JP5208389B2 - プレゼンテーションシステム、情報処理端末およびプログラム - Google Patents

プレゼンテーションシステム、情報処理端末およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータやPDAに代表される情報処理端末やプロジェクターなどの複数のディスプレイ装置にネットワークを介して表示用データを送信して映像を表示させるプレゼンテーションシステムに関する。
送信端末であるパーソナルコンピュータが、ネットワークを介してプロジェクターに接続されたプレゼンテーションシステムが知られている(特許文献1参照)。このプレゼンテーションシステムでは、パーソナルコンピュータが、プレゼンテーション用の表示データをプロジェクターに送信し、プロジェクターが、受信した表示データに基づく映像を表示する。
1台のプロジェクターによる映像表示では、角度や場所によっては、表示された映像が見え難い場合がある。そこで、プロジェクターとは別に、パーソナルコンピュータやPDAなどの表示機能を備えた受信端末を、サブディスプレイ装置として利用する関連技術が提供されている。送信端末は、メインディスプレイ装置であるプロジェクターおよびサブディスプレイ装置である受信端末のそれぞれと無線LAN(Local area network)を介して接続される。送信端末は、表示用データをプロジェクターおよび受信端末に送信し、プロジェクターおよび受信端末のそれぞれが受信した表示用データに基づく映像を表示する。
特開2004−198835号公報
プロジェクターや受信端末などの複数の表示装置を備える前述の関連技術において、送信端末は、各表示装置に対して表示データを送信し、各表示装置は、送信端末から表示データを受信する度に、応答信号を送信端末に送信する。送信端末は、各表示装置のいずれか1つから応答信号を受信することができなかった場合、各表示装置への表示データの送信を停止し、未応答の表示装置に対して、一定のタイムアウトの期間にわたって、表示データの再送信を繰り返し行う。そして、送信端末は、そのタイムアウト期間内に、未応答の表示装置から応答信号を受信すると、全ての表示装置に対して、停止したデータの送信を再開する。しかし、この動作では、未応答の表示装置が、メインディスプレイ装置とサブディスプレイ装置のいずれであるかに関係なく、一定のタイムアウト期間にわたってデータの再送信を行うようになっているため、以下のような問題がある。
メインディスプレイ装置は、全ての参加者が共通に視聴することのできる装置であるのに対して、サブディスプレイ装置は、参加者が個別に視聴することのできる装置である。サブディスプレイ装置に通信障害が生じた場合、参加者は、メインディスプレイ装置により表示された映像を見ることで、プレゼンテーションの内容を把握することができるため、通信障害を生じたサブディスプレイ装置の通信回復を待つ必要はない。一方、メインディスプレイ装置に通信障害が生じた場合は、サブディスプレイ装置に表示された映像を見ることのできない参加者(例えば、受信端末を持っていない参加者)がいることから、メインディスプレイ装置の通信回復を待つ必要がある。このようなことから、サブディスプレイ装置が未応答となった場合のタイムアウト期間は、メインディスプレイ装置が未応答となった場合のタイムアウト期間より短くすることが可能であり、それにより、プレゼンテーションをスムーズに進行させることが可能となる。しかしながら、上述した関連技術においては、未応答となった表示装置がメインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置のいずれであるかに関係なく一定のタイムアウト期間でデータの再送信が行われるようになっているため、そのようなプレゼンテーションのスムーズな進行を実現することはできない。
本発明の目的は、上記問題を解決し、プレゼンテーションのスムーズな進行を実現することのできるプレゼンテーションシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
情報処理端末と、該情報処理端末から表示データを受信して、該表示データに基づく映像を表示する、メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置と、を有するプレゼンテーションシステムであって、
前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置のそれぞれは、前記情報処理端末から前記表示データを受信するたびに応答信号を前記情報処理端末に送信し、
前記情報処理端末は、
送信した表示データについて、送信後の所定期間内に前記メインディスプレイ装置または前記サブディスプレイ装置から前記応答信号を受信することができなかった場合に、該送信した表示データに続く次表示データの、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を停止する制御部を有し、
前記制御部は、前記メインディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、第1のタイムアウト期間にわたって前記メインディスプレイ装置に再送信し、該第1のタイムアウト期間中に、該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信すると、停止した前記次表示データを前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置へ送信し、
前記サブディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、前記第1のタイムアウト期間より短い第2のタイムアウト期間にわたって、前記サブディスプレイ装置に再送信し、該第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信できなかった場合に、前記メインディスプレイ装置に対して、停止した前記次表示データを送信する、ことを特徴とする。
サブディスプレイ装置に通信障害が生じても、参加者は、メインディスプレイ装置によって表示された映像に基づいてプレゼンテーションの内容を把握することができる、という点を利用して、サブディスプレイ装置が未応答の場合の第2のタイムアウト期間(TS)を、メインディスプレイ装置が未応答の場合の第1のタイムアウト期間(TL)より短く設定している。そして、第2のタイムアウト期間(TS)中に、サブディスプレイ装置から応答信号を受信できなかった場合には、メインディスプレイ装置での映像表示が開始される。この場合の、映像表示が停止される期間は、第2のタイムアウト期間(TS)となる。前述の関連技術では、サブディスプレイ装置が未応答の場合のタイムアウト期間は、第1のタイムアウト期間(TL)とされており、この場合の、映像表示が停止される期間は、第2のタイムアウト期間(TS)より長い。このように、本発明では、サブディスプレイ装置に通信障害が生じた場合の、メインディスプレイ装置における映像表示の停止期間が前述の関連技術に比べて短くなっている。
本発明によれば、前述の関連技術に比べて、サブディスプレイ装置に通信障害が生じた場合の、メインディスプレイ装置における映像表示の停止期間を短くすることができ、その分、プレゼンテーションをスムーズに進行することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるプレゼンテーションシステムの概略構成を示すブロック図である。図1を参照すると、プレゼンテーションシステムは、送信端末1、プロジェクター2および受信端末3からなる。送信端末1は、ネットワーク9を介して、プロジェクター2および受信端末3のそれぞれと相互に通信可能に接続されている。ネットワーク9は、例えばLAN(Local area network)や無線LANである。受信端末3やプロジェクター2は、複数台設けてもよい。ネットワーク9を介したデータの送信は、例えば、パケットによるデータ送信である。
送信端末1および受信端末3は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)に代表されるコンピュータシステムである。図2に、送信端末1の主要部の構成を示し、図3に、受信端末3の主要部の構成を示す。
図2を参照すると、送信端末1は、プログラムやデータなどを蓄積する記憶部101、キーボードやマウスなどの入力部102、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部103、外部との通信を行うモデムなどの通信部104、および記憶部101に格納されたプログラムに従って送信端末1全体の動作を制御する制御部100から構成されている。
制御部100は、入力部102からの入力を受け付けて、通信部104や表示部103の動作を制御したり、記憶部101に対する、データの格納や読み出しを行ったりする。通信部104は、ネットワーク9への接続が可能である。記憶部101には、送信先リスト101aが格納される。送信先リスト101aは、ネットワーク9に接続される他の端末(ここでは、プロジェクター2および受信端末3)に関する端末情報のリストである。端末情報は、プロジェクター2および受信端末3のそれぞれに関する、識別情報とネットワーク9上におけるアドレス情報とを含む。
制御部100は、送信先リスト101aを参照して、ネットワーク9上の他の端末との間で必要な情報を送受信する。必要な情報には、プレゼンテーション用データも含まれる。送信端末1の使用者(発表者)は、入力部102を通じて送信先リスト101aの情報を登録することができる。制御部100は、他の端末との通信状態(通信状態情報)に基づいて、送信先リスト101a中の端末情報の更新を行う。
図3を参照すると、受信端末3は、サブディスプレイとして使用される端末であって、プログラムやデータなどを蓄積する記憶部301、キーボードやマウスなどの入力部302、CRTやLCDなどの表示部303、外部との通信を行うモデムなどの通信部304、および記憶部301に格納されたプログラムに従って受信端末3全体の動作を制御する制御部300から構成されている。制御部300は、通信部304を通じて、送信端末1との間で必要な情報を送受信したり、送信端末1から供給されるプレゼンテーション用データを表示部303にて表示させたりする。また、制御部300は、送信端末1からプレゼンテーション用データを正常に受信すると、その旨を示す情報と自受信端末3を識別可能な情報とを含む通信状態情報を送信端末1へ送信する。
プロジェクター2は、メインディスプレイとして使用される、ネットワーク9への接続が可能なネットワークプロジェクターである。図4に、プロジェクター2の一例を示す。
図4を参照すると、プロジェクター2は、液晶パネル206aおよび投射レンズ206bからなる表示ユニット206を備える液晶プロジェクターであって、その主要部は、プログラムやデータなどを蓄積する記憶部201、スイッチなどから構成される操作部202、外部との通信を行うモデムなどの通信部204、送信端末1から供給されたプレゼンテーション用データに基づく映像を表示するための処理を行う映像処理回路203、映像処理回路203からの駆動信号に基づいて液晶パネル206aを駆動する液晶駆動回路205、および記憶部201に格納されたプログラムに従ってプロジェクター2全体の動作を制御する制御部200から構成されている。
制御部200は、通信部204を通じて、送信端末1との間で必要な情報を送受信したり、送信端末1から供給されるプレゼンテーション用データを映像処理回路203に供給して、そのプレゼンテーション用データに基づく映像を表示ユニット207にて表示させたりする。また、制御部200は、送信端末1からプレゼンテーション用データを正常に受信すると、その旨を示す情報と自プロジェクター2を識別可能な情報とを含む通信状態情報を送信端末1へ送信する。プレゼンテーション用データに基づく映像は、表示ユニット206によってスクリーン207上に表示される。
上述の送信端末1、プロジェクター2および受信端末3のそれぞれの記憶部に格納されるプログラムは、CD−RやDVDなどのディスク型記録媒体によって提供されてもよく、インターネットなどのネットワークを介して提供されてもよい。
次に、本実施形態のプレゼンテーションシステムの動作を説明する。本実施形態のプレゼンテーションシステムにおいて、プロジェクター2は、参加者全員が共通に見ることができるメインディスプレイであり、受信端末3は、参加者が個別に見ることができるサブディスプレイである。
図5に、送信端末1とプロジェクター2および受信端末3との間で行われる主な処理手順を示す。図5を参照すると、送信端末1において、制御部100は、データ処理部100aおよび送信再開確認部100bを含む。送信端末1の記憶部101には、送信先リスト101aの他に、プレゼンテーション用のデータ101bが格納されている。また、受信端末3において、制御部300は、データ処理部300aおよび送信再開応答部300bを含む。送信端末1とプロジェクター2の間では、メインディスプレイへの送信手順が実行される。送信端末1と受信端末の間では、サブディスプレイへの送信手順および再開手順が実行される。以下、各手順について具体的に説明する。
(1)メインディスプレイへの送信手順:
図6に、メインディスプレイへの送信手順を示す。送信端末1において、データ処理部100aが、記憶部101からデータ101bを読み出す(A1)。そして、データ処理部100aは、送信リスト101aを参照して、その読み出したデータ101bをプロジェクター2へ送信する(A2)。
データ101bを受信したプロジェクター2では、制御部200が、受信したデータ101bに基づく映像を表示ユニット206にて表示させるための処理を実行する(A3)。さらに、制御部200が、データ101bを正常に受信した旨の情報と自プロジェクターの識別情報とを含む通信状態情報(応答信号)を送信端末1に送信する(A4)。このような処理A1〜A4の動作を繰り返すことで、プロジェクター2において、プレゼンテーション用データが表示される。
なお、処理A4において、送信端末1にて、データ送信後、所定の時間内にプロジェクター2から通信状態情報を受信できなかった場合は、データ処理部100aは、予め設定されたタイムアウトTLの期間だけ、プロジェクター2へのデータ101bの再送を繰り返す。そして、タイムアウトTLの期間内にプロジェクター2から通信状態情報を受信することができなかった場合は、送信失敗として、プレゼンテーションに関する全ての処理を終了する。
(2)サブディスプレイへの送信手順および再開手順:
図7に、サブディスプレイへの送信手順および再開手順を示す。図7において、処理A1〜A4がサブディスプレイへの送信手順を示し、処理B1〜B4が再開手順を示す。
送信端末1において、データ処理部100aが、記憶部101からデータ101bを読み出す(A1)。そして、データ処理部100aは、送信リスト101aを参照して、その読み出したデータ101bを受信端末3へ送信する(A2)。
データ101bを受信した受信端末3では、データ処理部300aが、受信したデータ101bに基づく映像を表示部304にて表示させるための処理を実行する(A3)。さらに、データ処理部300aが、データ101bを正常に受信した旨の情報と自受信端末の識別情報とを含む通信状態情報(応答信号)を送信端末1に送信する(A4)。このような処理A1〜A4の動作を繰り返すことで、上述したプロジェクター2と同様、受信端末3においても、プレゼンテーション用データが表示される。
処理A4において、送信端末1にて、データ送信後に所定の時間内に受信端末3から通信状態情報を受信できなかった場合は、データ処理部100aは、予め設定されたタイムアウトTS(<TL)の期間だけ、受信端末3へのデータ101bの再送を繰り返す。そして、タイムアウトTSの期間内に受信端末3から通信状態情報を受信することができなかった場合は、送信失敗と判断して、送信リスト101aから受信端末3の情報を削除し、以下のような再開手順を実行する。
データ処理部100aは、タイムアウトTSの期間内に受信端末3から通信状態情報を受信することができなかった旨を示す状態通知信号を送信再開確認部100bに供給する(B1)。状態通知信号を受信した送信再開確認部100bは、受信端末3に対して、タイムアウトTL1(=TL−TS)の期間だけ、確認コマンドを一定間隔で送信し、受信端末3からの応答を待つ(B2)。
受信端末3では、通信状態が正常である場合は、送信再開応答部300bが、送信端末1から確認コマンドを受信し、その応答として、応答コマンドを送信端末1へ送信する(B3)。通信状態が異常である場合は、送信端末1への応答コマンドの送信は行われない。
送信再開確認部100bは、受信端末3から応答コマンドを受信すると、その旨を示す状態通知信号をデータ処理部100aに送信する(B4)。データ処理部100aは、送信再開確認部100bから状態通知信号を受信すると、受信端末3における通信障害が解消されたと判断して、送信リスト101aに受信端末3の情報を再登録するとともに、受信端末3へのデータ101bの送信を再開する。データ送信の再開後は、処理A1〜A4が繰り返される。
なお、タイムアウトTL1の期間内に、受信端末3から応答コマンドを受信することができなかった場合は、送信再開確認部100bは、送信再開の検出に失敗した旨の信号をデータ処理部100aに送信する。データ処理部100aは、受信端末3の情報が削除された送信リスト101aを参照して、データの送信を行う。
上記の処理B3、B4において、送信再開確認部100bは、受信端末3から応答コマンドを受信すると、さらに、確認コマンドを受信端末3へ送信し、その応答を待つ、といった処理を繰り返して、安定した通信を行うことができることを確認した後に、状態通知情報をデータ処理部100aに送信するようにしてもよい。
上述したメインディスプレイへの送信手順、サブディスプレイへの送信手順および再開手順は、プレゼンテーション処理における一連の手順として実行される。図8に、プレゼンテーション処理の全体の流れを示す。
図8に示すプレゼンテーション処理は、送信端末1の制御部100により実行される処理である。まず、データ処理部100aが、送信リスト101aに含まれる中の宛先情報(ここでは、プロジェクター2および受信端末3の端末情報)を参照して送信先を確認する(ステップS1)。次に、データ処理部100aが、プレゼンテーション用のデータ101bを記憶部101から読み出して、送信リスト101aに含まれている全ての宛先にデータ101bを送信する(ステップS2)。ここでは、データ処理部100aは、プロジェクター2および受信端末3に対してデータ101bを送信する。
データ101bの送信後、データ処理部100aは、所定の期間内にプロジェクター2から通信状態情報(応答)を受信したか否かを判断する(ステップS3)。プロジェクター2から通信状態情報(応答)を受信しなかった場合は、データ処理部100aは、予め設定されたタイムアウトTLの期間だけ、プロジェクター2へのデータ101bの再送を繰り返す(ステップS4〜S6)。タイムアウトTLの期間内にプロジェクター2から通信状態情報を受信することができなかった場合は、データ処理部100aは、送信失敗として、プレゼンテーションに関する全ての処理を終了する。
ステップS3で、プロジェクター2から通信状態情報(応答)を受信した場合は、データ処理部100aは、受信端末3から通信状態情報(応答)を受信したか否かを判断する(ステップS7)。受信端末3から通信状態情報(応答)を受信しなかった場合は、データ処理部100aは、予め設定されたタイムアウトTS(<TL)の期間だけ、受信端末3へのデータ101bの再送を繰り返す(ステップS8〜S10)。タイムアウトTSの期間内に受信端末3から通信状態情報を受信することができなかった場合は、データ処理部100aは、送信失敗と判断して、送信リスト101aから受信端末3の情報を削除する(ステップS11)。この後、送信再開確認部100bによる、図7に示した送信再開手順が実行される(ステップS12)。
ステップS7で、受信端末3から通信状態情報(応答)を受信した場合は、データ処理部100aは、次のデータ101bを記憶部101から読み出して、送信リスト101aに含まれている全ての宛先にその読み出したデータ101bを送信する(ステップ13)。この後、ステップS3の処理が行われる。
以上説明したように、本実施形態のプレゼンテーションシステムにおいては、送信端末1のデータ処理部100aは、送信先リスト101aに登録された全ての送信先(ここでは、プロジェクター2および受信端末3)に、ネットワーク9を介してデータ101bを送信する。そして、データ処理部100aは、全ての送信先からの応答を受信すると、次のデータを記憶部101から読み出して全ての送信先に送信する。
全ての送信先にデータを送信した後、プロジェクター2から応答を受信できなかった場合は、データ処理部100aは、タイムアウトTLの期間だけ、プロジェクター2へのデータ101bの再送を繰り返す。図9は、このとき動作を時間軸にそって模式的に示した図である。
図9を参照すると、時刻T1に、プロジェクター2へのデータ送信において障害が発生している。時刻T1において、データ処理部100aは、プロジェクター2からの応答を受信することができないため、プロジェクター2に障害が発生したと判断する。そして、データ処理部100aは、受信端末3へのデータの送信を停止するとともに、プロジェクター2へのデータの再送を行う。このデータ再送は、送信タイムアウトTLの期間だけ行われる。
時刻T2に、送信端末1とプロジェクター2の間の通信が回復すると、データ処理部100aは、プロジェクター2からの応答を受信する。そして、時刻T3に、データ処理部100aは、プロジェクター2および受信端末3へのデータの送信を再開する。ここで、時刻T2は、時刻T1から送信タイムアウトTLの期間だけ経過した後の時刻より前の時刻である。プロジェクター2および受信端末3へのデータ送信における停止期間S1はともに同じで、時刻T1から時刻T3の期間である。
また、全ての送信先にデータを送信した後、受信端末3から応答を受信できなかった場合は、データ処理部100aは、タイムアウトTSの期間だけ、受信端末3へのデータ101bの再送を繰り返す。図10は、このとき動作を時間軸にそって模式的に示した図である。
図10を参照すると、時刻T1に、受信端末3へのデータ送信において障害が発生している。時刻T1において、データ処理部100aは、受信端末3からの応答を受信することができないため、受信端末3に障害が発生したと判断する。そして、データ処理部100aは、プロジェクター2へのデータの送信を停止するとともに、受信端末3へのデータの再送を行う。このデータ再送は、送信タイムアウトTSの期間だけ行われる。
図10に示した例では、データ処理部100aは、TSの期間内に受信端末3からの応答を受信することができない。このため、データ処理部100aは、時刻T1からTSの期間だけ経過した時刻T2において、送信リスト101aから受信端末3の情報を削除するとともに、プロジェクター2へのデータの送信を再開する。同時に、送信再開確認部100bが、一定の期間TL1(=TL−TS)にわたって、確認コマンドを受信端末1に繰り返し送信する。
時刻T3に、送信端末1と受信端末3の間の通信が回復すると、送信再開確認部100bは、時刻T3から時刻T4の期間にわたって、受信端末3の送信再開応答部300bから応答コマンドを受信する。そして、時刻T4にて、データ処理部100aが、受信端末3へのデータの送信を再開する。
メインディスプレイであるプロジェクター2は、受信端末3で代用することはできないため、プロジェクター2に通信障害が発生している状態では、プレゼンテーションを進行することができない。したがって、プロジェクター2の通信障害が発生した場合は、図9に示すように、プロジェクター2および受信端末3へのデータ送信は、停止期間S1だけ停止する。
一方、サブディスプレイである受信端末3は、メインディスプレイで代用がきくため、通信障害が発生した受信端末3へのデータ送信を打ち切っても、プレゼンテーションを進行することができる。本実施形態では、受信端末3に通信障害が発生した場合は、図10に示すように、送信端末1は、送信タイムアウトTSで受信端末3へのデータ送信を打ち切り、一旦、送信先リストから受信端末3の情報を削除し、プロジェクター2へのデータ送信を、停止期間S2の直後に再開する。すなわち、受信端末3の通信障害が回復していない状態でも、プロジェクター2へのデータ送信は、停止期間S2(S2=TS、TS<TL)後に再開される。このように、受信端末3の通信障害の回復を待つことなく、プロジェクター2へのデータ送信が再開されるため、プレゼンテーションをスムーズに進行することができる。
また、送信先から削除された受信端末3に対しては、プロジェクター2へのデータ送信と並行して、障害回復の検出が行われる。時刻T2に障害が回復すると、時刻T4に送信先として再登録されることで、受信端末3へのデータ送信が再開される。
なお、図8に示した手順において、ステップS3〜S6の処理とステップS7〜12の処理との順番を入れ替えても良い。
(他の実施形態)
受信端末3と同様に、プロジェクター2に対しても送信再開手順を実行することも可能である。ここでは、そのようなプロジェクター2に対する送信再開手順を実行することのできるプレゼンテーションシステムについて説明する。
図11は、本発明の他の実施形態であるプレゼンテーションシステムの動作を説明するための図である。本実施形態のプレゼンテーションシステムは、図1に示した構成と基本的に同じ構成のものである。
送信端末1において、制御部100は、データ処理部100aおよび送信再開確認部100bを含む。記憶部101には、送信先リスト101aの他に、プレゼンテーション用のデータ101bおよびクラス分け情報テーブル(不図示)が格納される。クラス分け情報テーブルは、プロジェクター2や受信端末3のそれぞれについて、ディスプレイ設定情報、タイムアウト設定情報、識別情報などの情報を関連付けて格納したテーブル情報である。ディスプレイ設定情報は、メインディスプレイおよびサブディスプレイのいずれであるかを示す情報である。メインディスプレイとされた場合は、タイムアウト設定情報としてタイムアウト期間TLが設定され、サブディスプレイとされた場合は、タイムアウト設定情報としてタイムアウト期間TS(<TL)が設定される。識別情報は、プロジェクター2や受信端末3を識別するための情報である。制御部100は、クラス分け情報テーブルを参照して、プロジェクター2および受信端末3が、メインディスプレイおよびサブディスプレイのいずれであるかを判断するとともに、それぞれに関するタイムアウト期間(TSまたはTL)を決定する。送信端末1の使用者(発表者)は、入力部102を通じて、クラス分け情報テーブルの情報を自由に設定することができる。
プロジェクター2において、制御部200は、データ処理部200aおよび送信再開応答部200bを含む。受信端末3において、制御部300は、データ処理部300aおよび送信再開応答部300bを含む。
プロジェクター2がメインディスプレイとされ、受信端末3がサブディスプレイとされた場合は、前述の実施形態と同様に、送信端末1とプロジェクター2の間で、メインディスプレイへの送信手順(図6のA1〜A4の処理参照)が実行され、送信端末1と受信端末3の間で、サブディスプレイへの送信手順(図7のA1〜A4の処理参照)および再開手順(図7のB1〜B4の処理参照)が実行される。
プロジェクター2がサブディスプレイとされ、受信端末3がメインディスプレイとされた場合は、送信端末1と受信端末3の間で、メインディスプレイへの送信手順が実行され、送信端末1とプロジェクター2の間で、サブディスプレイへの送信手順および再開手順が実行される。この場合、メインディスプレイへの送信手順は、図6のA1〜A4の処理において、プロジェクター2を受信端末3で置き換え、制御部200、表示ユニット206をそれぞれ表示部304、データ処理部300aで置き換えることで説明することができる。サブディスプレイへの送信手順は、図7のA1〜A4の処理において、受信端末3をプロジェクター2で置き換え、データ処理部300a、表示部304をそれぞれデータ処理部200a、表示ユニット206で置き換えることで説明することができる。
送信端末1にて、プロジェクター2から通信状態情報を受信できなかった場合は、データ処理部100aは、タイムアウトTSの期間だけ、プロジェクター2へのデータの再送を繰り返す。そして、タイムアウトTSの期間内にプロジェクター2から通信状態情報を受信することができなかった場合は、送信失敗と判断して、以下のようなプロジェクター2(サブディスプレイ)に関する再開手順を実行する。
データ処理部100aは、タイムアウトTLの期間内にプロジェクター2のデータ処理部200aから通信状態情報を受信することができなかった旨を示す状態通知信号を送信再開確認部100bに供給する。状態通知信号を受信した送信再開確認部100bは、送信先リスト101aからプロジェクター2の情報を削除するとともに、プロジェクター2に対して、タイムアウトTL2の期間だけ、確認コマンドを一定間隔で送信し、プロジェクター2からの応答を待つ。
プロジェクター2では、通信状態が正常である場合は、送信再開応答部200bが、送信端末1から確認コマンドを受信し、その応答として、応答コマンドを送信端末1へ送信する。通信状態が異常である場合は、送信端末1への応答コマンドの送信は行われない。
送信再開確認部100bは、プロジェクター2から応答コマンドを受信すると、その旨を示す状態通知信号をデータ処理部100aに送信する。データ処理部100aは、送信再開確認部100bから状態通知信号を受信すると、プロジェクター2における通信障害が解消されたと判断して、送信先リスト101aにプロジェクター2の情報を再登録するとともに、プロジェクター2へのデータの送信を再開する。
なお、タイムアウトTL2の期間内に、プロジェクター2から応答コマンドを受信することができなかった場合は、送信再開確認部100bは、送信再開の検出に失敗した旨の信号をデータ処理部100aに送信する。データ処理部100aは、失敗通知を受信すると、プレゼンテーションに関する処理を終了する。
上記の送信再開手順において、送信再開確認部100bは、プロジェクター2から応答コマンドを受信すると、さらに、確認コマンドをプロジェクター2へ送信し、その応答を待つ、といった処理を繰り返して、安定した通信を行うことができることを確認した後に、状態通知信号をデータ処理部100aに送信するようにしてもよい。
本実施形態のプレゼンテーションシステムにおいては、プロジェクター2と受信端末3の間で、データ処理部および送信再開応答部に関する構成を共通化することができる。
また、プロジェクター2および受信端末3に対する再開手順を可能にしたことで、プロジェクター2をメインディスプレイとして位置づけ、受信端末3をサブディスプレイと位置づけた第1のクラス分け状態と、プロジェクター2をサブディスプレイとして位置づけ、受信端末3をメインディスプレイと位置づけた第2のクラス分け状態との設定が可能となっている。第2のクラス分け状態は、全ての参加者が受信端末を所持し、参加者の一部が、場所や角度によって、プロジェクター2により表示された映像の一部を見ることができない、といった形態に適用することができる。
以上説明した各実施形態のプレゼンテーションシステムは、本発明の一例であり、その構成及び動作は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更することができる。
本発明の一実施形態であるプレゼンテーションシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す送信端末の主要部の構成を示すブロック図である。 図1に示す受信端末の主要部の構成を示すブロック図である。 図1に示すプロジェクターの主要部の構成を示すブロック図である。 図1に示すプレゼンテーションシステムの動作を説明するための図である。 図5に示すメインディスプレイへの送信手順を説明するための図である。 図5に示すサブディスプレイへの送信手順および再開手順を示す。 図1に示すプレゼンテーションシステムの動作を説明するためのフローチャートである。 プロジェクターが未応答の場合の動作を説明するための模式図である。 受信端末が未応答の場合の動作を説明するための模式図である。 本発明の他の実施形態であるプレゼンテーションシステムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1 送信端末
2 プロジェクター
3 受信端末
9 ネットワーク
100 制御部
101 記憶部
101a 送信先リスト
102 入力部
103 表示部
104 通信部

Claims (12)

  1. 情報処理端末と、該情報処理端末から表示データを受信して、該表示データに基づく映像を表示する、メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置と、を有するプレゼンテーションシステムであって、
    前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置のそれぞれは、前記情報処理端末から前記表示データを受信するたびに応答信号を前記情報処理端末に送信し、
    前記情報処理端末は、
    送信した表示データについて、送信後の所定期間内に前記メインディスプレイ装置または前記サブディスプレイ装置から前記応答信号を受信することができなかった場合に、該送信した表示データに続く次表示データの、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を停止する制御部を有し、
    前記制御部は、前記メインディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、第1のタイムアウト期間にわたって前記メインディスプレイ装置に再送信し、該第1のタイムアウト期間中に、該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信すると、停止した前記次表示データを前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置へ送信し、
    前記サブディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、前記第1のタイムアウト期間より短い第2のタイムアウト期間にわたって、前記サブディスプレイ装置に再送信し、該第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信できなかった場合に、前記メインディスプレイ装置に対して、停止した前記次表示データを送信する、プレゼンテーションシステム。
  2. 前記情報処理端末は、前記表示データの送信先の情報が登録される送信先リストを有し、前記制御部は、該送信先リストを参照して前記表示データの送信を行い、前記第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から前記応答信号を受信しなかった場合は、前記送信先リストから前記サブディスプレイ装置の情報を削除する、請求項1に記載のプレゼンテーションシステム。
  3. 前記制御部は、前記第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から前記応答信号を受信しなかった場合は、所定のタイムアウト期間にわたって、通信状態を確認するための確認コマンドを前記サブディスプレイ装置に送信し、該所定のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該確認コマンドに対する応答コマンドを受信した場合に、前記送信先リストに前記サブディスプレイ装置の情報を再登録する、請求項2に記載のプレゼンテーションシステム。
  4. 前記メインディスプレイ装置がプロジェクターであり、前記サブディスプレイ装置が別の情報処理端末である、請求項1から3のいずれか1項に記載のプレゼンテーションシステム。
  5. 前記メインディスプレイ装置が別の情報処理端末であり、前記サブディスプレイ装置がプロジェクターである、請求項1から3のいずれか1項に記載のプレゼンテーションシステム。
  6. メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置にネットワークを介して接続される通信部と、
    前記通信部を通じて、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置のそれぞれに表示データを送信して、該表示データに基づく映像を表示させるとともに、送信した表示データについて、送信後の所定期間内に前記メインディスプレイ装置または前記サブディスプレイ装置から応答信号を受信することができなかった場合に、該送信した表示データに続く次表示データの、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を停止する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記メインディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、第1のタイムアウト期間にわたって前記メインディスプレイ装置に再送信し、該第1のタイムアウト期間中に、該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信すると、停止した前記次表示データを前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置へ送信し、
    前記サブディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、前記第1のタイムアウト期間より短い第2のタイムアウト期間にわたって、前記サブディスプレイ装置に再送信し、該第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信できなかった場合に、前記メインディスプレイ装置に対して、停止した前記次表示データを送信する、情報処理端末。
  7. 前記表示データの送信先の情報が登録される送信先リストを有し、
    前記制御部は、前記送信先リストを参照して前記表示データの送信を行い、前記第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から前記応答信号を受信しなかった場合は、前記送信先リストから前記サブディスプレイ装置の情報を削除する、請求項6に記載の情報処理端末。
  8. 前記制御部は、前記第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から前記応答信号を受信しなかった場合は、所定のタイムアウト期間にわたって、通信状態を確認するための確認コマンドを前記サブディスプレイ装置に送信し、該所定のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該確認コマンドに対する応答コマンドを受信した場合に、前記送信先リストに前記サブディスプレイ装置の情報を再登録する、請求項7に記載の情報処理端末。
  9. 前記メインディスプレイ装置がプロジェクターである、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理端末。
  10. 前記サブディスプレイ装置がプロジェクターである、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理端末。
  11. メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置にネットワークを介して接続される情報処理端末において行われる映像表示制御方法であって、
    前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置のそれぞれに表示データを送信して、該表示データに基づく映像を表示させ、
    送信した表示データについて、前記メインディスプレイ装置から応答信号を受信することができなかった場合は、該送信した表示データに続く次表示データの、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を停止し、第1のタイムアウト期間にわたって、前記メインディスプレイ装置に対して、該送信した表示データを再送信し、該第1のタイムアウト期間中に、前記メインディスプレイ装置から該再送信した表示データに対する応答信号を受信した場合にのみ、該停止した次表示データの前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を再開し、
    送信した表示データについて、前記サブディスプレイ装置から応答信号を受信することができなかった場合は、該送信した表示データに続く次表示データの、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を停止し、前記第1のタイムアウト期間より短い第2のタイムアウト期間にわたって、前記サブディスプレイ装置に対して、該送信した表示データを再送信し、該第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信することができなかった場合に、前記メインディスプレイ装置に対して、該停止した次表示データの送信を再開する、映像表示制御方法。
  12. メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置にネットワークを介して接続される情報処理端末のコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置のそれぞれに表示データを送信して、該表示データに基づく映像を表示させるとともに、送信した表示データについて、送信後の所定期間内に前記メインディスプレイ装置または前記サブディスプレイ装置から応答信号を受信することができなかった場合に、該送信した表示データに続く次表示データの、前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置への送信を停止する処理と、
    前記メインディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、第1のタイムアウト期間にわたって前記メインディスプレイ装置に再送信し、該第1のタイムアウト期間中に、該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信すると、停止した前記次表示データを前記メインディスプレイ装置およびサブディスプレイ装置へ送信する処理と、
    前記サブディスプレイ装置からの応答信号を受信できなかった表示データについては、前記第1のタイムアウト期間より短い第2のタイムアウト期間にわたって、前記サブディスプレイ装置に再送信し、該第2のタイムアウト期間中に、前記サブディスプレイ装置から該再送信した表示データに対する前記応答信号を受信できなかった場合に、前記メインディスプレイ装置に対して、停止した前記次表示データを送信する処理と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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