JP5184052B2 - 燃焼圧センサ - Google Patents

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本発明は、内燃機関のシリンダ内のような高温、高圧環境下における圧力の検知に用いられる燃焼圧センサに関する。
内燃機関のシリンダ内のような高温、高圧環境下における圧力を検知するセンサには、圧電素子等の圧力センサをセンサ部に備えた種々の燃焼圧センサが知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。これらの燃焼圧センサは、被測定体側で発生する圧力がセンサ部に作用するようにハウジング等にセンサ部を内蔵して取り付け、圧力(外力)によって変動するセンサ部からの出力を検知して、被測定体の圧力を測定するように構成される。
図3(a)は、ダイアフラム形の受圧部を備えた燃焼圧センサの従来の構成を示す。この燃焼圧センサ5は、筒体状に形成されたハウジング12の内部に、圧力センサとしてセンサ部14を収納したものである。ハウジング12の前端部にはダイアフラム20が取り付けられ、センサ部14はダイアフラム20と、ハウジング12内でセンサ部14の後部側に配置された押圧ブロック(不図示)との間に挟圧されて配置されている。
図3(b)に、ダイアフラム20の断面構造を拡大して示す。ダイアフラム20はフランジ部22と、受圧部24と、圧力伝達部26とからなる。フランジ部22と受圧部24と圧力伝達部26は一体形成され、ダイアフラム20は、フランジ部22をハウジング12の前端面に溶接してハウジング12に固定される。
受圧部24の周縁部は薄厚に形成され、圧力伝達部26は、ブロック状に形成され、受圧部24から後方(センサ部14が配置される側)に延出する。圧力伝達部26の後端面は平坦面に形成され、センサ部14の前端面が圧力伝達部26の後端面に当接して受圧部24に作用する圧力(外力)がセンサ部14に作用する。
特開平5−180060号公報 実開平6−86049号公報 特開2001−74582号公報 特開2003−185516号公報
ところで、燃焼圧センサは、自動車エンジンのシリンダ部のような、きわめて大きな衝撃力がセンサに作用する環境での測定にも使用されるから、瞬間的に大きな圧力が作用した場合でも、センサが損傷を受けない構造とする必要がある。また、エンジンのシリンダ部では衝撃的な圧力が繰り返し作用するから、燃焼圧センサとしては、これらの作用に耐えられる耐久性、および長期間にわたって安定した特性を維持できることが求められる。
本発明は、これらの課題を解決すべくなされたものであり、大きな圧力が瞬間的に作用する場合や、大きな圧力が繰り返し作用するような被測定体の測定に好適に使用することができる燃焼圧センサを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
すなわち、筒状に形成されたハウジングの前端面にダイアフラムが固定され、ダイアフラムが受ける圧力を前記ハウジング内に装着されたセンサ部に伝達し、前記圧力によって変化する前記センサ部の出力を検知して被測定体の圧力を検出する燃焼圧センサであって、前記ダイアフラムは、前記ハウジングの前端面に固定されるフランジ部と、該フランジ部の内周縁に沿って設けられたダイアフラム部と、該ダイアフラム部に連結する圧力伝達部とを備え、前記フランジ部、前記ダイアフラム部及び前記圧力伝達部は析出硬化系の金属材により一体形成されており、前記圧力伝達部は、前記ダイアフラムに連結する側が、前記センサ部に当接する当接面にくらべて縮径した縮径部に形成され前記ダイアフラム部から前記圧力伝達部にかけて、外周面が徐々に拡径するテーパ部が形成されていることを特徴とする。
また、前記ダイアフラム部の径をD、前記ダイアフラム部の厚さをT、前記縮径部の径をd3とすると、前記ダイアフラム部から前記圧力伝達部に向って18.75mm<(D-d3)/T<21mmを満たし外周面が徐々に拡径するテーパ部が形成されていることにより、ダイアフラムに作用する圧力を的確にセンサ部に伝達することができ、燃焼圧センサとして良好な感度が得られるように設定することができる。
また、前記ダイアフラム部および前記圧力伝達部の前面が平坦面に形成され、前記圧力伝達部の前記センサ部への当接面が平坦面に形成されていることによって、ダイアフラムの受圧部に作用する圧力がセンサ部に的確に作用し、的確な圧力検知を可能とする。
本発明に係る燃焼圧センサによれば、ダイアフラムに衝撃的な圧力(外力)が作用した際にセンサ部に作用する力を緩和してセンサ部が損傷したり破壊したりすることを防止することができ、燃焼圧センサの耐久性を向上させることができるとともに、燃焼圧センサの特性の安定性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る燃焼圧センサの一実施形態の構成を一部破断して示した正面図である。本実施形態の燃焼圧センサ10は、全体形状が円筒状に形成されたハウジング12の内部にセンサ部14として圧電素子を配置したものであり、図3に示した、ハウジング12の前端部にダイアフラム20を備えた従来の燃焼圧センサ5と基本的な構成は共通である。センサ部14はハウジング12の前端部に固定されたダイアフラム30と、ハウジング12内でセンサ部14の後部側に配置された押圧ブロック(不図示)との間に挟圧して配置され、センサ部14からの出力信号がハウジング12の後部から延出するケーブル16から信号検知部に送出される。
ハウジング12の前部側の外周面には、燃焼圧センサ10をシリンダ等の被測定体に燃焼圧センサ10をネジ込み固定するためのねじ部13が設けられる。また、ハウジング12の中央部にはハウジング12を回動操作するためのナット部15が設けられている。
図1(b)に、ダイアフラム30の断面構造を拡大して示す。ダイアフラム30は、前述した従来のダイアフラム20と同様に、フランジ部32と、受圧部34と、圧力伝達部36とを一体形成したものである。本実施形態ではステンレス材を用いてダイアフラム30を形成した。ダイアフラム30に最も好適な材料としては、析出硬化系のステンレスが用いられる。
フランジ部32はハウジング12の前端部と同一外径のリング体状に形成され、ハウジング12の前端面に溶接されて固定される。フランジ部32の幅寸法は、ハウジング12の肉厚と略同一であり、ハウジング12の前端面にフランジ部32を溶接固定した状態で受圧部34の周縁部がハウジング12の前端部の内周縁に一致する。すなわち、ダイアフラム30をハウジング12に固定した状態で受圧部34が圧力を受ける状態(可動)となる。
受圧部34はフランジ部32の内周縁に沿って所定幅で薄肉に形成されたダイアフラム部35とダイアフラム部35に連結する圧力伝達部36とからなる。受圧部34の前面は平坦面に形成され、圧力伝達部36は受圧部34の中央部で、ダイアフラム部35の後面位置から後方に延出して設けられる。圧力伝達部36は受圧部34で受けた圧力(加圧力)をセンサ部14に伝達する作用をなす。圧力伝達部36の端面である当接面36bは平坦面に形成され、センサ部14の前面に当接する。
本実施形態では、センサ部14として、板状に形成された圧電素子を複数枚積層し、端面形状が正方形のブロック状のセンサを使用した。ダイアフラム30の圧力伝達部36の当接面36bは、このセンサ部14の端面の全面が当接するように、形状および大きさ(外径)を設定する。
圧電素子を使用した燃焼圧センサは、圧電素子に作用する加圧力の大きさによって圧電素子に発生する電荷量の変化を検知して圧力が検知される。センサ部14には適宜材料の圧電素子を使用することができる。センサ部14は、所定の与圧を加えた状態でハウジング12内に装着される。
本実施形態の燃焼圧センサ10において特徴的な構成は、受圧部34に設けられる圧力伝達部36のダイアフラム部35に連結する側が、センサ部14に当接する当接面36bよりも縮径した縮径部36aに形成されていることにある。
より具体的には、圧力伝達部36は、ダイアフラム部35の後面に連結する部位が縮径部36aに形成され、縮径部36aから後部側にかけてはテーパ部36cが形成されている。テーパ部36cの外周面は、後部側が拡径するテーパ面に形成される。縮径部36aとテーパ部36cの外周面とがなす角度は120°程度である。
従来の燃焼圧センサ5においては、ダイアフラム20に設ける圧力伝達部26をダイアフラム部24aとの連結部から同径(同一幅)のブロック体状に形成していたのに対して、本実施形態の燃焼圧センサ10において、圧力伝達部36に縮径部36aを設けた構成としているのは、圧力測定時にダイアフラム30に衝撃的な外力(圧力)が作用した際に、センサ部14に作用する外力を緩和あるいは分散させ、外力によってセンサ部14が損傷あるいは破壊されることを防止するためである。
実際、図1に示すように圧力伝達部36に縮径部36aを備えたダイアフラム30を用いた燃焼圧センサ10と、従来の圧力伝達部26に縮径部が形成されていないダイアフラム20を用いた燃焼圧センサ5を、自動車用エンジンのシリンダに装着して試験を行ったところ、従来例については試験中に、圧電素子からなるセンサ部14が損傷したのに対して、本実施形態の縮径部36aを備えたダイアフラム30ではセンサ部14が損傷しないことが確かめられた。この実験結果は、圧力伝達部36に縮径部36aを設ける方法が、加圧力が作用するセンサ部14の損傷、破壊を防ぐ上で有効であることを示している。
上述した実験において、ダイアフラム30の圧力伝達部36に縮径部36aを設けたことによってセンサ部14が破壊されることが防止されたのは、被測定体で発生する衝撃力(外力)がセンサ部14に作用する力が、従来の形態のダイアフラムと比較して緩和あるは分散されるためであると考えられる。
しかしながら、被測定体で発生する外力(圧力)が緩和されあるいは分散されてセンサ部14に作用することは、燃焼圧センサの検知特性の面からみると、燃焼圧センサの感度を劣化させるように作用する可能性がある。燃焼圧センサに用いられるセンサは、圧電素子を用いる場合に限らず、被測定体側で発生する外力(圧力)が機械的な外力(挟圧力、押圧力)としてセンサに作用し、センサに作用する外力の変動を出力値の変動として出力するから、センサに対しては被測定体側の圧力(外力)の変化が直接的に作用する構成とすることが感度特性を向上させる上で有効だからである。
(試験例)
上記実施形態の縮径部を備えた燃焼圧センサと従来の燃焼圧センサについて、ダイアフラムの形態が異なる12種類のサンプルを用意し、これらのサンプルについて素子耐久性試験、感度試験、動圧試験等を行って、これらの特性を評価した。
試験に使用したサンプルS1〜S12のうち、S3、S4、S5、S8は従来構造のもの、すなわち図3(b)に示す形態のダイアフラムを備えたものである。いずれのサンプルもステンレス材(SUS630)からなる。
図2は、試験で使用したサンプルのダイアフラムの形態を示す。これらのサンプルでは、フランジ部32の外径4.4mm、縮径部の外径0.8mm、圧力伝達部36の当接面36bの外径1.8mmは共通である。図2(b)のダイアフラムは、図2(a)のダイアフラムにくらべてフランジ部32が肉厚に形成されている。また図2(a)のダイアフラムは、圧力伝達部36の縮径部36aの外面が直線状に形成され、図2(b)のダイアフラムでは、縮径部の外面が第1テーパ部361と第2テーパ部362に形成されている。サンプルによって異なるのは受圧部34の径寸法(ダイアフラム部の周縁径):D、ダイアフラム部35の厚さ:Tである。
表1に、サンプルS1〜S12の形態と、各部の寸法を示す。表1で形態とあるのはそれぞれのサンプルの形態が図2(a)、図2(b)のいずれの形態であるかを示している。従来形態のサンプルについては(c)と表示した。表1には、各々のサンプルについて、フランジ径d1、圧力伝達部d2、縮径部径d3としたときの、D/d1、D/d2、D/d3の値と、(D−d3)/Tの値を示した。
Figure 0005184052
表2は、サンプルS1〜S12について、引っ張り応力(MPa)、バネ定数、素子耐久性、感度(pC/bar)、動圧精度試験結果を示している。
Figure 0005184052
引っ張り応力は有限要素法によって求めた。バネ定数は測定によるものである。
素子耐久性の試験は、サンプルの燃焼圧センサを自動車エンジンのシリンダに装着し、積算で13時間、エンジンを作動させ、センサ素子が損傷したか否か、試験中に所定の出力を保持することができたか否かを試験したものである。なお、エンジンの衝撃圧力は36(MPa/msec)であり、衝撃圧力による素子の耐久性試験としては、かなり過酷な条件である。
表2中の素子耐久性の欄で、○印は素子耐久性が良好であったもの、△印は素子耐久性が不良であったもので、従来形態の4つのサンプルS3、S4、S5、S8はいずれも素子耐久性が不良であったのに対して、本実施形態のサンプルについてはいずれも良好な素子耐久性を備える結果が得られた。
この素子耐久性の試験結果は、圧力伝達部に縮径部を設けた構成は、圧力センサ素子に作用する圧力を緩和し、素子耐久性を向上させる上で有効であることを示している。
感度試験は、重錘式圧力試験機を用いて試験した。感度試験の結果は、サンプルS1、S2、S6、S7については比較的良好な結果が得られた。ただし、従来形態のサンプルS3と比較すると、これらのサンプルの感度は若干低下している。これは、圧力伝達部に縮径部を設けたことによって、圧電素子に作用する外力の作用が緩和あるいは分散され、圧電素子の出力が抑えられたためであると考えられる。感度試験結果は、圧力伝達部36に縮径部36aを設けた場合に、感度を上げるには受圧部34の径を大きくすることが有効であることを示している。
このように、圧力伝達部36に縮径部36aを設けた場合でも、サンプルS1のように、相当良好な感度を得られるように設計することは可能であり、衝撃的な外力に対する素子の耐久性を考慮すると、圧電素子を損傷させることなく、所要の感度を備える燃焼圧センサとして好適に利用することができる。
動圧精度は、動的な圧力の変動に対する出力の応答特性をいう。動圧精度試験はサンプルに対して、圧力を動的に1サイクル印加し、そのときの出力値を検知して、追随精度を測定する。動的な特性が優れているセンサでは、印加した圧力に対する出力値は線形的に表れる。一般には、センサの出力は理想とする線形特性から外れるから、その偏位量を平均して動圧精度とする。したがって、偏位量が小さいほど、動圧精度が良いことになる。 動圧精度試験はサンプルS1、S2、S3、S6、S10について行った。動圧精度試験結果は、サンプルS1については、従来形態のセンサS3を上回る良好な特性を有することを示している。すなわち、サンプルS1は動的な圧力変動の測定用としても優れている。
図4は、表2における引っ張り応力とバネ定数をグラフに表したものである。引っ張り応力は、高くなるとダイアフラムのねばりが増し、低くなると、硬く、脆くなると考えられる。バネ定数は、低くなると受圧力をセンサ素子に伝達しやすくなる一方、伸びやすくなり、高くなると変形しにくくなり受圧力をセンサ素子に伝達しにくくなると考えられる。
表2に示した試験結果では、サンプルS1、S2が素子耐久性、感度、動圧精度のいずれについても良好な結果を示している。図4のグラフでは、サンプルS1とS2は、試験で使用したサンプルのうち、引っ張り強度が高く、バネ定数が低い領域に属している。サンプルS1およびS2が良好な特性が得られたのは、引っ張り強度が高いことによって、耐久性を備えるとともにバネ定数が低いことによって感度が良好になったものと考えられる。
また、表2に示す試験結果はサンプルS10〜S12についても比較的良好な結果が得られることを示している。これらのサンプルは、図4において、引っ張り応力が小さく、バネ定数が大きな領域に属している。このことは、引っ張り応力とバネ定数の特性が補完的に作用し、これによって良好な特性をもたらしたものと推測される。
表1中に(D−d3)/Tの値を示したのは、この値がセンサの感度を反映するものと考えたからである。試験の結果はサンプルS1およびS2が比較的良好な感度特性を示している。したがって、燃焼圧センサとして良好な感度が得られるように設定する条件としては、表1から、およそ、18.75<(D−d3)/T<21となるように各部の寸法を設定することが好ましいと考えられる。
以上説明した試験結果は、図1に示した燃焼圧センサ10のように、圧力伝達部36に縮径部36aを備えた製品は、自動車エンジンのような衝撃的な圧力(外力)が作用する被測定体の圧力測定用として、一つには、圧電素子に作用する外力を緩和して圧電素子が衝撃圧力によって破壊されることを防止することができ、したがって燃焼圧センサの耐久性を向上させ、長期間の使用に耐えることができること、二つには、燃焼圧センサとして動的な圧力変動が生じる測定対象にもすぐれた追随性を備え、精度のよい測定をすることが可能である点で有効であることを裏付けていると考えられる。
なお、上記評価試験は燃焼圧センサに用いるダイアフラムの形態を図2(a)、(b)の形態とした例であり、燃焼圧センサについては種々の設計が可能である。
本発明に係る燃焼圧センサの構成を示す断面図である。 試験に使用した燃焼圧センサに用いたダイアフラムの構成を示す断面図である。 従来の燃焼圧センサの構成を示す断面図である。 表2の各サンプルについて、引っ張り強度およびバネ定数を示したグラフである。
符号の説明
10 燃焼圧センサ
12 ハウジング
14 センサ部
16 ケーブル
20 ダイアフラム
26 圧力伝達部
30 ダイアフラム
32 フランジ部
34 受圧部
35 ダイアフラム部
36 圧力伝達部
36a 縮径部
36b 当接面
36c テーパ部

Claims (3)

  1. 筒状に形成されたハウジングの前端面にダイアフラムが固定され、ダイアフラムが受ける圧力を前記ハウジング内に装着されたセンサ部に伝達し、前記圧力によって変化する前記センサ部の出力を検知して被測定体の圧力を検出する燃焼圧センサであって
    前記ダイアフラムは、前記ハウジングの前端面に固定されるフランジ部と、該フランジ部の内周縁に沿って設けられたダイアフラム部と、該ダイアフラム部に連結する圧力伝達部とを備え、
    前記フランジ部、前記ダイアフラム部及び前記圧力伝達部は析出硬化系の金属材により一体形成されており、前記圧力伝達部は、前記ダイアフラム部に連結する側が、前記センサ部に当接する当接面にくらべて縮径した縮径部に形成され前記ダイアフラム部から前記圧力伝達部にかけて、外周面が徐々に拡径するテーパ部が形成されていることを特徴とする燃焼圧センサ。
  2. 前記ダイアフラム部の径をD、前記ダイアフラム部の厚さをT、前記縮径部の径をd3とすると、前記ダイアフラム部から前記圧力伝達部に向って18.75mm<(D-d3)/T<21mmを満たし外周面が徐々に拡径するテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃焼圧センサ。
  3. 前記ダイアフラム部および前記圧力伝達部の前面が平坦面に形成され、前記圧力伝達部の前記センサ部への当接面が平坦面に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の燃焼圧センサ。
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