JP5207348B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、特別図柄(ビッグボーナス図柄)の停止表示を契機として、遊技者にとって有利な特別状態(ビッグボーナス状態)を発生し、その特別状態が発生している期間に付与された遊技媒体の数である付与遊技媒体数を計数し、付与遊技媒体数が予め定められた終了遊技媒体数を超えたときに特別状態を終了するように構成されてなるスロットマシンに関する。
スロットマシンにおいて、従来の一般的なビッグボーナスはレギュラーボーナスを繰り返し発生することでメダルを獲得するタイプが殆どである(例えば特許文献1参照)。
特開2005−312663号公報
ところで、この種のタイプでは、レギュラーボーナス中に揃う小役の種類やいわゆる取りこぼしの発生などに起因して遊技者が最終的に獲得できるメダルの枚数が変動することになる。ただし、取りこぼしが発生しなければほぼ毎回同程度の枚数のメダルを獲得できるように設計されており、目押しが達者な上級者にとっては獲得枚数の変動が小さく、興趣に欠けるという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、特別状態が発生している期間に獲得可能な遊技媒体数の変動幅を拡大することにより、遊技の興趣を高めることを可能とするスロットマシンを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、ゲームの開始に応じて複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄である場合に、その入賞図柄に対応する数の遊技媒体を付与する遊技媒体付与手段と、通常状態において、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、遊技者にとって有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、前記特別状態が発生している期間において、前記遊技媒体付与手段から付与された遊技媒体の数である付与遊技媒体数を計数する付与遊技媒体数計数手段と、前記付与遊技媒体数が予め定められた終了遊技媒体数を超えたときに特別状態を終了させる特別状態終了手段とを備えたスロットマシンにおいて、前記特別状態が発生している期間において、所定条件の成立に応じて計数中止期間を発生する計数中止期間発生手段と、前記計数中止期間における前記付与遊技媒体数から投入遊技媒体数を差引いた差遊技媒体数を算出する計数中止期間差遊技媒体数算出手段と、を備え、前記付与遊技媒体数計数手段は、前記計数中止期間中は付与遊技媒体数計数手段における付与遊技媒体数の計数を中止するように構成され、前記特別状態が発生している期間において、当該特別状態における差遊技媒体数と、前記計数中止期間差遊技媒体数算出手段により算出された計数中止期間差遊技媒体数とを表示するように構成したところに特徴を有する。
請求項2に記載した発明は、前記計数中止期間中において、少なくとも1つ以上の小役の内部当選確率を高める小役確率向上手段を備えて構成したところに特徴を有する。
請求項3に記載した発明は、前記特別状態が発生している期間において、予め定められた特定状態発生条件の成立を契機として、少なくとも1つ以上の小役の内部当選確率を通常状態よりも高める特定状態を発生する特定状態発生手段を備え、前記計数中止期間発生手段は、前記特定状態が発生していない期間において前記計数中止期間を発生するように構成したところに特徴を有する。
請求項1に記載した発明によれば、特別状態が発生している期間において、その特別状態が発生している期間全体で、複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄であるときに遊技者に付与される遊技媒体数を計数するのではなく、その特別状態が発生している期間のうち所定条件の成立に応じて計数中止期間を発生している期間は、複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄であるときに遊技者に付与される遊技媒体数の計数を中止するように構成したので、予め定められた終了遊技媒体数が計数中止期間中に付与された遊技媒体数分だけ実質的に増加することになる。したがって、特別状態が発生している期間全体で遊技者が獲得可能な遊技媒体数が変動することになり、遊技の興趣を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、遊技者に付与される遊技媒体数の計数を中止する計数中止期間中において、小役確率向上手段が少なくとも1つ以上の小役の内部当選確率を高めるように構成したので、遊技者に付与される遊技媒体数の計数を中止している期間で遊技者が獲得可能な遊技媒体数の期待値を高めることができ、特別状態が発生している期間全体での遊技者が獲得可能な遊技媒体数の変動幅を大きくすることができる。
請求項3に記載した発明によれば、特別状態が発生している期間において、予め定められた特定状態発生条件の成立を契機として、特定状態発生手段が少なくとも1つ以上の小役の内部当選確率を通常状態よりも高める特定状態を発生し、特定状態が発生していない期間において計数中止期間発生手段が計数中止期間を発生するように構成したので、特定状態が発生していない期間で遊技者に付与される遊技媒体数の計数を中止することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール3(本発明でいう図柄変動表示手段)の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、図3に示すように、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの各円周面に描かれており、それら各リール3a〜3cの停止状態では表示窓2の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示されるようになっている。表示窓2には合計5本(上段、中段、下段に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ライン(図1では破線にて示す)が施されていると共に、表示窓2の側方には有効化された入賞ラインを表示する有効ライン表示部4が設けられており、入賞図柄がいずれかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓2の上方にはボーナス中のメダルの払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示装置5、データ表示ボタン6及びスピーカ7が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルのベットを行うBETボタン8、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン9、メダルを投入するメダル投入口10が設けられており、これらの下方にはスタートレバー11(本発明でいうゲーム開始操作手段)、左ストップボタン12(本発明でいう停止操作手段)、中ストップボタン13(本発明でいう停止操作手段)及び右ストップボタン14(本発明でいう停止操作手段)が設けられている。表示窓2の右方位置には、払出メダル数を表示する払出数表示部15及びクレジットメダル数を表示するクレジット数表示部16が設けられている。さらに、スロットマシン1の正面最下部には受皿17が設けられていると共に、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ18が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口10に投入した状態またはクレジットメダルをBETボタン8を通じて賭けた状態でスタートレバー11を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール3a〜3cを始動させる(回転動作を開始させる)。
そして、スロットマシン1は、各リール3a〜3cを始動させた後では、各ストップボタン12〜14の操作に応じて各リール3a〜3cが停止して1ゲームを終了するようになっている。そして、内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ビッグボーナス内部当選フラグ、レギュラーボーナス内部当選フラグ、小役内部当選フラグ、リプレイ内部当選フラグ)をオンし(成立させ)、その内部当選フラグに基づいていわゆるすべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄またはハズレ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルを受皿17に放出するようになっている。引込制御は、ストップボタン12〜14の操作を検出した時点から最大で4図柄までの図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。ただし、本実施形態においては、図3に示す各リールの図柄配列から明らかなように、レギュラーボーナス図柄の間隔が最大で4図柄に設定されているため、レギュラーボーナスの内部当選フラグが成立したゲームでは必ずレギュラーボーナス図柄を入賞ラインに引込むことが可能である。したがって、レギュラーボーナスと同時当選した小役が入賞することはない。
入賞図柄としては、図4に示すように、ビッグボーナス図柄(本発明でいう特別図柄)、レギュラーボーナス図柄(本発明でいう特定図柄)、小役図柄及びリプレイ図柄が設定されている。この場合、ビッグボーナス図柄としては、ビッグボーナス1図柄及びビッグボーナス2図柄の2種類が設定されており、レギュラーボーナス図柄としては、1種類が設定されている。また、小役図柄としては、例えばメダル払出数が15枚の15枚役図柄、10枚の10枚役図柄、8枚の8枚役図柄、5枚の5枚役図柄の4種類が設定されている。
スロットマシン1は、前扉が開放された状態で特定の従業員が設定手段を操作することにより、上記したビッグボーナスの当選確率を複数段階(例えば1〜6の6段階)で設定可能となっており、数値(設定値)が大きい程、ビッグボーナスの当選確率が大きく設定される。ビッグボーナス以外の小役及びリプレイ役の当選確率は設定値による差がなく、全ての設定値に共通する当選確率が設定されている。尚、小役及びリプレイ役についてもビッグボーナスと同様に複数段階で設定可能としても良い。
図5及び図6は、設定値を「1」に設定したときの当選乱数テーブルを示している。ゲームを開始したときに行う内部抽選では、十進数で0〜65535の範囲で発生する乱数の中から1つの乱数を抽出し、その抽出した乱数を上記した当選乱数テーブルと照合して内部当選役を判定する。したがって、各役の当選確率は当選乱数の数を全乱数の数(65536)で除した値となる。
図7は、ビッグボーナス状態の振分用乱数テーブルを示している。この場合、ビッグボーナスに入賞した直後またはビッグボーナス状態におけるレギュラーボーナスを終了した直後では、ビッグボーナス状態における払出枚数の計数を中止するか否か(払出計数状態または払出非計数状態)を決定する抽選を行うようになっており、十進数で0〜127の範囲で発生する乱数の中から1つの乱数を抽出し、その抽出した乱数を上記したビッグボーナス状態の振分用乱数テーブルと照合し、ビッグボーナス状態における払出枚数の計数を中止するか否かを決定する。
具体的には、ビッグボーナス1の入賞時及びビッグボーナス1状態におけるレギュラーボーナス終了時に行う抽選では、抽出した乱数が「0」〜「15」のときには払出計数状態を決定し、抽出した乱数が「16」〜「127」のとき(本発明でいう所定条件が成立したとき)には払出非計数状態を決定する。一方、ビッグボーナス2の入賞時及びビッグボーナス2状態におけるレギュラーボーナス終了時に行う抽選では、抽出した乱数が「0」〜「111」のときには払出計数状態を決定し、抽出した乱数が「112」〜「127」のとき(本発明でいう所定条件が成立したとき)には払出非計数状態を決定する。尚、スロットマシン1は、払出計数状態を決定したことに応じて払出計数状態フラグをオンし、払出非計数状態を決定したことに応じて払出非計数状態フラグをオンし、その払出非計数状態フラグをオンしている期間が本発明でいう計数中止期間に相当する期間である。一度オンした払出計数状態フラグ及び払出非計数状態フラグは、レギュラーボーナスが入賞した時点またはビッグボーナス状態が終了した時点でオフする。すなわち、計数中止期間はビッグボーナス状態におけるレギュラーボーナスを発生していない状態で発生し得る期間である。
図5(a)は、通常状態(非ビッグボーナス状態)における当選乱数テーブルを示しており、図5(b)は、ビッグボーナス状態(非レギュラーボーナス状態)における当選乱数テーブルを示している。ビッグボーナス状態では、全乱数のうち通常状態におけるリプレイの当選乱数を含む幾つかの乱数を除いた乱数(8980〜20000)がレギュラーボーナスに振分けられ、レギュラーボーナスの当選確率が「1/5.95」に設定されている。
尚、ビッグボーナス状態における小役の当選乱数及びリプレイの当選乱数は通常状態における小役の当選乱数及びリプレイの当選乱数と共通しており、つまり、ビッグボーナス状態ではリプレイの当選乱数を除いた乱数(8980〜65535)の一部がレギュラーボーナスの当選乱数と重複している。したがって、ビッグボーナス状態では、内部抽選でレギュラーボーナスといずれかの小役とが同時当選する場合があるが、その場合は、レギュラーボーナス図柄の引込制御を小役図柄の引込制御よりも優先して行う。すなわち、引込範囲内にレギュラーボーナス図柄が存在するか否かを判定し、レギュラーボーナス図柄が存在する旨を判定すると、そのレギュラーボーナス図柄を引込み、レギュラーボーナス図柄が存在しない旨を判定すると、引込範囲内に小役図柄が存在するか否かを判定し、小役図柄が存在する旨を判定すると、その小役図柄を引込む。
図6(a)は、払出計数状態における当選乱数テーブルを示している。払出計数状態では、全乱数のうち通常状態におけるビッグボーナスの当選乱数がハズレの当選乱数として追加されて振分けられ、リプレイ、15枚役、10枚役、8枚役、5枚役の当選確率は通常状態での当選確率と同じに設定されている。払出計数状態での出玉率は100%未満に設定されている。
図6(b)は、払出非計数状態における当選乱数テーブルを示している。払出非計数状態では、全乱数のうち通常状態におけるリプレイの当選乱数とビッグボーナスの当選乱数とハズレの当選乱数の一部とが15枚役の当選乱数として追加されて振分けられ、15枚役の当選確率は本来の(通常状態での)当選確率である「1/217.7」と払出非計数状態に移行したことで追加された当選確率である「1/7.3」と「1/1.7」との合成確率として設定されて、通常状態での当選確率よりも格段に高められている。また、10枚役、8枚役、5枚役の当選確率は通常状態での当選確率と同じに設定されている。払出非計数状態での出玉率は100%以上に設定されている。
図6(c)は、レギュラーボーナス状態における当選乱数テーブルを示している。レギュラーボーナス状態では、全乱数のうち通常状態におけるリプレイの当選乱数とビッグボーナスの当選乱数とハズレの当選乱数とが15枚役の当選乱数として追加されて振分けられ、15枚役の当選確率が本来の(通常状態での)当選確率である「1/217.7」とレギュラーボーナス状態に移行したことで追加された当選確率である「1/7.3」と「1/1.4」との合成確率として設定されて、通常状態での当選確率よりも格段に高められている。具体的には、レギュラーボーナス状態における15枚役の当選確率は「1/1.14」に設定されている。これに応じて、1ゲームあたりの平均払出枚数は、「約14.1枚」となる。
ビッグボーナス1及びビッグボーナス2は、払出メダルの枚数が、上限値として予め定められている465枚(終了遊技媒体数)を超えた時点で終了するようになっており、レギュラーボーナスは、規定数(本実施形態では8回)の入賞が発生した時点または規定数(本実施形態では12回)のゲームを消化した時点で終了するようになっている。つまり、ビッグボーナス1またはビッグボーナス2の入賞が発生すると、8回の入賞が発生するまでまたは12ゲームを消化するまでを1周期とするレギュラーボーナスの入賞と終了とを繰返して行うことになる。尚、図5及び図6に示した当選乱数は一例であり、リプレイ役を含む各役の当選確率は任意に設定することが可能である。
図2は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部19(本発明でいう内部抽選手段、表示制御手段、遊技媒体付与手段、特別状態発生手段、付与遊技媒体数計数手段、特別状態終了手段、計数中止期間発生手段、小役確率向上手段、特定状態発生手段)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、上記したスタートレバー11、左ストップボタン12、中ストップボタン13、右ストップボタン14、データ表示ボタン6、BETボタン8及び精算ボタン9から各操作信号を入力する。
また、制御部19は、メダル投入口10に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部20から投入メダル検知信号を入力すると共に、設定値操作部21から各設定信号を入力する。さらに、制御部19は、上記した各リール3a〜3cに対応する各リール用モータ22a〜22cを駆動させるリール駆動部23、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ24a〜24cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部25、上記したスピーカ7を駆動させる音声出力部26、受皿17にメダルを放出するメダル払出部27、上記した液晶表示装置5、有効ライン表示部4、払出数表示部15、クレジット数表示部16及び装飾ランプ18を接続している。
この場合、制御部19は、上記した各入力信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、リール駆動部23、音声出力部26、メダル払出部27、液晶表示装置5、有効ライン表示部4、払出数表示部15、クレジット数表示部16及び装飾ランプ18の動作を制御すると共に、アウト信号(1メダルの投入毎または1クレジットメダルのベット毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎または1クレジットメダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ビッグボーナス信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力)及びレギュラーボーナス信号(レギュラーボーナス期間中にレベル信号出力)の生成を制御する構成となっている。また、後述するように液晶表示装置5に表示する各種の遊技データをRAMに記憶するように構成されている。
次に、上記した構成の作用について、図8ないし図10を参照して説明する。制御部19は、ビッグボーナス状態振分処理及びビッグボーナス中払出枚数表示処理を周期的に行う。
制御部19は、ビッグボーナス状態振分処理を開始すると、ビッグボーナスに入賞したか否かを判定する(S1)。ここで、制御部19は、ビッグボーナスに入賞していない旨を判定すると(S1:NO)、ビッグボーナスフラグをオンしているか否か、つまり、現在の遊技状態がビッグボーナス状態であるか否かを判定し(S2)、ビッグボーナスフラグをオンしている旨を判定すると(S2:YES)、レギュラーボーナスを終了したか否かを判定する(S3)。
さて、制御部19は、ビッグボーナスに入賞した旨を判定すると(S1:YES)、または、ビッグボーナス状態においてレギュラーボーナスを終了した旨を判定すると(S3:YES)、ビッグボーナス状態振分用乱数を抽出し(S4)、その抽出した乱数をビッグボーナス状態の振分用乱数テーブルと照合し、払出計数状態であるか払出非計数状態であるかを判定する(S5)。
そして、制御部19は、抽出した乱数が払出計数状態に該当する乱数、つまり、ビッグボーナス1に入賞したとき、または、ビッグボーナス1状態でレギュラーボーナスを終了したときであれば、抽出した乱数が「0」〜「15」であり、ビッグボーナス2に入賞したとき、または、ビッグボーナス2状態でレギュラーボーナスを終了したときであれば、抽出した乱数が「0」〜「111」である旨を判定すると(S6:YES)、払出計数状態フラグをオンし(S7)、リターンする。
一方、制御部19は、抽出した乱数が払出非計数状態に該当する乱数、つまり、ビッグボーナス1に入賞したとき、または、ビッグボーナス1状態でレギュラーボーナスを終了したときであれば、抽出した乱数が「16」〜「127」であり、ビッグボーナス2に入賞したとき、または、ビッグボーナス2状態でレギュラーボーナスを終了したときであれば、抽出した乱数が「112」〜「127」である旨を判定すると(S6:NO)、払出非計数状態フラグをオンし(S8)、リターンする。尚、ステップS7でオンした払出計数状態フラグ及びステップS8でオンした払出非計数状態フラグは、レギュラーボーナスが入賞した時点またはビッグボーナス状態が終了した時点でオフする。
また、制御部19は、ビッグボーナス中払出枚数表示処理を開始すると、ビッグボーナスフラグをオンしているか否かを判定し(S11)、ビッグボーナスフラグをオンしている旨を判定すると(S11:YES)、いずれかの小役が入賞したことに応じて払出が発生したか否かを判定する(S12)。そして、制御部19は、払出が発生した旨を判定すると(S12:YES)、ビッグボーナス中に払出した総計である総払出枚数に今回の払出枚数をインクリメントすることで、総払出枚数をインクリメントし(S13)、払出枚数から投入枚数を差引いた差枚数をインクリメントし(S14)、上記したビッグボーナス状態振分処理により払出非計数状態フラグをオンしているか否かを判定する(S15)。
ここで、制御部19は、払出非計数状態フラグをオンしていない旨を判定すると(S15:NO)、残り払出枚数から今回の払出枚数をデクリメントすることで、残り払出枚数をデクリメントし(S16)、リターンする。残り払出枚数は、上限値である465枚に1枚を加えた466枚からデクリメントを開始するものであり、これが「0」に達した時点、つまり、残り払出枚数が465枚を超えた時点でビッグボーナス状態を終了することになる。これに対して、制御部19は、払出非計数状態フラグをオンしている旨を判定すると(S15:YES)、残り払出枚数をデクリメントすることなく、リターンする。すなわち、制御部19は、残り払出枚数を表示させる際には、払出計数状態であれば、いずれかの小役の入賞により払出した払出枚数に応じて残り払出枚数をカウントダウンしながら表示させる、一方、払出非計数状態であれば、いずれかの小役の入賞によりメダルを払出すが、その払出枚数に応じて残り払出枚数をカウントダウンすることなく表示させる。
具体的には、制御部19は、ビッグボーナス状態に移行した場合には、ゲームの開始に応じて内部当選役の図柄(図10(a)は内部当選役が15枚役であることを表示している)を狙うことを遊技者に対して告知する。これと同時に、制御部19は、ビッグボーナス中の総払出枚数(図10では「255枚」)、差枚数(図10では「141枚」)、残り払出枚数(図10では「250枚」)を算出して液晶表示装置5に表示させる。そして、制御部19は、小役が入賞すると、その入賞により払出す払出枚数を総払出枚数及び差枚数にカウントアップ表示させると共に、払出計数状態であれば、残り払出枚数をカウントダウン表示させる。一方、制御部19は、払出非計数状態であれば、図10(b)に示すように、入賞による払出が発生したが払出枚数を計数しない払出非計数状態であることを示す「CHANCE TIME」の文字を表示させ、入賞による払出が発生しても残り払出枚数がカウントダウンされないことを遊技者に報知する。このとき、制御部19は、
残り払出枚数の表示を入賞による払出が発生する前の数値で継続する(図10では「250枚」を継続する)。
ところで、制御部19は、上記した遊技データ以外の遊技データを算出して液晶表示装置5に表示させても良い。すなわち、払出非計数状態における払出枚数を算出する計数中止期間付与遊技媒体数算出手段や払出非計数状態における差枚数を算出する計数中止期間差遊技媒体数算出手段を設け、それら各算出手段が算出した遊技データを液晶表示装置5に表示させても良い。このように構成すれば、遊技者は、ビッグボーナス中に払出枚数を計数しない払出非計数状態による恩恵を具体的な数値で認識することができ、満足感を得ることができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、スロットマシン1において、ビッグボーナス状態で停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄であるときに遊技者に払出される払出枚数を計数する払出計数状態と計数を中止する払出非計数状態とを抽選で振分け、払出非計数状態が当選したときには遊技者に払出される払出枚数の計数を中止するように構成したので、予め定められた払出の上限値が計数中止期間中に払出された払出枚数分だけ実質的に増加することになり、ビッグボーナス状態の期間全体で遊技者が獲得可能な獲得枚数が変動することになり、遊技の興趣を高めることができる。
また、払出非計数状態では15枚役の内部当選確率を高めるように構成したので、遊技者に払出される払出枚数の計数を中止している期間で遊技者が獲得可能な獲得枚数の期待値を高めることができ、ビッグボーナス状態の期間全体で遊技者が獲得可能な獲得枚数の変動幅を大きくすることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
遊技玉を用いるスロットマシンに適用しても良い。
実際のメダルを使用しないいわゆる封入式のスロットマシンに適用しても良い。
ビッグボーナスが2種類設定される構成に限らず、ビッグボーナスが1種類あるいは3種類以上設定される構成であっても良い。
メダルの払出枚数が465枚を超えた時点でビッグボーナスを終了する構成に限らず、例えばメダルの投入枚数が所定枚数に達した時点などの他の条件でビッグボーナスを終了する構成であっても良い。
レギュラーボーナスを発生している状態で15枚役以外の小役の当選確率が通常状態での当選確率よりも高められるようにしても良いし、払出非計数状態でも15枚役以外の小役の当選確率が通常状態での当選確率よりも高められるようにしても良い。
ビッグボーナスに入賞した時点またはレギュラーボーナスを終了した時点、つまり、レギュラーボーナスを発生していない状態で、ビッグボーナス状態における払出枚数の計数を中止するか否かを決定する抽選を行って計数中止期間を発生するようにしたが、レギュラーボーナスを発生している状態で、ビッグボーナス状態における払出枚数の計数を中止するか否かを決定する抽選を行って計数中止期間を発生するようにしても良い。すなわち、ビッグボーナス状態における計数中止期間を発生するタイミングはビッグボーナス中のどの時点であっても良い。また、ビッグボーナスに入賞した時点またはレギュラーボーナスを終了した時点でビッグボーナス状態における払出枚数の計数を中止するか否かを決定する抽選を毎回行うのではなく、ビッグボーナスに入賞した時点で数回分の抽選を一括して行っても良い。
ビッグボーナス中における払出計数状態での出玉率が100%以上に設定されていても良く、ビッグボーナス中における払出非計数状態での出玉率が100%未満に設定されていても良い。
払出された遊技媒体数を付与遊技媒体数としたが、払出された遊技媒体数と投入された遊技媒体数との差である差遊技媒体数を付与遊技媒体数としても良い。
付与遊技媒体数をカウントダウン方式で計数することで残り払出枚数として表示したが、付与遊技媒体数をカウントアップ方式で計数することで払出枚数として表示しても良い。この場合は、払出枚数が上限値を超えた時点でビッグボーナス状態を終了することになる。
計数中止期間においては、全ての小役の入賞について払出枚数の計数を中止するようにしたが、一部の小役の入賞について払出枚数の計数を中止するようにしても良い。例えば15枚役の入賞について払出枚数の計数を中止するが、他の小役の入賞について払出枚数の計数を中止しないようにしても良い。一部の小役の入賞について払出枚数の計数を中止する場合には、その払出枚数の計数を中止する小役を抽選により決定しても良く、そのように構成すれば、払出枚数の計数を中止する小役の種類がその都度変化するので、遊技の興趣をより一層高めることができる。
本発明の一実施形態を示すもので、スロットマシンの正面図 電気的な構成を示す機能ブロック図 各リールの図柄配列を示す図 内部当選役を示す図 当選乱数テーブルを示す図 図5相当図 ビッグボーナス状態振分用乱数テーブルを示す図 フローチャート(その1) フローチャート(その2) 遊技データが表示される態様を示す図
符号の説明
図面中、1はスロットマシン、3はリール(図柄変動表示手段)、11はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、12は左ストップボタン(停止操作手段)、13は中ストップボタン(停止操作手段)、14は右ストップボタン(停止操作手段)、19は制御部(
内部抽選手段、表示制御手段、遊技媒体付与手段、特別状態発生手段、付与遊技媒体数計数手段、特別状態終了手段、計数中止期間発生手段、小役確率向上手段、特定状態発生手段)である。

Claims (3)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    ゲームの開始に応じて複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄である場合に、その入賞図柄に対応する数の遊技媒体を付与する遊技媒体付与手段と、
    通常状態において、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、遊技者にとって有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、
    前記特別状態が発生している期間において、前記遊技媒体付与手段から付与された遊技媒体の数である付与遊技媒体数を計数する付与遊技媒体数計数手段と、
    前記付与遊技媒体数が予め定められた終了遊技媒体数を超えたときに特別状態を終了させる特別状態終了手段とを備えたスロットマシンにおいて、
    前記特別状態が発生している期間において、所定条件の成立に応じて計数中止期間を発生する計数中止期間発生手段と、
    前記計数中止期間における前記付与遊技媒体数から投入遊技媒体数を差引いた差遊技媒体数を算出する計数中止期間差遊技媒体数算出手段と、を備え、
    前記付与遊技媒体数計数手段は、前記計数中止期間中は付与遊技媒体数計数手段における付与遊技媒体数の計数を中止するように構成され、
    前記特別状態が発生している期間において、当該特別状態における差遊技媒体数と、前記計数中止期間差遊技媒体数算出手段により算出された計数中止期間差遊技媒体数とを表示することを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記計数中止期間中において、少なくとも1つ以上の小役の内部当選確率を高める小役確率向上手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載したスロットマシン。
  3. 前記特別状態が発生している期間において、予め定められた特定状態発生条件の成立を契機として、少なくとも1つ以上の小役の内部当選確率を通常状態よりも高める特定状態を発生する特定状態発生手段を備え、
    前記計数中止期間発生手段は、前記特定状態が発生していない期間において前記計数中止期間を発生することを特徴とする請求項1または2に記載したスロットマシン。
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