし4、6のいずれか1つに記載の流量式センサ。
  8. 前記配線パターン(41)は、該配線パターン(41)を構成する配線(42、43)の中間部が両端部よりも幅が小さくなるようにレイアウトされていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の流量式センサ。
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