JP5188479B2 - 燃焼機器 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、点検報知制御部が、所定の期間における燃焼時間の計測及び/又は燃焼回数のカウントを、所定の間隔で複数回繰り返した後、報知期間を選択することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、点検報知制御部は、下記A〜Cのうち、少なくとも何れかに1つにもとづいて報知期間を決定することを特徴とする。
A.所定の期間において燃焼回数が1日平均で所定の回数に到達したか否か。
B.所定の期間において燃焼時間が1日平均で所定の時間に到達したか否か。
C.所定の期間における燃焼時間と燃焼回数とを掛け合わせ、その値の1日平均を算出し、当該1日平均の値が所定の値に到達したか否か。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、点検報知手段に内部電源を設け、電源部を介しての電力供給が遮断されると、内部電源に切り替えてタイマによる計時を続行可能としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、所定の期間における燃焼時間の計測及び/又は燃焼回数のカウントを、所定の間隔で複数回繰り返した後、報知期間を選択するため、電源投入後しばらくは使用しなかった場合や電源投入後しばらくして使用形態が変更された場合等に対応することができ、汎用性が高い。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、上記A〜Cにもとづいて使用形態の判別を行うため、使用形態を正確に判別することができ、ひいては信頼性に富んだ報知を行うことができる。
加えて、請求項4に記載の発明によれば、電源部を介しての電力供給が遮断されると、内部電源に切り替えてタイマによる計時を続行するため、タイマによる計時が正確となり、より正確な時期にメンテナンスを報知することができる。
点検報知手段は、給湯器1がメンテナンスを要する旨を報知するためのものであって、コントローラ20と、メンテナンスを要する旨を報知する表示部21と、バーナ6の炎を検出するためのフレームロッド22とからなり、コントローラ20には、上述したような燃焼に係る動作を制御する燃焼制御部23と、後述する点検報知動作を制御する点検報知制御部24と、バーナ6の燃焼回数をカウントするカウント部25と、バーナ6の燃焼時間を計測する燃焼時間計測部26と、電源が投入されてからの運転時間を計時するタイマ27と、記憶部28と、電源部29とを備えている。尚、記憶部28には、第1報知期間(たとえば10年)と第2報知期間(たとえば3年)とが予め記憶されている。また、記憶部28には、表示部21に表示するメンテナンス要求メッセージ(たとえば、「点検を行って下さい」)等も記憶されている。
その後、点検報知制御部24は、タイマ27による計時にもとづき、運転時間が設定されている報知期間を経過したか否かを判断し(S7)、運転時間が報知期間を経過する(S7でYES)と、表示部21にメンテナンス要求メッセージを表示する(S8)。尚、メンテナンス作業に伴い、点検作業者が外部端末等により所定の作業を実行することでメッセージ等はクリアされる。
A.1ヶ月間にわたってバーナ6を1分間以上にわたり燃焼させた使用態様を累積カウントするとともに、当該使用態様が1日平均で所定回数(たとえば200回数/1日)を超えるか否かを判別し、所定回数を超えると業務用であると判別する。
B.1ヶ月間におけるバーナ6の累積燃焼時間から1日の平均燃焼時間を算出するとともに、平均燃焼時間が所定時間(たとえば8時間/1日)を超えるか否かを判別し、所定時間を超えると業務用であると判別する。
C.1ヶ月間にわたってバーナ6を1分間以上にわたり燃焼させた使用態様を累積カウントして得た燃焼回数と、1ヶ月間におけるバーナ6の累積燃焼時間とを掛け合わせた値の1日平均を算出し、当該値が所定の値(たとえば1500(時間×回数/1日))を超えるか否かを判別し、所定の値を超えると業務用であると判別する。
そして、上記A〜Cのうち、一つでも業務用であると判別されていると、点検報知制御部24は、S3において給湯器1を業務用と判別し、報知期間として第2報知期間を設定する(S6)。
また、所定期間かけての判別動作を複数回繰り返して行うため、電源投入後しばらくは使用しなかった場合や電源投入後しばらくして家庭用から業務用へ用途が変更された場合等に対応することができ、汎用性が高い。
さらに、上記A〜Cにもとづいて使用形態の判別を行うため、業務用であるか家庭用であるかを正確に判別することができ、ひいては信頼性に富んだ報知を行うことができる。
さらに、点検報知手段として内部電源を設け、タイマ27による運転時間の計時を一度開始すると、たとえコンセントからプラグが抜き取られる等して外部からの電力供給が遮断されても、内部電源により計時を続行するように構成してもよい。当該構成を採用しても運転時間のより正確な計時が可能となる。
加えて、燃焼時間や燃焼回数を記憶する際、EEPROM等の不揮発性記憶手段に記憶されるように構成することで、たとえ停電等が起こったとしても各種情報が消去されたりしないという効果がある。
さらに、S3において、上記A〜Cの全てを行うのではなく、上記A〜Cの何れか1つ若しくは2つにより、業務用であるか家庭用であるかを判別してもよいし、業務用であるか家庭用であるかの2択ではなく、使用形態をより細かく分類して判別し、判別した使用形態に応じて夫々適切な報知期間を設定する(たとえば、3年、5年、7年、10年の4つから選ぶ)ように構成してもよい。
さらにまた、上記実施形態では、燃焼回数をカウントするに際し、1分間以上燃焼状態が継続された回数をカウントしているが、バーナ6の点火が確認されたのであれば、燃焼状態が1分間未満であった場合も燃焼回数としてカウントするように構成しても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では給湯器について説明しているが、調理器等の他の燃焼機器に対しても当然適用可能である。
Claims (4)
- 燃焼室の内部に燃焼手段を設置してなる燃焼機器であって、
前記燃焼手段の燃焼を検出可能な燃焼検出手段と、前記燃焼手段の燃焼時間を計測する燃焼時間計測部と、前記燃焼手段の燃焼回数をカウントするカウント部と、電源部と、前記電源部を介して電力供給が開始されてからの運転時間を計時するタイマと、メンテナンスを要求する報知期間を複数種類記憶した記憶部と、前記メンテナンスを要する旨を報知する報知手段と、前記報知期間を決定するとともに前記報知手段の動作を制御する点検報知制御部とからなる点検報知手段を設け、
前記点検報知制御部が、前記報知期間よりも短い所定の期間における前記燃焼時間及び/又は前記燃焼回数にもとづいて、前記複数の報知期間のうちから一つの報知期間を選択して設定し、前記運転時間が前記報知期間に到達すると、前記報知手段を作動させ、前記メンテナンスを要求することを特徴とする燃焼機器。 - 前記点検報知制御部が、前記所定の期間における前記燃焼時間の計測及び/又は前記燃焼回数のカウントを、所定の間隔で複数回繰り返した後、前記報知期間を選択することを特徴とする請求項1に記載の燃焼機器。
- 前記点検報知制御部は、下記A〜Cのうち、少なくとも何れかに1つにもとづいて前記報知期間を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃焼機器。
A.前記所定の期間において前記燃焼回数が1日平均で所定の回数に到達したか否か。
B.前記所定の期間において前記燃焼時間が1日平均で所定の時間に到達したか否か。
C.前記所定の期間における前記燃焼時間と前記燃焼回数とを掛け合わせ、その値の1日平均を算出し、当該1日平均の値が所定の値に到達したか否か。 - 前記点検報知手段に内部電源を設け、前記電源部を介しての電力供給が遮断されると、前記内部電源に切り替えて前記タイマによる計時を続行可能としたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の燃焼機器。
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Publications (2)
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Family
ID=43942116
Family Applications (1)
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JP2009203980A Active JP5188479B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | 燃焼機器 |
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