JP5175492B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
撮像装置は、例えばスチールカメラやビデオカメラなどであり、撮像素子に照射された光を画像信号に変換する。撮像装置には、撮影する画像などの映像にぶれが生じることを防ぐため像ぶれ補正装置が内蔵される場合がある。像ぶれ補正装置は、撮像装置に与えられた振動を検出し、その検出された値に応じて撮像素子の位置を変動させることによって、撮像素子に結像される映像のぶれを防止する。像ぶれ補正装置は、互いに直交するX軸とY軸の2軸方向に撮像素子が移動可能なように構成され、撮像素子の位置変動に自在に追随できるようになっている。
撮像装置に内蔵する像ぶれ補正装置の実施例として、本願の発明者は、例えば特願2006−128621明細書に記載の技術を発明した。図1(A)は、従来の像ぶれ補正装置10を模式的に示す平面図であり、図1(B)は、図1(A)のI−I線で切断した断面図である。図1(A)に示すように、撮像装置は、CCDイメージセンサー12を備え、当該像ぶれ補正装置10は、撮像装置本体に固定されるベースプレート80と、ベースプレート80に設置されたスライダー20と、スライダー20に設置されCCDイメージセンサー12を載置したCCDベース90とを備える。このスライダー20とCCDベース90とによって撮像素子ステージが構成される。スライダー20は、ベースプレート80に対して図中のX方向に移動可能であり、CCDベース90は、スライダー20に対して図中のY方向に移動可能である。
圧電アクチュエータ40、42(駆動力発生部)は、圧電素子を有しており、先端の摺動子部が楕円運動をすることによって、摺動子部と接触する撮像素子ステージが移動する。
ベースプレート80には圧電アクチュエータ40と支持部56が固定設置され、圧電アクチュエータ40の先端の摺動子部がスライダー20から突出した突状部32に接触し、突状部32と支持部56がボールベアリング36を挟持する。更に、ベースプレート80にはボールホルダー60が固定設置され、ボールホルダー60の内側には突状部32の仮想延長線(直線P)上に長穴溝部62(図1(B)参照)が設けられる。スライダー20には、長穴溝部62と対向する面に長穴溝部22が設けられ、2つの長穴溝部62、22の間にボールベアリング64が配置される。長穴溝部62、22とボールベアリング64によって案内規制部が構成される。この構成によって、スライダー20は、圧電アクチュエータ40による駆動力によって、直線Pに沿って移動可能である。
また、CCDベース90には圧電アクチュエータ42と支持部92が固定設置され、圧電アクチュエータ42の先端の摺動子部がスライダー20に設けられた突状部34に接触し、突状部34と支持部92がボールベアリング38を挟持する。更に、CCDベース90には突状部34の仮想延長線(直線Q)上に長穴溝部94(図示せず。)が設けられる。スライダー20には、長穴溝部94と対向する面に長穴溝部24が設けられ、2つの長穴溝部94、24の間にボールベアリング96が配置される。長穴溝部94、24とボールベアリング96によって案内規制部が構成される。この構成によって、CCDベース90は、圧電アクチュエータ42による駆動力によって、直線Qに沿って移動可能である。
なお、ボールベアリング91が、CCDベース90とスライダー20との間に設けられ、ボールベアリング84が、スライダー20とベースプレート80との間に設けられる。また、ボールベアリング93が、CCDベース90とスライダー20との間に設けられ、ボールベアリング86が、スライダー20とベースプレート80との間に設けられる。更に、CCDベース90が、磁石52によってベースプレート80に引き寄せられる。
上述した本願発明者による像ぶれ補正装置10によれば、圧電アクチュエータ40の作用部分と案内規制部を結ぶ直線Pや、圧電アクチュエータ42の作用部分と案内規制部を結ぶ直線QがCCDイメージセンサー12上を通過するように配置されている。その結果、CCDイメージセンサー12の重心と圧電アクチュエータ40、42の作用部分との距離が短縮するため、像ぶれ補正装置10は、CCDイメージセンサー12によって生じるモーメントを低減することができ、手振れ振動に対する追従特性が向上する。
しかし、以下、図2及び図3を参照して説明するように、像ぶれ補正装置10では精度良く像ぶれを防止した画像を捉えられない場合があった。図2A(A)及び図3(A)は、従来の像ぶれ補正装置を示す平面図であり、図2B(B)は、図2A(A)のII−II線で切断した断面図であり、図2B(C)及び図3(B)は、従来の像ぶれ補正装置を示す部分拡大平面図である。
例えば、図2A(A)に示すように、スライダー20が図中のX軸のマイナス方向に移動すると、ボールベアリング36が図中のX軸のマイナス方向に転がり、圧電アクチュエータ40からの駆動力の作用点とボールベアリング36との位置がずれてしまう。このとき、スライダー20には、CCDイメージセンサー12の面内(図中のXY平面内)で、ボールベアリング36を中心として圧電アクチュエータ40からの与圧による回転モーメントが生じる。従って、図2B(B)に示すように、スライダー20の長穴溝部22がボールベアリング64の側面に当接し、与圧が更に継続してスライダー20にかかるにつれて、スライダー20がボールベアリング64の側面から上方に乗り上げようとする。その結果、CCDベース90をベースプレート80側に引き寄せようとする磁石52の吸引力に逆らって、スライダー20やCCDベース90のZ軸方向(図中のXY軸に対して垂直方向)の位置がずれてしまうという問題があった。
また、例えば、図2B(C)、図3(B)に示すように、長穴溝部62、22のY方向の幅は、ボールベアリング64が回転可能なように、ボールベアリング64の直径よりも若干長い。そのため、スライダー20は、図中のX方向に移動可能であるだけでなく、Y方向にも長穴溝部62、22の幅とボールベアリング64の直径との差だけ移動可能である。
スライダー20が図中のX軸のマイナス方向に移動したとき、スライダー20の長穴溝部22とボールホルダー60の長穴溝部62とボールベアリング64の位置関係は、図2B(C)に示すようになる。即ち、スライダー20がボールホルダー60に対して図中のY軸のマイナス方向に移動する。
一方、図3(A)に示すように、スライダー20が図中のX軸のプラス方向に移動すると、ボールベアリング36が図中のX軸のプラス方向に転がり、圧電アクチュエータ40からの駆動力の作用点とボールベアリング36との位置がずれてしまう。このとき、スライダー20には、CCDイメージセンサー12の面内(図中のXY平面内)で、ボールベアリング36を中心として圧電アクチュエータ40からの与圧による回転モーメントが生じる。このときの回転モーメントは、スライダー20が図中のX軸のマイナス方向に移動したときと反対の向きである。スライダー20がスライダー20の長穴溝部22とボールホルダー60の長穴溝部62とボールベアリング64の位置関係は、図3(B)に示すようになる。即ち、スライダー20がボールホルダー60に対して図中のY軸のプラス方向に移動する。
図2B(B)及び図2B(C)と、図3(A)及び図3(B)とを比較して分かるように、スライダー20の図中のX方向の移動によって、圧電アクチュエータ40とボールベアリング36との位置関係が逆になり、ボールベアリング36を中心とする回転モーメントのモーメント方向も反対になる。その結果、スライダー20が、図中のY軸のマイナス方向に移動したりプラス方向に移動したりする。通常、長穴溝部62、22のY方向の幅とボールベアリング64の直径との差は、製造精度などの制約からCCDイメージセンサー12の1画素よりも大きい。そのため、スライダー20の図中のY方向の移動によって精度良く像ぶれ防止を行うことができないという問題があった。
また、例えば、図2A(A)に示すように、スライダー20が図中のX軸のマイナス方向に移動し、かつボールベアリング36が極端に図中のX軸のマイナス方向に移動したとき、ボールベアリング36が圧電アクチュエータ40の作用点から大きくずれた状態となる。この状態では、圧電アクチュエータ40からの与圧によってスライダー20全体が大きく撓む。その結果、撓みに起因する振動モードが圧電アクチュエータの振動と共振してしまうおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、撮像素子ステージを安定して移動させ、精度良く像ぶれ防止を行うことが可能な、新規かつ改良された撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、撮像面に照射された光を光電変換によって電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子を保持し、撮像素子を撮像面の面方向に移動する撮像素子ステージと、撮像素子ステージの作用部分に摩擦力として駆動力を伝達させながら、当該撮像素子ステージを撮像面の面方向に移動させて、撮像素子ステージを駆動する駆動力発生部と、撮像素子ステージと当接して撮像素子ステージの移動方向を規制する案内規制部と、撮像素子ステージの作用部分に駆動力発生部を常時圧接させるように付勢する第1付勢部と、撮像素子ステージを第1付勢部の付勢方向と同一方向に付勢して、撮像素子ステージを案内規制部に当接させる第2付勢部とを備えることを特徴とする撮像装置が提供される。
かかる構成により、第1付勢部が、撮像素子ステージの作用部分に駆動力発生部を常時圧接させ、第2付勢部が、撮像素子ステージを第1付勢部の付勢方向と同一方向に付勢して、撮像素子ステージを案内規制部に当接させるので、撮像素子ステージを同一方向に寄せることができ、撮像素子ステージを安定して移動させることができる。
上記駆動力発生部は、当該駆動力発生部の長手方向が撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直で、かつ長手方向が撮像素子の撮像面に対して平行となるように配置され、第2付勢部は、当該第2付勢部の付勢方向が撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直で、かつ付勢方向が撮像素子の撮像面に対して平行となるように配置されたものであってもよい。かかる構成により、駆動力発生部の長手方向及び第2付勢部の付勢方向に対して垂直方向に撮像素子ステージを移動させることができる。また、駆動力発生部の長手方向及び第2付勢部の付勢方向は、撮像面に対して平行となるように配置される。
上記撮像素子ステージを介して伝達される第1付勢部からの付勢力を支持する第1固定部材と、当該第1固定部材と撮像素子ステージとの間に挟持される第1ボールベアリングとを備え、案内規制部は、撮像素子ステージを介して伝達される第2付勢部からの付勢力を支持する第2固定部材と、第2固定部材と撮像素子ステージとの間に挟持される第2ボールベアリングとを備え、第1ボールベアリングを挟んで対向する第1固定部材と撮像素子ステージのそれぞれの対向面、及び第2ボールベアリングを挟んで対向する第2固定部材と撮像素子ステージのそれぞれの対向面には、撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略V字形状の切欠き溝がそれぞれ形成されているものであってもよい。かかる構成により、撮像素子ステージの撮像面に対する垂直方向への移動を規制することができる。
上記第2付勢部は、撮像面に対して垂直方向から見た形状が円形状のうち一部が切り欠かれたC形形状であり、撮像素子ステージを第1付勢部の付勢方向と同一方向に付勢して、C形形状の外周面が撮像素子ステージを案内規制部に当接させるものであってもよい。かかる構成により、C形形状を有する第2付勢部が撮像素子ステージを第1付勢部の付勢方向と同一方向に付勢させる。
上記第2付勢部は、撮像素子ステージとの当接部の反対側に設けられた第3固定部材と、撮像素子ステージとの間に挟持され、撮像素子ステージの動きに伴って、第3固定部材と撮像素子ステージとの間でC形形状は転動するものであってもよい。かかる構成により、C形形状を有する第2付勢部は、撮像素子ステージの動きに伴って転動するので、撮像素子ステージとの当接部に生じる摩擦力は、滑り摩擦ではなく転がり摩擦となる。
上記撮像素子ステージは、撮像素子ステージの移動方向に対して平行な作用面を有するように突起し、駆動力発生部が作用面に当接する突起部を有するものであってもよい。かかる構成により、駆動力発生部が当接する突起部を介して撮像素子ステージが移動可能となる。
上記突起部と撮像素子ステージとの接合部は、撮像素子ステージの他の領域よりも剛性の低い低剛性部を有するものであってもよい。かかる構成により、低剛性部において、突起部に生じる振動の伝達を減少させることができる。
上記低剛性部は、切り欠き形状を有するものであってもよい。かかる構成により、容易に撮像素子ステージにおいて低剛性部を形成することができる。
上記第1ボールベアリングは、撮像素子ステージの移動方向に沿って配置された2つの球を有するものであってもよい。上記第1ボールベアリングを挟んで対向する第1固定部材と撮像素子ステージのそれぞれの対向面において、2つの球のうち1つの球は、対向する断面略V字形状の切欠き溝に挿入され、残りの1つの球は、撮像素子ステージの移動方向に対して垂直方向に移動可能であり、撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略凹形状に形成された切欠き溝に挿入されているものであってもよい。かかる構成により、断面略V字形状の切欠き溝に挿入されたボールベアリングによって撮像素子ステージの撮像面に対する垂直方向の位置が決定される。
長手方向が撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直に配置された駆動力発生部の長軸の仮想線は、2つの球の中心の間に位置するものであってもよい。かかる構成により、駆動力発生部による与圧による回転モーメントで撮像素子ステージが撓むことがなくなる。
本発明によれば、撮像素子ステージを安定して移動させ、精度良く像ぶれ防止を行うことができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態の構成)
まず、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成について説明する。図4は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置100を示す平面図である。
撮像装置は、被写体の光情報をCCD(charge coupled device)イメージセンサー112(撮像素子)に結像する結像光学系(図示せず。)と、CCDイメージセンサー112を備え、撮像装置の動きを検知して像ぶれ補正装置100に検知結果を伝達する検知部(図示せず。)と、撮像装置の動きに合わせて像ぶれを防止するように移動する像ぶれ補正装置100などからなる。撮像装置は、例えば、静止画撮影や動画撮影が可能である。
結像光学系は、例えば、外部の光情報をCCDイメージセンサー112に結像させる光学系システムである。結像光学系は、例えば、レンズユニットと、ズーム機構と、フォーカスレンズを有するフォーカス機構と、開口の大きさを変えて、光束の方向や範囲を限定できる絞り機構と、レンズを取り付ける筒状の鏡胴を有している。結像光学系は、例えば、単焦点レンズ又はズームレンズとすることができる。また、例えば、結像光学系のズーム機構、フォーカス機構、絞り機構などを駆動するモータドライバが設けられていてもよい。
検知部は、例えば、ジャイロセンサー、加速度センサーなどであり、撮像装置の手振れなどによる振動等を検知する。そして、検知部は、撮像装置の移動に関する検知結果を像ぶれ補正装置100に伝達する。像ぶれ補正装置100は、検知部における検知結果に基づいて、像ぶれ補正装置100に設けられたCCDイメージセンサー112を撮像装置の動きを打ち消す方向に移動させることで、CCDイメージセンサー112に結像する画像のぶれを防止することができる。
像ぶれ補正装置100は、駆動力発生部を構成する圧電アクチュエータ140、142によって駆動され、CCDイメージセンサー112を撮像面(図中のXY平面)の面方向で移動させることができる。
CCDイメージセンサー112は、結像光学系を経由して撮像面に入射した光情報を電気信号に変換する光電変換が可能な素子から構成され、各素子が受光した光に応じた電気信号を生成する。なお、本実施形態では、光電変換素子の一例としてCCDイメージセンサー112を適用する場合を示したが、この例に限定されず、例えば、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)等を適用することができる。
像ぶれ補正装置100は、撮像装置本体に固定されるベースプレート180と、ベースプレート180に設置され撮像素子としてのCCDイメージセンサー112を載置したCCDベース190と、CCDベース190上に設置されたスライダー120を備えている。CCDベース190とスライダー120とによって、撮像素子ステージが構成される。図4において、スライダー120は、ベースプレート180に対して図中のX方向に移動可能である。また、CCDベース190は、スライダー120に対して図中のY方向に移動可能である。
ベースプレート180には、圧電アクチュエータ140と、支持部156と、ボールホルダー160と、支持部186とが設けられる。
また、CCDベース190には、ベースプレート180側に凹溝197と、スライダー120側に凹溝199が形成され、凹溝197にはボールベアリング184が挿入され、凹溝199にはボールベアリング198が挿入される。また、CCDベース190には、突状部195が形成される。突状部195は、長軸方向が図中のY方向と平行である
スライダー120には、支持部135と、突状部132、133、134と、磁石ホルダー121とが形成される。突状部132、133は、長軸方向が図中のX方向と平行に突出して形成され、突状部134は、長軸方向が図中のY方向と平行に突出して形成される。
像ぶれ補正装置100には、駆動力発生部と、第1付勢部と、案内規制部と、第2付勢部とが構成される。以下、これらの構成について説明する。
駆動力発生部は、圧電アクチュエータ140と圧電アクチュエータ142とから構成される。圧電アクチュエータ140はスライダー120をX方向に移動させ、圧電アクチュエータ142はCCDベース190をY方向に移動させる。圧電アクチュエータ140は、スライダー120の突状部132に当接して突状部132の作用部分に摩擦力として駆動力を伝達させる。同様に、圧電アクチュエータ142は、スライダー120の突状部134に当接して突状部134の作用部分に摩擦力として駆動力を伝達させる。圧電アクチュエータ140、142は、長手方向がスライダー120又はCCDベース190の移動方向に対して略垂直で、かつ長手方向がCCDイメージセンサー112の撮像面に対して平行となるように配置される。
第1付勢部は、圧電アクチュエータ140、142を構成する圧縮コイルバネ146である。圧電アクチュエータ140の圧縮コイルバネ146は、スライダー120の突状部132と圧電アクチュエータ140とが当接する作用部分に圧電アクチュエータ140を常時圧接させる。また、圧電アクチュエータ142の圧縮コイルバネ146は、スライダー120の突状部134と圧電アクチュエータ142とが当接する作用部分に圧電アクチュエータ142を常時圧接させる。
圧電アクチュエータ140、142が当接する突状部132、134と、突状部132、134に対向する支持部156、192には、V字溝(切欠き溝)が形成される。即ち、図示しないが、突状部132と支持部156には、スライダー120の移動方向であるX方向に沿って断面V字形状の切欠き溝が形成され、突状部133と支持部192には、スライダー120の移動方向であるY方向に沿って断面V字形状の切欠き溝が形成される。
そして、撮像素子ステージを挟んで駆動力発生部の反対側には、第1ボールベアリングと第1固定部材とが設けられる。即ち、圧電アクチュエータ140の反対側には、ボールベアリング136(第1ボールベアリング)と支持部156(第1固定部材)とが設けられ、圧電アクチュエータ142の反対側には、ボールベアリング138(第1ボールベアリング)と支持部192(第1固定部材)とが設けられる。第1固定部材は、撮像素子ステージを介して伝達される第1付勢部からの付勢力を支持する。第1ボールベアリングは、第1固定部材と撮像素子ステージとの間に挟持される。
案内規制部は、ボールホルダー160(第2固定部材)及びボールベアリング164(第2ボールベアリング)からなるものと、支持部135(第2固定部材)及びボールベアリング196(第2ボールベアリング)からなるものとから構成される。ボールホルダー160及びボールベアリング164からなる案内規制部は、スライダー120の突状部133と当接してスライダー120の移動方向をX方向のみに規制する。支持部135及びボールベアリング196からなる案内規制部は、CCDベース190の突状部195と当接してCCDベース190の移動方向をY方向のみに規制する。
第2付勢部は、例えば、C形板バネ170であり、スライダー120と当接するC形板バネ170と、CCDベース190と当接するC形板バネ170とからなる。C形板バネ170は、第1付勢部の付勢方向と同一方向の付勢力を有しており、スライダー120をボールベアリング164側に当接させ、CCDベース190をボールベアリング196側に当接させる。
C形板バネ170は、付勢方向がスライダー120又はCCDベース190の移動方向に対して略垂直で、かつ付勢方向がCCDイメージセンサー112の撮像面に対して平行となるように配置される。C形板バネ170は、図6(B)の実線に示すように、像ぶれ補正装置100に設置されたとき、CCDイメージセンサー112の撮像面に対して垂直方向から見た形状が円形状のうち一部が切り欠かれた形状を有する。一方、設置前は、C字形状が広がった形状を有しており、C形板バネ170は、両端が押圧されることによって、両端が広がる方向に付勢力を発生させる。図6は、本実施形態に係るC形板バネ170を示す斜視図(A)、平面図(B)及び側面図(C)である。
なお、第2付勢部を挟んで、第2付勢部と撮像素子ステージとの当接部の反対側には、第3固定部材が設けられる。第3固定部材は、例えば、C形板バネ170と当接されベースプレート180に設けられた支持部186と、C形板バネ170と当接されスライダー120に設けられた支持部122である。
C形板バネ170が当接する突状部133、195と、突状部133、195に対向するボールホルダー160、支持部135には、図5に示すようにV字溝が形成される。図5は、図4のIII−III線で切断した断面図である。即ち、図5に示すように、突状部133とボールホルダー160には、スライダー120の移動方向であるX方向に沿って断面V字形状の切欠き溝が形成される。また図示しないが、突状部195と支持部135には、スライダー120の移動方向であるY方向に沿って断面V字形状の切欠き溝が形成される。
次に、図7を参照して、第2付勢部の変更例について説明する。図7は、本実施形態に係る第2付勢部の変更例を示す拡大平面図である。図7(A)に示すように、第2付勢部270は、圧縮バネ272と引張りバネ274からなるとしてもよい。圧縮バネ272の一端は、支持部186に固定され、他端は、突状部133に固定される。引張りバネ274の一端は突状部133に固定され、他端は例えばベースプレート180に固定される。
また、図7(B)に示すように、第2付勢部370は、圧縮バネ372と支持部374とボールベアリング376とからなるとしてもよい。圧縮バネ372の一端は支持部186に固定され、他端は支持部374に固定される。ボールベアリング376は、支持部374と突状部133に挟持される。第2付勢部270、370は、C形板バネ170と同様にスライダー120をX方向に移動させながら、スライダー120を案内規制部側に付勢することができる。
(第1の実施形態の動作)
次に、図4及び図8を参照して、本実施形態に係る像ぶれ補正装置100の動作について説明する。図8は、図4に示すスライダー120が図中のプラスX方向に移動した状態を示す平面図である。
例えば、検知部が撮像装置の振動を検知して、圧電アクチュエータ140がスライダー120を駆動し、スライダー120が、図4に示すように図中のマイナスX方向に移動したとする。
このとき、ボールベアリング136は、スライダー120の動きに伴ってマイナスX方向に移動する。そのため、圧電アクチュエータ140の長軸の仮想線よりマイナスX方向にボールベアリング136が移動した場合、ボールベアリング136を中心として圧電アクチュエータ140からの与圧による回転モーメントが生じる。一方、C形板バネ170は、スライダー120を圧電アクチュエータ140の与圧方向(圧縮コイルバネ146の付勢方向)と同一方向に付勢して、スライダー120をボールベアリング164に当接させている。
また、検知部が撮像装置の振動を検知して、圧電アクチュエータ140がスライダー120を駆動し、スライダー120が、図8に示すように図中のプラスX方向に移動したとする。
このとき、ボールベアリング136は、スライダー120の動きに伴ってプラスX方向に移動する。そのため、圧電アクチュエータ140の長軸の仮想線よりプラスX方向にボールベアリング136が移動した場合、ボールベアリング136を中心として圧電アクチュエータ140からの与圧による回転モーメントが生じる。一方、C形板バネ170は、スライダー120を圧電アクチュエータ140の与圧方向(圧縮コイルバネ146の付勢方向)と同一方向に付勢して、スライダー120をボールベアリング164側に当接させている。
従って、スライダー120がX方向のプラス又はマイナス方向に移動して、ボールベアリング136が移動したとしても、常にC形板バネ170が、スライダー120をボールベアリング164側に当接させている。そのため、スライダー120のY方向の移動によるガタが生じることなく、スライダー120は、X方向にのみスムーズに移動できる。
なお、上記では、スライダー120のX方向の移動について説明したが、圧電アクチュエータ142が駆動したときのCCDベース190のY方向の移動についても同様の作用が得られる。
また、スライダー120の移動方向に沿って断面略V字形状のV字溝124、162にボールベアリング164が挿入されているため、C形板バネ170がスライダー120をボールベアリング164側に付勢していても、スライダー120がZ軸方向(図中のXY軸に対して垂直方向)に移動することがない。なお、CCDベース190のZ軸方向の移動についても同様である。
C形板バネ170は、スライダー120をマイナスY方向に付勢しているため、スライダー120とC形板バネ170との当接面には、摩擦力が発生する。しかし、C形板バネ170は、像ぶれ補正装置100に設置したときに円形状の一部が切り欠かれた形状を有することによって、スライダー120がX方向に移動したとしても、C形板バネ170は、スライダー120の動きに伴って、ボールホルダー160とスライダー120との間で転動する。その結果、スライダー120とC形板バネ170との当接面に生じる摩擦力は、滑り摩擦ではなく転がり摩擦となり、C形板バネ170の形状は、摩擦力を低減させることができる。その結果、スライダー120は、X方向の移動をスムーズに行うことができる。なお、CCDベース190についても、C形板バネ170による同様の作用を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る像ぶれ撮像装置について説明する。図9は、本実施形態に係る像ぶれ撮像装置を示す平面図である。図10は、図9のIV−IV線で切断した断面図である。図11は、図9のV−V線で切断した断面図である。図12は、本実施形態に係る突状部、ボールベアリング及び支持部の変更例を示す拡大断面図である。図13は、図9に示すスライダーが図中のプラスX方向に移動した状態を示す平面図である。図14は、本実施形態に係る像ぶれ撮像装置を示す平面図であり、突状部132が撓んだ状態を示している。
本実施形態では、突状部132とスライダー120との間に挟持されるボールベアリング136、137、突状部134とCCDベース190との間に挟持されるボールベアリング138、139の構成が異なる。また、本実施形態と第1の実施形態とは、本実施形態に、突状部132とスライダー120との接合部に形成される低剛性部と、突状部134とCCDベース190との接合部に形成される低剛性部とが形成される点が異なる。その他の構成部品の構成や配置などは、本実施形態と第1の実施形態とは同一であるため詳細な説明は省略し、異なる点について詳しく説明する。
本実施形態では、突状部132とスライダー120との間に挟持されるボールベアリング136、137が、第1のボールベアリングを構成する。そして、圧電アクチュエータ140の長軸(長手方向の中心軸)の仮想線が、ボールベアリング136の中心とボールベアリング137の中心との間に位置するように、ボールベアリング136、137が配置される。このように、圧電アクチュエータ140とボールベアリング136、137とが配置されることによって、圧電アクチュエータ140からの与圧による回転モーメントは、ボールベアリング136、137の間で生じる。従って、図9に示すようにスライダー120がマイナスX方向にある場合、図13に示すようにスライダー120がプラスX方向にある場合のいずれの場合であっても、圧電アクチュエータ140からの与圧によってスライダー120全体が撓むことがなくなる。その結果、スライダー120のX方向の移動がスムーズになる。
更に、ボールベアリング136は、図10に示すように、突状部132に形成されたV字溝126と、支持部156に形成されたV字溝151の間に挟持される。一方、ボールベアリング137は、図11に示すように、突状部132に形成されたV字溝127と、支持部156に形成された底面がZ方向に平行な底面を有する凹溝153(切欠き溝)との間に挟持される。凹溝153では、ボールベアリング137は、スライダー120の移動方向に対して垂直なZ方向に移動可能である。また、ボールベアリング164についても、第1の実施形態で説明したように、V字溝162、124に挟持されている。
従って、Z方向のスライダー120の移動は、ボールベアリング136とボールベアリング164の2点で固定され、スライダー120がZ方向に移動することはない。また、凹溝153において、ボールベアリング137が、スライダー120の移動方向に対して垂直なZ方向に移動可能であるため、図中のX方向に3つのボールベアリングが並んだとしても、スライダー120のZ方向の位置を2つのボールベアリングで固定することができる。
なお、スライダー120と支持部156とが、ボールベアリング136、137を挟持するとき、ボールベアリング136、137のいずれか一方において、1つだけ凹溝が形成されればよい。即ち、図11及び図12(A)に示すように、ボールベアリング137の支持部156側に凹溝153が形成されてもよいし、図12(B)に示すように、ボールベアリング136の突状部232側に凹溝が形成されてもよい。また、V字溝は、図10、図11及び図12(A)に示すV字溝126、127のように、分離して形成されてもよいし、図12(B)に示すV字溝251のように、連結して形成されてもよい。
突状部132とスライダー120との接合部には、スライダー120の他の領域よりも剛性の低い低剛性部が形成される。低剛性部は、例えば、図9に示すように切欠き部172で構成される。切欠き部172は、突状部132とスライダー120本体部との交点で、スライダー120内側に例えば円弧状に切り欠かれた形状を有する。
このように接合部が、突状部132の図中のY方向の幅よりも狭く形成されることによって、スライダー120の他の領域よりも剛性が低い柔軟な形状となる。その結果、突状部132が圧電アクチュエータ140から受ける振動が、スライダー120本体へ伝達されるのを低減することができる。また、圧電アクチュエータ140の振動と、スライダー120の振動モードを遠ざけることができるので、共振の発生を防止することができる。
また、圧電アクチュエータ140(駆動力発生部)側とC形板バネ170(第2付勢部)側のボールベアリングを合計した数が3個以上となった場合、部品公差などでボールベアリングが一直線に並ばない可能性がある。しかし、本実施形態のように低剛性部を設けることによって、図14に示すように、突状部132との接合部における切欠き部172を撓ませることができる。その結果、部品公差などによるボールベアリングの並びの不一致を吸収することができる。
なお、突状部134とCCDベース190との接合部に設けられる低剛性部においても、突状部132とスライダー120との接合部に設けられる低剛性部と同様の作用を得ることができる。
次に、図15及び図16を参照して、本発明の一実施例について説明する。図15及び図16は、本発明の一実施例に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である。図15は、像ぶれ補正装置100からCCDイメージセンサー112に接続されたFPC(Flexible Printed Circuits)及び撮像素子カバープレートを外した状態を示す。図16は、図15の状態からスライダー120を取り外した状態を示す。
本実施例のスライダー120とCCDベース190の構成及び配置は、上述した第2の実施形態と同様であり、第1の実施形態及び第2の実施形態の説明と重複するため、詳細な説明は省略する。以下では、圧電アクチュエータ140、142と、センサーホルダー150及び磁石154と、金属板182と磁石152について説明する。
圧電アクチュエータ140は、圧電アクチュエータ140の長手方向が図中のY方向と平行となるように、ベースプレート180上に配置され、圧電アクチュエータ142は、圧電アクチュエータ140の長手方向が図中のX方向と平行となるように、CCDベース190に配置される。
以下、圧電アクチュエータ140、142について、詳細な説明をする。圧電アクチュエータ140と圧電アクチュエータ142は、同一の機能を有するため、ここでは、圧電アクチュエータ140を中心に説明する。図16に示すように、圧電アクチュエータ140は、圧電素子144と、圧縮コイルバネ145、146と、SPコンタクト147と、FPC(図示せず。)などからなる。
圧電アクチュエータ140、142の圧電素子144は、先端部にスライダー120の突状部132、134と接触する摺動子部143が形成され、矩形波のPWM(Pulse Width Modulation)変調によって生成されるサイン波が入力される入力部(図示せず。)を有している。また、付勢部としての圧縮コイルバネ145、146は、SPコンタクト147を介して、圧電素子144を付勢している。SPコンタクト147は、90度に折れ曲がったL字形形状の部材であり、圧電素子144と圧縮コイルバネ145、146とが接触している。FPC(図示せず。)は、圧電素子144と撮像装置に設けられた回路(図示せず。)とを接続する。FPCは、圧電素子144に駆動電圧を印加するための回路であり、圧電素子144の駆動電圧は、撮像装置に設けられた電源(図示せず。)から印加される。また、圧電アクチュエータ140には、カバー部(図示せず。)とベース部149とが設けられ、カバー部及びベース部149の内部に、圧電素子144、圧縮コイルバネ145、146、SPコンタクト147などが配置される。
圧電素子144は、圧縮コイルバネ146によって図中のマイナスY方向に付勢され、突状部132に当接する。このため、突状部132も、圧縮コイルバネ146によって図中のマイナスY方向に付勢され、突状部132と支持部156は、ボールベアリング136、137を挟持する。
圧電素子144には、矩形波のPWM変調によって生成されるサイン波が印加されると、伸びモードと屈曲モードが発生する。この伸びモードと屈曲モードが合成されて、圧電素子144の摺動子部143が楕円運動をする。圧電素子の摺動子部143は、圧縮コイルバネ146によって、スライダー120の突状部132に接触しているため、スライダー120は、摺動子部143との摩擦によって、圧電アクチュエータ140の長手方向に対して垂直方向(図中のプラスX方向)に移動される。
圧電アクチュエータ140が駆動して、スライダー120を図中のプラスX方向に移動させるとき、突状部132と支持部156とに挟持されたボールベアリング136が回転する。ボールベアリング136の回転によって、スライダー120の移動時の摩擦損失を低減することができる。更に、突状部132と支持部156の両者のV字溝126、151の断面がV字形状であり、ボールベアリング136を挟持することから、スライダー120は図9中のZ方向に移動することができない。従って、スライダー120のZ方向のがたつきが発生することを確実に防止することができる。
次に、本実施例に係るセンサーホルダー150及びCCDベース190に設けられた磁石154について説明する。センサーホルダー150は、内部にホール式位置検出センサー(図示せず。)を収容している。センサーホルダー150は、ベースプレート180に設置される。また、ホール式位置検出センサーに対応するように、センサーホルダー150上部のCCDベース190上に磁石154が設置される。ホール式位置検出センサーは、FPC(図示せず。)を介して、撮像装置に設けられた回路に接続される。そして、センサーホルダー150内のホール式位置検出センサーと、磁石154によって、図中に示すX方向、Y方向移動位置が検出され、ブレ補正制御時のサーボ制御が行われる。
本実施例に係る金属板182及びスライダー120に設けられた磁石152について説明する。図16に示すように、金属板182は、図中のX方向に延在する金属製の板状部材であり、支持部108によってベースプレート180に固定される。また、図15に示すように、磁石152は、略矩形状の板状磁石であり、スライダー120の磁石ホルダー121に載置される。磁石152及び磁石ホルダー121は、金属板182の上部に配置される。磁石152と金属板182とが組み合わされることによって、スライダー120とベースプレート180とが離れようとする力に抵抗することができる。
また、スライダー120がX方向に移動することによって、磁石152が移動しても、金属板182がX方向に延在することから、磁石152の下部には、常に金属板182が配置されている。その結果、スライダー120には、XY方向に対して垂直方向(Z方向)に常に磁気吸引力が働く。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
従来の像ぶれ補正装置を模式的に示す平面図(A)及び図1(A)のI−I線で切断した断面図(B)である。 従来の像ぶれ補正装置を示す平面図(A)である。 図2A(A)のII−II線で切断した断面図(B)及び従来の像ぶれ補正装置を示す部分拡大平面図(C)である。 従来の像ぶれ補正装置を示す平面図(A)及び部分拡大平面図(B)である。 本発明の第1の実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である。 図4のIII−III線で切断した断面図である。 同実施形態に係るC形板バネを示す斜視図(A)、平面図(B)及び側面図(C)である。 同実施形態に係る第2付勢部の変更例を示す拡大平面図である。 図4に示すスライダーが図中のプラスX方向に移動した状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る像ぶれ撮像装置を示す平面図である。 図9のIV−IV線で切断した断面図である。 図9のV−V線で切断した断面図である。 同実施形態に係る突状部、ボールベアリング及び支持部の変更例を示す拡大断面図である。 図9に示すスライダーが図中のプラスX方向に移動した状態を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ撮像装置を示す平面図である。 本発明の一実施例に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である 同実施例に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である
符号の説明
100 像ぶれ補正装置
108、122、135、156、186、192、374、256 支持部
112 CCDイメージセンサー
120 スライダー
125 開口部
132、133、134、195 突状部
124、126、127、128、129、151、162、191、194、251 V字溝
153、193、197、199、226 凹溝
136、137、138、139、164、184、196、198、376 ボールベアリング
140、142 圧電アクチュエータ
143 摺動子部
144 圧電素子
145、146 圧縮コイルバネ
147 SPコンタクト
149 ベース部
150 センサーホルダー
152、154 磁石
160 ボールホルダー
170 C形板バネ
172 切欠き部
180 ベースプレート
182 金属板
190 CCDベース
270、370 付勢部
272、372 圧縮バネ
274 引張りバネ

Claims (8)

  1. 撮像面に照射された光を光電変換によって電気信号に変換する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持し、前記撮像素子を前記撮像面の面方向に移動する撮像素子ステージと、
    前記撮像素子ステージの作用部分に摩擦力として駆動力を伝達させながら、当該撮像素子ステージを前記撮像面の面方向に移動させて、前記撮像素子ステージを駆動する駆動力発生部と、
    前記撮像素子ステージと当接して前記撮像素子ステージの移動方向を規制する案内規制部と、
    前記撮像素子ステージの前記作用部分に前記駆動力発生部を常時圧接させるように付勢する第1付勢部と、
    前記撮像素子ステージを前記第1付勢部の付勢方向と同一方向に付勢して、前記撮像素子ステージを前記案内規制部に当接させる第2付勢部と、
    を備え、
    前記駆動力発生部は、当該駆動力発生部の長手方向が前記撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直で、かつ前記長手方向が前記撮像素子の前記撮像面に対して平行となるように配置され、
    前記第2付勢部は、当該第2付勢部の付勢方向が前記撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直で、かつ前記付勢方向が前記撮像素子の前記撮像面に対して平行となるように配置され
    前記撮像素子ステージは、
    前記撮像素子ステージの移動方向に対して平行な作用面を有するように突起し、前記駆動力発生部が前記作用面に当接する突起部を有し、
    前記突起部と前記撮像素子ステージとの接合部は、前記撮像素子ステージの他の領域よりも剛性の低い低剛性部を有することを特徴とする、撮像装置。
  2. 前記撮像素子ステージを介して伝達される前記第1付勢部からの付勢力を支持する第1固定部材と、
    当該第1固定部材と前記撮像素子ステージとの間に挟持される第1ボールベアリングと、
    を備え、
    前記案内規制部は、
    前記撮像素子ステージを介して伝達される前記第2付勢部からの付勢力を支持する第2固定部材と、
    当該第2固定部材と前記撮像素子ステージとの間に挟持される第2ボールベアリングと、
    を備え、
    前記第1ボールベアリングを挟んで対向する前記第1固定部材と前記撮像素子ステージのそれぞれの対向面、及び前記第2ボールベアリングを挟んで対向する前記第2固定部材と前記撮像素子ステージのそれぞれの対向面には、前記撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略V字形状の切欠き溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2付勢部は、
    前記撮像面に対して垂直方向から見た形状が円形状のうち一部が切り欠かれたC形形状であり、
    前記撮像素子ステージを前記第1付勢部の付勢方向と同一方向に付勢して、前記C形形状の外周面が前記撮像素子ステージを前記案内規制部に当接させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2付勢部は、前記撮像素子ステージとの当接部の反対側に設けられた第3固定部材と、前記撮像素子ステージとの間に挟持され、前記撮像素子ステージの動きに伴って、前記第3固定部材と前記撮像素子ステージとの間で前記C形形状は転動することを特徴とする、請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記低剛性部は、切り欠き形状を有することを特徴とする、請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記第1ボールベアリングは、前記撮像素子ステージの移動方向に沿って配置された2つの球を有することを特徴とする、請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1ボールベアリングを挟んで対向する前記第1固定部材と前記撮像素子ステージのそれぞれの対向面において、
    前記2つの球のうち1つの球は、対向する前記断面略V字形状の切欠き溝に挿入され、
    残りの1つの球は、前記撮像素子ステージの移動方向に対して垂直方向に移動可能であり、前記撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略凹形状に形成された切欠き溝に挿入されていることを特徴とする、請求項に記載の撮像装置。
  8. 長手方向が前記撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直に配置された前記駆動力発生部の長軸の仮想線は、前記2つの球の中心の間に位置することを特徴とする、請求項又はに記載の撮像装置。
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