JP5211817B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
第1の発明は、着座者の触覚を刺激する機構を備えた車両用シートであって、
前記着座者の触覚を刺激する機構は、着座者を刺激することのできる刺激素子を備え、該刺激素子の移動を着座者が触覚により認識することのできるシート表面近くの位置に形成された刺激素子を移動可能とする刺激付与通路と、着座者が触覚により認識することのできないシート表面から離れた位置に形成された刺激素子を退避させることのできる退避空間部とが接続されて形成されており、着座者の触覚を刺激するときには前記刺激素子を前記刺激付与通路で移動させて着座者の触覚を刺激し、着座者の触覚を刺激しないときには前記刺激素子を前記退避空間部へ退避させることを特徴とする車両用シートである。
また第1の発明は、前記刺激素子は球形状等の塊状部材で形成されており、前記刺激付与通路と前記退避空間部とは環状に接続された環状通路として形成されているとともに、前記刺激付与通路は前記塊状部材の刺激素子が移動する際に追従変形することのできる柔軟な管状部材で形成されており、前記環状通路には前記塊状部材の刺激素子を該環状通路内を循環駆動させるポンプ装置が付設されており、前記塊状部材の刺激素子が該刺激付与通路を移動することにより着座者の触覚を刺激することを特徴とする車両用シートである。
また第1の発明によれば、シート表面近くの位置に設けられた刺激付与通路が塊状部材の刺激素子が移動する際に追従変形することのできる柔軟な管状部材で形成されている。そのため、着座者に塊状部材の移動を感じさせることができるとともに、塊状部材を退避空間部に退避させれば、着座者に刺激付与通路による違和感を生じさせにくく、より乗り心地を確保しやすい。
図1〜3を参照しながら本発明の実施形態1(参考例)について説明する。図1に示されるように、本実施形態のシート10は、座面となるシートクッション12、背凭れとなるシートバック14および頭を支えるヘッドレスト16を主体として構成された車両用のシートであり、シートクッション12に本発明が適用されている。各図において矢印で示すF,Uはシート10の前方,上方を示している。
刺激付与通路32と退避空間部34とは一続きの柔軟なチューブ36により形成されている。チューブ36はシートパッド20を厚み方向に貫通し、シートパッド20の表面側と裏面側とに掛け渡されて環状に配設されている。刺激付与通路32は、該刺激付与通路32を塊状部材40が移動すると着座者の触覚を刺激することのできるシート表面24に近い位置に設定されている。すなわち、シートパッド20の表面に沿って、シートパッド20と表皮材22との間に配設されたチューブ36の一部分36aが刺激付与通路32として設定されている。退避空間部34は、着座者が触覚により認識することのできないシート表面24から離れた位置に設定されている。つまり、チューブ36の刺激付与通路32として設定されている一部分36aを除く他の部分が退避空間部34として設定されており、シートパッド20を貫通する部分36cとシートパッド20の裏面側に配設された部分36bとが退避空間部34を構成している。
着座者の触覚を刺激するときには、シート表面24近くの位置に設けられた刺激付与通路32で塊状部材40を移動させるため着座者の触覚を十分に刺激することが可能である。その一方、着座者の触覚を刺激しないときには、シート表面24から離れた位置にある着座者が触覚により認識することのできない退避空間部34に塊状部材40を退避させるため、着座者に塊状部材40による異物感を感じさせることがなく、乗り心地の良さを確保することができる。
また、塊状部材40は紐状部材42に係止されており、紐状部材42に連れ回されて移動する構成となっている。そのため、塊状部材40をより円滑に移動させることができ、警報を発するときにより確実に着座者の触覚を刺激することができるとともに、警報を発するのを止めるときには塊状部材40を退避空間部34へ円滑に移動させて着座者に異物感を生じさせない乗り心地の良い状態へスムーズに移行することができる。
また、本実施形態において、刺激付与通路は、例えば、シートパッド20の表面に塊状部材40を案内することができ塊状部材40が埋没しない程度に浅い溝として形成してもよい。
また、本実施形態において、駆動伝達部材は紐状部材42に変えて例えば、ベルト状、チェーン状等の部材を適用してもよい。
図4,5を参照しながら本発明の実施形態2について説明する。本実施形態に係るシートクッション13は、着座者の触覚を刺激する機構として上記実施形態1の着座者の触覚を刺激する機構30とは異なる機構を備えているが、シートクッションの基本的構成は変更を要しないため、図中に上記実施形態1と同じ符号で示し、詳細な説明は省略する。
刺激付与通路52は、該刺激付与通路52を塊状部材60が移動すると着座者の触覚を刺激することのできるシート表面24に近い位置に設けられている。刺激付与通路52は、シートパッド20の表面に沿って、シートパッド20と表皮材22との間にチューブ56が配設されることにより形成されている。このチューブ56は、塊状部材60が移動する際に塊状部材60に追従して弾性変形可能な柔軟性を有する。退避空間部54は、箱型であり、シートパッド20の裏面側の着座者が触覚により認識することのできない位置に設けられている。退避空間部54には、内部から外部へ塊状部材60を通過させることのできる逆流防止弁55aを備えた出口54aと、外部から内部へ塊状部材60を通過させることのできる逆流防止弁55bを備えた入り口54bとが設けられている。刺激付与通路52を構成するチューブ56の両端が延長されシートパッド20を厚み方向に貫通し、その一端56a側の側壁には退避空間部54の出口54aが接続され、その他端56b側の端部が退避空間部54の入り口54bに接続されている。それにより、刺激付与通路52と退避空間部54とは環状通路として連結されている。
刺激付与通路52が柔軟であり、着座者の触覚を刺激するときには、塊状部材60が刺激付与通路52を追従変形させながら移動するため、着座者の触覚をより確実に刺激することができる。着座者の触覚を刺激しないときには、着座者が触覚により認識することのできない退避空間部54に塊状部材60が格納されるため、着座者に塊状部材60による異物感を感じさせることがなく、また、シート表面24の近くに設けられた刺激付与通路52が柔軟であるため、着座者に刺激付与通路52による異物感をも生じさせにくい。
本発明は、シートクッションのみならず背凭れであるシートバック、ヘッドレスト、オットマン等に適用することも可能である。
また、警報を発する目的のみならず、例えばマッサージを目的とするものなど、着座者の触覚を刺激する機能を備えた車両用シートに広く適用することができる。
12 シートクッション
13 シートクッション
24 シート表面
30 着座者の触覚を刺激する機構
32 刺激付与通路
34 退避空間部
40 塊状部材
42 紐状部材
46 歯車
50 着座者の触覚を刺激する機構
52 刺激付与通路
54 退避空間部
56 チューブ
60 塊状部材
62 エアポンプ
Claims (1)
- 着座者の触覚を刺激する機構を備えた車両用シートであって、
前記着座者の触覚を刺激する機構は、着座者を刺激することのできる刺激素子を備え、該刺激素子の移動を着座者が触覚により認識することのできるシート表面近くの位置に形成された刺激素子を移動可能とする刺激付与通路と、着座者が触覚により認識することのできないシート表面から離れた位置に形成された刺激素子を退避させることのできる退避空間部とが接続されて形成されており、着座者の触覚を刺激するときには前記刺激素子を前記刺激付与通路で移動させて着座者の触覚を刺激し、着座者の触覚を刺激しないときには前記刺激素子を前記退避空間部へ退避させ、
前記刺激素子は球形状等の塊状部材で形成されており、
前記刺激付与通路と前記退避空間部とは環状に接続された環状通路として形成されているとともに、前記刺激付与通路は前記塊状部材の刺激素子が移動する際に追従変形することのできる柔軟な管状部材で形成されており、前記環状通路には前記塊状部材の刺激素子を該環状通路内を循環駆動させるポンプ装置が付設されており、前記塊状部材の刺激素子が該刺激付与通路を移動することにより着座者の触覚を刺激することを特徴とする車両用シート。
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