JP5177223B2 - 情報処理装置、情報処理プログラム及び方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、システムを構成するリソースに関する属性情報を管理する情報処理装置、情報処理プログラム及び方法に関するものである。
情報システムを構成するハードウェア及びソフトウェアに関する情報を管理する異なる種類のデータベースを仮想統合することにより、情報システムのコンポーネントに関する全ての情報を管理するデータベースとして、CMDB(Configuration Management Database)が知られている。図25に示すように、CMDBは仮想統合している複数のデータベースである構成情報DB、インシデント情報DB、トラブル情報DB、リリース情報DB、変更情報DB、アプリ情報DBに対して、横断的に操作を行うことを可能にするものである。これらの統合されている複数のデータベースのそれぞれは、システムを構成するリソース(機器、ソフトウェアなど)に関する属性情報であるCI(Configuration Item)と情報間の関連(Relationship)を管理するものである。
また、図26に示すように、CMDBは仮想統合しているデータベース毎に異なる名前、異なるローカルIDで管理されている同一アイテムの情報に対して、名前を統一し、仮想統合している全てのデータベースで共通に使えるユニークなIDで管理することにより情報の調停を行うリコンシエーション機能を有するものである。
また、CI同士の関連を示す情報であるRelationshipは、図27に示すように、CI間におけるRelationshipの方向を示すためのsource及びtargetを含む属性情報を保持するものである。
このようなCMDBにおいて、システムを構成するリソースの設定を更新する際に、更新による影響が波及する範囲を調査する影響調査が事前に行われる。この影響調査は、CMDBで管理されている情報を検索しながら、更新予定のリソースと関連しているリソースを調査する処理である。この処理は、更新されるCIと関係付けられているCIは、更新による影響を受けるという想定の元になされる処理であり、CIからRelationshipを辿ることで影響範囲を調査する処理である。
また、本発明の関連ある従来技術として、ネットワーク上に構成された業務システムにおいて発生したシステム障害に対して、業務影響を特定する障害影響範囲解析システム及び障害影響範囲解析方法及びプログラムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−258501号公報
しかしながら、従来のCMDBにおける影響調査には、精度及び効率が悪いという問題がある。これらの問題は、上述したように更新されるCIと関係付けられているCIは変更による影響を受けるという前提の元になされる処理であることによるものである。
影響調査の精度が悪いという問題は、CMDBが更新により影響を受けないはずのCIをも影響を受けると見做してしまうことにより生じる問題である。また、影響調査の効率が悪いという問題は、CMDBがRelationshipで関係付けられたCIを全て計算することにより、更新により影響を受けないCIまで計算してしまい、結果として影響調査に関する計算量が多くなることにより生じる問題である。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、システムを構成するリソースの更新による不整合が生じる可能性のある範囲を高精度且つ効率的に知ることができる情報処理装置、情報処理プログラム及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、情報処理装置は、システムを構成するリソースに関する情報であるリソース情報を管理する装置であって、所定のリソース情報と他のリソース情報間に所定の条件である第1条件を設定する第1条件設定部と、前記第1条件設定部により設定された第1条件より、前記リソース情報に対する変更点を示す情報である変更点情報が基づくリソース情報に設定された第1条件を抽出する第1条件抽出部と、前記第1条件抽出部により抽出された第1条件が前記変更点情報により充足されるどうかを判定する第1条件判定部とを備える。
また、情報処理プログラムは、システムを構成するリソースに関する情報であるリソース情報を管理することができるプログラムであって、所定のリソース情報と他のリソース情報間に所定の条件である第1条件を設定する第1条件設定ステップと、前記第1条件設定ステップにより設定された第1条件より、前記リソース情報に対する変更点を示す情報である変更点情報が基づくリソース情報に設定された第1条件を抽出する第1条件抽出ステップと、前記第1条件抽出ステップにより抽出された第1条件が前記変更点情報により充足されるどうかを判定する第1条件判定ステップとをコンピュータに実行させる。
また、情報処理方法は、システムを構成するリソースに関する情報であるリソース情報を管理するための方法であって、所定のリソース情報と他のリソース情報間に所定の条件である第1条件を設定する第1条件設定ステップと、前記第1条件設定ステップにより設定された第1条件より、前記リソース情報に対する変更点を示す情報である変更点情報が基づくリソース情報に設定された第1条件を抽出する第1条件抽出ステップと、前記第1条件抽出ステップにより抽出された第1条件が前記変更点情報により充足されるどうかを判定する第1条件判定ステップとを備える。
本実施の形態に係るCMDBの構成を示すブロック図である。 仮説情報を示す図である。 制約条件情報を示す図である。 調査使用情報を示す図である。 操作実行部の動作を示すフローチャートである。 仮説管理部の動作を示すフローチャートである。 仮説“同時に変更”の作成例を示す図である。 仮説作成処理の動作を示すフローチャートである。 仮説作成処理の動作を示すフローチャートである。 仮説の作成例を示す図である。 仮説の作成例を示す図である。 仮説の作成例を示す図である。 仮説の作成例を示す図である。 仮説の作成例を示す図である。 影響調査実行部の動作を示すフローチャートである。 影響調査実行部の動作を示すフローチャートである。 制約評価処理の動作を示すフローチャートである。 変更後情報と充足不能な制約条件を持った属性に関する制約条件を示す図である。 仮説評価処理の動作を示すフローチャートである。 変更後情報と充足不能な制約条件または仮説を持った属性に関する仮説を示す図である。 検証部の動作を示すフローチャートである。 制約条件検証処理の動作を示すフローチャートである。 仮説検証処理の動作を示すフローチャートである。 制約条件管理部の動作を示すフローチャートである。 従来のCMDBの構成を示すブロック図である。 従来のリコンシリエーション機能を示す図である。 従来のRelationshipを示す図である。
本発明は、CI間、CI/Relationship間、Relationship間に依存関係(更新されることによって影響を及ぼす関係)がある場合、依存関係を制約条件としてCI及びRelationshipに設定するものである。また、本発明は、更新されるリソースにより充足不能となる制約条件を辿ることによって、到達可能なCI及びRelationshipを見つけるものである。また、本発明は、仮の制約条件としての仮説をCI及びRelationshipに設定するものである。以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係るCMDB(情報処理装置)の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るCMDBの構成を示すブロック図である。また、図2は、仮説情報を示す図である。また、図3は、制約条件情報を示す図である。また、図4は、調査使用情報を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るCMDB10は、操作実行部101、データ管理部102、CMDB情報DB103、仮説管理部104(第2条件設定部)、影響調査実行部105(第1条件抽出部、第2条件抽出部、第1条件判定部、第2条件判定部)、検証部106(加算部、第1減算部、第2減算部、第1条件変更部、第2条件変更部、削除部)、制約条件管理部107(第1条件設定部)、仮説情報DB108、調査使用情報DB109、制約条件情報DB110を備える。このCMDB10は、接続されたクライアント端末20の要求を受け、システムを構成するリソースに関する情報(リソース情報)を応答として返すものである。
CMDB10の操作実行部101は、クライアント端末20からの要求を受け付け、仮説管理部104、影響調査実行部105、検証部106、制約条件管理部107に対して要求に応じた処理を依頼するものである。また、データ管理部102は、CMDB情報DB103を管理するものである。また、CMDB情報DB103は、CI及びRelationshipを格納するものである。また、仮説管理部104は、仮説情報DB108を管理するものである。また、影響調査実行部105は、システムを構成するリソースのCIが更新されることによって充足不能となる制約条件及び仮説を調査使用情報DB109に登録するものである。また、検証部106は、仮説及び制約条件の信頼度の増減(信頼度については後述する)を行い、この信頼度により仮説の制約条件への格上げ、制約条件の仮説への格下げを行うものである。また、制約条件管理部107は、制約条件情報DB110を管理するものである。
また、仮説情報DB108は、仮説情報を格納するものである。この仮説情報は、図2に示すように、特定の仮説を示すIDである“仮説ID”、仮説の条件式を示す“仮説条件式(第2条件)”、仮説に関連するEntity(CI及びRelationshipの総称)である“関連するEntity”、仮説がどの程度信頼できるかを示す値である“信頼度”が対応付けられたものである。
また、制約条件情報DB109は、制約条件情報を格納するものである。この制約条件情報は、図3に示すように、特定の制約条件を示すIDである“制約条件ID”、制約条件の条件式を示す“制約条件式(第1条件)”、制約条件に関連するEntityである“関連するEntity”、制約条件がどの程度信頼できるかを示す値である“信頼度”が対応付けられたものである。
また、調査使用情報DB109は、調査使用情報を格納するものである。この調査使用情報は、図4に示すように、影響調査依頼に対して生成されるIDである“調査ID”、影響調査において充足不能な制約条件IDを示す“充足不能制約条件”、影響調査において充足不能な仮説IDを示す“充足不能仮説”が対応付けられたものである。
次に、本実施の形態に係るCMDBの動作について説明する。まず、CMDBの動作のうち、操作実行部の動作について説明する。図5は、操作実行部の動作を示すフローチャートである。なお、図5においては、すでにクライアント端末より処理が要求されているものとする。
まず、操作実行部101は、クライアント端末20による要求が検索依頼かどうかを判断する(S101)。
クライアント端末20による要求が検索依頼ではない場合(S101,NO)、操作実行部101は、クライアント端末20による要求が変更依頼かどうかを判断する(S102)。
クライアント端末20による要求が変更依頼ではない場合(S102,NO)、操作実行部101は、クライアント端末20による要求が影響調査依頼かどうかを判断する(S103)。
クライアント端末20による要求が影響調査依頼ではない場合(S103,NO)、操作実行部101は、クライアント端末20による要求が削除依頼かどうかを判断する(S104)。
クライアント端末20による要求が削除依頼である場合(S104,YES)、操作実行部101は、データ管理部102を介して、削除依頼と共に指定されたリソースに関する情報をCMDB情報DB103から削除する(S105)。さらに、操作実行部101は、仮説管理部104に対して仮説削除依頼をすると共に、制約条件管理部107に対して制約削除依頼をする(S106)。
一方、クライアント端末20による要求が削除依頼ではない場合(S104,NO)、操作実行部101は、要求を登録依頼とみなし、登録依頼と共に指定されたリソースに関する情報をデータ管理部102を介して、CMDB情報DB103に登録する(S107)。さらに、操作実行部101は、仮説管理部104に対して仮説生成依頼をする(S108)。
また、ステップS103の判断において、クライアント端末20による要求が影響調査依頼である場合(S103,YES)、操作実行部101は、影響調査実行部105に対して影響調査依頼をする(S109)。
また、ステップS102の判断において、クライアント端末20による要求が変更依頼である場合(S102,YES)、操作実行部101は、データ管理部102を介してCMDB情報DB103におけるEntityを変更する(S110)。さらに、操作実行部101は、検証部106に対して検証依頼をし(S111)、仮説管理部104に対して仮説生成依頼をする(S108)。
また、ステップS101の判断において、クライアント端末20による要求が検索依頼である場合(S101,YES)、操作実行部101は、検索依頼と共に指定されたリソースに関する情報に基づいて、データ管理部102を介してCMDB情報DBを検索する(S112)。
上述したように、操作実行部101は、クライアント端末20からの要求に基づいて、仮説管理部104、影響調査実行部105、検証部106、制約条件管理部107に対して処理を依頼する。
次に、仮説管理部の動作について説明する。図6は、仮説管理部の動作を示すフローチャートである。また、図7は、仮説“同時に変更”の作成例を示す図である。なお、図6において、仮説管理部は操作実行部より仮説作成依頼または仮説削除依頼を受けているものとする。
図6に示すように、まず、仮説管理部104は、クライアント端末20による要求が登録依頼であるかどうかを判断する(S201)。
クライアント端末20による要求が登録依頼ではない場合(S201,NO)、仮説管理部104は、クライアント端末20による要求が削除依頼であるかどうか、つまり、操作実行部101から仮説削除依頼をされたかどうかを判断する(S202)。
クライアント端末20による要求が削除依頼ではない場合(S202,NO)、仮説管理部104は、クライアント端末20による要求が変更依頼であるかどうか、つまり、操作実行部101から仮説作成依頼をされたかどうかを判断する(S203)。
クライアント端末20による要求が変更依頼である場合(S203,YES)、仮説管理部104は、変更されたリソースに関する情報を調べ、同時に変更されているEntityについて、仮説“同時に変更”を作成し(S204、第2条件設定ステップ)、仮説情報DB108に登録し(S205)、後述する仮説作成処理を実行する(S206)。
ここで、図7を用いて、仮説“同時に変更”の作成について説明する。図7に示すように、HDD容量がHDD11及びHDD12に基づく計算機1というCIが存在し、HDD11の容量が500GBから300GBに変更されたとする。この時、計算機1のHDD容量も800GBから600GBに変更される場合、仮説管理部104は、計算機1とHDD11に関して、仮説“同時に変更”を作成する。
また、図6に示すように、ステップS203の判断において、クライアント端末20による要求が変更依頼ではない場合(S203)、仮説管理部104は、仮説作成処理を実行する(S206)。
また、ステップS202の判断において、クライアント端末20による要求が削除依頼である場合(S202,YES)、仮説管理部104は、仮説情報を調べ、“関連するEntity”が全て存在していない仮説を仮説情報から削除する(S207)。さらに仮説管理部104は、制約条件情報を調べ、“関連するEntity”が全て存在していない制約条件を制約条件情報から削除する(S208)。
また、ステップS201の判断において、クライアント端末20による要求が登録依頼である場合(S201,YES)、仮説管理部104は、仮説作成処理を実行する(S206)。
次に、仮説管理部の仮説作成処理について説明する。図8及び図9は、仮説作成処理の動作を示すフローチャートである。なお、この仮説作成処理は、図6のフローチャートにおけるステップS206に対応する処理である。また、図10〜図13は、仮説の作成例を示す図である。
図8に示すように、まず、仮説管理部104は、マージされ、CMDB情報DB103に登録される前の情報(マージされる前の登録情報または変更情報。以降“変更情報”とする。)により、登録または変更されたEntity集合<E>を求め(S301)、Eが空かどうかを判断する(S302)。
Eが空ではない場合(S302,YES)、仮説管理部104は、Eから個別のEntity<e>を取り出し(S303)、eをsourceとするRelationship集合<S>を求め(S304)、Sが空かどうかを判断する(S305)。
Sが空ではない場合(S305,NO)、仮説管理部104は、Sに含まれるRelationshipのTarget集合<T>を求め(S306)、eのある属性値がTに含まれるEntityのある属性値の総和になっているかどうかを判断する(S307)。
eのある属性値がTに含まれるEntityのある属性値の総和になっていない場合(S307,NO)、仮説管理部104は、図9に示すように、Sから個別のRelationship<s>を取り出し(S308)、eとsのtargetが似た属性名を持っているかどうかを部分一致により判断する(S309)。
eとsのtargetが似た属性名を持っていない場合(S309,NO)、仮説管理部104は、eのEntity名と似た属性名をsのtargetが持っているかどうかを部分一致により判断する(S310)。
eのEntity名と似た属性名をsのtargetが持っていない場合(S310,NO)、仮説管理部104は、sのtargetのEntity名と似た属性名をeが持っているかどうかを部分一致により判断する(S311)。
sのtargetのEntity名と似た属性名をeが持っていない場合(S311,NO)、仮説管理部104は、図8に示すように、Sが空かどうかを判断する(S305)。
一方、図10に示すように、sのtargetのEntity名と似た属性名をeが持っている場合(S311,YES,第2条件設定ステップ)、仮説管理部104は、これらのEntity間の関係(例えば“HDD@計算機1>容量@HDD11”のような両Entityにおける値の相等関係)を条件式として仮説を作成し(S312,第2条件設定ステップ)、図8に示すように、Sが空かどうかを判断する(S305)。
また、ステップS310の判断において、図11に示すように、eのEntity名と似た属性名をsのtargetが持っている場合(S310,YES,第2条件設定ステップ)、仮説管理部104は、これらのEntity間の関係を条件式として仮説を作成し(S312,第2条件設定ステップ)、図8に示すように、Sが空かどうかを判断する(S305)。
また、ステップS309の判断において、図12に示すように、eとsのtargetが似た属性名を持っている場合(S309,YES,第2条件設定ステップ)、仮説管理部104は、これらのEntity間の関係を条件式として仮説を作成し(S312,第2条件設定ステップ)、図8に示すように、Sが空かどうかを判断する(S302)。
また、ステップS307の判断において、図13に示すように、eのある属性値がTに含まれるEntityのある属性値の総和になっている場合(S307,YES)、仮説管理部104は、これらのEntity間の関係(例えば、“容量@HDD11+容量@HDD12=HDD@計算機1”)を条件式として仮説を作成し(S312)、図8に示すように、Sが空かどうかを判断する(S302)。
また、仮説管理部104は、すでに仮説または制約条件が設定され、似た構成を持つEntityと同様の仮説を作成しても良い。具体的には、図14に示すように、Entityの名前、targetの名前が部分的に一致し、Relationshipが一致している場合に、仮説管理部104は、これらの構成が似ていると判断する。
上述したように、Entity間の関係をトリガーとし、これらの関係を条件式とすることにより、仮説を自動的に作成することができる。また、仮説作成処理における名前が一致するか否かの判断は、どのような方法によりなされても良い。
次に、影響調査実行部の動作について説明する。図15及び図16は、影響調査実行部の動作を示すフローチャートである。なお、図15及び図16において、仮説管理部は操作実行部より影響調査依頼を受けているものとする。影響調査により、影響調査実行部は、充足不能となる仮説及び制約条件を調べる。
まず、影響調査依頼を受けた影響調査実行部105は、調査IDを生成し(S401)、調査候補の情報(仮説及び制約)集合<I>に変更後情報(変更点情報)<d>を加え(S402)、Iが空かどうかを判断する(S403)。なお、変更後情報は、影響調査依頼に付加された情報であり、CIに対する変更点(具体的には変更後の属性情報)を示す情報である。
Iが空ではない場合(S403,NO)、影響調査実行部105は、Iから個別の情報<i>を取り出し(S404)、調査済みの情報集合<F>(図4に示した調査使用情報における充足不能制約条件及び充足不能仮説)にiが含まれるかどうかを判断する(S405)。
Fにiが含まれない場合(S405,NO)、影響調査実行部105は、Fにiを加え(S406)、iに関連する制約条件の集合<C>を取得し(S407,第1条件抽出ステップ)、図16に示すように、Cが空かどうかを判断する(S408)。
Cが空ではない場合(S408,NO)、影響調査実行部105は、Cから個別の制約条件<c>を取り出し(S409)、後述する制約評価処理を実行し(S410,第1条件判定ステップ)、制約条件が充足不能かどうかを判断する(S411)。なお、制約評価処理は制約条件が充足不能か充足可能かを判定する処理である。
制約条件が充足不能である場合(S411,YES)、影響調査実行部105は、cに関して不整合が発生するEntityのうち、Fに含まれない要素をIと調査結果<R>に加え(S412)、IとRに加えた要素について、Cの信頼度を調査結果の信頼度<B>に記録する(S413)。さらに、影響調査実行部105は、cをBと共に調査使用情報に登録し(S414)、Cが空かどうかを判断する(S408)。
一方、制約条件が充足不能ではない場合(S411,NO)、影響調査実行部105は、Cが空かどうかを判断する(S408)。
また、ステップS408の判断において、Cが空である場合(S408,YES)、影響調査実行部105は、iに関連する仮説の集合<H>を取得し(S415,第2条件抽出ステップ)、Hが空かどうかを判断する(S416)。
Hが空ではない場合(S416,NO)、影響調査実行部105は、Hから個別の仮説<h>を取り出し(S417)、後述する仮説評価処理を実行し(S417,第2条件判定ステップ)、仮説が充足不能かどうかを判断する(S419)。なお、仮説評価処理は仮説が充足不能か充足可能かを判定する処理である。
仮説が充足可能である場合(S419)、影響調査実行部105は、hに関して不整合が発生するEntity集合のうち、Fに含まれない要素をIとRに加え(S420)、IとRに加えた要素についてhの信頼度をBに記録する(S421)。さらに影響調査実行部105は、hを調査使用情報に登録し(S422)、Hが空かどうかを判断する(S416)。
一方、仮説が充足不能ではない場合(S419,NO)、影響調査実行部105は、Hが空かどうかを判断する(S416)。
また、ステップS416の判断において、Hが空である場合(S416,YES)、影響調査実行部105は、Iが空かどうかを判断する(S403)。
また、ステップS405の判断において、Fにiが含まれる場合(S405,YES)、影響調査実行部105は、Iが空かどうかを判断する(S403)。
また、ステップS403の判断において、Iが空である場合(S403,YES)、影響調査実行部105は処理を終了する。
次に、制約評価処理について説明する。なお、この仮説作成処理は、図16のフローチャートにおけるステップS410に対応する処理である。図17は、制約評価処理の動作を示すフローチャートである。また、図18は、変更後情報と充足不能な制約条件を持った属性に関する制約条件を示す図である。
図17に示すように、まず、影響調査実行部105は、制約条件集合<C>における個別の制約条件<c>が変更後情報<d>に関する制約条件かどうかを判断する(S501)。
cがdに関する制約条件である場合(S501,YES)、影響調査実行部105は、調査使用情報を参照してcに関連するEntity集合<E>を取り出し(S502)、Eが空かどうかを判断する(S503)。
Eが空ではない場合(S503,NO)、影響調査実行部105は、Eの要素がCIのみかどうかを判断する(S504)。
Eの要素がRelationshipのみではない場合(S505,NO)、影響調査実行部105は、Eの各要素を使って、c中の条件式を評価する(S506)。
一方、Eの要素がRelationshipのみである場合(S505,YES)、影響調査実行部105は、CMDB情報に登録されている全Relationshipの情報を使ってc中の条件式を評価する(S507)。
また、ステップS504において、Eの要素がCIのみである場合(S504,YES)、影響調査実行部105は、CMDB情報に登録されている全CIの情報を使ってc中の条件式を評価する(S508)。
また、ステップS503において、Eが空である場合(S503,YES)、影響調査実行部105は、CMDB情報に登録されている全情報を使って、c中の条件式を評価する(S509)。
また、ステップS501において、cがdに関する制約条件ではない場合(S501,NO)、影響調査実行部105は、cがdと充足不能な属性に関する制約条件かどうかを判断する(S510)。
cが、図18に示すような、dと充足不能な属性に関する制約条件である場合(S510,YES)、影響調査実行部105は、cをdに対して充足不能な制約条件と判定する(S511)。
一方、cがdと充足不能な属性に関する制約条件ではない場合(S510,NO)、影響調査実行部105は、cをdに対して充足可能な制約条件と判定する(S512)。
なお、ステップS506、S507、S508、S509における評価は、制約条件が充足不能か充足可能かを判定することを示すものである。このように制約条件に関連するEntityに応じて、条件式を評価するために用いる情報を選択することにより、影響調査実行部105は、必要最小限な情報により制約条件を評価することができる。
また、ステップS510において、変更後の情報と充足不能な制約条件を持った属性に関する制約条件かどうかを判断することによって、変更された情報に関する制約条件以外の制約条件に対して、簡潔に評価を行うことができる。
次に、仮説評価処理について説明する。なお、この仮説評価処理は、図16のフローチャートにおけるステップS418に対応する処理である。図19は、仮説評価処理の動作を示すフローチャートである。また、図20は、変更後情報と充足不能な制約条件または仮説を持った属性に関する仮説を示す図である。
図、19に示すように、まず、影響調査実行部105は、仮説集合<H>における個別の仮説<h>が変更情報<d>に関する仮説かどうかを判断する(S601)。
hがdに関する仮説である場合(S601,YES)、影響調査実行部105は、調査使用情報を参照してhに関連するEntity集合<E>を取り出し(S602)、Eが空かどうかを判断する(S603)。
Eが空ではない場合(S603,NO)、影響調査実行部105は、Eの要素がCIのみかどうかを判断する(S604)。
Eの要素がCIのみではない場合(S604,NO)、影響調査実行部105は、Eの要素がRelationshipのみかどうかを判断する(S605)
Eの要素がRelationshipのみではない場合(S605,NO)、影響調査実行部105は、Eの各要素を使って、h中の条件式を評価する(S606)。
一方、Eの要素がRelationshipのみである場合(S605,YES)、影響調査実行部105は、CMDB情報に登録されている全Relationshipの情報を使ってh中の条件式を評価する(S607)。
また、ステップS604において、Eの要素がCIのみである場合(S604,YES)、影響調査実行部105は、CMDB情報に登録されている全CIの情報を使ってh中の条件式を評価する(S608)。
また、ステップS603において、Eが空である場合(S603,YES)、影響調査実行部105は、CMDB情報に登録されている全情報を使って、h中の条件式を評価する(S609)。
また、ステップS601において、hがdに関する仮説ではない場合(S601,NO)、影響調査実行部105は、hがdと充足不能な制約条件または仮説を持った属性に関する仮説かどうかを判断する(S610)。
図20に示すように、hがdと充足不能な制約条件または仮説を持った属性に関する仮説である場合(S610,YES)、影響調査実行部105は、hをdに対して充足不能な仮説と判定する(S611)。
一方、hがdと充足不能な制約条件または仮説を持った属性に関する仮説ではない場合(S610,NO)、影響調査実行部105は、hをdに対して充足可能な仮説と判定する(S612)。
なお、ステップS606、S607、S608、S609における評価は、仮説が充足不能か充足可能かを判定することを示すものである。このように仮説に関連するEntityに応じて、条件式を評価するために用いる情報を選択することにより、影響調査実行部105は、必要最小限の処理により仮説を評価することができる。
また、変更後の情報と充足不能な制約条件または仮説を持った属性に関する仮説かどうかを判断することによって、変更された情報に関する仮説以外の仮説に対して、簡潔に評価を行うことができる。なお、充足不能な制約条件を持った属性に関する仮説かどうかを判断することによって、仮説よりもより確度の高い制約条件に基づく評価を得ることができる。
次に、検証部の動作について説明する。図21は、検証部の動作を示すフローチャートである。なお、図21において、検証部は操作実行部より検証依頼を受けているものとする。検証部は、検証により、仮設の制約条件への格上げ、制約条件の仮説への格下げを行う。
まず、検証部106は、検証依頼において調査ID<id>が指定されているかどうかを判断する(S701)。
idが指定されていない場合(S701,NO)、検証部106は、CMDB情報を調べ、変更されるEntity<E>を求め(S702)、Eが空かどうかを判断する(S703)。
Eが空ではない場合(S703,NO)、検証部106は、Eから変更される個別のEntityt<e>を取り出し(S704)、仮説情報を調べ、仮説条件式が「同時に変更」であり、関連するEntityの中にeを含む仮説<H>を求め、Hが空かどうかを判断する(S706)。
Hが空ではない場合(S706,NO)、検証部106は、Hに含まれる各仮説について信頼度を上げ(S707,加算ステップ)、その結果としての信頼度が100以上かどうかをそれぞれの仮説について判断する(S708)。
仮説の信頼度が100以上である場合(S708,YES)、検証部106は、仮説を制約条件に格上げする(S709)。
一方、仮説の信頼度が100に満たない場合(S708,NO)、検証部106は、Eが空かどうかを判断する(S703)。
また、ステップS706において、Hが空である場合(S706,YES)、検証部106は、Eが空かどうかを判断する(S703)。
また、ステップS703において、Eが空である場合(S703,YES)、検証部106は、処理を終了する。
また、ステップS701において、idが指定されている場合(S701,YES)、検証部106は、後述する制約条件検証処理を実行する(S710)。
次に、制約条件検証処理について説明する。図22は、制約条件検証処理の動作を示すフローチャートである。なお、この制約条件検証処理は、図21のフローチャートにおけるステップS710に対応する処理である。
まず、検証部106は、調査使用情報から検証依頼において指定された調査ID<id>を持つ情報<i>を取り出し(S801)、iが存在するかどうかを判断する(S802)。
iが存在する場合(S802,YES)、検証部106は、i中の充足不能な制約条件Cを取り出し(S803)、Cに含まれる制約条件IDを持つ制約条件について、変更後も充足されない制約条件<D>を求め(S804)、Dに含まれる各制約条件について信頼度を下げる(S805,第1減算ステップ)。
次に、検証部106は、Cに含まれる制約条件IDを持つ制約条件について、変更後に充足される制約条件<D>を求め(S806)、Dに含まれる各制約条件について信頼度を上げる(S807)。
次に、検証部106は、Cに含まれない制約条件IDを持つ制約条件について、変更後に充足されない制約条件<D>を求め(S808)、Dに含まれる各制約条件について信頼度を下げる(S809,第1減算ステップ)。
さらに、検証部106は、Cに含まれない制約条件IDを持つ制約条件について、変更後も充足される制約条件<D>を求め(S810)、Dに含まれる各制約条件について信頼度を上げ(S811)、信頼度を変更した各制約条件について、信頼度が0以下かどうかを判断する(S812)。
信頼度が0以下である場合(S812,YES)、検証部106は、制約条件を仮説に格下げし(S813,第2条件変更ステップ)、後述する仮説検証処理を実行する(S814)。
一方、信頼度が0より大きい場合(S812,NO)、検証部106は、後述する仮説検証処理を実行する(S814)。
次に、仮説検証処理について説明する。図23は、仮説検証処理の動作を示すフローチャートである。なお、この仮説検証処理は、図22のフローチャートにおけるステップS814に対応する処理である。
まず、検証部106は、i中の充足不能な仮説<H>を取り出し(S901)、Hに含まれる仮説IDを持つ仮説について、変更後も充足されない仮説<D>を求め(S902)、Dに含まれる各仮説について信頼度を下げる(S903,第2減算ステップ)。
次に、検証部106は、Hに含まれる仮説IDを持つ仮説について、変更後に充足される仮説<D>を求め(S904)、Dに含まれる各仮説について信頼度を上げる(S905,加算ステップ)。
次に、検証部106は、Hに含まれない仮説IDを持つ仮説について、変更後に充足されない仮説<D>を求め(S906)、Dに含まれる各仮説について信頼度を下げる(S907,第2減算ステップ)。
さらに、検証部106は、Hに含まれない仮説IDを持つ仮説について、変更後も充足される仮説<D>を求め(S908)、Dに含まれる各仮説について信頼度を上げ(S909)、信頼度を変更した各仮説について、信頼度が100以上かどうかを判断する(S910)。
信頼度が100以上ではない場合(S910,NO)、検証部106は、仮説の信頼度が0以下であるかどうかを判断する(S911)。
信頼度が0以下ではない場合(S911,NO)、検証部106は、処理を終了する。
一方、信頼度が0以下である場合(S911,YES)、検証部106は、仮説を削除する(S912,削除ステップ)。
また、ステップS910において、信頼度が100以上である場合(S910,YES)、検証部106は、仮説を制約条件に格上げする(S913,第1条件変更ステップ,第1条件設定ステップ)。
上述したように、仮説及び制約条件に設定された信頼度を変更し、所定の信頼度以上の仮説を制約条件に格上げし、所定の信頼度以下の制約条件を仮説に格下げし、所定の信頼度以下の仮説を削除することによって、制約条件の信頼性を保つことができる。
次に、制約条件管理部の動作について説明する。図24は、制約条件管理部の動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートにおいて、操作実行部より制約条件の登録、削除または更新依頼がなされているものとする。
まず、制約条件管理部107は、操作実行部101からの要求が制約条件の登録依頼かどうかを判断する(S1001)。
要求が制約条件の登録依頼ではない場合(S1001,NO)、制約条件管理部107は、操作実行部101からの要求が制約条件の削除依頼かどうかを判断する(S1002)。
要求が制約条件の削除依頼ではない場合(S1002,NO)、制約条件管理部107は、操作実行部101からの要求が制約条件の更新依頼かどうかを判断する(S1003)。
要求が更新依頼ではない場合(S1003,NO)、制約条件管理部107は、処理を終了する。
一方、要求が更新依頼である場合(S1003,NO)、制約条件管理部107は、制約条件情報について制約条件IDで指定された制約条件を、更新依頼に付加された新しい制約条件に更新する(S1004)。
また、ステップS1002の判断において、要求が削除依頼である場合(S1002)、制約条件管理部107は、制約条件情報の中から制約条件IDで指定された制約条件を削除する(S1005)。
また、ステップS1001の判断において、要求が登録依頼である場合(S1001,NO)、制約条件管理部107は、制約条件情報の中に、登録依頼に付加された新しい制約条件を登録する(S1006)。
上述したように、制約条件管理部107によれば、制約条件を手動で登録(第1条件設定ステップ)、削除、更新することができる。
また、本実施の形態に係るCMDB10は、クライアント端末20からの影響調査依頼に対する調査結果の提示において、不具合が生じる可能性が生じるEntityをその判断の根拠と共に調査IDを付加し、クライアント端末20に提示する。
また、以上の構成及び動作により、本発明はシステムを構成するリソースに関する情報の更新により不整合が生じる可能性がある範囲を高精度かつ効率的に得ることができる。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
更に、情報処理装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、情報処理プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、情報処理装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
本発明によれば、システムを構成するリソースの更新による不整合が生じる可能性のある範囲を高精度且つ効率的に知ることができる。

Claims (10)

  1. システムを構成するリソースに関する情報であるリソース情報を管理する情報処理装置であって、
    所定のリソース情報と他のリソース情報との間に所定の条件である第1条件を設定する第1条件設定部と、
    リソースが変更された場合、前記リソース情報に対する変更を示す情報である変更情基づき、前記設定された第1条件を抽出する第1条件抽出部と、
    前記変更情報が前記第1条件抽出部により抽出された第1条件を満たすか否かを判定し、前記変更情報が前記抽出された第1条件を満たさない場合、前記抽出された第1条件が設定されたリソース情報が前記変更されたリソースに関連すると判定する第1条件判定部と
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記リソース情報が登録または変更された場合、該リソース情報と予め関連付けられたリソース情報である関連リソース情報と登録または変更されたリソース情報である更新リソース情報との関係に基づいて、前記第1条件とは異なる条件であり、信頼度が付加された条件である第2条件を前記更新リソース情報と前記関連リソース情報間に設定する第2条件設定部と、
    前記第2条件設定部により設定された第2条件より、変更情基づき、前記設定された第2条件を抽出する第2条件抽出部と、
    前記変更情報が前記第2条件抽出部により抽出された第2条件を満たすか否かを判定する第2条件判定部と、
    前記第2条件判定部により前記変更情報が前記抽出された第2条件を満たすと判定された場合、前記抽出された第2条件に付加された信頼度に所定の値を加算する加算部と、
    付加された信頼度が所定の値以上である第2条件を前記第1条件とする第1条件変更部と
    をさらに備える情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記第1条件設定部により前記所定のリソース情報に設定される第1条件は信頼度が付加されていることを特徴とし、
    前記第1条件判定部により前記変更情報が前記抽出された第1条件を満たさないと判定された場合、前記抽出された第1条件に付加された信頼度から所定の値を減算する第1減算部と、
    付加された信頼度が所定の値以下である第1条件を前記第2条件とする第2条件変更部と
    をさらに備える情報処理装置。
  4. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記第2条件判定部により前記変更情報が前記抽出された第2条件を満たさないと判断された場合、前記抽出された第2条件に付加された信頼度から所定の値を減算する第2減算部と、
    付加された信頼度が所定の値以下である第2条件を削除する削除部と
    をさらに備える情報処理装置。
  5. システムを構成するリソースに関する情報であるリソース情報を管理することができる情報処理プログラムであって、
    所定のリソース情報と他のリソース情報との間に所定の条件である第1条件を設定する第1条件設定ステップと、
    リソースが変更された場合、前記リソース情報に対する変更を示す情報である変更情基づき、前記設定された第1条件を抽出する第1条件抽出ステップと、
    前記変更情報が前記第1条件抽出ステップにより抽出された第1条件を満たすか否かを判定し、前記変更情報が前記抽出された第1条件を満たさない場合、前記抽出された第1条件が設定されたリソース情報が前記変更されたリソースに関連すると判定する第1条件判定ステップと
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の情報処理プログラムであって、
    前記リソース情報が登録または変更された場合、該リソース情報と予め関連付けられたリソース情報である関連リソース情報と、登録または変更されたリソース情報である更新リソース情報との関係に基づいて、前記第1条件とは異なる条件であり、信頼度が付加された条件である第2条件を前記更新リソース情報と前記関連リソース情報間に設定する第2条件設定ステップと、
    前記第2条件設定ステップにより設定された第2条件より、変更情基づき、前記設定された第2条件を抽出する第2条件抽出ステップと、
    前記変更情報が前記第2条件抽出ステップにより抽出された第2条件を満たすか否かを判定する第2条件判定ステップと、
    前記第2条件判定ステップにより前記変更情報が前記抽出された第2条件を満たすと判定された場合、前記抽出された第2条件に付加された信頼度に所定の値を加算する加算ステップと、
    付加された信頼度が所定の値以上である第2条件を前記第1条件とする第1条件変更ステップと
    をさらにコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  7. 請求項6に記載の情報処理プログラムにおいて、
    前記第1条件設定ステップにより前記所定のリソース情報に設定される第1条件は信頼度が付加されていることを特徴とし、
    前記第1条件判定ステップにより前記変更情報が前記抽出された第1条件を満たさないと判定された場合、前記抽出された第1条件に付加された信頼度から所定の値を減算する第1減算ステップと、
    付加された信頼度が所定の値以下である第1条件を前記第2条件とする第2条件変更ステップと
    をさらにコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  8. システムを構成するリソースに関する情報であるリソース情報を管理するための情報処理方法であって、
    所定のリソース情報と他のリソース情報との間に所定の条件である第1条件を設定する第1条件設定ステップと、
    リソースが変更された場合、前記リソース情報に対する変更を示す情報である変更情基づき、前記設定された第1条件を抽出する第1条件抽出ステップと、
    前記変更情報が前記第1条件抽出ステップにより抽出された第1条件を満たすか否かを判定し、前記変更情報が前記抽出された第1条件を満たさない場合、前記抽出された第1条件が設定されたリソース情報が前記変更されたリソースに関連すると判定する第1条件判定ステップと
    を備える情報処理方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理方法であって、
    前記リソース情報が登録または変更された場合、該リソース情報と予め関連付けられたリソース情報である関連リソース情報と、登録または変更されたリソース情報である更新リソース情報との関係に基づいて、前記第1条件とは異なる条件であり、信頼度が付加された条件である第2条件を前記更新リソース情報と前記関連リソース情報間に設定する第2条件設定ステップと、
    前記第2条件設定ステップにより設定された第2条件より、変更情基づき、前記設定された第2条件を抽出する第2条件抽出ステップと、
    前記変更情報が前記第2条件抽出ステップにより抽出された第2条件を満たすか否かを判定する第2条件判定ステップと、
    前記第2条件判定ステップにより前記変更情報が前記抽出された第2条件を満たすと判定された場合、前記抽出された第2条件に付加された信頼度に所定の値を加算する加算ステップと、
    付加された信頼度が所定の値以上である第2条件を前記第1条件とする第1条件変更ステップと
    をさらに備える情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法において、
    前記第1条件設定ステップにより前記所定のリソース情報に設定される第1条件は信頼度が付加されていることを特徴とし、
    前記第1条件判定ステップにより前記変更情報が前記抽出された第1条件を満たさないと判定された場合、前記抽出された第1条件に付加された信頼度から所定の値を減算する第1減算ステップと、
    付加された信頼度が所定の値以下である第1条件を前記第2条件とする第2条件変更ステップと
    をさらに備える情報処理方法。
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