JP5173513B2 - 微小泡発生装置およびこれを用いた追焚き機能付き給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、液体中に微小泡を生じさせる微小泡発生装置および浴槽内の浴水を追い焚きする機能を備えた追焚き機能付き給湯機に関する。
液体の挙動の研究や水環境蘇生や洗浄などに微小泡を含んだ液体が用いられており、液体中に微小泡を発生させる装置や薬剤が開発されている。例えば特許文献1に記載された微小泡発生装置では、一方向に流下する液体の流路中に多孔質部材を材質とする気泡出口を設け、震動源により気泡出口を振動させながら液体中に微小泡を生じさせる。この微小泡発生装置は、流体の挙動を研究する分野や化学工業の分野に用いられる。特許文献2に記載されたマイクロバブル発生装置では、内部での下流側に衝突壁が設けられた本体パイプを貯留槽内に配置すると共に該本体パイプに気体供給管を接続し、本体パイプに液体を流しながら該液体に気体供給管から気体を供給することで、本体パイプに設けた開口または衝突壁後方の流路からマイクロバブルを生じさせる。このマイクロバブル発生装置は、水環境蘇生などに用いられる。また、浴槽の洗浄などに用いられる発泡性洗浄剤が市販されている。
特開2003−265939号公報 特開2005−334869号公報
微小泡を含んだ液体では、微小泡の密度が高い方が上記各用途での性能が向上するものと期待される。特許文献1に記載された微小泡発生装置では、気泡出口の設置箇所を通過することで微小泡が生じた液体をそのまま放出部から外部に放出するので、液体中の微小泡の密度を高めにくいという問題がある。また、特許文献2に記載されたマイクロバブル発生装置では、本体パイプ内で生じたマイクロバブルがそのまま貯留槽内の液体に放出されるので、本体パイプ内で生じる微小泡の密度を高めにくいという問題がある。発泡性洗浄剤では、微小泡の発生密度および微小泡の発生継続時間が略固定されているので、液体中の微小泡の密度を高めにくいという問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、液体中の微小泡の密度を向上させることができる微小泡発生装置とこれを用いた追焚き機能付き給湯機を得ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の微小泡発生装置は、環状の管路部を有し、外部管路から分流させた液体を環状の管路部に導入した後に外部管路に戻す引き抜き管路部と、外部管路から環状の管路部に流入する液体の流量を調節する第1流量調整弁と、環状の管路部から外部管路に戻す液体の流量を調整する第2流量調節弁と、環状の管路部に設けられ、環状の管路部に流入した液体を環状の管路部内で循環させる循環ポンプと、前記環状の管路部に接続され、環状の管路部に流入した液体中に微小泡を生じさせる微小泡発生部とを備え、微小泡発生部は、第1流量調整弁および第2流量調整弁のうち少なくとも第2流量調整弁を閉状態として環状の管路部を循環している液体に微小泡を生じさせることを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明の追焚き機能付き給湯機は、熱源器で沸き上げられた湯を貯留する貯湯タンクと、浴槽内の浴水を取水して浴槽に戻す追焚き用循環管路と、貯湯タンクに貯留された湯を熱源として用いて追焚き用循環管路内の浴水を加熱する追焚き用熱交換器と、を備えた追焚き機能付き給湯機において、上記本発明の微小泡発生装置を有し、微小泡発生装置が追焚き用循環管路に接続されていることを特徴とする。
本発明の微小泡発生装置では、外部管路から引き抜き管路に導入した液体を環状の管路部の密閉系で循環させながら当該液体中に比較的長時間に亘って微小泡を生じさせることができるので、特許文献1,2に記載された各装置や発泡性洗浄剤により液体中に微小泡を生じさせる場合に比べて液体中の微小泡の密度を高め易い。微小泡の密度が高い液体を生成することができるので、洗浄作用や水環境蘇生作用などが向上した液体を得易くなる。
また、本発明の追焚き機能付き給湯機は、追焚き用循環管路に本発明の微小泡発生装置が接続されているので、この微小泡発生装置により微小泡の密度が高い浴水を生成して該浴水により追焚き用循環経路内や追焚き用熱交換器内や浴槽内を洗浄することが可能となる。
以下、本発明の微小泡発生装置および追焚き機能付き給湯機それぞれの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は下記の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の追焚き機能付き給湯機の一例を示す概略図である。同図に示す追焚き機能付き給湯機120は、市水等の低温水を熱源器で湯に沸き上げて所望箇所に給湯する機能と、浴槽150で用いられた浴水150aを追い焚きする機能とを有するものであり、当該追焚き機能付き給湯機120は、ヒートポンプユニット10と給湯ユニット100とを備えている。以下、追焚き機能付き給湯機120の各構成要素について説明する。
上記のヒートポンプユニット10は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、沸上げ用熱交換器3と、膨張弁5と、蒸発器7と、これらを環状に接続する循環配管9とによって構成された冷凍サイクルシステムを有し、熱源器として機能する。ヒートポンプユニット10の冷凍サイクルシステムでは、冷媒が圧縮機1で圧縮されて高温、高圧となった後に沸上げ用熱交換器3で放熱し、膨張弁5で減圧され、蒸発器7で吸熱してガス状態となって圧縮機1に吸入される。この冷凍サイクルシステムは、ユニットケースUC1に納められている。
一方、給湯ユニット100は、貯湯タンク20、給水管路30、沸上げ用循環管路40、熱源用循環管路50、追焚き用循環管路60、追焚き用熱交換器65、本発明の微小泡発生装置70A、給湯管路80、圧力逃がし弁85、制御装置90、およびユニットケースUC2を有している。
上記の貯湯タンク20は、給水管路30から供給される水を貯留すると共にヒートポンプユニット10で沸き上げられた湯を貯留するものであり、常に満水状態に保たれる。追焚き機能付き給湯機120の使用時には、貯湯タンク20内に温度成層が形成される。
給水管路30は市水等の低温水を貯湯タンク20、給湯管路80中の第1,第2湯水混合弁81a,81b、第1給湯栓160、および第2給湯栓165に供給する管路であり、第1〜5給水管路部30a〜30eと水圧を所定値以下にする減圧弁25とを含んでいる。第1給水管路部30aは水道等の水源(図示せず)と減圧弁25とを繋ぎ、第2給水管路部30bは減圧弁25と貯湯タンク20の下部とを繋ぎ、第3給水管路部30cは減圧弁25と第1湯水混合弁81a,第2湯水混合弁81bとを繋ぐ。また、第4給水管路部30dは第1給水管路部30aから分岐して該第1給水管路部30aと第1給湯栓160とを繋ぎ、第5給水管路部30eは第1給水管路部30aから分岐して該第1給水管路部30aと第2給湯栓165とを繋ぐ。
沸上げ用循環管路40は、貯湯タンク20の下部から水を取水して貯湯タンク20の上部から該貯湯タンク20に戻す管路であり、往き管40a,戻り管40b、沸上げ用送水ポンプ35、第1三方弁41a,第2三方弁41b、バイパス配管42を含んでいる。往き管40aは貯湯タンク20の下部と沸上げ用熱交換器3とを繋ぎ、戻り管40bは沸上げ用熱交換器3と貯湯タンク20の上部とを繋ぐ。往き管40aの途中には第1三方弁41aと、第1三方弁41aの下流側に接続された沸上げ用送水ポンプ35とが設けられ、戻り管40bの途中には、第2三方弁41bが設けられ、第1三方弁41aと第2三方弁41bとがバイパス配管42により互いに接続されている。第1三方弁41aおよび第2三方弁41bの各々は制御装置90により動作制御される電動式の三方弁である。
熱源用循環管路50は、貯湯タンク20の上部から湯を取水して貯湯タンク20の下部から該貯湯タンク20に戻す管路であり、往き管50a,戻り管50b、および熱源用送水ポンプ45を含んでいる。往き管50aは貯湯タンク20の上部と追焚き用熱交換器65の上部とを繋ぎ、戻り管50bは追焚き用熱交換器65の下部と貯湯タンク20の下部とを繋ぐ。熱源用送水ポンプ45は、戻り管50bの途中に設けられている。
追焚き用循環管路60は、浴槽150の側部から浴水150aを取水して浴槽150の側部から該浴槽150に戻す管路であり、往き管60a,戻り管60b、および追焚き用送水ポンプ55を含んでいる。往き管60aは、浴槽150の側部と追焚き用熱交換器65の下部にある浴槽側入口(図示せず)とを繋ぎ、戻り管50bは、追焚き用熱交換器65の上部にある浴槽側出口(図示せず)と浴槽150の側部とを繋ぐ。追焚き用送水ポンプ55は往き管60aの途中に設けられている。
追焚き用熱交換器65は、複数の伝熱プレートが当該追焚き用熱交換器65での高さ方向に積層されたプレート式熱交換器であり、熱源用循環管路50を流れる湯と追焚き用循環管路60を流れる浴水150aとの間で熱交換を行って浴水150aを加温する。
微小泡発生装置70Aは、追焚き用循環管路60内から浴水150aを引き抜き、引き抜いた浴水150a中に微小泡を生じさせて、該微小泡を含んだ浴水150aを追焚き用循環管路60に戻す装置である。微小泡発生装置70Aの詳細説明については後述する。
給湯管路80は、貯湯タンク20に貯留された湯を浴槽150、第1給湯栓160、または第2給湯栓165に供給するものであり、第1〜3給湯管路部80a〜80c、第1湯水混合弁81a、および第2湯水混合弁81bを含んでいる。
第1給湯管路部80aにおける貯湯タンク20側の端部は熱源用循環管路50の往き管50aと共用される第1共用管路部CLになっており、当該第1給湯管路部80aでの下流側端部は2つの流路に分岐して一方が第1湯水混合弁81aに、他方が第2湯水混合弁81bにそれぞれ接続されている。また、第2給湯管路部80bは、第1湯水混合弁81aと追焚き用循環管路60での戻り管60bとを繋いでおり、追焚き用循環管路60は給湯管路80の一部となっている。第1給湯管路部80a、第1湯水混合弁81a、第2給湯管路部80b、および追焚き用循環管路60により、貯湯タンク20内の湯を浴槽150に給湯する浴槽用給湯管路BL1が構成されている。従って、浴槽用給湯管路BL1は追焚き用循環管路60を含む。
給湯管路80における第3給湯管路部80cの上流端は第2湯水混合弁81bに接続され、当該第3給湯管路部80cでの下流側端部は2つの流路に分岐して一方が第1給湯栓160に、他方が第2給湯栓165にそれぞれ接続されている。なお、給水管路30での第3給水管路部30cの下流側端部は2つの管路に分岐して一方が上述の第1湯水混合弁81aに、他方が上述の第2湯水混合弁81bにそれぞれ接続されている。
圧力逃がし弁85は、貯湯タンク20の頂部に配管83を介して接続されて、貯湯タンク20の内圧過上昇を防ぐ。制御装置90は、操作パネル95からユーザにより入力された沸上げ開始時刻、沸上げ温度、湯張り湯量、給湯温度等の情報に基づいてヒートポンプユニット10、減圧弁25、沸上げ用送水ポンプ35、熱源用送水ポンプ45、追焚き用送水ポンプ55、微小泡発生装置70A、および第1湯水混合弁81a、第2湯水混合弁81bの動作を制御する。第1湯水混合弁81aおよび第2湯水混合弁81bの各々は、電動式の混合弁である。操作パネル95は、制御装置90に有線接続または無線接続されて、制御装置90に対する入力装置として用いられる。
給湯ユニット100を構成する上述の給水管路30、沸上げ用循環管路40、追焚き用循環管路60、給湯管路80、および操作パネル95を除いた残りの構成部材は、ユニットケースUC2に納められている。給水管路30、沸上げ用循環管路40、追焚き用循環管路60、および給湯管路80の各々は、その一部がユニットケースUC2の外部にまで延在しており、操作パネル95はユニットケースUC2の外部に設置されている。
次に動作について説明する。追焚き機能付き給湯機120では、制御装置90による制御の下にヒートポンプユニット10および沸上げ用送水ポンプ35が動作して、沸上げ運転が行われる。沸上げ運転の開始から一定の期間は、沸上げ用熱交換器3で沸き上げられた湯の全量が戻り管40bの途中から第2三方弁41b、バイパス配管42、および第1三方弁41aを介して往き管40bに戻るように各三方弁41a,41bの動作を制御する。また、戻り管40bでの第2三方弁41bの上流側に配置した温度センサ(図示せず)により検知される戻り管40b内の湯の温度が条件値以上になると、沸上げ用熱交換器3で沸き上げられた湯の全量が戻り管40bを流れて貯湯タンク20に戻るように、制御装置90は、第1三方弁41a,第2三方弁41bの動作を制御する。
制御装置90による制御の下に第1湯水混合弁81aが動作して、貯湯タンク20内の湯が所定の湯温に調整されて浴槽150に所定量給湯される。また、ユーザが第1給湯栓160または第2給湯栓165を開にすると、制御装置90により第2湯水混合弁81bの動作が制御され、貯湯タンク20内の湯が所定の湯温に調整されて当該第1給湯栓160または第2給湯栓165から給湯される。
そして、制御装置90による制御の下に熱源用送水ポンプ45および追焚き用送水ポンプ55が動作して、追焚き運転が行われる。このとき、貯湯タンク20の上部から取水された湯が熱源用循環管路50を流れて貯湯タンク20の下部から該貯湯タンク20に戻される一方で、浴槽150から取水された浴水150aが追焚き用循環管路60を流れて浴槽150に戻される。熱源用循環管路50を流れる湯と追焚き用循環管路60を流れる浴水150aとの間で追焚き用熱交換器65により熱交換が行われ、浴水150aが追焚きされる。なお、図1においては、各循環管路40,50,60での水または湯が流れる方向を実線の矢印で示している。
上述した構成を有する追焚き機能付き給湯機120は、本発明の微小泡発生装置70Aを有している点に特徴を有しているので、以下、図2を参照して微小泡発生装置70Aについて説明する。
図2は、図1に示した追焚き機能付き給湯機で用いられている本発明の微小泡発生装置の一例を示す概略図である。微小泡発生装置70Aは、外部管路である追焚き用循環管路60から浴水150aを分流させた後に該浴水150aを追焚き用循環回路に再び戻す引き抜き管路DPと、該引き抜き管路DPに設けられた機器とを備えている。微小泡発生装置70Aは、追焚き用循環管路60から引き抜き管路DPに分流させた浴水150a中に微小泡を生じさせて、該微小泡を含んだ浴水150aを追焚き用循環管路60に戻す。
引き抜き管路DPは、環状の管路部71Aと、上流側の端が追焚き用循環管路60の戻り管60bに接続され下流側の端が環状の管路部71Aに接続された配管である流入管路部72と、上流側の端が環状の管路部71Aに接続され下流側の端が戻り管60bに接続された配管である流出管路部73Aとにより構成されている。引き抜き管路DPに設けられた機器は、第1流量調整弁74と、第2流量調整弁75と、循環ポンプ76と、微小泡発生部77とを含んでいる。
第1流量調整弁74は、流入管路部72の途中に設けられ、閉から開方向に切り替えることにより戻り管60b内の浴水150aを環状の管路部71A内に分流させる電磁弁である。第1流量調整弁74は、制御装置90(図1参照)に接続されており、制御装置90により動作制御される。第1流量調整弁74は、制御装置90から受けた開度調整の信号に応じて弁開度を調節する。これにより、第1流量調整弁74は、戻り管60b内から環状の管路部71A内に流入する浴水150aの流量を調整する。
第2流量調整弁75は、環状の管路部71Aと流出管路部73Aとを接続する三方弁である。第2流量調整弁75を閉から開方向に切り替えることにより、環状の管路部71A内の浴水150aが流出管路部73A内に流入する。第2流量調整弁75は、制御装置90に接続されており、制御装置90により動作制御される。第2流量調整弁75は、制御装置90から受けた開度調整の信号に応じて弁開度を調節する。制御装置90は、第2流量調整弁75の弁開度を調整することで、環状の管路部71A内から流出管路部73A内に流入する浴水150aの流量を調整する。
循環ポンプ76は、吸込側の浴水150aを昇圧して吐出側に吐出することにより、環状の管路部71A内の浴水150aを環状の管路部71A内で循環させる。循環ポンプ76は、環状の管路部71Aと流入管路部72との合流点の下流側であって、微小泡発生部77の配設箇所よりも上流側に設けられている。循環ポンプ76には、制御装置90が接続されており、制御装置90により動作制御される。
微小泡発生部77は、エジェクタ本体部77aと、エジェクタ本体部77a内に空気を供給するガス導入管77bと、ガス導入管77bでのエジェクタ本体部70a側に設けられて浴水150aの逆流を防止する逆止弁77cと、ガス導入管77bでのガス導入口側に設けられた電磁弁77dとを有しており、環状の管路部71A内の浴水150a中に微小泡を生じさせる。微小泡発生装置77は、制御装置90に接続されており、制御装置90により電磁弁77dが開に動作制御されるとエジェクタ本体部77aが作動して、該エジェクタ本体部77aにより環状の管路部71A内の浴水150a中に多数の微小泡が生成される。制御装置90による制御の下に電磁弁77dが閉になるとエジェクタ本体部77aが停止する。
ここで、微小泡発生装置70Aによる微小泡の発生方法について説明する。追焚き機能付き給湯機120(図1参照)は、例えば追焚き運転が行われる毎に制御装置90が微小泡発生装置70Aを動作させ、追焚き用循環管路60(図1参照)を流れる浴水150aを分流させてその中に微小泡を発生させる。
追焚き運転では、追焚き用送水ポンプ55が動作することにより追焚き用熱交換器65から浴槽150に向かって戻り管60b内に浴水150aが流れる。このとき、制御装置90の制御の下で第1流量調整弁74が閉から開に動作し、戻り管60bから流入管路部72に浴水150aが分流して環状の管路部71A内に流入する。第2流量調節弁75は、制御装置90の制御の下に開状態を維持する。
環状の管路部71A内に浴水150aが流入して所定時間が経過すると、第2流量調整弁75が制御装置90の制御の下に閉になり、続いて制御装置90による制御の下に循環ポンプ76が動作して、浴水150aを環状の管路部71A内で循環させる。このとき、制御装置90の制御の下に第1流量調整弁74を閉にして環状の管路部71Aを閉鎖系にしてから循環ポンプ76を動作させてもよいし、第1流量調整弁74を開の状態に維持したまま循環ポンプ76を動作させてもよい。第1流量調整弁74を閉にして環状の管路部71Aを閉鎖系にしてから循環ポンプ76を動作させた場合には、第1流量調整弁74を開の状態に維持したまま循環ポンプ76を動作させた場合と比較して、環状の管路部71A内の浴水150aの循環をより円滑に行うことができると共に、環状の管路部71A内の浴水150aが流入管路部72から逆流して当該浴水150a中の微小泡の密度が低下することをより防止することができる。
次に、循環ポンプ76が動作中に、制御装置90による制御の下に微小泡発生部77が動作して、微小泡発生部77を通過する浴水150a中に微小泡を生じさせる。微小泡を含んだ浴水150aは、循環ポンプ76により環状の管路部71A内を循環するため、微小泡発生部77のエジェクタ本体部77a付近に滞留することなく、第2流量調整弁75を経由して速やかに循環ポンプ76の吸込側へ流入し、再び循環ポンプ76により昇圧されて循環ポンプ76の吐出側から吐出される。微小泡を含んだ浴水150aがエジェクタ本体部77aを繰り返し通過することにより、微小泡を含んだ浴水150a中に更に微小泡が生成される。
このように、微小泡発生装置70Aでは、環状の管路部71Aを循環する浴水150a中に微小泡が生じた後でも当該浴水150aが繰り返しエジェクタ本体部77aを通過して更に微小泡が生成されるので、環状の管路部71A内の浴水150a中の微小泡の密度を高めることができる。従って、例えば特許文献1,2に記載された各装置や発泡性洗浄剤により浴水150a中に微小泡を生じさせる場合に比べて浴水150a中の微小泡の密度を高め易い。
個々の微小泡の径および微小泡の密度は、環状の管路部71Aでの浴水150aの流速に大きく依存する。また、微小泡の発生量は、微小泡発生部77による浴水150aへの気体(空気)の注入量が一定であれば、環状の管路部71Aでの浴水150aの流量と微小泡発生部77の動作時間とに略比例する。したがって、循環ポンプ76および微小泡発生部77それぞれの動作条件を適宜選定することにより、浴水150a中での各微小泡の径および微小泡の密度を制御することができる。また、第1流量調整弁74と第2流量調整弁75とを開にして環状の管路部71A内の浴水150aを戻り管60bに供給する放出動作と、第1流量調整弁74と第2流量調整弁75とを閉にして追焚き用送水ポンプ55および微小泡発生装置70Aを動作させて微小泡を生じさせる生成動作とを所望回数繰り返すことで、浴槽150内の浴水150aでの微小泡の密度を高めることができ、放出動作と生成動作の時間比を調整することにより、環状の管路部71Aから戻り管60bに供給される浴水150aでの微小泡の密度を制御することもできる。
上記放出動作で戻り管60bに供給された浴水150aは、戻り管60b内を流れる浴水150aと合流して、戻り管60b内、浴槽150内、往き管60a内、追焚き用熱交換器65内を順番に通過する。結果として、戻り管60b、浴槽150a内、往き管60a内、追焚き用熱交換器65内に付着し、堆積していた汚れが上記微小泡を高密度に含んだ浴水150aにより除去される。
制御装置90による微小泡発生装置70Aの動作制御は、例えば操作パネル95(図1参照)からユーザにより設定された追焚き開始時刻から所定時間経過後に、あるいは操作パネル95からユーザが追焚き開始指令を入力してから所定時間経過後に開始され、追焚き運転の終了または制御開始から予め定められた時間の経過により終了する。微小泡発生装置70Aの動作終了時には、循環ポンプ76および微小泡発生部77の動作が停止され、第2流量調整弁75が閉にされる。
微小泡発生装置70Aにより微小泡を高密度に含んだ浴水150aを作り出し、該浴水150aを戻り管60bに供給したところ、往き管60aや戻り管60bや追焚き用熱交換器65内に付着する残留油分量(皮脂汚れ量)を1μg/cm2以下に保つことができた。従って、微小泡発生装置70Aを用いた追焚き機能付き給湯機120では、往き管60aや戻り管60bや追焚き用熱交換器65内を清浄に保ち易くなり、運転負荷がかからなくなる。この結果、製品の長寿命化を図ることができ、廃棄の際における環境負荷の低減を図ることができる。また、微小泡発生装置70Aを用いた追焚き機能付き給湯機120では、追焚き用熱交換器65内に付着する汚れによる当該追焚き用熱交換器65の熱効率の低下を抑制することができるため、省エネルギー化を図ることができる。
また、被験者の入浴中に微小泡発生装置70Aを3分間動作させて、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを戻り管60bから浴槽150に供給したところ、被験者の皮膚に付着していた皮脂成分の一部を除去することができた。
実施の形態2.
図3は、本発明の微小泡発生装置の他の例を示す概略図である。同図に示す微小泡発生装置70Bは、追焚き機能付き給湯機120に設けられたものであり、当該微小泡発生装置70Bは、図2に示した環状の管路部71Aに代えて、微小泡貯留タンク79を有する環状の管路部71Bを備えている点を除き、図2に示した微小泡発生装置70Aと同様の構成を有している。ただし、循環ポンプ76は、流入管路部72と環状の管路部71Bとの合流点の上流側であって、第2流量調節弁75よりも下流側に配置されている。また、微小泡発生装置70Bは、図示の例での外部管路である追焚き用循環管路60の戻り管60bに配置された汚れセンサ78を有している。図3に示した構成要素のうちで図2に示した構成要素と共通するものについては、図2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
微小泡発生装置70Bの汚れ検出センサ78は、流出管路部73Aの一端と浴槽150の側部との間に設けられている。汚れ検出センサ78は、例えば追焚き機能付き給湯機120の制御装置90に接続されている。実施の形態1で説明した微小泡発生装置70Aは、追焚き機能付き給湯機120(図1および図2参照)で追焚き運転が行われる毎に浴水150a中に微小泡を発生させていたが、微小泡発生装置70Bは、汚れ検出センサ78により検出された汚れの量が条件値を超えたときにのみ上記の制御装置による制御の下に動作する。これにより、戻り管60b内の汚れを指標として、戻り管60b内、浴槽150内、往き管60a内、および追焚き用熱交換器65内の効率的な洗浄を行うことができる。上記の汚れセンサ78としては、例えば、戻り管60bの内面での光の反射量や、戻り管60bの内面で反射した光の分光分布等から当該戻り管60bの内面での汚れの付着具合を検出する光学式のものが用いられる。
微小泡発生装置70Bでの環状の管路部71Bに設けられている微小泡貯留タンク79は、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを一旦貯留するためのタンクである。微小泡貯留タンク79は、微小泡発生部77と第2流量調整弁75との間に設けられている。微小泡貯留タンク79が環状の管路部71Bに設けられているので、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを一旦微小泡貯留タンク79に貯留し、湯張り時、追焚き時、浴槽150からの浴水150aの排水時など、所望の時期に第2流量調整弁75を開にすることで微小泡貯留タンク79内の浴水150aを環状の管路部71Bから戻り管60bに供給することができる。微小泡発生装置70Bが動作する時期と、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを環状の管路部71Bから戻り管60bに供給する時期との間に時間差を設けることができる。
従って、追焚き機能付き給湯機が追焚き運転を行っているときは勿論、追焚き運転以外の動作をしているときでも、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを環状の管路部71Bから戻り管60bへ供給することが可能となる。例えば微小泡発生装置70Bを追焚き運転時に動作させて、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを微小泡貯留タンク79に一旦蓄え、浴槽150内の浴水150aを排水する排水時に上記微小泡貯留タンク79内の浴水150a(微小泡を高密度に含んだ浴水150a)を環状の管路部71Bから戻り管60bに供給して浴槽150を洗浄することができる。上記の時間差は、例えば微小泡貯留タンク79に微小泡同士の結合を抑制する添加剤の導入口を設けて、該導入口から添加剤を添加することにより引き延ばすことも可能である。なお、微小泡発生装置70Bを動作させるときには、追焚き機能付き給湯機120の追焚き用送水ポンプ55も制御装置90の制御の下に動作させる。
微小泡発生装置70Bを備えた追焚き機能付き給湯機では、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを微小泡貯留タンク79から流出管路部73Aを介して戻り管60bに供給したときに、往き管60aや戻り管60bや追焚き用熱交換器内に付着し、堆積した残留油分量(皮脂汚れ量)を1μg/cm2以下に保つことができた。また、被験者の入浴中に微小泡発生装置70Bを3分間動作させて、微小泡を高密度に含んだ浴水150aを微小泡貯留タンク79に蓄え、当該浴水150aを微小泡貯留タンク79から戻り管60bを介して浴槽150に供給したところ、被験者の皮膚に付着していた皮脂成分の一部を除去することができた。
実施の形態3.
図4は、本発明の微小泡発生装置の更に他の例を示す概略図である。同図に示す微小泡発生装置70Cは追焚き機能付き給湯機に設けられたものであり、当該微小泡発生装置70Cは、図2に示した流出管路部73Aに代えて、一端が戻り管60bと接続された第1流出管路部73Bと、該第1流出管路部73Bから分岐して一端が流入管路部60aに接続された第2流出管路部73Cとを有する点を除き、図2に示した微小泡発生装置70Aと同様の構成を有している。ただし、循環ポンプ76は、流入管路部72と環状の管路部71Aとの合流点の上流側であって、第2流量調節弁75よりも下流側に配置されている。また、図4に示した構成要素のうちで図2に示した構成要素と共通するものについては、図2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
微小泡発生装置70Cは、第1流出管路部73Bと第2流出管路部73Cとを有しているので、追焚き用循環管路60の往き管60aと戻り管60bとの両方に微小泡を高密度に含んだ浴水150aを供給する。追焚き用循環管路60と比較して容量の大きい浴槽150を介さずに、第2流出管路部73Cから直接往き管60aに微小泡を高密度に含んだ浴水150aを供給することができるため、微小泡発生装置の流出管路部が戻り管60bにのみ接続されている場合と比較して、より効果的に追焚き用循環管路60内や追焚き用熱交換器65内を洗浄することができる。勿論、浴槽150内を洗浄することもできる。
実施の形態4.
図5は、本発明の微小泡発生装置の更に他の例を示す概略図である。同図に示す微小泡発生装置70Dは追焚き機能付き給湯機に設けられたものであり、当該微小泡発生装置70Dは、図4に示した第1流出管路部73Bに代えて、途中に弁V1を備えた第1流出管路部73Dを有し、図4に示した第2流出管路部73Cに代えて、途中に弁V2を備えた第2流出管路部73Eを有している点を除き、図4に示した微小泡発生装置70Cと同様の構成を有している。図5に示した構成要素のうちで図4に示した構成要素と共通するものについては、図4で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
弁V1は、追焚き機能付き給湯機120の制御装置90に接続されており、制御装置90から開度調整の信号を受けて弁開度を調節する電磁弁である。同様に、弁V2も上記の制御装置90に接続されており、制御装置90から開度調整の信号を受けて弁開度を調節する電磁弁である。制御装置90は、弁V1と弁V2それぞれの弁開度を調整することにより、微小泡を高密度に含んだ浴水150aの往き管60aへの供給量と戻り管60bへの供給量とを調整する。これにより、往き管60a内、戻り管60b内、追焚き用熱交換器65内、浴槽150内のうち、微小泡を高密度に含んだ浴水150aで重点的に洗浄する箇所を選択することができる。
以上、本発明の微小泡発生装置および追焚き機能付き給湯機について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、本発明は上述の形態に限定されるものではない。例えば、実施の形態1〜4で説明した微小泡発生装置70A〜70D(図2〜図5参照)では、流入管路部72を戻り管60bに接続しているが、図6に示す微小泡発生装置70Eにおけるように、流入管路部72を往き管60aに接続してもよい。また、実施の形態1,2で説明した微小泡発生装置70A,70B(図2および図3参照)では、流出管路部73Aを戻り管60bに接続しているが、図6に示す微小泡発生装置70Eにおけるように、流出管路部73Aを往き管60aにのみ接続してもよい。
実施の形態2で説明した微小泡発生装置70B(図3参照)では、汚れ検出センサ78を戻り管60bに設けているが、汚れセンサ78は浴水150aが流れる流路内に設けられていればよく、例えば浴槽150内や、追焚き用熱交換器65内や、往き管60a内に設けてもよい。また、微小泡発生装置に設ける微小泡発生部の数は1つでもよいし、2以上の所望数とすることもできる。また、実施の形態2で説明した微小泡発生装置70Bでは、汚れ検出センサ78と微小泡貯留タンク79とを組み合わせて設けているが、汚れセンサ78は、微小泡貯留タンク79を備えていない微小泡発生装置70Bの構成部品とすることもできる。
微小泡発生装置における微小泡発生部77(例えば図1参照)は、液体中に多数の微小泡を生じさせることができるものであればよく、その構造は適宜選定可能である。例えば、微小泡発生部77としてエジェクタを用いる場合、図2に示した逆止弁77cは、省略することも可能である。逆止弁がないエジェクタを用いる場合には、当該エジェクタが設けられている環状の管路部71A(例えば図1参照)を浴水150aが流れているときに電磁弁77d(図2参照)を開けてエジェクタを動作させ、電磁弁77dを閉じてエジェクタの動作を終了させてから浴水150aの流れを停止させる。このようにエジェクタの動作時期を選定すると、ガス導入管77b(図2参照)内が常に負圧になるので、逆止弁77cが不要になる。勿論、誤操作を考慮した場合は、エジェクタに逆止弁を具備させることが望ましい。
微小泡発生部77は、実施の形態1〜5で説明した各微小泡発生装置70A〜70Dにおけるように追焚き機能付き給湯機の制御装置90(図1参照)部により動作制御してもよいし、専用の制御装置を微小泡発生装置に設けてもよい。また、ユーザが手動で動作制御してもよい。ただし、追焚き用循環回路60内や追焚き用熱交換器65(図1参照)内の洗浄を忘れずに行うという観点からは、手動によりエジェクタの動作を制御するよりも制御装置により自動制御した方が好ましい。また、エジェクタに代えて他の微小泡発生部を用いてもよい。微小泡の発生には、エジェクタ以外の旋回液流式、スタティックミキサー式、ベンチュリ式、加圧溶解式、微細孔式、蒸気凝縮式等を適用してもよく、エジェクタを用いた場合と同様の効果が得られる。
本発明の追焚き機能付き給湯機の構成は、本発明の微小泡発生装置を追焚き用循環管路に設ける以外、適宜選定可能である。本発明の微小泡発生装置および追焚き機能付き給湯機については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組合せ等が可能である。
本発明の微小泡発生装置は流路、貯水槽、浴槽など洗浄や、貯水槽などに貯留された水の蘇生などに用いることができる。また、本発明の追焚き機能付き給湯機は、浴槽への給湯機能および浴水の追焚き機能を備えた家庭用または業務用の給湯機として好適である。
本発明の追焚き機能付き給湯機の一例を示す概略図である。 図1に示した追焚き機能付き給湯機で用いられている本発明の微小泡発生装置の一例を示す概略図である。 本発明の微小泡発生装置の他の例を示す概略図である。 本発明の微小泡発生装置の更に他の例を示す概略図である。 本発明の微小泡発生装置の更に他の例を示す概略図である。 本発明の微小泡発生装置の更に他の例を示す概略図である。
符号の説明
10 ヒートポンプユニット
20 貯湯タンク
30 給水管路
40 沸上げ用循環管路
50 熱源用循環管路
55 追焚き用送水ポンプ
60 追焚き用循環管路
60a 往き管
60b 戻り管
65 追焚き用熱交換器
70A,70B 微小泡発生装置
71A,71B,71C,71D,71E 環状の管路部
72 流入管路部
73A,73B,73C,73D,73E 流出管路部
74 第1流量調整弁
75 第2流量調整弁
76 循環ポンプ
77 微小泡発生部
78 汚れセンサ
79 微小泡貯留タンク
80 給湯管路
85 圧力逃がし弁
90 制御装置
95 操作パネル
100 給湯ユニット
120 追焚き機能付き給湯機
150 浴槽
150a 浴水
160 第1給湯栓
165 第2給湯栓
V1,V2 弁

Claims (4)

  1. 環状の管路部を有し、外部管路から分流させた液体を前記環状の管路部に導入した後に前記外部管路に戻す引き抜き管路部と、
    前記外部管路から前記環状の管路部に流入する液体の流量を調節する第1流量調整弁と、
    前記環状の管路部から前記外部管路に戻す液体の流量を調整する第2流量調節弁と、
    前記環状の管路部に設けられ、前記環状の管路部に流入した液体を前記環状の管路部内で循環させる循環ポンプと、
    前記環状の管路部に接続され、前記環状の管路部に流入した液体中に微小泡を生じさせる微小泡発生部と、
    を備え
    前記微小泡発生部は、前記第1流量調整弁および前記第2流量調整弁のうち少なくとも前記第2流量調整弁を閉状態として前記環状の管路部を循環している液体に前記微小泡を生じさせることを特徴とする微小泡発生装置。
  2. 前記第2流量調節弁の動作を制御する動作制御部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の微小泡発生装置。
  3. 前記外部管路内に付着した汚れの量を検出する汚れ検出部を更に有し、前記動作制御部が前記汚れ検出部により検出された前記汚れの量に応じて前記第2流量調整弁の動作を制御することを特徴とする請求項2に記載の微小泡発生装置。
  4. 熱源器で沸き上げられた湯を貯留する貯湯タンクと、浴槽内の浴水を取水して前記浴槽に戻す追焚き用循環管路と、前記貯湯タンクに貯留された湯を熱源として用いて前記追焚き用循環管路内の浴水を加熱する追焚き用熱交換器と、を備えた追焚き機能付き給湯機において、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の微小泡発生装置を有し、前記微小泡発生装置が前記追焚き用循環管路に接続されていることを特徴とする追焚き機能付き給湯機。
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