JP2005258501A - 障害影響範囲解析システム及び障害影響範囲解析方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 業務連携情報定義部112、計算機基盤連携情報定義部115、業務ネットワーク経路情報定義部118のそれぞれが、計算機システムに含まれるソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク経路とこれらが利用される業務との関係を示す情報を生成し、構成情報リポジトリ123に格納し、計算機システムにシステム障害が発生した場合に、発生部位情報入力部142が発生部位情報を入力し、業務影響分析部131が構成情報リポジトリ123内の構成情報を参照し、発生部位と連携、依存関係にあるソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク経路を検索し、システム障害が影響を与える業務を特定し、特定された業務名を業務影響範囲表示部141が表示する。
【選択図】 図1
Description
計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の影響範囲を解析する障害影響範囲解析システムであって、
前記計算機システムに含まれるリソースのそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を格納するリソース・テーマ定義情報格納部と、
前記計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の発生要因となった発生要因リソースを特定する発生要因特定部と、
リソース・テーマ定義情報を検索し、前記発生要因特定部により特定された発生要因リソースを利用する作業テーマを抽出する作業テーマ抽出部と、
前記作業テーマ抽出部により抽出された作業テーマをシステム障害の影響範囲として出力する作業テーマ出力部とを有することを特徴とする。
図1はこの発明の実施の形態1に係るシステム構成図である。
図1において、170〜179は業務を実行するための計算機であり、ネットワーク中継装置151、152を通して基幹ネットワーク500に接続され、計算機システムを構成する。また、各計算機では、複数の業務(作業テーマ)が実行されている。業務を実行するための計算機及び当該計算機を基幹ネットワークに接続するためのネットワーク中継装置の個数は業務の要件や業務数により逐次増減する。
このようにして業務影響分析部131によって出力された業務名は、業務影響表示クライアント140の業務影響範囲表示部141により、表示装置163に表示される(図17のステップ1704)。
以上の実施の形態1では、個々の業務が使用するネットワーク経路をネットワーク設計者が指定するようにしたものであるが、次に、ネットワーク構成管理サーバがネットワーク機器及び計算機の接続情報を保持している場合に個々の業務が使用するネットワーク経路を当該情報から抽出して定義する場合の実施形態を示す。
ネットワーク構成管理サーバ70上のネットワーク接続情報格納部71にはネットワーク機器及び計算機のネットワークインタフェースの接続情報が格納されている。本実施の形態では、ネットワーク管理者が業務ネットワーク接続情報を入力する代わりに、構成情報管理サーバ120上のネットワークトポロジインポート部72がネットワーク接続情報格納部71からネットワーク機器及び計算機のネットワークインタフェースの接続情報を構成情報リポジトリ123にインポートする。さらに、構成情報管理サーバ120上の業務ネットワーク経路情報抽出部73は、業務設計者により入力され構成情報リポジトリ123に保持された業務連携情報と、計算機基盤設計者によって入力され構成情報リポジトリ123に保持された計算機基盤連携情報より、業務に対する利用計算機を抽出し、利用計算機に対するネットワークインタフェースカードを抽出する。さらに業務ネットワーク経路情報抽出部73は、複数の抽出したネットワークインタフェースカードが通信するためのネットワーク経路を構成情報リポジトリにインポートしたネットワーク接続情報より抽出し、業務ネットワーク経路情報として構成情報リポジトリ123に蓄積する。以降の動作は実施の形態1と同様である。
実施の形態1では、業務設計者や計算機基盤設計者が、計算機上の、業務アプリケーションの配置情報、ミドルウェアの配置情報、オペレーティングシステムの配置情報、ハードウェアの配置情報を定義するようにしたものであるが、次に、管理対象計算機内からこれらの配置情報を自動的に収集して定義する場合の実施形態を示す。
図8は、本実施の形態に係るシステム構成図である。
図8において、80は構成情報収集エージェントであり、計算機内のシステム構成情報を取得するために計算機内に常駐するプログラムである。図では業務を実行するための計算機170の中に記載しているが、171〜179の業務を実行するための計算機全ての内部に備える。また、構成情報管理サーバ120には構成情報収集部81を備える。なお、図1と同一構成要素については同一符号を付して重複する説明を省略する。
構成情報収集部81は、システム管理者により起動され、業務を実行するための計算機内に配置された構成情報収集エージェント80と通信し、計算機内の業務プログラム、ミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの構成情報を取得し、実施の形態1で説明した業務連携情報、計算機基盤連携情報とし、構成情報管理部122を使用して構成情報リポジトリ123に保存する。以降の動作は実施の形態1及び実施の形態2と同様である。
実施の形態1では、業務設計者及び計算機基盤設計者が実際に構築された業務システムについて業務連携情報及び計算機基盤連携情報を定義するようにしたものであるが、次に、業務設計者及び計算機基盤設計者がシステム設計時にこれらの情報を定義する場合の実施形態を示す。
実施の形態1では、業務設計者、計算機基盤設計者、ネットワーク設計者が業務連携情報、計算機基盤連携情報、業務ネットワーク経路情報を入力するようにしたものであるが、次に、特定業務を指定してこれらの情報を結合して表示する場合の実施形態を示す。
図11において監視オペレータやシステム管理者が入力装置167を使用して業務名を指定すると、業務構成検索・表示部1100は、構成情報管理サーバ120の構成情報管理部122と通信し、構成情報リポジトリ123から指定された業務名の計算機基盤連携情報、業務ネットワーク経路情報を統合して抽出する。抽出結果は、図5のような形態のデータとなり、業務構成検索・表示部1100は、抽出結果を図5と同等の形式で表示装置163に表示する。
実施の形態5では、特定業務に対する業務連携情報、計算機基盤連携情報、業務ネットワーク経路情報が統合された情報を抽出、表示するようにしたものであるが、次に、発生した障害箇所を明示して表示するようにした実施形態を示す。
本実施の形態における説明図は図11と同様であり、構成要素に対する説明は省略する。
実施の形態1及び実施の形態6において、業務システムに障害が発生した場合、図11において、監視オペレータやシステム管理者が入力装置167と表示装置163を使用して障害発生部位を業務影響分析サーバ130上の業務影響分析部131に入力するが、この際、同時に業務影響表示クライアント140上の業務構成検索・表示部1100にも障害発生部位を伝達する。業務構成検索・表示部1100は、構成情報管理サーバ120の構成情報管理部122と通信し、構成情報リポジトリ123から指定された業務名(障害の影響範囲の業務)の計算機基盤連携情報、業務ネットワーク経路情報を統合して抽出し、内容を表示するが、この際、障害発生部位については表示色を変更して表示装置163に表示する。図12は表示装置163に表示された当該内容の表示例である。この例では、DNSサーバのオペレーティングシステム(図中ではOS2と表記)1200の障害により当該業務に影響があることを示している。なお、図12において、図5と同一構成要素については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1では、システム障害が発生して業務影響範囲を特定する場合、監視オペレータやシステム管理者が障害発生部位を入力するようにしたものであるが、次に、システム障害が発生した場合に自動的に業務影響範囲の特定を実施する場合の実施形態を示す。
システム障害が発生した場合、計算機内のシステム監視エージェント1302が障害発生した部位を検知し、障害監視サーバ1300内のシステム障害監視部1301に通知する。システム障害監視部1301は、障害が発生した部位を業務影響分析サーバ130内の障害内容受信部1303に通知し、障害内容受信部1303が障害発生部位を業務影響分析部131に入力する。以降の動作は実施の形態1と同様である。
実施の形態1〜実施の形態7では、障害発生部位の情報のみを元に業務影響範囲の特定を行ったものであるが、次に、障害の重要度を加味して業務影響範囲を通知する場合の実施の形態を示す。
本実施の形態における説明図は図13と同様であり、構成要素に対する説明は省略する。
システム障害が発生した場合、計算機内のシステム監視エージェント1302が障害の発生した部位を検知し、障害監視サーバ1300内のシステム障害監視部1301に通知するが、この際、障害の重要度(例えば、高/中/低)についても合わせてシステム障害監視部1301に通知する。システム障害監視部1301は、障害が発生した部位と障害の重要度を合わせて業務影響分析サーバ130内の障害内容受信部1303に通知し、障害内容受信部1303が障害発生部位と障害の重要度を業務影響分析部131に入力する。以降の動作は実施の形態1と同様であるが、業務影響分析部131は障害によって影響のある業務名と共に障害の重要度を出力し、業務影響範囲表示部141は障害によって影響のある業務名と障害の重要度を表示する。
実施の形態3では、業務を実行するための計算機上に構成情報収集エージェントを備え、計算機内の業務プログラム、ミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの構成情報を自動的に取得するようにしたものであるが、次に、計算機上のこれらの構成に変更があった場合に自動的に計算機の構成変更を検知して、業務構成情報を更新する場合の実施形態を示す。
構成変更管理エージェント1400は、業務を実行する計算機内に常駐し、計算機内の業務プログラム、ミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの構成情報の変更を監視する。これらの構成情報に変化があった場合、変更内容を構成情報管理サーバ120の構成情報収集部81(連携関係情報生成部、依存関係情報生成部に相当)に通知する。通知を受けた構成情報収集部81は、通知内容について構成情報管理部122を使用して構成情報リポジトリ123を更新する。以降の動作は実施の形態1及び実施の形態2と同様である。
実施の形態3では、計算機内の業務プログラム、ミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの構成情報を自動的に取得するようにしたものであるが、次に、これらの構成情報について、計算機基盤設計者が設計した情報との整合性を確認する場合の実施形態を示す。
計算機基盤設計者は実施の形態1と同様の方法で計算機基盤連携情報を生成する。つまり、計算機基盤連携情報定義部115は、入力装置165を介して計算機基盤設計者からの入力を受け付けて計算機基盤連携情報を生成する。次に、計算機基盤設計者は構成情報管理サーバ120上の計算機基盤設計保持部1500を使用して計算機基盤連携情報からミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの設計値のみを抽出して計算機基盤設計値情報格納部1501に保存する。この計算機基盤連携情報から抽出された設計値は第1の抽出値に相当する。また、実施の形態3に示したように、構成情報収集部81は構成情報収集エージェント80から取得した構成情報をもとに、別途、計算機基盤連携情報を生成し、更に、この計算機基盤連携情報から業務を実行するための計算機におけるミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの設定値を抽出し、構成情報リポジトリ123に保存する。この設定値は第2の抽出値に相当する。次に、計算機基盤設計保持部1500は、構成情報収集部81により構成情報リポジトリ123に保存されたミドルウェア、オペレーティングシステム、ハードウェアの設定値(第2の抽出値)と、計算機基盤設計値情報格納部1501に格納された設計値(第1の抽出値)の内容を比較して整合性を確認し、値が異なっている場合は計算機基盤設計保持部1500を使用した計算機基盤設計者に通知する。
(a)業務アプリケーション及び業務フローの設計を行なう業務設計者が、業務アプリケーションとミドルウェア、業務アプリケーションとハードウェア、及び業務アプリケーション間の連携を定義可能な業務連携情報定義手段
(b)計算機内のオペレーティングシステム、ミドルウェア、ハードウェアの設計を行なう計算機基盤設計者が、それぞれの連携関係を設定可能な計算機基盤情報連携定義手段
(c)業務ネットワークの設計を行なうネットワーク設計者が、特定業務に対応するネットワーク経路を定義する業務ネットワーク経路情報定義手段
(d)業務連携情報定義手段(a)で定義した業務連携情報と、計算機基盤連携情報定義手段(b)で定義した計算機基盤連携情報と、業務ネットワーク経路情報定義手段(c)で定義した特定業務に対するネットワーク経路情報を連携して保持する構成情報データベース
(e)情報システムを構成する部位のいずれかにおいてシステム障害が発生した場合に、障害発生箇所を指定して構成情報データベース(d)から業務への影響範囲を特定する業務影響分析手段
(d)は(a)、(b)、(c)が連携して保持されることを特徴とし、このデータベース検索により業務影響範囲の特定が可能となることを特徴とする。
Claims (18)
- 計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の影響範囲を解析する障害影響範囲解析システムであって、
前記計算機システムに含まれるリソースのそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を格納するリソース・テーマ定義情報格納部と、
前記計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の発生要因となった発生要因リソースを特定する発生要因特定部と、
リソース・テーマ定義情報を検索し、前記発生要因特定部により特定された発生要因リソースを利用する作業テーマを抽出する作業テーマ抽出部と、
前記作業テーマ抽出部により抽出された作業テーマをシステム障害の影響範囲として出力する作業テーマ出力部とを有することを特徴とする障害影響範囲解析システム。 - 前記リソース・テーマ定義情報格納部は、
前記計算機システムに含まれるソフトウェア及びハードウェア間の連携・依存関係を示すとともにソフトウェア及びハードウェア間の連携・依存関係に基づきソフトウェア及びハードウェアのそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を格納し、
前記作業テーマ抽出部は、
前記発生要因特定部により発生要因リソースが前記計算機システムに含まれるソフトウェア及びハードウェアのいずれかであると特定された場合に、発生要因のソフトウェア又はハードウェアと連携・依存関係のあるソフトウェア又はハードウェアを抽出することにより発生要因のソフトウェア又はハードウェアを利用する作業テーマを抽出することを特徴とする請求項1に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記リソース・テーマ定義情報格納部は、
前記計算機システムに含まれる計算機間のネットワーク経路のそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を格納し、
前記作業テーマ抽出部は、
前記発生要因特定部により発生要因リソースが前記計算機システムに含まれるネットワーク経路のいずれかであると特定された場合に、発生要因のネットワーク経路を利用する作業テーマを抽出することを特徴とする請求項1に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記障害影響範囲解析システムは、
業務に利用する計算機システムを対象にしてシステム障害の影響範囲の解析を行い、
前記リソース・テーマ定義情報格納部は、
前記計算機システムに含まれるリソースのそれぞれがいずれの業務に利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を格納し、
前記作業テーマ抽出部は、
リソース・テーマ定義情報を検索し、前記発生要因特定部により特定された発生要因リソースを利用する業務を抽出し、
前記作業テーマ出力部は、
前記作業テーマ抽出部により抽出された業務をシステム障害の影響範囲として出力することを特徴とする請求項1に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記障害影響範囲解析システムは、更に、
前記計算機システムに含まれるアプリケーションプログラム、ミドルウェア及びハードウェア間の連携関係を定義するとともにアプリケーションプログラム、ミドルウェア及びハードウェア間の連携関係に基づきアプリケーションプログラム、ミドルウェア及びハードウェアのそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義する連携関係情報を生成する連携関係情報生成部を有し、
前記リソース・テーマ定義情報格納部は、
リソース・テーマ定義情報として、前記連携関係情報生成部により生成された連携関係情報を格納することを特徴とする請求項2に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記障害影響範囲解析システムは、更に、
前記計算機システムに含まれるミドルウェア、オペレーティングシステム及びハードウェア間の依存関係を定義する依存関係情報を生成する依存関係情報生成部を有し、
前記リソース・テーマ定義情報格納部は、
リソース・テーマ定義情報として、前記連携関係情報生成部により生成された連携関係情報と前記依存関係情報生成部により生成された依存関係情報とを互いに関連づけて格納することを特徴とする請求項5に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記障害影響範囲解析システムは、更に、
前記計算機システムに含まれる計算機間のネットワーク経路のそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するネットワーク経路情報を生成するネットワーク経路情報生成部を有し、
前記リソース・テーマ定義情報格納部は、
リソース・テーマ定義情報として、前記連携関係情報生成部により生成された連携関係情報と前記ネットワーク経路情報生成部により生成されたネットワーク経路情報とを互いに関連づけて格納することを特徴とする請求項5に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記ネットワーク経路情報生成部は、
前記計算機システムに含まれる計算機及びネットワーク経路の接続状態を示すネットワーク接続情報を用いてネットワーク経路情報を生成することを特徴とする請求項7に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記連携関係情報生成部及び前記依存関係情報生成部の少なくともいずれかは、
前記計算機システムに含まれるソフトウェア及びハードウェアの構成を検出して連携関係情報及び依存関係情報の少なくともいずれかの生成を行うことを特徴とする請求項6に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記連携関係情報生成部及び前記依存関係情報生成部の少なくともいずれかは、
アプリケーションプログラム、ミドルウェア、オペレーティングシステム及びハードウェアのいずれかのリソースを行方向に示し、行方向に示されたリソースと連携関係又は依存関係にあるアプリケーションプログラム、ミドルウェア、オペレーティングシステム及びハードウェアのいずれかを列方向に示す表形式の入力コマンドを受け付けることを特徴とする請求項6に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記障害影響範囲解析システムは、更に、
リソース・テーマ定義情報を分析し、特定の作業テーマが利用するリソースの情報をリソース・テーマ定義情報から抽出するとともに、抽出したリソースの情報を出力する作業テーマ別リソース抽出出力部を有することを特徴とする請求項1に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記作業テーマ別リソース抽出出力部は、
発生要因リソースを利用する作業テーマが利用する全てのリソースの情報をリソース・テーマ定義情報から抽出するとともに、抽出したリソースの情報を出力する際に、発生要因リソースを視覚的に明示するように出力することを特徴とする請求項11に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記障害影響範囲解析システムは、更に、
前記計算機システムを監視し、前記計算機システムに障害が発生した際に、発生要因リソースを検出し、検出した発生要因リソースを前記発生要因特定部に通知する発生要因検出部を有し、
前記発生要因特定部は、
前記発生要因検出部からの通知に基づき発生要因リソースを特定することを特徴とする請求項1に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記発生要因検出部は、
前記計算機システムに障害が発生した際に、発生要因リソースを検出するとともに、障害の重要度を判定し、発生要因リソース及び障害の重要度を前記発生要因特定部に通知し、
前記作業テーマ出力部は、
前記作業テーマ抽出部により抽出された作業テーマをシステム障害の影響範囲として出力するとともに、前記発生要因検出部から前記発生要因特定部に通知された障害の重要度を出力することを特徴とする請求項13に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記連携関係情報生成部及び前記依存関係情報生成部の少なくともいずれかは、
前記計算機システムに含まれるソフトウェア及びハードウェアの構成に変化があった場合に、構成の変化を検出して連携関係情報及び依存関係情報の少なくともいずれかの更新を行うことを特徴とする請求項6に記載の障害影響範囲解析システム。 - 前記依存関係情報生成部は、
所定の入力先より、前記計算機システムに含まれるミドルウェア、オペレーティングシステム及びハードウェア間の依存関係に関する入力を受け付けて依存関係情報を生成する第1の依存関係情報生成部と、
前記計算機システムに含まれるミドルウェア、オペレーティングシステム及びハードウェア間の構成を検出して依存関係情報を生成する第2の依存関係情報生成部とを有し、
前記障害影響範囲解析システムは、更に、
前記第1の依存関係情報生成部により生成された依存関係情報から抽出される第1の抽出値と前記第2の依存関係情報生成部により生成された依存関係情報から抽出される第2の抽出値とを比較し、第1の抽出値と第2の抽出値とが相違する場合に、第1の抽出値と第2の抽出値とが相違していることを前記第1の依存関係情報生成部の入力先に通知する抽出値比較部とを有することを特徴とする請求項6に記載の障害影響範囲解析システム。 - 計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の影響範囲を解析する障害影響範囲解析方法であって、
前記計算機システムに含まれるリソースのそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を生成するリソース・テーマ定義情報生成ステップと、
前記計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の発生要因となった発生要因リソースを特定する発生要因特定ステップと、
リソース・テーマ定義情報を検索し、前記発生要因特定ステップにより特定された発生要因リソースを利用する作業テーマを抽出する作業テーマ抽出ステップと、
前記作業テーマ抽出ステップにより抽出された作業テーマをシステム障害の影響範囲として出力する作業テーマ出力ステップとを有することを特徴とする障害影響範囲解析方法。 - 計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の影響範囲の解析をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記計算機システムに含まれるリソースのそれぞれがいずれの作業テーマに利用されるのかを定義するリソース・テーマ定義情報を生成するリソース・テーマ定義情報生成処理と、
前記計算機システムにおいてシステム障害が発生した際に、システム障害の発生要因となった発生要因リソースを特定する発生要因特定処理と、
リソース・テーマ定義情報を検索し、前記発生要因特定処理により特定された発生要因リソースを利用する作業テーマを抽出する作業テーマ抽出処理と、
前記作業テーマ抽出処理により抽出された作業テーマをシステム障害の影響範囲として出力する作業テーマ出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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