JP5206205B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
また、情報処理装置は、位置情報取得手段により取得された位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備える。そして、算出手段は、位置情報取得手段より位置情報が取得できない場合は、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて日没時刻を算出する。
また、算出手段は、情報処理装置への電力供給が開始され、位置情報取得手段より取得された位置情報が取得可能になる前に、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて日没時刻を算出した場合は、位置情報取得手段より取得された位置情報が取得可能になった際に、位置情報記憶手段に記憶されていた位置情報を、新たに位置情報取得手段より取得された位置情報に基づいて利用妥当性を判定する。そして、妥当であると判定した場合は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに算出した日没時刻を有効なものとし、妥当でないと判定した場合は、新たに位置情報取得手段より取得された位置情報に基づいて日没時刻を再計算し、その再計算した日没時刻によって、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに算出した日没時刻を置換する。
また、位置情報取得手段が位置情報を一時的に取得できない場合でも、日没時刻を計算できるため、前照灯の点灯時刻の評価を行うことができない場合を減らすことができる。
また、情報処理装置への電力供給が開始され、その直後に前照灯が点灯された場合であっても、日没時刻の評価を可能にしつつ、不適切な位置情報によって算出された日没時刻が評価に用いられることを防止できる。
しかしながら、位置情報記憶手段に記憶された余りに古い位置情報を使用すると、その位置情報によって算出された日没時刻では、点灯時刻を適切に評価することができないおそれがある。このため、請求項2に記載のように、位置情報取得手段より位置情報が取得できなくなってから所定時間経過後、又は、所定距離移動後、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を使用不能にする制限手段をさらに備えるように情報処理装置を構成するとよい。
このようになっていれば、余りに古い位置情報が使用されて日没時刻が算出されることを防止できる。
また、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定した直後に日没時刻が算出されるようになっていると、点灯時刻の評価を精度良く行うことができる。したがって、前照灯の点灯時点と日没時刻の算出時点は、できるだけ近い方が好ましい。しかし、車両の現在位置や、情報処理装置への電力供給が開始されたタイミング等によっては、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定した直後に、位置情報取得手段より位置情報を取得することができず、また、位置情報記憶手段にも有効な位置情報が記憶されていない場合が考えられる。
このような場合に備えた情報処理装置としては、請求項3に記載のような情報処理装置が適している。つまり、算出手段は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに日没時刻を計算できない場合は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移した後、所定時間経過する前、又は、所定距離移動する前であれば、後に位置情報取得手段より取得された位置情報に基づいて日没時刻を算出するようになっているとよい。そして、評価情報記憶手段は、点灯時刻特定手段により特定された点灯時刻と、後に算出手段により算出された日没時刻とを対応付けて記憶するようになっているとよい。
このようになっていれば、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定した直後に、位置情報取得手段より位置情報を取得することができない場合であっても、前照灯の点灯時刻を評価の対象外とすることなく、前照灯の点灯時刻と、前照灯の点灯時刻に対して許容できる日没時刻とを評価情報記憶手段に記憶させることができる。
さらに、請求項4に記載されているように、車両に搭載されて用いられる情報処理装置は、請求項1と同様の現在時刻特定手段と、点灯情報取得手段と、位置情報取得手段と、算出手段と、点灯時刻特定手段と、評価情報記憶手段とを備え、請求項3と同様にして、算出手段は日没時刻を算出し、評価情報記憶手段は、点灯時刻特定手段により特定された点灯時刻と、後に算出手段により算出された日没時刻とを対応付けて記憶しても良い。
このような情報処理装置であれは、日没時刻を常時計算し続ける場合に比較し、日没時刻を計算する頻度が大幅に少なく、情報処理装置の処理負荷が低く、しかも、点灯時刻と関係なく日没時刻を算出する場合と比較し、算出手段によって算出された日没時刻は、点灯時刻を適切に評価することができる。
また、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定した直後に、位置情報取得手段より位置情報を取得することができない場合であっても、前照灯の点灯時刻を評価の対象外とすることなく、前照灯の点灯時刻と、前照灯の点灯時刻に対して許容できる日没時刻とを評価情報記憶手段に記憶させることができる。
また、情報処理装置を搭載した車両が、レッカー車やフェリー等によって移動されることも想定される。そのような場合、移動された後に情報処理装置への電力供給が開始され、その直後に前照灯が点灯された場合は、レッカー車やフェリー等によって移動される前の地点の位置情報が位置情報記憶手段より読み出されて利用されることが考えられる。この場合は、不適切な位置情報に基づいて日没時刻が算出され、評価情報記憶手段に記憶されてしまうおそれがある。単純にこれを防止することを考えれば、情報処理装置への電力供給が開始された直後は、前照灯が点灯されたとしても日没時刻を計算せずに、前照灯の点灯時刻と日没時刻とを評価情報記憶手段に記憶しないようにすることが考えられるが、このようにすると、ドライバーの安全運転に対する評価が不完全になるおそれがある。
また、上述したように日没時刻を算出した場合は、その算出した日没時刻に基づいて、さらに別の評価(日没時刻前の早めの前照灯点灯以外の評価)を行うようにしてもよい。例えば、請求項10に記載のように、昼夜判定手段と、トンネル内点灯情報記憶手段と、第二評価手段とをさらに備えるように情報処理装置を構成してもよい。昼夜判定手段は、算出手段により算出された最新の日没時刻に基づき、現時点が昼間であるのか夜間であるのかを判定する手段である。トンネル内点灯情報記憶手段は、昼夜判定手段により昼間であると判定された状態において、車両がトンネル内を走行した回数であるトンネル内走行回数と、車両がトンネル内で前照灯を点灯した回数であるトンネル内前照灯点灯回数とを記憶する手段である。第二評価手段は、トンネル内点灯情報記憶手段が記憶するトンネル内走行回数及びトンネル内前照灯点灯回数に基づいて、トンネル内での前照灯の点灯評価を行う手段である。
ところで、請求項11に記載のように、位置情報取得手段より取得された位置情報に基づいて特定される車両の現在位置に基づき、車両がタイムゾーンの境界を通過したと判定した場合に、点灯時刻及び日没時刻を算出する際に用いる世界標準時からのオフセット時間を変更するオフセット時間変更手段をさらに備えるように情報処理装置を構成してもよい。
図1は、本発明の情報処理装置の機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
無線通信部25は、路側に設置された光ビーコンや電波ビーコン等を介してVICSの情報センタから事故情報や渋滞情報等を取得したり、パケット通信網を介してサーバから観光案内情報等を取得したりする。
音声入力部32は、マイクを有し、マイクに入力された利用者の音声に基づく音声信号を制御部39に出力することができる。利用者は、マイクに対して発話することにより、ナビゲーション装置20に対して音声による指令を入力することができる。
制御部39は、CPU,DRAM,ROM,フラッシュメモリ,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びフラッシュメモリ等に記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。例えば、検出部21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力部29を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示部30に表示する処理や、地図データ入力部29を介して読み込んだ地図データと、操作スイッチ群28やリモコン27等がユーザによって操作されることにより設定された目的地とに基づいて現在位置から目的地までの最適な経路を算出する処理や、その算出した経路を表示部30に表示させたり音声出力部31に音声として出力させたりすることにより経路を案内する処理等を実行する。また、制御部39は、内部にクロックを備え、現在時刻や、特定の時点からの経過時間等を処理に利用できるようになっている。
次に、ナビゲーション装置20の動作について説明する。なお、本発明に関連する部分を中心に説明し、一般的なナビゲーション装置が有する現在地表示処理、経路算出処理、経路案内処理等については説明を省略する。
ナビゲーション装置20が実行する起動時処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、起動時処理は、ナビゲーション装置20への電力供給が開始された際、例えば、アクセサリスイッチがオンになった際に、実行が開始される処理である。
制御部39は、ナビゲーション装置20への電力供給が開始された直後であるために検出部21より信号を取得できない場合であっても(S105:No)、制御部39が内蔵するフラッシュメモリに記憶された自車位置座標に基づいて日没時刻を計算する(S125)。このため、日没時刻が計算できないことを理由に前照灯の点灯時刻が記憶できないという事態を減らすことができる。
次に待機処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、待機処理は、上述した起動時処理のS155及び後述する通常時時処理のS350において呼び出されて実行が開始される処理である。
制御部39は、前照灯の点灯時刻から所定時間内に自車位置座標が取得できれば、日没時刻を算出して前照灯の点灯時刻とともに記憶部34に記憶するようになっている。このため、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定した直後に、自車位置座標を取得することができない場合であっても、前照灯の点灯時刻を評価の対象外とすることなく、評価の対象とすることができる。
次に通常時処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、通常時処理は、上述した起動時処理のS105において否定判定であった場合に実行が開始される処理である。
制御部39は、前照灯が点灯された場合に日没時刻を計算するため(S330:Yes,S345)、常に日没時刻を計算し続ける場合と比較して日没時刻を計算する頻度が大幅に少なく、制御部39の処理負荷が低い。しかも、制御部39は、前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定すると(S330:Yes)、自車位置座標に基づいて特定される位置における日没時刻を算出するため、点灯時刻と関係なく日没時刻を算出する場合と比較し、算出された日没時刻は、点灯時刻を適切に評価することができる。
次にオフセット時間算出処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、オフセット時間算出処理は、ナビゲーション装置20へ電力が供給されている間、一定間隔毎に起動が開始される処理である。
制御部39は、自車がタイムゾーンの境界を通過した場合に(S410:Yes)、日没時刻を計算する際や前照灯点灯時刻を求める際のオフセット時間(世界標準時からのオフセット時間)を、自車が属するタイムゾーンに合わせて変更する。このため、世界標準時を基準として点灯時刻や日没時刻を算出して記憶部34に記憶させる場合と比較して、具体的な点灯時刻や日没時刻を、ドライバーが評価結果を見た際に、これらの時刻を直感的に把握しやすい。したがって、ドライバーに対して早めの前照灯の点灯を促しやすい。
次に診断処理Aについて、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、診断処理Aは、日没時の前照灯点灯に関する診断処理であり、上述した起動時処理等において直近に計算した日没時刻30分前から日没時刻の間に停車したとき、又は、日没時刻を過ぎて最初に停車したときに実行が開始される。なお、診断処理Aは、1日当たり最大1回のみ実行される。
(a)日没時刻の30分前から日没時刻の間に走行していた場合
評価点=50+10/3((日没時刻−前照灯点灯時刻)分−15分))
なお、日没時刻の30分前から日没時刻の間に走行していたかどうかの情報は、上述した起動処理とは別に制御部39が記憶しているものとする。また、替わりに、前照灯点灯時刻と日没時刻とから判定してもよい。また、上記式における10/3((日没時刻−前照灯点灯時刻)分−15分))の部分は、−50から50の範囲の値をとる。また、評価点は小数点以下を四捨五入する。
(b)日没時刻の30分前から日没時刻の間にイグニッションスイッチがオンにされた場合であって、イグニッションスイッチがオンされてから2分以内に前照灯が点灯された場合
評価点=100
なお、イグニッションスイッチがオンにされた時刻は、上述した起動時処理等とは別に制御部39が記憶しているものとする。
(c)日没時刻の30分前から日没時刻の間にイグニッションスイッチがオンにされた場合であって、イグニッションスイッチがオンされてから2分経過後に前照灯が点灯された場合
評価点=50+10/3((日没時刻−前照灯点灯時刻)分−15分))
このようにして評価点を算出すると、制御部39は、算出した評価点を、算出元となった日没時刻及び前照灯点灯時刻と対応付けて記憶部34に記憶させ、本処理(診断処理A)を終了する。なお、記憶された評価点は、記憶されたタイミングと同時に又は別のタイミングで表示部30に表示されるようになっていてもよいし、記憶されたタイミングと同時又は別のタイミングで、無線通信部25を介して評価点を管理するサーバに送信するようになっていてもよい。
(6)トンネルシーン処理
次にトンネルシーン処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、トンネルシーン処理は、ナビゲーション装置20への電力供給が開始された際、例えば、アクセサリスイッチがオンになった際に、実行が開始される処理である。
現在位置がトンネル内であると判定されること、(b)現在位置がトンネル内であった場合にそのトンネルの長さが10m以上であること、(c)昼間であること、の三つの条件を満たした場合に、トンネルシーンであると判定する。なお、昼間であるか否かは、制御部39の内部のフラッシュメモリに記憶されている最新の日没時刻に基づいて判定する。制御部39は、このS705において、現在の状況がトンネルシーンであると判定した場合は(S705:Yes)、S710に処理を移行し、一方、現在の状況がトンネルシーンでないと判定した場合は(S705:No)、現在の状況がトンネルシーンになるまで、本ステップ(S705)にとどまる。
次に、診断処理Bについて、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、診断処理Bは、トンネル内での前照灯点灯に関する診断処理であり、アクセサリスイッチがオンになった後、自車両が停車する毎に実行が開始される。
評価点=50+250×(トンネル内前照灯点灯回数/トンネルシーン回数−0.7)×トンネルシーン回数/5
なお、250×(トンネル内前照灯点灯回数/トンネルシーン回数−0.7)は、−50から50の範囲の値をとる。また、トンネルシーン回数/5は、0から1の範囲の値をとるように丸める。また、評価点は小数点以下を四捨五入する。
ナビゲーション装置20は、起動時処理、待機処理及び通常時処理の替わりに、日没時刻算出処理(走行距離毎)を実行してもよい。この処理は、前照灯が点灯されたタイミングにかかわらず、所定の距離を走行する毎に日没時刻を算出する処理である。以下、日没時刻算出処理(走行距離毎)について、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、日没時刻算出処理は、ナビゲーション装置20への電力供給が開始された際、例えば、アクセサリスイッチがオンになった際に、実行が開始される処理である。
続いて、制御部39は、走行距離カウンタのカウントアップを開始する(S610)。これにより、走行距離カウンタの値を参照すれば、S605で走行距離カウンタをリセットした時点からの走行距離を算出することができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。
制御部39が内部に備えるクロックが現在時刻特定手段に相当し、車内LAN通信部33が点灯情報取得手段に相当し、検出部21が位置情報取得手段に相当する。
Claims (11)
- 現在時刻を特定する現在時刻特定手段と、
車両の前照灯の点灯状態に関する情報である点灯情報を取得する点灯情報取得手段と、
車両の現在位置を特定可能な情報である位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記点灯情報取得手段により取得された前記点灯情報に基づき、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定すると、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて特定される位置における日没時刻を算出する算出手段と、
前記現在時刻特定手段によって特定された現在時刻と、前記点灯情報取得手段により取得された前記点灯情報とに基づき、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移した際の時刻である点灯時刻を特定する点灯時刻特定手段と、
前記点灯時刻特定手段により特定された前記点灯時刻と、前記算出手段により算出された前記日没時刻とを対応付けて記憶する評価情報記憶手段と、
前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
を備え、
前記算出手段は、
前記位置情報取得手段より前記位置情報が取得できない場合は、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて前記日没時刻を算出し、
前記情報処理装置への電力供給が開始され、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報が取得可能になる前に、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて前記日没時刻を算出した場合は、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報が取得可能になった際に、前記位置情報記憶手段に記憶されていた前記位置情報を、新たに前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて利用妥当性を判定し、妥当であると判定した場合は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに算出した日没時刻を有効なものとし、妥当でないと判定した場合は、新たに前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて日没時刻を再計算し、その再計算した日没時刻によって、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに算出した日没時刻を置換すること、
を特徴とする車両に搭載されて用いられる情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記位置情報取得手段より前記位置情報が取得できなくなってから所定時間経過後、又は、所定距離移動後、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報を使用不能にする制限手段をさらに備えること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、
前記算出手段は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに前記日没時刻を計算できない場合は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移した後、所定時間経過する前、又は、所定距離移動する前であれば、後に前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて前記日没時刻を算出し、
前記評価情報記憶手段は、前記点灯時刻特定手段により特定された前記点灯時刻と、後に前記算出手段により算出された前記日没時刻とを対応付けて記憶すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 現在時刻を特定する現在時刻特定手段と、
車両の前照灯の点灯状態に関する情報である点灯情報を取得する点灯情報取得手段と、
車両の現在位置を特定可能な情報である位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記点灯情報取得手段により取得された前記点灯情報に基づき、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定すると、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて特定される位置における日没時刻を算出する算出手段と、
前記現在時刻特定手段によって特定された現在時刻と、前記点灯情報取得手段により取得された前記点灯情報とに基づき、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移した際の時刻である点灯時刻を特定する点灯時刻特定手段と、
前記点灯時刻特定手段により特定された前記点灯時刻と、前記算出手段により算出された前記日没時刻とを対応付けて記憶する評価情報記憶手段と、
を備え、
前記算出手段は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに前記日没時刻を計算できない場合は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移した後、所定時間経過する前、又は、所定距離移動する前であれば、後に前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて前記日没時刻を算出し、
前記評価情報記憶手段は、前記点灯時刻特定手段により特定された前記点灯時刻と、後に前記算出手段により算出された前記日没時刻とを対応付けて記憶すること、
を特徴とする車両に搭載されて用いられる情報処理装置。 - 請求項4に記載の情報処理装置において、
前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報を記憶する位置情報記憶手段をさらに備え、
前記算出手段は、前記位置情報取得手段より前記位置情報が取得できない場合は、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて前記日没時刻を算出すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項5に記載の情報処理装置において、
前記位置情報取得手段より前記位置情報が取得できなくなってから所定時間経過後、又は、所定距離移動後、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報を使用不能にする制限手段をさらに備えること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置において、
前記算出手段は、前記情報処理装置への電力供給が開始され、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報が取得可能になる前に、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて前記日没時刻を算出した場合は、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報が取得可能になった際に、前記位置情報記憶手段に記憶されていた前記位置情報を、新たに前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて利用妥当性を判定し、妥当であると判定した場合は、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに算出した日没時刻を有効なものとし、妥当でないと判定した場合は、新たに前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて日没時刻を再計算し、その再計算した日没時刻によって、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移したことを判定したときに算出した日没時刻を置換すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 現在時刻を特定する現在時刻特定手段と、
車両の前照灯の点灯状態に関する情報である点灯情報を取得する点灯情報取得手段と、
車両の現在位置を特定可能な情報である位置情報を取得する位置情報取得手段と、
車両の移動距離を特定可能な情報である距離情報を取得する距離情報取得手段と、
前記距離情報取得手段より取得される前記距離情報に基づき車両の移動距離を特定し、車両が所定の距離移動する毎に、前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて特定される位置における日没時刻を算出する算出手段と、
前記現在時刻特定手段によって特定された現在時刻と、前記点灯情報取得手段により取得された前記点灯情報とに基づき、車両の前照灯が非点灯状態から点灯状態に遷移した際の時刻である点灯時刻を特定する点灯時刻特定手段と、
前記点灯時刻特定手段によって特定された前記点灯時刻と、前記算出手段により算出された前記日没時刻とを対応付けて記憶する評価情報記憶手段と、
車両の移動方位にしたがい、前記所定の距離を変更する距離変更手段と、
を備えることを特徴とする車両に搭載されて用いられる情報処理装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記評価情報記憶手段に記憶されている前記点灯時刻と前記日没時刻とに基づいて、前記前照灯の点灯時刻の評価を行う第一評価手段をさらに備えること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記算出手段により算出された最新の日没時刻に基づき、現時点が昼間であるのか夜間であるのかを判定する昼夜判定手段と、
前記昼夜判定手段により昼間であると判定された状態において、車両がトンネル内を走行した回数であるトンネル内走行回数と、車両がトンネル内で前照灯を点灯した回数であるトンネル内前照灯点灯回数とを記憶するトンネル内点灯情報記憶手段と、
前記トンネル内点灯情報記憶手段が記憶する前記トンネル内走行回数及び前記トンネル内前照灯点灯回数に基づいて、トンネル内での前照灯の点灯評価を行う第二評価手段と、
をさらに備えることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記位置情報取得手段より取得された前記位置情報に基づいて特定される車両の現在位置に基づき、車両がタイムゾーンの境界を通過したと判定した場合に、前記点灯時刻及び前記日没時刻を算出する際に用いる世界標準時からのオフセット時間を前記位置情報に基づいて変更するオフセット時間変更手段をさらに備えること、
を特徴とする情報処理装置。
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