JP5174795B2 - 刈払機及びその保護カバー - Google Patents

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Description

本発明は、刈払機及びその保護カバーに関する。
芝草を刈り払う刈払機が知られている。刈払機は、回転する刈刃と、その刈刃を部分的に覆う保護カバーを備えている。この種の刈払機では、刈刃を異なるサイズや異なる種類のものに取り替えた時に、その刈刃に対して保護カバーのサイズが合わず、刈刃が保護カバーに干渉してしまうことや、刈刃が保護カバーから必要以上に露出してしまうことがある。
上記の問題に関して、特許文献1、2には、保護カバーの一部が着脱可能に構成された刈払機が開示されている。この刈払機では、保護カバーが本体部と拡張部を有しており、拡張部を着脱することによって、保護カバーのサイズを調整することができる。即ち、拡張部を取り付けることで保護カバーを大きくし、拡張部を取り外すことで保護カバーを小さくすることができる。あるいは、取り付ける拡張部を変更することで、保護カバーのサイズを変更することもできる。
特開2001−333616号公報 米国特許明細書第4864728号
特許文献1、2の保護カバーは、工具を要することなく、拡張部を容易に着脱できる構造となっている。このような構造であると、例えば保護カバーが外部の物体に接触したときに、拡張部が意図せず外れてしまうことがあり、ユーザの作業を阻害してしまうことがある。また、国や地域によっては、工具を要せず拡張部を取り外せる構造が、規格の上で禁止されることもある。
上記の実情に対して、例えば、拡張部をスクリュウやボルトによって固定する構造が考えられる。この構造によると、拡張部をしっかりと固定することができ、拡張部が意図せず外れてしまうことを防止できるように考えられる。しかしながら、スクリュウやボルトは振動や衝撃によって緩むことがあり、その結果、スクリュウやボルトが脱落するといった新たな問題も生じ得る。また、スクリュウやボルトを用いた構造では、拡張部を取り外す時だけでなく、拡張部を取り付ける時にも工具が必要となり、ユーザにとって不便を強いることになる。
上記した従来品の問題を鑑み、本発明は、拡張部の取り付けが容易であり、かつ、取り付けられた拡張部の脱落が防止される、刈払機の保護カバーを実現する。
本発明に係る刈払機は、回転する刈刃と、その刈刃を部分的に覆う保護カバーを備えている。保護カバーは、本体部と、その本体部に着脱可能な拡張部を有しており、拡張部の本体部への取り付けには工具を必要とせず、拡張部の本体部からの取り外しには工具を必要とする構造であることを特徴とする。
この刈払機によると、ユーザは、工具を必要とすることなく、拡張部の取り付けを容易に行うことができる。そして、一度取り付けられた拡張部は、工具を用いなければ取り外せないほど、本体部に対してしっかりと固定される。それにより、拡張部が本体部から意図せず外れてしまうことが防止される。
保護カバーの本体部と拡張部の一方には、爪部が形成されており、保護カバーの本体部と拡張部の他方には、その爪部が内側から係合するとともに、その係合した爪部を露出する係合孔が形成されていることが好ましい。そして、その係合孔は、工具の進入を許容するとともに、指先の進入を禁止する開口形状を有することが好ましい。
この刈払機では、拡張部を本体部へ取り付ける場合、爪部が受動的に変形しながら係合孔に係合する。このとき、工具を必要としない。そして、拡張部を本体部から取り外す場合は、係合孔に係合した爪部を工具で押して、その係合を解除する必要がある。即ち、工具を用いなければ、拡張部を取り外すことはできない。この構造によれば、ピンのような結合部材を別途必要とせず、そのような結合部材が脱落するといった問題を避けることができる。
前記した拡張部が、本体部に対して周方向一方側へスライドすることによって取り付けられるとともに、本体部に対して周方向他方側へスライドすることによって取り外される場合、前記した爪部は、本体部の周方向一方側の端部か、又は、拡張部の周方向他方側の端部に設けられていることが好ましい。
この構造によると、拡張部を本体部に対してスライドさせる際に、爪部が本体部又は拡張部に接触する区間を短くすることができる。即ち、爪部の接触に伴って抵抗を受ける区間を短くすることができる。
保護カバーの本体部と拡張部のいずれかには、工具によって係合孔から押し出された爪部に内側から当接する当接部が形成されていることが好ましい。
この構造によると、ユーザが工具によって爪部を強く押しても、爪部が過剰に変形することがなく、爪部が破損することを防止することができる。
本技術に係る刈払機は、その先端部に前記刈刃が設けられた操作棹と、その操作棹から伸びており、ユーザが操作棹を保持したときにユーザの前面に配置される保護バーを備えることが好ましい。この場合、刈刃の回転軸及び操作棹の中心軸を含む平面に対して、係合孔に係合した爪部と操作棹に設けられた保護バーが、同じ側に位置することが好ましい。
通常、ユーザは、刈払機を地面に寝かせて、拡張部の取り外しを行う。この場合、係合孔に係合した爪部を上にすると、工具類によって爪部54を押しやすい。しかしながら、操作棹に設けられた保護バーが、係合孔に係合した爪部に対して反対側に位置していると、刈払機が保護バーによって支えられることになり、刈払機の姿勢が安定しない。そこで、係合孔に係合した爪部と、操作棹に設けられた保護バーは、同じ側に位置することが好ましく、それによって、ユーザは刈払機を寝かせた状態で拡張部50を取り外す作業が行いやすくなる。
本発明の刈払機によれば、保護カバーの拡張部を容易に取り付けることができるとともに、取り付けた拡張部が意図せず外れてしまうことも防止される。
実施例の刈払機を示す斜視図。 刈刃ユニットを上方から見た外観図。 刈刃ユニットを側方から見た外観図。 刈刃ユニットを上方から見た外観図(拡張部をスライドさせた状態)。 刈刃ユニットを側方から見た外観図(拡張部をスライドさせた状態)。 図2のVI−VI線における断面図。 図3のVII部を拡大して示す図。 図5のVIII部を拡大して示す図。 図7のIX−IX線における断面図。 図7のX−X線における断面図。
図面を参照して、実施例の刈払機10について説明する。刈払機10は、園芸用の動力工具の一種であり、主に芝草を刈り払うために用いられる。図1に示すように、刈払機10は、操作棹60と、操作棹60の前端に設けられている刈刃ユニット20と、操作棹60の後端に設けられているモータユニット70を備えている。モータユニット70には、電池パック80が着脱可能に取り付けられている。
操作棹60は、中空のパイプ部材である。操作棹60の内部には、モータユニット70から刈刃ユニット20まで伸びる回転シャフト(図示省略)が設けられている。回転シャフトは、モータユニット70によって回転駆動され、モータユニット70によるトルクを刈刃ユニット20へ伝達する。
刈刃ユニット20は、刈刃22と、保護カバー30を有している。刈刃22は、刈刃ユニット20に対して着脱可能となっている。図1に示す刈刃22は、いわゆるコードカッタであり、草木を切断するナイロンコード22aを有している。刈刃ユニット20には、図1に示すタイプの刈刃22に代えて、円板状の刈刃を取り付けることもできる。刈刃ユニット20に取り付けられた刈刃22は、回転可能に支持されるとともに、前記した回転シャフトに接続される。
保護カバー30は、刈刃22を部分的に覆っている。保護カバー30は、操作棹60に固定された本体部40と、本体部40に取り付けられた拡張部50を有している。保護カバー30は、拡張部50を取り付けることによって、そのサイズを大きくすることができるとともに、拡張部50を取り外すことによって、そのサイズを小さくすることができる。また、保護カバー30は、拡張部50を異なる形状やサイズのものに取り替えることによっても、そのサイズを変更することができる。保護カバー30の構造については、後段において詳細に説明する。
モータユニット70は、刈刃22を駆動するユニットであり、モータ、減速機、制御回路を内蔵している。モータユニット70は、前記した回転シャフトを介して、刈刃ユニット20の刈刃22に接続されている。モータユニット70は、電池パック80からの電力供給を受け、回転シャフトを回転させることによって、刈刃ユニット20の刈刃22を回転駆動する。
操作棹60には、ループハンドル62と、保護バー64と、グリップ66が設けられている。ループハンドル62は、操作棹60の中間部分に固定されている。ループハンドル62は、操作棹60の上方へループ状に伸びている。ループハンドル62は、パイプ部材をループ状に曲げ加工したものであり、操作棹60の長手方向に交差する向きで、操作棹60に取り付けられている。グリップ66は、ループハンドル62とモータユニット70の間に固定されている。グリップ66は、操作棹60に沿って設けられている。グリップ66には、ユーザによって操作されるトリガスイッチ68が設けられている。
ユーザは、通常、左手でループハンドル62を把持し、右手でグリップ66を把持して、刈払機10を保持する。このとき、刈刃ユニット20はユーザの前方に位置し、モータユニット70はユーザの後方に位置し、操作棹60はユーザの右側に位置する。ユーザは、回転する刈刃22を地面に対して左右に移動させることで、地面に生える芝草を刈り払うことができる。なお、刈刃22の運転/停止は、グリップ66のトリガスイッチ68によって行われる。
保護バー64は、操作棹60から一方へ伸びている。保護バー64は、ループハンドル62の近傍に位置しており、ユーザが刈払機10を保持したときに、ユーザの前面に配置される。保護バー64は、例えば刈払機10が大きな反力を受けたときに、刈刃ユニット20がユーザへ接近することを防止する。なお、保護バー64は、必ずしも必要とされない。
次に、保護カバー30の構造について詳細に説明する。図2、図3に示すように、保護カバー30の本体部40は、操作棹60に固定された上面部40aと、上面部40aの周囲から下方に伸びる周壁部40bを有している。そして、保護カバー30の拡張部50は、本体部40の周壁部40bの下端に取り付けられている。
図2、図3、図6に示すように、本体部40には、周方向に沿って伸びるレール部42が形成されている。このレール部42は、周壁部40bの下端に沿って伸びている。一方、拡張部50には、レール部42にスライド可能に係合する複数のレール受け部52が形成されている。この複数のレール受け部52は、拡張部50の上端に沿って周方向に配列されている。それにより、図4、図5に示すように、拡張部50は本体部40に対してスライド可能に支持される。拡張部50は、本体部40に対して周方向一方側(図4に示すD1方向)へスライドすることによって、本体部40に取り付けられるとともに、本体部40に対して周方向他方側(図4に示すD2方向)へスライドすることによって、本体部40から取り外される。
図5に示すように、拡張部50には、カッター部32が設けられている。カッター部32は、ナイロンコード22aの先端を切断する。本実施例の刈刃22は、ナイロンコード22aが巻かれたスプールを内蔵しており、その下面にはナイロンコード22aを送り出すボタン22bが設けられている。刈刃22は、回転駆動された状態でボタン22bが押されると、ナイロンコード22aを一定の長さだけ送り出すように構成されている。それにより、ユーザは、作業中にナイロンコード22aが切れた場合は、刈刃22のボタン22bを地面に当てて、新たなナイロンコード22aを送り出すことができる。このとき、ナイロンコード22aの先端がカッター部32によって切り落とされ、ナイロンコード22aが適切な長さに調整される。
図7は、図3のVII部を拡大して示しており、図8は、図5のVIII部を拡大して示している。図9は、図7におけるIX−IX線断面図を示しており、図10は、図7におけるX−X線断面図を示している。図7、図8、図9、図10に示すように、保護カバー30の拡張部50には、爪部54が形成されており、保護カバー30の本体部40には、爪部54が係合する係合孔44が形成されている。保護カバー30では、拡張部50を本体部40に取り付けた状態で、拡張部50の爪部54が本体部40の係合孔44に係合し、拡張部50が本体部40に対してスライド不能に固定される(図7、図9、図10参照)。そして、爪部54を係合孔44から係合解除すると、拡張部50が本体部40に対してスライド可能となり、拡張部50を本体部40から取り外すことが可能となる(図8参照)。
係合孔44は、本体部40のレール部42に形成されている。一方、拡張部50の爪部54は、レール部42の内側に位置して、係合孔44に内側から係合する。図9に示すように、爪部54には、傾斜面58が形成されている。また、本体部40にも、傾斜面48が形成されている。拡張部50を本体部40に取り付ける際に、拡張部50は本体部40に対して周方向一方側(図9では右側)へスライドする。このとき、傾斜面48、58が互いに当接することで、爪部54は受動的に弾性変形して、レール部42の内面へと移動する。拡張部50がさらにスライドすると、爪部54はレール部42の内面に沿って摺動し、係合孔44に係合する。互いに対向する爪部54と係合孔44の表面は、拡張部50のスライド方向に対して垂直となっている。従って、拡張部50のスライド移動が禁止され、拡張部50が本体部40に対して固定される。このように、本実施例の保護カバー30では、工具類を必要とすることなく、拡張部50を本体部40に対して容易に取り付けることができる。
上記したように、拡張部50を本体部40へ取り付ける際に、爪部54は弾性変形した状態でレール部42の内面を摺動する。このときユーザは、摩擦に起因する抵抗力を受ける。この点に関して、本実施例では、拡張部50の取り付け方向が周方向一方側(図4に示すD1方向)であるのに対して、爪部54が拡張部50の周方向他方側(図4に示すD2方向)の端部に設けられている。このような構造によると、拡張部50を本体部40へ取り付ける際に、爪部54は弾性変形した状態でレール部42の内面を摺動する距離を、短くすることができる。その結果、ユーザが拡張部50を取り付ける際に、前記した抵抗力を受ける距離が短くなるとともに、爪部54が受けるダメージ(変形や磨耗)も抑制される。
係合孔44は、貫通孔となっており、係合した爪部54を外部に露出する。従って、ドライバといった工具類を用い、外側から爪部54を押し込むことで、爪部54を係合孔44から係合解除することができる。ここで、係合孔44は、比較的に小さな開口形状を有しており、ドライバといった工具類の進入を許容する一方で、ユーザの指先が進入することは禁止する。即ち、ユーザの爪や指先では、係合孔44に係合した爪部54を押し込むことができず、爪部54を係合孔44から係合解除できない構造となっている。このように、本実施例の保護カバー30では、工具類を用いなければ、爪部54の係合を解除することができず、拡張部50を本体部40から取り外すことができない。
爪部54には、工具類の先端を受け入れる凹部56が形成されている。図9によく示されるように、凹部56は、深さ方向においてV字形状の断面を有しており、一対の傾斜縁56a、56bを有している。ここで、一対の傾斜縁56a、56bは、互いに対称になっておらず、拡張部50を取り外す方向に位置する傾斜縁56aの方が、大きく形成されている。この構造によると、ユーザは、工具類で爪部54を押し込む際に、工具類の先端を大きい方の傾斜縁56aに当てやすく、拡張部50を取り外す方向である周方向他方側(図4に示すD2方向)へ力を加えやすい。
図9、図10に示すように、本体部40には、係合孔44の内側に位置する壁部46が形成されている。壁部46は、係合孔44に係合した爪部46に、隙間を挟んで内側から対向している。爪部54は、工具類によって押され、係合孔44から離脱すると、壁部46に当接する。爪部54は、壁部46に当接することで、さらなる変形が防止される。従って、例えばユーザが工具類によって爪部46を強く押しすぎても、爪部54が過剰に変形することが防止される。壁部46は、爪部54の変形を制限することで、爪部54の折れ曲がりや破損が防止される。
本実施例では、刈払機10を保持するユーザから見て、係合孔44に係合した爪部54と保護バー64が、同じ側に位置するように構成されている。詳しく言えば、刈刃22の回転軸及び操作棹60の中心軸を含む平面に対して、係合孔44に係合した爪部54と保護バー64が、同じ側に位置している。通常、ユーザは、刈払機10を地面に寝かせた状態で、拡張部50の取り外しを行う。この場合、係合孔44に係合した爪部54を上にして寝かせると、工具類によって爪部54を押しやすくなる。ただし、操作棹60に保護バー64が設けられていると、刈払機10を寝かせた向きによっては、刈払機10が保護バー64によって支えられ、刈払機10の姿勢が安定しない。そこで、本実施例では、係合孔44に係合した爪部54と、操作棹60に設けられた保護バー64を、同じ側に位置させている。それにより、爪部54を上にして刈払機10を寝かせても、保護バー64が邪魔にならず、刈払機10の姿勢も安定する。従って、ユーザは拡張部50を取り外す作業が行いやすい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、本実施例の構造とは逆に、爪部54を本体部40に形成し、係合孔44を拡張部50に形成してもよい。また、爪部54を本体部40と拡張部50にそれぞれ形成し、各々の爪部54に対応する係合孔44を拡張部50と本体部40のそれぞれに形成してもよい。
加えて、本体部40と拡張部50との固定は、爪部54及び係合孔44に拠らず、他の固定構造を採用してもよい。例えば、本体部40及び拡張部50を、ピンやクリップといった結合部材によって互いに固定してもよい。この場合、その結合部材は、工具類を必要とすることなく取り付け可能である一方で、その取り外しには工具類を必要とするものであることが好ましい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:刈払機
20:刈刃ユニット
22:刈刃
22a:ナイロンコード
30:保護カバー
40:保護カバーの本体部
40a:本体部の上面部
40b:本体部の周壁部
42:レール部
44:係合孔
46:壁部
46:爪部
50:拡張部
52:レール受け部
54:爪部
60:操作棹
64:保護バー
66:グリップ
70:モータユニット

Claims (4)

  1. 回転する刈刃と、
    その刈刃を部分的に覆う保護カバーを備え、
    その保護カバーは、本体部と、その本体部に着脱可能な拡張部を有し、保護カバーの本体部と拡張部の一方には爪部が形成されており、保護カバーの本体部と拡張部の他方にはその爪部が内側から係合するとともに係合した爪部を外部に露出する係合孔が形成されており、保護カバーの本体部と拡張部の一方には爪部が形成されており、その係合孔は工具の進入を許容するとともに指先の進入を禁止する開口形状を有し、拡張部の本体部への取り付けには工具を必要とせず、拡張部の本体部からの取り外しには工具を必要とする構造であり、
    保護カバーの本体部と拡張部のいずれかには、工具によって係合孔から押し出された爪部に内側から当接する当接部が形成されていることを特徴とする刈払機。
  2. 前記拡張部は、本体部に対して周方向一方側へスライドすることによって取り付けられるとともに、本体部に対して周方向他方側へスライドすることによって取り外され、
    前記爪部は、本体部の周方向一方側の端部又は拡張部の周方向他方側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
  3. 前記刈刃が先端に設けられている操作棹と、
    その操作棹から伸びており、ユーザが操作棹を保持したときにユーザの前面に配置される保護バーを備え、
    刈刃の回転軸及び操作棹の中心軸を含む平面に対して、前記係合孔に係合した爪部と保護バーは、同じ側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の刈払機。
  4. 刈払機の回転する刈刃を部分的に覆う保護カバーであって、
    本体部と、その本体部に着脱可能な拡張部を有しており、保護カバーの本体部と拡張部の一方には爪部が形成されており、保護カバーの本体部と拡張部の他方にはその爪部が内側から係合するとともに係合した爪部を外部に露出する係合孔が形成されており、保護カバーの本体部と拡張部の一方には爪部が形成されており、その係合孔は工具の進入を許容するとともに指先の進入を禁止する開口形状を有し、拡張部の本体部への取り付けには工具を必要とせず、拡張部の本体部からの取り外しには工具を必要とする構造であり、
    保護カバーの本体部と拡張部のいずれかには、工具によって係合孔から押し出された爪部に内側から当接する当接部が形成されていることを特徴とする保護カバー。
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