JP5211967B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックアームを大きく弾性撓みさせなくても、両ハウジングを嵌合状態にロックできるようにすることを目的とする。
両ハウジングを嵌合する過程では、ロックアームが、可動ロック部材を付勢部材の付勢に抗して解除位置へ変位させる。両ハウジングが正規嵌合状態に至ると、可動ロック部材が、付勢部材の付勢に従ってロック位置へ進出してロックアームと係止し、この係止作用により、両ハウジングが嵌合状態にロックされる。両ハウジングが嵌合する過程では、可動ロック部材を変位させるようにしたので、ロックアームを大きく弾性変形させる必要がない。
また、可動ロック部材と付勢部材を、両ハウジングの嵌合方向と略平行な方向に並ぶように配置したので、両ハウジングの嵌合方向と直角な方向において第2ハウジングを低背化することができる。
両ハウジングの嵌合過程では、可動ロック部材が確実に解除位置に位置決めされるので、付勢部材の付勢力やロックアームが弾性変形したときにおける弾性復元力に起因する嵌合抵抗の大きさが、一定となる。
当接面が両ハウジングの嵌合方向と直角である場合には、両ハウジングの嵌合方向における押圧部材の移動量が可動ロック部材の移動量と同じ寸法となり、押圧部材の移動量が比較的大きくなる。押圧部材の移動量が大きいということは、付勢部材の付勢力の変動が大きいということを意味する。これに対し、本発明では、当接面が両ハウジングの嵌合方向に対して斜め方向となっているので、その分、押圧部材の移動量を小さく抑えられており、付勢部材の付勢力変動が小さく抑えられている。
嵌合状態にロックされている両ハウジングを離脱させる際には、作業孔を通して治具を可動ロック部材に係止させ、その治具を操作して可動ロック部材を解除位置へ変位させることにより、可動ロック部材とロックアームとの係止を解除する。この後、この係止解除状態を保ったままで、両ハウジングを引き離せばよい。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合・離脱が可能な第1ハウジング10と第2ハウジング20とを備えて構成されている。第1ハウジング10と第2ハウジング20は、いずれも、耐熱性に優れているが、撓み剛性の高い合成樹脂材料からなる。この合成樹脂としては、ガラス入りPBT(ポリブチレンテレフタレート)などがある。
両ハウジング10,20を嵌合する過程では、図1及び図2に示すように、可動ロック部材30がロック位置にある状態で、フード部21内に第1ハウジング10を嵌入させる。嵌入が進むと、図3に示すように、ロックアーム11の押圧面14が可動ロック部材30の被押圧面36に当接し、その後は、押圧面14の押圧作用により、図4に示すように、可動ロック部材30が付勢部材40の付勢に抗して解除位置側へ変位する。このとき、ロックアーム11は弾性変形せず、両ハウジング10,20の嵌合が進むのに伴い、ロックアーム11の移動経路上への係止突起35の進出量(突出量)が次第に小さくなる。また、可動ロック部材30が解除位置側へ変位する間、可動ロック部材30は、その当接面32を押圧部材42の当接面43上で摺接させながら、押圧部材42を後方へ押し動かす。これにより、付勢部材40に付勢力が蓄勢されていく。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では両ハウジングの嵌合過程においてロックアームが僅かに弾性変形するようにしたが、本発明によれば、両ハウジングの嵌合過程で、ロックアームが全く弾性撓みしないようにしてもよい。
(2)上記実施形態では第2ハウジングに、可動ロック部材が解除位置を超えてロック位置とは反対側へ変位するのを規制するストッパを設けたが、このようなストッパを設けない形態としても良い。
(3)上記実施形態では当接面が両ハウジングの嵌合方向に対して斜め方向としたが、当接面は両ハウジングの嵌合方向と直角であってもよい。
(4)上記実施形態では当接面を可動ロック部材と押圧部材の両方に形成したが、当接面は、可動ロック部材と押圧部材のうちいずれか一方のみに形成されていてもよい。
<他の参考例>
(1)上記実施形態では可動ロック部材と付勢部材とが、両ハウジングの嵌合方向と略平行な方向に並ぶようにしたが、可動ロック部材と付勢部材は、両ハウジングの嵌合方向と直角な方向に並ぶように配置してもよい。
11…ロックアーム
20…第2ハウジング
27…ストッパ
28…作業孔
30…可動ロック部材
32…当接面
40…付勢部材
42…押圧部材
43…当接面
Claims (4)
- ロックアームが一体に形成された第1ハウジングと、
前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、
前記第2ハウジングとは別体であって、前記第2ハウジングに対し、嵌合時における前記ロックアームの移動経路上に進出して前記ロックアームと係止可能となるロック位置と、嵌合時における前記ロックアームの移動経路外へ退避して前記ロックアームとの係止を解除する解除位置との間での相対変位を可能に設けられた可動ロック部材と、
前記可動ロック部材を前記ロック位置側へ付勢する付勢部材とを備え、
前記可動ロック部材の変位方向が、前記両ハウジングの嵌合方向に対して斜め方向とされ、
前記可動ロック部材と前記付勢部材とが、前記両ハウジングの嵌合方向と略平行な方向に並ぶように配置されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記第2ハウジングには、前記可動ロック部材が前記解除位置を超えて前記ロック位置とは反対側へ変位するのを規制するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記付勢部材は、付勢力の変動に伴って前記両ハウジングの嵌合方向と平行に変位可能であり、前記可動ロック部材に対し前記ロック位置側へ押圧するように当接する押圧部材を備えており、
前記押圧部材と前記可動ロック部材との互いに当接する部分のうち少なくとも一方は、前記両ハウジングの嵌合方向に対して傾斜し、且つその傾斜角度が前記両ハウジングの嵌合方向と前記可動ロック部材の移動方向とがなす角度よりも大きい角度とされた当接面となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。 - 前記可動ロック部材が、前記第2ハウジングの内部に収容された形態とされており、
前記第2ハウジングには、その外部から前記可動ロック部材に対して治具を係止させることを可能にする作業孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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