JP5199897B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、入力画像をデジタル処理して出力装置に濃度データを出力する画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
一般に、デジタル化した画像データをレーザービームプリンタ等のデジタルプリンタから出力して画像を再現するデジタル複写装置等のデジタル画像処理装置は、デジタル機器の発展により従来のアナログ画像処理装置に代わり広く普及している。このデジタル画像処理装置は、中間調を再現するためディザ処理法等のハーフトーン処理により階調再現を行う方法が一般にとられている。
ディザ処理法による階調再現は、平坦部のように高周波成分が少ない部分では良好であるが、文字・細線部ではジャギーと呼ばれる途切れが発生するという問題があった。これは、ディザの持つ周期が入力画像に含まれる高周波成分(特に、ディザの周期に近い周期的パターン)と干渉し、モアレ現象と呼ばれる周期的な縞模様が発生するものである。
これに対し、ディザ処理法以外の階調再現手法として誤差拡散法がある。この手法は、入力画像データの画素濃度と出力画素濃度との画素毎の濃度差(量子化誤差)を演算し、この演算結果である量子化誤差に特定の重み付けを施した後に、注目画素の周辺画素に拡散させていく手法である(例えば、特許文献1参照)。この手法は、周期性がなく、高解像度である出力画像が得られるため、モアレ現象や、文字・細線部のジャギーが発生しない。
しかし、この誤差拡散法には、出力画像に独特な縞パターン(テクスチャ)が生じたり、電子写真では画像のハイライト部やダーク部での粒状性ノイズが目立ったりする等の問題があった。これらのディザ処理法や誤差拡散法で生じる画像劣化を抑制し、高品位に且つ精細に画像を再現する手法として、入力画像に対して、ディザ処理法と誤差拡散法により階調再現を行い、画像の種類に基づいて、処理を切り替えて出力する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
”An Adaptive Algorithm for Spatial Gray Scale”in society for Information Display 1975 Symposium Digest of Technical Papers,1975,36 特登録2621865号公報
しかしながら、特許文献2に開示された技術のように、閾値によって、ディザ処理と誤差拡散処理とを切り替える処理では、画像データのわずかな濃度変動によって、境界付近(判定値は、閾値近傍となる部分)で処理が頻繁に切り替わることがあり、画質劣化の原因となっていた。また、処理の切替部でドット構造が極端に変わるため、特に自然画では違和感を感じる場合もあった。これらの問題は適切な閾値を設定することで対処できるが、入力された画像全体に対して適切な閾値を設定することは困難であり、複雑な処理を追加する必要があった。
従って、本発明の目的は、画像データの各領域間の境界部における画質劣化を簡易な制御により抑制することにある。
上記課題を解決するため、本発明の係る画像処理装置は、多値画像データに基づき出力画像データを生成する画像処理装置であって、
多値画像データ中の注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データを生成する誤差拡散処理手段と、
前記注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データを生成するディザ処理手段と、
前記多値画像データ中の前記注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロックにおけるエッジの度合いを算出する算出手段と、
前記多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最小濃度を検出する検出手段と、
前記エッジの度合が小から大になるにつれて、ディザ処理法の比率が大から小に変わると共に誤差拡散法の比率が小から大に変わる第1の分配比率テーブルと、当該第1の分配比率テーブルの比率の変化よりも大きく変化する第2の分配比率テーブルとを保持する保持手段と、
前記検出手段で検出した最小濃度が所定の閾値以上の場合は前記第1の分配比率テーブルを、前記最小濃度が前記閾値より小さい場合は前記第2の分配比率テーブルを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された分配比率テーブルを用いて、前記エッジの度合いに応じて分配比率を決定する分配比率決定手段と、
前記分配比率決定手段で決定した分配比率に従って、前記誤差拡散処理手段、前記ディザ処理手段で生成された注目画素に対する階調画素データを合成し、前記出力画像データの画素データとして出力する合成手段とを備えことを特徴とする。
また、本発明に係る他の発明の画像処理装置は、多値画像データに基づき出力画像データを生成する画像処理装置であって、
多値画像データ中の注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データを生成する誤差拡散処理手段と、
前記注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データを生成するディザ処理手段と、
前記多値画像データ中の前記注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロックにおけるエッジの度合いを算出する算出手段と、
前記多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最小濃度を検出する検出手段と、
前記多値画像データにおける文字領域、写真領域のいずれであるかを示すオブジェクト情報を取得する取得手段と、
前記エッジの度合が小から大になるにつれて、ディザ処理法の比率が大から小に変わると共に誤差拡散法の比率が小から大に変わる第1の分配比率テーブルと、当該第1の分配比率テーブルの比率の変化よりも大きく変化する第2の分配比率テーブルとを保持する保持手段と、
前記取得手段により取得したオブジェクト情報が、前記注目画素データが前記文字領域にあることを示している場合には前記第2の分配比率テーブルを選択し、前記取得手段により取得したオブジェクト情報が、前記注目画素データが前記写真領域にあることを示している場合には前記第1の分配比率テーブルを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された分配比率テーブルを用いて、前記エッジの度合いに応じて分配比率を決定する分配比率決定手段と、
前記分配比率決定手段で決定した分配比率に従って、前記誤差拡散処理手段、前記ディザ処理手段で生成された注目画素に対する階調画素データを合成し、前記出力画像データの画素データとして出力する合成手段とを備えることを特徴とする。
従って、本発明によれば、画像データの各領域間の境界部における画質劣化を簡易な制御により抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で以下の実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。101は本発明に係る画像処理装置、102はバッファ、103はディザ処理部、104は誤差拡散処理部、105は分配比率決定部、109は合成部、111はプリンタである。画像処理装置101は、多値画像データに基づき出力画像データを生成する装置である。
入力端子112からは、不図示の外部装置(例えば、コンピュータ装置やコントローラ、原稿読み取り装置)等から受信する入力画像データが入力される。バッファ102は、入力画像データを一旦蓄積するものであり、複数ライン分のデータを記憶する。なお、本実施形態では、各画素を8ビットで表現した、4ライン分の画像データを記憶する容量を持つものとして説明する。
バッファ102に蓄積された画像データは、ラスタ順にディザ処理部103、誤差拡散処理部104及び分配比率決定部105にそれぞれ入力される。
ディザ処理部103は、入力画像データに含まれる注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データ106を生成する。誤差拡散処理部104は、入力画像データに含まれる注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データ107を生成する。
分配比率決定部105は、入力画像データから分配比率を決定し、分配比率指示情報108を出力する。合成部109は、ディザ処理部103が出力する画像データ106と誤差拡散処理部104が出力する画像データ107とを分配比率指示情報108に従って合成し、出力画像データとして出力端子110からプリンタ111に出力する。
プリンタ111は、例えば、レーザービームプリンタであり、出力画像データに従って、各画素のレーザー照射時間を決定して画像形成を行う。また、プリンタ111が、LEDアレイを用いたLEDプリンタの場合には、LEDの照射時間を決定して画像形成を行う。
図2は、バッファ102の機能的構成を示すブロック図である。バッファ102は、4ライン分の画像データをセレクタ201に選択されたラインバッファ202a〜202dに蓄積する。ラインバッファ202a〜202dは、4ラインのリングバッファを構成しており、ラインバッファ202a〜202dのいずれか1つにデータを蓄積し、他の3つからセレクタ203を通して読み出しを行う。
入力画像データの1ライン目の画像データは、ラインバッファ202aに蓄積し、2ライン目の画像データは、ラインバッファ202bに蓄積される。同様に、3及び4ライン目の画像データは、順にラインバッファ202c、202dに蓄積される。3ライン目の画像データが格納されると、セレクタ203は、ラインバッファ202a、202b、202cを選択し、ライン先頭より3ライン分のデータを読み出して分配比率決定部105に出力する。一方、3ライン分のデータの内、中央に位置するラインのデータはディザ処理部103及び誤差拡散処理部104へも入力される。
5ライン目の画像データは、再びラインバッファ202aに蓄積され、セレクタ203は、ラインバッファ202b、202c、202dを選択し、ライン先頭より3ライン分のデータを読み出して分配比率決定部105に出力する。ラインバッファ202cのデータは、ディザ処理部103及び誤差拡散処理部104へも入力される。以後、同様に処理が行われる。
図3は、算出部300及び分配比率決定部105の機能的構成を示すブロック図である。バッファ102から信号線204a〜204cを通して入力されてきた画像データは、バッファ301に蓄積される。バッファ301は、3画素分の画像データを蓄積可能な3つのシフトレジスタ301a〜301cを有する。従って、バッファ301は、9画素分の画像データを蓄積可能である。ここで、中央に位置する画素を注目画素308とする。
バッファ301に蓄積された9画素分の画像データは、信号線302を通じて最大濃度値検出部303及び最小濃度値検出部304へ入力される。最大濃度値検出部303は、9画素分の画像データ中の最大濃度値MAXを検出して差分濃度値検出部305へ出力する。
最小濃度値検出部304は、9画素分の画像データ中の最小濃度値MINを検出して、差分濃度値検出部305及び分配比率決定部306へ出力する。差分濃度値検出部305は、最大濃度値と最小濃度値との差分濃度値DIFFを算出して分配比率決定部306へ出力する。
最大濃度値検出部303、最小濃度値検出部304及び差分濃度値検出部305は、多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最大濃度、最小濃度を算出する算出部300として機能する。
分配比率決定部306は、最小濃度値MINと差分濃度値DIFFとから分配比率テーブル307を参照して、注目画素308に対する分配比率を決定し、分配比率指示情報108を出力する。なお、この分配比率決定処理の詳細については後述する。
以上の処理を信号線204a〜204cから画像データを入力する度に行うことで、注目画素308を中心とした3×3画素領域の最大濃度値MAX、最小濃度値MIN及び差分濃度値DIFFを順次計算することができる。
前述の通り、ディザ処理法を用いた場合には、入力画像との干渉によりモアレやジャギーが少なからず発生してしまう。また、誤差拡散法を用いた場合には、モアレやジャギーの発生を抑制することができるが、縞パターンや粒状性ノイズが少なからず発生してしまう。更に、ディザ処理法及び誤差拡散法を閾値によって切り替えて出力するだけでは、これらの画質劣化要因を排除することができない。
[適用例1]
図4において、(a)は適用例1に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図4(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図4(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は固定閾値処理による領域分割結果を示す図であり、(e)は出力画像データを示す図である。
図中の1マスが1画素を表しており、各マス毎に記載された数字は各画素の濃度値を表している。また、画像データの各画素に対して、濃度値0の画素を白画素として、408aに示す画素イメージで表し、濃度値255の画素を黒画素として、408bに示す画素イメージで表す。それ以外の中間調の濃度値については、濃度値1〜127の画素は408cに示す画素イメージで表し、濃度値128〜254の画素は408dに示す画素イメージで表す。以降の図においても同様である。
図4(a)で示す入力画像データは、上述したように、バッファ102に蓄積された後にディザ処理部103、誤差拡散処理部104及び分配比率決定部105へと入力される。図4(b)で示す画像データは、ディザ処理部103で入力画像データをディザ処理したものである。ディザ処理法を用いた場合、407a〜407cに示すように、エッジ部が途切れることでジャギーが発生していることがわかる。
図4(c)で示す画像データは、誤差拡散処理部104で入力画像データを誤差拡散処理したものである。誤差拡散法を用いた場合、エッジ部の途切れが発生しないため、ジャギーの発生を抑制することができるが、画像にランダムにドットの抜けが生じるため、画質劣化の原因となる縞パターンが生成される。
また、分配比率決定部105は、前述した通り、入力画像データの各画素について、該画素を注目画素とし、周囲3×3画素領域の最大濃度値MAX、最小濃度値MIN及び差分濃度値DIFFを順次計算する。
例えば、画素401を注目画素とすると、3×3画素領域402に存在する画素の最大濃度値MAX、最小濃度値MIN、差分濃度値DIFFを計算する。この場合は、画素領域402内の濃度値は全て0であるため、最大濃度値MAX=0、最小濃度値MIN=0、差分濃度値DIFF=0である。
一方、画素403を注目画素とすると、3×3画素領域404には、濃度値128の画素と濃度値0の画素が存在するため、最大濃度値MAX=128、最小濃度値MIN=0、差分濃度値DIFF=128である。ここでは、2画素分の例について示したが、その他の画素についても同様に計算を行う。
次に、エッジ検出閾値TH=128とし、DIFF>=THとなった注目画素をエッジ画素、DIFF<THとなった注目画素を非エッジ画素とし、エッジ画素で構成される領域をエッジ領域、非エッジ画素で構成される領域を非エッジ領域に領域分割を行う。以下、本処理を固定閾値処理と言う。
図4(d)において、405がエッジ領域であり、406a、406bが非エッジ領域である。
図4(e)において、エッジ領域405については、図4(c)に示される、誤差拡散処理部104で処理した画像を出力する。一方、非エッジ領域406a、406bについては、図4(b)に示されるディザ処理部103で処理した画像を出力するように、領域毎に処理を切り替えて出力画像を形成する。407a〜407cに示すようなエッジ部の途切れや、図4(c)にみられるランダムなドット抜けが無く、良好な画像を形成していることがわかる。
[適用例2]
図5において、(a)は適用例2に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図5(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図5(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は固定閾値処理による領域分割結果を示す図であり、(e)は出力画像データを示す図である。
次に、図5(a)に示す入力画像に対する処理を考える。図4(a)の入力画像データは、均一な画素濃度値を持つ画像データであったが、図5(a)の入力画像データは画素濃度値に若干の変動を持つ。一般に、写真画像等の階調画像や原稿読取装置からの入力画像にはこのような濃度値の変動が見られる。
図5(b)は、図5(a)の入力画像データをディザ処理部103で処理した画像の一例である。図5(c)は、図5(a)の入力画像データを誤差拡散処理部104で処理した画像の一例である。図5(d)は、図5(a)の入力画像データに対して、エッジ検出閾値TH=128とし、上述と同様の固定閾値処理を用いて、エッジ領域501及び非エッジ領域502に領域分割した例である。
図5(a)の画像データは上述の通り、画素濃度値にバラツキがあるため、各注目画素の差分濃度値DIFFが、エッジ検出閾値TH=128を少しでも超えない画素は非エッジ領域に分類されることがわかる。
図5(e)は、図4(e)と同様に、エッジ領域501については、誤差拡散処理部104で処理した画像を出力し、非エッジ領域502については、ディザ処理部103で処理した画像を出力するように、領域毎に処理を切り替えて出力画像を形成した例である。
非エッジ領域に分類された画素503において、エッジ部の途切れ503が解消されていないことがわかる。この例のように、閾値によって、ディザ処理と誤差拡散処理を切り替える処理では、画像データのわずかな濃度変動によって、処理が切り替わる恐れがあり、画質劣化の原因となる。この画質劣化は、エッジ検出閾値THを、画像に応じて適切な値に設定することである程度回避することができるが、任意の画像全てに対して適切な閾値を決定するのは困難であり、複雑な処理を追加する必要がある。
この問題は処理をデジタル的に切り替えることに起因するため、ディザ処理法から誤差拡散法への切り替わり、あるいは誤差拡散法からディザ処理法への切り替わりを緩やかに変化させることで抑制することができる。
本実施形態では、ディザ処理法の分配比率と誤差拡散法の分配比率を決定し、この分配比率に従って、ディザ処理法により階調再現を行った画像と誤差拡散法により階調再現を行った画像を合成して出力する処理(以下、合成処理と言う。)を行うことを特徴とする。
処理の切り替わり部分でこの合成処理した画像を出力し、且つ、合成処理の比率である分配比率を緩やかに変化させることで、ディザ処理法と誤差拡散法の切り替わりを緩やかに変化させることができる。また、本実施形態では、下地上に描かれた画像のジャギーをより低減する処理を行うことを特徴とする。詳細を以下に記す。
図6は、分配比率テーブル307の一例を示す図である。分配比率決定部306は、最大濃度と最小濃度との差分に応じた分配比率を格納する分配比率テーブル601a(第1のテーブル)と分配比率テーブル602a(第2のテーブル)とを有する。
分配比率テーブル601aは、最小濃度が予め設定された閾値以上の場合に用いるテーブルである。分配比率テーブル602aは、最小濃度が閾値よりも小さい場合に用いるテーブルである。分配比率テーブル602aは、分配比率テーブル601aよりも差分に対する誤差拡散法に対する分配比率を大きくする比率を格納する。
分配比率決定部306は、最小濃度値MINが閾値以上の場合(MIN>=th)、分配比率テーブル601aを参照する。例えば、注目画素の差分濃度値DIFFが0〜3の場合には、ディザ処理法の分配比率α=1.000、誤差拡散法の分配比率β=0に決定され、注目画素の差分濃度値DIFFが4〜11の場合には、ディザ処理法の分配比率α=0.957、誤差拡散法の分配比率β=0.043に決定される。
また、分配比率決定部306は、最小濃度値MINが閾値よりも小さい場合(MIN<th)、分配比率テーブル602aを参照する。例えば、注目画素の差分濃度値DIFFが0〜3の場合には、ディザ処理法の分配比率α=1.000、誤差拡散法の分配比率β=0に決定され、注目画素の差分濃度値DIFFが4〜11の場合には、ディザ処理法の分配比率α=0.943、誤差拡散法の分配比率β=0.057に決定される。
601bは、分配比率テーブル601aに対応するグラフであり、602bは、分配比率テーブル602aに対応するグラフである。グラフ601b、602bから、DIFFが大きくなるにつれて、誤差拡散法の分配比率βが大きくなることがわかる。MINが閾値thよりも小さい場合(MIN<th)には、MINが閾値以上の場合(MIN>=th)に比べて、グラフ602bとグラフ602aを比較すればわかる通り、誤差拡散法の分配比率βが大きいことがわかる。
また、ディザ処理法の分配比率αと誤差拡散法の分配比率βは、以下の(式1−1)の関係にある。
α+β=1・・・(式1−1)
合成部109へ出力する分配比率指示情報108は、ディザ処理法の分配比率α及び誤差拡散法の分配比率βの2種類を出力しても良いし、ディザ処理法の分配比率αのみを出力し、誤差拡散法の分配比率βは(式1−1)を利用し、β=1−αによって求めても良い。また、本実施形態では、分配比率テーブルを参照して分配比率を決定したが、例えば、数式を用いて分配比率を決定するといった方法を用いても良い。
更に、本実施形態では、最小濃度値MINが閾値以上(MIN>=th)の場合と閾値thよりも小さい場合(MIN<th)とで、分配比率テーブルを切り替えたが、それ以外の例では、コンピュータやコントローラからのオブジェクト情報によって分配比率テーブルを切り替えるような構成でも良い。
例えば、オブジェクト情報によって、画像データ中の文字領域・グラフィック領域・写真領域が識別可能であるとすると、文字領域及びグラフィック領域は、写真領域よりも誤差拡散法の分配比率βが大きくなるような分配比率テーブルを使用することで、文字領域や細線等のグラフィック領域のジャギーをより効果的に抑制することができる。
図1で示す合成部109には、ディザ処理部103から、ディザ処理法によって階調再現された画像データ106が入力される。また、誤差拡散処理部104から、誤差拡散法によって階調再現された画像データ107が入力される。更に、分配比率決定部105から分配比率指示情報108が入力される。
合成部109は、各注目画素について出力画像データの出力画素濃度値Oを以下の(式1−2)に従って決定する。なお、Dは注目画素をディザ処理によって階調再現した画像の画素濃度値であり、Eは注目画素を誤差拡散処理によって階調再現した画像の画素濃度値である。また、α及びβは、前述したディザ処理法の分配比率及び誤差拡散法の分配比率である。
O=α×D+β×E・・・(式1−2)
(式1−2)によって、ディザ処理した画像データ106と誤差拡散処理した画像データ107が分配比率に従って合成される。(式1−1)により、ディザ処理法の分配比率αと誤差拡散法の分配比率βの和は1であるため、合成を行っても画像の濃度は保存される。
以上の処理を図5(a)の入力画像データに対して適用する。図7において、(a)は適用例2に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図7(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図7(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は画素毎の最大濃度値MAXを示す図であり、(e)は画素毎の最小濃度値MINを示す図であり、(f)は差分濃度値DIFFを示す図であり、(h)は出力画像データを示す図である。なお、図7(a)乃至(c)については、図5(a)乃至(c)と同じ画像データを示している。
例えば、画素701を注目画素とし、画素701を中心とした3×3画素領域702中の最大濃度値MAXは、画素703に示すように、131(Dec)となり、最小濃度値MINは、画素704に示すように、117(Dec)になる。差分濃度値DIFFは、14(Dec)となり、画素705に示される。
次に、最小濃度値MIN及び差分濃度値DIFFを用いて、分配比率α及びβを決定する。但し、th=20(Dec)とする。画素701を例にすると、MINは117(Dec)であり、th以上であるため、図6で示す分配比率テーブル601aを用いる。DIFFは14(Dec)であるため、α=0.914、β=0.086と決定される。図7(a)の各画素について、αを決定した例を図7(g)に示す。
次に、前述の(式1−2)を用いて出力画素濃度値を計算する。画素701に対する出力画素濃度値Oは、画素706に示すディザ処理後の画素濃度値D=0、画素707に示す誤差拡散処理後の画素濃度値E=192から、次式のように算出することができる。
O=α×D+β×E
=0.914×0+0.086×192≒16(Dec)
他の画素についても同様に出力画素濃度値を計算することにより、図7(h)で示すように、出力画像データを得る。これにより、エッジ部の途切れやジャギーを抑制し、良好な画像を形成できることがわかる。
[適用例3]
図8において、(a)は適用例3に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図8(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図8(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は固定閾値処理による領域分割結果を示す図であり、(e)は出力画像データを示す図である。
図8(a)で示す入力画像データは、周期的なパターン画像で構成されている。入力画像データをディザ処理部103によって階調再現した画像が図8(b)で示される。
図8(a)で示す入力画像データのような周期を持つ画像データに対して、ディザ処理を行うと、干渉によりモアレ現象が発生する場合がある。例えば、領域801には濃度値119〜127の画素が存在するが、ディザ処理後の画像データの対応する領域802では、濃度値が全て0となっている。このような状態が周期的に発生すると、モアレ現象と呼ばれる周期的な縞模様が発生し、画質劣化の原因となる。
図8(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理部104によって階調再現すると、図8(c)で示す画像が得られる。領域803に示すように、誤差拡散処理を用いた場合、干渉は発生しない。図8(a)で示す入力画像データに対して、エッジ検出閾値TH=128とし、前述の固定閾値処理を用いて、図8(d)で示すように、エッジ領域804及び非エッジ領域805に領域分割する。
エッジ領域804では、図8(c)に示される誤差拡散処理部104で処理した画像を出力し、非エッジ領域805では、図8(b)に示されるディザ処理部103で処理した画像を出力するように領域毎に処理を切り替えて図8(e)で示す出力画像を形成する。
図8(d)及び図8(e)より、領域801は非エッジ領域となり、ディザ処理部103で階調再現した画像である、領域802の濃度値が出力されたことがわかる。従って、モアレ現象を回避できていないことがわかる。このため、本発明では、次のように合成を行う。
図9において、(a)は適用例3に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図9(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図9(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は画素毎の最大濃度値MAXを示す図であり、(e)は画素毎の最小濃度値MINを示す図であり、(f)は差分濃度値DIFFを示す図であり、(h)は出力画像データを示す図である。なお、図9(a)乃至(c)は、図8(a)乃至(c)と同じ画像データを示している。
図9(a)で示す入力画像データの各画素について、図9(g)で示すように、αを決定する。何れの処理も既に述べた通りであるため、詳細は省略する。前述の(式1−2)を用いて、図9(h)で示すように、出力画素濃度値を計算する。合成した場合、領域901に示すように、干渉を抑制し、モアレ現象を回避できていることがわかる。
以上の処理によって、注目画素を含む3×3画素領域内の濃度値の差分が大きいエッジ部分において、誤差拡散法の分配比率βを大きくすることにより、エッジ部の途切れ、ジャギー及び干渉によるモアレ現象を抑制することができる。また、図5(a)に示すような濃度変動がある入力画像に関しても、画質劣化を抑制することができる。
以上述べた通り、本実施形態によれば、複雑な処理を追加することなく、ディザ処理法や誤差拡散法の欠点を除去し、画質劣化を抑制可能となる。
<第2の実施形態>
上述の第1の実施形態では、ハーフトーン処理後の画像データを分配比率に応じて混合した。しかし、ハーフトーン処理後の画像データはドットを安定して形成できる画素濃度値で形成しても、合成部109からの出力画像データには画素708に示すような小さい画素濃度値が含まれる場合がある。このため、本実施形態では、ドットをより安定的に形成するための変更を加える。
図13は、第2の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像処理装置101は、合成部109で生成された画素データに基づき、記録媒体上に画像を形成するプリンタ111(画像形成手段)と、合成部109により出力された注目画素に対する画素データの値が、プリンタ111で形成可能な最小濃度値よりも小さい場合、画素データの値を次の画素に分配する誤差として誤差拡散処理部1302にフィードバックすると共に、画素データの濃度値を0として出力する最小濃度補償部1301とを更に備える。他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
最小濃度補償部1301では、合成部109の出力濃度Dが上記ドットを安定して形成できない値となった場合、その値を誤差拡散処理部1302に出力し、出力端子110に0を出力する。すなわち、ドットを安定して形成できる画素濃度値の最小値をDthとすると、最小濃度補償部1301の出力濃度Dout及び誤差拡散処理部1302の補正値Dfbは、次式のように表すことができる。
D>Dthの場合 Dout=D、Dfb=0
Dth≧Dの場合 Dout=0、Dfb=D
誤差拡散処理部1302では、入力画像データに補正値Dfbを加算して誤差拡散処理を行う。従って、補正値Dfbが0の場合には通常の誤差拡散処理を行い、補正値Dfbが0ではない場合には、入力画像データに出力できなかった濃度値Dをフィードバックする。あるいは、誤差拡散処理の量子化誤差に補正値Dfbによる濃度分を補正(補正値Dfbを量子化誤差から減算)した後、誤差を周囲の画素に拡散するようにしても良い。
以上述べた通り、本実施形態によれば、最小濃度補償部1301で不安定なドットの形成は排除されるため、ディザ処理法や誤差拡散法の欠点を除去しつつ、安定したドットの形成が可能となる。
<第3の実施形態>
本実施形態は、出力端子110に接続されるプリンタの入力がM値に制限される場合に本発明を適用したものである。
図14は、第3の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。1401はM値量子化部、1402は誤差拡散処理部である。他の構成については、第2の実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る画像処理装置は、合成部109で生成された画素データに基づき、記録媒体上に画像を形成するプリンタ111(画像形成手段)と、合成部109により出力された画素データの値を、プリンタ111で形成する階調数に量子化するM値量子化部1401と、M値量子化部1401で量子化した際に発生した誤差を、誤差拡散処理部104にフィードバックするフィードバック部1403と、を更に備える。
M値量子化部1401では、合成部109の出力濃度Dをプリンタの入力に合わせてM値化を行う。そして、その量子化誤差値を誤差拡散処理部1402に出力し、出力端子110にM値に量子化した値を出力する。
例えば、接続されているプリンタが、0%、50%、100%という3種類の濃度のドットを形成可能な3値プリンタであった場合、M値量子化部1401では入力された濃度値を0、128、255に量子化する。
通常、量子化後のデータはコード化されて送られる。つまり、0に量子化された場合には0が、128に量子化された場合には1が、255に量子化された場合には2が、出力端子110からプリンタへ出力される。量子化誤差は入力値と量子化代表値との差分であり、この差分値を誤差拡散処理部1402へフィードバックし、濃度補正を行う。
従って、誤差拡散処理部1402への補正値Dfb、M値量子化部1401の量子化出力Dqは、次式のように表すことができる。
0≦D<64の場合 Dq=0、Dfb=D
64≦D<192の場合 Dq=1、Dfb=D−128
192≦Dの場合 Dq=2、Dfb=D−255
誤差拡散処理部1402では、入力画像データに補正値Dfbを加算して誤差拡散処理を行う。あるいは、誤差拡散処理の量子化誤差に補正値Dfbによる濃度差分を補正(補正値Dfbの値は誤差拡散処理の量子化誤差と符号が逆になるため、この場合は誤差拡散処理の量子化誤差から減算)した後、誤差を周囲の画素に拡散するようにしても良い。
以上述べた通り、本実施形態によれば、M値量子化部1401によって入力のレベル数を削減し、M値量子化による量子化誤差(濃度差分)を誤差拡散処理で補正する構成としたため、入力のレベル数の少ないM値プリンタにも対応することができる。
<第4の実施形態>
図10は、第4の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。1001は濃度分配部、1006はディザ処理部、1007は誤差拡散処理部、1008は合成部である。他の構成については、第1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、入力画像データを濃度分配部1001で分配比率決定部105の分配比率に応じて分配した後、各々異なるハーフトーン処理を行った結果を合成する。濃度分配部1001は、分配比率決定部105が決定したディザの分配比率α及び誤差拡散の分配比率βに基づいて、(式4−1)及び(式4−2)を用いて、入力画像データの各画素の画素濃度値PIを分配する。なお、DIをディザ処理部1006でディザ処理された後の入力画像データにおける各画素の画素値とし、EIを誤差拡散処理部1007で誤差拡散処理された後の入力画像データにおける各画素の画素値とする。
DI=α×PI・・・(式4−1)
EI=β×PI・・・(式4−2)
(式4−1)で得られた各画素の画素データを信号線1002を通じて出力する。また、(式4−2)で得られた各画素の画素データを信号線1003を通じて出力する。
ディザ処理部1006は、入力画像データにおける各画素の画素値DIに対して、ディザ処理法により階調再現を行った画像データDOを、信号線1004を通じて、誤差拡散処理部1007及び合成部1008へと出力する。
誤差拡散処理部1007は、入力画像データEIに対して、誤差拡散法により階調再現を行った画像データEOを生成するが、ここでEOをドットを安定して形成できる濃度値となるように生成する。
図11は、第4の実施形態に係る誤差拡散処理部1007の処理手順を示す図である。まず、ステップS1101において、ドットを安定して形成できる画素濃度値の最小値として安定ドット最小値Dthを設定する。このDthには、予めプリンタに記憶された値を用いる。
次に、ステップS1102において、入力画像データEIに対する誤差拡散処理後の画素濃度値Eを決定する。そして、ステップS1103において、ディザ処理部1006の出力した画像データDOを参照し、DO+E>255となる場合には、ステップS1104において、次式の計算を行う。
EO=255−DO・・・(式4−3)
ERR=E−EO・・・(式4−4)
(式4−3)から、EO+DO=255が導ける。それ以外の場合には、ステップS1105で、0<(DO+E)<Dthと判定された場合には、ステップS1106において、次式の計算を行う。
EO=Dth−DO・・・(式4−5)
ERR=E−EO・・・(式4−6)
(式4−5)から、EO+DO=Dthが導ける。上記以外の場合には、ステップS1107において、EO=E、ERR=0とする。
そして、ステップS1108において、EOを誤差拡散処理部1007の出力として出力し、ERRは通常の誤差に追加して周囲の画素へと拡散させる。最後に、ステップS1109において処理の終了判定を行い、未終了であればステップS1102に戻り、上記一連の処理を繰り返す。
例えば、誤差拡散処理によってE=192が求められ、このとき、DO=128であった場合、E+DO=300であり、そのままでは255よりも大きい値となってしまう。そこで、EO=255−DO=127を誤差拡散処理部1007の出力とし、ERR=E−EO=65を、通常の誤差に追加して周囲の画素へと拡散させる。
また、誤差拡散処理によってE=32が求められ、このとき、DO=64であり、且つ、Dth=128のとき、E+EO=96であり、Dthよりも小さい値となってしまう。この場合は、EO=Dth−DO=64を誤差拡散処理部1007の出力とし、ERR=E−EO=−32を、通常の誤差に追加して周囲の画素へと拡散させる。合成部1008は、入力されてきたDOとEOを加算した出力画素濃度値POをプリンタ111へと出力する。
ここで、前述の処理によって、PO=DO+EO<=255が保証されているため、画像データの桁あふれが発生することは無い。同様に、POに0<PO<Dthとなる値が含まれないことも保証されているため、出力画素濃度値POはドットを安定して形成できる範囲に収めることができる。画素濃度値EとEOの差分濃度値ERRは、誤差として周囲の画素に拡散されるため、画素濃度値の補正を行っても、出力画像の濃度は保存される。
以上述べた通り、本実施形態によれば、ディザ処理法や誤差拡散法の欠点を除去し、さらには、安定したドットの形成が可能となる。
<他の実施形態>
上述の実施形態では、分配比率決定部105は、入力画像データの各画素について、周囲3×3画素領域の最大濃度値MAX、最小濃度値MIN、差分濃度値DIFFより、出力画像データの各画素の画素値を求めたが、本発明の目的は前述以外の分配比率決定方法でも達成できることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、周囲3×3画素領域の画素濃度値を用いたが、周囲5×5画素領域や、7×7画素領域又は図12の1201に示すような形状の領域等のように、任意の領域の画像データに基づいて分配比率を決定することでも本発明の目的を達成できることは言うまでもない。
また、差分濃度値DIFFの代わりに、図12の1202に示すようなn画素×n画素サイズのラプラシアンフィルタの出力値を用いることによっても達成可能である。また、その他のエッジ検出用フィルタを用いることによっても達成可能であることは言うまでもない。
コンピュータに前述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラムを読み込ませ実行させることで、コンピュータを前述の画像処理装置として機能させても構わない。更に、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体に本発明を適用することも可能である。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのコンピュータプログラムのプログラムコードを記録したコンピュータ可読記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPU又はMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 バッファ102の機能的構成を示すブロック図である。 算出部300及び分配比率決定部105の機能的構成を示すブロック図である。 (a)は適用例1に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図4(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図4(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は固定閾値処理による領域分割結果を示す図であり、(e)は出力画像データを示す図である。 (a)は適用例2に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図5(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図5(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は固定閾値処理による領域分割結果を示す図であり、(e)は出力画像データを示す図である。 分配比率テーブル307の一例を示す図である。 (a)は適用例2に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図7(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図7(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は画素毎の最大濃度値MAXを示す図であり、(e)は画素毎の最小濃度値MINを示す図であり、(f)は差分濃度値DIFFを示す図であり、(h)は出力画像データを示す図である。 (a)は適用例3に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図8(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図8(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は固定閾値処理による領域分割結果を示す図であり、(e)は出力画像データを示す図である。 (a)は適用例3に係る入力画像データの一例を示す図であり、(b)は図9(a)で示す入力画像データをディザ処理した画像データを示す図であり、(c)は図9(a)で示す入力画像データを誤差拡散処理した画像データを示す図であり、(d)は画素毎の最大濃度値MAXを示す図であり、(e)は画素毎の最小濃度値MINを示す図であり、(f)は差分濃度値DIFFを示す図であり、(h)は出力画像データを示す図である。 第4の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る誤差拡散処理部1007の処理手順を示す図である。 他の実施形態における領域形状及びフィルタの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。

Claims (9)

  1. 多値画像データに基づき出力画像データを生成する画像処理装置であって、
    多値画像データ中の注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データを生成する誤差拡散処理手段と、
    前記注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データを生成するディザ処理手段と、
    前記多値画像データ中の前記注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロックにおけるエッジの度合いを算出する算出手段と、
    前記多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最小濃度を検出する検出手段と、
    前記エッジの度合が小から大になるにつれて、ディザ処理法の比率が大から小に変わると共に誤差拡散法の比率が小から大に変わる第1の分配比率テーブルと、当該第1の分配比率テーブルの比率の変化よりも大きく変化する第2の分配比率テーブルとを保持する保持手段と、
    前記検出手段で検出した最小濃度が所定の閾値以上の場合は前記第1の分配比率テーブルを、前記最小濃度が前記閾値より小さい場合は前記第2の分配比率テーブルを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された分配比率テーブルを用いて、前記エッジの度合いに応じて分配比率を決定する分配比率決定手段と、
    前記分配比率決定手段で決定した分配比率に従って、前記誤差拡散処理手段、前記ディザ処理手段で生成された注目画素に対する階調画素データを合成し、前記出力画像データの画素データとして出力する合成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記算出手段は、前記所定画素数で構成される画素ブロック内の最大濃度、最小濃度との差分を、前記エッジの度合いとしてを算出するとを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記合成手段で生成された画素データに基づき、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記合成手段により出力された注目画素に対する画素データの値が、前記画像形成手段で形成可能な最小濃度値よりも小さい場合、前記画素データの値を次の画素に分配する誤差として前記誤差拡散処理手段にフィードバックすると共に、前記画素データの濃度値を0として出力する最小濃度補償手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記合成手段で生成された画素データに基づき、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記合成手段により出力された画素データの値を、前記画像形成手段で形成する階調数に量子化する量子化手段と、
    前記量子化手段で量子化した際に発生した誤差を、前記誤差拡散処理手段にフィードバックする手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 多値画像データに基づき出力画像データを生成する画像処理装置であって、
    多値画像データ中の注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データを生成する誤差拡散処理手段と、
    前記注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データを生成するディザ処理手段と、
    前記多値画像データ中の前記注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロックにおけるエッジの度合いを算出する算出手段と、
    前記多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最小濃度を検出する検出手段と、
    前記多値画像データにおける文字領域、写真領域のいずれであるかを示すオブジェクト情報を取得する取得手段と、
    前記エッジの度合が小から大になるにつれて、ディザ処理法の比率が大から小に変わると共に誤差拡散法の比率が小から大に変わる第1の分配比率テーブルと、当該第1の分配比率テーブルの比率の変化よりも大きく変化する第2の分配比率テーブルとを保持する保持手段と、
    前記取得手段により取得したオブジェクト情報が、前記注目画素データが前記文字領域にあることを示している場合には前記第2の分配比率テーブルを選択し、前記取得手段により取得したオブジェクト情報が、前記注目画素データが前記写真領域にあることを示している場合には前記第1の分配比率テーブルを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された分配比率テーブルを用いて、前記エッジの度合いに応じて分配比率を決定する分配比率決定手段と、
    前記分配比率決定手段で決定した分配比率に従って、前記誤差拡散処理手段、前記ディザ処理手段で生成された注目画素に対する階調画素データを合成し、前記出力画像データの画素データとして出力する合成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. エッジの度合が小から大になるにつれて、ディザ処理法の比率が大から小に変わると共に誤差拡散法の比率が小から大に変わる第1の分配比率テーブルと、当該第1の分配比率テーブルの比率の変化よりも大きく変化する第2の分配比率テーブルとを保持する保持手段を有し、多値画像データに基づき出力画像データを生成する画像処理装置の制御方法であって、
    誤差拡散処理手段が、多値画像データ中の注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データを生成する誤差拡散処理工程と、
    ディザ処理手段が、前記注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データを生成するディザ処理工程と、
    算出手段が、前記多値画像データ中の前記注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロックにおけるエッジの度合いを算出する算出工程と、
    検出手段が、前記多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最小濃度を検出する検出工程と、
    選択手段が、前記検出工程で検出した最小濃度が所定の閾値以上の場合は前記第1の分配比率テーブルを、前記最小濃度が前記閾値より小さい場合は前記第2の分配比率テーブルを選択する選択工程と、
    分配比率決定手段が、前記選択工程により選択された分配比率テーブルを用いて、前記エッジの度合いに応じて分配比率を決定する分配比率決定工程と、
    合成手段が、前記分配比率決定工程で決定した分配比率に従って、前記誤差拡散処理工程、前記ディザ処理工程で生成された注目画素に対する階調画素データを合成し、前記出力画像データの画素データとして出力する合成工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. エッジの度合が小から大になるにつれて、ディザ処理法の比率が大から小に変わると共に誤差拡散法の比率が小から大に変わる第1の分配比率テーブルと、当該第1の分配比率テーブルの比率の変化よりも大きく変化する第2の分配比率テーブルとを保持する保持手段を有し、多値画像データに基づき出力画像データを生成する画像処理装置の制御方法であって、
    誤差拡散処理手段が、多値画像データ中の注目画素データから誤差拡散法に従って階調画素データを生成する誤差拡散処理工程と、
    ディザ処理手段が、前記注目画素データからディザ処理法に従って階調画素データを生成するディザ処理工程と、
    算出手段が、前記多値画像データ中の前記注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロックにおけるエッジの度合いを算出する算出工程と、
    検出手段が、前記多値画像データ中の注目画素データを含む所定画素数で構成される画素ブロック内の最小濃度を検出する検出工程と、
    取得手段が、前記多値画像データにおける文字領域、写真領域のいずれであるかを示すオブジェクト情報を取得する取得工程と、
    選択手段が、前記取得工程により取得したオブジェクト情報が、前記注目画素データが前記文字領域にあることを示している場合には前記第2の分配比率テーブルを選択し、前記取得工程により取得したオブジェクト情報が、前記注目画素データが前記写真領域にあることを示している場合には前記第1の分配比率テーブルを選択する選択工程と、
    分配比率決定手段が、前記選択工程により選択された分配比率テーブルを用いて、前記エッジの度合いに応じて分配比率を決定する分配比率決定工程と、
    合成手段が、前記分配比率決定工程で決定した分配比率に従って、前記誤差拡散処理工程、前記ディザ処理工程で生成された注目画素に対する階調画素データを合成し、前記出力画像データの画素データとして出力する合成工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 請求項に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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