JP5200277B1 - 食材栄養価計算サーバ、食材栄養価計算システム、及び食材栄養価計算プログラム - Google Patents

食材栄養価計算サーバ、食材栄養価計算システム、及び食材栄養価計算プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに煩わしい作業を強いることなく、容易にユーザが入力した料理で使用する食材栄養価を自動集計した結果を提供する。
【解決手段】食材栄養価計算サーバ10が、食材栄養価を記憶する食材栄養価データベース11と、食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書データベース12と、食材重量変換情報を記憶する食材重量変換データベース13とを備え、ユーザ端末31からの要求に応じて、食材の一般食材名称に対応する食材の計量単位での分量における食材栄養価を算出した結果、及び1又は2以上の一般食材名称に対応する食材の計量単位での分量における食材栄養価を合算した結果をユーザ端末31に提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザ端末、及び管理者端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して、ユーザが入力した料理で使用される食材栄養価を自動計算し、料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価をおこない、その結果情報を提供するための技術に関する。
従来から、既製の料理ごとに栄養価の表示提供はなされていたが、個々のユーザが考案した料理で使用される食材ごとの分量から料理で使用される食材栄養価を算出して提供する手段がなかった(特許文献1参照)。また、料理で使用される食材栄養価を算出するためには、文部科学省の「日本食品標準成分表」など、公的機関などにより報告された文献から該当する標準食材名称を探し出した後、食材の分量を重量へ変換し、さらに魚の骨など廃棄部分を考慮した食材ごとの廃棄率、揚げ料理の場合は調理方法ごとの食材吸油率(調理方法ごとに食材が揚げ油を吸収する率)を考慮して所定の手順でおこなう必要があり、専門知識を要した。また、専門知識を有する専門家であっても、文献を参照しながら1つ1つ手作業で算出していく必要があった。
また、栄養学などの専門知識を有しない一般ユーザにとって、自分で考案した料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価をすることは困難であった。
特開2008−84155号公報
従来の食事バランス表示システムにおいて、料理で使用される食材栄養価の表示は、カレーライス、親子丼といった一般的な料理名ごとに表記されているだけで、例えば野菜たっぷりのシーフードカレーや玉ねぎの替わりにネギを使った親子丼など、ユーザが考案した料理で使用される食材栄養価を算出し、その食材栄養価バランスを評価する手段がなかった。
料理で使用される食材栄養価を算出し、食材栄養価バランスを評価する手順は、通常以下の通りとなる。
手順1: 使用する食材の一般食材名称をもとに、該当する標準食材名称を文部科学省 の「日本食品標準成分表」など公的機関などにより報告された文献から探し 出す。
手順2: 使用する食材の一般的に利用されている計量単位での分量を重量(g)に変 換する。(例:人参1本⇒170g、みりん1カップ⇒220g)、重量変 換時は、使用する食材の廃棄率(野菜なら皮や芯、魚であれば骨などの廃棄 する部分の割合)を考慮して計算する(例えば人参の廃棄率が10%の場合 、人参1本の可食部重量=170gx0.9=153gとなる)。
手順3: 手順1で探し出した該当する標準食材名称の(手順2により変換された)可 食部重量における食材栄養価を文献を参照して算出する。
手順4: 揚げ料理の場合、揚げ油を食材が吸収することによりカロリーなどの食材栄 養価が変わるため、天ぷら、唐揚げなどの調理方法ごとの食材吸油率を考慮 して、手順3で算出した食材栄養価に油の食材栄養価を加算して、食材栄養 価を再計算する。
手順5: 前記手順1〜手順4によって、算出した食材ごとの食材栄養価を料理の単位 で合算し、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」、日本糖尿病学会の「糖 尿病治療ガイド」など公的機関の文献を参考にして、ダイエット対策、糖尿 病対策、妊婦向け、幼児向けなど目的別に栄養価摂取推奨値を満たしている かどうかの栄養バランス評価をおこなう。
従来は、これらの手順をほとんど手作業でおこなう必要があり、また各種文献を閲覧して食材栄養価を評価することは、栄養学などの専門知識を有する必要があった。
さらに、これらの手順を、通信ネットワークを使用してオンラインで自動計算処理し、ユーザ間で共有できる仕組みは無かった。
また、文部科学省の「日本食品標準成分表」など、公的機関などにより報告された文献は栄養士などの専門知識を有する専門家を意識して提供されているものであり、記載されている標準食材名称は、例えばスーパーなどの小売店の店頭に並ぶ食材に表記されるような、一般的に広く認知され使用されている一般食材名称と異なるため、一般ユーザが該当する食材を文献の中から探し出すことに手間を要した。また、食材栄養価は、文献では可食部重量(g)単位での表記となっているため、一般的に利用されている計量単位での分量(例:人参1本)を、食材ごとに廃棄率を考慮して可食部重量(例:153g)に換算していく手間がかかった。
本発明は、上記の手順1〜手順5が示す従来の煩雑な手順の問題を解決すべく、データベースなどのコンピュータ技術、通信ネットワークと、Webブラウザ技術による使いやすい入力インタフェースなどを組み合わせることにより、栄養学などの専門知識を有するユーザはもちろん、専門知識を有しない一般ユーザでも、煩わしい作業を強いることなく、料理で使用する食材の分量の食材栄養価を自動計算及び表示するとともに、栄養バランス評価を容易におこなえるようにすることによって、各ユーザへの目的(ダイエット対策、糖尿病対策、妊婦向け、幼児向けなど)別の栄養バランスのとれた料理情報の提供及びユーザ間での共有を目的とする。
本発明の食材栄養価計算サーバは、ユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して食材栄養価を自動計算する食材栄養価計算サーバであって、標準食材名称ごとに食材の廃棄率と食材栄養価を記憶する食材栄養価情報記憶手段と、前記標準食材名称へ前記食材の一般食材名称から変換するために対応づけられた食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書情報記憶手段と、前記食材の一般的に利用される計量単位での分量を重量へ自動変換するための食材重量変換情報を記憶する食材重量変換情報記憶手段と、前記ユーザ端末から前記一般食材名称及び計量単位での分量の入力がされた際に、前記食材名称変換辞書情報記憶手段を参照し前記一般食材名称を前記標準食材名称に変換後、前記食材重量変換情報記憶手段及び前記食材栄養価情報記憶手段を参照し前記標準食材名称における可食部重量での前記食材栄養価を算出することにより、前記ユーザ端末から入力された前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価の表示、及び1又は2以上の前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価を合算して表示する食材栄養価計算手段とを含む。
上記の構成としたことで、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価を容易に提供することができるようになる。
上記の食材栄養価計算サーバでは、揚げ料理における調理方法ごとに食材吸油率を記憶する食材吸油率情報記憶手段と、前記食材吸油率情報記憶手段を参照し、前記ユーザ端末から選択された前記調理方法における前記食材栄養価を再計算する食材栄養価再計算手段とを含む構成とされていてもよい。
上記の構成としたことで、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、揚げ料理における調理方法ごとにも、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価を容易に提供することができるようになる。
上記の食材栄養価計算サーバでは、料理名、料理説明情報、料理カテゴリー、1又は2以上の前記一般食材名称の計量単位での分量、及び前記食材栄養価から構成される料理情報を保管する料理情報記憶手段と、目的別栄養価摂取推奨値を記憶する目的別栄養価摂取推奨値記憶手段と、前記目的別栄養価摂取推奨値記憶手段から抽出された前記目的別栄養価摂取推奨値と前記料理情報記憶手段に保管されている前記食材栄養価を照合し、前記目的別栄養価摂取推奨値を満たしているかどうかを評価する栄養バランス評価手段とを含む構成とされていてもよい。
上記の構成としたことで、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価の栄養バランス評価結果を容易に提供することができるようになる。
また、本発明の食材栄養価計算システムは、ユーザ端末と、該ユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して食材栄養価を自動計算する食材栄養価計算サーバとを備えた食材栄養価計算システムであって、前記食材栄養価計算サーバは、標準食材名称ごとに食材の廃棄率と食材栄養価を記憶する食材栄養価情報記憶手段と、前記標準食材名称へ前記食材の一般食材名称から変換するために対応づけられた食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書情報記憶手段と、前記食材の一般的に利用される計量単位での分量を重量へ自動変換するための食材重量変換情報記憶手段と、前記ユーザ端末から前記一般食材名称及び計量単位での分量の入力がされた際に、前記食材名称変換辞書情報記憶手段を参照し前記一般食材名称を前記標準食材名称に変換後、前記食材重量変換情報記憶手段及び前記食材栄養価情報記憶手段を参照し前記標準食材名称における可食部重量での前記食材栄養価を算出することにより、前記ユーザ端末から入力された前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価の表示、及び1又は2以上の前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価を合算して表示する食材栄養価計算手段とを含み、前記ユーザ端末は、前記ユーザ端末からユーザが入力した文字列をもとに、前記食材名称変換辞書情報記憶手段から前記一般食材名称の候補リストを抽出して表示する一般食材名称候補リスト自動表示手段とを含む。
上記の構成としたことで、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価の栄養バランス評価結果を容易に提供することができるようになるとともに、ユーザがユーザ端末から入力した文字列をもとに一般食材名称候補リストを自動表示させることにより、ユーザが容易に目的とする一般食材名称の入力ができるようになる。
本発明の食材栄養価計算プログラムは、ユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して食材栄養価を自動計算する食材栄養価計算プログラムであって、前記ユーザ端末から一般食材名称及び計量単位での分量の入力がされた際に、標準食材名称へ食材の前記一般食材名称から変換するために対応づけられた食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書情報記憶手段を参照し前記一般食材名称から前記標準食材名称への変換処理と、前記食材の一般的に利用される計量単位での分量を重量へ自動変換するための食材重量変換情報を記憶する食材重量変換情報記憶手段及び前記標準食材名称ごとに食材の廃棄率と食材栄養価を記憶する食材栄養価情報記憶手段を参照し前記標準食材名称における可食部重量での前記食材栄養価の算出処理と、前記ユーザ端末から入力された前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価の表示処理と、1又は2以上の前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価の合算及び表示処理とを、コンピュータに実行させるためのものである。
本発明の食材栄養価計算サーバ、食材栄養価計算システム、及び食材栄養価計算プログラムによれば、栄養学などの専門知識を有する専門家ユーザはもちろん、専門知識を有しない一般ユーザであっても、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価の算出が可能となり、また、料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価が容易に出来るようになり、ダイエット、糖尿病、貧血、便秘、高中性脂肪、骨粗しょう症、メタボリックシンドローム、高血圧、高コレステロールなどの対策や、妊婦、幼児、小学生など向けの目的別に利用することによって、自分自身や家族の日々の食生活の改善に役立てることができるため、本発明の意義は極めて大きく、人類の健康に貢献するものである。
本発明の一実施の形態における食材栄養価計算システム100の構成の例を示すブロック図である。 食材栄養価自動計算処理の例を示すフローチャートである。 栄養バランス評価処理の例を示すフローチャートである。 食材栄養価自動計算画面の入力部分の例を示す説明図である。 食材栄養価自動計算画面の全体の例を示す説明図である。 料理ごとに自動計算された食材栄養価自動計算結果の明細表示画面の例を示す説明図である。 食材栄養価データベース11の例を示す説明図である。 食材名称変換辞書データベース12の例を示す説明図である。 食材重量変換データベース13の例を示す説明図である。 食材吸油率データベース14の例を示す説明図である。 料理データベース15の例を示す説明図である。 目的別栄養価摂取推奨値データベース16の例を示す説明図である。 料理ごとの栄養バランス評価結果表示例を示す説明図である。
図1は、本発明の一実施の形態における食材栄養価計算システム100の構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、食材栄養価計算システム100は、食材栄養価計算サーバ10と、ユーザ端末31〜3N(Nは任意の正の整数)、及び管理者端末21〜2N(Nは任意の正の整数)とを含む。食材栄養価計算サーバ10、ユーザ端末31〜3N、及び管理者端末21〜2Nは、それぞれインターネットなどの通信ネットワーク40によって接続されている。
食材栄養価計算サーバ10は、本システムのシステム管理者によって管理され、例えばWWWサーバ、データベースサーバなどの情報処理装置によって構成される。なお、本例の食材栄養価計算サーバ10は、SNS(Social Networking Service)を提供するための各種の機能を有しており、複数のユーザ同士がそれぞれ自己のユーザ端末31〜3Nを利用して通信ネットワーク40を介してコミュニケーションを図るためのコミュニケーションサイト(SNSサイト)を提供するサーバであるものとする。
食材栄養価計算サーバ10は、文部科学省の「日本食品標準成分表」など、公的機関などにより報告された文献による食材栄養価データに基づいて設定された食材の廃棄率及び重量ごとの食材栄養価を記憶する食材栄養価データベース11(図7参照)と、食材栄養価データベース11に記憶されている公的機関などにより使用される標準食材名称へ、一般食材名称から変換するために対応づけられた食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書データベース12(図8参照)と、口に入れる可食部重量の食材栄養価を算出するために食材栄養価データベース11に記憶されている食材の廃棄率を参照し、ユーザ端末31〜3Nからユーザにより入力された一般食材名称及び計量単位での分量を重量へ自動変換するための食材重量変換データベース13(図9参照)と、天ぷら、唐揚げなどの揚げ料理の調理方法ごとの食材吸油率を考慮して食材栄養価を再計算するための食材吸油率データベース14(図10参照)と、ユーザによって入力された料理名、料理説明情報(料理の説明文、調理手順、料理の画像情報など)、料理カテゴリー(ごはんもの、お肉のおかず、サラダなど)、1又は2以上の一般食材名称の計量単位での分量、及び料理で使用される食材栄養価から構成される料理情報を保管する料理データベース15(図11参照)と、料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価のための、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」、日本糖尿病学会の「糖尿病治療ガイド」など、公的機関などの報告をもとに料理カテゴリーごとに設定された目的別栄養価摂取推奨値を記憶する目的別栄養価摂取推奨値データベース16(図12参照)を備えている。
ユーザ端末31〜3Nは、それぞれ本システムの登録ユーザによって管理され、例えば携帯電話端末やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成される。
図2は、本例の食材栄養価計算システム100における食材栄養価自動計算処理及びその結果の表示の例を示すフローチャートである。ここでは、ユーザが管理するユーザ端末31〜3Nからの要求に応じて、食材栄養価を自動計算した結果を表示し、料理情報の登録も可能とする。
ユーザは、ユーザ端末31〜3Nから、食材栄養価自動計算画面(図4参照)を表示し(ステップS101)、一般食材名称入力フィールド(図4の101)に一般食材名称の入力を開始する(ステップS102)と、Webブラウザが提供するオートコンプリート機能などのキーボードからの入力補助機能と、食材名称変換辞書データベース12の連携により、入力された文字列からユーザが求める一般食材名称候補リストが表示(図4の102)される。ひらがな入力をしても漢字などの一般食材名称も候補となるように、対応するひらがなを食材名称変換辞書データベース12にあらかじめ登録しておくことにより、例えば、「とり」と入力すると「とり」で始まる「鶏もも肉」、「鶏手羽先」などが一般食材名候補リストに表示(図4の102)されるため、簡単に目的とする一般食材名称の入力が可能となる。
自動表示された一般食材名称候補リスト(図4の102)から希望する一般食材名称を選択する(ステップS103)と、食材名称変換辞書データベース12に格納されている標準食材名称に紐付けされた一般食材名称が入力される(図4の102から選択された一般食材名称がそのまま図5の101に入力される)と共に、一般食材名称ごとに食材重量変換データベース13に格納されている「本」、「cm」などの計量単位が表示(図5の105)される(ステップS104)。最も標準的に多く利用されている計量単位がデフォルト(初期値)として自動表示されるが、ユーザが他の計量単位を選択することもできる(図5の106の部分をクリックすると食材の計量単位の候補がプルダウン表示され、その中から選択することもできる)。表示された計量単位(図5の105)にもとづいて、ユーザが、例えばアスパラガスであれば「3」本というように、分量の数値を図5の104のフィールドに入力する(ステップS105)ことにより、「一般食材名称」、「計量単位」、及び「分量」が特定されることにより、食材重量変換データベース13を参照し分量(例:3本)が重量(例:67.5g)に変換されて表示される(図5の109)と共に、食材栄養価データベース11(図7)を参照し食材栄養価が自動計算され表示(図5の110)される(ステップS106)。分量(例:3本)から自動変換される重量(例:67.5g)は、食材栄養価データベース11に設定された食材の廃棄率を参照し、皮や芯などの廃棄部分の重量を除いた可食部重量が食材栄養価とともに表示される。また、食材栄養価明細計算ボタン(図5の112)をクリックすることにより、図6に示すようにさらに詳しい食材栄養価明細表示も可能とする。
食材栄養価データベース11に格納されている公的機関などにより使用される標準食材名称へ、一般食材名称から変換するために対応づけられた食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書データベース12(図8参照)を利用することにより、専門知識がなくでも、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、容易に一般食材名称から食材栄養価計算が可能となる。例えば、公的機関などにより使用される標準食材名称と一般食材名称の変換辞書例を以下に示す。
例)
Figure 0005200277
このようにして、食材名称変換辞書データベース12(図8参照)を参照することにより、一般食材名称(図5の101)ごとに、それぞれの計量単位(例:枚、本、個、匹など)での分量を入力するだけで、可食部重量における食材栄養価の自動計算をおこない、計算結果が表示される(ステップS106)。
図5の108の部分をクリックするとプルダウン表示される「唐揚げ」、「天ぷら」などの揚げ料理の調理方法(図5の107)を選択(ステップS107)すると、食材吸油率データベース14(図10)に格納されている食材吸油率をもとに、食材が吸収する揚げ油の重量を食材栄養価に加算して再計算し、食材栄養価計算結果に反映されて表示される(ステップS108)。
さらに、食材を追加して入力したい場合(図2のステップS109)、図4の101の次の行に表示される一般食材名称入力フィールドにカーソルを移動させ、ステップS102以降の手順を同様に繰り返しておこなう。これらのステップS102以降の手順を繰り返すことによって、入力された食材の分量の食材栄養価は食材ごとに自動計算され、さらにその料理を食べる人数(何人分の料理か)を入力(図5の103参照)した場合(ステップS110)、図5の111及び図6のように一人当たりの食材栄養価の自動計算及び表示(ステップS111)も可能とする。
これらの手順にて、ユーザによって入力された一般食材名称の計量単位での分量及び自動計算された食材栄養価を含む料理情報を、料理データベース15に登録(ステップS112)する。
図3は、料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価処理の例を示すフローチャートである。ここでは、管理者が管理する管理者端末21〜2Nからの要求に応じて、料理で使用される食材栄養価を栄養バランス評価した結果を表示する。
管理者は、管理者端末21〜2Nから、管理画面内の栄養バランス評価指示画面を表示すると、料理データベース15に保管されている料理名がリスト表示される(ステップS201)。リスト表示された料理名から栄養バランス評価をする料理名を選択する(ステップS202)と、料理データベース15及び食材栄養価データベース11を参照し、選択された料理で使用される食材栄養価に対して、該当する料理カテゴリー(ごはんもの、お肉のおかず、サラダなど)ごとにあらかじめ設定された目的別栄養価摂取推奨値データベース16に格納されている目的別栄養価摂取推奨値(図12参照)を満たしているかどうかの栄養バランス評価処理がおこなわれる(ステップS203)。選択した料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価結果は管理者端末21〜2Nに表示されるとともに、料理データベース15に登録される(ステップS204)。他にも栄養バランス評価対象となる料理がある場合(ステップS205)は、ステップS202以降の処理を同様に繰り返しおこなう。
栄養価摂取推奨値は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」、日本糖尿病学会の「糖尿病治療ガイド」など、公的機関や各種専門学会などによって報告されたに栄養学や予防医学に基づいた健康のための食事摂取に関する文献をもとに、管理栄養士などの栄養学及び予防医学の専門家監修のもと、料理カテゴリー(ごはんもの、お肉のおかず、サラダなど)ごとにあらかじめ設定しておく(図12参照)。
料理データベース15に登録された料理情報は、他のユーザ端末31〜3Nからインターネットなどの通信ネットワーク40を介しての閲覧を可能とする。
図13の例が示すように、料理情報(図13の113)、栄養バランス評価結果とともに食材栄養価(図13の114)が表示される。
以上に説明したように、食材栄養価計算システム100では、栄養学などの専門知識を有する専門家ユーザはもちろん、専門知識を有しない一般ユーザであっても、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価の算出が可能となり、また、料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価が容易に出来るようになり、ダイエット、糖尿病、貧血、便秘、高中性脂肪、骨粗しょう症、メタボリックシンドローム、高血圧、高コレステロールなどの対策や、妊婦、幼児、小学生など向けの目的別に利用することによって、自分自身や家族の日々の食生活の改善に役立てることができるため、有用である。
本発明によれば、栄養学などの専門知識を有する専門家ユーザはもちろん、専門知識を有しない一般ユーザであっても、ユーザに煩わしい作業を強いることなく、ユーザが料理で使用する食材の分量における食材栄養価の算出が可能となり、また、料理で使用される食材栄養価の栄養バランス評価が容易に出来るようになり、ダイエット、糖尿病、貧血、便秘、高中性脂肪、骨粗しょう症、メタボリックシンドローム、高血圧、高コレステロールなどの対策や、妊婦、幼児、小学生など向けの目的別に利用することによって、自分自身や家族の日々の食生活の改善に役立てることができるため、本発明の意義は極めて大きく、人類の健康に貢献するものである。
10 食材栄養価計算サーバ
11 食材栄養価データベース
12 食材名称変換辞書データベース
13 食材重量変換データベース
14 食材吸油率データベース
15 料理データベース
16 目的別栄養価摂取推奨値データベース
21〜2N 管理者端末
31〜3N ユーザ端末
40 通信ネットワーク
100 食材栄養価計算システム

Claims (1)

  1. ユーザ端末と、該ユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して食材栄養価を自動計算する食材栄養価計算サーバとを備えた食材栄養価計算システムであって、
    前記食材栄養価計算サーバは、
    標準食材名称ごとに食材の廃棄率と食材栄養価を記憶する食材栄養価情報記憶手段と、
    前記標準食材名称へ前記食材の一般食材名称から変換するために前記一般食材名称の食材番号と前記標準食材名称の食材番号の対応づけによって食材名称変換を可能とする食材名称変換辞書を記憶する食材名称変換辞書情報記憶手段と、
    前記食材の一般的に利用される計量単位を、前記一般食材名称入力時に表示される選択可能な計量単位候補リスト及び、最もよく利用される標準的な計量単位を自動で推奨選択し表示するための優先順位情報を備えた、前記食材の一般的に利用される計量単位での分量を重量へ自動変換するための食材重量変換情報記憶手段と、
    前記ユーザ端末から前記一般食材名称及び計量単位での分量の入力がされた際に、前記食材名称変換辞書情報記憶手段を参照し前記一般食材名称を前記標準食材名称に変換後、前記食材重量変換情報記憶手段及び前記食材栄養価情報記憶手段を参照し前記標準食材名称における可食部重量での前記食材栄養価を算出することにより、前記ユーザ端末から入力された前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄黄価の表示、及び1又は2以上の前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材 栄養価を合算して表示する食材栄養価計算手段と、
    揚げ料理における調理方法ごとに食材吸油率を記憶する食材吸油率情報記憶手段と、
    前記食材吸油率情報記憶手段を参照し、前記ユーザ端末から選択された前記調理方法における前記食材栄養価を再計算する食材栄養価再計算手段と、
    料理名、料理説明情報、料理カテゴリー、1又は2以上の前記一般食材名称の計量単位での分量、及び料理で使用される前記食材栄養価から構成される料理情報を保管する料理情報記憶手段と、
    料理のカテゴリーごとに、1または2以上の各栄養素ごとの上限値または下限値から構成される目的別栄養価摂取推奨値を記憶する目的別栄養価摂取推奨値記憶手段と、
    前記目的別栄養価摂取推奨値記憶手段から抽出された前記目的別栄養価摂取推奨値と前記料理情報記憶手段に保管されている料理で使用される前記食材栄養価を照合し、前記目的別栄養価摂取推奨値を満たしているかどうかを評価する栄養バランス評価手段とを含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記ユーザ端末からユーザがひらがな又はカタカナによって入力した文字列の一文字追加入力ごとに、前記食材名称変換辞書情報記憶手段から前記一般食材名称の対象となりうる候補リストを抽出して表示する一般食材名称候補リスト自動表示手段とを含み、
    前記食材栄養価情報記憶手段と、前記食材名称変換辞書情報記憶手段と、前記食材重量変換情報記憶手段と、前記食材栄養価計算手段と、前記食材吸油率情報記憶手段と、前記食材栄養価再計算手段と、前記一般食材名称候補リスト自動表示手段及び前記目的別栄養価摂取推奨値記憶手段を組み合わせることにより、該ユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して前記ユーザ端末から前記一般食材名称及び計量単位での分量を入力する度に、前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価を前記一般食材名称ごとに前記ユーザ端末に表示、及び1又は2以上の前記一般食材名称に対応する前記食材の計量単位での分量における前記食材栄養価を合算し、調理方法も考慮して一人当たりの料理ごとの前記食材栄養価を前記ユーザ端末に表示、前記目的別栄養価摂取推奨値記憶手段から抽出された前記目的別栄養価摂取推奨値と前記料理情報記憶手段に保管されている料理で使用される前記食材栄養価を照合して栄養バランスを評価し、前記目的別栄養価摂取推奨値を満たしている場合、1又は2以上のそれぞれの前記目的別栄養価摂取推奨値を満たしている目的ごとに同時に推奨表示できることを特徴とする食材栄養価計算システム。
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