JP5187138B2 - 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置 - Google Patents

無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5187138B2
JP5187138B2 JP2008277519A JP2008277519A JP5187138B2 JP 5187138 B2 JP5187138 B2 JP 5187138B2 JP 2008277519 A JP2008277519 A JP 2008277519A JP 2008277519 A JP2008277519 A JP 2008277519A JP 5187138 B2 JP5187138 B2 JP 5187138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
relay device
channel
wireless terminal
repeater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008277519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010109505A (ja
Inventor
祥二 福澤
芳幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2008277519A priority Critical patent/JP5187138B2/ja
Application filed by Icom Inc filed Critical Icom Inc
Priority to PCT/JP2009/068532 priority patent/WO2010050529A1/ja
Priority to CN200980143304.0A priority patent/CN102197680B/zh
Priority to US13/121,947 priority patent/US8867429B2/en
Priority to EP18169904.2A priority patent/EP3379860B1/en
Priority to EP09823639.1A priority patent/EP2341734B1/en
Publication of JP2010109505A publication Critical patent/JP2010109505A/ja
Priority to HK12102803.9A priority patent/HK1162810A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP5187138B2 publication Critical patent/JP5187138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/20Selecting an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • H04B7/2606Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/53Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on regulatory allocation policies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置に関する。
近年、無線端末装置の飛躍的な増加に伴って、レピータなどの中継装置が中継する通信量も増加の一途をたどっている。このため、無線端末装置が他の無線端末装置と通信を行う際に、所定の通信回線によって互いに接続された複数の中継装置の少なくとも1つを選択する分散型の無線通信システムが提案されている。このような無線通信システムにおいては、それぞれの無線端末装置がレピータのチャンネルに発呼して相手の無線端末装置との間で通話路を形成する。レピータは、現在のチャンネルが通話中であるか又は空きであるかを示す情報を無線信号の単位であるフレームによってエリア内の無線端末装置に対して通知している。
例えば、特許文献1においては、無線通信を1つ以上のチャンネルに渡って送受信する複数のトランシーバ手段と、1つ以上のトランシーバ手段との間で無線通信を確立する複数のレピータ手段を含んでいる。無線通信は情報信号(音声若しくはデータ情報)及び制御信号(信号プロトコルに従い送信される制御情報)によって完成される。チャンネルから情報信号が送信されると同時にサブオーディオ帯域で送信される制御信号を中継送信することによって、当該トランシーバ手段と当該レピータ手段との間で当該無線通信が行われる。
各トランシーバ手段は2つのチャンネル番号とともにプログラムされ、1つはホームレピータ手段用であり、もう1つは2次ホームレピータ手段である。電源が投入された時に、トランシーバ手段はホームチャンネルと2次ホームチャンネルの両方を走査し、モニタするのか決定する。どちらか一方のチャンネルで、有効な制御メッセージ検出がされた時は、そのチャンネルがモニタチャンネルとなる。この場合において、ホームチャンネルと2次ホームチャンネルのそれぞれがモニタチャンネルになるチャンスは等しい。モニタチャンネルで有効制御メッセージが検出されなくなるか、異なるサイト(2次)番号でプログラムされたシステムが選択されない限り、モニタチャンネルは変更されない。
特表平4−504342号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、ホームチャンネル及び2次ホームチャンネルの双方に渡って制御信号が送信され、ホームチャンネルと2次ホームチャンネルのそれぞれがモニタチャンネルになるチャンスは等しいので、いずれか一方のチャンネルが他方のチャンネルをサポートする構成にはなっていない。
上記特許文献1のみならず、通話チャンネルとは独立して専用の制御チャンネルを有する無線通信システムとは異なり、無線端末装置同士が通信を行う際に、複数のレピータの中から中継可能な空きチャンネルを有するレピータを選択する従来の分散型の無線通信方法及び無線通信システムにおいては、各レピータが均等な役割を担っているので、中継処理中のレピータにおいて中継処理を停止する事情が発生したときに、他のレピータがその中継処理を代行する構成にはなっていない。また、中継処理を停止する事情は、上記特許文献1のように、有効制御メッセージが検出されなくなる場合に限られない。
本発明は、上記課題を解決するものであり、複数の中継装置の各々が均等な役割を担って中継処理を行う分散型の無線通信において、中継処理中の中継装置において動作を停止する事情が発生したときには、他の中継装置がその中継処理を代行することが可能な無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る無線通信システムは、通信回線を介して相互に接続され、各固有の中継用チャンネルが割り当てられた複数の中継装置と、該中継装置を介して通信を行う複数の無線端末装置とからなり、各前記中継装置は、自己に登録された前記無線端末装置に対して、制御情報を送信し、各前記無線端末装置は、待ち受け時のチャンネルを自己が登録された前記中継装置に割り当てられたチャンネルに設定し、該中継装置より受信した前記制御情報に基づいて、各前記中継装置に割り当てられたチャンネルの中から中継可能な状態であるチャンネルを選択して前記無線端末装置間の通信を行う無線通信システムであって、
第1の前記中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとき、第2の前記中継装置が、前記第1の中継装置に登録された前記無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行するようにし、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置は、前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記制御情報を前記第2の中継装置から受信するようにしたことを特徴とする。
前記第2の中継装置は、前記通信回線を介して前記第1の中継装置から定期的に送信される信号が所定期間を経過しても受信できないときに、前記第1の中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとして前記第1の中継装置に登録された無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行するようにしてもよい。
前記第1の中継装置に登録された無線端末装置は、前記第1の中継装置からの制御情報が所定期間を経過しても受信できないときに、前記第1の中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとして、前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記制御情報を前記第2の中継装置から受信するようにしてもよい。
前記第2の中継装置が、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置の情報を予め保有しており、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置が、第2の中継装置の情報を予め保有していてもよい。
本発明の第2の観点に係る無線通信システムの無線通信方法は、通信回線を介して相互に接続され、各固有の中継用チャンネルが割り当てられた複数の中継装置と、該中継装置を介して通信を行う複数の無線端末装置とからなり、各前記中継装置は、自己に登録された前記無線端末装置に対して、制御情報を送信し、各前記無線端末装置は、待ち受け時のチャンネルを自己が登録された前記中継装置に割り当てられたチャンネルに設定し、該中継装置より受信した前記制御情報に基づいて、各前記中継装置に割り当てられたチャンネルの中から中継可能な状態であるチャンネルを選択して前記無線端末装置間の通信を行う無線通信システムの無線通信方法であって、
第1の前記中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとき、第2の前記中継装置が、前記第1の中継装置に登録された前記無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行するようにし、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置は、前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記制御情報を前記第2の中継装置から受信するようにしたことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る中継装置は、
通信回線を介して相互に接続され、各固有の中継用チャンネルが割り当てられ、登録された無線端末装置に対して、制御情報を送信し、前記無線端末装置からの通信情報を中継する中継装置において、
他の前記中継装置に登録された前記無線端末装置の識別情報を記憶する記憶部と、
前記他の中継装置に、前記制御情報を送信し得ない事情が発生した場合に、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記無線端末装置に前記制御情報を送信する送信部と、を備え、
前記他の中継装置に登録された無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行することを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る無線端末装置は、
待ち受け時のチャンネルを自己が登録された中継装置に割り当てられたチャンネルに設定し、該中継装置より受信した制御情報に基づいて、各前記中継装置に割り当てられたチャンネルの中から中継可能な状態であるチャンネルを選択し、通信相手と前記中継装置を介して通信を行う無線端末装置において、
前記自己が登録された中継装置を第1の中継装置、中継可能な状態であるチャンネルの中継装置を第2の中継装置として、前記第1の中継装置のチャンネル情報と前記第2の中継装置のチャンネル情報とを記憶する記憶部と、
予め設定された時間内に、前記第1の中継装置から前記制御情報を受信しなかったときは、前記記憶部に記憶された前記第2の中継装置のチャンネル情報に基づいて前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記第2の中継装置から前記制御情報を受信する通信部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によると、複数の中継装置の各々が均等な役割を担って中継処理を行う分散型の無線通信において、中継処理中の中継装置において動作を停止する事情が発生したときには、他の中継装置がその中継処理を代行することができる。
以下、本発明に係る無線通信システム、無線通信方法、中継装置及び無線端末装置の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムのサイト10の構成図である。図1において、サイト10を構成する複数(例えば最大30台)のレピータ1〜nが通信回線5bを介して接続されている。複数のレピータ1〜nには、それぞれ固有の中継用チャンネルが割当てられており、同一の通信エリアの中継処理を担う。通信回線5bで接続された複数のレピータ1〜nで、1つのレピータシステム(中継システム)30を構成する。つまり、レピータシステム30によって、チャンネル数n(nは、レピータの台数分)を有する1つの通信エリアであるサイト10が構成される。また、複数のレピータによって構成されるサイト10は、IP接続線などの通信回線5aを介してサーバ4に接続される。一般に通信回線5bを「システムバス」と称するので、以下の説明においては、通信回線5bをシステムバスという。
複数のレピータのうち、1台が「マスタレピータ」として設定される。図1では、レピータ1がマスタレピータになっている。マスタレピータ1は、自装置も含めたレピータ2〜nの同期を取るための同期信号をシステムバスに送出する。マスタレピータ1からシステムバスに送出される同期信号の後には、各レピータに割当てられたSLOT(タイムスロット)が続く。この実施の形態においては、図1の複数のレピータ1〜nのうち1つのレピータ(例えば、レピータ1)がホームレピータとして、他の1つのレピータ(例えば、レピータ2)がセカンダリレピータとして設定されているものとする。
サーバ4は、複数のレピータ1〜nの各種設定を遠隔操作により行うことができる。各レピータは、レピータユニットとコントローラユニットから構成されている。また、各レピータの情報は、システムバスを介してやり取りされ、互いに共有している。他のレピータに対してデータを送出するタイミングは、予めどのSLOTでデータを送出するかが設定されているので、設定されたSLOTにデータを送出する。
無線端末装置A〜Hは、レピータ1〜nのうち、いずれか1台のレピータをホームレピータとして登録(記憶)されており、待ち受け状態においては、ホームレピータのチャンネル周波数に設定され、ホームレピータのダウンリンク信号を受信している。無線端末装置A〜Hは、ホームレピータのダウンリンク信号中に挿入される空きチャンネル情報を取得し、この空きチャンネルにチャンネル周波数を移動して、他の無線端末装置との通話を行う。そして、通話が終了すると、チャンネル周波数をホームレピータのチャンネル周波数に戻し、待ち受け状態に戻る。図1では、無線端末装置A〜Dがレピータ1をホームレピータ、無線端末装置E及びFがレピータ2をホームレピータ、無線端末装置G及びHがレピータ3をホームレピータとしている。
図1の無線通信システムは、無線端末装置が複数のレピータ1〜nを共用し、その中から中継用に少なくとも1つのレピータを適宜選択するトランキングシステムである。このトランキングシステムは、制御用の専用チャンネルを有しておらず、全てのチャンネルが、制御チャンネルであり、かつ、通話チャンネルとなる。例えば、無線端末装置Aが同じホームレピータに登録された他の無線端末装置B〜Dと通話を行う場合、無線端末装置Aのホームレピータであるレピータ1からのダウンリンク信号中に含まれる通話可能な通話チャンネル情報を取得し、この取得した通話チャンネルにチャンネル周波数を移動して通話を行う。
無線端末装置Aは、通話に先立ち、ホームレピータのダウンリング信号中に含まれる通話可能な通話チャンネルに対して通話許可要求を送信し、この通話チャンネルであるレピータより通話を許可する旨の応答を受け取ってリンクを確立する。通話の相手である無線端末装置B〜Dは、ホームレピータより送信される、無線端末装置Aがリンクを確立した通話チャンネルへ移動する旨の制御信号を受け取り、チャンネル周波数を移動して、無線端末装置Aとの通話を行う。つまり、レピータ1をホームレピータとして登録されている無線端末装置A〜Dに対しては、レピータ1は制御チャンネルとして動作し、他の無線端末装置E〜Hに対しては通話チャンネルとして動作する。
ここで、無線端末装置A〜D間の通話は、無線端末装置A〜D全体でのグループ通話や、さらにグループの単位を細分化して、例えば、無線端末装置A及びBから構成される小グループでのグループ通話、又は、1台の無線端末装置を対象とした個別呼び出し(「Individual Call」という)などがある。
この時、レピータ1は、上述の通りレピータ2〜nとシステムバスによって接続され、システムバスを介して各レピータの情報を共有しているので、どのレピータが空きチャンネルであるかを把握している。無線端末装置Aは、自分のホームレピータであるレピータ1からのダウンリンクの通信フレーム中の空きチャンネル情報から取得した通話チャンネルの周波数に送信周波数を設定し、通話を行う。なお、この実施の形態においては、1つのレピータに対して1つの固有のチャンネルが割り当てられているものとする。
次に、各無線端末装置及び各レピータの機能について説明する。図2は、図1の無線端末装置A〜Hの構成を示すブロック図である。図3は、図1のレピータ1〜nの構成を示すブロック図である。図4は、マスタレピータ1からシステムバスに送出される同期信号及び同期信号に続く各レピータに割り当てられているタイムスロットを示す図である。
図2に示すように、無線端末装置A〜Hは、信号系のブロックとして、アンテナANTSR、送受信切換部11、送信部12、ベースバンド処理部13、A/D変換部14、マイク15、受信部16、ベースバンド処理部17、D/A変換部18、スピーカ19を備えている。また、無線端末装置A〜Hは、制御系のブロックとして、コントローラ20、計時部25、表示部26、操作部27を備えている。さらに、コントローラ20は、CPU(中央演算ユニット)21、I/O(入出力部)22、RAM(読み書き可能メモリ)23、ROM(読み出し専用メモリ)24、及びこれらを互いに接続する内部バス(図示せず)を備えている。
図2の無線端末装置A〜Hにおいて、信号系のブロックは制御系のCPU21によって制御される。CPU21は、ROM24に記憶されている制御プログラムを実行して無線端末装置の全体を制御し、I/O22を介して操作部27から入力されるコマンドやデータ、及びベースバンド処理部17から得られるデータを処理してRAM23に一時的に記憶し、必要に応じて記憶したコマンドやデータをLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部26に表示する。また、CPU21は、計時部25から得られる現在時刻を表示部26に表示する。なお、図には示していないが、無線端末装置の固有の識別情報であるIDを記録したフラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリカードが着脱可能に内蔵する構成にしてもよい。
次に、信号系のブロックの一般的な動作について説明する。送受信切換部11は、入力側がアンテナANTSRに接続され、CPU21の制御に応じて、出力側が送信部12又は受信部16に択一的に接続される。操作部27により発信操作がされない場合には、送受信切換部11の出力側は受信部16に接続されて受信(待受)モードになっているが、操作部27により発呼操作がされたときは、送受信切換部11の出力側は送信部12に接続されて送信モードに切り替わる。
無線端末装置A〜Hが送信モードの場合には、マイク15はユーザの音声入力に応じてアナログの音声信号をA/D変換部14に出力する。
A/D変換部14は、マイク15からの音声信号をアナログからデジタルに変換してベースバンド処理部13に出力する。
ベースバンド処理部13は、A/D変換部14からの音声信号のデータに基づいて、あるいはコントローラ20のRAM23に記憶されているデータに基づいて、所定のフォーマットの通信フレームを生成して送信部12に出力する。
送信部12は、ベースバンド処理部13からの通信フレームを変調して、送受信切換部11及びアンテナANTSRを介して中継動作中のレピータに対して送信する。送信部12の変調方式には、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、又はFSK(Frequency Shift Keying)などが用いられる。
無線端末装置A〜Hが受信モードの場合には、レピータから無線信号を受信したときは、送受信切換部11はアンテナANTSRを介して入力した受信信号を受信部16に出力する。
受信部16は、送受信切換部11から出力された受信信号を増幅すると共に、復調処理などの信号処理を施して、その復調信号をベースバンド処理部17に出力する。
ベースバンド処理部17は、受信部16から出力された復調信号から通信フレームを抽出する。さらに、抽出した通信フレームのヘッダ部Hの情報をCPU21に出力する。CPU21は、ヘッダ部Hの情報を分析して、その受信信号の送信先が自局の場合には、データ部Dに含まれている音声信号のデータについてはD/A変換部18に出力させ、データ部に含まれている音声信号以外のデータについてはRAM23に一時的にストアすると共に必要に応じて表示部26に表示する。
D/A変換部18は、ベースバンド処理部17からの音声信号をデジタルからアナログに変換してスピーカ19から発音させる。
図3のレピータ1〜nは、信号系のブロックとして、送信専用のアンテナANTS、送信部32、ベースバンド処理部33、受信専用のアンテナANTR、受信部36、ベースバンド処理部37、入力部6、出力部7、ネットワークI/F(インタフェース)8を備えている。また、各レピータは、制御系のブロックとして、コントローラ40、計時部45、表示部46、操作部47、を備えている。さらに、コントローラ40は、CPU(中央演算ユニット)41、I/O(入出力部)42、RAM(読み書き可能メモリ)43、ROM(読み出し専用メモリ)44、及びこれらを互いに接続する内部バス(図示せず)を備えている。また、レピータ1〜nは、後述するシステムバスに自装置の情報を送出し、他のレピータからの情報を取得するためのバスI/F(インターフェース)9を備えている。
レピータ1〜n(例えば、レピータ1)は、送信元の無線端末装置(例えば、無線端末装置A)から受信した無線信号を増幅処理や波形処理などの信号処理を行って、送信先の無線端末装置(例えば、無線端末装置B)に対して送信するので、基本的には図2に示した無線端末装置A〜Hと同様の構成を備えている。
レピータを経由して無線端末装置同士が通信を行う場合には、無線端末装置からレピータへの送信のアップリンクと、レピータから無線端末装置への送信のダウンリンクとは、周波数又はSLOTを変えて同時に通信する。したがって、上記したように、レピータは送信専用のアンテナANTS及び受信専用のアンテナANTRを備えている。
また、複数のレピータの各々は、図1に示したように、システムバス(通信回線5b)を介して相互に接続され、IP接続線などの通信回線5aを介してサーバ4に接続されている。入力部6は、CPU21の入力制御によって、ネットワークI/F8を介してサーバ4から制御データを入力し、出力部7は、CPU21の出力制御によって、ネットワークI/F8を介してサーバ4より要求されたデータ等を出力する。さらに、別の通信エリアを構成する他のサイト10との通信を行うマルチサイトネットワークを構築する場合は、ネットワークI/F8を介して他のサイト10のレピータ1〜nと通信フレームの送受信を行う。バスI/F9は、CPU21の入力制御によって、マスタレピータ1によってシステムバスに送出された同期信号や、自装置以外の他のレピータからシステムバスに送出されるレピータ情報の取得、CPU21の出力制御によってシステムバスへの自装置の情報の送出を仲介する。
次に、実施の形態における無線通信方法及び無線通信システムについて、図4ないし図8を参照して説明する。図4は、マスタレピータによってシステムバスに送出される同期信号及びそれに続く各レピータに対応するSLOTを示す図である。図4の同期信号は1周期が80msになっている。フレームの前半の40msは、SLOT0からSLOT31までの32個のスロットで構成されている。したがって、各スロットは1.25msの時間長になっている。
最初のSLOT0は同期信号であり、決められたアルゴリズムに従って、特定の1つのレピータすなわちマスタレピータ1が送出し、他のレピータ2〜nは自動的にスレーブレピータになって、この同期信号を取得する。レピータ1〜n、すなわちレピータシステム30は、この同期信号に同期して稼働している。レピータ1〜nには、同期用のSLOT0以外のSLOT1〜31のいずれかが割当てられており、レピータ1〜n間で共用する各レピータの情報を自装置に割当てられたSLOTに書き込む。マスタレピータであるレピータ1は、SLOT0には同期信号を送出し、また、SLOT1〜SLOT31のうちレピータ1に割当てられたSLOTにレピータ1の情報を書き込むことになる。各スロットへの書き込みは、例えば、システムバス上を決められた順序で送信権を巡回させるトークンバス方式や、マスタレピータ1が決められた順序で他のレピータ2〜nに対して送信権を与えるポーリング方式などによって実現できる。なお、最後のSLOT31は将来の拡張機能のための外部機器接続用として使用する。
図5は、レピータと無線端末装置との間で送受信される通信フレームのフォーマットを示す図である。図5(A)に通話チャンネルとのリンク確立時の通信フレームのフォーマット、図5(B)に音声及びデータ通信時の通信フレームのフォーマットの一例を示す。図5(A)及び(B)に示すホームレピータと無線端末装置との間で送受信される通信フレームのフォーマットも1周期が80msであり、386ビットで構成される。図5において、Pはプリアンブル(初期送信時のみ)、FSWはフレーム同期ワード、LICHはリンク情報、SCCHはシグナリング制御、FACCHは高速付随制御、Gはガードタイムのデータが挿入される。
図6は、図3のレピータのCPU21によって実行されるメインルーチンのフローチャートである。いずれかの無線端末装置から通話要求を受信したか否かを判別し(ステップS101)、通話要求を受信したときは、発呼端末に対してチャンネル使用を許可する旨の応答を行う(ステップS102)。
また、受信した発呼の通信フレームより、発呼端末のIDすなわち端末識別情報や被呼側の無線端末装置(以下、「被呼端末」という)のID、発呼端末及び被呼端末が登録されているホームレピータのIDなどをRAM43に格納して(ステップS103)、チャンネル情報を空き状態から通話中の状態に変更して設定する(ステップS104)。ステップS103でRAM43に格納した情報は、後述する通り、コントローラユニットがシステムバスを介して他のレピータに送出する。
この後は、発呼端末からの通話のための通信フレームを受信した場合(ステップS101 YES)、及び、一定の受信待ち時間内に通信フレームを受信したら、空きチャンネル情報などの必要な情報を付加したうえで、発呼端末と被呼端末との間の通信フレームを中継する通話処理を実行する(ステップS106)。この後、通話が終了したか否かを判別し(ステップS107)、通話が終了したとき、及び、ステップS109で一定時間経過しても通信フレームを受信しない場合には、チャンネル情報を通話中の状態から空き状態に変更して設定する(ステップS108)。発呼端末に対する被呼端末からの応答がある場合は、被呼端末からレピータ2に対して通話要求がなされるので、上述の動作を繰り返す。なお、通話中の無線端末装置の属するグループでのグループ通話呼び出しがある場合は、ステップS106の通話処理で、通信フレームにグループ通話のID、グループ通話が行われるチャンネル、グループ通話のIDに属する無線端末装置が登録されているホームレピータのレピータIDが付加される。この付加された情報は、後述する通り、中継用の通信フレームを受信した無線端末装置で判断され、必要に応じてグループ通話に参加すべく通話チャンネルの移動を行う。
上記したように、各レピータは、他のレピータがその割当てられたSLOTに書き込む情報を取得することによって、他のチャンネルが通話中(リンク確立中を含む)又は空き状態であるかを認識できる。したがって、ステップS101において、通話要求を受信しない場合には、空きチャンネルであるレピータの情報であるIdleメッセージを含んだダウンリンク信号の通信フレームを送信する(S110)。したがって、無線端末装置は、ホームレピータから受信したチャンネル情報によって、空き状態のチャンネルに対して通話チャンネルとして発呼することができる。このとき、グループ通話のIDとの通話チャンネル、グループ通話のIDに属する無線端末装置が登録されているホームレピータのレピータIDを中継用の通信フレーム中に書き込むことができる。
図7は、図1におけるレピータ1〜nのいずれか1つのレピータが、他のレピータをホームレピータとしている無線端末装置に対して、ホームレピータを代行する場合のフローチャートである。ここで、ホームレピータの代行をするレピータは、どのレピータの代行を行うか、および、代行するレピータをホームレピータとしている無線端末装置の情報は、予め設定されている。また、代行するレピータが、どのSLOTに情報を送出するかも把握している。同期信号に続いてシステムバス上を循環する送信権を受け取ったか否か、すなわち、情報を送出するSLOTが自装置に割当てられたSLOTであるか否かを判別し(ステップS201)、自装置に割当てられたSLOTであるときは、自装置の情報をそのSLOTに書き込む(ステップS202)。書き込む情報としては、自装置のチャンネルが通話中であるか又は空き状態であるかを示すチャンネル情報、チャンネルが通話中である場合に、その通話中の2つ以上の無線端末装置のIDなどがある。
ステップS201において、システムバス上を循環する送信権を受け取っていない、すなわち、情報を送出するSLOTが自装置に割当てられたSLOTでない場合には、そのSLOTがホームレピータを代行するレピータに割当てられたSLOTであるか否かを判別する(ステップS203)。そのSLOTがホームレピータを代行するレピータに割当てられたSLOTであるときは、そのSLOTにホームレピータを代行するレピータから情報の書込みがあるか否かを判別する(ステップS204)。
ホームレピータを代行するレピータから情報の書込みがある場合には、ホームレピータを代行するレピータが正常に動作していることを示している。この場合には、その書き込まれた情報を読み込む(ステップS205)。そして、RAM43に格納している情報を更新する(ステップS206)。
一方、ステップS203において、ホームレピータを代行するレピータに割当てられているSLOTでなく、自装置及びホームレピータを代行するレピータ以外の他のレピータに割当てられているSLOTである場合には、他のレピータが書き込んだ情報を読み込み(ステップS205)、RAM43に格納している情報を更新する(ステップS206)。
ステップS204において、ホームレピータを代行するレピータに割当てられたSLOTに、ホームレピータを代行するレピータから情報の書込みがない場合には、ホームレピータを代行するレピータに動作を停止する事情が発生したことを示している。動作を停止する事情としては、レピータの故障、メンテナンス、その他の事情がある。この場合には、ホームレピータを代行するレピータをホームレピータとしている無線端末装置のIDを自装置に登録し(ステップS207)、前記無線端末装置に対してホームレピータとして動作する(ステップS208)。
図8は、無線端末装置の動作を示すフローチャートである。無線端末装置は、待ち受け状態では、ホームレピータのチャンネル周波数に設定されている。レピータ1〜nは、通話チャンネルとして通話許可を要求する通信フレームを受信したときは、通話を許可する旨の応答をダウンリンク信号によって送信し、既に通話を許可する旨の応答を送信した後であれば、中継用の通信フレームをダウンリンク信号によって送信し、通話チャンネルとして動作していない場合は、一定間隔Idleメッセージをダウンリンク信号によって送信している。無線端末装置A〜Hは、あらかじめ、レピータ1〜nのいずれか1つのレピータにホームレピータとして登録されており、待ち受け状態においてはホームレピータのチャンネル周波数に設定されている。つまり、ホームレピータから送信される前述のダウンリンク信号を受信している。また、ホームレピータが、動作を停止する事情が発生した場合、ホームレピータの代行をする他のレピータ(以下、セカンダリレピータ)、および、そのチャンネル周波数も予め登録されている。
無線端末装置は、通話を行う場合には、ホームレピータからダウンリンク信号を受信したか否かを判別し(ステップS301)、ホームレピータからのダウンリンク信号に含まれる空きチャンネル情報を取得する(ステップS302)。取得した空きチャンネル情報がホームレピータ以外のレピータのチャンネルである場合には、チャンネル周波数を変更する(ステップS303)。
次に、取得した空きチャンネル情報から、空き状態であるレピータに対して通話許可を要求して(ステップS304)、そのレピータから通話を許可する旨の応答を受信したか否かを判別する(ステップS305)。通話を許可する旨の応答を受信しない場合には、ステップS302に移行して他のレピータの空きチャンネル情報を取得して、ステップS305までの処理ループを繰り返す。
いずれかのレピータから通話を許可する旨の応答を受信したときは、そのレピータとの間で通話を行う(ステップS306)。この後は、通話が終了したか否かを判別し(ステップS307)、通話が終了したときは、ホームレピータ以外のレピータとの通話の場合は、ホームレピータのチャンネル周波数に変更して、ステップS301に移行してホームレピータからのダウンリンク信号の受信を待つ。
ステップS301において、ホームレピータからのダウンリンク信号を受信しない場合には、一定時間が経過したか否かを判別する(ステップS308)。上記したように、ホームレピータは、通話チャンネルとして動作していない場合は、一定間隔Idleメッセージをダウンリンク信号によって送信しているので、Idleメッセージの送信間隔に所定のマージンを加算した時間を経過待ちの一定時間として設定すればよい。
一定時間が経過してもホームレピータからのダウンリンク信号を受信しない場合には、ホームレピータに動作を停止する事情が発生したことになる。この場合には、あらかじめ登録されているセカンダリレピータをホームレピータに設定して(ステップS309)、セカンダリレピータのチャンネル周波数に変更する(ステップS310)。この後は、ステップS301に移行して、その新たに設定したホームレピータからのダウンリンク信号の受信を待つ。
ホームレピータに通話許可の要求を送信した後に、予め設定した所定時間が経過しても、ホームレピータから通話を許可する旨の応答を受信しない場合も、ホームレピータに動作を停止する事情が発生したことになる。この場合にも、セカンダリレピータをホームレピータに設定して、セカンダリレピータのチャンネル周波数に変更する構成にしてもよい。
以上のように、上記実施の形態においては、無線端末装置A〜Hは、システムバスで相互に接続された複数のレピータ1〜nのいずれか1つのレピータをホームレピータとして予め登録されており、また、ホームレピータ以外の他のレピータをセカンダリレピータとして予め登録されており、ホームレピータが動作を停止する事情が発生したときは、セカンダリレピータが、ホームレピータの代行をするレピータをホームレピータとする無線端末装置に対するホームレピータの動作を代行する。
この場合において、セカンダリレピータとして登録されたレピータは、自装置がホームレピータの代行をするレピータにおいて故障などが発生したときに、自装置がホームレピータの代行をするレピータをホームレピータとする無線端末装置に対して制御情報の送出を行うホームレピータの代行をする。この場合においては、セカンダリレピータとして登録されたレピータは、システムバスを介してホームレピータを代行するレピータから定期的に送信される信号が所定期間を経過しても受信できないときに、ホームレピータを代行するレピータの故障などを検出する。また、無線端末装置側においても、ホームレピータが故障などをしたことを、検出する。
無線端末装置は、ROM24などの記憶手段にホームレピータ及びセカンダリレピータのIDをあらかじめ記憶しておき、ホームレピータにおいて動作を停止する事情が発生したときは、ROM24などの記憶手段に記憶しているIDに基づいて、セカンダリレピータをホームレピータとする機能を備える構成になっている。
したがって、上記実施の形態によると、複数のレピータ1〜nの各々が均等な役割を担って中継処理を行う分散型の無線通信システムまたは無線通信方法において、ホームレピータとして登録しているレピータ(例えば、レピータ1)において動作を停止する事情が発生したときには、セカンダリレピータ(例えば、レピータ2)がそのホームレピータとしての動作を代行することができる。
また、セカンダリレピータとして登録されているレピータが、上述のように、自装置がホームレピータを代行するレピータの故障などによって、ホームレピータとしての動作を代行中に、例えば、Idleメッセージの通信フレーム中に、自装置のIDと、ホームレピータの代行をしているレピータのIDを挿入して送信するなどすることによって、代行動作中であることを無線端末装置に対して示すことができる。
そして、セカンダリレピータとして登録されているレピータは、図7に示すフローチャートによって、システムバス上に送出される他のレピータの情報を取得しているので、自装置がホームレピータを代行するレピータが復帰した場合、割当てられているSLOTへ情報が送出されたことに基づき、自装置がホームレピータを代行するレピータが復帰したことを検出できる。
自装置がホームレピータを代行するレピータが復帰したことを検出した場合、Idleメッセージの通信フレーム中に挿入していた、ホームレピータの代行をしているレピータのIDを、自装置のIDや、代行動作をしていない状態を表す別の符号などを挿入して送信することで、無線端末装置に対して、もともとのホームレピータが復帰したことを示すことができる。
無線端末装置は、セカンダリレピータからの通信フレームを解析し、もともとホームレピータとして登録されていたレピータが復帰したことを検出した場合に、ホームレピータを、セカンダリレピータから、この復帰したもともとのホームレピータに戻すようにすればよい。
なお、上記実施の形態は本発明を説明するためのものであり、本発明は上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない限り、当業者によって考えられる他の実施の形態や変形例についても本発明に属するものである。
また、上記実施の形態においては、第1の中継装置はホームレピータ、第2の中継装置はセカンダリレピータに相当する。しかし、例えば、第1の中継装置がセカンダリレピータの機能を果たし、第2の中継装置がホームレピータの機能を果たす構成でもよい。要は、2つのレピータの一方がそのときの通信状況に応じて、ホームレピータの役割を担い、他方がセカンダリレピータの役割を担うような構成であればよい。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成図である。 図1の無線端末装置の構成を示すブロック図である。 図1のレピータの構成を示すブロック図である。 マスターレピータによってシステムバスに送出される同期信号及びそれに続く各レピータに対応するSLOTを示す図である。 図1のレピータと無線端末装置との間で授受されるフレームフォーマットを示す図である。 図3のレピータのCPUによって実行されるメインルーチンのフローチャートである。 図1におけるレピータ1〜nのいずれか1つのレピータが、他のレピータをホームレピータとしている無線端末装置に対して、ホームレピータを代行する場合のフローチャートである。 図2の無線端末装置のCPUによって実行されるメインルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1〜n レピータ
A〜H 無線端末装置
5 通信回線

Claims (7)

  1. 通信回線を介して相互に接続され、各固有の中継用チャンネルが割り当てられた複数の中継装置と、該中継装置を介して通信を行う複数の無線端末装置とからなり、各前記中継装置は、自己に登録された前記無線端末装置に対して、制御情報を送信し、各前記無線端末装置は、待ち受け時のチャンネルを自己が登録された前記中継装置に割り当てられたチャンネルに設定し、該中継装置より受信した前記制御情報に基づいて、各前記中継装置に割り当てられたチャンネルの中から中継可能な状態であるチャンネルを選択して前記無線端末装置間の通信を行う無線通信システムであって、
    第1の前記中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとき、第2の前記中継装置が、前記第1の中継装置に登録された前記無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行するようにし、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置は、前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記制御情報を前記第2の中継装置から受信するようにしたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第2の中継装置は、前記通信回線を介して前記第1の中継装置から定期的に送信される信号が所定期間を経過しても受信できないときに、前記第1の中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとして前記第1の中継装置に登録された無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第1の中継装置に登録された無線端末装置は、前記第1の中継装置からの制御情報が所定期間を経過しても受信できないときに、前記第1の中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとして、前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記制御情報を前記第2の中継装置から受信するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 前記第2の中継装置が、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置の情報を予め保有しており、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置が、第2の中継装置の情報を予め保有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 通信回線を介して相互に接続され、各固有の中継用チャンネルが割り当てられた複数の中継装置と、該中継装置を介して通信を行う複数の無線端末装置とからなり、各前記中継装置は、自己に登録された前記無線端末装置に対して、制御情報を送信し、各前記無線端末装置は、待ち受け時のチャンネルを自己が登録された前記中継装置に割り当てられたチャンネルに設定し、該中継装置より受信した前記制御情報に基づいて、各前記中継装置に割り当てられたチャンネルの中から中継可能な状態であるチャンネルを選択して前記無線端末装置間の通信を行う無線通信システムの無線通信方法であって、
    第1の前記中継装置において前記制御情報を送信し得ない事情が発生したとき、第2の前記中継装置が、前記第1の中継装置に登録された前記無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行するようにし、前記第1の中継装置に登録された無線端末装置は、前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記制御情報を前記第2の中継装置から受信するようにしたことを特徴とする無線通信システムの無線通信方法。
  6. 通信回線を介して相互に接続され、各固有の中継用チャンネルが割り当てられ、登録された無線端末装置に対して、制御情報を送信し、前記無線端末装置からの通信情報を中継する中継装置において、
    他の前記中継装置に登録された前記無線端末装置の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記他の中継装置に、前記制御情報を送信し得ない事情が発生した場合に、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記無線端末装置に前記制御情報を送信する送信部と、を備え、
    前記他の中継装置に登録された無線端末装置に対する前記制御情報の送信を代行する、
    ことを特徴とする中継装置。
  7. 待ち受け時のチャンネルを自己が登録された中継装置に割り当てられたチャンネルに設定し、該中継装置より受信した制御情報に基づいて、各前記中継装置に割り当てられたチャンネルの中から中継可能な状態であるチャンネルを選択し、通信相手と前記中継装置を介して通信を行う無線端末装置において、
    前記自己が登録された中継装置を第1の中継装置、中継可能な状態であるチャンネルの中継装置を第2の中継装置として、前記第1の中継装置のチャンネル情報と前記第2の中継装置のチャンネル情報とを記憶する記憶部と、
    予め設定された時間内に、前記第1の中継装置から前記制御情報を受信しなかったときは、前記記憶部に記憶された前記第2の中継装置のチャンネル情報に基づいて前記待ち受け時のチャンネルを前記第2の中継装置に割り当てられたチャンネルに変更し、前記第2の中継装置から前記制御情報を受信する通信部と、を備えた、
    ことを特徴とする無線端末装置。
JP2008277519A 2008-10-28 2008-10-28 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置 Active JP5187138B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008277519A JP5187138B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置
CN200980143304.0A CN102197680B (zh) 2008-10-28 2009-10-28 无线通信***及其无线通信方法、中继装置以及无线终端装置
US13/121,947 US8867429B2 (en) 2008-10-28 2009-10-28 Wireless communication system, wireless communication method thereof, repeater devices and wireless terminal devices
EP18169904.2A EP3379860B1 (en) 2008-10-28 2009-10-28 Relay device and relay system
PCT/JP2009/068532 WO2010050529A1 (ja) 2008-10-28 2009-10-28 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置
EP09823639.1A EP2341734B1 (en) 2008-10-28 2009-10-28 Wireless communication system, wireless communication method thereof and wireless terminal device
HK12102803.9A HK1162810A1 (en) 2008-10-28 2012-03-20 Wireless communication system, wireless communication method thereof, repeater devices and wireless terminal devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008277519A JP5187138B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010109505A JP2010109505A (ja) 2010-05-13
JP5187138B2 true JP5187138B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42128888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008277519A Active JP5187138B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8867429B2 (ja)
EP (2) EP3379860B1 (ja)
JP (1) JP5187138B2 (ja)
CN (1) CN102197680B (ja)
HK (1) HK1162810A1 (ja)
WO (1) WO2010050529A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053916A1 (en) * 2010-10-20 2012-04-26 Motorola Solutions, Inc. A Corporation Of The State Of Delaware Method and device for allocating a channel in a decentralized trunked radio communication system
US9588506B1 (en) * 2011-10-10 2017-03-07 Autani, Llc Automation devices, systems, architectures, and methods for energy management and other applications
JP5966917B2 (ja) * 2012-12-26 2016-08-10 アイコム株式会社 中継装置
CN103269243B (zh) * 2013-04-19 2016-01-06 江苏物联网研究发展中心 一种无线通信中继装置、***及通信方法
JP6255730B2 (ja) 2013-06-17 2018-01-10 アイコム株式会社 無線通信システム、位置登録方法、中継装置、および無線端末装置
JP6773968B2 (ja) * 2016-08-31 2020-10-21 アイコム株式会社 マルチサイトトランキングシステム、およびサイト切替方法
CN111033410B (zh) * 2017-08-08 2023-06-23 住友电气工业株式会社 管理***、管理装置、管理方法以及管理程序
EP3742627B1 (en) 2018-03-29 2023-03-08 Mitsubishi Electric Corporation Terminal, relay station, control station, and satellite communication system

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5040237A (en) 1989-03-31 1991-08-13 E. F. Johnson Company Method and apparatus for an alternate home channel for a land mobile transmission trunked communication system
GB2303998B (en) 1995-08-03 2000-03-01 Nokia Mobile Phones Ltd Radio telephones and methods of operation
KR100251382B1 (ko) * 1997-07-04 2000-04-15 윤종용 이동통신중계시스템의경보장치
JP3234574B2 (ja) * 1998-09-25 2001-12-04 三洋電機株式会社 基地局システム
JP2001244864A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Hitachi Ltd 無線中継システム
US20020098836A1 (en) * 2001-01-23 2002-07-25 Motorola, Inc. Switching of one or more ongoing calls from first base repeater to one or more second base repeaters upon determination of failure of the first base repeater
AU2012244209A1 (en) * 2004-09-13 2012-11-15 Interdigital Technology Corporation Method and Apparatus for Determining and Managing Congestion in a Wireless Communications Systems
CN101116363A (zh) * 2005-02-18 2008-01-30 三菱电机株式会社 多波段无线通信方法和基站
US7684337B2 (en) * 2006-01-17 2010-03-23 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Method and system for communicating in cooperative relay networks
JP4935168B2 (ja) * 2006-04-21 2012-05-23 アイコム株式会社 通信システム及び通信制御方法
JP4929815B2 (ja) * 2006-04-21 2012-05-09 アイコム株式会社 無線通信システム及び自動チャネル切替方法
US20080171569A1 (en) 2007-01-17 2008-07-17 Pralle Chad A Redundant wireless base stations
JP2008277519A (ja) 2007-04-27 2008-11-13 Sekisui Chem Co Ltd 電子デバイス用薄膜の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3379860A1 (en) 2018-09-26
HK1162810A1 (en) 2012-08-31
EP3379860B1 (en) 2020-05-13
US8867429B2 (en) 2014-10-21
CN102197680A (zh) 2011-09-21
EP2341734A4 (en) 2016-10-26
JP2010109505A (ja) 2010-05-13
US20110199959A1 (en) 2011-08-18
EP2341734B1 (en) 2018-06-20
WO2010050529A1 (ja) 2010-05-06
CN102197680B (zh) 2014-06-25
EP2341734A1 (en) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5187138B2 (ja) 無線通信システム、その無線通信方法、中継装置及び無線端末装置
JP5131155B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法、中継装置及び無線端末装置
JP5223592B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法、無線通信端末装置、中継装置、並びに、中継システム
US8738057B2 (en) Wireless terminal device, wireless communication method, and wireless communication system and program
JP5359784B2 (ja) 無線通信システム、中継システム、中継装置、及び、同期方法
JP5482101B2 (ja) 中継システム、中継装置及び同期方法
KR20090089985A (ko) 포인트 투 포인트 통신에 기반하여 셀 커버리지 밖의단말에 대한 호를 처리하기 위한 장치 및 방법
JP2008085794A (ja) 無線通信装置およびその制御方法
JP5099044B2 (ja) 中継装置、無線通信システム及び無線通信方法
JP6255730B2 (ja) 無線通信システム、位置登録方法、中継装置、および無線端末装置
JP5131154B2 (ja) 中継装置、無線通信方法及び無線通信システム
JP4812384B2 (ja) 無線通信システム及び無線機
JP2012205178A (ja) 無線機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5187138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250