JP5184785B2 - 距離計および距離計測方法 - Google Patents
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Description
L=nλ/2 ・・・(1)
式(1)において、nは整数である。この現象は、測定対象104からの散乱光が極めて微弱であっても、半導体レーザの共振器101内の見かけの反射率が増加することにより、増幅作用が生じ、十分観測できる。
また、本発明の距離計は、前記半導体レーザと、前記レーザドライバと、前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、この受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について数える第1の計数手段と、前記演算手段と、前記第2の計数手段と、前記制御手段とを有するものである。
また、本発明の距離計の1構成例において、前記制御手段は、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間で前記比率が略等しい場合のみ、前記駆動電流の振幅制御を行うものである。
また、本発明の距離計測方法は、前記発振手順と、前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について数える第1の計数手順と、前記演算手順と、前記第2の計数手順と、前記制御手順とを備えるものである。
一方、カウンタ82は、第1の発振期間t−1と第2の発振期間tのうちの各計数期間をそれぞれ分割した分割期間At-1,Bt-1,Ct-1,Ct,Bt,At毎に、信号抽出回路11の出力電圧に含まれるMHPの数を数える。
記憶部83は、カウンタ82の計数結果を記憶する。
なお、本実施の形態では、図5(B)に示したMHPの信号波形を三角波駆動電流の振幅が過大な場合(駆動電流の最小値が小さ過ぎる場合)として説明したが、図5(B)と同様の現象は測定対象12との距離が遠い場合にも生じる。この場合にも、カウンタ82の計数結果の総和の比率が数値範囲外となるので、比率が数値範囲内になるように三角波駆動電流の振幅を制御することで、測定可能な距離を延ばすことができる。
また、本実施の形態では、第1の発振期間t−1,t+1,t+3と第2の発振期間t,t+2,t+4の分割数を3としているが、分割数は2以上であればよい。
表示装置10は、演算装置9によって算出された測定対象12との距離(変位)をリアルタイムで表示する。
Claims (6)
- 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に存在するように前記半導体レーザを動作させるレーザドライバと、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との干渉光を電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の数を前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について数える第1の計数手段と、
この第1の計数手段の計数結果から前記測定対象との距離を求める演算手段と、
前記第1の発振期間と前記第2の発振期間のうちの各計数期間をそれぞれ分割した分割期間毎に前記干渉波形の数を数える第2の計数手段と、
前記レーザドライバから前記半導体レーザに供給される駆動電流が最小のときの前記分割期間である最小駆動電流分割期間を少なくとも含む分割期間の第1の組における前記第2の計数手段の計数結果の総和と、前記最小駆動電流分割期間を少なくとも含む前記第1の組と異なる分割期間の第2の組における前記第2の計数手段の計数結果の総和との比率を、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について求めたとき、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の両方で前記比率が所定の数値範囲外の場合に、前記比率が数値範囲内になるように前記レーザドライバを介して前記駆動電流の振幅を制御する制御手段とを有することを特徴とする距離計。 - 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に存在するように前記半導体レーザを動作させるレーザドライバと、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について数える第1の計数手段と、
この第1の計数手段の計数結果から前記測定対象との距離を求める演算手段と、
前記第1の発振期間と前記第2の発振期間のうちの各計数期間をそれぞれ分割した分割期間毎に前記干渉波形の数を数える第2の計数手段と、
前記レーザドライバから前記半導体レーザに供給される駆動電流が最小のときの前記分割期間である最小駆動電流分割期間を少なくとも含む分割期間の第1の組における前記第2の計数手段の計数結果の総和と、前記最小駆動電流分割期間を少なくとも含む前記第1の組と異なる分割期間の第2の組における前記第2の計数手段の計数結果の総和との比率を、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について求めたとき、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の両方で前記比率が所定の数値範囲外の場合に、前記比率が数値範囲内になるように前記レーザドライバを介して前記駆動電流の振幅を制御する制御手段とを有することを特徴とする距離計。 - 請求項1又は2記載の距離計において、
前記制御手段は、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間で前記比率が略等しい場合のみ、前記駆動電流の振幅制御を行うことを特徴とする距離計。 - 半導体レーザを用いて測定対象にレーザ光を放射する距離計測方法において、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に存在するように前記半導体レーザを動作させる発振手順と、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との干渉光を電気信号に変換する受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の数を前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について数える第1の計数手順と、
この第1の計数手順の計数結果から前記測定対象との距離を求める演算手順と、
前記第1の発振期間と前記第2の発振期間のうちの各計数期間をそれぞれ分割した分割期間毎に前記干渉波形の数を数える第2の計数手順と、
レーザドライバから前記半導体レーザに供給される駆動電流が最小のときの前記分割期間である最小駆動電流分割期間を少なくとも含む分割期間の第1の組における前記第2の計数手順の計数結果の総和と、前記最小駆動電流分割期間を少なくとも含む前記第1の組と異なる分割期間の第2の組における前記第2の計数手順の計数結果の総和との比率を、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について求めたとき、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の両方で前記比率が所定の数値範囲外の場合に、前記比率が数値範囲内になるように前記レーザドライバを介して前記駆動電流の振幅を制御する制御手順とを備えることを特徴とする距離計測方法。 - 半導体レーザを用いて測定対象にレーザ光を放射する距離計測方法において、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に存在するように前記半導体レーザを動作させる発振手順と、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について数える第1の計数手順と、
この第1の計数手順の計数結果から前記測定対象との距離を求める演算手順と、
前記第1の発振期間と前記第2の発振期間のうちの各計数期間をそれぞれ分割した分割期間毎に前記干渉波形の数を数える第2の計数手順と、
レーザドライバから前記半導体レーザに供給される駆動電流が最小のときの前記分割期間である最小駆動電流分割期間を少なくとも含む分割期間の第1の組における前記第2の計数手順の計数結果の総和と、前記最小駆動電流分割期間を少なくとも含む前記第1の組と異なる分割期間の第2の組における前記第2の計数手順の計数結果の総和との比率を、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の各々について求めたとき、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間の両方で前記比率が所定の数値範囲外の場合に、前記比率が数値範囲内になるように前記レーザドライバを介して前記駆動電流の振幅を制御する制御手順とを備えることを特徴とする距離計測方法。 - 請求項4又は5記載の距離計測方法において、
前記制御手順は、前記第1の発振期間と前記第2の発振期間で前記比率が略等しい場合のみ、前記駆動電流の振幅制御を行うことを特徴とする距離計測方法。
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