JP5211783B2 - 課金管理装置及び課金システム - Google Patents

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Description

本発明は、課金処理を行う技術に関する。
カラオケボックスや飲食店等の店舗においては、店舗の管理者は、店舗に設置されたカラオケボックスによって事業としてのカラオケサービスを提供する。そのようなカラオケ装置(以下「業務用カラオケ装置」という)を利用する利用者は、その店舗の管理者に対してカラオケ装置の利用料金を支払うことによってカラオケを楽しむことができる。この場合、所定の課金体系に従った課金処理が店舗の管理者に対して行われる。
また、近年では、家庭でカラオケを楽しむための個人向けのカラオケ装置が提案されている。このようなカラオケ装置(以下「個人用カラオケ装置」という)は家庭に設置され、利用者に対して、所定の課金体系に従った課金処理が行われる。利用者は、カラオケシステムの提供者に対して利用料金を支払うことによってカラオケを楽しむことができる。
また、カラオケコンテンツ配信システムにおいて、課金処理を好適に行うための方法が種々提案されている。例えば、特許文献1には、利用者認証手段により、グループ参加の各利用者IDを識別し、ログ時刻記録手段により利用者毎のカラオケ演奏装置へのログイン時及びログアウト時の時刻を記録すると共に、配達時刻記録手段によりグループに対する個々のルームサービスの配達時間を記録し、在室していた利用者それぞれに、所定のルームサービス料金を利用者の人数で除した平均金額を課金する方法が提案されている。
特開2006−072447号公報
ところで、家庭でカラオケを楽しんでいる個人用カラオケ装置の利用者が、外出先において業務用カラオケ装置を用いてカラオケを楽しむ場合がある。このような場合に、利用者に対して、利用状況に応じたサービスを提供することができれば好適である。
本発明は上述した背景の下になされたものであり、業務用カラオケ装置と個人用カラオケ装置との両方を利用する利用者に対して、利用状況に応じたサービスを提供することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、利用者を識別する利用者識別データと該利用者による第1の端末の利用状況を示す第1の利用状況データとを取得する第1の利用状況データ取得手段と、前記利用者識別データと前記利用者による第2の端末の利用状況を示す第2の利用状況データとを取得する第2の利用状況データ取得手段と、前記第1の利用状況データ取得手段により取得された利用者識別データと第1の利用状況データとを対応付けて記憶するとともに、前記第2の利用状況データ取得手段により取得された利用者識別データと第2の利用状況データとを対応付けて記憶する利用状況データ記憶手段と、前記利用状況データ記憶手段に記憶された第2の利用状況データに応じて、該第2の利用状況データに対応する利用者識別データの示す利用者に対する課金額を算出する課金額算出手段であって、該利用者識別データに対応する第1の利用状況データに応じて、該課金額の割引を行う課金額算出手段とを具備することを特徴とする課金管理装置を提供する。
また、本発明は、上述の課金管理装置と、前記第1の端末とを有する課金システムであって、前記第1の端末は、前記利用者識別データを取得する利用者識別データ取得手段と、前記第1の利用状況データを生成する第1の利用状況データ生成手段と、前記利用者識別データ取得手段により取得した利用者識別データと前記第1の利用状況生成手段により生成された第1の利用状況データとを対応付けて、前記課金管理装置に送信する送信手段とを具備し、前記第1の利用状況データ取得手段は、前記第1の端末によって送信される利用者識別データと前記第1の利用状況データとを受信することを特徴とする課金システムを提供する。
また、上述の課金管理装置において、前記利用状況データ記憶手段に記憶された第1の利用状況データに応じて被課金者に対する課金額を算出する第2の課金額算出手段であって、該第1の利用状況データに対応する利用者識別データを前記利用状況データ記憶手段を参照して特定し、特定した利用者識別データに対応する第2の利用状況データに応じて、該課金額の割引を行う第2の課金額算出手段を具備してもよい。
また、上述の課金管理装置において、前記利用状況データ記憶手段に記憶された第1の利用状況データに応じて、該第1の利用状況データに対応する利用者識別データの示す利用者に対する課金額を算出する第3の課金額算出手段であって、該利用者識別データに対応する第2の利用状況データに応じて、該課金額の割引を行う第3の課金額算出手段を具備してもよい。
本発明によれば、業務用カラオケ装置と個人用カラオケ装置との両方を利用する利用者に対して、利用状況に応じたサービスを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
<A:構成>
まず、図1を参照して、本発明に係る課金システムをカラオケサービスのために用いた形態について説明する。図において、複数の店舗1,1,…は、全国各地に開設されたカラオケボックスや飲食店等の店舗である。複数の店舗1,1,…には、それぞれルータ11と複数の業務用カラオケ装置12,12,…とがLAN13で接続されて設置されている。ルータ11はVPN3上を流れるデータをLAN13に中継する機器である。業務用カラオケ装置12,12,…は、楽曲データベース5から配信されるカラオケコンテンツを用いて利用者にカラオケサービスを提供する装置である。業務用カラオケ装置12,12,…は、それぞれLAN13に接続され、楽曲データベース5から配信されるカラオケコンテンツを用いてカラオケ伴奏や歌詞テロップの表示を行うことによって、カラオケサービスを利用者に提供する。なお、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、ひとつの店舗1についてのみルータ11と業務用カラオケ装置12,12,…とが図示されているが、他の店舗1にも同様にルータ11と業務用カラオケ装置12,12,…が設置されている。
業務用カラオケ装置12,12,…は、LAN13、ルータ11及びVPN3を介して店舗管理データベース4、楽曲データベース5、採点データベース6、課金管理装置7と接続されている。店舗管理データベース4は、各業務用カラオケ装置12への配信状況や、コンテンツの再生回数等のログ管理を行うためのデータベースである。
楽曲データベース5は、楽曲の伴奏音や歌詞を表すカラオケコンテンツを複数記憶したデータベースである。このカラオケコンテンツは、業務用カラオケ装置12及び個人用カラオケ装置22においてカラオケ伴奏を行う際に用いられるコンテンツであり、業務用カラオケ装置12及び個人用カラオケ装置22に配信される。楽曲データベース5は、VPN3等を介して接続された業務用カラオケ装置12及び個人用カラオケ装置22にカラオケコンテンツを配信する。採点データベース6は、業務用カラオケ装置12によるカラオケの採点結果を利用者毎に蓄積する。
課金管理装置7は、業務用カラオケ装置12に配信されるカラオケコンテンツに基づいて、業務用の課金体系に従って、各店舗1の管理者に対して課金処理を行う装置である。以下の説明では、説明の便宜上、業務用カラオケ装置12を利用する利用者を「エンドユーザ」と称して説明する。また、業務用カラオケ装置12の管理者(店舗1の管理者)を「非エンドユーザ」と称して説明する。課金管理装置7は、業務用カラオケ装置12と非エンドユーザとの対応関係を記憶しており、この対応関係に基づいて、業務用の課金体系に従って非エンドユーザに対して課金処理を行う。
家屋2,2,…は、エンドユーザが個人的にカラオケを楽しむ施設である。家屋2,2,…にはそれぞれ、家庭用ルータ21と個人用カラオケ装置22とがLAN23で接続されて設置されている。家庭用ルータ21はインターネット8上を流れるデータをLANに中継する機器である。個人用カラオケ装置22は、エンドユーザによって個人的に使用されるカラオケ装置である。個人用カラオケ装置22は、家庭内LAN23に接続され、楽曲データベース5から配信されるカラオケコンテンツを用いてカラオケ伴奏や歌詞テロップの表示を行うことによって、エンドユーザにカラオケサービスを提供する。なお、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、ひとつの家屋2についてのみ家庭用ルータ21と個人用カラオケ装置22とが図示されているが、他の家屋2にも同様に家庭用ルータ21と個人用カラオケ装置22とが設置されている。個人用カラオケ装置22は、家庭用ルータ21とインターネット8を介して課金管理装置9、ユーザ管理データベース10と接続されている。
課金管理装置9は、個人用カラオケ装置22に配信されるカラオケコンテンツに基づいて、エンドユーザに対して課金処理を行う装置である。課金管理装置9は、個人用カラオケ装置22とエンドユーザとの対応関係を記憶しており、この対応関係に基づいて、個人用の課金体系に従ってエンドユーザに対して課金処理を行う。
ユーザ管理データベース10には、エンドユーザのコンテンツの購入情報、購入履歴、採点結果履歴等の各種のデータが、エンドユーザ毎に記憶されている。エンドユーザのそれぞれにはそのエンドユーザを識別するユーザID(識別情報)が割り当てられており、コンテンツ購入情報、購入履歴、採点結果履歴等のエンドユーザに係る各種の情報(以下「ユーザ情報」という)は、ユーザIDに対応付けられて記憶されている。ユーザ情報の具体的な一例としては、例えば、エンドユーザによる業務用カラオケ装置12の利用状況を示すデータ(以下「業務用利用状況データ」という)や、エンドユーザによる個人用カラオケ装置22の利用状況を示すデータ(以下「個人用利用状況データ」)が用いられる。
次に、図2は、各店舗1に設置された業務用カラオケ装置12の構成を示すブロック図である。図において、制御部121は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部122に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスBUSを介して業務用カラオケ装置12の各部を制御する。記憶部122は、制御部121によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。表示部123は、液晶パネルを備え、制御部121による制御の下に各種の画像を表示する。操作部124は、業務用カラオケ装置12の利用者による操作に応じた信号を出力する。マイクロホン125は、収音し、収音した音声を表す音声信号(アナログ信号)を出力する。音声処理部126は、マイクロホン125が出力する音声信号(アナログ信号)をA/D変換によりデジタルデータに変換する。また、音声処理部126は、供給されるデジタルデータをD/A変換によりアナログ信号に変換してスピーカ127に供給する。スピーカ127は、音声処理部126から出力されるアナログ信号に応じた強度で放音する。通信部128は、他の装置との間でVPN3等を介して通信を行うための通信手段である。
なお、この実施形態では、マイクロホン125とスピーカ127とが業務用カラオケ装置12に含まれている場合について説明するが、音声処理部126に入力端子及び出力端子を設け、オーディオケーブルを介してその入力端子に外部マイクロホンを接続する構成としても良い。同様に、オーディオケーブルを介してその出力端子に外部スピーカを接続する構成としても良い。また、この実施形態では、マイクロホン125から音声処理部126へ入力されるオーディオ信号及び音声処理部126からスピーカ127へ出力されるオーディオ信号がアナログオーディオ信号である場合について説明するが、デジタルオーディオデータを入出力するようにしても良い。このような場合には、音声処理部126にてA/D変換やD/A変換を行う必要はない。表示部123についても同様であり、外部出力端子を設け、外部モニタを接続する構成としても良い。
記憶部122は、図示のように、カラオケコンテンツ記憶領域1221を有している。カラオケコンテンツ記憶領域1221には、楽曲の伴奏音や歌詞を表すカラオケコンテンツが記憶されている。これらのカラオケコンテンツは、楽曲データベース5から配信されるコンテンツである。
次に、個人用カラオケ装置22の構成について図面を参照しつつ説明する。図3は、個人用カラオケ装置22の構成を示すブロック図である。図において、制御部221、記憶部222、表示部223、操作部224、マイクロホン225、音声処理部226、スピーカ227、通信部228、の機能はそれぞれ、業務用カラオケ装置12の制御部121、記憶部122、表示部123、操作部124、マイクロホン125、音声処理部126、スピーカ127、通信部128の機能とほぼ同様であり、説明を省略する。
次に、課金管理装置7の構成について図面を参照しつつ説明する。図4は、課金管理装置7の構成を示すブロック図である。図において、制御部71、表示部73、操作部74、通信部78の機能はそれぞれ、業務用カラオケ装置12の制御部121、表示部123、操作部124、通信部128の機能とほぼ同様であり、説明を省略する。
記憶部72は、制御部71によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。課金管理装置7の記憶部72は、図示のように、対応関係記憶領域721を有している。対応関係記憶領域721には、業務用カラオケ装置12と非エンドユーザとの対応関係が記憶されている。図5は、対応関係記憶領域721に記憶された対応関係の内容の一例を示す図である。図示のように、この記憶領域には、「非エンドユーザID」と「装置ID」との各項目が互いに関連付けられて記憶されている。これらの項目のうち、「非エンドユーザID」の項目には、業務用カラオケ装置12が設置された店舗1の管理者を識別する識別情報(非エンドユーザID)が記憶される。「装置ID」の項目には、業務用カラオケ装置12を識別する識別情報(装置ID)が記憶される。課金管理装置7は、この対応関係記憶領域721に記憶された対応関係に基づいて、業務用課金体系に従って、非エンドユーザに対して課金処理を行う。
次に、課金管理装置9の構成について図面を参照しつつ説明する。図6は、課金管理装置9の構成を示すブロック図である。図において、制御部91、表示部93、操作部94、通信部98の機能はそれぞれ、課金管理装置7の制御部71、表示部73、操作部74、通信部78の機能とほぼ同様であり、説明を省略する。
記憶部92は、制御部91によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。記憶部92は、図示のように、対応関係記憶領域921を有している。対応関係記憶領域921には、個人用カラオケ装置22とエンドユーザとの対応関係が記憶されている。図7は、対応関係記憶領域921に記憶された対応関係の内容の一例を示す図である。図示のように、この記憶領域には、「エンドユーザID」と「装置ID」との各項目が互いに関連付けられて記憶されている。これらの項目のうち、「エンドユーザID」の項目には、エンドユーザを識別するエンドユーザID(識別情報)が記憶される。「装置ID」の項目には、個人用カラオケ装置22を識別する装置ID(識別情報)が記憶される。課金管理装置9は、この対応関係記憶領域921に記憶された対応関係に基づいて、個人用課金体系に従って、エンドユーザに対して課金処理を行う。
<B:動作>
次に、本システムの動作について説明する。
<B−1:業務用カラオケコンテンツ配信動作>
楽曲データベース5は、所定のタイミングで、カラオケコンテンツを業務用カラオケ装置12に対して配信する。この配信タイミングは、例えば、1ヶ月毎、1週間毎等の、予め定められた時間間隔で配信するようにしてもよく、また、例えば、配信要求を示す配信要求データを業務用カラオケ装置12から受信したタイミングで該配信要求データに対応するカラオケコンテンツを配信するようにしてもよい。楽曲データベース5から配信されたカラオケコンテンツは、業務用カラオケ装置12のカラオケコンテンツ記憶領域1221に記憶される。このとき、課金管理装置7は、楽曲データベース5からの配信状況を示す配信状況データを、店舗を識別する店舗識別データに対応付けて、店舗管理データベース4に記憶する。
<B−2:業務用カラオケ装置利用動作>
次に、エンドユーザが業務用カラオケ装置12を利用する場合の動作について説明する。
エンドユーザは、業務用カラオケ装置12を管理する非エンドユーザに使用料金を支払うことによって業務用カラオケ装置12を利用することができる。エンドユーザが業務用カラオケ装置12の操作部124を用いて楽曲指定操作を行うと、制御部121は、操作部124から供給される信号に基づいてカラオケコンテンツ記憶領域1221に記憶されたカラオケコンテンツのいずれかを選択する。選択された楽曲のカラオケコンテンツがカラオケコンテンツ記憶領域1221から読み出され、音声処理部126がコンテンツをアナログの楽音信号に変換し、スピーカ127に供給する。これにより、スピーカ127からはカラオケコンテンツに応じた楽音が放音される。エンドユーザは、スピーカ127から放音されるカラオケ伴奏に合わせて歌唱を行うことで、カラオケを楽しむことができる。
このとき、エンドユーザは、業務用カラオケ装置12を利用するにあたって、自身に割り当てられたユーザIDを、操作部124を用いて業務用カラオケ装置12に入力することができる。操作部124は、操作された内容に応じた信号を出力し、制御部121は、入力されたユーザIDを、そのユーザIDによる業務用カラオケ装置12の利用状況(利用楽曲数、利用時間、再生楽曲回数、利用頻度、等)を示す業務利用状況データに対応付けて、ユーザ管理データベース10に送信する。ユーザ管理データベース10は、業務用カラオケ装置12から受信するユーザIDと業務利用状況データとを対応付けて、データベースに登録する。これにより、ユーザ管理データベース10には、エンドユーザによる業務用カラオケ装置12の利用状況を示す業務利用状況データが、エンドユーザ毎に蓄積される。
<B−3:個人用カラオケコンテンツ配信動作>
楽曲データベース5は、所定のタイミングで、カラオケコンテンツを個人用カラオケ装置22に対して配信する。この配信タイミングは、例えば、1ヶ月毎、1週間毎等の、予め定められた時間間隔で配信するようにしてもよく、また、例えば、配信要求を示す配信要求データを個人用カラオケ装置22から受信したタイミングで該配信要求データに対応するカラオケコンテンツを配信するようにしてもよい。楽曲データベース5から配信されたカラオケコンテンツは、個人用カラオケ装置22のカラオケコンテンツ記憶領域2221に記憶される。このとき、課金管理装置9は、楽曲データベース5からの配信状況を示す配信状況データを、エンドユーザを識別するユーザIDに対応付けて、ユーザ管理データベース10に記憶する。
<B−4:個人用カラオケ装置利用動作>
次に、エンドユーザが個人用カラオケ装置22を利用する場合の動作について説明する。
エンドユーザが個人用カラオケ装置22の操作部224を用いて楽曲指定操作を行うと、制御部221は、操作部224から供給される信号に基づいてカラオケコンテンツ記憶領域2221に記憶されたカラオケコンテンツのいずれかを選択する。選択された楽曲のカラオケコンテンツがカラオケコンテンツ記憶領域2221から読み出され、音声処理部226がコンテンツをアナログの楽音信号に変換し、スピーカ227に供給する。これにより、スピーカ227からはカラオケコンテンツに応じた楽音が放音される。エンドユーザは、スピーカ227から放音されるカラオケ伴奏に合わせて歌唱を行うことで、カラオケを楽しむことができる。
このとき、個人用カラオケ装置22は、エンドユーザの利用状況を示す利用状況データを、ユーザ管理データベース10に対して送信する。制御部221は、ユーザIDを、そのユーザIDによる個人用カラオケ装置22の利用状況(利用楽曲数、利用時間、再生楽曲回数、利用頻度、等)を示す個人利用状況データに対応付けて、ユーザ管理データベース10に送信する。ユーザ管理データベース10は、個人用カラオケ装置22から受信するユーザIDと個人利用状況データとを対応付けて、データベースに登録する。これにより、ユーザ管理データベース10には、エンドユーザによる個人用カラオケ装置22の利用状況を示す個人利用状況データが、エンドユーザ毎に蓄積される。
<B−5:業務用カラオケ課金動作>
次に、業務用カラオケ装置12に対する課金動作について説明する。課金管理装置7は、対応関係記憶領域721に記憶された対応関係に基づいて、業務用課金体系に従って非エンドユーザに対して課金処理を行う。なお、この課金処理の内容は、従来のカラオケ装置に対する課金処理と同様であり、ここではその詳細な説明を省略する。
<B−6:個人用カラオケ課金動作>
次に、個人用カラオケ装置22に対する課金動作について説明する。課金管理装置9は、ユーザ管理データベース10に記憶された個人利用状況データに応じて、対応関係記憶領域921に記憶された対応関係に基づいて、エンドユーザに対して課金処理を行う。このとき、課金管理装置9は、ユーザ管理データベース10に記憶された業務利用状況データに応じて課金額の割引を行う。具体的には、例えば、課金管理装置9は、業務利用状況データの示す業務用カラオケ装置12の利用楽曲数が多いほど割引率を高くしたり、業務利用状況データの示す利用時間が長いほど割引率を高くしたりしてもよい。課金管理装置9は、課金額を算出すると、算出した課金額に応じて所定のカード決済会社等に対して決済処理を行う。
以上説明したように本実施形態によれば、業務用カラオケ装置12の利用状況を示す業務利用状況データをエンドユーザ毎に記憶しておき、個人用カラオケ装置22に対する課金額を算出する際に、そのエンドユーザに対応する業務利用状況データに応じて課金額の割引を行う。このようにすることで、業務用カラオケ装置12と個人用カラオケ装置22との両方を利用するエンドユーザの利用状況に応じた課金処理を行うことができる。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態では、課金管理装置9が、業務利用状況データに応じてエンドユーザに対する課金額の割引を行うようにしたが、これに限らず、課金管理装置7が、個人利用状況データに応じて、非エンドユーザに対する課金額の割引を行うようにしてもよい。この場合も、上述の実施形態と同様に、例えば、課金管理装置7が、個人利用状況データの示す利用楽曲数が多いほど割引率を高くしたり、個人利用状況データの示す利用時間が長いほど割引率を高くしたりしてもよい。
また、上述の実施形態において、業務用カラオケ装置12の利用に応じてエンドユーザが非エンドユーザに対して支払う利用料金を、個人利用状況データに応じて割り引くようにしてもよい。この場合は、エンドユーザによる業務用カラオケ装置12の利用状況に応じて利用料金を算出する料金算出装置を設け、該料金算出装置が、個人利用状況データに応じて、該利用料金の割引を行うようにすればよい。この場合も、上述の実施形態と同様に、例えば、料金算出装置が、個人利用状況データの示す利用楽曲数が多いほど割引率を高くしたり、個人利用状況データの示す利用時間が長いほど割引率を高くしたりしてもよい。
(2)また、上述の実施形態において、店舗1毎(又は業務用カラオケ装置12毎)に異なる割引体系を用いるようにしてもよい。この場合は、例えば、店舗1(又は業務用カラオケ装置12)と割引体系との対応関係を課金管理装置9に予め記憶させておき、業務用管理装置12が、業務利用状況データを生成する際に、業務利用状況データに店舗を識別する店舗ID(又は端末ID)を含めるようにすればよい。課金管理装置9は、課金額算出処理を行う際に、業務利用状況データに含まれる店舗ID(又は端末ID)に対応する割引体系を予め記憶された対応関係を参照して特定し、特定した割引体系に従って業務利用状況データに応じた割引額算出処理を行うようにしてもよい。
(3)上述の実施形態では、課金管理装置7、課金管理装置9及びユーザ管理データベース10がそれぞれ別体の装置として構成され、それらの装置が通信ネットワークで接続されたシステムについて説明したが、これらの装置のうちの少なくとも一部が一体として構成されていてもよい。例えば、課金管理装置9がユーザ管理データベース10を含んでいてもよく、また、例えば、課金管理装置7と課金管理装置9とがひとつの装置として構成されていてもよい。要するに、本発明に係る課金管理装置は、ひとつの装置として構成されていてもよく、また、複数の装置が通信ネットワークで接続されたシステムとして構成されていてもよい。
(4)上述した実施形態における業務用カラオケ装置12、課金管理装置7、個人用カラオケ装置22、課金管理装置9の各制御部によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由で各装置にダウンロードさせることも可能である。
システムの構成の一例を示すブロック図である。 業務用カラオケ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 個人用カラオケ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 課金管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 対応関係の内容の一例を示す図である。 課金管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 対応関係の内容の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1…店舗、2…家屋、3…VPN、4…店舗管理データベース、5…楽曲データベース、6…採点データベース、7…課金管理装置、8…インターネット、9…課金管理装置、10…ユーザ管理データベース、11…ルータ、12…業務用カラオケ装置、13…LAN、21…家庭用ルータ、22…個人用カラオケ装置、23…家庭内LAN、71,91,121,221…制御部、72,92,122,222…記憶部、73,93,123,223…表示部、74,94,124,224…操作部、78,98…通信部、125…マイクロホン、126,226…音声処理部、127,227…スピーカ、721,921…対応関係記憶領域、1221,2221…カラオケコンテンツ記憶領域。

Claims (8)

  1. 利用者を識別する利用者識別データと該利用者による第1のカラオケ端末のカラオケの利用状況を示す第1のカラオケの利用状況データとを取得する第1の利用状況データ取得手段と、
    前記利用者識別データと前記利用者による第2のカラオケ端末のカラオケの利用状況を示す第2のカラオケの利用状況データとを取得する第2の利用状況データ取得手段と、
    前記第1の利用状況データ取得手段により取得された利用者識別データと第1のカラオケの利用状況データとを対応付けて記憶するとともに、前記第2の利用状況データ取得手段により取得された利用者識別データと第2のカラオケの利用状況データとを対応付けて記憶する利用状況データ記憶手段と、
    前記利用状況データ記憶手段に記憶された第2のカラオケの利用状況データに応じて、該第2のカラオケの利用状況データに対応する利用者識別データの示す利用者に対する課金額を算出する課金額算出手段であって、該利用者識別データに対応する第1のカラオケの利用状況データに応じて、該課金額の割引を行う課金額算出手段と
    を具備することを特徴とする課金管理装置。
  2. 請求項1に記載の課金管理装置と、前記第1のカラオケ端末とを有する課金システムであって、
    前記第1のカラオケ端末は、
    前記利用者識別データを取得する利用者識別データ取得手段と、
    前記第1のカラオケの利用状況データを生成する第1のカラオケの利用状況データ生成手段と、
    前記利用者識別データ取得手段により取得した利用者識別データと前記第1のカラオケの利用状況生成手段により生成された第1のカラオケの利用状況データとを対応付けて、前記課金管理装置に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記第1の利用状況データ取得手段は、前記第1のカラオケ端末によって送信される利用者識別データと前記第1のカラオケの利用状況データとを受信する
    ことを特徴とする課金システム。
  3. 前記利用状況データ記憶手段に記憶された第1のカラオケの利用状況データに応じて、前記第1のカラオケ端末の管理者に対する課金額を算出する第2の課金額算出手段であって、該第1のカラオケの利用状況データに対応する利用者識別データを前記利用状況データ記憶手段を参照して特定し、特定した利用者識別データに対応する第2のカラオケの利用状況データに応じて、該課金額の割引を行う第2の課金額算出手段
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の課金管理装置。
  4. 前記利用状況データ記憶手段に記憶された第1のカラオケの利用状況データに応じて、該第1のカラオケの利用状況データに対応する利用者識別データの示す利用者に対する課金額を算出する第3の課金額算出手段であって、該利用者識別データに対応する第2のカラオケの利用状況データに応じて、該課金額の割引を行う第3の課金額算出手段
    を具備することを特徴とする請求項1又は3に記載の課金管理装置。
  5. 前記第1のカラオケの利用状況データは、カラオケの利用楽曲数を示すデータを少なくとも含み、
    前記課金額算出手段は、前記利用者識別データに対応する第1のカラオケの利用状況データによって示される利用楽曲数が多いほど割引率を高くする
    ことを特徴とする請求項1、3又は4に記載の課金管理装置。
  6. 前記第1のカラオケの利用状況データは、カラオケの利用時間を示すデータを少なくとも含み、
    前記課金額算出手段は、前記利用者識別データに対応する第1のカラオケの利用状況データによって示される利用時間が長いほど割引率を高くする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3乃至5のいずれか1項に記載の課金管理装置。
  7. 店舗を識別する店舗識別データと割引体系との対応関係を記憶する対応関係記憶手段
    を具備し、
    前記第1のカラオケ利用状況データは前記店舗識別データを含み、
    前記課金額算出手段は、前記利用者識別データに対応する第1のカラオケの利用状況データに含まれる店舗識別データに対応する割引体系を、前記対応関係記憶手段を参照して特定し、特定した割引体系に従って前記課金額の割引を行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3乃至6のいずれか1項に記載の課金管理装置。
  8. 前記第1のカラオケの利用状況データ及び前記第2のカラオケの利用状況データは、カラオケの利用楽曲数、利用時間、再生楽曲回数及び利用頻度の少なくともいずれかひとつを示すデータを含む
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3乃至7のいずれか1項に記載の課金管理装置。
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