JP5206007B2 - パワーモジュール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ソリッドステートリレーや電源などに組み込むためのパワーモジュール構造に関するものである。
従来におけるこの種のパワーモジュール構造としては、セラミック等の絶縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材例えばリードフレームに挟着した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両リードフレームの一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両リードフレームの他端部側及び前記ヒートプレートをともに成形樹脂層により封止して構成されており、前記ヒートプレートにおける外部に表出した他面側には、ヒートシンクなどの外部放熱器が密着接合されるようになっている(特許文献1参照)。そして、成形樹脂層による樹脂封止は、主に生産性の観点から、トランスファー成形或いは射出成形による工法が一般的に広く用いられている。
特開2001−85613号公報。
かかる構成を有するパワーモジュール構造においては、両リードフレームの他端部は外部機器と電気的に接続させるために成形樹脂層から外部に大きく突出していると共に、ヒートプレートも、ヒートシンクなどの外部放熱器と密着して使用するために、外部放熱器と同電位となり、又ヒートシンクとの取付け性や生計安定性を得るために、やはりヒートプレートの両端部をも成形樹脂層から外部に突出させることによって構成していた。
従って、従来のパワーモジュール構造においては、両リードフレーム及びヒートプレートが成形樹脂層から外部に突出するという構成採っているために、当該構成がネックとなって、パワーモジュール構造の小型化という世の中の要請に完全に答えることができていなかった。
そこで、本発明者たちは、図13に示すように、セラミック等の絶縁板からなるパワーモジュール基板aと、パワーモジュール基板aの一方の面上に一対のリードフレームb、cに挟着した状態で実装されるパワー半導体素子dと、一面側がパワーモジュール基板aの他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートeと、両リードフレームb、cの一端部及びヒートプレートeの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、パワーモジュール基板a、パワー半導体素子d、両リードフレームb、cの他端部側及びヒートプレートeをともに成形樹脂層fにより封止して構成する場合に、両リードフレームb、cは外部接続機器に電気的に接続する関係で、その一端側を成形樹脂層fより表出させたままとするも、ヒートプレートeの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線に対して内側に位置するように小型化し、ヒートプレートeの他面側のみ成形樹脂層fに対して外部に表出させるように構成し、両リードフレームb、cに対する絶縁距離(両端矢印線参照)を確保するようにしたパワーモジュール構造を考えた。
しかしながら、かかる構成を有するパワーモジュール構造は、図14に示すように、ヒートプレートeの端面がパワーモジュール基板aの端面に対して内側に引っ込んだ状態となっていることになって、ヒートプレートeは、成形樹脂層fによる接着界面がヒートプレートeの端面のみとなってしまうことになる。
このことは、ヒートプレートeが成形樹脂層fに対して安定した状態で密着させることを困難にしてしまい、ヒートプレートeに生じた熱収縮或いは熱膨張を、成形樹脂層fの弾性変形により緩和することは余り期待できず、パワーモジュール基板a側に直接及ぼしてしまうことになる。
この結果、成形樹脂層におけるヒートプレートeおよびパワーモジュール基板aの接合界面(図14の円内参照)に大きな熱応力の集中が生じてしまい、パワーモジュール基板の信頼性に影響を及ぼすことになり、特にDBC基板のように、パワーモジュール基板aの両面(図中上下面)に導電性部材を設けるように構成した場合には、パワーモジュール基板aにさらに大きな熱応力がかかることになって、製品の高信頼性を得る点でより困難となってしまうことになる。
又、成形樹脂層fを成形するためには、図15に示すように、予め、パワーモジュール基板a、リードフレームb、c、パワー半導体素子dおよびヒートプレートeを予め組み付けて構成された半製品gを、上下成形金型h、iによって形成されたキャビティーj内にセットした状態で、キャビティーj内に溶融樹脂を充填することにより行うのであるが、この成形過程において、先ず、ヒートプレートeの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線に対して内側に位置させていることから、上下成形金型h、iによってヒートプレートeが強く押し当てられなくなると共にリードフレームb、cが白抜き矢印の方向に撓みやすくなってしまうために、ヒートプレートeとキャビティーjの成形面との間に隙間ができてしまって、この隙間に溶融樹脂が侵入し、ヒートプレートeの他面側をバリとして被覆して、ヒートシンクなどの外部放熱器との密着面積が減少してしまい、放熱性能に影響を及ぼすことになってしまうことが、本発明者たちの開発過程における試作等から判明した。
そこで、本発明は、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板に接合配設することによって、リードフレーム等の導電性部材及びヒートプレートの絶縁距離を必要寸法確保した上で小型化を図ると共に、かかる構成によるヒートプレートに熱応力の集中がかからないようにすると共に、所定の放熱性能を確保可能となるように構成したパワーモジュール構造を提供することを目的とするものである。
本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートの外郭線と前記パワーモジュール基板の外郭線との離間寸法を、前記パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、ヒートプレートの外郭線とパワーモジュール基板の外郭線との離間寸法を、パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定したことにより、ヒートプレートの外郭線がパワーモジュール基板の外郭線に近づくことができて、ヒートプレートがより大きな面積でパワーモジュール基板を支えることになって、ヒートプレートの熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記パワーモジュール基板の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄く形成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、パワーモジュール基板の板厚に対して、ヒートプレートの板厚を薄く形成したことにより、ヒートプレートの熱収縮量あるいは熱膨張量を低減することができて、ヒートプレートの熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができ、更には、パワーモジュール基板側の厚みを製品の電流仕様などに応じて大きくすることが可能となって、高信頼性且つ高容量のパワーモジュール構造を提供でき、しかも、ヒートプレートの板厚が薄くしたことにより、同時に熱抵抗を下げることができ、放熱性能を向上させることに寄与することができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、 前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記導電性部材の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄く形成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、導電性部材の板厚に対して、ヒートプレートの板厚を薄く形成したことにより、ヒートプレートの熱収縮量あるいは熱膨張量を低減することができて、ヒートプレートの熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができ、更には、パワーモジュール基板側の厚みを製品の電流仕様などに応じて大きくすることが可能となって、高信頼性且つ高容量のパワーモジュール構造を提供でき、しかも、ヒートプレートの板厚が薄くしたことにより、同時に熱抵抗を下げることができ、放熱性能を向上させることに寄与することができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、前記ヒートプレートの外部表出面側端部に切欠き段部を形成するようにしてもよい。
かかる構成により、上記発明に加えて、ヒートプレートの外部表出面側端部に形成した切欠き段部が存することにより、電流容量を確保しながら、パワーモジュール基板にかかる応力集中を更に低減することができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートの当該板厚方向にスリット部を形成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、ヒートプレートの板厚方向にスリット部を形成したことにより、ヒートプレートに発生する熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができ、さらに、ヒートプレートの板厚方向にスリット部を形成したことにより、成形樹脂層の成形時に、溶融樹脂がヒートプレート5の外部表出している他面側に流れ込むことが防止され、成形バリの発生を抑えることができ、ヒートプレートの他面側とヒートシンクとの接触性が劣化することを防ぐことができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートを複数の分割ヒートプレートにより構成すると共に、互いに隣接する分割ヒートプレートの間に隙間部を形成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、ヒートプレートを複数の分割ヒートプレートにより構成すると共に互いに隣接する分割ヒートプレートの間に隙間部を形成したことにより、ヒートプレートに発生した熱変形により、パワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、本発明における各分割ヒートプレートは、多角形から構成すると共に、各分割ヒートプレートのコーナー部に取り部を形成するようにしてもよい。
かかる構成により、多角形に構成された各分割プレートのコーナー部をR面或いはC面等の面取り部を形成したことから、ヒートプレートに生じる熱変形によりパワーモジュール基板の集中をさらに抑えることができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記成形樹脂層における前記ヒートプレートの外郭線より外側端部側を切欠くことによって隙間部を形成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、本発明は、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、成形樹脂層におけるヒートプレートの外郭線より外側端部側に隙間部を形成したことにより、成形樹脂層の成形時に、当該隙間部がヒートプレートに正味熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することになり、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、セラミック等の絶縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する前記成形樹脂層の端面との間に、樹脂非封止層部を形成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、本発明は、ヒートプレートの外郭線をパワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、ヒートプレートをパワーモジュール基板の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する成形樹脂層の端面との間に、樹脂非封止層部を形成したことにより、成形樹脂層の成形時に、溶融樹脂がヒートプレート5の外部表出している他面側に流れ込むことが防止され、成形バリの発生を抑えることができ、ヒートプレートの他面側とヒートシンクとの接触性が劣化することを防ぐことができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、上記発明において、前記ヒートプレートの外郭線と前記パワーモジュール基板の外郭線との離間寸法を、前記パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ヒートプレートの外郭線とパワーモジュール基板の外郭線との離間寸法を、パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定したことにより、ヒートプレートの外郭線がパワーモジュール基板の外郭線に近づくことができて、ヒートプレートがより大きな面積でパワーモジュール基板を支えることになって、ヒートプレートの熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、本発明に係るパワーモジュール構造は、上記発明において、前記両導電性部材における前記成形樹脂層により封止された他端部の端面が、前記ヒートプレートの外郭線に対して内側に存するように構成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、両導電性部材の他端部端面がヒートプレートの外郭線に対して内側に存するために、導電性部材とヒートプレートとの絶縁距離をより大きく確保することができる。
更に又、本発明に係るパワーモジュール構造は、縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、次に記載の構成要件a乃至gのうち少なくとも1つの構成要件を備えた、
a.前記ヒートプレートの外郭線と前記パワーモジュール基板の外郭線との離間
寸法を、前記パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定する構成
b.前記パワーモジュール基板の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄
く形成する構成
c.前記導電性部材の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄く形成する
構成
d.前記ヒートプレートの当該板厚方向にスリット部を形成する構成
e.前記ヒートプレートを複数の分割ヒートプレートにより構成すると共に、互
いに隣接する分割ヒートプレートの間に隙間部を形成する構成
f.前記成形樹脂層における前記ヒートプレートの外郭線より外側端部側を切欠
くことによって隙間部を形成する構成
g.前記ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する前記成形樹脂層の端面
との間に、樹脂非封止層部を形成する構成
ことを特徴とするものである。

かかる構成において、本発明は、パワーモジュール構造の小型化を達成すると共に、ことができ、又、ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する成形樹脂層の端面との間に、樹脂非封止層部を形成したことにより、ヒートプレートに生じる熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することになって、製品として高信頼性構造を得ることができる。
上記のように構成する本発明によれば、パワーモジュール構造の小型化を達成すると共に、ことができ、又、ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する成形樹脂層の端面との間に、樹脂非封止層部を形成したことにより、ヒートプレートに生じる熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することになって、製品として高信頼性構造を得ることができる。
次に、本発明に係る実施の形態について、図を用いて説明する。
先ず、図1に用いて、本発明の第1の実施例を採用したパワーモジュール構造について説明する。
図1は本発明に係る第1の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。
図1において、本発明に係る第1の実施例におけるパワーモジュール構造は、セラミック等の絶縁板からなるパワーモジュール基板1と、パワーモジュール基板1の一方の面上に一対の導電性部材例えばリードフレーム2、3に挟着接合した状態で接着層7を介して実装されるパワー半導体素子4と、一面側がパワーモジュール基板4の他方の面に接着層8を介して接合配設される導電体からなる金属板製のヒートプレート5と、両リードフレーム2、3の一端部及びヒートプレート5の他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、パワーモジュール基板1、パワー半導体素子4、リードフレーム2、3の他端部側及びヒートプレート5を共に成形樹脂層6により封止して構成している。
さらに、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接合配設し、且つ、ヒートプレート5の外郭線5aおよびパワーモジュール基板1の外郭線1aとの離間寸法L1を、パワーモジュール基板1の厚さ寸法t1に対して、小さく設定して構成している。
ヒートプレート5の外部に表出した他面側には、ソリッドステートリレーや電源等の製品側のヒートシンク9が接合設置されている。
かかる構成により、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができ、又、ヒートプレート5の外郭線5aおよびパワーモジュール基板1の外郭線1aとの離間寸法L1を、パワーモジュール基板の厚さ寸法t1に対して、小さく設定したことにより、ヒートプレート5の外郭線5aがパワーモジュール基板1の外郭線1aに近づくことができて、ヒートプレート5がより大きな面積でパワーモジュール基板1を支えることになり、ヒートプレート5の熱変形により壊れやすいセラミック等の絶縁板からなるパワーモジュール基板1に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができる。
上記第1の実施例においては、一対のリードフレーム2、3のうち、図中パワー半導体素子4の上側に存するリードフレームにおける成形樹脂層6により封止された他端部2aの端面2a−1は、ヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するように構成しているのに対し、パワー半導体素子4の下側に存するリードフレーム3における成形樹脂層6により封止された他端部3aの端面3a−1は、ヒートプレート5の外郭線5aに対して面一になるように設定しているものであるが、図2に示す本発明に係る第2の実施例においては、リードフレーム2側の端面2a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側の存している点第1の実施例と同様の構成を採るが、リードフレーム3における成形樹脂層6により封止された他端部3aの端面3a−1は、ヒートプレート5の外郭線5aに対してL2分内側に存するように構成している。
かかる構成により、リードフレーム3の他端部3aの端面3a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するために、リードフレーム2、3とヒートプレート5との絶縁距離(太線により描画した部分参照)をより大きく確保することができ、耐電性及び耐湿性を同時に向上させることが可能となる。また、リードフレーム3の熱収縮・熱膨張による熱変形は成形樹脂層6により抑えられていることになる。
次に、図3に示す本発明に係る第3の実施例について説明する。
図3に示す本発明に係る第3の実施例においては、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接着層8を介して接合配設すると共に、パワーモジュール基板1又はリードフレーム2、3の板厚に対して、ヒートプレート5の板厚L3を薄く形成した点を除き、その他の構成を前記第2の実施例と同様に構成したものである。
従って、図3に示す第3の実施例においては、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接着層8を介して接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができると共に、リードフレーム3の他端部3aの端面3a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するために、リードフレーム2、3とヒートプレート5との絶縁距離をより大きく確保することができ、耐電性及び耐湿性を同時に向上させることが可能となり、また、リードフレーム3の熱収縮・熱膨張による熱変形は成形樹脂層6により抑えられていることになる、という効果を奏する他に、パワーモジュール基板1の板厚に対して、ヒートプレート5又はリードフレーム2、3の板厚を薄く形成したことにより、ヒートプレート5の熱収縮量あるいは熱膨張量を低減することができて、ヒートプレート5の熱変形によりパワーモジュール基板1に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができ、更には、パワーモジュール基板1側の厚みを製品の電流仕様などに応じて大きくすることが可能となって、高信頼性且つ高容量のパワーモジュール構造を提供でき、しかも、ヒートプレート5の板厚が薄くしたことにより、同時に熱抵抗を下げることができ、放熱性能を向上させることに寄与することができるという効果をさらに奏するものである。
次に、図4に示す本発明に係る第4の実施例について説明する。
図4に示す本発明に係る第4の実施例においては、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接着層8を介して接合配設すると共に、ヒートプレート5の外部表出面側の端部に切欠き段部5bを形成し、さらに、前記第2の実施例と同様に、リードフレーム2側の端面2a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側の存している点第1の実施例と同様の構成を採るが、リードフレーム3における成形樹脂層6により封止された他端部3aの端面3a−1は、ヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するように構成している点を除き、その他の構成を前記第1の実施例と同様に構成したものである。
かかる構成により、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接着層8を介して接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができると共に、リードフレーム3の他端部3aの端面3a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するために、リードフレーム2、3とヒートプレート5との絶縁距離をより大きく確保することができ、耐電性及び耐湿性を同時に向上させることが可能となり、また、リードフレーム3の熱収縮・熱膨張による熱変形は成形樹脂層6により抑えられていることになる、という効果を奏する他に、ヒートプレート5の外部表出面側の端部に形成した切欠き段部5bが存することにより実質的にヒートプレート5の板厚を薄くしたことになって、電流容量を確保しながら、パワーモジュール基板1にかかる応力集中を更に低減することができ、更には、切欠き段部5bが成形樹脂層6により封止されていることから、パワーモジュール基板1を表出させずに結果的に保護していることになる。
次に、図5及び図6に示す本発明に係る第5の実施例について説明する。
図5及び図6に示す本発明に係る第5の実施例においては,ヒートプレート5の当該板厚方向にスリット部5cを形成した点を除き、その他の構成を前記第2の実施例と同様な構成を採るものである。
従って、かかる構成により、第5の実施例においては、前記第2の実施例と同様な効果を奏する他に、ヒートプレート5の板厚方向にスリット部5cを形成したことから、ヒートプレート5に発生する熱変形によりパワーモジュール基板1に生じる応力集中をスリット部5cによっても緩和することができることになり、製品として高信頼性構造を得ることができる。
さらに、ヒートプレート5の板厚方向にスリット部5cを形成したことにより、成形樹脂層6の成形時に、溶融樹脂がヒートプレート5の外部表出している他面側に流れ込むことを防止することができ、成形バリの発生を抑えてヒートプレート5の他面側とヒートシンク9との接触性を向上させることができる。
又、上記第5の実施例においては、スリット部5cは、空洞のままとなっているが、成形樹脂層6により充填するようにしてもよい。
尚、上記のように、ヒートプレート5の板厚方向にスリット部5cを形成したことにより、成形樹脂層6の成形時に、成形金型がパワーモジュール基板1に直接接触するのを防止するために、成形金型は、パワーモジュール基板1との間において、溶融樹脂が流れ込まないように僅かな隙間を形成するように構成されている。
第5に実施例におけるスリット部5cは、パワーモジュール基板1上においてパワー半導体素子4がしっかりと保持実装するために、パワー半導体素子4が対向する中央部分には形成されていないことが望ましい。
次に、図7及び図8に示す本発明に係る第6の実施例、第7実施例について説明する。
図7に示す本発明に係る第6の実施例においては、ヒートプレート5は、長手方向に向かって複数個に分割構成される多角形の(図示するものは、矩形状を呈している)分割ヒートプレート51により構成すると共に、分割ヒートプレート51は互いに隣接する間には、ヒートプレート5の短手方向に延在する隙間部51aが形成されて、パワーモジュール基板1側に接合配設されている。
かかる構成により、ヒートプレート5を複数の分割ヒートプレート51により構成すると共に互いに隣接する分割ヒートプレート51の間に隙間部51aを形成したことにより、ヒートプレート5に発生した熱変形により、パワーモジュール基板1に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、図8に示す本発明に係る第7の実施例においては、ヒートプレート5は、長手方向および短手方向に向かって複数個に分割構成される例えば多角形(図示するものは矩形状を呈している)の分割ヒートプレート52により構成すると共に、分割ヒートプレート52は互いに隣接する間には、ヒートプレート5の短手方向及び長手方向に格子状に交叉する隙間部52aが形成されて、パワーモジュール基板1側に接合配設されている。
かかる構成により、ヒートプレート5を複数の分割ヒートプレート52により構成すると共に互いに隣接する分割ヒートプレート52の間に隙間部52aを形成したことにより、ヒートプレート5に発生した熱変形により、パワーモジュール基板1に生じる応力集中を緩和することができ、製品として高信頼性構造を得ることができる。
次に、図9及び図10に示す本発明に係る第8の実施例、第9実施例について説明する。
図9に示す第8の実施例によれば、図7に示す多角形の分割ヒートプレート51或いは図8に示す多角形の分割ヒートプレート52のコーナー部にR面からなる面取り部53を形成したものであり、図10に示す第9の実施例によれば、図7に示す多角形の分割ヒートプレート51或いは図8に示す多角形の分割ヒートプレート52のコーナー部にC面からなる面取り部53を形成したものである。
かかる構成により、各分割ヒートプレート51、52に面取り部53を形成したことから、ヒートプレート5に生じる熱変形によりパワーモジュール基板1の集中をさらに抑えることができる。
尚、上記第7に示す分割ヒートプレート51及び図8に示す分割ヒートプレート52は、基本的に多角形に形成したが、これに限定されるものではなく、円形、楕円形等を呈するように形成してもよい。
次に、図11に示す本発明に係る第10の実施例について説明する。
図11に示す第10の実施例によれば、成形樹脂層6におけるヒートプレート5の外郭線5aより外側端部側を切欠くことによって、切欠き部10を形成した点を除き、前記第2の実施例と同様な構成をもって成立しているものである。
従って、かかる構成により、図11に示す第10の実施例においては、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接着層8を介して接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができると共に、リードフレーム3の他端部3aの端面3a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するために、リードフレーム2、3とヒートプレート5との絶縁距離をより大きく確保することができ、耐電性及び耐湿性を同時に向上させることが可能となり、また、リードフレーム3の熱収縮・熱膨張による熱変形は成形樹脂層6により抑えられていることになる、という効果を奏する他に、成形樹脂層6におけるヒートプレート5の外郭線5aより外側端部側に切欠き部10を形成したことにより、ヒートプレート5のヒートシンク9への接触性を高めた高放熱構造にすることができると共に、切欠き部10がヒートプレート5に生じる熱変形によりパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することになり、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、切欠き部10の存在により、成形樹脂層6の成形時に、溶融樹脂がヒートプレート5の外部表出している他面側に流れ込むことが防止され、成形バリの発生を抑えることができ、ヒートプレート5の他面側とヒートシンク9との接触性が劣化することを防ぐことができる。
次に、図12に示す本発明に係る第11の実施例について説明する。
図12に示す第11の実施例によれば、ヒートプレート5の外郭線5aから該外郭線5aが対向する成形樹脂層6の端面との間に、樹脂非封止層部11を形成した点を除き、前記第2の実施例と同様な構成をもって成立するものである。
従った、かかる構成により、図12に示す第11の実施例においては、ヒートプレート5の外郭線5aをパワーモジュール基板1の外郭線1aの内側に存するように、ヒートプレート5をパワーモジュール基板1の他方の面に接着層8を介して接合配設したことにより、パワーモジュール構造の小型化を達成することができると共に、リードフレーム3の他端部3aの端面3a−1がヒートプレート5の外郭線5aに対して内側に存するために、リードフレーム2、3とヒートプレート5との絶縁距離をより大きく確保することができ、耐電性及び耐湿性を同時に向上させることが可能となり、また、リードフレーム3の熱収縮・熱膨張による熱変形は成形樹脂層6により抑えられていることになる、という効果を奏する他に、ヒートプレート5の外郭線5aから該外郭線5aが対向する成形樹脂層6の端面との間に、樹脂非封止層部11を形成したことにより、樹脂非封止層部11がヒートプレート6に生じる熱変形によりパワーモジュール基板1に生じる応力集中を緩和することになって、製品として高信頼性構造を得ることができる。
又、非樹脂封止層11の存在により、成形樹脂層6の成形時に、溶融樹脂がヒートプレート5の外部表出している他面側に流れ込むことが防止され、成形バリの発生を抑えることができ、ヒートプレート5の他面側とヒートシンク9との接触性が劣化することを防ぐことができる。
上記本発明の実施例においては、いずれも、パワーモジュール基板1とヒートプレート6とを接着層8を介して接合配設するようにしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、パワーモジュール基板1とヒートプレート6とを直接接合配設するDBC基板や当該DBC基板の導電パターン部にリードフレームに代えて他の導電性部材を接合するように構成することも可能である。
又、上記図2に示す本発明に係る第2の実施例は、上記説明においては、図1に示す第1の実施例の変形例として説明したが、これに限定されるものではなく、本発明に係る他の実施例においても適用できるものである。
更に、本発明は、上記各実施例における次に記載の各構成要件の2つ以上の組み合わせによる実施例として構成することができる。
<第1の実施例>(図1)・・・ヒートプレート5の外郭線5aおよびパワーモ
ジュール基板1の外郭線1aとの離間寸法L1を、
パワーモジュール基板1の厚さ寸法t1に対して、
小さく設定する点
<第2の実施例>(図2)・・・リードフレーム3における成形樹脂層6により
封止された他端部3aの端面3a−1は、ヒート
プレート5の外郭線5aに対してL2分内側に存し
ている点
<第3の実施例>(図3)・・・パワーモジュール基板1又はリードフレーム2、
3の板厚に対して、ヒートプレート5の板厚L3
薄く形成した点
<第4の実施例>(図4)・・・リードフレーム3における成形樹脂層6により
封止された他端部3aの端面3a−1が、ヒート
プレート5の外郭線5aに対して内側に存してい
る点
<第5の実施例>(図5、図6)・・・ヒートプレート5の当該板厚方向にスリ
ット部5cを形成している点
<第6の実施例>(図7)・・・ヒートプレート5が、長手方向および短手方向
に向かって複数個に分割構成される例えば多角形
の分割ヒートプレート52により構成すると共に
、分割ヒートプレート52は互いに隣接する間に
は、ヒートプレート5の短手方向及び長手方向に
格子状に交叉する隙間部52aが形成されて、パ
ワーモジュール基板1側に接合配設されている点
<第7の実施例>(図8)・・・ヒートプレート5が、長手方向および短手方向
に向かって複数個に分割構成される例えば多角形
(図示するものは矩形状を呈している)の分割ヒ
ートプレート52により構成すると共に、分割ヒ
ートプレート52が互いに隣接する間には、ヒー
トプレート5の短手方向及び長手方向に格子状に
交叉する隙間部52aが形成されて、パワーモジ
ュール基板1側に接合配設されている点
<第8の実施例>(図9)・・・図7に示す多角形の分割ヒートプレート51或
いは図8に示す多角形の分割ヒートプレート52
のコーナー部にR面からなる面取り部53を形成
する点
<第9の実施例>(図10)・・・図7に示す多角形の分割ヒートプレート51
或いは図8に示す多角形の分割ヒートプレート
52のコーナー部にC面からなる面取り部53
を形成する点
<第10の実施例>(図11)・・・成形樹脂層6におけるヒートプレート5の
外郭線5aより外側端部側を切欠くことによ
って、切欠き部10を形成する点
<第11の実施例>(図12)・・・ヒートプレート5の外郭線5aから該外郭
線5aが対向する成形樹脂層6の端面との間
に、樹脂非封止層部11を形成する点
以上説明したように、本発明は、パワーモジュール構造の小型化を達成すると共に、ことができ、又、ヒートプレートに生じる熱変形によるパワーモジュール基板に生じる応力集中を緩和することになって、製品として高信頼性構造を得ることができるために、ソリッドステートリレーや電源などに組み込むためのパワーモジュール構造等に好適であるといえる。
本発明に係る第1の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着して場合の縦断面図である。 本発明に係る第2の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 本発明に係る第3の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 本発明に係る第4の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 本発明に係る第5の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 図5において、成形樹脂層の一部を切欠いて下面から描画した断面図である。 本発明に係る第6の実施例を採用したパワーモジュール構造においてヒートシンクを取外した状態の下面から描画した平面図である。 本発明に係る第7の実施例を採用したパワーモジュール構造において成形樹脂層の一部を切欠いて下面から描画した断面図である。 本発明に係る第8の実施例を採用したパワーモジュール構造において成形樹脂層の一部を切欠いて下面から描画した断面図である。 本発明に係る第9の実施例を採用したパワーモジュール構造において成形樹脂層の一部を切欠いて下面から描画した断面図である。 本発明に係る第10の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 本発明に係る第11の実施例を採用したパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 本発明を完成するために制作した試作品に係るパワーモジュール構造にヒートシンクを装着した場合の縦断面図である。 同じく、要部を拡大して描画した部分的縦断面図である。 図13において成形樹脂の成形工程の概略説明図である。
符号の説明
1 パワーモジュール基板
1a 外郭線
2、3 リードフレーム(導電性部材)
4 パワー半導体素子
5 ヒートプレート
5a 外郭線
5b 切欠き段部
5c スリット部
51、52 分割ヒートプレート
53 隙間部
6 成形樹脂層
10 切欠き部
11 樹脂非封止層部


Claims (12)

  1. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートの外郭線と前記パワーモジュール基板の外郭線との離間寸法を、前記パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  2. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記パワーモジュール基板の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄く形成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  3. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記導電性部材の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄く形成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  4. 前記ヒートプレートの外部表出面側端部に切欠き段部を形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のパワーモジュール構造。
  5. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートの当該板厚方向にスリット部を形成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  6. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートを複数の分割ヒートプレートにより構成すると共に、互いに隣接する分割ヒートプレートの間に隙間部を形成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  7. 前記各分割ヒートプレートは、多角形から構成すると共に、前記各分割ヒートプレートのコーナー部に取り部を形成したことを特徴とする請求項6に記載のパワーモジュール構造。
  8. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記成形樹脂層における前記ヒートプレートの外郭線より外側端部側を切欠くことによって隙間部を形成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  9. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、且つ、前記ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する前記成形樹脂層の端面との間に、樹脂非封止層部を形成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  10. 前記ヒートプレートの外郭線と前記パワーモジュール基板の外郭線との離間寸法を、前記パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定したことを特徴とする請求項2乃至請求項9の何れか一に記載のパワーモジュール構造。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れか一に記載のパワーモジュール構造において、前記両導電性部材における前記成形樹脂層により封止された他端部の端面が、前記ヒートプレートの外郭線に対して内側に存するように構成したことを特徴とするパワーモジュール構造。
  12. 縁板からなるパワーモジュール基板と、該パワーモジュール基板の一方の面上に一対の導電性部材に挟着接合した状態で実装されるパワー半導体素子と、一面側が前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設される金属板製のヒートプレートと、前記両導電性部材の一端部及び前記ヒートプレートの他面側をそれぞれ外部に表出させた状態で、前記パワーモジュール基板、前記パワー半導体素子、前記両導電性部材の他端部側及び前記ヒートプレートを共に成形樹脂層により封止して構成するパワーモジュール構造であって、
    前記ヒートプレートの外郭線を前記パワーモジュール基板の外郭線の内側に存するように、前記ヒートプレートを前記パワーモジュール基板の他方の面に接合配設し、
    且つ、次に記載の構成要件a乃至gのうち少なくとも1つの構成要件を備えた、
    a.前記ヒートプレートの外郭線と前記パワーモジュール基板の外郭線との離間
    寸法を、前記パワーモジュール基板の厚さ寸法に対して、小さく設定する構成
    b.前記パワーモジュール基板の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄
    く形成する構成
    c.前記導電性部材の板厚に対して、前記ヒートプレートの板厚を薄く形成する
    構成
    d.前記ヒートプレートの当該板厚方向にスリット部を形成する構成
    e.前記ヒートプレートを複数の分割ヒートプレートにより構成すると共に、互
    いに隣接する分割ヒートプレートの間に隙間部を形成する構成
    f.前記成形樹脂層における前記ヒートプレートの外郭線より外側端部側を切欠
    くことによって隙間部を形成する構成
    g.前記ヒートプレートの外郭線から該外郭線が対向する前記成形樹脂層の端面
    との間に、樹脂非封止層部を形成する構成
    ことを特徴とするパワーモジュール構造。
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