JP5200393B2 - 現金処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カードを使用して小売店等の店舗のレジスタに補充される釣銭用の現金の出金処理やレジスタから回収した現金の入金処理等を行う現金処理装置に関するものである。
従来のこの種の現金処理装置として、小売店の店舗に設置された複数のレジスタに収納するための釣銭用の現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能、各レジスタから回収した売上金等の現金を入金し、釣銭用の分の現金は釣銭用現金収納庫に収納すると共に、売上分の現金は現金回収庫に収納する入金機能、入金及び出金の金額や金種毎の入出金枚数等を入出金の履歴として管理してこれらを締上げ時に集計する締上げ処理機能を有する装置が提案されており、この装置では各レジスタに対応付けられたカードのIDを読取ってレジ担当者の正当性を確認した上で前記の出金及び入金の処理を行うものとなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−038062号公報
しかしながら、上述した従来の現金処理装置では、以下の問題がある。
すなわちこの種の現金処理装置では、釣銭用の現金を釣銭用現金収納庫から出金する際、カードからレジスタを特定する情報を読取って、出金処理した金額や金種毎の枚数等の出金情報と共に出金履歴として記憶部に記憶させ、レジスタから回収した売上金等の現金を入金する場合、カードからレジスタを特定する情報を読取ってその情報により特定されるレジスタの出金情報が入出金処理履歴にある場合、その出金情報に基づいて釣銭用として出金した分の現金と売上げ分の現金を分けて収納する技術が採用されてきているが、これによるとカードが破損したり、カードを紛失したりすると、そのカードに対応するレジスタについて出金情報に基づく正しい入金処理をすることができなくなるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、利用者のカードからレジスタを特定する情報を読み取り、入金処理した金額等の入金情報や出金処理した金額等の出金情報を前記レジスタを特定する情報に関連付けて入出金処理履歴として記憶部に記憶する現金処理装置であって、レジスタを指定して入金処理を行う資格を有する資格者の識別情報を登録しておき、入金処理時に利用者が入力した識別情報と登録された識別情報により利用者が資格者であることが確認されると入金処理の対象となるレジスタを特定する情報を入力させ、その入力された情報により特定されたレジスタに該当する前回の出金金額を前記入出金処理履歴から検索して、検索した前回の出金金額を参照し、今回入金した現金のうち、前回の出金金額と同額の現金を釣銭として収納し、残りを売上金として収納することを特徴とする。
このようにした本発明は、例えばレジ担当者が出金処理時に使用したカードを紛失したり、破損を生じて使用できなくなった場合でも、そのカードの対応するレジスタについて、入出金処理履歴による該当レジスタの出金情報に基づいて入金処理を正しく行うことができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例を説明する。
図1は実施例の構成を示すブロック図である。
図において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨処理機、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣処理機であり、この両処理機については後で詳しく説明する。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。
4は当該現金処理装置の利用者である各店舗のレジ担当者等が操作するキーボードあるいは表示部3上に配置されたタッチパネル等の操作部で、入金処理や出金処理、締上げ処理、回収処理等を行うことを入力指示するためのキーや金額等を入力するためのテンキー等を備えている。
5はカードリーダ(カード読取部)で、当該現金処理装置の利用者が使用するIDカードの情報を読取る機能を有している。
このIDカードにはレジ担当者や資格者などの利用者区分情報の他、レジ担当者のIDカードの場合はレジスタを特定する情報としてレジ番号(レジNo.)等が記録されている。
ここでいう資格者とは本発明においてレジスタを指定して入金処理を行う資格が与えられた装置利用者を指し、具体的には装置の管理者や店舗の責任者等である。
6は伝票記録部(プリンタ)で、硬貨処理機1や紙幣処理機2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
7は記憶部で、この記憶部7には当該現金処理装置を利用する各店舗の店舗番号及び釣銭用の現金の出金対象であるレジスタのレジ番号が登録されている他、当該現金処理装置で行われた入金処理及び出金処理の内容を示す入出金処理履歴等を記憶するテーブルを有しており、またこの記憶部7にはレジ担当者や資格者を識別する識別情報としての個人ID及びパスワードも登録されている。
更に、この記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納され、主制御部による処理結果も記憶するものとなっている。
8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて装置全体の制御を行う主制御部で、本実施例では記憶部7のテーブルに記憶内容を管理し、その記憶内容を基に後述する出金処理を実施する。
次に硬貨処理機1及び紙幣処理機2について説明する。
硬貨処理機1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する一時保留部13と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する硬貨を金種別に収納する複数の釣銭用硬貨収納庫(釣銭用現金収納庫)14、入金硬貨を金種別に収納する硬貨回収庫(現金回収庫)15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、硬貨処理機1からの硬貨回収庫15の着脱を確認するためのセンサと、動作中や締上げ処理前に硬貨回収庫15の取外しを防止するための電磁ロック手段と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨処理機1全体の動作制御を行う制御部18を有している。
ここで一時保留部13、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び硬貨出金庫16は金種毎に分けて硬貨を集積、収納できるように内部が区切られている。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
また、前記各釣銭用硬貨収納庫14に対しては、収納する硬貨の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された硬貨を収納するようになっている。
この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
一方、紙幣処理機2は、入金処理時にレジスタから回収した紙幣を一括して受け入れると共に出金処理時に釣銭としての紙幣を排出する紙幣入出金口21と、この紙幣入出金口21に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣鑑別部22と、この紙幣鑑別部22で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する一時保留部23と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する特定金種(例えば、五千円、千円)の紙幣を金種別に収納する釣銭用紙幣収納庫(釣銭用現金収納庫)24と、入金紙幣を金種別に収納する紙幣回収庫(現金回収庫)25と、出金処理時のリジェクト紙幣等を収納する紙幣リジェクト庫26と、これらの間で紙幣を搬送ベルト等で挟持して搬送する搬送路と、紙幣処理機2からの紙幣回収庫25の着脱を確認するためのセンサと、動作中や締上げ処理前に紙幣回収庫25の取外しを防止するための電磁ロック手段と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて紙幣処理機2全体の動作制御を行う制御部27を備えている。
尚、一時保留部23には紙幣を繰出す繰出し手段が設けられている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
尚、硬貨処理機1の制御部18及び紙幣処理機2の制御部28は主制御部8の指示により硬貨処理機1及び紙幣処理機2を制御するものとなっている。
図2は前記記憶部7に記憶される入出金処理履歴の内容例を示す図である。
この入出金処理履歴は、図示したように通番、レジNo.(レジ番号)、及びこのレジNo.に関連付けられたカードNo.(カード番号)、利用者ID、区分、処理金額、金種、釣銭収納額、売上収納額等の入金情報や出金情報により構成されており、通番のエリアには処理毎に付与される通し番号が書込まれ、カードNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったカード番号が書込まれる。このカードNo.はカードを特定するための情報(識別子)である。
レジNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったレジスタを特定する情報としてレジ番号が書込まれる。このレジNo.はレジスタ毎に集計する際に利用されるもので、同一レジスタに対する出金処理と入金処理とを関連付ける関連付け情報として用いられる。
また、利用者IDのエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったID番号等が書込まれ、区分のエリアには処理の種類が入金であるか出金であるかの処理の種類を示す情報が書込まれる。
金額のエリアには入金処理または出金処理時に計数した処理金額(計数金額)が書込まれ、万、五千・・・一等の金種エリアには計数処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれる。
更に、釣銭収納額のエリアには入金処理で計数されて釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に実際に収納された金額、売上収納額のエリアには入金処理で計数されて硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に実際に収納された金額がそれぞれ書込まれる。
尚、この入出金処理履歴には、実際には両替や補充等の処理の履歴も書込まれるが、ここでは図示を省略している。
上述した構成の作用について説明する。
尚、以下に説明において、主制御部8や制御部18、27による制御の説明については、必要な説明を除いて省略する。
まず、レジ担当者がレジスタに釣銭を補充する現金を出金させる場合の出金処理について説明する。
図3はその出金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者がIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、カード番号(カードNo.)、レジ番号(レジNo.)を読取る(S1)。
また、レジ担当者は操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S2)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」等を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S3)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「出金」を選択すると、主制御部8は「出金」の選択を受付け(S4)、表示部3に出金金額入力画面を表示する。
この画面を見てレジ担当者が操作部4を操作して、出金金額(硬貨及び紙幣の金種毎の枚数)を入力すると、主制御部8はその入力金額を受付けて(S5)、その出金金額と硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24内の現金を比較し、出金の可否を判断する(S6)。
釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内の現金の不足等により出金不可と判断した場合、その旨のメッセージ画面を表示部3に表示して終了する。
出金可能な場合は、硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24から該当金種の硬貨及び紙幣が繰出され、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数された後、硬貨出金庫16や紙幣入出金口21に放出あるいは集積されてレジ担当に出金される(S7)。
出金が終了すると主制御部8は今回の出金処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、出金金額(処理金額)、金種別枚数等を記憶部7の入出金処理履歴に追加書込みし(S8)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行すると共にIDカードをカード挿入排出口から排出してレジ担当者に返却する(S9)。
尚、入出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
次に、レジスタを指定して入金処理を行う資格を有する資格者がレジ担当者に代わってレジスタから回収した現金を入金させる場合の代理入金処理について説明する。
この代理入金処理は、例えばレジ担当者が出金処理時に使用した自分のカードを紛失したり、破損を生じて使用できなくなった場合に行われるものである。
図4はその代理入金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
資格者が自身のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、カード番号(カードNo.)等のカード情報を読取る(S11)。
続いて、資格者は操作部4を操作して自身の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S12)。
主制御部8は資格者が入力した個人ID、パスワードを記憶部等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性つまりレジスタを指定して入金処理を行う資格を有する資格者であることが確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、資格者が操作可能な「代理出金」、「代理入金」等を選択するメニュー画面を表示部3に表示して(S13)、資格者に選択させる。
ここで資格者が操作部4を操作して「代理入金」を選択すると、主制御部8はその「代理入金」の選択を受付け(S14)、レジスタを指定するレジ入力画面を表示部3に表示する。
このレジ入力画面を見て資格者が操作部4を操作し、レジ番号を入力してレジスタを指定すると(S15)、主制御部8は記憶部7に記憶されている図2に示す入出金処理履歴を検索して、前記の指定されたレジ番号に該当する区分の従前の処理に本入金処理に対応する出金処理があるか否かを判断する(S16)。
本入金処理に対応する出金処理がない場合、主制御部8は表示部3にレジ番号を再入力するよう促すメッセージを配したレジ入力画面を表示し、レジ番号を再入力させる。
本入金処理に対応する出金処理がある場合、主制御部8は確認画面を表示部3に表示する(S17)。
この確認画面には今回行う入金処理に対応する出金処理の出金情報である金額をレジ番号と共に表示すると共に、入金を実行する場合は確認ボタンを、処理を終了する場合は取消ボタンを押下するように促すメッセージ、及び「確認」ボタンと「取消」ボタンをそれぞれ表示する。
この入金確認画面を見てレジ担当者は「確認」ボタンと「取消」ボタンのいずれかを押下することになり、それにより主制御部8は処理継続かどうかを判断する(S18)。
ここで資格者が「取消」ボタンを押下して処理終了を選択すると、主制御部8は資格者のIDカードをカード挿入排出口から排出させて資格者に返却し、処理を終了させる。
一方、入金確認画面を見て資格者が「確認」ボタンを押下して入金処理継続を選択すると、主制御部8は硬貨処理機1及び紙幣処理機2に入金処理を実施させる(S19)。
すなわち、硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、そして受入れた硬貨及び紙幣を硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22に搬送してそれぞれ鑑別、計数した後、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する。
受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、資格者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させる。
NGの場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却して処理を終了する。
OKの場合、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣を次のように収納する。
例えば、今回の指定レジ番号が「レジNo.1」の場合、図2に示す例では前回の処理が「出金」で処理金額「30,000」であるので、S5で主制御部8が図2に示す入出金処理履歴を検索した結果、従前の処理に本入金処理に対応する出金があると判断した場合、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣のうち、前回の処理で出金された「30,000」を釣銭分として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納し、残りを売上金として硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納する。
硬貨及び紙幣の収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、入金金額、金種別枚数等を記憶部7の入出金処理履歴に書込んで更新し(S20)、更に伝票記録部6で入金処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行すると共にIDカードをカード挿入排出口から排出してレジ担当者に返却する(S21)。
尚、入出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
以上説明した実施例によれば、レジスタを指定して入金処理を行う資格を有する資格者の識別情報を登録しておき、入金処理の際に利用者が入力した識別情報により登録された資格者であることが確認されると入金処理の対象となるレジスタを指定させ、そのレジスタに該当する前回の出金情報を入出金処理履歴から検索して、検索した出金情報の金額に基づいて今回入金する現金を釣銭分と売上金に分けて収納するようにしているため、例えばレジ担当者が出金処理時に使用したカードを紛失したり、破損を生じて使用できなくなった場合でも、入出金処理履歴による該当レジスタの出金金額に基づいて入金処理を正しく行うことができるという効果が得られる。
実施例の構成を示すブロック図 入出金処理履歴の例を示す図 出入金処理の手順を示すフローチャート 代理入金処理の手順を示すフローチャート
符号の説明
1 硬貨処理機
2 紙幣処理機
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
14 釣銭用硬貨収納庫
18 制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
24 釣銭用紙幣収納庫
27 制御部

Claims (3)

  1. 利用者のカードからレジスタを特定する情報を読み取り、入金処理した金額等の入金情報や出金処理した金額等の出金情報を前記レジスタを特定する情報に関連付けて入出金処理履歴として記憶部に記憶する現金処理装置であって、
    レジスタを指定して入金処理を行う資格を有する資格者の識別情報を登録しておき、
    入金処理時に利用者が入力した識別情報と登録された識別情報により利用者が資格者であることが確認されると入金処理の対象となるレジスタを特定する情報を入力させ、その入力された情報により特定されたレジスタに該当する前回の出金金額を前記入出金処理履歴から検索して、検索した前回の出金金額を参照し、今回入金した現金のうち、前回の出金金額と同額の現金を釣銭として収納し、残りを売上金として収納することを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1記載の現金処理装置において、
    前記特定されたレジスタに該当する前回の出金処理を前記入出金処理履歴から検索し、検索した出金処理の出金金額とレジスタを特定する情報とを表示することを特徴とする現金処理装置。
  3. 請求項1記載の現金処理装置において、
    前記特定されたレジスタに該当する前回の出金処理を前記入出金処理履歴から検索したとき、前記レジスタに該当する前回の出金処理が見つからない場合、レジスタを特定する情報の再入力を促す表示を行うことを特徴とする現金処理装置。
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