JP5205428B2 - ダブルデッキエレベーター装置 - Google Patents

ダブルデッキエレベーター装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5205428B2
JP5205428B2 JP2010205037A JP2010205037A JP5205428B2 JP 5205428 B2 JP5205428 B2 JP 5205428B2 JP 2010205037 A JP2010205037 A JP 2010205037A JP 2010205037 A JP2010205037 A JP 2010205037A JP 5205428 B2 JP5205428 B2 JP 5205428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
emergency stop
governor rope
stop device
upper car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010205037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012062124A (ja
Inventor
賢二 蔀
克治 首藤
寛 三好
薫 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010205037A priority Critical patent/JP5205428B2/ja
Priority to CN201110249210.0A priority patent/CN102398821B/zh
Publication of JP2012062124A publication Critical patent/JP2012062124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5205428B2 publication Critical patent/JP5205428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

本発明は、かご枠内に上下2つのかごを有するダブルデッキエレベーター装置に関する。
かご枠内に上下2つのかごを有し、上かごの上部に駆動手段を設置し、この駆動手段とロープで連結された上かごのかご下、及び下かごのかご下に設けたプーリにロープを掛け渡し、駆動手段により上かご及び下かごを駆動する構成となっているダブルデッキエレベーター装置が知られている。
このように構成されるダブルデッキエレベーター装置に適用され、上かご及び下かごを駆動するロープ切れ時のかごの落下を検出するものとして従来、かご下にあってロープに当接するように検出ローラーを配置しロープの異常な緩み、及びロープの切断に応じて検出ローラーが変位し、非常止め装置を動作させるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また一般的なエレベーターの調速機として、調速機ロープの速度からかごの速度を検出し、かごの速度がある一定以上に達すると調速機が調速機ロープを停止し、調速機ロープで非常止め装置作動スイッチを動作させて、非常止め装置を動作させるものもあった。またダブルデッキエレベーター装置としては上かご及び下かごを駆動する場合にロープを用いないものなども存在した。
特開2007−331871号公報(段落番号0021〜0023、図4等)
しかしながら、ダブルデッキエレベーターの上かご及び下かごのようにかごの行程が昇降路を昇降するかご枠の行程と比較して極端に短い場合においては、万が一、上かご及び下かごを駆動するロープが切れたり、上かご及び下かごの駆動にロープを用いない構成であっても何らかの原因で上かご又は下かごが落下又はそれに類する速度で下降したりした時に、かごの落下又はそれに類する速度での下降を調速機により検出して非常止め装置を動作させようとしても、調速機の動作前に緩衝器に衝突してしまう可能性が想定される。
本発明は、前述した従来技術における課題に鑑みなされたもので、その目的は、上かご及び下かごが落下又はそれに類する加速度で下降した際にかごの非常止め装置を作動させることのできるダブルデッキエレベーター装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明に係るダブルデッキエレベーター装置は、昇降路内を昇降するかご枠と、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内に配置された上かごと、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内の前記上かごの下方に配置された下かごと、前記上かごと前記下かごを前記かご枠内で昇降するかご駆動装置とを備えたダブルデッキエレベーターにおいて、前記かご枠内に、前記上かごの移動と共に動く上かご調速機ロープと、前記上かご調速機ロープが巻き掛けられた上かご調速機ローププーリとからなる上かご調速機構を備え、前記上かごに上かご非常止め装置を設け、前記上かご非常止め装置の作動スイッチと前記上かご調速機ロープを連結し、前記上かご調速機構には、前記上かご調速機ロープが所定の加速度以上で前記上かごが昇降した際に、前記上かご非常止め装置の作動スイッチを駆動して前記上かご非常止め装置を作動させるための慣性力付与手段を備え、前記かご駆動装置は前記上かごを前記所定の加速度以下で駆動させることを特徴とする。
また本発明に係るダブルデッキエレベーター装置は、昇降路内を昇降するかご枠と、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内に配置された上かごと、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内の前記上かごの下方に配置された下かごと、前記上かごと前記下かごを前記かご枠内で昇降するかご駆動装置とを備えたダブルデッキエレベーターにおいて、前記かご枠内に、前記下かごの移動と共に動く下かご調速機ロープと、前記下かご調速機ロープが巻き掛けられた下かご調速機ローププーリとからなる下かご調速機構を備え、前記下かごに下かご非常止め装置を設け、前記下かご非常止め装置の作動スイッチと前記下かご調速機ロープを連結し、前記下かご調速機構には、前記下かご調速機ロープが所定の加速度以上で前記下かごが昇降した際に、前記下かご非常止め装置の作動スイッチを駆動して前記下かご非常止め装置を作動させるための慣性力付与手段を備え、前記かご駆動装置は前記下かごを前記所定の加速度以下で駆動させることを特徴とする。
本発明によれば、ダブルデッキエレベーターの上かご及び下かごが落下又はそれに類する加速度で下降した際にかごの非常止め装置を作動させることのできるダブルデッキエレベーター装置を提供することができ、これによって、乗客の安全を確保することができる。
本発明のダブルデッキエレベーター装置全体の概略構成図である。 本発明のダブルデッキエレベーター装置の第1の実施例を示す要部概略構成図である。 本発明のダブルデッキエレベーター装置の第2の実施例を示す要部概略構成図である。
以下、本発明に係るダブルデッキエレベーター装置の実施例について、図面を用いながら詳しく説明する。
図1は本発明のダブルデッキエレベーター装置全体の概略構成図である。本実施形態に係るダブルデッキエレベーター装置は、図1に示すように、昇降路1内を昇降するかご枠2と、一端がかご枠2に連結される主索3と、主索3の他端に連結され、昇降路1内を昇降するつり合いおもり4と、昇降路1上部の機械室5に設置されるとともに、主索3が巻き掛けられ、主索3を駆動する駆動装置6と、機械室5にあって駆動装置6の近傍に配置され、主索3が巻き掛けられるそらせ車7と、機械室5に配置され、ダブルデッキエレベーターの運転を制御する制御装置8とを有している。なお、制御装置8は駆動装置6とケーブル9を介して接続されている。
図2は本発明のダブルデッキエレベーター装置の第1の実施例を示す要部概略構成図である。かご枠2は、図2に示すように、上枠2a,中間枠2b,下枠2c、及び左右一対の縦枠2dからなるとともに、その四隅に配置されたガイド部材10を介して昇降路1に立設されたかご枠ガイドレール11により昇降路内での昇降が案内される。また、かご枠2には、かご枠2内を互いに上下反対方向に移動可能な上かご12及び下かご13と、上かご12及び下かご13の移動を案内するガイドレール14と、上かご12及び下かご13を駆動するかご駆動装置15とが設けられている。
かご駆動装置15は、例えばモータ151と、上かご12及び下かご13の下部に各々複数個備えられるプーリ152と、モータ151のシーブ151a、及びプーリ152に掛け渡されるとともに、一端が上枠2aに固定されるとともに、他端が中間枠2bに固定される複数のロープ153とを備えている。つまりロープ153は一端が上枠2aに固定され、上かごのプーリ152に巻き掛けられて上かご12を吊持し、その後シーブ151aに巻き掛けられて下かごのプーリ152に巻き掛けられて下かご13を吊持し、他端が中間枠2bに固定される。このような構成により、モータ151を駆動するとシーブ151aが回転し、ロープ153が駆動され、上かご12及び下かご13はかご枠2内を互いに上下反対方向に昇降することとなる。
さらに本実施形態におけるダブルデッキエレベーター装置は、かご枠内2に、上かごの移動と共に動く上かご調速機ロープ18aと、上かご調速機ロープ18aが巻き掛けられた上かご調速機ローププーリである調速機16a及びその下方に配置された調速機テンションプーリ17aとからなる上かご調速機構を備えている。調速機16aとしては一般的な調速機が使用できる。そして、調速機16aのプーリと調速機テンションプーリ17aの間、即ち上かご調速機ローププーリ間に上かご調速機ロープ18aが架け渡されて、調速機ロープ18aの両端は非常止め装置連結部材19aに連結することで、無端状に設置されて上かご12の動きを調速機16aに伝達している。
また上かご12には、上かご非常止め装置22aが設けられている。そして本実施形態では上かご非常止め装置22aの作動スイッチを非常止め装置連結部材19aが兼ねている。なお、図2には上かご12には左右両側に上かご非常止め装置22aが備えられており、作動スイッチである非常止め装置連結部材19aが作動するとこの左右両方の上かご非常止め装置22aが作動する。
このような構成により、上かご調速機ロープ18aと上かご12の相対移動量に大きな差が出てくると、上かご調速機ロープ18aに上かご非常止め装置22aの作動スイッチである非常止め装置連結部材19aが連結されているので、上かご非常止め装置22aが作動する。本実施形態における上かご非常止め装置22aはかご枠内に設置されたガイドレール14を掴んで上かご12の動きを止める構成となっている。
そして本実施形態では、上かご調速機ロープ18aに慣性質量20aが付加されている。このような構成により、例えば何らかの異常発生時、所定以上の速度で上かご12が動作した場合には調速機16aが上かご調速機ロープ18aをつかみ、上かご調速機ロープ18aの動きを停止させて相対的に上かご12が動作することで上かご非常止め装置連結部材19aを引き上げられて上かご非常止め装置22aが作動し、上かご12の動きを停止させる。また、例えばロープ153が切断され上かご12が落下した場合では、上かご12に連結された非常止め装置連結部材19aは、調速機ロープ18aを引き下げようとする。すると上かご調速機ロープ18aはかご調速機ローププーリを介し調速機ロープ18aに付加した慣性質量20aを引き上げようとすることになる。しかし、慣性質量20aが付与された上かご調速機ロープ18aはある一定の加速度より小さな加速度で上かご12が動作しようとしたときには上かご12の動きと一緒に動くことが可能であるが、上かご12がある一定の加速度以上の加速度で動こうとすると、調速機ロープ18aに大きなテンションが加わり非常止め装置連結部材19aを動作させ非常止め装置を動作させる。
このように上かご調速機構には、上かご調速機ロープ18aが所定の加速度以上で上かご12が昇降した際に、上かご非常止め装置22aの作動スイッチである上かご非常止め装置連結部材19aを駆動して上かご非常止め装置22aを作動させるための慣性力付与手段としての慣性質量20aを備えている。そして、通常時にモータ151を回転させてシーブ151aによってロープ153を駆動させる際には、上かご12を所定の加速度以下で駆動させるので上かご非常停止装置22aを作動させてしまうことはない。そして、上かごのロープ切れなどの異常が発生した場合などの一定の加速度以上で上かご12が動作した際には応答性よく上かご非常停止装置22aが作動される。
また本実施形態では、下かご13においても同様の構成を有している。つまりかご枠内2に、下かご13の移動と共に動く下かご調速機ロープ18bと、下かご調速機ロープ18bが巻き掛けられた下かご調速機ローププーリである調速機16b及びその下方に配置された調速機テンションプーリ17bとからなる下かご調速機構を備えている。また下かご13にも、下かご非常止め装置22bが設けられていて、下かご非常止め装置22bの作動スイッチも非常止め装置連結部材19bが兼ねている。なお、調速機16bとしては上かご12にて説明した調速機16aと同様のものを用いており、下かご調速機構及び下かご非常止め装置22bも上かご調速機構及び上かご非常止め装置22aで説明したのと同様に動作するものである。
そして、下かご調速機ロープ18bに慣性質量20bが付加されているため、何らかの異常発生時に所定以上の速度で下かご13が動作した場合には調速機16bが下かご調速機ロープ18bをつかみ下かご調速機ロープ18bの動きを停止させて、相対的に下かご13が動作することで下かご非常止め装置連結部材19bが引き上げられて下かご非常止め装置22bが作動し、下かご13の動きを停止させる。また、例えばロープ153が切断され下かご13が落下した場合では、慣性質量20bが付与された下かご調速機ロープ18bはある一定の加速度より小さな加速度で下かご13が動作しようとしたときには下かご13の動きと一緒に動くことが可能であるが、下かご13がある一定の加速度以上の加速度で動こうとすると、調速機ロープ18bに大きなテンションが加わり非常止め装置連結部材19bを動作させ非常止め装置22bを動作させる。
このように下かご調速機構にも、所定の加速度以上で下かご13が昇降した際に、下かご非常止め装置22bの作動スイッチである下かご非常止め装置連結部材19bを駆動して下かご非常止め装置22bを作動させるための慣性力付与手段としての慣性質量20bを下かご調速機ロープ18bに備えている。そして、通常時にモータ151を回転させてシーブ151aによってロープ153を駆動させる際には、下かご13を所定の加速度以下で駆動させるので下かご非常停止装置22bを作動させてしまうことはない。そして、下かごのロープ切れなどの異常が発生した一定の加速度以上で下かご13が動作した際には応答性よく下かご非常停止装置22bが作動される。
なお、本実施形態においてはかご枠2内の上かご12及び下かご13の両者に上かご調速機構,下かご調速機構及び上かご非常止め装置22a,下かご非常止め装置22bを設ける例を挙げて説明した。このように上かご12及び下かご13の両者設けると、両かごの安全性が向上される。特に本実施例のように、上かご12及び下かご13の駆動をロープ153で行うようにした場合、例えばロープ切れ等が発生した場合には上かご12及び下かご13の両者が落下するため、このように上かご12及び下かご13の両者に上かご調速機構,下かご調速機構及び上かご非常止め装置22a,下かご非常止め装置22bを設けると良好である。
しかし、上かご12及び下かご13を駆動する方法はロープを用いるものに限られるものではないので、例えば、上かご12又は下かご13のどちらか一方の落下の可能性が著しく小さい又は無い場合には、落下の可能性がある一方のかごのみに、上かご調速機構または下かご調速機構及び上かご非常止め装置22a又は下かご非常止め装置22bを設けるようにしてもよい。このように構成することでかご枠2の構造の簡易化が図れると共に、重量等も軽量化が図れ、製造コストや製造効率,運転効率などが向上できる。
続いて本発明の他の実施形態について説明する。なお、本実施例において実施例1と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。図3は本発明のダブルデッキエレベーター装置の第2の実施例を示す要部概略構成図である。第2の実施例におけるダブルデッキエレベーター装置は、慣性力付与手段としての回転慣性質量21a,21bが調速機テンションプーリ17a,17bに設けられている。
つまり、上かご12又は下かご13に連結された非常止め装置連結部材19a,19bは、調速機ロープ18a,18bを引き下げようとする。それに伴って調速機ロープ18a,18bは、調速機16a,16bを介し調速機テンションプーリ17a,17bを回転させようとする。この時、調速機テンションプーリ17a,17bに付加した回転慣性質量により、上かご調速機ロープ18a又は下かご調速機ロープ18bが所定の加速度以上で上かご12または下かご13が昇降した際に慣性力が生じ調速機ロープ18a,18bにテンションが加わり、上かご非常止め装置22a又は下かご非常止め装置22bの作動スイッチである非常止め装置連結部材19a,19bを動作させて上かご非常止め装置22a又は下かご非常止め装置22bを動作させる。この回転慣性質量は調速機本体16a,16bの回転体に付加されても同様の効果を生む。
このように慣性力付与手段としては、かご枠2の構造や要求される性能や大きさなどにより適宜選択して使用することができる。
以上説明したように、本発明はかご枠内を互いに上下反対方向に移動可能な上かご及び下かごに設置される調速機ロープに慣性質量、又は調速機回転体もしくは調速機テンションプーリに回転慣性質量を付加する構成により、上かご及び下かごを駆動するロープ切れ時に生じる通常のエレベーター加速度を超えたかご落下の加速度に応じて発生する慣性力により非常止め装置を高応答で動作させることができる。
このように構成した本発明では、何らかの理由によりロープが切断されかごに落下の加速度が発生すると、調速機ロープに付加した慣性質量、又は調速機回転体もしくは調速機のテンションプーリに付加した回転慣性質量の効果によりかごの非常止め装置に連結された調速機ロープに慣性力が加わり非常止め装置を動作することができる。
また、本発明は、かごの落下の加速度を検知するため、調速機が動作前であっても調速機ロープに慣性力が加わることで非常止め装置を動作することができる。また、上かご及び下かごを駆動するロープ切れ時のかご落下を確実に検出できる。
1 昇降路
2 かご枠
3 主索
4 つり合いおもり
5 機械室
6 駆動装置
7 そらせ車
8 制御装置
9 ケーブル
10 ガイド部材
11 かご枠ガイドレール
12 上かご
13 下かご
14 ガイドレール
15 かご駆動装置
16a,16b 調速機
17a,17b 調速機テンションプーリ
18a 上かご調速機ロープ
18b 下かご調速機ロープ
19a 上かご非常止め装置連結部材
19b 下かご非常止め装置連結部材
20a,20b 慣性質量
21a,21b 回転慣性質量
151 モータ
152 プーリ
153 ロープ

Claims (7)

  1. 昇降路内を昇降するかご枠と、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内に配置された上かごと、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内の前記上かごの下方に配置された下かごと、前記上かごと前記下かごを前記かご枠内で昇降するかご駆動装置とを備えたダブルデッキエレベーターにおいて、
    前記かご枠内に、前記上かごの移動と共に動く上かご調速機ロープと、前記上かご調速機ロープが巻き掛けられた上かご調速機ローププーリとからなる上かご調速機構を備え、前記上かごに上かご非常止め装置を設け、前記上かご非常止め装置の作動スイッチと前記上かご調速機ロープを連結し、
    前記上かご調速機構には、前記上かご調速機ロープが所定の加速度以上で前記上かごが昇降した際に、前記上かご非常止め装置の作動スイッチを駆動して前記上かご非常止め装置を作動させるための慣性力付与手段を備え、
    前記かご駆動装置は前記上かごを前記所定の加速度以下で駆動させることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のダブルデッキエレベーター装置において、前記かご枠内に、前記下かごの移動と共に動く下かご調速機ロープと、前記下かご調速機ロープが巻き掛けられた下かご調速機ローププーリとからなる下かご調速機構を備え、前記下かごに下かご非常止め装置を設け、前記下かご非常止め装置の作動スイッチと前記下かご調速機ロープを連結し、
    前記下かご調速機構には、前記下かご調速機ロープが所定の加速度以上で前記下かごが昇降した際に、前記下かご非常止め装置の作動スイッチを駆動して前記下かご非常止め装置を作動させるための慣性力付与手段を備え、
    前記かご駆動装置は前記上かご及び下かごを前記所定の加速度以下で駆動させることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
  3. 昇降路内を昇降するかご枠と、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内に配置された上かごと、前記かご枠内を上下に昇降可能に前記かご枠内の前記上かごの下方に配置された下かごと、前記上かごと前記下かごを前記かご枠内で昇降するかご駆動装置とを備えたダブルデッキエレベーターにおいて、
    前記かご枠内に、前記下かごの移動と共に動く下かご調速機ロープと、前記下かご調速機ロープが巻き掛けられた下かご調速機ローププーリとからなる下かご調速機構を備え、前記下かごに下かご非常止め装置を設け、前記下かご非常止め装置の作動スイッチと前記下かご調速機ロープを連結し、
    前記下かご調速機構には、前記下かご調速機ロープが所定の加速度以上で前記下かごが昇降した際に、前記下かご非常止め装置の作動スイッチを駆動して前記下かご非常止め装置を作動させるための慣性力付与手段を備え、
    前記かご駆動装置は前記下かごを前記所定の加速度以下で駆動させることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
  4. 請求項3に記載のダブルデッキエレベーター装置において、前記かご枠内に、前記上かごの移動と共に動く上かご調速機ロープと、前記上かご調速機ロープが巻き掛けられた上かご調速機ローププーリとからなる上かご調速機構を備え、前記上かごに上かご非常止め装置を設け、前記上かご非常止め装置の作動スイッチと前記上かご調速機ロープを連結し、
    前記上かご調速機構には、前記上かご調速機ロープが所定の加速度以上で前記上かごが昇降した際に、前記上かご非常止め装置の作動スイッチを駆動して前記上かご非常止め装置を作動させるための慣性力付与手段を備え、
    前記かご駆動装置は前記上かご及び下かごを前記所定の加速度以下で駆動させることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のダブルデッキエレベーター装置において、前記慣性力付与手段は、調速機ロープに付加された慣性質量であることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
  6. 請求項1又は4のいずれかに記載のダブルデッキエレベーター装置において、前記慣性力付与手段は、前記上かご調速機ローププーリに付加された回転慣性質量であることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
  7. 請求項2又は3のいずれかに記載のダブルデッキエレベーター装置において、前記慣性力付与手段は、前記下かご調速機ローププーリに付加された回転慣性質量であることを特徴とするダブルデッキエレベーター装置。
JP2010205037A 2010-09-14 2010-09-14 ダブルデッキエレベーター装置 Active JP5205428B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205037A JP5205428B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 ダブルデッキエレベーター装置
CN201110249210.0A CN102398821B (zh) 2010-09-14 2011-08-26 双层电梯设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205037A JP5205428B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 ダブルデッキエレベーター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012062124A JP2012062124A (ja) 2012-03-29
JP5205428B2 true JP5205428B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=45881544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010205037A Active JP5205428B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 ダブルデッキエレベーター装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5205428B2 (ja)
CN (1) CN102398821B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5726374B2 (ja) * 2012-04-16 2015-05-27 三菱電機株式会社 エレベータ装置
CN103482443B (zh) * 2012-06-14 2015-08-19 天津市宝坻区特种设备监督检验站 可上下移动的电梯急停开关装置
DE112013003088B4 (de) * 2012-06-19 2019-01-17 Mitsubishi Electric Corporation Aufzugvorrichtung
DE112012006810B4 (de) 2012-08-14 2021-01-21 Mitsubishi Electric Corporation Doppeldeckaufzug
US10654685B2 (en) 2014-08-01 2020-05-19 Otis Elevator Company Car mounted governor for an elevator system
KR101928678B1 (ko) 2014-09-22 2018-12-12 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터 장치
EP3227219A1 (de) * 2014-12-02 2017-10-11 Inventio AG Aufzugsanlage mit einer sicherheitseinrichtung für eine aufzugskabinenanordnung
JP6465995B2 (ja) 2015-12-01 2019-02-06 三菱電機株式会社 エレベータ装置
JP6603626B2 (ja) * 2016-07-20 2019-11-06 株式会社日立ビルシステム かご位置調整ロープの交換方法
CN115159301B (zh) * 2022-07-19 2023-08-15 南京高立工程机械有限公司 一种升降机

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5288948A (en) * 1976-01-19 1977-07-26 Mitsubishi Electric Corp Apparatus for emergency stopping elevator
JPS61188384A (ja) * 1985-02-12 1986-08-22 三菱電機株式会社 ダブルデツキエレベ−タのかご室
JPH10338434A (ja) * 1997-06-04 1998-12-22 Hitachi Ltd 流体圧エレベーター
JP4628518B2 (ja) * 2000-05-18 2011-02-09 東芝エレベータ株式会社 ダブルデッキエレベーター
JP2004238189A (ja) * 2003-02-10 2004-08-26 Otis Elevator Co ダブルデッキエレベータの制御装置
SG138530A1 (en) * 2006-06-19 2008-01-28 Inventio Ag Lift installation and method of operating a lift installation
CN101633465A (zh) * 2009-05-22 2010-01-27 苏州新达电扶梯部件有限公司 双层电梯***

Also Published As

Publication number Publication date
CN102398821B (zh) 2014-10-01
CN102398821A (zh) 2012-04-04
JP2012062124A (ja) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5205428B2 (ja) ダブルデッキエレベーター装置
US10093515B2 (en) Elevator apparatus
KR101456403B1 (ko) 엘리베이터 장치
JP6633208B2 (ja) エレベーター装置
KR101617572B1 (ko) 엘리베이터 장치
JP5325904B2 (ja) 非常止め装置及びそれを備えたエレベーター装置
KR101974760B1 (ko) 엘리베이터 장치
JP5771746B2 (ja) エレベーター装置
JP4913036B2 (ja) エレベータ装置
JP6058176B2 (ja) エレベーター装置
KR101036020B1 (ko) 산업용 리프트의 추락방지장치
JP5959668B2 (ja) エレベータ装置
EP1454867B1 (en) Elevator speed governor
JP6480840B2 (ja) エレベータ及びエレベータの管制運転方法
JP6624523B2 (ja) エレベータ
KR100627540B1 (ko) 엘리베이터 장치
JPWO2016047314A1 (ja) エレベータ装置
WO2018179182A1 (ja) エレベータ装置
WO2022172406A1 (ja) エレベーター装置
JP6172082B2 (ja) ダブルデッキエレベータ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5205428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3