JP5192746B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を用いる遊技機に関するものである。
遊技場のパチンコ機等の遊技機は、遊技島又は遊技機設置島と呼ばれる設備(以下、「島設備」と称する。)の両面又は片面に複数並べて設けられ、通常はこの島設備内に保有され循環する遊技球によって遊技が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−135773号公報
遊技球が島設備を循環する過程で遊技者が遊技球に触れること等によって、遊技球は次第に汚れる。その汚れた遊技球が遊技機における発射装置によって発射され、遊技領域を流下することによって、遊技盤の表面が汚れてしまう。
そのため、遊技盤の表面の汚れを定期的に拭き取る作業が必要となり、遊技盤の清掃には大変な労力を要していた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技盤の清掃を簡便に行うことを目的とする。
発明は、遊技球が流下する遊技領域と、発射装置によって打ち出された遊技球を前記遊技領域へと案内するための発射球案内通路と、が形成された透明な遊技盤を有する遊技機において、前記遊技盤の表面には、シート材が剥離可能に装着され、前記遊技盤の裏面側には、複数の識別情報を変動表示する変動表示装置が設けられ、前記シート材は、前記遊技盤の表面に前記遊技領域を覆うようにして装着される遊技領域用シート材と、前記遊技盤の表面に前記発射球案内通路を覆うようにして装着される案内通路用シート材と、当該シート材を前記遊技盤から取り外すためのつまみ部と、を備えるとともに、裏面に付された粘着を介して多層に装着され、前記各シート材の裏面における前記つまみ部の周辺には粘着材が付されない非粘着領域が形成され、前記非粘着領域の面積は、前記遊技盤に近いシート材ほど小さく、前記遊技領域用シート材には、その裏面の周縁部のみに粘着が付され、前記変動表示装置の表示部は、前記シート材及び前記遊技盤を通して、かつ、前記粘着が付されていない領域を介して視認可能であることを特徴とする。
発明によれば、遊技盤の表面にシート材が装着されるため、汚れた遊技球が遊技領域を流下する場合には、遊技盤は汚れずにシート材が汚れる。そして、このシート材は、遊技盤に対して剥離可能であるため、シート材が汚れた場合には、剥がして新しいシート材に交換することができる。このように、遊技盤の清掃は、シート材を交換するだけで簡便に行うことができる。
また、遊技盤の表面に遊技領域を覆うようにして遊技領域用シート材が装着されるため、遊技球の汚れは遊技領域用シート材に付着し、遊技盤の表面に付着することがない。
また、遊技盤の表面に発射球案内通路を覆うようにして案内通路用シート材が装着されるため、遊技球の汚れが発射球案内通路に付着するのが防止されると共に、遊技領域内に案内される遊技球の汚れを少なくすることができる。
また、シート材には遊技盤から取り外すためのつまみ部が設けられるため、つまみ部を掴み前方へ引っ張ることによって、シート材を遊技盤の表面から簡単に剥がすことができる。
また、シート材は遊技盤の表面に多層に装着されるため、シート材が汚れた場合には、そのシート材を1枚剥がすだけで、きれいなシート材を露出させることができる。このように、遊技盤の清掃は、シート材を剥がすだけで簡便に行うことができる。
また、非粘着領域の面積は、遊技盤に近いシート材ほど小さく形成されるため、汚れたシート材を剥がす場合には、下層のシート材を手で押さえなくても、汚れたシート材のつまみ部を前方へ引っ張ることによって、汚れたシート材を下層のシート材から剥がすことができる。このように、シート材が汚れた場合には、その汚れたシート材のみを簡単に、かつ確実に剥がすことができる。
透明な遊技盤を通じて変動表示装置の表示部を視認するタイプの遊技機の場合、遊技盤が汚れると表示部の視認が妨げられることになるが、発明によれば、透明なシート材を交換又は剥がすことによって、遊技盤を常に透明な状態に保つことができるため、表示部の視認が妨げられることがなく、遊技者に不快感を与えることがない。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
なお、以下の実施の形態の説明において記す前後左右とは、遊技者から見た、つまり遊技盤に向かって見た方向を指すものとする。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る遊技機(パチンコ機)の遊技盤100について説明する。図1は遊技盤100の斜視図である。
遊技盤100は、透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボネートやアクリル)からなる矩形状の部材であり、表面に、区画部材としてのガイドレール10等を設けることで略円形状の遊技領域11を区画形成している。
遊技機は、遊技者の操作に基づいて発射装置(図示省略)から遊技球を発射させ、遊技領域11内に流下させることにより遊技を行うものである。遊技者は、カバーガラス(図示省略)を通じて遊技領域11を視認することができると共に、透明な材質からなる遊技盤100を通して、その裏面側に配設された変動表示装置(図示省略)の表示部を視認することができる。
遊技盤100の前面であってガイドレール10で囲まれた遊技領域11の外側には、不透明な材質からなる遊技盤前面構成部材2が取り付けられ、遊技領域11以外から遊技機の内部が見えないようになっている。
変動表示装置は、表示部に複数の変動表示領域(例えば、左側、中央、右側の3つの可変表示領域等)を設定して各表示領域の各々で独立して画像表示がなされる表示装置である。本実施の形態では、例えば、任意の画像を表示可能なLCD(液晶表示器)等で表示画面部分が構成され、この表示画面上の各変動表示領域には複数の識別情報(特別図柄)や変動表示ゲームを演出するキャラクタ等、遊技の進行に基づく画像が表示される。
遊技領域11には、遊技盤100の表面から前方に立設し遊技球を案内するガイド21が配設される。ガイド21は、ガイドレール10に沿って円弧状に形成された中央ガイド21aと、中央ガイド21aの左右両端から中央ガイド21aとは逆向きに湾曲して形成された左側部ガイド21b、右側部ガイド21cとからなる。
左側部ガイド21b及び右側部ガイド21cの下端には、遊技領域11を流下する遊技球を遊技盤100裏面に配設されたステージ7に導くためのワープ通路5が配設される。
遊技領域11におけるガイド21の下方でかつ遊技領域11の略中央には、ステージ7を転動した遊技球を遊技領域11へと排出するため排出口6が開口して配設される。排出口6は、左右方向に開口して形成された第1排出口6aと、第1排出口6aの下方に配設され遊技球1個程度が通過可能な第2排出口6bとを備える。
ガイド21と第1排出口6aによって区画された領域を通じて、変動表示装置の表示部の変動表示領域が視認可能となる。
遊技領域11における第2排出口6bの直下方には、普通変動入賞装置(普通電動役物)23を有するチューリップタイプの変動表示始動口24が配設される。この始動口24の下方には、変動表示装置の作動結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)25が配設される。また、遊技領域11における左側部ガイド21bの左側方には、普図変動表示ゲームの普通図柄始動ゲート26が配設される。
遊技領域11における排出口6の右側には、特図変動表示ゲームの特別図柄の変動表示、特別図柄入賞記憶数(始動記憶数)、普図変動表示ゲームの普通図柄の変動表示、及び普通図柄入賞記憶数を表示する遊技状態表示器(図示省略)が配設され、透明な遊技盤100を通して視認することができる。
遊技領域11における始動口24の左右両側方には、遊技球が入賞した場合に賞球を払い出す条件だけが成立する一般入賞口27が配設される。
遊技盤100の左側部には、ガイドレール10の内側に沿って発射レール32が配設され、ガイドレール10と発射レール32とによって、発射装置によって打ち出された遊技球を遊技領域11へと案内する発射球案内通路31が区画される。
遊技領域11には、この他に、遊技球の落下方向を変える風車28や釘29等の方向変換部材、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口30、及び発光により各種の装飾表示を行うランプ・LED(図示省略)が配設される。
発射装置によって打ち出された遊技球は、発射球案内通路31から遊技領域11内に案内され、遊技領域11内の各所に配置された方向変換部材によって落下方向を変えながら遊技領域11を流下する。そして、始動口24、一般入賞口27、又は特別変動入賞装置25に入賞するか、遊技領域11の最下部に設けられたアウト口30から排出される。始動口24、一般入賞口27、特別変動入賞装置25に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が払出装置(図示省略)から排出される。
遊技領域11を流下する遊技球のなかで、ワープ通路5に流入しステージ7に導かれる遊技球はステージ7上を転動する。ステージ7は、左右両端部から中央に向かって下り傾斜して形成されると共に、中央部には山状に***した頂部7aが形成される。ステージ7の中央部に山状の頂部7aが形成されることによって、頂部7aの左右には谷部7bが形成される。このようにステージ7は、波状に形成される。頂部7aには開口部8が形成される。
ステージ7上を転動し開口部8に落下した遊技球は、第2排出口6bを通じて遊技領域11に流下する。第2排出口6bは、始動口24の直上に配設されるため、第2排出口6bから遊技領域11に流下する遊技球は、始動口24へ入賞する可能性が高くなる。
また、ステージ7の谷部7bは、前方に向かって下り傾斜して形成されるため、ステージ7上を転動する遊技球のうち、開口部8に落下しない遊技球のほとんどは、谷部7bにて転動方向を前方に変え、第1排出口6aを通じて遊技領域11に流下する。谷部7bから遊技領域11に流下する遊技球は、始動口24へ入賞する可能性が低くなる。
始動口24に遊技球が入賞すると、変動表示装置では、前述した数字等で構成される識別情報が順に変動表示する変動表示ゲームが開始され、変動表示ゲームに関する画像が表示される。
始動口24への遊技球の入賞が所定のタイミングでなされたときには大当たり状態となり、三つの表示図柄が揃った状態(大当たり図柄)で停止する。このとき、特別変動入賞装置25は、大入賞口ソレノイド(図示省略)への通電によって、大入賞口が所定の時間だけ、遊技球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から遊技球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。すなわち、大入賞口が所定の時間だけ大きく開くので、この間遊技者には、多くの遊技球を獲得することができるという遊技価値が付与される。
また、普通図柄始動ゲート26を遊技球が通過すると、遊技状態表示器で普図変動表示ゲームが開始される。普通図柄始動ゲート26への遊技球の通過が所定のタイミングでなされたときには普通図柄に関する当たり状態となり、遊技状態表示器に表示される普通図柄が当たり状態で停止する。このとき、始動口24に設けられた普通変動入賞装置23は、普通電動役物ソレノイド(図示省略)への通電によって、始動口24への入口が所定の時間だけ拡開するように変換され、始動口24への遊技球の入賞可能性が高められる。
遊技機におけるこのような遊技は、島設備内に保有され循環する遊技球によって行われる。遊技球は、島設備を循環する過程で遊技者によって直接触れられるため、次第に汚れる。汚れた遊技球が遊技領域11を流下することによって、透明な遊技盤100の表面に汚れが付着するため、遊技者は、遊技盤100を通じて変動表示装置の表示部を視認し難くなる。
この対策として、遊技盤100の表面には、シート材40が装着される。以下では、主に図2及び図3を参照して、シート材40について説明する。
シート材40は、遊技盤100における遊技領域11に装着される遊技領域用シート材40Aと、遊技盤100における発射球案内通路31に装着される案内通路用シート材40Bとを備える。図2は遊技領域用シート材40Aの正面図であり、図3は案内通路用シート材40Bの正面図である。
遊技領域用シート材40Aは、透明な合成樹脂からなるシート状の部材であり、遊技領域11とほぼ同形状に形成され、裏面に付された糊等の粘着材を介して、遊技盤100の表面に遊技領域11を覆うようにして装着される。遊技領域用シート材40Aは透明であるため、遊技領域用シート材40Aが遊技盤に装着された状態でも、遊技者は、遊技領域用シート材40A及び遊技盤100を通して変動表示装置の表示部を視認することができる。
遊技領域用シート材40Aには、遊技盤100の表面に配設される各部材に対応する位置に、その各部材と同等な形状の開口部が複数形成される。具体的には、排出口6に対応する開口部41a、ガイド21に対応する開口部41b、始動口24に対応する開口部41c、普通図柄始動ゲート26に対応する開口部41d、風車28に対応する開口部41e、釘29に対応する開口部41f等が形成される。
遊技盤100における遊技領域11の中央上部、左端部、及び右端部には、位置決めピン42a、42b、42cが配設され、遊技領域用シート材40Aの外縁には、位置決めピン42a〜42cに対応する位置に切欠部43a〜43cが形成される。
遊技領域用シート材40Aは、遊技領域用シート材40Aの形状に対応する型彫り形状を有する金型にてシート状の合成樹脂を打ち抜くことによって製造される。
遊技盤100の組み立ては、遊技盤100に何も配設せず遊技盤100の表面が平滑な状態で、遊技盤100に配設された位置決めピン42a〜42cに切欠部43a〜43cを係合させ、遊技領域用シート材40Aを遊技盤100に対して位置決めする。なお、遊技領域用シート材40Aは、遊技盤100に対する位置決めのし易さを考慮して、ある程度の剛性を有する材質にて構成するのが望ましい。
次に、遊技領域用シート材40Aを、位置決めピン42a〜42cに沿って遊技盤100の表面に向けて移動させ、裏面の粘着材を介して遊技盤100の表面に遊技領域11を覆うようにして装着する。なお、位置決めピン42a〜42cは、基端側から先端側に向かって先細に形成されるため、位置決めピン42a〜42cに対する切欠部43a〜43cの係合及び移動を容易に行うことができる。
そして、遊技領域用シート材40Aの各開口部41a〜41fを通じて、排出口6、ガイド21、始動口24、普通図柄始動ゲート26、風車28、釘29等の各部材を遊技盤100の表面に取り付ける。
このように、排出口6等の各部材を取り付ける前に、遊技領域用シート材40Aを装着することによって、遊技盤100の表面が平滑な状態で遊技領域用シート材40Aを装着することができるため、遊技領域用シート材40Aの装着が容易となる。
なお、遊技領域用シート材40Aの裏面の粘着材は、遊技領域用シート材40A裏面の周縁部のみに付すのが望ましい。このように粘着材を付すことによって、粘着材によって変動表示装置の表示部の視認が妨げられることがない。
また、遊技者は、遊技領域用シート材40A及び遊技盤100を通じて変動表示装置の表示部を視認するため、遊技領域用シート材40Aに反射防止加工を施すか、又は遊技領域用シート材40Aに透明な反射防止フィルムを貼るのが望ましい。
以上のように、遊技領域11における遊技球が通過する遊技盤100の表面には遊技領域用シート材40Aが装着されるため、遊技球の汚れは遊技領域用シート材40Aに付着し、遊技盤100の表面に付着することがない。
遊技領域用シート材40Aの外縁には、遊技領域用シート材40Aを遊技盤100から取り外すためのつまみ部46が突出して設けられる。つまみ部46には粘着材が付されておらず、つまみ部46は、どこにも装着されない。
したがって、つまみ部46を掴み前方へ引っ張ることによって、遊技領域用シート材40Aを遊技盤100の表面から剥がすことができる。このように、遊技領域用シート材40Aは、遊技盤100の表面に剥離可能に装着される。
つまみ部46は、遊技を妨害しないように、図1に示すように、発射レール32の内周壁に沿って配置される。また、つまみ部46の上方には釘29a(方向変換部材)が配設される。これにより、つまみ部46への遊技領域11を流下する遊技球の接触を防止することができるため、つまみ部46の損傷、及び遊技領域用シート材40Aの剥がれを防止することができる。なお、つまみ部46は、ガイドレール10の内周壁に沿って配置するようにしてもよい。
以上のように、遊技領域用シート材40Aは、遊技盤100に対して着脱可能に装着される。したがって、遊技領域用シート材40Aが汚れた場合には、遊技領域用シート材40Aを遊技盤100の表面から剥がし、新しい遊技領域用シート材40Aを遊技盤100の表面に装着することができる。このように、遊技領域用シート材40Aが汚れた場合には、新しい遊技領域用シート材40Aに交換するだけで、遊技盤100の清掃を簡便に行うことができる。
新しい遊技領域用シート材40Aに交換する場合には、遊技盤100の表面に配設された排出口6等の各部材が遊技領域用シート材40Aの各開口部41a〜41fを挿通するようにして、遊技領域用シート材40Aを遊技盤100の表面に装着する。
案内通路用シート材40Bは、遊技領域用シート材40Aとは別体に形成され、透明な合成樹脂からなるシート状の部材であり、発射球案内通路31とほぼ同形状に形成され、裏面に付された糊等の粘着材を介して、遊技盤100の表面に発射球案内通路31を覆うようにして装着される。
発射球案内通路31に案内通路用シート材40Bを装着することによって、発射装置によって打ち出された遊技球の汚れは、案内通路用シート材40Bに付着する。したがって、遊技領域11内に発射される遊技球の汚れを少なくすることができる。
このように、案内通路用シート材40Bは、遊技球の汚れが発射球案内通路31に付着するのを防止すると共に、遊技領域11内に案内される遊技球の汚れを少なくするためのものである。
案内通路用シート材40Bは、遊技領域用シート材40Aと同様に、発射球案内通路31に対して着脱可能に装着される。したがって、案内通路用シート材40Bが汚れた場合には、案内通路用シート材40Bを発射球案内通路31の表面から剥がし、新しい案内通路用シート材40Bを発射球案内通路31の表面に装着することができる。このように、案内通路用シート材40Bが汚れた場合には、新しい案内通路用シート材40Bに交換することができる。
なお、案内通路用シート材40Bを、発射球案内通路31を通る遊技球の汚れを清掃可能な研磨材、例えば不織布等にて形成してもよい。案内通路用シート材40Bを研磨材にて形成すれば、案内通路用シート材40Bを透明にすることができない場合がある。その場合でも、発射球案内通路31は、遊技盤100の側部に配置されるため、変動表示装置の表示部の視認を妨げることはない。案内通路用シート材40Bを研磨材にて形成することによって、発射球案内通路31を通る遊技球は、案内通路用シート材40Bによって磨かれるため、遊技領域11内に案内される遊技球の汚れを、より少なくすることができる。したがって、遊技領域用シート材40Aの汚れを防止し、遊技領域用シート材40Aの交換の頻度を少なくすることができる。なお、研磨材は、案内通路用シート材40Bの表面のみに形成するようにしてもよい。
また、案内通路用シート材40Bは、遊技領域用シート材40Aと一体に形成するようにしてもよい。
また、案内通路用シート材40Bに、遊技領域用シート材40Aと同様に、遊技盤100から取り外すためのつまみ部を設けてもよい。
以上の本第1の実施の形態によれば、以下に示す効果を奏する。
遊技盤100の表面には遊技領域11を覆うようにして遊技領域用シート材40Aが装着されるため、汚れた遊技球が遊技領域11を流下する場合には、遊技盤100の表面は汚れずに遊技領域用シート材40Aが汚れる。また、遊技盤100の表面には発射球案内通路31を覆うようにして案内通路用シート材40Bが装着されるため、遊技球の汚れは発射球案内通路31に付着せず案内通路用シート材40Bが汚れると共に、遊技領域11内に案内される遊技球の汚れを少なくすることができる。
また、遊技領域用シート材40A及び案内通路用シート材40Bは、遊技盤100の表面から剥離可能であるため、それぞれのシート材40A、40Bが汚れた場合には新しいシート材40A、40Bに交換することができる。このように、遊技盤100の清掃は、遊技領域用シート材40A及び案内通路用シート材40Bを交換するだけで簡便に行うことができる。
このように、遊技領域用シート材40A及び案内通路用シート材40Bを交換することによって、遊技盤100を常に透明な状態に保つことができるため、遊技盤100の裏面側に変動表示装置の表示部が配置されるタイプの遊技機であっても、表示部の視認が妨げられることがなく、遊技者に不快感を与えることがない。
なお、本第1の実施の形態では、島設備内に保有され循環する遊技球によって行われる遊技機について説明したが、本発明は、遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射装置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収し発射装置に導いて遊技球を循環使用する封入球式遊技機にも適用することができる。
封入球式遊技機の場合、汚れた遊技球を定期的に磨くために遊技球を外部へと排出するための機構を遊技機に設ける必要があった。しかし、本発明を封入球式遊技機に適用した場合には、遊技球が汚れても、遊技領域用シート材40A及び案内通路用シート材40Bを交換するだけでよく、遊技球を外部に排出して定期的に磨く必要がない。したがって、汚れた遊技球を磨くために遊技球を外部へと排出するための特別な機構を遊技機に設ける必要がなく、遊技機の構造を簡素化することができる。
また、本第1の実施の形態は、遊技盤100が透明な材質で構成され、遊技盤100の裏面側に変動表示装置の表示部が配置されるタイプの遊技機について説明したが、本発明は、遊技盤100に開口部が形成され、その開口部に変動表示装置の表示部が配置されるタイプの遊技機にも適用することができる。
(第2の実施の形態)
図4及び図5を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の遊技盤200について説明する。図4は遊技盤200の正面図であり、図5は遊技領域用シート材40Aの斜視図である。
なお、以下の説明において、上記第1の実施の形態に用いた符号と同一の符号は、第1の実施の形態にて説明した部材と同一の部材を指すものとし、説明を省略する。
本第2の実施の形態における上記第1の実施の形態との相違点は、遊技領域用シート材40Aが遊技盤200の表面に多層に装着される点である。本第2の実施の形態では、3層積層した場合を例にとって説明する。
遊技盤200の表面には遊技領域11を覆うようにして1層目の第1遊技領域用シート材401Aが装着され、第1遊技領域用シート材401A上には2層目の第2遊技領域用シート材402Aが装着され、第2遊技領域用シート材402A上には3層目の第3遊技領域用シート材403Aが装着され、以下、所望の枚数だけ遊技領域用シート材40Aが装着される。各遊技領域用シート材401A,402A,403Aは、上記第1の実施の形態と同様に、裏面に付された糊等の粘着材を介して装着される。なお、以下において、第1遊技領域用シート材401A,第2遊技領域用シート材402A,及び第3遊技領域用シート材403Aを総称する場合には、「遊技領域用シート材40A」と称する。
各遊技領域用シート材401A,402A,403Aの外縁には、上記第1の実施の形態と同様に、各遊技領域用シート材401A,402A,403Aを取り外すためのつまみ部461,462,463が突出して設けられる。
したがって、つまみ部463を掴み前方へ引っ張ることによって、第3遊技領域用シート材403Aを第2遊技領域用シート材402Aの表面から剥がすことができ、つまみ部462を掴み前方へ引っ張ることによって、第2遊技領域用シート材402Aを第1遊技領域用シート材401Aの表面から剥がすことができ、つまみ部461を掴み前方へ引っ張ることによって、第1遊技領域用シート材401Aを遊技盤100の表面から剥がすことができる。
このように、各遊技領域用シート材401A,402A,403Aは、遊技盤200に対して取り外し可能に装着される。したがって、遊技領域11に露出する最上層の第3遊技領域用シート材403Aが汚れた場合には、第3遊技領域用シート材403Aを剥がすことによって、きれいな第2遊技領域用シート材402Aを遊技領域11に露出させることができる。そして、第2遊技領域用シート材402Aが汚れた場合には、第2遊技領域用シート材402Aを剥がすことによって、きれいな第1遊技領域用シート材401Aを遊技領域11に露出させることができる。
このように、遊技領域用シート材40Aが遊技盤200の表面に取り外し可能に多層に装着されるため、遊技領域用シート材40Aが汚れた場合には、遊技領域用シート材40Aを交換する必要がなく、遊技領域用シート材40Aを1枚剥がすだけで、きれいな遊技領域用シート材40Aを遊技領域11に露出させることができる。このように、遊技盤200の清掃は、遊技領域用シート材40Aを剥がすだけで簡便に行うことができる。
各遊技領域用シート材401A,402A,403Aのつまみ部461,462,463は、図4に示すように、発射レール32の内周壁に沿って、かつ、それぞれ重ならないように配置される。各つまみ部461,462,463には、それぞれの層数に対応する数字が印字されており、遊技領域用シート材40Aが汚れた場合に、つまみ部461,462,463のうち、どのつまみ部を掴み前方へ引っ張るべきかが一目でわかるようになっている。具体的には、第3遊技領域用シート材403Aのつまみ部463には「3」が印字され、第2遊技領域用シート材402Aのつまみ部462には「2」が印字され、第1遊技領域用シート材401Aのつまみ部461には「1」が印字される。
最上層の第3遊技領域用シート材403Aの裏面におけるつまみ部463の周辺には粘着材が付されない非粘着領域が形成される。また、第2遊技領域用シート材402Aの裏面におけるつまみ部462周辺の非粘着領域は、第3遊技領域用シート材403Aの非粘着領域よりも小さい。さらに、第1遊技領域用シート材401Aの裏面におけるつまみ部461周辺の非粘着領域は、第2遊技領域用シート材402Aの非粘着領域よりも小さい。このように、下層の遊技領域用シート材40Aほど、つまり、遊技盤200に近い遊技領域用シート材40Aほど、非粘着領域の面積は小さく形成される。
各遊技領域用シート材401A,402A,403Aにおける非粘着領域をこのように形成することによって、例えば、第3遊技領域用シート材403Aを第2遊技領域用シート材402Aから剥がす場合、つまみ部463を用いて第3遊技領域用シート材403Aにおける非粘着領域の部分を剥がしても、第2遊技領域用シート材402Aにおける露出した部分は、粘着材を介して第1遊技領域用シート材401Aに装着された状態となる。したがって、第2遊技領域用シート材402Aを手で押さえなくても、第3遊技領域用シート材403Aのつまみ部463をそのまま前方へ引っ張ることによって第3遊技領域用シート材403Aを第2遊技領域用シート材402Aの表面から剥がすことができる。このように、遊技領域用シート材40Aが汚れた場合には、その汚れた遊技領域用シート材40Aのみを簡単に、かつ確実に剥がすことができる。
なお、本第2の実施の形態では、遊技領域用シート材40Aを多層に装着する場合について説明したが、案内通路用シート材40Bを多層に装着することも当然可能である。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の遊技機は、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の遊技盤の斜視図である。 遊技領域用シート材の正面図である。 案内通路用シート材の正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の遊技盤の正面図である。 遊技領域用シート材の正面図である。
符号の説明
100,200 遊技盤
11 遊技領域
21 ガイド
29a 釘
31 発射球案内通路
32 発射レール
40 シート材
40A 遊技領域用シート材
40B 案内通路用シート材
41a〜41f 開口部
42a〜42c 位置決めピン
43a〜43c 切欠部
46 つまみ部
401A 第1遊技領域用シート材
402A 第2遊技領域用シート材
403A 第3遊技領域用シート材
461〜463 つまみ部

Claims (1)

  1. 遊技球が流下する遊技領域と、発射装置によって打ち出された遊技球を前記遊技領域へと案内するための発射球案内通路と、が形成された透明な遊技盤を有する遊技機において、
    前記遊技盤の表面には、シート材が剥離可能に装着され、
    前記遊技盤の裏面側には、複数の識別情報を変動表示する変動表示装置が設けられ、
    前記シート材は、
    前記遊技盤の表面に前記遊技領域を覆うようにして装着される遊技領域用シート材と、
    前記遊技盤の表面に前記発射球案内通路を覆うようにして装着される案内通路用シート材と、
    当該シート材を前記遊技盤から取り外すためのつまみ部と、を備えるとともに、裏面に付された粘着を介して多層に装着され、
    前記各シート材の裏面における前記つまみ部の周辺には粘着材が付されない非粘着領域が形成され、
    前記非粘着領域の面積は、前記遊技盤に近いシート材ほど小さく、
    前記遊技領域用シート材には、その裏面の周縁部のみに粘着が付され、
    前記変動表示装置の表示部は、前記シート材及び前記遊技盤を通して、かつ、前記粘着が付されていない領域を介して視認可能であることを特徴とする遊技機。
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