JP5197467B2 - フィルタ - Google Patents

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本発明は、濾過対象物に含まれる異物を除去するためのフィルタに関し、特に、バイオマスを原料として燃料ガスを生成するバイオマスガス化システムに用いられ、濾過対象物とし、バイオマスに含まれる異物としての鳥類の羽根を除去するのに有効なフィルタに関する。
近年、家畜***物(鳥類の***物等)、生ゴミ等のバイオマスを原料とした各種のエネルギー変換技術の開発が行われている。例えば、微生物によりバイオマスを発酵させて燃料ガスを生成する方法、バイオマスに含まれる水を利用として加圧熱水処理を行うことにより燃料ガスを生成する方法等の方法が知られている。後者の方法としては、触媒を用いてウエット・バイオマスを超臨界水でガス化し、燃料ガスを生成する方法が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
しかし、上記のような各種のエネルギー変換技術は、燃料ガスの生成効率の面で必ずしも満足できるものではないため、バイオマスから燃料ガスをより効率的に生成することができる技術の開発が求められている。
バイオマスから燃料ガスを効率良く生成できるようにしたエネルギー変換技術の一例が特許文献4に記載されている。
このエネルギー変換技術は、バイオマス及び非金属系触媒を攪拌混合する攪拌機、攪拌機によって攪拌混合された混合物中のバイオマスを混合物中の非金属系触媒を利用して所定の条件下で熱水処理することによりバイオマスのスラリー体を形成する第1の加圧熱水処理装置、第1の加圧熱水処理装置で熱水処理を行うことにより得られたバイオマスのスラリー体を非金属系触媒を利用して所定の条件下で熱水処理することにより燃料ガスを生成する第2の加圧熱水処理装置、第2の加圧熱水処理装置から排出されるガスを冷却する冷却装置、冷却装置によって冷却された排出ガスに含まれるガス成分と水とを分離する分離器等を備えたバイオマスガス化システムであって、このシステムの第1の加圧熱水処理装置に、非金属系触媒の存在下においてバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理を行わせ、第2の加圧熱水処理装置に、第1の加圧熱水処理装置による熱水処理により得られた非金属系触媒を含むバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で熱水処理を行わせることにより燃料ガスの生成効率を高めたものである。
ところで、上記のような構成のバイオマスガス化システムにあっては、バイオマスから燃料ガスを効率良く生成することはできるものの、バイオマスが鳥類の***物(羽根が混入している鶏糞)を含むものである場合、攪拌機でバイオマスを攪拌混合する前に破砕機で所定の大きさに破砕する際に、鳥類の羽根が破砕機の回転部に絡みつき、回転部の回転を不能にすることがある。このため、破砕機を連続運転することができず、システムの連続運転を行うことが困難になり、燃料ガスを効率良く生成することができない。
特表平11−502891号公報 特開2002−105466号公報 特開2002−105467号公報 特開2006−274013号公報
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、例えば、濾過対象物をバイオマスガス化システムの原料としてのバイオマスとした場合には、バイオマスが異物(鳥類の羽根)を含むものであっても、バイオマスから異物(鳥類の羽根)を確実に除去することができ、これにより、バイオマスを破砕する破砕機を停止させることなく連続運転することができ、バイオマスガス化システムを連続運転して燃料ガスを効率良く生成することができるフィルタを提供することを目的とする。
また、着脱が容易であるとともに、目詰まりを起こした場合に異物を容易に取り除くことができるフィルタを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明は、濾過対象物の流通ラインの途中に着脱可能に設けられて、流通ラインを流通する濾過対象物を濾過し、該濾過対象物に含まれる異物を取り除くためのフィルタであって、互いに重合、非重合可能に構成される2つのフィルタ部材を備え、前記各フィルタ部材は、複数の細長い開口を有し、前記2つのフィルタ部材を互いに重合させることにより、前記2つのフィルタ部材の複数の開口が長手方向が異なる方向を向くように交差して、前記濾過対象物に含まれる異物を取り除く濾過部が構成され、前記2つのフィルタ部材は、面状をなすとともに、連結手段により、前記2つのフィルタ部材が互いに重合する位置と、前記2つのフィルタ部材が互いに非重合して、前記2つのフィルタ部材が面一となる位置とを取りうるように、相対的に回動自在に連結されるとともに、前記2つのフィルタ部材間には、前記2つのフィルタ部材を同一面内で相対的に回動可能に連結する連結手段が設けられ、該連結手段により前記2つのフィルタ部材を同一面内で相対的に回動させることにより、前記2つのフィルタ部材の複数の開口が同一方向を向くように構成されていることを特徴とする。
本発明のフィルタによれば、流通ラインの途中に2つのフィルタ部材を互いに重合した状態で取り付けることにより、両フィルタ部材が互いに重合して両フィルタ部材の複数の開口が長手方向が異なる方向を向くように交差し、濾過対象物に含まれる異物を取り除く濾過部が構成される。また、濾過部が異物で目詰まりを起こした場合には、流通ラインから2つのフィルタ部材を取り外して非重合とすることにより、濾過部に付着した異物を容易に除去することができる
また、2つのフィルタ部材を互いに重合する位置に回動させることにより、2つのフィルタ部材の複数の開口が長手方向が異なる方向を向くように交差し、濾過対象物に含まれる異物を取り除く濾過部が構成される。また、2つのフィルタ部材を互いに非重合させ、2つのフィルタ部材が面一となる位置に回動させることにより、濾過部に付着した異物を水道水等の水流を利用して容易に取り除くことができる。
また、2つのフィルタ部材を同一面内で相対的に回動させることにより、2つのフィルタ部材の複数の開口が同一方向を向き、これにより、2つのフィルタ部材によって構成された濾過部に付着している異物を水道水等の水流を利用して容易に除去することができる。
以上、説明したように、本発明のフィルタによれば、流通ラインの途中に2つのフィルタ部材を互いに重合した状態で取り付けることにより、両フィルタ部材が互いに重合して両フィルタ部材の複数の開口が長手方向が異なる方向を向くように交差し、濾過対象物に含まれる異物を取り除く濾過部が構成される。また、濾過部が異物で目詰まりを起こした場合には、流通ラインから2つのフィルタ部材を取り外して非重合させることにより、濾過部に付着した異物を容易に除去することができる。
また、2つのフィルタ部材を互いに重合する位置に回動させることにより、2つのフィルタ部材の複数の開口が長手方向が異なる方向を向くように交差し、濾過対象物に含まれる異物を取り除く濾過部が構成される。また、2つのフィルタ部材を互いに非重合させ、2つのフィルタ部材が面一となる位置に回動させることにより、濾過部に付着した異物を水道水等の水流を利用して容易に取り除くことができる。
また、2つのフィルタ部材を同一面内で相対的に回動させることにより、2つのフィルタ部材の複数の開口が同一方向を向き、これにより、2つのフィルタ部材によって構成された濾過部に付着している異物を水道水等の水流を利用して容易に除去することができる。
従って、流通ラインへの2つのフィルタ部材の着脱を容易に行うことができるとともに、濾過部が異物で目詰まりを起こした場合に濾過部を構成する部分に付着した異物を水道水等の水流を利用して容易に除去することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6には、本発明によるフィルの一実施の形態が示されている。図1はフィルタの重合状態を示す平面図、図2及び図3はフィルタの非重合状態を示す平面図、図4はフィルタの部分拡大図、図5はガス化処理手段の概略構成図、図6は原料供給手段の概略構成図である。
なお、以下の説明においては、本発明によるフィルタ8をバイオマスガス化システム1に適用し、バイオマスガス化システム1に供給される原料としてのバイオマス35を濾過対象物とし、バイオマス35に含まれる異物36(鳥類の羽根)を除去する場合に適用しているが、これに限定することなく、各種の濾過対象物から異物を除去する場合に適用してもよい。
バイオマスガス化システム1は、バイオマス35をガス化処理して燃料ガスを生成するガス化処理手段20と、ガス化処理手段20に原料としてのバイオマス35を供給する原料供給手段2とを備え、バイオマス35には、鶏等の鳥類の***物(異物36として羽根が混入している鶏糞等)を含むものが用いられ、このバイオマス35が本発明によるフィルタ8によって濾過される濾過対象物となる。
原料供給手段2は、図6に示すように、後述するガス化処理手段20の攪拌機21の上流側に設けられる原料タンク3と、原料タンク3と攪拌機21との間に設けられる破砕機4と、原料タンク3、及び破砕機4をそれらの順にガス化処理手段20の攪拌機21に接続する流通ラインである原料供給管5とを備えている。
原料タンク3との破砕機4との間には2本の原料供給管5が設けられ、各原料供給管5の途中に設けられている取付部6にそれぞれフィルタ8が着脱自在に取り付けられる。各原料供給管5の取付部6の上流側の部分及び下流側の部分にはそれぞれ開閉弁7が設けられ、各開閉弁7を開閉させることにより各原料供給管5を開閉させることができる。
なお、原料タンク3と破砕機4との間に3本以上の原料供給管5を設けて、各原料供給管5の途中にフィルタ8を着脱させる取付部6を設けるように構成してもよい。
原料タンク3は、略円筒状等に形成される密閉された容器であって、この原料タンク3の内部に所定量のバイオマス35が貯留され、このバイオマス35を後述するフィルタ8で濾過することにより、バイオマス35に含まれる異物36(鳥類の羽根)が除去される。
フィルタ8は、図2〜図4に示すように、互いに重合可能、かつ非重合可能な2つのフィルタ部材9と、両フィルタ部材9を互いに重合可能、かつ非重合可能に連結する連結手段15とを備え、両フィルタ部材9を互いに重合させることにより、バイオマス35を濾過してバイオマス35に含まれる異物36(鳥類の羽根)を取り除く濾過部13が構成される。
各フィルタ部材9は、図2及び図3に示すように、角環状の枠部材10と、枠部材10の内側の部分を同一大きさの複数の長方形状の細長い開口12に仕切る複数の仕切り部材11とから構成され、各フィルタ部材9の各開口12は、幅寸法がバイオマス35に含まれる異物36(鳥類の羽根)の長さよりも小さく設定されている。
2つのフィルタ部材9は、図2に示すように、一方のフィルタ部材9の開口12と他方のフィルタ部材9の開口12とがほぼ直交するように、枠部材10同士が連結手段15を介して互いに連結され、この連結手段15を介して両フィルタ部材9が図2中矢印A方向に相対的に回動可能に連結されている。
両フィルタ部材9を図2中矢印A方向(互いに接近する方向)に相対的に回動させることにより、図1に示すように、両フィルタ部材9が互いに重合し、両フィルタ部材9の複数の開口12が互いに重合し、複数の正方形状の開口14(一辺が開口12の幅寸法に相当する長さ)からなる濾過部13が構成される。また、両フィルタ部材9を図2中矢印A方向(互いに離間する方向)に相対的に回動させることにより、両フィルタ部材9が互いに非重合する。
連結手段15としては、例えば、図4に示すように、一方のフィルタ部材9の枠部材10、及び他方のフィルタ部材9の枠部材10に取り付けられる筒状のスリーブ16と、両フィルタ部材9のスリーブ16間に挿着される連結棒17とから構成され、連結棒17を中心として両フィルタ部材9を互いに接近する方向又は離間する方向に相対的に回動させることにより、両フィルタ部材9を互いに重合させ、又は互いに非重合させることができる。
連結手段15の連結棒17は、両フィルタ部材9のスリーブ16間に着脱自在に構成され、連結棒17を取り外した状態で両フィルタ部材9を図2中矢印B方向に回動させることにより、両フィルタ部材9を開口12が同じ向きになるように並べることができる。この場合、両フィルタ部材9の枠部材10の一方の隣接するコーナー部同士を連結手段としてのヒンジ18によって連結し、ヒンジ18を介して両フィルタ部材9を同一面内で図2中矢印B方向に回動可能に構成してもよい。
連結手段15としては、上記の構成のものに限らず、公知の各種のタイプの連結手段を用いることができる。要は、両フィルタ部材9を互いに重合、非重合可能に連結することができる機能を有するものであればよい。
2つのフィルタ部材9は、図6に示すように、前述した原料タンク3と破砕機4との間を接続する各原料供給管5の途中の取付部6に重合した状態で取り付けられ、これにより各原料供給管5の途中に複数の正方形状の開口14からなる濾過部13が構成され、この濾過部13によって各原料供給管5を流通するバイオマス35が濾過され、バイオマス35中に含まれる異物36(鳥類の羽根)が取り除かれる。
濾過部13が異物36で目詰まりを起こした場合には、原料供給管5の取付部6から2つのフィルタ部材9を取り外す。
この場合、図1に示すように、2つのフィルタ部材9が互いに重合したままの状態では、付着した異物36を容易に取り除くことが困難なことがあるため、2つのフィルタ部材9を図2に示すように非重合状態とすることにより、付着した異物36を水道水等の水流を利用して容易に取り除くことができる。また、2つのフィルタ部材9を図2の状態から図3の状態として、2つのフィルタ部材9の開口12を同じ向きにすることにより、図2の状態よりもより更に容易に付着した異物36を取り除くことができる。
破砕機4は、フィルタ8で異物36(鳥類の羽根)を除去したバイオマス35を所定の大きさ(本実施の形態では800μm程度の大きさ)に破砕するものであって、例えば、ケーシングと、ケーシングの中心部に回転可能に設けられる回転軸と、回転軸に一体に設けられる破砕羽根と、回転軸を回転駆動させる駆動モータとから構成されている。
破砕機4の破砕羽根の回転により、原料タンク3からフィルタ8を介して破砕機4のケーシング内に供給されたバイオマス35が所定の大きさに破砕される。破砕機4で破砕されたバイオマス35は、原料供給管5を介してガス化処理手段20の攪拌機21に供給される。
ガス化処理手段20は、図5に示すように、原料供給手段2から供給されるバイオマス35と非金属系触媒(活性炭、ゼオライト等)とを一緒に攪拌混合する攪拌機21、攪拌機21によって攪拌混合された混合物中のバイオマス35を混合物中の非金属系触媒を利用して所定の条件下で熱水処理することによりバイオマス35のスラリー体を形成する第一の加圧熱水処理装置26、第一の加圧熱水処理装置26で熱水処理を行うことにより得られたバイオマス35のスラリー体を非金属系触媒を利用して所定の条件下で熱水処理することにより燃料ガスを生成する第二の加圧熱水処理装置28、第二の加圧熱水処理装置28から排出される燃料ガスを冷却する冷却装置29、冷却装置29によって冷却された排出ガスに含まれるガス成分と水とを分離する分離器30等を備えている。
そして、上記のような構成のバイオマスガス化システム2を利用してバイオマス35から燃料ガスを生成するには、まず、原料供給手段2によって所定の大きさに破砕したバイオマス35をガス化処理手段20の攪拌機21に供給し、攪拌機21によってバイオマス35と非金属系触媒(活性炭、ゼオライト等)とを一緒に攪拌混合し、この混合物を供給ポンプ22によって攪拌機21から熱交換機23を介して第一の加圧熱水処理装置26に供給し、このバイオマス35を第一の加圧熱水処理装置26において非金属系触媒の存在下で所定の条件下(100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの圧力の条件下)で熱水処理することにより、バイオマス35のスラリー体を形成する。
そして、第一の加圧熱水処理装置26で得られた非金属系触媒を含むバイオマス35のスラリー体を高圧ポンプ27で圧力をかけながら熱交換機24及び加熱装置31を介して第二の加圧熱水処理装置28に供給し、第二の加圧熱水処理装置28において非金属系触媒の存在下で所定の条件下(374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下)で熱水処理することにより、燃料ガスを生成する。
そして、第二の加圧熱水処理装置28から排出される燃焼ガスを、熱交換機25、及び冷却装置29を介して分離器30に供給し、公知の気液分離技術によってガス成分と水とに分離することにより、水素、メタン、エタン、プロパン等の燃料ガスを生成することができる。
上記のように構成した本実施の形態によるフィルタ8にあっては、原料タンク3と破砕機4との間を接続する原料供給管5の途中に2つのフィルタ部材9を重合した状態で取り付け、この2つのフィルタ部材9によって構成される濾過部13によって原料タンク3からのバイオマス35に含まれる異物36(鳥類の羽根)を除去し、異物36(鳥類の羽根)が含まれていないバイオマス35を破砕機4に供給するように構成したので、破砕機4の回転部(回転軸、破砕羽根等)に異物36(鳥類の羽根)が絡み付いて回転を不能にするようなことはない。
従って、破砕機4を連続運転することができるので、原料供給手段2から原料としてのバイオマス35が供給されるガス化処理手段20を連続運転することが可能となり、バイオマス35から燃料ガスを効率良く生成することができる。
また、互いに重合可能、かつ非重合可能な2つのフィルタ部材9によってフィルタ8を構成するとともに、両フィルタ部材9を連結手段15によって相互に回動可能に連結して、両フィルタ部材9を連結手段15を介して互いに重合可能、かつ非重合可能に構成したので、2つのフィルタ部材9の原料供給管5への着脱を容易に行うことができる。
また、2つのフィルタ部材9によって構成される濾過部13が異物36で目詰まりを起こした場合には、両フィルタ部材9を原料供給管5から取り外して互いに非重合させることにより、両フィルタ部材9に付着している異物36を容易に除去できるので、異物36の除去作業が容易となる。
なお、本実施の形態においては、2つのフィルタ部材9を連結手段15を介して互いに重合可能、非重合可能に連結したが、連結手段15を用いずに2つのフィルタ部材9を独立体として構成して重合可能、非重合可能に構成してもよい。
また、本実施の形態においては、2つのフィルタ部材9によりフィルタ8を構成したが、3つ以上のフィルタ部材9によってフィルタ8を構成するようにしてもよい。
本発明によるフィルの一実施の形態を示した平面図であって、フィルタの重合状態を示す平面図である。 フィルタの非重合状態を示す平面図である。 フィルタの非重合状態を示す平面図である。 フィルタの部分拡大図である。 ガス化処理手段の概略構成図である。 原料供給手段の概略構成図である。
1 バイオマスガス化システム
2 原料供給手段
3 原料タンク
4 破砕機
5 原料供給管
6 取付部
7 開閉弁
8 フィルタ
9 フィルタ部材
10 枠部材
11 仕切り部材
12 開口
13 濾過部
14 開口
15 連結手段
16 スリーブ
17 連結棒
18 連結手段(ヒンジ)
20 ガス化処理手段
21 攪拌機
22 供給ポンプ
23 熱交換機
24 熱交換機
25 熱交換機
26 第一の加圧熱水処理装置
27 高圧ポンプ
28 第二の加圧熱水処理装置
29 冷却装置
30 分離器
31 加熱装置
35 濾過対象物(バイオマス)
36 異物

Claims (1)

  1. 濾過対象物の流通ラインの途中に着脱可能に設けられて、流通ラインを流通する濾過対象物を濾過し、該濾過対象物に含まれる異物を取り除くためのフィルタであって、
    互いに重合、非重合可能に構成される2つのフィルタ部材を備え、
    前記各フィルタ部材は、複数の細長い開口を有し、前記2つのフィルタ部材を互いに重合させることにより、前記2つのフィルタ部材の複数の開口が長手方向が異なる方向を向くように交差して、前記濾過対象物に含まれる異物を取り除く濾過部が構成され、
    前記2つのフィルタ部材は、面状をなすとともに、連結手段により、前記2つのフィルタ部材が互いに重合する位置と、前記2つのフィルタ部材が互いに非重合して、前記2つのフィルタ部材が面一となる位置とを取りうるように、相対的に回動自在に連結されるとともに、
    前記2つのフィルタ部材間には、前記2つのフィルタ部材を同一面内で相対的に回動可能に連結する連結手段が設けられ、該連結手段により前記2つのフィルタ部材を同一面内で相対的に回動させることにより、前記2つのフィルタ部材の複数の開口が同一方向を向くように構成されていることを特徴とするフィルタ。
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