JP5204175B2 - 排気マフラの排気流制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は,マフラ本体に接続されて,一端部をマフラ本体内に連通させると共に,他端部を大気に開放する下流側排気管の長手方向中間部に,マフラ本体内を下流側排気管の中間部内に連通する短絡孔を設け,この短絡孔を,マフラ本体内の圧力が所定値未満のときは閉じ,同圧力が所定値以上になると開く排気流制御弁を下流側排気管に付設してなる,排気マフラの排気流制御装置の改良に関する。
かゝる排気マフラの排気流制御装置は,下記特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開2000−2112号公報
かゝる排気マフラの排気流制御装置によれば,エンジンの低速,低負荷運転時には,排気流制御弁の閉弁により,エンジンの排ガスが下流側排気管を全長に亙り流れることで,低周波騒音の低減を図ることができ,またエンジンの高速,高負荷運転時には,マフラ本体内の圧力上昇による排気流制御弁の開弁により,エンジンの排ガスが,下流側排気管における中間部の短絡孔から下流端までの短い区間を流れることで,背圧の減少により,エンジン出力の向上と共に気流音の低減を図ることができる。
しかしながら,従来のかゝる排気マフラの排気流制御装置では,特許文献1に開示されるように,弁板を閉じ方向に付勢する弁ばねをコイルばねで構成し,その固定端を下流側排気管側に,自由端を弁板にそれぞれ接続しているので,弁ばねによる弁板の閉弁トルクは,図13の線Lに示すように,弁板の開度増に応じて増加することになり,このため弁板は高開度には開き難くなり,エンジンの高速,高負荷運転時の前記特性を充分に得ることが困難である。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,弁ばねの弁板に対する閉弁力が,弁板の開度増に応じて減少し,もしくは殆ど変化しないようにして,エンジンの高速,高負荷運転時には,マフラ本体内の圧力上昇により排気流制御弁が高開度に容易に開くことを可能にし,背圧の減少及び気流音の低減の特性を満足させ得る,排気マフラの排気流制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,マフラ本体に接続されて,一端部をマフラ本体内に連通させると共に,他端部を大気に開放する下流側排気管の長手方向中間部に,マフラ本体内を下流側排気管の中間部内に連通する短絡孔を設け,この短絡孔を,マフラ本体内の圧力が所定値未満のときは閉じ,同圧力が所定値以上になると開く排気流制御弁を下流側排気管に付設してなる,排気マフラの排気流制御装置において,排気流制御弁を,下流側排気管の内側で短絡孔を閉鎖する全閉位置と短絡孔を開放する全開位置との間を回動し,且つその全開位置では先端を下流側排気管の下流側に向けるように下流側排気管にヒンジ連結される弁板と,短絡孔を横断するように下流側排気管に設けられるばね受け部材と,弁板の,ばね受け部材より下流側排気管の下流側に位置する先端部に一端部を固着すると共に,他端部側をばね受け部材に摺動可能に圧接させ,その反発力により弁板を全閉位置側に付勢する弁ばねとで構成したことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,弁板の基端部を,可撓性ヒンジ部材を介して下流側排気管の内壁に連結したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1の特徴に加えて,弁板の基端部に鉤状のヒンジ部を形成し,このヒンジ部を,下流側排気管の内壁に固着される支持部材のヒンジ孔に回動可能に係合したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1の特徴に加えて,棒状のばね受け部材の両端部を下流側排気管の外側面に固着し,このばね受け部材の,下流側排気管の外側面より***した外周面に弁ばねを摺動可能に圧接させたことを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1の特徴に加えて,ばね受け部材を,短絡孔の打ち抜き加工時,短絡孔を二分するように下流側排気管に残存させる隔壁で構成し,この隔壁に,下流側排気管の外側面より***する***部を形成し,この***部に弁ばねを摺動可能に圧接させたことを第5の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1,第4,第5の何れかの特徴に加えて,弁板が全閉位置にあるとき,弁ばねの,ばね受け部材より弁板の基端部側に位置する先端部を短絡孔側に湾曲した湾曲部に形成したことを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,弁ばねによる弁板の閉弁トルクを,弁体の開度増に応じて減少させ,もしくは殆ど変化させずにおくことができ,これにより弁体の開弁応答性が向上し,エンジンの高速,高負荷運転時,排気マフラにおける背圧の減少及び気流音の低減を確実に図ることができる。
本発明の第2の特徴によれば,可撓性ヒンジ部材の採用により,弁板の開閉動作がスムーズとなり,弁ばねのばね力のロスを少なくすることができる。
本発明の第3の特徴によれば,弁板の下流側排気管へのヒンジ連結構造を安価に得ることができる。
本発明の第4の特徴によれば,棒状のばね受け部材は,これを下流側排気管の外側面に単に固着するのみで,その外周面を下流側排気管の外側面より***した状態にすることができ,したがって,弁板の先端部に一端を固着した弁ばねをばね受け部材の外周面に圧接させれば,その弁ばねに反りを与えて反発力を発生させることができる。
本発明の第5の特徴によれば,ばね受け部材として特別な部材を使用する必要がないので,構造の簡素化,延いてはコストの低減に寄与し得る。
本発明の第6の特徴によれば,弁板が全開位置に近づくにつれて,弁ばねの湾曲部がばね受け面に圧接することで,弁ばねの弁板に対する閉弁力を略一定とすることができ,これにより弁体の全閉位置への復帰応答性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係るエンジン用排気マフラの縦断面図。 図1の2−2線拡大断面図(排気流制御弁を全閉状態で示す。) 図1の3−3線拡大断面図。 排気流制御弁の中間開度状態を示す,図2との対応図。 排気流制御弁の全開状態を示す,図2との対応図。 本発明の第2実施形態を示す,排気流制御弁の平面図。 図6の7−7線断面図。 図6の8−8線断面図。 図6の9−9線断面図。。 本発明の第3実施形態を示す,図2との対応図。 本発明の第4実施形態を示す,図2との対応図。 上記第4実施形態の作用説明図。 排気流制御弁の閉弁トルク特性線図で,線Lは従来のもの,線Mは本発明の第1実施形態のもの,線M′は本発明の第4実施形態のものゝ各特性を示す。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
先ず,図1〜図5に示す本発明の第1実施形態の説明より始める。
図1において,自動車用の排気マフラ1は,マフラ本体2,上流側排気管10及び下流側排気管11よりなっている。マフラ本体2は,胴部3と,この胴部3の前後両端に溶接される前部端板4及び後部端板5とで密閉ドラム状に構成される。このマフラ本体2の内部は,胴部3の中間部内周面に溶接される隔壁板6により前部消音室7及び後部消音室8に仕切られ,この隔壁板6には,両消音室7,8間を連通する多数の第1消音孔13,13…が設けられる。
上流側排気管10は,その上流端をエンジンEの排気ポートに接続すると共に,前部端板4及び隔壁板6を貫通して下流端部を後部消音室8に臨ませており,その下流端は溶接端板16で閉鎖されるが,後部消音室8内の上流側排気管10の周壁には,その管内を後部消音室8に連通する多数の第2消音孔14,14…が設けられる。この上流側排気管10と,前部端板4及び隔壁板6との各間は溶接により結合される。
下流側排気管11は,その上流端が前部消音室7から始まり,一旦,前部端板4を貫通して前部消音室7外に出てU字状に屈曲し,再び前部端板4を貫通し,更に前部消音室7,隔壁板6,後部消音室8及び後部端板5を貫通して下流端を大気に開放するように形成される。この下流側排気管11の上流端は,前記隔壁板6の無孔部分により閉鎖されるが,その上流側の周壁には,その管内を前部消音室7に連通する多数の第3消音孔15,15…が設けられる。この下流側排気管11と,前部端板4,隔壁板6及び後部端板5との各間は溶接により結合される。
図1及び図2に示すように,下流側排気管11の後部消音室8に配置される中間部から下流端に至る部分は偏平管部11aに形成され,この偏平管部11aの一側の平坦部に,下流側排気管11の内部を後部消音室8に開放する短絡孔17が設けられる。この短絡孔17を開閉する排気流制御弁20が前記偏平管部11aに付設される。
図1〜図3に示すように,排気流制御弁20は,平板状の弁板21,ばね受け部材25,平板の板ばねよりなる弁ばね22を主たる構成要素とする。
弁板21は,偏平管部11aの内側で自由端を下流側排気管11の下流側に向けて基端部が金属製網帯の可撓性ヒンジ部材23を介して偏平管部11aの平坦部内面に回動自在に連結されて,短絡孔17を閉鎖する全閉位置C(図3)と短絡孔17を開放する全開位置O(図5)との間を回動するようになっており,弁板21の全閉位置Cでは,弁板21が偏平管部11aの,短絡孔17側の内面に密着し,弁板21の全開位置Oでは,弁板21の自由端が,短絡孔17と反対側の偏平管部11aの内面に当接する。
ばね受け部材25は棒状なしていて,偏平管部11aの長手方向と直交する方向で短絡孔17を横断するように配置され,そして偏平管部11aの外側面に両端部が溶接により固定される。このばね受け部材25は,偏平管部11aの平坦部外面より***した円筒状のばね受け面25aを有する。
弁ばね22は,弁板21の,前記ばね受け部材25より下流側排気管11の下流側に位置する先端部に一端部がリベット24により固着され,その他端部側は,ばね受け部材25のばね受け面25aに圧接させられ,その反発力により弁板21は全閉位置C側に付勢される。
次に,この実施形態の作用について説明する。
エンジンEの低速,低負荷運転状態では,エンジンEの排ガスは,矢印Aのように,上流側排気管10,第2消音孔14,14…,後部消音室8,第1消音孔13,13…,前部消音室7,第3消音孔15,15…,下流側排気管11を順次通過することで,消音されながら大気に放出される。この間,排気流制御弁20の弁板21に作用する後部消音室8の圧力は比較的低いので,弁板21は,弁ばね22の付勢力により全閉位置Cに保持され,短絡孔17を閉鎖しているので,排ガスは,比較的長い下流側排気管11をその全長に亙り通過することになり,低周波騒音の低減を図ることができる。
エンジンEが高速,高負荷運転状態に移ると,上記の経路を流れる排ガスの流量が増加して後部消音室8の圧力が上昇し,その圧力による弁板21の開弁トルクが,弁ばね22の付勢力による弁板21の閉弁トルクを上回ると,弁板21は全開位置Oに向かって回動していき,短絡孔17の開度を増加させていく。すると,短絡孔17の開度に応じて,上流側排気管10から後部消音室8に出た排ガスが,矢印Bのように,短絡孔17へと短絡し,傾斜した弁板21に誘導されながら,短絡孔17以降の短い下流側排気管11を通過して大気に放出されることになる。これにより,背圧の減少によるエンジン出力の向上と,気流音の低減とを図ることができる。
こゝで,弁ばね22の,弁板21に与える閉弁力について考察する。
図2に示すように,弁板21が全閉位置Cに保持されるとき,弁ばね22は,ばね受け部材25と反対側に反りながらばね受け面25aに圧接して,その反発力Fをばね受け面25aに垂直に及ぼす。この反発力Fの,偏平管部11aの外側面に対する垂直方向の分力Faが弁板21を全閉位置C側に付勢する閉弁力Faとなる。
而して,弁板21が図4,図5へと全開位置Oに向かって回動していくと,それに伴ない弁ばね22は,ばね受け面25aを弁板21側に滑らせながら僅かに反りを増していき,したがって弁ばね22の,ばね受け面25aに対する反発力Fを僅かながら増加させるが,その反発力Fの方向が偏平管部11aの外側面との平行状態に接近していくため,閉弁力Faが大幅に減少していくことになる。その結果,その閉弁力Faによる弁板21の閉弁トルクは,図13に線Mで示すように,弁板21の開度増に応じて減少する特性を発揮する。このことは,弁板21が,後部消音室8の圧力により開き始めると,自動的に一気に全開位置Oへと回動し得ることを意味し,これにより背圧の減少及び気流音の低減を確実に図ることができる。
また,弁板21は,可撓性ヒンジ部材23を介して偏平管部11aの内壁に回動自在に連結されるので,弁板21の開閉動作はスムーズで,弁ばね22のばね力のロスを少なくすることができる。
また,棒状のばね受け部材25は,これを偏平管部11aの外側面に単に固着するのみで,その円筒状のばね受け面25aを偏平管部11aの外側面より***した状態にすることができ,したがって,弁板21の先端部に一端を固着した弁ばね22をばね受け面25aに圧接させれば,その弁ばね22に反りを与えて反発力を発生させることができる。
次に,図6〜図9に示す本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態では,弁板21の基端部に鉤状のヒンジ部21aが形成され,このヒンジ部21aが,偏平管部11aの内壁に溶接される支持部材27の長孔状のヒンジ孔27aに回動可能に係合される。またばね受け部材25は,短絡孔17の打ち抜き加工時,短絡孔17を二分するように偏平管部11aに残存させる隔壁25で構成され,この隔壁25の中央部に,下流側排気管11の外側面より***する***部25bが形成され,この***部25bに弁ばね22が摺動可能に圧接させられる。
その他の構成は,前実施形態と同様であるので,図6〜図9中,前実施形態と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第2実施形態によれば,第1実施形態と同様の作用効果を達成し得る上,弁板21の偏平管部11aへのヒンジ連結構造を安価に得ることができる。またばね受け部材25として特別な部材を使用する必要がないので,構造の簡素化,延いてはコストの低減に寄与し得る。
次に,図10に示す本発明の第3実施形態について説明する。
この第3実施形態は,弁板21の偏平管部11aへのヒンジ連結構造に第2実施形態のものを採用し,ばね受け部材25に第1実施形態のものを採用してものである。図10中,第1及び第2実施形態と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
最後に,図11及び図12に示す本発明の第4実施形態について説明する。
この第4実施形態では,弁板21が全閉位置Cにあるとき,弁ばね22の,ばね受け部材25より弁板21の基端部側に位置する先端部が短絡孔17側に湾曲した湾曲部22aに形成される。その他の構成は,前記第1実施形態と同様であるので,図11及び図12中,第1実施形態に対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第4実施形態によれば,弁板21が全開位置Oに近づくにつれて,弁ばね22の湾曲部22aがばね受け面25aに圧接することで,弁ばね22の弁板21に対する閉弁力Faを略一定とすることができ(図13の線M′参照),これにより,エンジンEが低速,低負荷運転状態に戻って,後部消音室8の圧力が低下したときにおける弁板21の全閉位置Cへの復帰応答性を高めることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
C・・・・・・弁板の全閉位置
O・・・・・・弁板の全開位置
2・・・・・・マフラ本体
11・・・・・下流側排気管
17・・・・・短絡孔
20・・・・・排気流制御弁
21・・・・・弁板
21a・・・・ヒンジ部
22・・・・・弁ばね
22a・・・・湾曲部
23・・・・・可撓性ヒンジ部材
25・・・・・ばね受け部材(隔壁)
25b・・・・***部
27・・・・・支持部材
27a・・・・ヒンジ孔

Claims (6)

  1. マフラ本体(2)に接続されて,一端部をマフラ本体(2)内に連通させると共に,他端部を大気に開放する下流側排気管(11)の長手方向中間部に,マフラ本体(2)内を下流側排気管(11)の中間部内に連通する短絡孔(17)を設け,この短絡孔(17)を,マフラ本体(2)内の圧力が所定値未満のときは閉じ,同圧力が所定値以上になると開く排気流制御弁(20)を下流側排気管(11)に付設してなる,排気マフラにおけ排気流制御装置において,
    排気流制御弁(20)を,下流側排気管(11)の内側で短絡孔(17)を閉鎖する全閉位置(C)と短絡孔(17)を開放する全開位置(O)との間を回動し,且つその全開位置(O)では先端を下流側排気管(11)の下流側に向けるように下流側排気管(11)にヒンジ連結される弁板(21)と,短絡孔(17)を横断するように下流側排気管(11)に設けられるばね受け部材(25)と,弁板(21)の,ばね受け部材(25)より下流側排気管(11)の下流側に位置する先端部に一端部を固着すると共に,他端部側をばね受け部材(25)に摺動可能に圧接させ,その反発力により弁板(21)を全閉位置(C)側に付勢する弁ばね(22)とで構成したことを特徴とする,排気マフラの排気流制御装置。
  2. 請求項1記載の排気マフラの排気流制御装置において,
    弁板(21)の基端部を,可撓性ヒンジ部材(23)を介して下流側排気管(11)の内壁に連結したことを特徴とする,排気マフラの排気流制御装置。
  3. 請求項1記載の排気マフラの排気流制御装置において,
    弁板(21)の基端部に鉤状のヒンジ部(21a)を形成し,このヒンジ部(21a)を,下流側排気管(11)の内壁に固着される支持部材(27)のヒンジ孔(27a)に回動可能に係合したことを特徴とする,排気マフラの排気流制御装置。
  4. 請求項1記載の排気マフラの排気流制御装置において,
    棒状のばね受け部材(25)の両端部を下流側排気管(11)の外側面に固着し,このばね受け部材(25)の,下流側排気管(11)の外側面より***した外周面に弁ばね(22)を摺動可能に圧接させたことを特徴とする,排気マフラの排気流制御装置。
  5. 請求項1記載の排気マフラの排気流制御装置において,
    ばね受け部材(25)を,短絡孔(17)の打ち抜き加工時,短絡孔(17)を二分するように下流側排気管(11)に残存させる隔壁(25)で構成し,この隔壁(25)に,下流側排気管(11)の外側面より***する***部(25b)を形成し,この***部(25b)に弁ばね(22)を摺動可能に圧接させたことを特徴とする,排気マフラの排気流制御装置。
  6. 請求項1,4,5の何れかに記載の排気マフラの排気流制御装置において,
    弁板(21)が全閉位置(C)にあるとき,弁ばね(22)の,ばね受け部材(25)より弁板(21)の基端部側に位置する先端部を短絡孔(17)側に湾曲した湾曲部(22a)に形成したことを特徴とする,排気マフラの排気流制御装置。
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