JP5187038B2 - マルチプロセッサシステム及びそれを搭載した流体吐出装置 - Google Patents

マルチプロセッサシステム及びそれを搭載した流体吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は、マルチプロセッサシステム及びそれを搭載した流体吐出装置に関する。
従来、マルチプロセッサシステムとしては、複数のプロセッサとメモリコントローラとの間をそれぞれ個別に接続することにより形成される第1の通信経路と、複数のプロセッサ及びメモリコントローラをそれぞれ順に接続することにより形成されるループ状の第2の通信経路とを備え、マルチプロセッサを構成するデバイス間の接続を効果的に実現するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−122320号公報
ところで、この特許文献1に記載されたマルチプロセッサシステムなどでは、例えば、メインプロセッサ(第1制御部)によりメモリに書き込まれたデータをサブプロセッサ側(第2制御部)で読み出して、その後の処理に使用することがある。しかしながら、メインプロセッサ側でデータのメモリへの書込を指令したあとにサブプロセッサへこのデータの読出指令を出力した場合に、メモリへの書込が完了する前にサブプロセッサ側でメモリの読出を行ってしまう場合などがある。このような場合、サブプロセッサ側で誤ったデータを読み出してしまう問題がある。このように、より容易に且つより確実にデータのコヒーレンシ(同一性)を保つことを実現することが望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、第1制御部と第2制御部とによるコヒーレンシをより容易且つ確実に実現することができるマルチプロセッサシステム及びそれを搭載した流体吐出装置を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のマルチプロセッサシステムは、
データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に対してのデータの書込又は読出指令であるリクエストを出力する第1制御部と、該第1制御部からのリクエストに基づき前記記憶手段に対してのデータの書込・読出を制御する第2制御部と、を少なくとも含む複数の制御部からなる制御部群と、
リクエストの出力先として第2制御部が予め対応付けられており、リクエストを入力すると該入力したリクエストを該対応付けられた第2制御部へ出力する中継部と、
前記中継部へのリクエストを前記第1制御部から入力すると前記記憶手段に対する先のリクエストの完了回答を入力したあと該入力したリクエストを該中継部へ出力する指令制御部と、
を備えたものである。
このマルチプロセッサシステムでは、リクエストの出力先として第2制御部が予め対応付けられている中継部を備えており、この中継部へのリクエストを第1制御部から指令制御部が入力すると、記憶手段に対する先のリクエストの完了回答を入力したあとこの入力したリクエストを中継部へ出力し、このリクエストを中継部が対応付けられた第2制御部へ出力する。このように、複数ある制御部のうち、中継部に対応づけられた制御部へのリクエストについては、先のリクエスト、例えば記憶手段へのデータの書込などが完了した回答を得たあとに、対応する制御部へ出力されるのである。したがって、中継部を設けることにより、第1制御部と第2制御部とによるコヒーレンシをより容易且つ確実に実現することができる。
本発明のマルチプロセッサシステムにおいて、前記指令制御部は、前記中継部へのリクエストの出力が優先的属性に設定されているものとしてもよい。こうすれば、完了回答を得たあとに中継部へのリクエストが優先的に出力されるため、第1制御部と第2制御部とによるコヒーレンシを一層確実に実現することができる。
本発明のマルチプロセッサシステムにおいて、前記中継部は、リクエストの出力先として第2制御部が前記記憶手段の所定のアドレスに予め対応付けられているものとしてもよい。こうすれば、記憶手段のアドレスを用いて比較的容易に第2制御部の対応づけを実現することができる。
本発明のマルチプロセッサシステムにおいて、前記第2制御部は、ダイレクトメモリアクセスコントローラであるものとしてもよい。ダイレクトメモリアクセスコントローラは、コヒーレンシを保つ要望が高いため、本発明を適用する意義が高い。
本発明の流体吐出装置は、上述したいずれか1つに記載のマルチプロセッサシステムと、流体を吐出してターゲット上に画像を形成する流体吐出機構と、を備え、前記制御部群には、前記ターゲットへ前記流体を吐出して形成する画像データを生成し、前記流体吐出機構を駆動制御する制御部が含まれているものである。この流体吐出装置では、上述したいずれかのマルチプロセッサシステムを搭載しているため、このマルチプロセッサシステムと同様の効果を奏することができる。ここで、「流体」は、画像をターゲット上へ形成することが可能であれば特に限定されず、例えば、インクなどの液体や、トナーなどの固体、ターゲットの変色を促す気体などとしてもよい。また、「ターゲット」としては、画像が形成可能なものであれば特に限定されず、紙などの印刷用紙や画像としての配線が形成される電子部品等の基板などとしてもよい。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態である流体吐出装置としてのプリンタ20の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のプリンタ20は、装置全体の制御を司るマルチプロセッサシステム30と、パソコンなどの外部機器との間で情報の入出力が可能なインタフェース(I/F)45と、記録紙Sへ画像を印刷処理する印刷機構46と、を備えている。
マルチプロセッサシステム30は、主制御を司るメインプロセッサ31や副制御を司るメモリコントローラ33やダイレクトメモリアクセス(DMA)コントローラ35、サブプロセッサ41〜43などを含むプロセッサ群と、特定のプロセッサ間でデータをやり取りする際に用いられる中継部としてのDMAメッセージボックス37と、各種プログラムを記憶したROM44と、を備えている。このマルチプロセッサシステム30の各プロセッサ、ROM44、I/F45及び印刷機構46は、バス48により電気的に接続され、各々との通信ができるように構成されている。
メインプロセッサ31は、メモリ34の特定領域へ格納させるデータを様々な計算を行い作成したり、メモリ34に対してのデータの書込・読出指令であるリクエストを各プロセッサへ出力したりするものであり、ブリッジ32を介してバス48に接続されている。このメインプロセッサ31は、DMAコントローラ35へDMAのリクエストを出力することにより、自らの処理負荷の低減を図るよう設計されている。ブリッジ32は、メインプロセッサ31とバス48との間を仲介するデバイスである。このブリッジ32は、特定アドレスへのリクエストの出力に対しては、今回のリクエストよりも前に出力したリクエスト(「先のリクエスト」とも称する)の完了を待って出力する機能が付加されている。ここでは、DMAメッセージボックス37を介してDMAコントローラ35へ出力するリクエストに対して先のリクエストの完了を待って出力するよう設定されている。また、このDMAメッセージボックス37を介してDMAコントローラ35へ出力されるリクエストは、優先的属性に設定されている。
メモリコントローラ33は、一時的にデータを記憶するメモリ34と接続されており、このメモリ34に対するデータの書込・読出を実行するものである。DMAコントローラ35は、各デバイスとメモリ34との間のデータのやり取りをメインプロセッサ31を介さずに制御するものであり、ブリッジ36を介してバス48に接続されている。
DMAメッセージボックス37は、中継先のアドレスを格納したDMAアドレスボックス38を利用して2以上のプロセッサ間のリクエストのやりとりを中継するデバイスである。マルチプロセッサシステム30では、リクエストの出力先としてDMAコントローラ35が予め対応付けられており、入力したリクエストをDMAコントローラ35へ出力するよう設定されている。このDMAメッセージボックス37は、リクエストの出力先(DMAコントローラ35)がメモリ34の所定アドレスに予め対応付けられており、この所定アドレスにリクエストが格納されると、対応付けられているDMAコントローラ35がリクエストの出力先であると把握するように構成されている。
サブプロセッサ41は、例えばI/F45を介して外部機器とのデータのやり取りを行うなど、ネットワークに関するデータの制御を実行するものである。サブプロセッサ42は、例えば圧縮された画像ファイル(例えばJPEGファイル)の展開や展開した画像データの回転や移動、拡大縮小など画像処理を実行するものである。サブプロセッサ43は、例えば画像データに基づいて印刷機構46を駆動制御して印刷処理を実行するものである。
印刷機構46は、図示しないが、各色のインクに圧力をかけ、この加圧されたインクを記録紙Sに吐出して印刷処理を実行するインクジェット方式の機構である。なお、インクへ圧力をかける機構は、圧電素子の変形によるものとしてもよいしヒータの熱による気泡の発生によるものとしてもよい。
次に、こうして構成された本実施形態のマルチプロセッサシステム30の動作について、特にブリッジ32が行う動作について説明したあと、マルチプロセッサシステム30の全体的な動作について説明する。図2は、ブリッジ32が実行するリクエスト制御ルーチンの一例を表すフローチャートであり、図3は、メインプロセッサ31、ブリッジ32、メモリコントローラ33、DMAメッセージボックス37及びDMAコントローラ35による各処理及び通信の様子をシーケンシャルに示す説明図である。
図2に示すリクエスト制御ルーチンは、メインプロセッサ31からリクエストを入力したあとブリッジ32によって実行される。リクエストを入力すると、ブリッジ32は、バス48がレディ状態であるか否かを判定し(ステップS100)、レディ状態でないときにはレディ状態になるまで待機し、バス48がレディ状態となると出力先のアドレスがDMAメッセージボックス37であるか否かを判定する(ステップS110)。この判定は、入力した出力先のメモリ34のアドレスが予めDMAメッセージボックス37に定められたアドレスであるか否かにより行う。出力先がDMAメッセージボックス37でないときには、ブリッジ32は、リクエストを出力先アドレスへのバスに出力し(ステップS130)、このルーチンを終了する。
一方、ステップS110で出力先がDMAメッセージボックス37であるときには、ブリッジ32は、先のリクエストの完了回答であるAck信号を受信したか否かを判定する(ステップS120)。Ack信号を受信していないときにはAck信号を受信するまで待機し(即ちリクエストの発行を停止し)、Ack信号を受信したときには、先に出力したリクエストの処理が完了したものとみなし、このルーチンの開始時に入力したリクエストを出力先アドレスへのバスに出力し(ステップS130)、このルーチンを終了する。このように、ステップS120で先のリクエストの処理、例えばメインプロセッサ31からメモリコントローラ33へのデータの書込指令の処理が確実に終了したあと、DMAコントローラ35へDMAのリクエストを出力するのである。
次に、マルチプロセッサシステム30の各プロセッサによる各処理及び通信の様子を説明する。なお、図3の説明図では、図2のリクエスト制御ルーチンと同じステップには同じステップ番号を付した。ここでは、メインプロセッサ31がメモリ34に対して読出・書込処理を指令し、メモリ34へ書き込んだデータをDMAコントローラ35により読み出す場合について説明する。まず、メインプロセッサ31は、メモリ34に記憶されているデータを読み出すメモリコントローラ33への指令であるリードリクエストをブリッジ32へ出力する(ステップS200)。これを入力したブリッジ32は、出力先アドレスがDMAメッセージボックス37ではないため、そのままこのリクエストをメモリコントローラ33へ出力する(ステップS130)。これを入力したメモリコントローラ33は、読出処理を実行し(ステップS300)、ブリッジ32へデータを出力する(ステップS310)。データを入力すると、ブリッジ32は、メインプロセッサ31へデータを出力する(ステップS140)。続いて、メモリコントローラ33は、データの出力を終了すると、処理完了を表すAck信号をブリッジ32へ出力する(ステップS320)。
次に、メインプロセッサ31は、データを作成しこの作成したデータをメモリ34へ記憶させるメモリコントローラ33への指令であるライトリクエストをブリッジ32へ出力する(ステップS210)。これを入力したブリッジ32は、出力先アドレスがDMAメッセージボックス37ではないため、そのままこのリクエストをメモリコントローラ33へ出力する(ステップS130)。これを入力したメモリコントローラ33は、書込処理を実行する(ステップS330)。メインプロセッサ31は、ライトリクエストを出力したため、メモリ34には作成したデータが記憶されているものとしてデバイス側が直接メモリ34へアクセスするDMAリクエストを出力し(ステップS220)、データのやり取りをDMAコントローラ35へ委任する。これを受けたブリッジ32は、先のリクエストに対するAck信号を入力するまで待機し(リクエストの発行停止、ステップS120)、メモリコントローラ33から先のリクエスト(ここではライトリクエスト)のAck信号を入力すると、DMAリクエストをDMAメッセージボックス37へ出力する(ステップS130)。
ここで、リクエストの発行停止について説明する。DMAリクエストを出力するときに、命令を実行する順番の変更(アウトオブオーダーや追い越し)や、複数のプロセッサから同時にリクエストを受けた場合、メモリ34に採用されているマルチバンク方式などにより、DMAリクエスト時にメモリ34へのデータの書込処理が終了していない場合が生じうる。ここでは、DMAリクエストをブリッジ32が受信したときに、先のリクエストに対するAck信号を入力するまでリクエストの発行を停止することにより、先のリクエストとしてのメモリ34への書込処理などを確実に完了させるのである。また、リクエストの発行停止後のリクエストの出力再開では、DMAリクエストが優先的属性に設定されているから、複数のリクエストの出力が停止された場合であっても、最も先にDMAリクエストがブリッジ32から出力されるのである。
DMAリクエストを受けたDMAメッセージボックス37では、DMAアドレスボックス38を用いてリクエストの出力先のアドレスを変換し(ステップS400)、このDMAリクエストをDMAコントローラ35へ出力する(ステップS410)。これを受けたDMAコントローラ35は、DMAによるメモリ34へのアクセスの指令をメモリコントローラ33へ出力し(ステップS500)、以後、メインプロセッサ31を介さずにデバイスとのデータのやり取りを行うのである。プリンタ20では、このようなマルチプロセッサシステム30の処理を経て、作成されたデータを用いて、例えばサブプロセッサ43により印刷機構46を駆動制御して記録紙Sへインクを吐出させて記録紙S上に画像を形成させたりするのである。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のメモリ34が本発明の記憶手段に相当し、メインプロセッサ31が第1制御部に相当し、DMAコントローラ35が第2制御部に相当し、プロセッサ群が制御部群に相当し、DMAメッセージボックス37が中継部に相当し、ブリッジ32が指令制御部に相当し、印刷機構46が流体吐出機構に相当し、インクが流体に相当し、記録紙Sがターゲットに相当する。
以上詳述した本実施形態のマルチプロセッサシステム30によれば、リクエストの出力先としてDMAコントローラ35が予め対応付けられているDMAメッセージボックス37を備えており、このDMAメッセージボックス37へのリクエストをメインプロセッサ31からブリッジ32が入力すると、メモリ34に対する先のリクエストのAck信号(完了回答)を入力したあとこの入力したリクエストをDMAメッセージボックス37へ出力し、このリクエストをDMAメッセージボックス37が対応付けられたDMAコントローラ35へ出力する。即ち、複数あるプロセッサ(制御部)のうち、DMAメッセージボックス37に対応づけられたDMAコントローラ35へのリクエストについては、先のリクエスト、例えばメモリ34へのデータの書込などが完了した回答を得たあとに、出力されるのである。このように、個々のプロセッサ間の指定を行うことなく、コヒーレンシを保つ特定のプロセッサ用の私書箱としてのDMAメッセージボックス37を設けているため、メインプロセッサ31とDMAコントローラ35とによるコヒーレンシをより容易に実現することができ、DMAメッセージボックス37へのリクエストを受けると先のリクエストの完了を待ってから出力先へ出力するため、コヒーレンシをより確実に実現することができる。
また、DMAメッセージボックス37へのリクエストの出力が優先的属性に設定されているため、DMAメッセージボックス37へのリクエストが優先的に出力され、メインプロセッサ31とDMAコントローラ35とによるコヒーレンシを一層確実に実現することができる。更に、リクエストの出力先としてDMAコントローラ35がメモリ34の所定のアドレスに予め対応付けられているため、メモリ34のアドレスを用いて比較的容易にDMAコントローラ35の対応づけを実現することができるし、比較的容易に出力先を判定することができる。更にまた、DMAコントローラ35は、コヒーレンシを保つ要望が高いため、本発明を適用する意義が高い。そしてまた、プリンタ20は、マルチプロセッサシステム30を用いて分担した処理を実行することが多いため、本発明を適用する意義が高い。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、DMAメッセージボックス37へのリクエストの出力が優先的属性に設定されているものとしたが、これを省略してもよい。こうしても、先のリクエストが終了してからDMAリクエストを出力するため、コヒーレンシをより容易且つ確実に実現することができる。
上述した実施形態では、リクエストの出力先としてDMAコントローラ35がメモリ34の所定のアドレスに予め対応付けられているものとしたが、特にこれに限定されず、リクエストの出力先を判定可能とすればどのような方法を採用してもよい。
上述した実施形態では、DMAコントローラ35がDMAメッセージボックス37からの出力先として定められているものとしたが、特にこれに限定されず、コヒーレンシを保つ必要があるプロセッサをDMAメッセージボックス37からの出力先として定めるものとしてもよい。また、DMAメッセージボックス37からの出力先を複数設定するものとしてもよい。
上述した実施形態では、プリンタ20がマルチプロセッサシステム30を備えるものとしたが、複数のプロセッサにより処理を行う機器であれば特にこれに限られず、例えば、パソコン、テレビ、ビデオ、ゲーム機器などにマルチプロセッサシステム30を搭載してもよい。
上述した実施形態では、流体吐出装置をプリンタ20に具体化した例を示したが、インク以外の他の液体や機能材料の粒子が分散されている液状体(分散液)、ジェルのような流状体などを吐出する印刷装置に具体化してもよいし、流体として吐出可能な固体を吐出する印刷装置に具体化してもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ及びカラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を溶解した液体を吐出する液体吐出装置、同材料を分散した液状体を吐出する液状体吐出装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する液体吐出装置としてもよい。また、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置、ジェルを吐出する流状体吐出装置、トナーなどの粉体を吐出する粉体吐出式記録装置としてもよい。
プリンタ20の構成の概略を示す構成図である。 リクエスト制御ルーチンの一例を表すフローチャートである。 各処理及び通信の様子をシーケンシャルに示す説明図である。
符号の説明
20 プリンタ、30 マルチプロセッサシステム、31 メインプロセッサ、32 ブリッジ、33 メモリコントローラ、34 メモリ、35 DMAコントローラ、36 ブリッジ、37 DMAメッセージボックス、38 DMAアドレスボックス、41〜43 サブプロセッサ、44 ROM、45 インタフェース(I/F)、46 印刷機構、48 バス、S 記録紙。

Claims (5)

  1. データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に対してのデータの書込又は読出指令であるリクエストを出力する第1制御部と、該第1制御部からのリクエストに基づき前記記憶手段に対してのデータの書込・読出を制御する第2制御部と、を少なくとも含む複数の制御部からなる制御部群と、
    リクエストの出力先として第2制御部が予め対応付けられており、リクエストを入力すると該入力したリクエストを該対応付けられた第2制御部へ出力する中継部と、
    前記中継部へのリクエストを前記第1制御部から入力すると前記記憶手段に対する先のリクエストの完了回答を入力したあと該入力したリクエストを該中継部へ出力する指令制御部と、
    を備えたマルチプロセッサシステム。
  2. 前記指令制御部は、前記中継部へのリクエストの出力が優先的属性に設定されている、請求項1に記載のマルチプロセッサシステム。
  3. 前記中継部は、リクエストの出力先として第2制御部が前記記憶手段の所定のアドレスに予め対応付けられている、請求項1又は2に記載のマルチプロセッサシステム。
  4. 前記第2制御部は、ダイレクトメモリアクセスコントローラである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマルチプロセッサシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチプロセッサシステムと、
    流体を吐出してターゲット上に画像を形成する流体吐出機構と、を備え、
    前記制御部群には、前記ターゲットへ前記流体を吐出して形成する画像データを生成し、前記流体吐出機構を駆動制御する制御部が含まれている、
    流体吐出装置。
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