JP5190215B2 - ターボ分子ポンプの洗浄方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ターボ分子ポンプの洗浄方法に関し、特に、基板処理装置の処理室に接続されたターボ分子ポンプの洗浄方法に関する。
通常、半導体デバイス用のウエハ等の基板に所定の処理を施す基板処理装置は、基板を収容して所定の処理を施す処理室(以下、「チャンバ」という。)を備える。このチャンバ内には、一般に、処理ガスとして反応性の高いガスが導入される。この反応性の高いガスがチャンバ内に残留すると、該チャンバが他のチャンバと連通したときに、チャンバ内に残留した反応性の高いガスが他のチャンバ内へ拡散し、不具合を引き起こすおそれがある。また、チャンバ内には、チャンバ内壁の付着物や所定の処理において発生した反応生成物に起因するパーティクルが浮遊している。これら浮遊しているパーティクルが基板表面に付着すると、該基板から製造される製品、例えば、半導体デバイスにおいて配線短絡が発生し、半導体デバイスの歩留まりが低下する。そこで、チャンバ内の反応性の高いガス及びパーティクルを除去するために、基板処理装置は排気システムによってチャンバ内のガスを排気する。
基板処理装置の排気システムは、図12(A)に示す、高真空を実現可能な排気ポンプであるターボ分子ポンプ(Turbo Molecular Pump)(以下、「TMP」という。)60を有する。TMP60は、図中上下方向、すなわち排気流の方向に沿って配置された回転軸61と、該回転軸61を収容するように回転軸61と平行に配置される円筒状の本体62と、回転軸61から直角に突出する複数のブレード状の回転翼63と、本体62の内周面から回転軸61に向けて突出する複数のブレード状の静止翼64とを備え、回転翼63が回転軸61を中心に高速回転することにより、回転翼63前方のガスを回転翼63後方に高速排気する。排気システムは、TMP60を作動させることによってチャンバ内のガスを排気する(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、上記排気システムによってチャンバ内から排気されたガス(以下、「排気ガス」という。)は、反応性の高いガス及びパーティクルを含むため、排気ガスがTMP60の内部を通過すると、TMP60の内面に異物Pが堆積・付着する。具体的には、反応性の高いガスはTMP60の内部を通過した際に、TMP60の内面に反応生成物を堆積させ、排気ガス中のパーティクルはTMP60の内面に衝突して付着する。これらの異物PがTMP60の内面に堆積・付着すると、図12(B)に示すように、通常の排気空間Sよりも排気空間Sが小さくなるため、TMP60の排気能力が低下する。
また、TMP60の内面に堆積・付着した異物Pはガスを放出するため、TMP60はチャンバ内のガスを排気すると共に異物Pから放出されたガスを排気することになる。したがって、チャンバ内のガスの排気流量が相対的に減少し、チャンバ内のガスに対するTMP60の排気能力が低下する。
なお、異物PはTMP60の内面から剥離すると、TMP60の回転翼63と衝突して反跳し、そのままチャンバ内へ逆流することがあるため、異物Pはチャンバ内にパーティクルを発生させる原因となりうる。
従来、TMPの排気能力が低下した場合、該TMPを排気システムから取り外して、新品のTMPを取り付ける交換作業によって、TMPの排気能力を回復させていた。
特願2006−005344号明細書
しかしながら、上記交換作業は長時間に亘るため、基板処理装置を長時間に亘って停止させる必要があり、基板処理装置の生産性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、基板処理装置の生産性を低下させることなく、ターボ分子ポンプの排気能力を回復させることができるターボ分子ポンプの洗浄方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のターボ分子ポンプの洗浄方法は、基板処理装置の処理室に接続されたターボ分子ポンプの洗浄方法であって、前記ターボ分子ポンプの内面に付着した異物に向けて、該異物を気化させる気化ガスを、前記ターボ分子ポンプの通常の排気方向と同じ方向に供給する気化ガス供給ステップを有し、前記異物は、フルオロカーボン系のポリマーからなる異物であり、
前記気化ガスはオゾンガスであることを特徴とする。
請求項記載のターボ分子ポンプの洗浄方法は、請求項1記載のターボ分子ポンプの洗浄方法において、前記気化ガス供給ステップでは、前記気化ガスの供給と共に、前記異物に向けて紫外線を照射することを特徴とする。
請求項記載のターボ分子ポンプの洗浄方法は、請求項記載のターボ分子ポンプの洗浄方法において、前記気化ガス供給ステップでは、前記気化ガスと共に、前記異物に向けて水素を含む水素含有ガスを供給することを特徴とする。
請求項1記載のターボ分子ポンプの洗浄方法によれば、フルオロカーボン系のポリマーからなる異物に向けて気化ガスとしてオゾンガスターボ分子ポンプの通常の排気方向と同じ方向に供給されるので、異物は気化ガスと化学的に反応して酸素ガス、弗素ガス、二酸化炭素ガスや一酸化炭素ガスに分解され、気化する。該気化した異物はターボ分子ポンプの内部の排気流によってターボ分子ポンプの内部から排出される。その結果、異物をターボ分子ポンプの内面から除去することができ、もって、ターボ分子ポンプの排気能力を回復させることができる。このため、ターボ分子ポンプの交換作業を行うことによって、ターボ分子ポンプの排気能力を回復させる必要がない。したがって、基板処理装置の生産性を低下させることなく、ターボ分子ポンプの排気能力を回復させることができる。
請求項記載のターボ分子ポンプの洗浄方法によれば、異物に向けて紫外線が照射される。オゾンガスが供給された異物に向けて紫外線が照射されると、ヒドロキシルラジカルが生成されて、該生成されたヒドロキシルラジカルと異物が化学的に反応する。これにより、異物の気化を促進させることができる。
請求項記載のターボ分子ポンプの洗浄方法によれば、異物に向けてオゾンガスと共に水素を含む水素含有ガスが供給される。これにより、ターボ分子ポンプの内部が真空である場合においても、確実にヒドロキシルラジカルを生成させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るターボ分子ポンプの洗浄方法が適用される基板処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係るターボ分子ポンプの洗浄方法が適用される基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、半導体デバイス用のウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wに反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching)(以下、「RIE」という。)処理を施すエッチング処理装置として構成される基板処理装置10は、金属、例えば、アルミニウム又はステンレス鋼からなる、大小2つの円筒が重ねられた形状を呈するチャンバ11を備える。
該チャンバ11内には、直径が例えば300mmのウエハWを載置し、該載置されたウエハWと共にチャンバ11内を上下降するウエハステージとしての下部電極12と、上下降する下部電極12の側部を覆う円筒状のカバー13とが配置され、チャンバ11の側壁と、下部電極12の側部又はカバー13とにより、チャンバ11内のガスをチャンバ11の外へ排出する流路として機能する排気路14が形成される。
該排気路14の途中には、該排気路14を上流側部14aと下流側部14bに分ける環状の排気プレート15が配置され、下流側部14bは、連通管としての排気マニホールド16及び可変式スライドバルブである自動圧力制御弁(Adaptive Pressure Control)(以下、「APC」という。)バルブ17を介して真空引き用の排気ポンプとしてのTMP18に連通し、該TMP18の下流側にはドライポンプ(図示しない)が接続される。なお、APCバルブ17はバタフライバルブであってもよい。
TMP18は、図2(A)に示すように、図中上下方向、すなわち排気流の方向に沿って配置された回転軸36と、該回転軸36を収容するように回転軸36と平行に配置される円筒状の本体37と、回転軸36から直角に突出する複数のブレード状の回転翼38と、本体37の内周面から回転軸36に向けて突出する複数のブレード状の静止翼39とを備える。
複数の回転翼38は回転軸36から放射状に突出して回転翼群を形成し、複数の静止翼39は、本体37の内周面の同一円周上において等間隔に配置され、且つ回転軸36に向けて突出して静止翼群を形成する。TMP18では回転翼群と静止翼群とが複数存在し、各回転翼群は回転軸36に沿って等間隔に配置され、各静止翼群は隣接する2つの回転翼群の間に配置される。
TMP18は、回転翼38を回転軸36を中心に高速回転させることにより、TMP18の上方のガスをTMP18の下側に高速排気する。
このTMP18は上記ドライポンプと協働してチャンバ11内をほぼ真空状態になるまで減圧し、APCバルブ17はチャンバ11の減圧の際にチャンバ11内の圧力を制御する。
上述した排気路14、排気プレート15、排気マニホールド16、APCバルブ17、TMP18及び上記ドライポンプは排気システムを構成する。
図1に戻り、下部電極12には下部高周波電源19が下部整合器20を介して接続されており、下部高周波電源19は、所定の高周波電力を下部電極12に印加する。また、下部整合器20は、下部電極12からの高周波電力の反射を低減して該高周波電力の下部電極12への入射効率を最大にする。
下部電極12の内部上方には、ウエハWを静電吸着力で吸着するためのESC21が配置されている。ESC21内の電極板(図示しない)には直流電源(図示しない)が電気的に接続されている。ESC21は、直流電源から電極板に印加された直流電圧により発生するクーロン力又はジョンソン・ラーベック(Johnsen-Rahbek)力によってウエハWをその上面に吸着保持する。また、ESC21の周縁にはシリコン(Si)等から成る円環状のフォーカスリング22が配置され、該フォーカスリング22は下部電極12の上方に発生したイオンやラジカルをウエハWに向けて収束させる。また、フォーカスリング22の周囲は環状のカバーリング23によって覆われている。
また、下部電極12の下方には、該下部電極12の下部から下方に向けて延設された支持体24が配置されている。該支持体24は下部電極12を支持し、不図示のボールネジを回転させることによって下部電極12を昇降させる。また、支持体24は、周囲をベローズカバー25によって覆われてチャンバ11内の雰囲気から遮断される。
この基板処理装置10では、チャンバ11内へウエハWが搬出入される場合、下部電極12がウエハWの搬出入位置まで下降し、ウエハWにRIE処理が施される場合、下部電極12がウエハWの処理位置まで上昇する。
また、チャンバ11の天井部には、チャンバ11内に後述する処理ガスを供給するシャワーヘッド26が配置されている。シャワーヘッド26は、下部電極12上方の空間である処理空間Sに面した多数のガス通気孔27を有する円板状の上部電極28と、該上部電極28の上方に配置され且つ上部電極28を着脱可能に釣支する電極支持体29とを有する。
上部電極28には、上部高周波電源30が上部整合器31を介して接続されており、上部高周波電源30は、所定の高周波電力を上部電極28に印加する。また、上部整合器31は、上部電極28からの高周波電力の反射を低減して該高周波電力の上部電極28への入射効率を最大にする。
電極支持体29の内部にはバッファ室32が設けられ、このバッファ室32には処理ガス導入管33が接続されている。処理ガス導入管33の途中にはバルブ34が配置され、さらに、バルブ34の上流にはフィルタ35が配置されている。また、バッファ室32には、例えば、処理ガス導入管33から四フッ化ケイ素(SiF),酸素ガス(O),アルゴンガス(Ar)及び四フッ化炭素(CF)の単独、又は組み合わせからなる処理ガスが導入され、該導入された処理ガスはガス通気孔27を介して処理空間Sに供給される。
この基板処理装置10のチャンバ11内では、上述したように、下部電極12及び上部電極28に高周波電力が印加され、該印加された高周波電力によって処理空間Sにおいて処理ガスから高密度のプラズマが発生し、イオンやラジカルが生成される。これら生成されたラジカルやイオンは、フォーカスリング22によってウエハWの表面に収束され、ウエハWの表面を物理的又は化学的にエッチングする。
また、基板処理装置10では、チャンバ11内に供給された処理ガス、並びにチャンバ11内に浮遊している、上記エッチングの際に発生した反応生成物、及びチャンバ11内壁の付着物に起因するパーティクルを上記排気システムによってチャンバ11内から排出する。
ところで、チャンバ11内に供給される処理ガスは、一般に、反応性の高いガスであるため、上記排気システムによってチャンバ11内から排気されたガス(以下、「排気ガス」という。)は、反応性の高いガス及びパーティクルを含む。このため、排気ガスがTMP18の内部を通過すると、本体37の内面、並びに回転翼38、静止翼39及び回転軸36の表面(以下、「TMP18の内面」という。)に異物Pが堆積・付着して(図2(A))、TMP18の排気能力が低下する。
本実施の形態における基板処理装置10は、これに対応して、後述するターボ分子ポンプの洗浄方法としての洗浄処理を実行することにより、TMP18の排気能力を回復させる。
以下、本発明の実施の形態に係るターボ分子ポンプの洗浄方法について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るターボ分子ポンプの洗浄方法としての洗浄処理を説明するための図であり、図2(A)は、TMPが気化ガス供給装置を備える場合を示し、図2(B)は、TMPが気化ガス供給装置及び紫外線照射装置を備える場合を示す。なお、本処理は、TMP18の内面に異物Pが付着して該TMP18の排気能力が低下した場合、所定の枚数のウエハWにエッチング処理を施す、或る生産ロットとこれに続く生産ロットとの間、又は基板処理装置10のアイドリング状態が長時間続いた後等に実行される。
図2(A)において、TMP18は、本体37内の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pに向けて、該異物Pを気化させる気化ガスを供給する気化ガス供給装置40を備え、該気化ガス供給装置40は異物Pに向けて気化ガスを供給する。気化ガス供給装置40から異物Pに向けて気化ガスが供給されると、該異物Pは気化ガスと化学的に反応して気化し、該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、異物Pに向けて気化ガスが供給されるので、異物Pは気化ガスと化学的に反応して気化する。該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、もって、TMP18の排気能力を回復させることができる。このため、TMP18の交換作業を行うことによって、TMP18の排気能力を回復させる必要がない。したがって、基板処理装置10の生産性を低下させることなく、TMP18の排気能力を回復させることができる。
また、本処理では、異物Pがフルオロカーボン系のポリマーからなる場合、気化ガス供給装置40は気化ガスとしてオゾンガスを供給する。この場合、フルオロカーボン系のポリマーはオゾンガスと化学的に反応して酸素ガス、弗素ガス、二酸化炭素ガスや一酸化炭素ガスに分解するため、確実にフルオロカーボン系のポリマーからなる異物Pを気化させることができる。
また、本処理では、気化ガス供給装置40がオゾンガスを供給する場合、図2(B)に示すように、TMP18は紫外線照射装置41を備えてもよい。この場合、紫外線照射装置41からオゾンガスが供給された異物Pに向けて紫外線が照射されると、ヒドロキシルラジカルが生成されて、該生成されたヒドロキシルラジカルと異物Pが化学的に反応する。これにより、異物Pの気化を促進させることができる。なお、TMP18の内部が真空である場合は、気化ガス供給装置40からオゾンガスと共に水素を含む水素含有ガス、例えば、水素ガスを供給することが好ましい。これにより、確実にヒドロキシルラジカルを生成させることができる。
なお、オゾンガスは−SH基、=S基、−NH基、=N基、H基、N基、−OH基、又は−CHO基を有する化合物との反応性が高いため、これらの化合物からなる異物PがTMP18の内面に付着している場合に、特に有効である。
また、本処理では、異物Pが二酸化ケイ素からなる場合、気化ガス供給装置40は気化ガスとして弗化水素ガスを供給する。この場合、二酸化ケイ素は弗化水素ガスと化学的に反応して水と四弗化ケイ素ガスとに分解するため、二酸化ケイ素からなる異物Pを気化させることができる。
また、本処理では、異物Pの構成物質に応じて、気化ガス供給装置40から気化ガスとしてアンモニアガスや塩素ガス等を供給してもよい。
また、本処理において気化ガス供給装置40から供給する気化ガスはチャンバ11内に供給する処理ガスと同種のガスであることが好ましい。この場合、ドライポンプの下流側に接続される除害装置の構成を簡素な構成とすることができる。
次に、本発明の実施の形態における洗浄処理の変形例について説明する。
図3は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第1の変形例を説明するための図である。
図3において、TMP18は、本体37内の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pに向けて伝播する衝撃波を発生させる衝撃波発生装置42を備え、該衝撃波発生装置42は異物Pに向けて伝播する衝撃波を発生させる。異物Pに向けて伝播する衝撃波が発生すると、該異物Pは衝撃波によってTMP18の内面から剥離し、該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、異物Pに向けて伝播する衝撃波が発生するので、異物Pは衝撃波によってTMP18の内面から剥離する。該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
本処理では、衝撃波発生装置42がTMP18の内部に所定のガスを音速以上の速度で供給する。これにより、TMP18の内部に衝撃波を確実に発生させることができる。
また、本処理では、異物Pが二酸化ケイ素からなる場合、衝撃波発生装置42は所定のガスとして弗化水素ガスとアンモニアガスとを供給する。この場合、二酸化ケイ素は弗化水素ガス及びアンモニアガスと化学的に反応して(NHSiFに変化する。この(NHSiFは粉末状の結晶であるため、衝撃波によって容易に剥離させることができる。
また、本処理では、衝撃波発生装置42は所定のガスとして高温ガスを供給するのが好ましい。この場合、TMP18の内面に付着した異物Pを熱応力によって剥離させることができる。
また、本処理では、衝撃波発生装置42は所定のガスとして水蒸気を含む水蒸気含有ガスを供給するのが好ましい。この場合、水蒸気含有ガスが供給された異物Pには水蒸気が浸透し、該浸透した水蒸気が異物PとTMP18の内面との界面で冷却されて液化することにより異物PのTMP18の内面に対する付着力を低下させることができる。そして、該付着力が低下した異物Pを水蒸気が供給された際に発生するマイクロキャビテーションによって剥離させることができる。具体的には、水蒸気含有ガスが高速で供給される際に該水蒸気含有ガス中の圧力の低い部分が気化して生じた蒸気のポケットが非常に短時間でつぶれて消滅する際に発生する非常に高い圧力に起因して発生する揚力が異物Pに作用する。
図4は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第2の変形例を説明するための図である。
図4において、TMP18は、TMP18を所定の振動数で振動させる振動装置43を備え、該振動装置43はTMP18を所定の振動数で振動させる。TMP18が所定の振動数で振動すると、異物Pは振動によって剥離し、該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、TMP18が所定の振動数で振動するので、異物Pは振動によって剥離する。該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
また、本処理では、振動装置43はTMP18の内面に付着している異物Pの固有振動数でTMP18を振動させるのが好ましい。この場合、異物Pを共振させることができ、もって、確実に異物PをTMP18の内面から剥離させることができる。
図5は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第3の変形例を説明するための図であり、図5(A)は、TMPが紫外線照射装置を備える場合を示し、図5(B)は、図5(A)におけるB部の拡大図である。
図5(A)において、本体37内の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pに向けて紫外線を照射する紫外線照射装置44を備え、該紫外線照射装置44は異物Pに向けて紫外線を照射する。本変形例では、図5(B)に示すように、TMP18の内面には光触媒膜45が形成されている。紫外線照射装置44から異物Pに向けて紫外線が照射されると、異物Pが付着したTMP18の内面に形成されている光触媒膜45からヒドロキシルラジカル46が生成されて、該異物Pはヒドロキシルラジカル46と化学的に反応して気化し、該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、光触媒膜45が形成されたTMP18の内面に付着した異物Pに向けて紫外線が照射されるので、異物Pが付着したTMP18の内面に形成されている光触媒膜45からヒドロキシルラジカル46が生成されて、異物Pはヒドロキシルラジカル46と化学的に反応して気化する。該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
図6は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第4の変形例を説明するための図であり、図6(A)は、TMPが電磁波照射装置を備える場合を示し、図6(B)は、図6(A)におけるB部の拡大図である。
図6(A)において、TMP18は、TMP18の内面に付着した異物Pに向けて、電磁波を照射する電磁波照射装置47を備え、該電磁波照射装置47は異物Pに向けて電磁波を照射する。電磁波照射装置47から異物Pに向けて電磁波が照射されると、該異物Pは電磁波を吸収して発熱し、温度が上昇する。その後、異物Pの温度が昇華点まで上昇すると、該異物Pは気化し、該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、異物Pに向けて電磁波が照射されるので、異物Pは電磁波を吸収して発熱し、異物Pの温度が昇華点まで上昇すると、異物Pは気化する。該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
また、本処理では、図6(B)に示すように、異物Pに向けて電磁波を照射することによって、異物Pと異物Pが付着しているTMP18の内面との熱膨張率の差に起因する熱応力を発生させることができ、もって、異物PをTMP18の内面から剥離させることもできる。
図7は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第5の変形例を説明するための図であり、図7(A)は、TMPがレーザー光照射装置を備える場合を示し、図7(B)は、図7(A)におけるB部の拡大図である。
図7(A)において、TMP18は、本体37の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pに向けて、レーザー光を照射するレーザー光照射装置48を備え、該レーザー光照射装置48は異物Pに向けてレーザー光を照射する。レーザー光照射装置48から異物Pに向けてレーザー光が照射されると、該異物Pはレーザー光によって加熱されて、温度が上昇する。その後、異物Pの温度が昇華点まで上昇すると、該異物Pは気化し、該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、異物Pに向けてレーザー光が照射されるので、異物Pはレーザー光によって加熱されて、異物Pの温度が昇華点まで上昇すると、異物Pは気化する。該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
また、本処理では、図7(B)に示すように、異物Pに向けてレーザー光を照射することによって、異物Pと異物Pが付着しているTMP18の内面との熱膨張率の差に起因する熱応力を発生させることができ、もって、異物PをTMP18の内面から剥離させることもできる。さらに、TMP18の内面をレーザー光により急速に加熱することによって、TMP18の内面を図中左右方向に急速に熱膨張させることができるので、該TMP18の内面に付着した異物Pに図中白抜き矢印方向の運動エネルギーを付与することができ、もって、異物PをTMP18の内面から剥離させることができる。
なお、本処理において、レーザー光照射装置48から照射されるレーザー光は、出力の高いものであるのが好ましい。また、レーザー光として赤外領域若しくは可視領域の波長のもの用いた場合には、上述した熱応力を確実に発生させることができ、さらに、紫外領域の波長のものを用いた場合には、上述した運動エネルギーを確実に異物Pに付与させることができる。
図8は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第6の変形例を説明するための図である。
図8において、TMP18は、本体37の上方に形成された洗浄液流入路49と、本体37の下方に形成された洗浄液流出路50と、TMP18の下流側に配置されたバルブ51とを備え、洗浄液流入路49は洗浄液振動付与装置52を介して洗浄液供給源(図示しない)に接続される。このTMP18では、バルブ51を閉じてから、洗浄液流入路49から上記洗浄液供給源から供給されて洗浄液振動付与装置52によって所定の振動が付与された洗浄液をTMP18の内部に流入する。TMP18の内部に洗浄液が流入されると、異物Pは洗浄液によってTMP18の内面から剥離し、該剥離した異物PはTMP18の内部に流入された洗浄液と共に洗浄液流出路50から排出される。
本処理によれば、TMP18の内部に洗浄液が流入されるので、異物Pは洗浄液によってTMP18の内面から剥離する。該剥離した異物PはTMP18の内部に流入された洗浄液と共に洗浄液流出路50から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
なお、本処理では、TMP18の内部から洗浄液を排出した後の、TMP18の内部の乾燥を早めるために、洗浄液として揮発性の高いものを用いるのが好ましい。また、TMP18の内部の乾燥を早めるために、TMP18の内部を加熱してもよい。
図9は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第7の変形例を説明するための図である。
図9において、TMP18は、本体37内の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pを擦るブラシ53を備え、該ブラシ53は異物Pを擦る。ブラシ53によって異物Pが擦られると、該異物PはTMP18の内面から剥離し、該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、ブラシ53によって異物Pが擦られるので、異物PはTMP18の内面から剥離する。該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
なお、本体37内の上方に配置されたブラシ53は、チャンバ11内に収容されたウエハWにRIE処理を施す間は、本体37内の上方に接続された格納室(図示しない)に収容される。
図10は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第8の変形例を説明するための図であり、図10(A)は、TMPがエアロゾル噴出装置を備える場合を示し、図10(B)は、図10(A)におけるB部の拡大図である。
図10(A)において、TMP18は、本体37内の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pに向けて、気体状態の物質と、液体及び固体のいずれか一方又はその両方の状態の物質とが混在するエアロゾル(混合体)を噴出するエアロゾル噴出装置54を備え、該エアロゾル噴出装置54は異物Pに向けてエアロゾルを噴出する。エアロゾル噴出装置54から異物Pに向けてエアロゾルが噴出されると、図10(B)に示すように、該異物Pはエアロゾル中の気体状態の物質の粘性力、並びにエアロゾル中の液体及び固体のいずれか一方又はその両方の状態の物質の物理的衝撃力及び該物質が異物PとTMP18の内面との間で昇華する際に発生する揚力によってTMP18の内面から剥離し、該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、異物Pに向けてエアロゾルが噴出されるので、異物Pはエアロゾル中の気体状態の物質の粘性力、並びにエアロゾル中の液体及び固体のいずれか一方又はその両方の状態の物質の物理的衝突及び該物質が異物PとTMP18の内面との間で昇華する際に発生する揚力によってTMP18の内面から剥離する。該剥離した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
また、本処理では、エアロゾル噴出装置54が噴出するエアロゾルを不活性ガス、例えば、窒素ガス、アルゴンガス、二酸化炭素ガス、又は窒素ガスとアルゴンガスとの混合ガスから生成するのが好ましい。
また、本処理では、エアロゾル噴出装置54から異物Pに向けてエアロゾルを噴出する前に、TMP18の内面を加熱してもよい。この場合、TMP18の内面とエアロゾルが噴出されて冷却された異物Pとの熱収縮の体積変化の差によって、確実に異物PをTMP18の内面から剥離させることができる。
図11は、本発明の実施の形態における洗浄処理の第9の変形例を説明するための図である。
図11において、TMP18は、本体37内の上方に配置されてTMP18の内面に付着した異物Pに向けて、ラジカルを供給するラジカル供給装置55を備え、該ラジカル供給装置55は異物Pに向けてラジカルを供給する。ラジカル供給装置55から異物Pに向けてラジカルが供給されると、該異物Pはラジカルと化学的に反応して気化し、該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。
本処理によれば、異物Pに向けてラジカルが供給されるので、異物Pはラジカルと化学的に反応して気化する。該気化した異物PはTMP18の内部の排気流によってTMP18の内部から排出される。その結果、異物PをTMP18の内面から除去することができ、上述した図2の洗浄処理と同様の効果を実現することができる。
なお、本処理では、ラジカル供給装置55はラジカルとして酸素ラジカルや弗素ラジカルを供給するのが好ましい。酸素ラジカルや弗素ラジカルは反応性が高いため、異物Pを確実に気化させることができる。また、酸素ラジカルを生成するためのガスとしては酸素ガスを用いるのが好ましく、弗素ラジカルを生成するためのガスとしては三弗化窒素ガスや六弗化硫黄ガスを用いるのが好ましい。
上述した各実施の形態では、基板処理装置が半導体デバイス製造装置としてのエッチング処理装置である場合について説明したが、本発明が適用可能な基板処理装置はこれに限られず、他のプラズマを用いる半導体デバイス製造装置、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)やPVD(Physical Vapor Deposition)等を用いる成膜処理装置であってもよい。さらには、イオン注入処理装置、真空搬送装置、熱処理装置、分析装置、電子性加速器、FPD(Flat Panel Display)製造装置、太陽電池製造装置、又は物理量分析装置としてのエッチング処理装置、成膜処理装置等のTMPを用いる減圧処理装置であれば本発明を適用可能である。
さらに、上述した各実施の形態では、処理される基板が半導体デバイス用のウエハであったが、処理される基板はこれに限られず、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD等のガラス基板であってもよい。
本発明の実施の形態に係るターボ分子ポンプの洗浄方法が適用される基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るターボ分子ポンプの洗浄方法としての洗浄処理を説明するための図であり、(A)は、ターボ分子ポンプが気化ガス供給装置を備える場合を示し、(B)は、ターボ分子ポンプが気化ガス供給装置及び紫外線照射装置を備える場合を示す。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第1の変形例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第2の変形例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第3の変形例を説明するための図であり、(A)は、ターボ分子ポンプが紫外線照射装置を備える場合を示し、(B)は、図5(A)におけるB部の拡大図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第4の変形例を説明するための図であり、(A)は、ターボ分子ポンプが電磁波照射装置を備える場合を示し、(B)は、図6(A)におけるB部の拡大図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第5の変形例を説明するための図であり、(A)は、ターボ分子ポンプがレーザー光照射装置を備える場合を示し、(B)は、図7(A)におけるB部の拡大図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第6の変形例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第7の変形例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第8の変形例を説明するための図であり、(A)は、ターボ分子ポンプがエアロゾル噴出装置を備える場合を示し、(B)は、図10(A)におけるB部の拡大図である。 本発明の実施の形態における洗浄処理の第9の変形例を説明するための図である。 異物が付着したターボ分子ポンプの内面の状態を説明するための図であり、(A)は、ターボ分子ポンプの断面図であり、(B)は、図12(A)におけるB部の拡大図である。
符号の説明
W ウエハ
10 基板処理装置
18 ターボ分子ポンプ
36 回転軸
37 本体
38 回転翼
39 静止翼
40 気化ガス供給装置
41,44 紫外線照射装置
42 衝撃波発生装置
43 振動装置
45 光触媒膜
46 ヒドロキシルラジカル
47 電磁波照射装置
48 レーザー光照射装置
49 洗浄液流入路
50 洗浄液流出路
51 バルブ
52 洗浄液振動付与装置
53 ブラシ
54 エアロゾル噴出装置
55 ラジカル供給装置

Claims (3)

  1. 基板処理装置の処理室に接続されたターボ分子ポンプの洗浄方法であって、
    前記ターボ分子ポンプの内面に付着した異物に向けて、該異物を気化させる気化ガスを、前記ターボ分子ポンプの通常の排気方向と同じ方向に供給する気化ガス供給ステップを有し、
    前記異物は、フルオロカーボン系のポリマーからなる異物であり、
    前記気化ガスはオゾンガスであることを特徴とする洗浄方法。
  2. 前記気化ガス供給ステップでは、前記気化ガスの供給と共に、前記異物に向けて紫外線を照射することを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 前記気化ガス供給ステップでは、前記気化ガスと共に、前記異物に向けて水素を含む水素含有ガスを供給することを特徴とする請求項記載の洗浄方法。
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