JP5210163B2 - 車両ナンバープレートおよびそれに用いる再帰反射シート - Google Patents

車両ナンバープレートおよびそれに用いる再帰反射シート Download PDF

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Description

本発明は傾斜認証マーク(以降、認証マークとも言う)が設置された再帰反射性の表面を持つ車両用ナンバープレート(以降、CLP;Car License Plateとも言う)およびそれに用いる傾斜認証マークが設置された再帰反射シートに関する。
詳しくは、本発明は再帰反射性の表面を持つCLPに関し、該CLPに傾斜認証マークが設置されており、該傾斜認証マークが車両の進行範囲外において認識が可能であるようなCLPおよびそれに用いる再帰反射シートに関する。
さらに詳しくは、再帰反射性の表面を持つCLPであって、傾斜認証マークが設置されており、警察官などの観察者が車両の進行範囲外から該認証マークを認識することが出来るために、観察者の安全が改善されたCLPおよびそれに用いる再帰反射シートに関する。
さらに詳しくは、車両の進行方向の頭上に設置された監視カメラを用いてCLPを画像認識した際に、認証マークが撮影画像上に現れない為に画像認識を阻害しない認識性に優れたCLPおよびそれに用いる再帰反射シートに関する。
再帰反射シートに設けられたマークの視野範囲が方向性を持ち、CLPの偽造および偽造品を用いた車輌犯罪の防止に役立つ認証マークに関しては従来からいくつかの提案がなされている。
米国特許第4,082,426号には、シートの正面上に入射光を受け入れて焦点を結ぶのに適した微小球レンズ12の単層、微小球レンズの裏面を被覆し、かつこれらの裏面に全般的に追随するように輪郭された重合体材料のスペーサ層14、このスペーサ層14の上に被覆された鏡面反射層16及びスペーサ層14と鏡面反射層16の間に像状パターンでF配置された像層15からなる反射シートにおいて;像層15が透明であり、かつその像層の厚さが微小球レンズの裏面に直面する曲線ピーク区域19における厚さよりも、微小球レンズの間に対面するスペーサ層の谷部区域20における厚さの方が大であり、それによってシートの像区域からの45度再帰反射が非像区域からの再帰反射より少なくとも30%少ないようにされていることを特徴とする反射シートが記載されている。
米国特許第4,634,220号には、透明な微小球レンズの単層、前記微小球レンズの後面を少なくとも覆っている透明材料の連続層、および前記透明材料の層の後面にあって離れて区別して見ることができるしるしから成る、像形成されたシートであって、像を形成すべき領域内において、それぞれ個々の微小球レンズに対してすくなくとも1つのしるしが対応しており、それぞれ個々のしるしは、その微小球レンズの中心点を通って延びている軸上に位置しており、これらの軸は、特定された像について相互にほぼ平行であり、その結果、前記しるしは、前記シートを特定の方向から見たときに、像として見える、前記像形成されたシートが記載されている。また、二方向からそれぞれ異なった像が視認できることも記載されている。
米国特許第4,645,301号には、認証像を含有し、情報の読みやすさを著しく妨げることなく文書の情報部分に接着するように適用し、透明ミクロレンズの単層および前記ミクロレンズの少なくとも背面を覆う透明スペーシング層を含有する改良された実質的に透明なシートにおいて、透明層の背面上の1組の軸方向鏡面反射マーキングは、シートに対して特定の角度をなす中心軸を有する円錐形視野を横切ったときにのみシートの前面に現れる認証像として見ることができ、前記認証像が逆反射性であることを特徴とする、実質的に透明なシートが記載されている。
米国特許第4,650,283号には、バインダ層に部分的に埋め込まれた透明な微小球の単一層と、微小球体の裏側表面を覆う鏡のように反射する層とを有する再帰反射する層とを有する層とを有する再帰反射シートにおいて、前記バインダ層が光で発色し、前記微小球体のいくつかは小さな空所を有し、それぞれが微小球体の裏側表面を通して開口し、少なくとも1部の開口が空所の深さより小さく、前記空所は円錐状の視界を横切ってのみ前方から見ることのできることを特徴とする再帰反射シートが記載されている。
米国特許第4,688,894号及び米国特許第4,691,993号には、微小レンズの単層とそのうちの少なくともいくつかの微小レンズの後面の背後に配置された光半透過性鏡とを有する実質的に透明なシートであって、逆行反射光で見る条件下では前記鏡によって占められた領域が明るい逆行反射性であり、そして、少なくともいくつかの微小レンズの後部内または後面上には、通常の拡散光条件下で予め定められた円錐状視野の中で像としてまとまって見ることのできる軸方向性しるしが存在していることを特徴とする前記シートが記載されている。
米国特許第4,708,920号には、(a)狭い間隔を有する透明微小レンズの単層、(b)前記微小レンズを前記単層状に支持するための手段、および(c)一組の実質的に同じ大きさの軸方向のしるしであって、その一組の軸方向のしるしが、選択された円錐状視野全体にわたって、明るい領域と暗い領域の階調を有する一体化した方向性の網点階調像として見ることができ、前記網点階調像の個々のドットが前記微小レンズの直径と少なくとも同じ大きさである、そのように、各しるしが或る部分における微小レンズの後部に位置している、前記一組の軸方向のしるし、を含んでいることを特徴とする、一体化した方向性の像を含有するシートが記載されている。
米国特許第4,714,656号には、輪郭依存指向性像を有するシートにおいて、a.互いに近接して隔置される透明マイクロレンズから成る単層、b.前記マイクロレンズを前記シートに単層配列で固定する手段及びc.前記シートが所定の非平面輪郭に実質的に保たれ、かつ所定の円錐視野内において観察されるときのみ前記シートの前方から完全な像として目に見えるようにおのおのがマイクロレンズの後方に位置しているような1セットの軸方向マーキングを含むことを特徴とするシートが記載されている。
米国特許第5,169,707号には、実質的に透明なラミネートであって:a)実質的に単層で並んだ微小球を含んで成り、該微小球の背面の背後に配置された部分的透光性の反射体を有するベースシート、ここで該微小球は透明バインダー層の中に少なくとも部分的に包埋されている;b)前記ベースシートの前面に接着したカバーシート;c)前記微小球の前記カバーシート側に配置されたイメージ形成材料の模様;を含んで成り;ここで前記模様は第一銘として、通常の拡散光目視状況及び再帰性反射目視状況のもとで見え、前記銘は通常の拡散光目視状況のもとでは実質的に方向性変位イメージにあるラミネートが記載されている。
米国特許第6,288,842号には、a.第一および第二側面を有する少なくとも一つのマイクロレンズ層、b.マイクロレンズ層の第一側面に近接して配置される材料層、c.複数のマイクロレンズのそれぞれと結びついた材料中に形成された、材料とともにコントラストを有する少なくとも部分的に完全な画像、およびd.肉眼にシート材料の上または下、あるいは両方に浮いていると見える、個々の画像により提供される合成画像、を含むシート材料が記載されている。
日本特許公開2003−211572号には、平坦な第1面をもつ実質的に透明な層を含んでなる第1層と,鏡面反射層が露出している第2面をもつ再帰反射素子層を含んでなる第2層とからなる再帰反射性物品を用いて,A.第2面の鏡面反射層上に光反応性樹脂層を設置する工程B.選択的光照射により光反応性樹脂を部分的に反応させる工程C.光反応性樹脂層の選択領域を部分的に除去をする工程D.鏡面反射層の部分的除去により像を形成する工程により像が形成された再帰反射性物品が記載されている。
日本特許公開2003−233336号には、平坦な第1面をもつ実質的に透明な層を含んでなる第1層と,鏡面反射層が露出している第2面をもつ再帰反射素子層を含んでなる第2層とからなる再帰反射性物品を用いて,A.第2面の鏡面反射層上に光反応性樹脂層を設置する工程B.選択的光照射により光反応性樹脂を部分的に反応させる工程C.光反応性樹脂層の選択領域を部分的に除去する工程D.鏡面反射層の露出部分をその場で非鏡面化することにより像を形成する工程により像が形成された再帰反射性物品が記載されている。米国特許第4,082,426号に記載されているインクによる方法では、0°(シートに垂直方向)からは像が明らかでなく、観察角が360°にわたって45°入射光で、再帰反射可視条件下で材料を見た時に像が可視である。
米国特許第4,634,220号及び同第4,645,301号に記載されている軸方向しるしでは、像が垂直線から約8°〜12°の角度で見た時に見えるもので観察角は360°のリング状の視野範囲であった。
米国特許第4,650,283号に記載されている空所によって形成される指向性のある像では、正面から約15°の円錐を横切った時にだけ見えるものであった。
米国特許第4,688,894号及び同第4,691,993号に記載されている軸方向性しるしでは、拡散光或いは再帰反射条件で円錐状視野の中で暗い像としてみることが出来るもので、円錐状視野をいくらか外れた隣接した角度で、再帰反射光で見た時、明るい像としてみることができるものであった。更に、レーザービームを第一の選択された入射角でシートに像状のやり方で当てた後、レーザービームを異なった選択された入射角でシートに像状のやり方で当てることにより二組のしるしを形成すると、二つの方向性像を有するシートを形成することができ、それぞれがレーザー照射の入射角の所に中心線を持つ円錐状視野で見えることも記載されている。
米国特許第4,708,920号に記載されている軸方向のしるしは、軸方向のしるしが一体化した方向性写真像として、レーザー照射の入射角の所に中心線を持つ円錐状視野全体にわたって見ることができるものであった。
米国特許第4,714,656号に記載されている軸方向マーキングは、輪郭依存指向性像を有するシートが実質的に予め決定された非平面輪郭に保たれていて予め決定された円錐視野内において観察されるときにおいてのみ軸方向マーキングが前記シートの前方から完全な像として視認できるものであった。
米国特許第5,169,707号に記載されている二重レベル検証を有する再帰性セキュリティラミネートは、微小球の上層に設けられた第1銘と、米国特許第4,082,426号と同様な微小球の一部の背面の背後に位置するラッカーを更に含んでなるもので、拡散光状況では透明であり、再帰性反射光状況で見えるレトロ銘である。
米国特許第6,288,842号に記載されている浮遊する合成画像は、約80〜90度角度一杯の円錐体にわたって見ることが可能なものである。
日本特許公開2003−211572号に記載されている像は、45度の観察角で像の存在が鮮明に確認できるものである。
日本特許公開2003−233336号に記載されている像は、45度の観察角で像の存在が鮮明に確認できるものである。
以上のように、従来公知の像は、米国特許第4,082,426号に記載されているインクを用いて、正面からは見えずに、45°の角度から視認できる像や、米国特許第4,634,220号、同第4,645,301号、同第4,650,283号、同第4,688,894号、同第4,691,993号、同第4,708,920号、同第4,714,656号及び同第6,288,842号に記載されているレーザーを用いて特定角度の円錐状視野で像が見えるものや、米国特許第5,169,707号に記載されている反射素子より上層に設けた第1銘と公知の技術である米国特許第4,082,426号に記載されている像を組み合わせたものや、日本特許公開2003−211572号や日本特許公開2003−233336号に記載されている像を部分的除去や非鏡面化によって形成したものであり、本願のように、レーザーを用いて車両の進行範囲外の少なくとも一つの特定範囲から見える像やその像の形成方法は知られておらず、また、それにより観察者が車両の進行範囲外においてのみマークを認識できるようにして観察者の安全性を改善することも知られていなかった。
従来より、傾斜認証マークが設置された再帰反射性CLPは、CLPの偽造および偽造品を用いた車両犯罪の防止を目的として用いられてきたが、従来公知の傾斜認証マークが設置された再帰反射性の表面を持つCLPにおいては、認証マークを認識するためには車両の進行範囲内に入いる必要があり危険を伴っていた。
さらに、従来公知の傾斜認証マークが設置された再帰反射性CLPを、車両の進行方向の頭上に設置された監視カメラを用いてCLPを画像認識した際に、認証マークが撮影画像上に発現して画像認識を阻害するという問題があった。
本発明は上記の従来公知の傾斜認証マークが設置されたCLPの問題を解決することにある。
本発明が解決しようとしている第1の課題は、警察官などの観察者が車両ナンバープレートに設置された認証マークを安全に観察することが出来るCLPおよびそれに用いる再帰反射シートの提供にある。
本発明が解決しようとしている第2の課題は、車両の進行方向の頭上に設置された監視カメラを用いてCLPを画像認識した際に、認証マークが撮影画像上に現れない為に画像認識を阻害しない認識性に優れたCLPおよびそれに用いる再帰反射シートの提供にある。
本発明は、特定の方向において認識可能な認証マークが設置された再帰反射性の表面を持つ車両用ナンバープレートにおいて、該認証マークが該ナンバープレートが設置された車両の進行範囲外から認識可能であることを特徴とする車両用ナンバープレートを提供することにより、観察者の安全と監視カメラの画像認識効率を改善することが出来、課題を解決することができる。
再帰反射性の表面を持つCLPは従来より良く知られており、本発明においても同様に、再帰反射性シートをプレートの表面側から、又は裏面側からプレートと貼り合わせる等で一体化した構造を持つCLP構造を採用することができる。
再帰反射シートに組み合わされた傾斜認証マークは従来より良く知られており、米国特許第4,082,426号に記載されているように、これらの独特な反射特性はまた権限のない者がマーキングを複製し又は‘構造する’ことを困難にすることも知られていた。
本発明においても、再帰反射シートに傾斜認証マークを組み合わせることでCLPを複製又は構造することを困難にするものである。
本発明において車両の進行範囲とは、少なくとも車両ボディーの通過する可能性のある範囲であり、安全を考慮して更に両側50cm程度の幅を有するものである。また、後退する場合も同様である。
このような本発明における傾斜認証マークを設置する方法としては、認証マークの認識可能範囲が、該ナンバープレートが設置された車両の進行範囲外となるように、再帰反射シートに大きな入射角でレーザーを照射し、再帰反射シートに設けられている微小ガラス球の背面に設置された鏡面反射層に空孔を設ける方法を挙げることが出来る。
従来から、入射した光を光源に向かって反射する再帰反射シートはよく知られており、その再帰反射性を利用した該シートは上記のごとき利用分野で広く利用されている。このような再帰反射シートとしては、微小ガラス球に金属、ほとんどの場合アルミニウムを真空蒸着して鏡面反射層をもうけたものを再帰反射素子として用いた、封入レンズ型再帰反射シートがよく知られている。
封入レンズ型再帰反射シートの例としては日本特許公開昭59−71848号に詳しく開示されており、本発明でもこのような封入レンズ型再帰反射シートを用いることができる。ここでは、この文献の引用をもって、再帰反射シートの具体的記述に代えるものとする。
本発明では、ガラス球の背後の鏡面反射層に空孔を設ける照射源としては、ネオジウムをドープしたイットリウム−バナディトレーザー(以降、Nd:YVO4レーザーともいう)、ネオジウムをドープしたイツトリウム−アルミニウム−ガーネツトレーザー(以降、Nd:YAGレーザーともいう)や炭酸ガスレーザー等を用いることができるがNd:YVO4がより好ましい。その理由としては、Nd:YVO4レーザーは従来のNd:YAGレーザーに比べエネルギー変換効率(励起効率)がよいために発振器がよりコンパクトになり発振器の冷却方法が水冷タイプから空冷タイプに出来ることや、励起波長がNd:YAGレーザーと同じであり従来Nd:YAGが得意とした加工材料がそのまま適応できるためである。
また、ガラス球の背後の鏡面反射層に空孔を設ける方法としては、日本特許公開2003−211572号に記載されている鏡面反射層を部分的に除去する方法や、日本特許公開2003−71848号に記載の鏡面反射層を非鏡面かする方法が採用でき、文献の引用をもって記載に代える。
該認識範囲の水平角度範囲(β)が25〜75度であり、垂直範囲(α)が5〜55度であることが、観察者の安全性及び認証マークの視認性の点で好ましい。
本発明において水平角度および垂直角度は、CLPの中心からの水平線を基準として観測者の両眼の中点を結ぶ観測線の水平成分と垂直成分として定義される。
本発明において、認識範囲とは観測者または監視カメラが、認証マークを目視あるいは光学的な拡大装置を用いた画像として認識できる範囲であって、目視のみならずデジタル画像処理により認識できる範囲も含める。通常、目視での認識範囲は認証マークの大きさにも依存するが5〜10mの範囲にとどまる。しかしながら、望遠鏡や望遠レンズつきの監視カメラの場合においては特に距離の制限は無い。
本発明の認証マークの認識範囲の好ましい水平角度の範囲としては、30〜60度であり、更に好ましくは35〜55度である。この範囲内であれば、上記の観察者の安全性及び認証マークの視認性が一層改善される。
本発明の認証マークの認識範囲の好ましい垂直角度の範囲としては、10〜35度であり、更に好ましくは15〜25度である。この範囲内であれば、上記の観察者の安全性及び認証マークの視認性が一層改善される。
本発明では、CLPに車両の左右の少なくともいずれかの方向から認識可能である認証マークが設置してあるものである。
本発明の傾斜認証マークは車両の左右の少なくともいずれかの方向から認識可能であるが、左右いずれの方向からも認識できるマークであることが好ましい。このような、左右いずれの方向からも認識可能なCLPは、道路事情によっては、道路の両側での観察が不可能であっても、道路の少なくとも一方の側から観察可能であれば、本発明のCLPの認識マークを認識することができるので好ましい。
本発明の傾斜認証マーク車両の左右の方向から認識可能である認証マークが同一領域に設置してあることがより好ましい。
このような同一領域に設置する方法としては、任意の領域に第一の照射により、微小ガラス球に開口1を形成することで第一の認識マークを形成し、同一領域に第一の照射とは異なる角度の第二の照射によってガラス球に上記の開口1と別の開口2を形成することで第二の認識マークを形成する方法をあげることが出来る。
さらに、観察者の視認性を向上する目的で認識可能範囲が少なくとも2方向以上の認証マークが組合されて同一領域に設置されており、認識角度を変化させて観察した際に認証マーク像が連続的に変化して見えるような認証マークを設置することが出来る。
本発明のこのような連続的に変化して見えるような認証マークの設置方法としては、まず、ある照射角度からレーザーを照射して一つの模様(例えば波線)を形成する。次いで、レーザーの照射角度を変えて、前述の模様と少し変化させた模様(例えば前述の破線と少し異なる破線)を形成すれば良い。異なる照射角で設置した2種類の模様が有れば、観察角を変化させて観察すれば像が変化して見える。
本発明では、形成する模様の数を3種類、4種類、・・・と増加すること及び次の模様を形成する時のレーザーの照射角度の変化を小さくすることは認証マークの変化をスムーズにすることができるので好ましい。
本発明では、車両の進行範囲外から連続して変化して見えるのが好ましく、レーザーの照射角度を水平角度の範囲としては、30〜60度であり、更に好ましくは35〜55度とし垂直角度の範囲としては、10〜35度であり、更に好ましくは15〜25度とし、この範囲内で複数の模様を形成するのが、観察者の安全性及び認証マークの視認性が一層改善されるので好ましい。
本発明反射シートは、CLPに貼付した際に、認証マークの認識可能範囲が該ナンバープレートが設置された車両の進行範囲外となるように認証マークが事前設置されているものである。
本発明の再帰反射シートは、CLPに貼付する際に容易に貼り付けることができるように、通常の貼り作業を想定して、CLPに貼付した際に認証マークの認識可能範囲が、該CLPが設置された車両の進行範囲外となるように再帰反射シートに認証マークを設けておくのが好ましい。
通常のCLPでは、再帰反射シートをCLP用のプレートのサイズに合わせて加工しやすいように裁断したものをCLP用のプレートに貼り合わせるので、CLPにした時に所望される性能を有する認識マークを再帰反射シートに事前設置しておくのが、再帰反射シートの裁断やCLPのプレートに貼付する際の作業が容易になるので好ましい。
本発明の再帰反射シートは、CLPに貼付した際に、該認識範囲の水平角度範囲(β)が25〜75度、好ましくは30〜60度、更に好ましくは35〜55度であり、垂直範囲(α)が5〜55度、好ましくは10〜35度、更に好ましくは15〜25度となるように認証マークが事前設置されているものである。
本発明においては、再帰反射シートを製造する際に縦方向又は横方向から見た際に、認識範囲の水平角度範囲(β)が25〜75度、好ましくは30〜60度、更に好ましくは35〜55度であり、垂直範囲(α)が5〜55度、好ましくは10〜35度、更に好ましくは15〜25度となるように認証マークが事前設置しておくのが、再帰反射シートの裁断やCLPのプレートに貼付する際の作業が容易になるので好ましい。
本発明の再帰反射シートは、CLPに貼付した際に、車両の左右のいずれの方向からも認識可能である認証マークが設置してあるものである。
本発明の再帰反射シートは、CLPに貼付した際に、認識可能範囲が少なくとも2方向以上の認証マークが組合されて同一範囲に設置されており、認識角度を変化させて観察した際に認証マーク像が連続的に変化して見えるような認証マークが設置してあるものである。
本発明においては、再帰反射シートを製造する際に、認識可能範囲が少なくとも2方向以上の認証マークが組合されて同一範囲に設置されており、認識角度を変化させて観察した際に認証マーク像が連続的に変化して見えるような認証マークが設置しておき、それをCLPに用いればよい。
発明の効果
本発明では、第1の効果として、警察官などの観察者が車両ナンバープレートに設置された認証マークを安全に観察することが出来るCLPおよびそれに用いる再帰反射シートを提供することができる。
本発明では、第2の効果として、車両の進行方向の頭上に設置された監視カメラを用いてCLPを画像認識した際に、認証マークが撮影画像上に現れない為に画像認識を阻害しない認識性に優れたCLPおよびそれに用いる再帰反射シートの提供することができる。
図1は従来技術による車両ナンバープレートの認識領域である。
図2は従来技術による車両ナンバープレートである。
図3は本発明における車両ナンバープレートの認識領域である。
図4は本発明における車両ナンバープレートである。
図5は本発明における車両ナンバープレートである。
本発明による好ましい形態を、図を引用しつつ以下に説明を行う。
図1は従来技術による車両ナンバープレートの認識領域を示す。
従来の車両ナンバープレートの認識マークの認識領域は、図1のA−B−C−Dで表されるような多錐体領域であり、車両の進行範囲と該認識領域が重複しており、観察者Pが車両の進行範囲に入ってマークを観察する必要があり、危険を伴っていた。
図2は従来技術による車両ナンバープレートを示す。
図2(A)は、従来の認識マークが設置されたCLPを真正面から見たものであり、認識マークは見えない。
図2(B)は、従来の認識マークが設置されたCLPを斜め上から見たもので、認識マークが見えている。
図2(C)は、従来の認識マークが設置されたCLPを左右いずれかの斜め方向から見たもので、認識マークは見えない。
図3は本発明による車両ナンバープレートを示す。
従来の車両ナンバープレートの認識マークの認識領域は、図3のA−B−C−Dで表されるような多錐体領域であり、車両の進行範囲外に該認識領域があり、観察者Pが車両の進行範囲外でマークを観察できるもので、従来技術と比べ安全性が改善されている。
図4は本発明による車両ナンバープレートを示す。
図4(A)は、従来の認識マークが設置されたCLPを真正面から見たものであり、認識マークは見えない。
図4(B)は、従来の認識マークが設置されたCLPを斜め上から見たもので、認識マークは見えない。
図4(C)は、従来の認識マークが設置されたCLPを左右いずれかの斜め方向から見たもので、認識マークは見えない。
図5は本発明による車両ナンバープレートの認識領域を示す。
図5(A)は、本発明の車両ナンバープレートの水平方向の認識領域を示す。本発明では水平方向の角度がβ1以上β2以下であり、観察者Pが車両の進行範囲外で認識マークを認識することができる。本発明の認識マークは、少なくとも車両の左右一方の側で認識できるものであるが、両側で認識できることは更に好ましい。
図5(B)は、本発明の車両ナンバープレートの垂直方向の認識領域を示す。本発明では、垂直方向の角度がα1以上α2以下であり、観察者Pの視線の位置に認識領域が来るように認識マークが設けられている。
図5(C)は、図5(A)と図5(B)を併せて、車両の前面側から見た図であるが、観察者Pが車両の進行範囲D以外の左右の安全区域で認識マークを認識することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に説明する。
実施例1
ナンバープレート用エンジニアグレードとして、恩希愛(杭州)化工有限公司製再帰反射シート(商品名「NikkaliteTM48012」に、15−20キロヘルツ、平均電力12Wのネオジウムドープしたイットリウム4酸化バナジウム(Nd:YVO4)レーザー(波長1064nm)をシート前面に対し水平角度(β)+45度、垂直角度(α)+20度で照射し、認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークはレーザー認識マークが照射された角度近傍からのみ認識できた。
実施例2
実施例1で得られた認識マークが設置された車両ナンバープレートの既に認識マークが設置された部位とは別の位置に、シート前面に対し水平角度(β)−45度、垂直角度(α)+20度で照射し、2つの異なる角度から認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークはそれぞれのレーザー認識マークが照射された位置及び角度近傍からのみ認識できた。
実施例3
実施例1で得られた認識マークが設置された車両ナンバープレートの既に認識マークが設置された部位と同一領域に異なるパターンの認識マークを、シート前面に対し水平角度(β)−45度、垂直角度(α)+20度で照射し、2つの異なる角度から認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークは同じ領域にそれぞれのレーザー認識マークが照射された角度近傍からのみ認識できた。
実施例4
ナンバープレート用エンジニアグレードとして、恩希愛(杭州)化工有限公司製再帰反射シート(商品名「NikkaliteTM48012」に、20−25キロヘルツ、平均電力18Wのネオジウムドープしたイットリウム−アルミニウム−ガーネット(Nd:YAG)レーザー(波長1064nm)をシート前面に対し水平角度(β)+45度、垂直角度(α)+20度で照射し、認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークはレーザー認識マークが照射された角度近傍からのみ認識できた。
実施例5
ナンバープレート用エンジニアグレードとして、恩希愛(杭州)化工有限公司製再帰反射シート(商品名「NikkaliteTM48012」に、平均電力50Wの炭酸ガスレーザー(波長10.6μm)をシート前面に対し水平角度(β)+45度、垂直角度(α)+20度で照射し、認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークはレーザー認識マークが照射された角度近傍からのみ認識できた。
実施例6
ナンバープレート用エンジニアグレードとして、恩希愛(杭州)化工有限公司製再帰反射シート(商品名「NikkaliteTM48012」に、15−20キロヘルツ、平均電力12Wのネオジウムドープしたイットリウム4酸化バナジウム(Nd:YVO4)レーザー(波長1064nm)をシート前面に対し水平角度(β)+45度、垂直角度(α)+20度を中心に、認識マークが反射シート上約1cmの空間に見えるようにコーラルドローファイルをレーザー発信器の制御器中及び入射角度制御器に導入して照射し、焦点形成層上に設けられたアルミニウム層中に連続複合線から成る認識マークが形成された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークはシート表面上の約1cmに浮いている様に見え、レーザーの入射方向を中心にして観察者の視野の動きに応じて異なる形態で観察することができた。
実施例7
ナンバープレート用エンジニアグレードとして、恩希愛(杭州)化工有限公司製再帰反射シート(商品名「NikkaliteTM48012」に、15−20キロヘルツ、平均電力12Wのネオジウムドープしたイットリウム4酸化バナジウム(Nd:YVO4)レーザー(波長1064nm)をCLPに加工した時にシート前面に対し水平角度(β)+45度、垂直角度(α)+20度になるように照射し、約45mm×45mmの大きさの認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られた反射シートをCLPに加工して、上方から撮影すると、CLPのナンバーのみ認識でき、認証マークは認識できなかった。
比較例1
ナンバープレート用エンジニアグレードとして、恩希愛(杭州)化工有限公司製再帰反射シート(商品名「NikkaliteTM48012」に、15−20キロヘルツ、平均電力12Wのネオジウムドープしたイットリウム4酸化バナジウム(Nd:YVO4)レーザー(波長1064nm)をシート前面に対し水平角度(β)0度、垂直角度(α)0度で照射し、認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られたシートに設置された認識マークは主に反射シート正面方向から認識できた。
比較例2
水平角度(β)0度、垂直角度(α)+30度からレーザーを照射した以外は、実施例7と同様に、約45mm×45mmの大きさの認識マークが設置された車両ナンバープレート用の再帰反射シートを得た。
得られた反射シートをCLPに加工して、正面上方から撮影するとCLPのナンバーと認証マークが同時に認識できてしまい、ナンバーの認識に支障をきたす可能性がある。
本発明によれば警察官などの観察者が車両ナンバープレートに設置された認証マークを安全に観察できるCLPおよびそれに用いる再帰反射シートが提供出来、また、車両の進行方向の頭上に設置された監視カメラを用いてCLPを画像認識した際に、認証マークが撮影画像上に現れないために画像認識を阻害しない認識性に優れたCLPおよびそれに用いる再帰反射シートが提供出来る。

Claims (11)

  1. 特定の方向において認識可能な認証マークが設置された再帰反射性の表面を持つ車両用ナンバープレートにおいて
    両の進行範囲外から認識可能となるように少なくとも2方向以上の認証マークが組合されて同一の認識範囲に設置され、
    認識角度を変化させて観察した際に認証マーク像が連続的に変化して見えるように認証マークが設置される
    ことを特徴とする車両用ナンバープレート。
  2. 該認識範囲の水平角度範囲(β)が25〜75度であり、垂直範囲(α)が5〜55度である
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ナンバープレート。
  3. 該認識範囲の水平角度範囲(β)が30〜60度であり、垂直範囲(α)が10〜35度である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ナンバープレート。
  4. 車両の左右のいずれの方向からも認識可能である認証マークが設置してある
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用ナンバープレート。
  5. 車両の左右の方向から認識可能である認証マークが同一領域に設置してある
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用ナンバープレート。
  6. 該認証マークの設置方法が、レーザーによるものである
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用ナンバープレート。
  7. 該レーザーがネオジウムをドープしたイットリウム−バナディトレーザーである
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両用ナンバープレート。
  8. 車両用ナンバープレートが設置された車両の進行範囲外から認識可能となるように少なくとも2方向以上の認証マークが組合されて同一の認識範囲に設置され、
    認識角度を変化させて観察した際に認証マーク像が連続的に変化して見えるように認証マークが設置される
    ことを特徴とする再帰反射シート。
  9. 認識範囲の水平角度範囲(β)が25〜75度であり、垂直範囲(α)が5〜55度である
    ことを特徴とする請求項に記載の再帰反射シート。
  10. 認識範囲の水平角度範囲(β)が30〜60度であり、垂直範囲(α)が10〜35度である
    ことを特徴とする請求項またはに記載の再帰反射シート。
  11. 車両の左右のいずれの方向からも認識可能である認証マークが設置してある
    ことを特徴とする請求項〜1のいずれか1つに記載の再帰反射シート。
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