JP5184545B2 - 端末装置、リンク選択方法および表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置に関する。
従来、PCなどの装置では、ユーザが指示を行う操作部としてマウスなどのポインティングデバイスを用いることが多い。ノートPCでは通常、ポインティングデバイスとしてタッチパッドが用意されている。HTML等のマークアップ言語で記述された文書であるWebページを表示するアプリケーションであるブラウザの表示画面上では、Webページ上でリンクが設定されている箇所の文字や図形などに対するリンク選択操作は、ポインティングデバイスにより操作される矢印マークなどのカーソルを用いて行われる。すなわち、目的のリンク設定箇所に対してカーソルを載せたあと、クリックと呼ばれる所定の操作を行うことによりリンク先への移行が行えるようになっている。
また、Webページのサイズが大きく表示画面からはみ出す場合には、その隠れた部分を見るために、表示画像を移動させるスクロール操作が行われる。このスクロール操作のために、表示画面の辺部にスクロールバーと呼ばれる操作要素が表示され、このスクロールバーに対するポインティングデバイスによる操作でスクロールが行えるようになっている。通常、垂直方向のスクロールは表示画面の右辺部に縦に延びるスクロールバーを用い、水平方向のスクロールは表示画面の下辺部に横に延びるスクロールバーを用いる。
垂直と水平の両方向に同時にスクロールを行うことを可能にする技術として、特許文献1には、表示画面を用いたデータ処理システムにおいて、スクロール専用のアイコンとしての、ポインタによる二次元移動が可能なオブジェクトをウィンドウのホーム位置に表示し、ポインタのドラッグによりオブジェクトを移動させることにより、オブジェクトの移動方向にデータをスクロールするとともに、オブジェクトが開放されたときオブジェクトをホーム位置に戻すと共にデータのスクロールを停止する技術が開示されている。
また、特許文献2には、基準点とカーソルとの距離に基づいてスクロールの速さまたはスクロール量を定め、カーソルと基準点とを結ぶ直線に応じてスクロール方向を定める技術が開示されている。
その他、ポインティングデバイスとして表示画面に重なったタッチパネルを用い、指でタッチ指示を行うものとして、特許文献3には、指の押圧数に基づいて表示内容の表示形態を変更する技術が開示されている。具体的には、地図画面の中心位置を基準として、指で押圧した方向に地図画面をスクロールさせること、この状態で2本目の指でタッチパネルを押圧するとスクロール速度を2倍にすること、および、2本の指でタッチパネルを押圧している状態から2番目に押圧した指で上下方向に移動させたとき地図の縮尺を変更することが示されている。
特開平7−21006号公報 特開平1−179193号公報 特開2005−234291号公報
ところで、近年、携帯電話端末が進化したものとして、携帯電話端末よりも大きなサイズの表示画面を有する多機能化した、スマートフォンと呼ばれるような携帯端末装置が市場に出現している。このような携帯型の装置では表示画面をできるだけ広くとる一方、筐体サイズを小さく維持するためにハードウェアのキーボードを無くし、若干の操作ボタンのみをハードウェア操作部として採用するものがある。また、ハードウェアのキーボードを備えている場合にもそれを表示デバイスの背後に隠して、必要な場合にのみキーボードを引き出して使用する型の装置も知られている。後者の装置においても、キーボードを引き出した状態では装置の外形サイズが大きくなり携帯性が損なわれる。また、製造コストも増加する。このため、キーボードを利用しなくて済むユーザインタフェースが望まれる。
このような観点から、特許文献3に開示されているような表示画面がタッチパネルを兼ねる型の装置として、ハードウェアキーボードを備えず、広い表示画面を操作部として利用するものも出現している。
しかし、表示画面がタッチパネルを兼ねる型の装置では、リンクの選択を行う場合、マウス等のポインティングデバイスを用いる装置のようにカーソルの移動およびクリックという2段階の操作を行うことができない。すなわち、ブラウザ表示画面上のリンク設定箇所にタッチすれば直ちにリンク先への移行が実行されてしまう。このことは、リンクの選択という点では迅速な操作が行えるので好ましいが、リンクの選択を誤った場合にはユーザの意思に反したリンク先への移行動作が行われるため、却って操作が煩雑になるという欠点にもなる。
特に、スマートフォンのような携帯端末では、その表示画面サイズは従来の携帯電話端末より大きいとはいえ、PCで利用される表示画面サイズに比べれば比較にならないほど小さい。にもかかわらず、PC用のWebサイトのページも表示できるようになっており、画面からはみ出した画像を見るためにスクロール操作は必須であり、その操作性が極めて重要となる。そこで、タッチパネルをリンクの選択とスクロール操作とに共用する際に、スクロールバーを用いない直感的なスクロール操作を採用しようとすると、両操作の競合が生じる。
また、タッチパネルはリンクの選択やスクロールの操作以外の操作にも利用可能であり、その場合にも操作の競合が生じうる。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置において、タッチ操作の競合を解消しつつ良好なリンク選択等の操作を実現することにある。
本発明による端末装置は、タッチ位置の座標を検出するタッチパネルと、少なくとも一部の表示領域においてタッチパネルのタッチ領域が重複した表示部と、リンクの設定された文書データを記憶する記憶部と、制御部とを備える。この制御部は、前記文書データを解釈し、前記表示部に表示される表示情報を生成する機能と、タッチされた位置を含む所定範囲をリンク有効領域として設定する機能と、前記リンク有効領域内でのみリンクの選択を許容する機能と、前記リンク有効領域内でのタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行する機能と、前記タッチがそのタッチ状態を維持したまま前記リンク有効領域内からその外側へ移動したときリンク選択以外の所定の処理を実行する機能とを備える。リンク選択以外の所定の処理は、例えば、前記タッチされた位置に対するタッチの相対的な移動の方向または距離の少なくとも一方に基づいて行うことができる。
このように本発明では、タッチされた位置を含む所定範囲をリンク有効領域として設定し、前記リンク有効領域内でのみリンクの選択を許容する。前記タッチがそのタッチ状態を維持したまま前記リンク有効領域内からその外側へ移動したとき、外側の領域でのリンクの選択は抑止される。通常、リンクの選択はタッチ位置が目的のリンクからずれたとしても大幅にずれることはないと考えられるので、リンク有効領域を所定範囲に限っても問題ない。また、リンク有効領域を所定範囲に限ることにより、リンク選択のためのタッチ操作から、リンク選択以外の所定の処理のタッチ操作へスムーズに移行することが可能となる。
前記制御部は、前記タッチパネルへのタッチが行われたとき、前記表示部により前記リンク有効領域をユーザが識別できるように表示することが好ましい。この表示はユーザが操作を行う上での指標となる。
前記制御部は、前記タッチパネルへのタッチが行われたとき、所定の条件下で、前記表示部により前記文書データの表示画像を一時的に拡大するようにしてもよい。あるいは、前記制御部は、前記表示部により前記リンク有効領域を所定の条件下で拡大して表示するようにしてもよい。このような措置により、指を用いたタッチ操作が容易となる。
前記所定の条件は、前記リンク有効領域内に属するリンクの個数またはタッチの面積に応じて定めることができる。例えば、リンクの個数やタッチの面積が所定値以上となる場合に、拡大を行う。
前記制御部は、前記リンク有効領域内でタッチされたリンクのリンク情報をタッチ位置以外の位置に表示する機能を備えてもよい。これにより、タッチによりそのリンクが隠れてもそのリンクの内容を容易に確認することができる。
前記制御部は、前記タッチパネルへのタッチが行われたとき、前記リンク有効領域内にリンクが存在しない場合、当該リンク有効領域を無効化するようにしてもよい。これにより、リンク有効領域を表示する必要なく直ちにリンク選択以外の所定の処理のタッチ操作を行うことが可能となる。
前記リンク選択以外の所定の処理は、例えば、前記文書データの表示態様を変更する処理である。より具体的には、文書データの表示画像のスクロール処理である。
前記スクロール処理の一例は、前記タッチの移動した移動先位置を基準にして最初にタッチされた位置(以下、初期位置という)の方向へスクロールを行う処理である。
前記スクロール処理の他の例は、前記タッチが離脱するまで、前記初期位置から前記移動先位置までの距離に応じたスクロール速度でスクロールを継続する処理である。この場合好ましくは、前記制御部は、前記タッチがそのタッチ状態を維持したまま前記リンク有効領域内からその外側へ移動したとき、前記リンク有効領域を消去し、前記初期位置に所定のマークを表示する機能を備える。ユーザは、この所定のマークとタッチ位置の間隔から当該「距離」およびスクロール方向を推測できる。
前記スクロール処理のさらに他の例は、最初にタッチされた位置から前記タッチの移動した移動先位置までの移動に同期してスクロールを行う処理である。
前記リンク選択以外の所定の処理は、例えば、前記文書データの表示に関連したメニュー項目の表示および選択のための処理である。
本発明によるリンク選択方法は、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置において、リンクを選択するリンク選択方法であって、前記文書データを解釈し、前記表示画面上に表示される表示情報を生成するステップと、タッチされた位置を含む所定範囲をリンク有効領域として設定するステップと、前記リンク有効領域内でのみリンクの選択を許容するステップと、前記リンク有効領域内でのタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行するステップと、前記タッチがそのタッチ状態を維持したまま前記リンク有効領域内からその外側へ移動したときリンク選択以外の所定の処理を実行するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明はさらにタッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置の制御部において実行される表示プログラムとして把握することもできる。
本発明による端末装置は、タッチ位置の座標を検出するタッチパネルと、少なくとも一部の表示領域においてタッチパネルのタッチ領域が重複した表示部と、リンクの設定された文書データを記憶する記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記文書データを解釈し、前記表示部に表示する表示情報を生成する機能と、リンク選択処理においてタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行する機能と、第1のタッチに基づいて所定の処理を実行する機能と、第1のタッチのタッチ状態が維持された状態で第2のタッチがなされたとき、前記所定の処理を抑止するとともに、前記文書データの表示画面全域において第1および第2のタッチの少なくとも一方に基づくリンク選択処理を有効化する機能とを備えたことを特徴とする。
この構成では、タッチパネルに対してある時点で同時に維持されているタッチ状態の個数により処理が切り替えられる。すなわち、第1のタッチのみの場合には「所定の処理」が実行され、第1のタッチが維持された状態で第2のタッチがなされた場合には「所定の処理」が抑止され、文書データの表示画面全域において第1および第2のタッチの少なくとも一方に基づくリンク選択処理が有効化される。これにより、タッチ操作による「リンク選択」と「所定の処理」との競合が防止される。
前記所定の処理は、例えば、前記第1のタッチの移動に基づく前記文書データの表示画像のスクロール処理である。あるいは、第1のタッチによりタッチされた位置を含む所定範囲を定めるリンク有効領域内でのみリンクの選択を許容する処理である。
より具体的な実施の態様として、例えば、前記制御部は、第1のタッチに基づいて前記スクロール処理を行い、第2のタッチに基づいて前記スクロール処理を抑止するとともに、タッチ状態を継続した第1のタッチに基づいてリンク選択処理を行うことができる。
また、他の実施の態様として、前記制御部は、第1のタッチに基づいて前記スクロール処理を行い、第2のタッチに基づいて前記スクロール処理を抑止するとともに、第2のタッチに基づいてリンク選択処理を行うようにすることもできる。
好ましくは、前記制御部は、リンク選択処理を有効化している際に、第1および第2のタッチの少なくとも一方がリンク設定箇所を指示しているとき、当該リンクのリンク情報をタッチ位置以外の位置に表示する機能をさらに備える。
本発明によるリンク選択方法は、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置において、リンクを選択するリンク選択方法であって、文書データを解釈し、前記表示画面上に表示する表示情報を生成するステップと、リンク選択処理においてタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行するステップと、第1のタッチに基づいて所定の処理を実行するステップと、第1のタッチのタッチ状態が維持された状態で第2のタッチがなされたとき、前記所定の処理を抑止するとともに、前記文書データの表示画面全域において第1および第2のタッチの少なくとも一方に基づくリンク選択処理を有効化するステップとを備えたことを特徴とするものである。
本発明による表示プログラムは、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置の制御部において実行される表示プログラムであって、文書データを解釈し、前記表示画面上に表示する表示情報を生成するステップと、リンク選択処理においてタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行するステップと、第1のタッチに基づいて所定の処理を実行するステップと、第1のタッチのタッチ状態が維持された状態で第2のタッチがなされたとき、前記所定の処理を抑止するとともに、前記文書データの表示画面全域において第1および第2のタッチの少なくとも一方に基づくリンク選択処理を有効化するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
本発明の他の構成および作用効果については以下に詳細に説明する。
本発明によれば、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置において、タッチされた位置を含む所定範囲を定めるリンク有効領域内でのみリンクの選択を許容するとともに、タッチがそのタッチ状態を維持したままリンク有効領域内からその外側へ移動したときリンク選択以外の所定の処理を実行するようにしたので、タッチ操作の競合を解消しつつ、最小限のタッチ操作回数で良好なリンク選択等の操作を実現することができる。したがって、端末装置の操作性が格段に向上する。
また、従来のスクロールバーを表示する必要がなくなるので、表示画面を有効に利用することができる。
更に別の本発明によれば、タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置において、第1のタッチに対する第2のタッチの有無に応じて処理を切り替えることにより、タッチ操作の競合を解消しつつ良好なリンク選択等の操作を実現することができる。
本発明の実施の形態に係る端末装置の一例としての携帯端末の概略構成を示したブロック図である。 図1に示した携帯端末の概略の内部構成を示すブロック図である。 図2に示した携帯端末の主要な機能を示す機能ブロック図である。 図1に示した携帯端末の表示デバイスの表示画面の表示例を示した図である。 本発明の実施の形態における主要な動作例の説明図である。 図5の動作に続くリンク先の画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態においてWebページのスクロールの説明図である。 図7の動作に続くスクロール停止の画面を示した図である。 本発明の実施の形態においてWebページの第2のスクロール操作の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態におけるリンク選択時の便宜のための変形例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリンク有効領域の設定の有無に関する変形例の説明図である。 本発明の実施の形態における文書データの表示に関連したメニュー項目の表示および選択のための処理の説明図である。 本発明の実施の形態における基本的な処理のフローチャートである。 図13に示したステップS13に対応するリンク有効領域関連処理(1)(2)を示したフローチャートである。 図13に示したステップS13に対応するリンク有効領域関連処理(3)(4)を示したフローチャートである。 図13に示したステップS15の詳細な処理例を示したフローチャートである。 図13に示したステップS16の処理例としてのスクロール処理(1)のフローチャートである。 図13に示したステップS16の処理例としてのスクロール処理(2)のフローチャートである。 図13に示したステップS16の処理例としてのメニュー選択処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末の主要な機能を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における主要な動作を説明するための画面例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における主要な動作を説明するための画面例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における主要な動作を説明するための画面例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における主要な動作を説明するための画面例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における第1の動作例を表したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における第2の動作例を表したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における第3の動作例を表したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における主要な機能を示す機能ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における第1の動作例の処理手順例を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における第2の動作例の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における第3の動作例を表したフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施の形態の構成について説明する。
図1は、通話機能、データ通信機能、および、マークアップ言語文書の表示処理を行うWebブラウザ機能を備えた端末装置の一例としての携帯端末100の概略構成を示したブロック図である。この携帯端末100は、筐体10内に、スピーカ11、タッチパネルの機能を備えた表示デバイス15、マイク16、操作ボタン17〜19を内蔵した、いわゆるスマートフォンと呼ばれる多機能の携帯電話端末である。ハードウェアのキーボードやテンキー等は備えておらず、文字入力が必要な場合には表示デバイス15の表示画面上にソフトウェアキーボード(図示せず)を表示してタッチ入力を行うことができる。
図2は、携帯端末100の概略の内部構成を示すブロック図である。携帯端末100は、制御部101、信号処理部102、画像処理部103、表示部104、マイク105、スピーカ106、入力部107、通信部108、RTC(Real Time Clock)部109、記憶部110を備える。
制御部101はCPUを含み、プログラム制御により装置全体の制御を司る。
信号処理部102は、制御部101の制御下で、マイク105(図1の16に対応)からの音声入力をデジタル化して制御部101へ受け渡したり、制御部101からの音声出力データ(本実施の形態における操作音を含む)をアナログ化してスピーカ106(図1の11に対応)へ出力したり、画像処理部103と信号を授受したりする各種の信号処理を行う部位である。
画像処理部103は、信号処理部102からの表示データを受け取り、表示部104に表示させる機能を有する。画像処理部103はグラフィック処理をサポートする表示LSIにより構成することができる。
表示部104は、図1に示した、液晶ディスプレイ(LCD)、有機EL等の表示デバイス15を含み、ユーザに対して文字、図形、画像等の情報を表示する。特に本実施の形態では、HTML等のマークアップ言語で記述された文書であるWebページを表示する。Webページの表示情報は、通常、文字、図形、画像を含みうるが、本明細書ではそれら全体を単に表示画像または画像ともいう。
入力部107は、図1に示した操作ボタン17〜19の他、タッチパネル(タッチ入力部)を含み、指によるユーザからの指示操作やデータの入力を受け、制御部101へ受け渡す機能を有する。本実施の形態では、タッチパネルの入力範囲は表示部104の表示画面の全面に亘っている。但し、全面に亘る必要は必ずしもなく、表示画面上の一部の領域のみタッチパネルがカバーするものであってもよい。
通信部108は、通話やデータ通信を行うための部位であり、アンテナ(図示せず)を介して基地局との間で電波による無線インタフェース経由で通信を行う。インターネットへの接続は、この通信部108を介して行うことができるが、図示しない他の通信部(例えば無線LAN通信部)を介して行ってもよい。
RTC部109は日時情報の出力機能およびタイマー機能を有する。
記憶部110はROM111およびRAM113を含む。この他、ハードディスク装置等、他の記憶装置を含んでもよい。ROM111は制御部101のCPUが実行する各種プログラムや必要なデータを格納する不揮発性メモリであり、再書き込み可能な領域を含む。RAM113はCPUのための作業用領域やデータの一時記憶領域を提供するメモリである。本実施の形態におけるWebページのデータ等はこのRAM113に格納される。
上記の他、図示しないが、ハードウェアキーボード、GPS(Global Positioning System)受信部、Bluetooth(登録商標)通信部、無線LAN通信部、カメラ撮影部、TV受信部、等を備えてもよい。
図3は、図2に示した携帯端末100の主要な機能を示す機能ブロック図である。
制御部101により実現される機能として、タッチ位置座標処理部131、ブラウザ処理部132、リンク有効領域関連処理部133、スクロール処理部134、メニュー処理部135を備える。
タッチ位置座標処理部131は、タッチパネルに対してユーザがタッチしたこと、および、その位置(タッチ位置)の座標を検出する機能部である。好ましくは、同時にタッチ状態にある複数のタッチ位置の検出、および、1つのタッチ位置のタッチ面積も検出できる型のものである。但し、これらの追加的な機能は本実施の形態の主要な特徴においては必須のものではない。タッチ位置座標処理部131は、入力部113に対するユーザのタッチ操作に応じて検出されたタッチ位置座標等の情報をブラウザ処理部132、リンク有効領域関連処理部133、スクロール処理部134およびメニュー処理部135へ与える。また、記憶部110に少なくとも最新のタッチ位置および過去の変化のデータを履歴データとして保存する。
ブラウザ処理部132は、記憶部110からマークアップ言語で記述された文書データを受けてこれを解析し、表示画面に表示する表示データを生成する機能部であり、所定のタグ(例えばアンカータグ)で記述されるリンク設定箇所の確認およびリンク設定箇所へのタッチに基づくリンク先への移行の機能を含む。
リンク有効領域関連処理部133は、リンク有効領域に関連した処理として、タッチ位置座標処理部131の出力に応じて、所定の条件下で、リンク有効領域の設定、表示および消去等の処理を行う部位である。この処理には、後述する初期位置(マーク)の設定、表示および消去の処理、さらには後述するリンク情報表示領域の表示および消去も含まれる。
スクロール処理部134は、タッチ位置座標処理部131の出力に応じて、所定の条件下でブラウザ画面内の表示画像全体を移動させる(すなわちスクロールさせる)処理を行う。
メニュー処理部135は、本実施の形態の追加的な特徴として、リンク有効領域と組み合わせて複数のメニュー項目を表示し、ユーザの選択に供する処理を行う部位である。
以下、具体的な表示画面例を示しながら、本実施の形態の主要な動作例および付加的な動作例や変形例について順次説明する。
図4は、図1に示した携帯端末100の表示デバイス15の表示画面300の表示例を示している。この表示画面300において、上辺部の横長帯状の領域310は、携帯電話の電波の受信強度、時刻、電池残量等の表示を行うエリアである。その下の横長帯状の領域320と、さらにその下の主要領域330がブラウザ画面である。少なくともブラウザ画面の全体がタッチパネル領域となっている。
領域320は、主要領域330に現在表示されているWebページのタイトルを表示するタイトル表示領域321と、操作領域322とを含んでいる。この例では操作領域322にはこの位置をタッチすると、操作領域322が領域320内で拡大され、そこに他の操作用ボタン等(図示せず)が表示されるようになっている。
主要領域330には、例えばPC用のWebサイトにアクセスして得られるような、画面からはみ出す大きなサイズのWebページの一部(左上部分)を表示した例を示している。図のWebページの左側の「製品概要」「OS」「Browser」「サービス」「ダウンロード」等の各文字列、および中央から右下の「Platform」「Browser」「サービス」「ip…」等の各文字列にはそれぞれリンクが設定されているものとする。図中に四角マーク(□)で示す各図形にもリンクが設定されていてもよい。このようなリンクの設定された文字や図形等の位置に有効なタッチが行われると、そのリンク設定箇所のリンク先への移行が行われ、現在のWebページに代えて、リンク先のWebページが表示される。
図5は、本実施の形態における主要な動作例の説明図である。この図の画面300aは図4に示したものと同じである。今、画面300aに対してユーザが指350で、画面左上部のリンク設定箇所「Browser」にタッチして、その内容を示す画面へ移行しようとしたとする。このとき、タッチ位置を含む所定範囲を定めるリンク有効領域360が表示される。本明細書における「リンク有効領域」とは、タッチされた位置を含む所定範囲を定めるリンク有効領域内でのみリンクの選択を許容するためのものである。リンク有効領域を表示するのは、タッチパネルへのタッチが行われたとき、リンク有効領域をユーザが識別できるようにするためである。この例では、リンク有効領域360の表示例として、タッチ位置を中心とした予め定めた半径の円を表示するようにしている。
リンク有効領域360の具体的な表示形態としては、この円内を強調する表示形態としてもよい。円内の強調表示としては、円内の高輝度(ハイライト)表示、円外の低輝度表示、円内の反転表示、円内の色変化表示、等が考えられる。また、リンク有効領域360の形状は円形としたが、円形に限るものではなく、例えば、楕円形、四角形、五角形以上の多角形、等が考えられる。リンク有効領域360のサイズは、予め定めた固定サイズでもよいが、後述するように所定の条件下で可変としてもよい。あるいは、ユーザが初期設定において複数のサイズから選択できるようにしてもよい。
指350のタッチにより指示されていると判断されたリンクについてはそのリンク情報が、リンク情報表示領域340内に表示される。これにより、タッチした文字列が指で隠れて認識しづらいような場合でも、タッチしたリンクが所望のものかどうかを容易に確認することができる。
この例ではリンク情報表示領域340は固定位置(図の例では主要領域330の上辺部)に一時的にウィンドウとして表示するものである。リンク情報表示領域340の位置はこの位置に限るものではない。タッチ位置の近傍位置等、リンク情報表示領域340の位置はダイナミックに変化するものであってもよい。
図の例では、制御部により、指350のタッチ位置が「Browser」の上隣のリンク設定箇所「OS」に属すると判断され、リンク情報表示領域340内には「OS」が表示されている。
この状態で、ユーザは、このリンクが目的のリンクではないと判断し、画面300bに示すように、指350をタッチしたまま下側にずらしていく。次のリンク設定箇所にタッチ位置が移動したとき、リンク情報表示領域340内に文字列「Browser」が表示される。そこで、ユーザは目的のリンクが指示できたと判断して指350を画面から離す。このタッチ離脱を契機としてリンクの選択が完了し、直前までタッチ状態にあった当該リンクのリンク先への移行が行われる。図6にリンク先の画面300cの例を示す。この画面300cでは、タイトル表示領域321の表示が「Browser」に変わっている。主要領域330の左上部の文字列群は画面300aと同じであるが、現在選択されているリンクが太文字で表示されている。このようにブラウザ画面をフレームと呼ばれる複数の領域に分割すれば、フレーム毎の表示切り替えが可能となるが、本発明においてフレーム表示は必須の要素ではない。
次に、タッチによるスクロール操作の方法について説明する。
今、ユーザは図7の画面300aにおいて画面右側に隠れたWebページ部分を見るために画像を左側へスクロールさせたい、と考えたとする。このとき、先の例と同様、指350のタッチ時にリンク有効領域360が表示される。この状態から、ユーザが、タッチ状態を維持したままリンク有効領域360内からその外側へ指350を移動させる。このような操作はマウスのクリックボタンを押したままカーソルを移動する「ドラッグ」と呼ばれる操作に類似している。画面300dでは、リンク有効領域360を超える位置まで指350を右側方向へ移動させた例を示している。このとき、最初のタッチ位置に初期位置を表す所定のマークである初期位置マーク370が表示される。「最初のタッチ位置」とは、ある時点でタッチパネルへのタッチが行われたとき、そのときのタッチ位置を示し、そのタッチ状態を継続してタッチ位置が変化していったときのタッチ位置を排除する趣旨である。
初期位置マーク370としては、ここでは比較的小さな丸印を示しているが、その形状や色等は特に限定するものではない。ここで留意すべきは、初期位置マーク370は物理的な表示画面の座標系に対する座標で定められ、画像が移動しても移動しないことである。本実施の形態では、タッチ位置がリンク有効領域360の外側へ出た時点でリンク有効領域360の表示は消去される。但し、この消去は必須ではなく、表示したままの形態も考えられる。
スクロール指示操作の際、初期位置からタッチの移動先位置へ延びる移動ベクトル380が想定される。この移動ベクトル380は便宜上想定されるものであって、画面上に表示されるものではない。本実施の形態では、移動ベクトル380の長さ(すなわち初期位置からタッチの移動先位置までの距離)に応じてスクロール速度が決定され、スクロール方向390は移動ベクトル380と逆向きの方向となる。このスクロール方向390も便宜上示したもので、実際に表示される必要はない。画面300dはスクロールにより画像が右から左に流れているが、その様子は図示省略している。
スクロールが継続している最中に指350がタッチパネルから離されたとき、図8の画面300eに示すように、スクロールが停止する。すなわち、ユーザはスクロールを開始したあと、所望のWebページ部分が画面に現れた時点で指350を離せばよい。所望のWebページ部分が遠い場合には指の位置を初期位置(マーク370)から遠く離してスクロール速度を大きくし、所望のWebページ部分が近づいたとき指の位置を初期位置に近づけ(但しリンク有効領域外で)スクロール速度を小さくするような使用方法が可能である。
なお、Webページの表示画像が移動してその端が表示画面内に現れた時点で、タッチ状態にかかわらず、それ以上のスクロールは停止する。スクロールの方向は水平方向に限るものではなく、垂直方向または斜め方向であってもよい。
次に、図9により本実施の形態における第2のスクロール操作の例を説明する。この第2のスクロール操作は先の(第1の)スクロール操作にとって代わるものである。第1のスクロール操作はリンク有効領域外へ移動した指がタッチ状態にある間、スクロールが継続するものであるが、第2のスクロール操作は指の移動に同期して指が移動している間だけスクロールを行うものである。ここに「同期」とは指の移動量および移動方向が表示画像のそれらとリアルタイムに一致することを意味する。
図9の画面300fに示すように、指350をブラウザ画面上の1点にタッチし、このタッチ状態を維持したままリンク有効領域360の境界を越えて移動ベクトル380の方向に指350を移動させたとき、画面300gに示すように、その移動量だけその移動方向へ画像がスクロールされる。このとき指350のタッチが継続していれば、さらにスクロール操作を継続することができる。タッチが離脱すれば、当該スクロール処理は終了し、次回のタッチでは再度、リンク有効領域の表示から始まる。このように第2のスクロール操作では第1のスクロール操作と異なり、その移動方向は移動ベクトル380と同じになる。この操作は画像の載った紙を手でずらすような操作と類似している。
次に、図10によりリンク選択時の便宜のための変形例を説明する。画面300aに示すように、複数のリンク設定箇所が比較的密集した領域に指350をタッチしたとき、先の例のように誤って隣のリンクにタッチしたような場合、指350をごく微量移動させる必要がある。このような場合、指が目的のリンクを行き過ぎたりして迅速かつ的確な指示操作が困難となりうる。そこで、画面300hに示すように、タッチパネルへのタッチが行われたとき、所定の条件下で、表示部により文書データの表示画像を一時的に拡大するようにした。この拡大時にはリンク有効領域360も一緒に拡大される。表示画像の拡大の中心は初期位置とする。所定の条件として、具体的には、リンク有効領域360内に属するリンク設定箇所の個数をカウントし、その個数が予め定めた所定値以上となったときに、表示画像の拡大を行う。これに加えて、またはこれに代えて、タッチの面積が所定値以上となったときに、表示画像の拡大を行うようにしてもよい。ユーザによって指のサイズが異なり、指の大きなユーザでは微細なリンク設定箇所のタッチ指示が困難な場合に有効である。リンク有効領域360の外へ指が移動したときには表示画像を元の倍率(100%)に戻す。
この他、図示しないが、表示画像の倍率は100%のままで、リンク有効領域360を所定の条件下で拡大して表示するようにしてもよい。例えば、当初のリンク有効領域360内に所定個以上のリンク設定箇所が含まれる場合に、一時的にリンク有効領域360のサイズを拡大すれば、タッチ位置から少々離れた、拡大前のリンク有効領域360外のリンク設定箇所のリンクの指定も、タッチし直す必要なく選択が可能となる。また、タッチ面積に応じて一時的にリンク有効領域360のサイズを拡大するようにしてもよい。これにより、指の太いユーザの場合にリンク有効領域360が窮屈とならないようにすることができる。
図11は、リンク有効領域の設定の有無に関する変形例の説明図である。先の例では、ブラウザ画面内のどの位置にタッチしようと、タッチしたときにリンク有効領域360を設定し表示するものとした。しかし、初めからスクロール操作を行いたい場合にも、タッチ時に常にリンク有効領域360が表示されると、リンク有効領域360へ指を移動させる際に誤ってリンク有効領域360内で誤って指を離したとき、意図しないリンク先への移行が実行されてしまう場合がある。一方、ブラウザ画面内にはリンク設定箇所が全く存在しない領域も多く存在する。そこで、リンク有効領域360内のリンク設定箇所の個数をカウントし、カウント値が0である場合には、リンク有効領域360の設定を行わないようにする。例えば、リンク有効領域360のサイズはそのままとして、リンク有効領域360の機能自体を無効化し、タッチ直後のスクロール操作を有効化するようにしてもよい。あるいは、リンク有効領域360のサイズを0(半径0)とし、その表示は行わないようにすることができる。サイズが0であれば、タッチの移動により直ちにスクロール動作が有効となる。いずれにせよ、図11の画面300iのように、リンク設定箇所のない領域に指350をタッチしたときには、リンク有効領域は表示されず、リンク有効領域の内外を考慮することなく直ちにスクロール操作が有効となる。このスクロール操作は、上記第1および第2のスクロール操作のいずれもありうる。
上記の説明では、リンク有効領域の境界を越えてタッチの移動を行った場合、リンク選択以外の所定の処理として表示画像のスクロール処理を行う例を示した。しかし、リンク選択以外の所定の処理はスクロール処理に限るものではない。例えば、表示の拡大/縮小、表示の回転(例えば90度回転)、等の表示態様の変更も考えられる。境界の外側へ出た場合に単にリンク有効領域の設定の解除を行うという構成も考えられる。その他、表示画面を切り替える処理も「所定の処理」の一例である。例えば、閲覧の履歴が保存されている状態で、閲覧の履歴を「進む」「戻る」等の操作により表示画面を切り替える用途に利用することもできる。具体的には、リンク有効領域内でタッチ状態の指がリンク有効領域の左側境界を越えて外側へ出た場合に「戻る」、右側境界を越えて外側へ出た場合に「進む」の操作を行わせることができる。このように、「所定の処理」に選択肢がある場合には、境界を出る方向によって選択肢の選択を行うことができる。
図12に、「所定の処理」として、文書データの表示に関連したメニュー項目の表示および選択のための処理を行う場合の表示例を示す。
図12の画面300jに示すように、最初のタッチ時にそのタッチ位置を中心にしたリンク有効領域360を表示すると同時に、その周縁に複数のメニュー項目を表すメニューアイコン400a〜400hを表示する。ここでは8個のメニューアイコン400a〜400hを総称してメニュー領域400と呼ぶ。メニューアイコンの個数、サイズ、形状、メニュー項目の内容、配置等については、特に図示したものに限定するものではない。
各メニュー項目とその位置については次のとおりである。すなわち、最上部のアイコンから反時計回りに、(1)ブックマーク、(2)URL入力、(3)戻る、(4)ホーム、(5)再読込、(6)メニュー、(7)進む、(8)ブックマーク登録、となっている。「戻る」と「進む」とは好ましくは点対称の、対向する位置にする(図の例では、左右の対向する位置に配置している。)他のメニュー項目については配置位置の制約は特にない。機能名称を表す文字情報は必ずしもなくても、記号やマークであってもよい。
ユーザのタッチ時の各メニュー項目の機能は次のとおりである。
(1)「ブックマーク」:ブックマークを参照することができる。例えば、ブックマークリスト(図示せず)が表示される。
(2)「URL入力」:URL入力部を備えたソフトウェアキーボード(図示せず)が表示される。
(3)「戻る」:閲覧履歴上で、現在表示されているWebページの前のWebページの表示に戻る。通常、閲覧履歴は記憶部に保存される。
(4)「ホーム」:ブラウザ起動前でこのアイコンにタッチすると、ブラウザが起動して、”ホーム”に指定してあるURLのWebページが表示される。ブラウザ起動済みでこのアイコンにタッチすると、ホームに指定しているWebページに表示が切替わる。
(5)「再読込」:現在表示中のWebページのURLのマークアップ言語文書を要求を再取得して表示する更新処理を実行する。
(6)「メニュー」:サブメニューを表示する。
(7)「進む」:閲覧履歴上で、現在表示されているWebページの次のWebページの表示に進む。(「戻る」で戻っていた場合、すなわち、例えばWebページA⇒B⇒C⇒「戻る」⇒B⇒(進む)Cのような場合)
(8)「ブックマーク登録」:現在表示中のWebページ(のURL)をブックマーク登録する。
最初のタッチ位置から指をリンク有効領域360の境界を越えて、いずれかのメニュー項目のアイコンの位置まで移動させ、そこで指350を離すと、そのアイコンに割り当てられたメニュー項目が実行される。画面300kでは、一旦タッチした指350を左側へ移動させ、「戻る」のメニュー項目のアイコン400c内で指を放すことにより、「戻る」操作を行った例を示している。これにより、ブラウザ画面上の任意の位置(但し、必要なメニュー項目が表示されうる位置)で集約したメニュー選択操作を行うことが可能となる。
図12に示したメニュー選択の特徴を上述した第1または第2のスクロールの特徴と併用することも可能である。但し、メニュー領域400内ではスクロール処理を行わない。すなわち、タッチした後、初期位置からメニュー領域400の外側までタッチを移動させたとき、上記のいずれかのスクロール操作を実行可能とすることができる。なお、図11の画面300iで説明したようなリンク有効領域360の不設定・不表示は、図12のメニュー表示の場合には採用しない。
以下、上述した各種の処理を実現するための処理手順例をフローチャートにより説明する。
図13は、本実施の形態における基本的な処理のフローチャートを示している。この処理は、リンク選択処理と、それ以外の処理との切替を行うための処理である。まず、ブラウザ画面上にタッチがあったとき(S11、Yes)、そのタッチ位置の座標を初期位置として記憶する(S12)。ついで、リンク有効領域関連処理部133(図3)により、リンク有効領域関連処理を行う(S13)。この具体的な内部処理については後述する。そこで、タッチ状態のままタッチ位置の変化を周期的に検出する(S14)。現タッチ位置がリンク有効領域外へ出たかどうかを判定する(S15)。リンク有効領域内に止まっている場合には、リンク選択処理を行う(S16)。リンク有効領域外へ出た場合には、リンク選択処理以外の処理を実行する(S17)。ステップS16,S17のいずれにおいても、その実行後は、実行結果に応じて、ステップS11またはS14へ戻る。いずれの処理もその詳細例については後述する。なお、フローチャートの表記の便宜上、タッチ位置の検出を図13のフローの中の1ステップ(S14)として示したが、実際には図13の処理とは独立に並行して、周期的にタッチ位置の検出を行うことができる。
図14(a)(b)は、それぞれ、図13に示したステップS13に対応する代替可能なリンク有効領域関連処理(1)(2)を示したフローチャートである。
図14(a)のリンク有効領域関連処理(1)では、まず、初期位置に基づいてリンク有効領域を設定する(S21)。具体的にはリンク有効領域の中心位置を当該初期位置に一致させて、リンク有効領域の表示情報を生成する。ついで、そのリンク有効領域を表示する(S22)。
図14(b)のリンク有効領域関連処理(2)は図10で説明した処理に相当する。この処理では、リンク有効領域関連処理(1)と同様、初期位置に基づいてリンク有効領域を設定し(S31)、そのリンク有効領域を表示する(S32)。さらに、リンク有効領域内に属するリンク設定箇所の個数をカウントする(S33)。このカウント値が所定個数以上であれば(S34,Yes)、リンク有効領域とともに表示画像を一時的に拡大する(S35)。
図15(a)(b)は、それぞれ、図13に示したステップS13に対応する代替的なリンク有効領域関連処理(3)(4)を示したフローチャートである。
図15(a)のリンク有効領域関連処理(3)は図11で説明した処理に相当する。この処理ではまず、初期位置に基づいてリンク有効領域を設定し(S41)、ついでリンク有効領域内のリンク設定箇所の個数をカウントする(S42)。カウント値が0でなければ(S43,No)、リンク有効領域を表示する(S44)。カウント値が0であれば、リンク有効領域のサイズを0にする(S45)。リンク有効領域の表示は行わない。
図15(b)のリンク有効領域関連処理(4)は図12で説明したメニュー選択処理に相当する。この処理ではまず、初期位置に基づいてリンク有効領域を設定し(S51)、そのリンク有効領域を表示させる(S52)。ついで、リンク有効領域の周囲(周縁)にメニュー領域400(図12)を設定して表示する(S53)。
図16は、図13に示したステップS15の詳細な処理例を示したフローチャートである。この処理ではまず、現タッチ位置がリンク設定箇所に該当するかどうかをチェックする(S61)。該当する場合には、リンク情報表示領域340(図5等)にテキストで当該リンク情報を表示する(S62)。該当しない場合には、図13のステップS14へ戻る。ステップS62に続いて、タッチ離脱があるかをチェックする(S63)。タッチ離脱がなければ、ステップS14へ戻る。タッチ離脱があったときには、リンク有効領域の表示を消去する(S64)。さらに当該リンク先への移動を行う(S65)。その後、ステップS11へ戻る。なお、リンク先への移動によりブラウザ画面全体が書き替えられる場合にはステップS64は省略してもよい。
図17は、図13に示したステップS16の処理例としてのスクロール処理(1)のフローチャートを示している。この処理は上述した第1のスクロール操作に相当する。
まず、リンク有効領域の表示を消去し、所定の初期位置マーク370(図7)を表示する(S71)。ついで、初期位置から移動先の現タッチ位置までの距離と方向、すなわち移動ベクトル380(図7)を算出する(S72)。
この算出された距離に応じて、スクロール速度を決定する(S73)。典型的には、距離が大きいほどスクロール速度も大きくする。その関係は直線的であってもよいし、段階的であってもよい。この決定されたスクロール速度で、算出された方向と逆方向へ画像全体をスクロールする(S74)。
このスクロール動作中にタッチ離脱があれば(S75,Yes)、スクロールを停止させる(S76)。さらに、初期位置マークを消去して(S77)、ステップS11へ戻る。
タッチ離脱がない間は、現タッチ位置がリンク有効領域内に戻ったかどうかを絶えずチェックし(S78)、リンク有効領域内に戻るまではステップS72に戻って上記処理を繰り返す。現タッチ位置がリンク有効領域内に戻ったとき、初期位置マークを消去し、再度、リンク有効領域を表示して(S79)、ステップS14へ戻る。
図18は、図13に示したステップS16の処理例としてのスクロール処理(2)のフローチャートを示している。
まず、リンク有効領域の表示を消去し、初期位置マーク370(図7)を表示する(S81)。ついで、前タッチ位置から現タッチ位置までの変位Δx、Δyを算出する(S82)。ついで、画像全体を変位Δx、Δy分だけスクロールする(S83)。そこのスクロール動作中にタッチ離脱があれば(S84,Yes)、ステップS11へ戻る。タッチ離脱がない間は、現タッチ位置がリンク有効領域内に戻ったかどうかを絶えずチェックし(S85)、リンク有効領域内に戻るまではステップS82に戻って上記処理を繰り返す。現タッチ位置がリンク有効領域内に戻ったとき、再度、リンク有効領域を表示して(S86)、ステップS14へ戻る。
図19は、図13に示したステップS16の処理例としてのメニュー選択処理のフローチャートを示している。
まず、初期位置から原タッチ位置までの変位Δx、Δyを算出する(S91)。そこで、タッチ離脱の有無をチェックする(S92)。タッチ離脱があれば、現タッチ位置がいずれかのメニュー項目領域内にあるかをチェックする(S94)。いずれかのメニュー項目領域内にあれば、当該メニュー項目の処理を実行する(S95)。いずれのメニュー項目領域内にもなければ、ステップS11へ戻る。
タッチ離脱がない間は、現タッチ位置がリンク有効領域内に戻ったかどうかをチェックする(S93)。リンク有効領域内に戻るまではステップS91に戻って上記処理を繰り返す。現タッチ位置がリンク有効領域内に戻ったとき、ステップS14へ戻る。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態の構成について説明する。この第2の実施の形態における端末装置の外観構成および内部構成はは、図1および図2に示したとおりである。
図20は、本実施の形態における携帯端末100の主要な機能を示す機能ブロック図である。図3に示した要素と同様の要素には同じ参照番号を付してある。
制御部101により実現される機能として、タッチ位置座標処理部131、ブラウザ処理部132、スクロール/リンク切り替え部136、およびスクロール処理部134を備える。
タッチ位置座標処理部131、ブラウザ処理部132およびスクロール処理部134の機能は上述したとおりである。
スクロール/リンク切り替え部136は、入力部113からのタッチ操作に応じて、スクロール関連処理とリンク関連処理とを切り替える部位である。
以下、具体的な表示画面例を示しながら、本実施の形態の主要な動作例および付加的な動作例や変形例について順次説明する。
図21〜図24は、第2の実施の形態における主要な動作を説明するための画面例を示した図である。携帯端末100の表示画面300の基本的な表示例は図4で説明したとおりである。
図21は、本実施の形態における主要な動作例の説明図である。この図の画面300aは図4に示したものと同じである。
今、表示されたWebページの右下方向に隠れた位置にある部分を見るために、スクロール操作を行うものとする。すなわち、このスクロール操作は指が移動している間だけ指の移動に同期して表示画像の移動を行う前記同期スクロールを行うものである。
図21の画面300aに示すように、指350をブラウザ画面上の1点にタッチし、このタッチ状態を維持したまま矢印341の方向に指350を移動させたとき、その移動量だけその移動方向へ画像がスクロールされる。画面300bに示すように、指350が停止すればスクロールも停止する。タッチが離脱した場合、当該スクロール処理は終了する。このスクロール操作は画像の載った紙を手でずらすような操作と同じであり、直感的で分かりやすい。この操作は何度でも繰り返して行うことができる。
この1本指によるスクロール操作の際には、Webページ上のリンク設定箇所に指がタッチしてもリンクの指示は受け付けられない、すなわち、リンク指示が無効化されている、ということに留意されたい。
画面300bの状態で、図22の画面300cに示すようにユーザがもう1本の指351で画面の任意の位置(ここでは画面左下)をタッチしたとする。指351は、典型的には、図1に示したような携帯端末100では装置筐体を把持した方の手(同図の例では左手)の親指である。このように指350によるタッチ状態が維持されている状態でもう1本の指351による第2のタッチが行われた場合、第1のタッチによるスクロール操作が抑止されるとともに、第1のタッチ(移動可)によるリンク指示が有効化される。これに伴い、第1の指350のタッチ位置がリンク設定箇所に該当する場合には、リンク情報表示領域340にそのリンクを表す情報(リンク情報)が表示される。
なお、本明細書における「第1のタッチ」または「第1タッチ」および「第2のタッチ」または「第2タッチ」の「第1」「第2」に関して、同時に2本の指がタッチパネルにタッチしている状態にあるとき、先にタッチ状態となった方が「第1」であり、後にタッチ状態となった方が「第2」である。
前述したように、リンク情報表示領域340は固定位置(図の例では主要領域330の上辺部)に一時的にウィンドウとして表示するものである。リンク情報表示領域340の位置はこの位置に限るものではない。タッチ位置の近傍位置等、リンク情報表示領域340の位置はダイナミックに変化するものであってもよい。
図22の画面300cの例では、Webページ中の“Platform”という文字列に設定されたリンクが指350により指示され、その文字列がリンク情報表示領域340に表示されている様子を示している。この構成により、タッチした文字列が指で隠れて認識しづらいような場合でも、ユーザはタッチしたリンクが所望のものかどうかを容易に確認することができる。なお、本実施の形態ではリンク情報表示領域340に表示されるリンク情報として、リンクが設定された文字列そのものを示しているが、これに限るものではない。リンク情報は次のような情報を含みうる。
(1)Webページ内のリンクが設定されている文字列そのもの。上記の例では“Platform”という文字列
(2)リンク先のタイトル情報。上記の例では例えば“Platform Information”。リンク先のタイトル情報は元のHTML文書に含まれていてもよいし、リンク先から取得してもよい。
(3)リンク先のURL。
(4)上記の(1)〜(3)の任意の組み合わせ。
図22の画面300cの状態から、画面300dに示すように、両指のタッチ状態を維持したまま指350を矢印の方向に移動させたとする。このとき、スクロール操作は抑止されているので、画面がスクロールせず、指350のみが画面上で移動する。第1のタッチに係る指350がリンク設定箇所に達すると、そのリンク情報がリンク情報表示領域340に表示される。図の例では、スクロール処理により画面内に現れたリンク設定箇所“サポート”を指350が指示している状態を示している。このように指350によりリンクが指示された状態で指350がタッチパネルから離脱すると、リンクの選択が実行されたと判断され、図23の画面300eに示すようなリンク先のWebページが表示される。なお、画面300d内に示した矢印は説明の便宜のためのものであり、実際に表示されるものではない。
指350(第1のタッチ)を離す前に指351(第2のタッチ)を離すと、再度、リンク指示が無効化され、スクロール操作が許容される。
図22に示した動作例(すなわち第1の動作例)では、画面をスクロールさせる指と、リンクを指示する指とは、第1のタッチを行った同じ指350である場合を説明した。すなわち、2本の指が同時にタッチ状態にある場合に、最初にタッチを行った方の指(図の例では指350)でリンクの指示を受け付けるものとした。これに対して、2本の指が同時にタッチ状態にある場合に、後からタッチ(第2のタッチ)を行った方の指でリンクを指示する動作例(すなわち第2の動作例)も考えられる。
例えば図24の画面300fは、図21の画面300bにおいてスクロール操作を行った直後の指350を一旦画面から離した後、指351でタッチを行った状態を示している。いずれの指であっても1本のみのタッチ状態では、スクロール操作のみが可能であり、リンクの指示が行えない。したがって、画面300fの状態で指351を画面上で移動させれば上記と同様のスクロールが行える。但し、この例では指351のタッチ状態はそのままで、再度指350を任意の位置にタッチする場合を考える。図24の画面300gでは、指350で第2タッチを行って所望のリンク(図では「サポート」)を指示した例を示している。この際、第2タッチは所望のリンクをいきなり指示せずに、他の位置を指示した後、指を当該リンク設定箇所まで移動させる形態であっても構わない。
画面300gで指350による第2タッチが離脱すると、当該リンクへの移行が起動され、図23の画面300eに示したような移行先のWebページが表示される。このような第2の動作例によれば、スクロール操作を行った指を一旦タッチパネルから離すことができるので、スクロール操作を行わずにいきなりリンクの指示を行おうとするような場合に有利である。この場合、一方の手の指でスクロール操作を行い、スクロール操作後の指をそのままタッチパネルに載せたまま、他方の手の指でリンクの指示を行う、という操作形態も考えられる。
また、画面例は図示しないが、第3の動作例も考えられる。第1の動作例では第1タッチによるリンクの指示を受け付け、第2の動作例では第2タッチによるリンクの指示を受け付けるものとしたが、第3の動作例ではリンクの指示を受け付けるのは、タッチ状態にある2本の指のいずれのタッチであってもよい、すなわち、第1タッチでも第2タッチでもリンク設定箇所にある方の指示を有効とするものである。両方の指が同時に異なるリンク設定箇所に該当している場合には、予め定めたいずれか一方、例えば後からタッチした方を優先する。もし、所望のリンク情報が表示されない場合には、所望のリンクを再度指示し直せば足りる。
図25に、第2の実施の形態における第1の動作例を表したフローチャートを示す。この処理は制御部101(図2)のソフトウェア処理により実現される。後述する他のフローチャートの処理についても同様である。
図25の処理において、まず、第1タッチがあったとき(S111,Yes)、その第1タッチ位置が移動したかどうかを監視する(S112)。第1タッチ位置が移動したら、その移動に同期して表示画像をスクロールさせるスクロール処理を行う(S113)。このスクロールは上述した「同期スクロール」を想定している。第1タッチの移動の有無に関わらず、第1タッチが離脱したときには(S114,Yes)、スクロール処理を抑止し(S115)、ステップS111へ戻る。
第1タッチが維持された状態で、第2タッチがあった場合には(S116,Yes)、スクロール処理を抑止する(S117)。また、初期的に無効化されていたリンク指示を有効化する(S118)。その後、第2タッチの離脱があれば(S119,Yes)、リンク指示を無効化して(S124)、ステップS111へ戻る。どのステップからステップS124へ移行したかによって、ステップS111へ戻った時点で第1タッチが継続しているか否かが異なる。ステップS111では新たに第1タッチが発生した場合だけでなく、第1タッチが継続している場合にも、「第1タッチあり」と判断する。
ステップS119において第2タッチの離脱がない場合、第1タッチ位置がリンク設定箇所に該当しているかどうかをチェックする(S120)。この第1タッチ位置はユーザの指の移動により逐次変化しうる。第1タッチ位置がリンク設定箇所に該当したとき、そのリンク情報をリンク情報表示領域340に表示する(S121)。第1タッチ位置がリンク設定箇所に該当しないとき(S120,No)、その時点でリンク情報が表示中であればその表示を消去し(S125)、ステップS119へ戻る。但し、第1タッチの離脱があれば(S126,Yes)、ステップS111へ戻る。第1の動作例では、第1タッチが離脱した時点で今まで第2タッチであったタッチ(図22の指351によるタッチ)は第1タッチとみなされる。但し、第1の動作例ではこのとき残された第2タッチ(新たに第1タッチと見なされたタッチ)は直ちに離脱されることが想定される。
リンク情報を表示している状態で第1タッチの離脱があれば(S122,Yes)、リンクの選択が行われたと判断して、当該リンク先へ移行する(S123)。ついで、リンク指示を無効化し(S124)、最初のステップS111へ戻る。この場合にも今まで第2タッチであったタッチ(図22の指351によるタッチ)は第1タッチとみなされる。
図26は、第2の実施の形態における第2の動作例を表したフローチャートである。図25に示したフローチャートと同様のステップには同じ参照符号を付して、重複した説明を省略する。
図26の処理が図25の処理と異なる点は、図25のステップS120とステップS122がそれぞれステップS120aとステップS122aに変更された点である。ステップS120aでは、第1タッチ位置ではなく第2タッチ位置がリンク設定箇所に該当するかどうかをチェックする。ステップS122aでは、第1タッチではなく第2タッチが離脱したかどうかをチェックする。これにより、図26の処理では第2タッチによるリンクの指示を受け付けることになる。
図27は、第2の実施の形態における第3の動作例を表したフローチャートである。図25に示したフローチャートと同様のステップには同じ参照符号を付して、重複した説明を省略する。図27の処理が図25の処理と異なる点は、図25のステップS120とステップS122がそれぞれステップS120bとステップS122bに変更された点である。ステップS120bでは、第1タッチ位置ではなく、第1タッチまたは第2タッチ位置のいずれかがリンク設定箇所に該当するかどうかをチェックする。ステップS122aでは、ステップS120bでの当該タッチが離脱したかどうかをチェックする。これにより、図27の処理では第1または第2のタッチのいずれであってもリンクの指示を受け付けることになる。
その他の変形例として、2本の指が同時にタッチ状態にある場合に、タッチ面積の小さい方の指でリンクの指示を受け付けるものとしてもよい。これは、例えば一方の手の親指の腹でタッチし、他方の手の人差し指の先でリンクの指示を行うというような操作形態に対応する。この場合、どちらのタッチでリンクの指示が受け付けられるかは、どちらのタッチが先に行われたかということとは無関係となる。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。その装置構成は第2の実施の形態と同様であり、重複した説明は省略する。図28に、主要な機能を示す機能ブロック図を示す。図3、図20に示した要素と同様の要素には同じ参照符号を付して、重複した説明を省略する。図28においては、図20の構成に対して、リンク有効領域関連処理部133およびメニュー処理部135を追加している。すなわち、この実施の形態は、第1および第2の実施の形態を組み合わせたものに相当する。したがって、第3の実施の形態の主要な動作は、第1および第2の実施の形態の動作を組み合わせたものとなる。
以下、上述した第3の実施の形態における各種の処理を実現するための処理手順例をフローチャートにより説明する。
図29は、第3の実施の形態における第1の動作例の処理手順例を示したフローチャートである。
まず、ブラウザ画面上にタッチがあったとき(S131、Yes)、そのタッチ位置の座標を初期位置として記憶する(S132)。ついで、リンク有効領域関連処理部133(図28)により、リンク有効領域関連処理を行う(S133)。この具体的な内部処理については後述する。
第2のタッチがなされる前に第1のタッチが離脱すれば(S134,Yes)、リンク有効領域の設定を解除して(S135)、ステップS131へ戻る。
第1のタッチが維持された状態で第2のタッチがあれば(S136,Yes)、直ちにリンク有効領域の設定を解除する(S135)。この際、リンク有効領域の表示も消去する。そこで、今までリンク有効領域内でのみ許容されていたリンク指示を、ブラウザ画面上の全領域で許容する(S138)。第1のタッチが維持された状態で第2タッチの離脱があれば(S139,Yes)、ステップS131へ戻る。
第2タッチが維持された状態で第1タッチ位置がリンク設定箇所に該当するか否かが監視される(S140)。タッチ位置の変化は絶えずチェックされている。第1タッチ位置がリンク設定箇所に該当していない場合(S140,No)、リンク情報の表示(あれば)を消去し(S141)、第1タッチの離脱がなければ(S142,No)、ステップS139へ戻る。第1タッチの離脱があればステップS131へ戻る。このとき、今まで第2タッチであったタッチが第1タッチとみなされる。
ステップS140で第1タッチ位置がリンク設定箇所に該当している場合には、当該リンクのリンク情報をリンク情報表示領域340内に表示する(S143)。この状態で第1タッチの離脱があれば(S144,Yes)、当該リンクのリンク先に移行する(S145)。
リンク先に移行した後はステップS131へ戻る。このとき、今まで第2タッチであったタッチが第1タッチとみなされる。
ステップS136で第2タッチがない場合、現在の第1タッチ位置がリンク有効領域外へ出たか否かをチェックする(S146)。リンク有効領域外へ出ていない間はリンク選択処理を実行する(S147)。リンク有効領域外へ出た場合にはリンク選択処理以外の「予め定められた処理」を実行する(S148)。
上記ステップS133に対応するリンク有効領域関連処理(1)(2)は図14に示したものと同じであるのでその説明は省略する。
上記ステップS113に対応するリンク有効領域関連処理(3)(4)は図15に示したものと同じであるのでその説明は省略する。
図29のステップS147に示したリンク選択処理は、図16に示したものと同じであるのでその説明は省略する。ただし、図16における「タッチ」は本処理の「第1タッチ」に相当する。
上記ステップS148の「予め定められた処理」は、図17に示したものと同じであるのでその説明は省略する。ただし、図17における「タッチ」は本処理の「第1タッチ」に相当する。
図29に示したステップS148の予め定められた処理の一例としてのスクロール処理(2)は図18に示したものと同じであるのでその説明は省略する。ただし、図18における「タッチ」は本処理の「第1タッチ」に相当する。
図29に示したステップS148の予め定められた処理の他の例としての「メニュー選択処理」は図19に示したものと同じであるのでその説明は省略する。ただし、図19における「タッチ」は本処理の「第1タッチ」に相当する。
図30は、本発明の第3の実施の形態における第2の動作例の処理手順を示したフローチャートである。
図30の処理が図29の処理と異なる点は、図25のステップS240,S244がそれぞれステップS240a,S244aに変更された点である。ステップS240aでは、第1タッチ位置ではなく第2タッチ位置がリンク設定箇所に該当するかどうかをチェックする。ステップS244aでは、第1タッチではなく第2タッチが離脱したかどうかをチェックする。これにより、図30の処理では第2タッチによるリンクの指示を受け付けることになる。
図31は、第3の実施の形態における第3の動作例を表したフローチャートである。図29に示したフローチャートと同様のステップには同じ参照符号を付して、重複した説明を省略する。図31の処理が図29の処理と異なる点は、図29のステップS240とステップS244がそれぞれステップS240bとステップS244bに変更された点である。ステップS240bでは、第1タッチ位置ではなく、第1タッチまたは第2タッチ位置のいずれかがリンク設定箇所に該当するかどうかをチェックする。ステップS244aでは、ステップS240bでの当該タッチが離脱したかどうかをチェックする。これにより、図31の処理では第1または第2のタッチのいずれであってもリンクの指示を受け付けることになる。
以上、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明したが、本発明の請求の範囲を逸脱することなく、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
例えば、図1に示した端末装置ではハードウェアのキーボードを備えていないものを示したが、ハードウェアキーボードを備えるものであってもよい。さらに、電話端末に限るものではなく、表示画面がタッチ入力を受け付ける任意の端末装置でよく、必ずしも携帯型である必要はない。例えば、PC、PDA、ゲーム機、カーナビゲーション装置、家電機器、自動販売機、等であってもよい。
また、指でタッチを行う場合についてのみ説明したが、2本のペン、または、指とともにペンを用いる場合であっても、本発明は適用可能である。
第1のスクロール処理では、移動ベクトルの長さ(距離)に応じてスクロール速度を決定したが、距離によらずスクロール速度を一定としてもよい。
本発明は、端末装置の設計、製造に利用することができる。

Claims (17)

  1. タッチ位置の座標を検出するタッチパネルと、
    少なくとも一部の表示領域においてタッチパネルのタッチ領域が重複した表示部と、
    リンクの設定された文書データを記憶する記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記文書データを解釈し、前記表示部に表示される表示情報を生成する機能と、
    前記タッチパネルへのタッチが行われていない状態から該タッチパネルへのタッチが行われた時のタッチ位置(以下、「初期位置」という。)を含む所定範囲であって、タッチ状態が維持されたまま該タッチ位置が該初期位置から移動された場合にも動くことのない固定された領域をリンク有効領域として設定する機能と、
    前記リンク有効領域内でのみリンクの選択を許容する機能と、
    前記リンク有効領域内でのタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行する機能と、
    前記タッチ状態維持されたまま前記タッチ位置が前記リンク有効領域内からその外側へ移動されたときにリンク選択以外の所定の処理を実行する機能と、
    を備えた
    ことを特徴とする、端末装置。
  2. 前記制御部は、
    前記タッチパネルへのタッチが行われたとき、前記表示部により前記リンク有効領域をユーザが識別できるように表示する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記制御部は、
    前記タッチパネルへのタッチが行われたとき、所定の条件下で、前記表示部により前記文書データの表示画像を一時的に拡大する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記制御部は、
    前記表示部により前記リンク有効領域を所定の条件下で拡大して表示する
    ことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の端末装置。
  5. 前記所定の条件は、
    前記リンク有効領域内に属するリンクの個数またはタッチの面積に応じて定められた
    ことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記制御部は、
    前記リンク有効領域内でタッチされたリンクのリンク情報をタッチ位置以外の位置に表示する機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の端末装置。
  7. 前記制御部は、
    前記タッチパネルへのタッチが行われたとき、前記リンク有効領域内にリンクが存在しない場合、当該リンク有効領域を無効化する
    ことを特徴とする、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の端末装置。
  8. 前記リンク選択以外の所定の処理は、
    前記文書データの表示態様を変更する処理である
    ことを特徴とする、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の端末装置。
  9. 前記リンク選択以外の所定の処理は、
    前記文書データの表示画像のスクロール処理である
    ことを特徴とする、請求項1から請求項8の何れか一項に記載の端末装置。
  10. 前記スクロール処理は、
    前記タッチの移動した移動先位置を基準にして前記初期位置の方向へスクロールを行う処理である
    ことを特徴とする、請求項9に記載の端末装置。
  11. 前記スクロール処理は、
    前記タッチが離脱するまで、前記初期位置から前記移動先位置までの距離に応じたスクロール速度でスクロールを継続する処理である
    ことを特徴とする、請求項10に記載の端末装置。
  12. 前記制御部は、
    前記タッチ状態維持されたまま前記タッチ位置が前記リンク有効領域内からその外側へ移動されたときに前記リンク有効領域を消去し、前記初期位置に所定のマークを表示する機能を備えた
    ことを特徴とする、請求項10又は請求項11に記載の端末装置。
  13. 前記スクロール処理は、
    前記初期位置から前記タッチの移動した移動先位置までの移動に同期してスクロールを行う処理である
    ことを特徴とする、請求項9から請求項12の何れか一項に記載の端末装置。
  14. 前記リンク選択以外の所定の処理は、
    前記文書データの表示に関連したメニュー項目の表示および選択のための処理である
    ことを特徴とする、請求項1から請求項13の何れか一項に記載の端末装置。
  15. 前記リンク選択以外の所定の処理は、
    表示画面を切り替える処理である
    請求項1から請求項14の何れか一項に記載の端末装置。
  16. タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する端末装置においてリンクを選択するリンク選択方法であって、
    前記文書データを解釈し、前記表示画面上に表示される表示情報を生成するステップと、
    前記タッチパネルへのタッチが行われていない状態から該タッチパネルへのタッチが行われた時のタッチ位置(以下、「初期位置」という。)を含む所定範囲であって、タッチ状態が維持されたまま該タッチ位置が該初期位置から移動された場合にも動くことのない固定された領域をリンク有効領域として設定するステップと、
    前記リンク有効領域内でのみリンクの選択を許容するステップと、
    前記リンク有効領域内でのタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行するステップと、
    前記タッチ状態維持されたまま前記タッチ位置が前記リンク有効領域内からその外側へ移動されたときにリンク選択以外の所定の処理を実行するステップと、
    を含む、リンク選択方法。
  17. タッチパネルを兼ねた表示画面上にリンクの設定された文書を画像として表示する表示プログラムであって、
    前記文書データを解釈し、前記表示画面上に表示される表示情報を生成するステップと、
    前記タッチパネルへのタッチが行われていない状態から該タッチパネルへのタッチが行われた時のタッチ位置(以下、「初期位置」という。)を含む所定範囲であって、タッチ状態が維持されたまま該タッチ位置が該初期位置から移動された場合にも動くことのない固定された領域をリンク有効領域として設定するステップと、
    前記リンク有効領域内でのみリンクの選択を許容するステップと、
    前記リンク有効領域内でのタッチ離脱時にタッチ状態にあったリンクのリンク先に移行するステップと、
    前記タッチ状態維持されたまま前記タッチ位置が前記リンク有効領域内からその外側へ移動されたときにリンク選択以外の所定の処理を実行するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする表示プログラム。
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