JP5181202B2 - 知的財産情報の提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インターネット上のコミュニティサーバーに、インターネットを介して、知的財産情報を送信するための方法に関するものである。
地球環境や食料品、IT、バイオテクノロジー、エネルギー、医薬品などを対象に、インターネット上では、それらの個々の技術分野に特化したデータベースが存在し、代表的なデータベースとして、たんぱく質立体構造に関連するデータベースや、ゲノム情報のデータベースなどが存在する。また、科学技術文献情報や、新聞情報など蓄積された技術情報データベースが存在し、インターネットを通じて情報の取得が可能である。科学技術の進歩とともに技術情報は増大し、また今まで紙ベースであった情報も電子化が急速に進み、電子ジャーナルや図書館ネットワークの高度化も進展しており、インターネット上のデータの効率的な活用方法、人間の創造活動を支援する方法がますます重要になっている。
インターネット上のデータベースから、注目する物質や構造などについて、複数のデータベースを用いて検索し、注目する物質がインターネット上でどのような位置付けを有するかを分析し、そこから有用な情報を抽出する方法が、特許文献1に開示されている。
また、知的財産に関連してインターネット上で情報を活用するシステムとしては、公知情報のデータベース、受理官庁システムと出願書類作成クライアントとを相互に通信可能としたシステムが特許文献2に開示されている。
特許情報検索および発明支援を目的に、コンピュータネットワークに接続する利用者端末からアクセスし、利用者端末から送信されるキーワードに基づき特許情報データベースに記録されているデータを抽出するサーバシステムが、特許文献3に開示されている。
特許文献1〜3は、いずれも、自らが主体となり着想した結果の検索キーワードに基づいて、検索を実行し、検索結果が表示されることになり、自らの検索キーワードと検索結果の相関は一般的に高い。
一方で、前述の自らが主体的に検索キーワードを用いて検索するシステムに対して、双方向でアイデアを共有するシステムとして、特許文献4に、インターネット上に設けたサーバーと、サーバーに接続された複数のクライアントで構成されるシステムにおいて、一のクライアントがアイデアとともに、アイデアのヒントとなった新聞記事、論文等のデータをインターネット上のサーバーに送り、他のユーザーからのコメントを受けられることが可能な、情報共有システムが開示されている。
特許文献4においても、発言は一定のクローズされた範囲の中で行われるものであった。
インターネット上のブログなどの意見交換サイトで発言される内容から技術課題を抽出して、その技術課題を公知の知的財産情報と比較して知的財産マップを作成し、知的財産マップをインターネット上の意見交換を行う場に配信して議論を活性化させ、創造活動を支援することを目的とする知的財産情報の提供方法はなかった。
特表2006−503351号公報 特開2005−100370号公報 特開2002−297636号公報 特開2002−259289号公報
インターネット上では、昨今ソーシャル ネットーキングワーキング サービスが注目され、複数のユーザーが意見交換を行う場が存在し(コミュニティ)、コミュニティでは一のユーザーがアイデアを開示し、他のユーザーの意見を取り入れたり、議論を行ってより高度なアイデアに到達させることも可能になっている。一方で、発言内容をどの程度外部に開示するか、また、発言を開示するとしても、発言者が特定できるか否かはコミュニティの方針により異なっている。
また、コミュニティでの議論の最中に、討議内容に関連した情報を送信することは、作成の時間、討議の時間的な流れとの整合性などの理由から、必ずしも容易ではない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、コミュニティ内の開示の度合いを考慮しつつ、必要に応じて発言データに発言者を特定するデータを付与しながら、コミュニティ内の討議内容から、関連のある特許情報や科学技術情報を抽出し、必要に応じて情報の加工を行った状態で、タイムリーにコミュニティサーバーに配信することである。
尚、発言者が特定できない場合は、自分の素性が知られないために、より自由な発言はできるが悪意のある発言も増える場合がある。一方で、自分の名前や興味、専門分野などを公開している場合は責任ある発言が期待できるが、自由な発言にブレーキがかかることは否めない。この場合では、合意の上で発言者の専門分野情報も合わせて送信することで、いっそうの議論の高度化が期待できる。
また、化学工学会などの科学技術系のコミュニティでは、発言内容に信頼性が高いと予想でき、将来実現すべき技術の重要な課題となりうるものが抽出できる可能性があることから、送信間隔を短くする等の条件設定もプログラムに組み込むことができる。また、科学技術系の学会は多数あり、それぞれの学会で、例えば「環境」や「エネルギー」という課題について議論を行っているが、学会間の交流は必ずしも開放的とはいえず、特に、理学系と工学系では交流が盛んであるとはいえない。そこで、複数の関連するコミュニティの発言データを合わせてキーワードの抽出をしたり、一つのコミュニティの二次データを、他のコミュニティにも送信することも、コミュニティ間の合意の上で可能である。
本発明は、インターネット上のコミュニティで議論されている技術的な課題を抽出し、その課題に関連のある知的財産情報をコミュニティに提供することを主要な特徴とし、種々のコミュニティから議題、発言データを抽出するステップと、データマイニング法などのデータ解析手法を用いて前記情報を解析してキーワードを抽出するステップと、キーワードを検索キーワードとして特許データベースや科学技術データベースにアクセスして、検索結果である一次データを取得するステップと、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、インターネット上の特許解析・特許マップ作成プログラムを用いて知的財産検索結果を表示するサービスを実施している機関に一次データを送信して特許マップである作成された二次データを取得することにより、一次データ間の相関関係を示す二次データを抽出するステップと、二次データをコミュニティに送信するステップと、さらに、予め定められた時間経過後に、コミュニティの発言内容を取得し、前の二次データの送信後にコミュニティにて議論が活性化されたか否かを監視し、その結果に応じて、再度、知的財産情報を送信するか否かを決定するものである。また、コミュニティは複数のコミュニティを同時に比較したり、統合した発言データを用いて、予め定められた解析条件で解析することも可能である。発言データの解析結果から、多く議論された課題の順に、課題に順位付けや、議論の多かった議題について知的財産データベースを用いて関連する知的財産マップを優先的に作成する条件を予め設定することもできる。また、活発に行っていたコミュニティの順に順位をつけ、どこまでの順位までのコミュニティに知的財産マップを送信するかを、予め定められた条件をプログラムに付与することで、コミュニティの特性や数に応じて、適切な条件での知的財産情報の配信が可能になる。
種々のコミュニティに存在する発言から技術課題を抽出して、その課題にかかわる発明情報をコミュニティにタイムリーに配信することで、コミュニティでは議論の最中に自らの視点と異なる課題などに気がつき、さらに議論が活発化され、アイデアの具体化も促進され、発明情報に埋め込まれているリンク情報を通じて、特許データベースからの特許全文情報、リンクリゾルバ等とのリンクを通じて論文の全文データや、研究者データの取得により、従来に比較してタイムリーな議論が可能になる。このことにより、知的財産の出願数も増加し、わが国の科学技術の発展に資することができる。
特に団塊の世代がこれから退職を迎えることになるが、日本の製造業等の研究者・開発者は、豊富な知恵や経験を有しており、インターネット上のコミュニティにおいて、いわば知的ボランティアとして知的財産の創造に影響を及ぼすことが期待される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1本発明のステップを示す。ステップ6は判断にかかわるステップであり、関連するステップをまとめてステップ6としている。
(ステップ1)発言データが記憶されているコミュニティサーバーより、発言データを知的財産情報サーバーが取得する発言データ取得ステップ
コミュニティサイトとは、ある課題について興味を有する人たちが、自由に意見交換をすることができる、インターネット上の集まりである。プログやソーシャルネットワーキング サービスに参加する、インターネット上の集まりも、コミュニティと呼んでいる。コミュニティでは、個々人の経験に裏付けられたノウハウや、通常得られないようなニッチな情報も散見される。
コミュニティの情報の特性は、匿名性が重要な評価指標のひとつになる。参加する人の身分が明らかなコミュニティは(匿名性が低いコミュニティ)では、例えば科学技術に関する学会のように、発言内容が責任を持ったものであり、信憑性が高い情報と一次判断できる。また、これらのコミュニティでは、発言者を特定することは容易で、大学や国立の研究機関の研究者等の場合には、その発言者の出身大学、大学での学位の技術分野、投稿した論文、現在の研究開発課題などを特定することが可能である。このことから、発言の重み付けをすることも可能である。昨今のインターネットセキュリティの高度化により、自分の意見を安心して述べることが可能なコミュニティサイトが増加している。
一方で、これらの匿名性の低いコミュニティでは、発言にそれなりの重みが加わるため、突拍子もないアイデアであったり、実現性を慎重に考える課題などは発言しにくい。しかし、匿名性の高いコミュニティでは、発言者が誰だかわからないため、通常人が気がつかないような課題や、一見ありえそうもない発言がされることが期待できる。匿名性の低いコミュニティについては、インターネット管理者に許可を取り、発言情報を収集する。
知的財産提供サーバーのインターネット上の位置付けを図1に示す。知的財産提供サーバーは、コミュニティの発言内容および発言者を特定するID等の発言者特定データを記憶保存する手段を持ち、電子ジャーナルのプラットフォームを提供するホスト・サービスや、電子ジャーナルの契約・提供を代行・集中化してサービスするアグリゲータ、リンクリゾルバ、各国の特許庁、図書館等とインターネットを介して接続されている。知的財産提供サーバーは、各機関のサーバー中にその機能を有することもでき、また、前記の機関の機能を統合することもできる。点線の部分はその概念を示したものである。
また、必要に応じて、手研究者のデータベース等については、国の機関である科学技術振興機構のDB(Read)などを活用して、発言の重み付けをすることもできる。本ステップでは、、種々のコミュニティにより発言データをテキストベースで収集する作業等の操作を行う。
(ステップ2)該知的財産情報提供サーバーが、発言データからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップ
膨大なデータから有用な情報を抽出する手法として、データマイニング手法がある。データマニングとは、統計学、パターン認識、人工知能等のデータ解析の技法を大量のデータに網羅的に適用することで知識を取り出す技術である。昨今のインターネットの普及により、情報量は莫大に増加し、周知を結集することで、新しいアイデアのきっかけになることが期待されている。技術的な背景として、安価で大容量の記憶装置が開発され、インターネット環境が整備されたことに加え、高性能の演算処理装置や大容量のメモリが低価で利用できるようになったことがあげられる。すなわち、膨大なデータでも高度な解析が行えるようになったということである。データマイニング手法は、IBM、日立、富士通、東芝などから発表されており、必要に応じて既存のツールから選択したり、独自に作成した解析プログラムを使用することもできる。
テキスト自動分割システム、形態素解析による方法、N−gramによる方法、正規表現を解析する文字列のパターン解析等がある。論文等に組み込まれた写真や図のタグ情報から、キーワードを抽出して検索することもありうる。現れる頻度が多い課題、キーワードなどの有用情報の順位付けも予め定められた条件により考慮される。頻度が多い有用情報の順位は高く設定することができる。
(ステップ3)該知的財産情報提供サーバーが、該キーワードを検索キーワードとして、特許データベース、科学技術データベースより、検索結果である特許データおよび科学技術文献データ等の一次データを取得する一次データ取得ステップ
キーワードとして発言頻度が高い等の理由で、順位が高いと判断されたキーワードについては優先的に、webプラウザを用いて、インターネットを介して、日本国特許庁の知的財産データベース、IPDL、米国特許商標庁、欧州特許庁などにアクセスして、関連する情報を取得して知的財産情報提供サーバーにデータを蓄する。
(ステップ4)
該知的財産情報提供サーバーが、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、インターネット上の特許解析・特許マップ作成プログラムを用いて知的財産検索結果を表示するサービスを実施している機関に一次データを送信して特許マップである作成された二次データを取得することにより、一次データの間の相関関係を示す二次データを作成する二次データ作成ステップ
一次データを、特許マップ作成ソフト等を活用して、書誌事項や抄録等から、技術内容の相関関係等を解析する。特許マップは、課題ごとの時系列で整理したり、課題と解決手段などで整理したマップ等が作成される。特許は、インターネットを通じて特許マップの提供会社や特許マップサービスを行っている機関において解析され、その解析結果としての特許マップはインターネットを介して、知的財産提供サーバにより取得される。
(ステップ5)該知的財産情報提供サーバーが、該二次データを、インターネットを介して、コミュニティサーバーに送信する二次データ送信ステップ
知的財産を配信するステップ。特許マップデータには、発言者の専門や経歴、論文等が記載されたDB(例えば科学技術振興機構のRead)へのリンク、特許事務所へのリンク、リンクリゾルバを介しての全文データへのリンクなどへのリンク情報を埋め込んでおく。これらのリンクをクリックすることで、リンクリゾルバ、機関リポジトリ、電子ジャーナル、図書館、特許庁などへリンクすることができ、全文データを取得することができる。表示はWebプラウザにより表示される。
(ステップ6)ここでは、再度に二次データをコミュニティに送信するか否かの判断に関するステップをまとめて示す。経過時間後に再度、コミュニティサーバーにアクセスして、発言データを取得し、コミュニティの発言の活性化状況を監視して、予め定められた条件で、更に知的財産情報を提供するか、終了するかを判断するステップである。
予め定められた時間の経過後に、該発言データが記憶されているコミュニティサーバー上の前回の発言から予め定められた時間の経過後の間の発言データを、インターネットを介して、該発言データが記憶されているコミュニティサーバーより、知的財産情報提供サーバーが取得する経過時間内発言データ取得ステップ
該知的財産情報提供サーバーが、経過時間内に発言された経過時間内発言データからキーワードを抽出するキーワード取得ステップ、
該知的財産情報提供サーバーが、該キーワードを検索キーワードとして、特許データおよび科学技術文献データ等の一次データを取得する一次データ取得ステップ、
該知的財産情報提供サーバーが、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、インターネット上の特許解析・特許マップ作成プログラムを用いて知的財産検索結果を表示するサービスを実施している機関に一次データを送信して特許マップである作成された二次データを取得することにより、一次データ間の相関関係を示す二次データを抽出する二次データ抽出ステップ、
該知的財産情報提供サーバーが、発言データと時間経過内発言データのそれぞれに対応するキーワードについて、それぞれ合算したデータを用いて、予め定められた頻度分析の手法により、コミュニティの順位をつけを行うことで、順位の高いコミュニティから順番に、どこまでの順位のコミュニティに二次データを送信するかについて、予め記録された継続要否判断条件を満たしたか否かを判断し、満たした場合には継続可として、該知的財産情報提供サーバーが、時間経過内発言データに対応した二次データを、インターネットを介して、該発言データが記憶されているコミュニティサーバーに送信し、満たさない場合には、該知的財産情報提供サーバーが、該二次データを、インターネットを介して、該発言データが記憶されているコミュニティサーバーに送信するとともに、送信終了をコミュニティサーバーに通知するステップ。

さらに、各ステップに関連して、以下の条件で実施することができる。
発言データからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップにおいて、形態素解析法やn−グラム方式によるテキスト分解処理によりキーワードが抽出され、抽出されたキーワードにおいて、出現頻度の多いキーワードを、相関性が高いキーワードとして、優先的に検索キーワードとする。
一次データ作成ステップにおいて、インターネット上の特許データベースや科学技術データベースを用いて、特許データおよび科学技術文献データ等の一次データを取得する。
二次データ作成ステップにおいて、二次データの作成は、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、予め知的財産情報提供サーバーに組み込まれた特許解析・特許マップ作成プログラムにより作成する。
二次データ作成ステップにおいて、二次データの作成は、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、インターネット上の特許解析・特許マップ作成プログラムを用いて知的財産検索結果を表示するサービスを実施している機関に一次データを送信して特許マップである作成された二次データを取得する。
発言データと時間経過内発言データ、および、それぞれに対応するキーワード、一次データ、二次データについて、それぞれ合算したデータを用いて、予め記録された継続要否判断条件を
満たしたか否かを判断する。
発言データと時間経過内発言データ、および、それぞれに対応するキーワード、一次データ、二次データについて、それぞれ合算したデータを用いて、予め記録された継続要否判断条件を満たしたか否かを判断する。
コミュニティサーバーから発言データを取得する際に、発言者のコミュニティ上の識別番号を発言内容に関連付けて取得する。
二次データには、発言データと発言者特定データに同期するように関連付けられた書誌事項、DOI(Digital Object Identifier)、全文データへのリンクデータなどの情報を保有している。
二次情報には、リンクリゾルバ、機関リポジトリ、アグリゲータ等のリンクが埋め込まれており、特許全文データ、論文の全文データ等の取得の依頼があった場合には、前記の機関を介して特許や科学技術論文の取得を行う。
複数のコミュニティの発言データが、インターネットを介して、知的財産情報提供サーバーに入力される。
複数のコミュニティの発言データと時間経過内発言データ、および、発言データと時間経過内発言データのそれぞれに関連した、キーワード、一次データ、二次データについての対応する関係から、予め定められた頻度分析等の手法により、コミュニティの順位つけを行うここで、どこまでの順位までのコミュニティに二次データを送信するかを、予め定められた判断条件で判断する。
知的財産情報提供サーバーの機能が、インターネット上のコミュニティサーバー、リンクリゾルバのサーバー、機関リポジトリのサーバー、アグリゲータのサーバー、特許データベースや科学技術データベースのサーバー内で実施されることで、各機関が自ら知的財産情報のコミュニティへの提供を行うことができる。
また、種々のコミュニティを総合して、頻度が高い有用情報を抽出した際に、どのコミュニティがその頻度が高い有用情報について、より多く抽出されたかを評価して、多く抽出されたコミュニティの順位を高く設定し、優先的に情報を配信することができる。
また、一定時間ごとに発言を区切って、サーバーに取り込み蓄積するとともに、テキストを分析してキーワードを蓄積するとともに、出てくる頻度を解析することで、議論の方向性を確認する。また、発言と発言者のバックグラウンド等のデータが蓄積されてくれば、発言が停滞している時にも、先を予測して特許マップを配信する。前記の場合は、今までの頻度分布から将来の頻度を計算する等の設定をプログラムに組み込むことで実施することができる。
複数のコミュニティの場合、どこまでの順位までのコミュニティに知的財産マップを送信するかを判断する。効果との兼ね合いからどこまで送るかの順位を決定する。データを抽出したコミュニティの上位100のコミュニティに知的財産情報を配信する。また、データを抽出したコミュニティ全てに知的財産情報を配信することも考えられるが、効果との兼ね合いからどこまで送るかの順位を決定する。議論の内容を更に解析評価し、議論が活発化している場合には、今回得られた有用情報から更に知的財産マップを更新し配信する。議論がされない場合は配信を中止するなど、有用情報の結果から判断する。
本発明のステップの流れを示した図である。 知的財産情報提供サーバーのインターネット上の位置付けを示した図である。

Claims (7)

  1. インターネット上の発言データが記憶されているコミュニティサーバーに対し、知的財産情報を提供する知的財産情報の提供方法であって、
    発言データが記憶されているコミュニティサーバーより、発言データを知的財産情報サーバーが取得する発言データ取得ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、発言データからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、該キーワードを検索キーワードとして、特許データベース、科学技術データベースより、検索結果である特許データおよび科学技術文献データ等の一次データを取得する一次データ取得ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、インターネット上の特許解析・特許マップ作成プログラムを用いて知的財産検索結果を表示するサービスを実施している機関に一次データを送信して特許マップである作成された二次データを取得することにより、一次データの間の相関関係を示す二次データを作成する二次データ作成ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、該二次データを、インターネットを介して、コミュニティサーバーに送信する二次データ送信ステップ、
    予め定められた時間の経過後に、該発言データが記憶されているコミュニティサーバー上の前回の発言から予め定められた時間の経過後の間の発言データを、インターネットを介して、該発言データが記憶されているコミュニティサーバーより、知的財産情報提供サーバーが取得する経過時間内発言データ取得ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、経過時間内に発言された経過時間内発言データからキーワードを抽出するキーワード取得ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、該キーワードを検索キーワードとして、特許データおよび科学技術文献データ等の一次データを取得する一次データ取得ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、取得した一次データを用いて、その一次データの書誌事項、抄録、等のデータに基づき、インターネット上の特許解析・特許マップ作成プログラムを用いて知的財産検索結果を表示するサービスを実施している機関に一次データを送信して特許マップである作成された二次データを取得することにより、一次データ間の相関関係を示す二次データを抽出する二次データ抽出ステップ、
    該知的財産情報提供サーバーが、発言データと時間経過内発言データのそれぞれに対応するキーワードについて、それぞれ合算したデータを用いて、予め定められた頻度分析の手法により、コミュニティの順位をつけを行うことで、順位の高いコミュニティから順番に、どこまでの順位のコミュニティに二次データを送信するかについて、予め記録された継続要否判断条件を満たしたか否かを判断し、満たした場合には継続可として、該知的財産情報提供サーバーが、時間経過内発言データに対応した二次データを、インターネットを介して、該発言データが記憶されているコミュニティサーバーに送信し、満たさない場合には、該知的財産情報提供サーバーが、該二次データを、インターネットを介して、該発言データが記憶されているコミュニティサーバーに送信するとともに、送信終了をコミュニティサーバーに通知するステップ、
    からなる知的財産情報の提供方法
  2. 発言データからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップにおいて、形態素解析法やn−グラム方式によるテキスト分解処理によりキーワードが抽出され、抽出されたキーワードにおいて、出現頻度の多いキーワードを、相関性が高いキーワードとして、優先的に検索キーワードとすることを特徴とする請求項1記載の知的財産情報の提供方法
  3. 一次データ作成ステップにおいて、インターネット上の特許データベースや科学技術データベースを用いて、特許データおよび科学技術文献データ等の一次データを取得することを特徴とする請求項1記載の知的財産情報の提供方法
  4. コミュニティサーバーから発言データを取得する際に、発言者のコミュニティ上の識別番号を発言内容に関連付けて取得することを特徴とする請求項1記載の知的財産情報の提供方法
  5. 二次データには、発言データと発言者特定データに同期するように関連付けられた書誌事項、DOI(Digital Object Identifier)、全文データへのリンクデータなどの情報を保有していることを特徴とする請求項1記載の知的財産情報の提供方法
  6. 二次情報には、リンクリゾルバ、機関リポジトリ、アグリゲータ等のリンクが埋め込まれており、特許全文データ、論文の全文データ等の取得の依頼があった場合には、前記の機関を介して特許や科学技術論文の取得を行うことを特徴とする請求項1記載の知的財産情報の提供方法
  7. 知的財産情報提供サーバーの機能が、インターネット上のコミュニティサーバー、リンクリゾルバのサーバー、機関リポジトリのサーバー、アグリゲータのサーバー、特許データベースや科学技術データベースのサーバー内で実施されることを特徴とする請求項1記載の知的財産情報の提供方法
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