JP5173244B2 - エレベータの地震監視制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地震発生時における乗客に対する安全対策が施されたエレベータの地震監視制御装置に関する。
近年、建設される大規模なビルや建屋に組込まれたエレベータにおいては、地震発生時にエレベータのかご内への乗客の閉じ込め事故防止や機器損傷防止のために、エレベータの昇降路のピット内や機械室内に地震検出器が据付られている。そして、このエレベータの機械室内に巻上機と共に設置された制御盤内には、エレベータの通常時に呼び登録装置から入力された呼びの指定する階へかごを移動するエレベータ通常運転部の他に、地震発生時に、エレベータ通常運転部の運転動作を中止させて、地震発生時に階と階との間に位置しているかごを最寄階へ移動させ、この最寄階で戸開して地震発生時にこのかごに乗合わせた乗客を当該最寄階のエレベータホールへ強制的に退避させる管制運転を実行する管制運転部が組込まれている。
地震発生時においては、周知のように、最初に縦波からなる初期微動と称されるP波(Primary Wave)が到着し、続いて横波からなる本震と称されるS波(Secondary Wave)が到着する。エレベータにおいては、揺れの大きいS波が到着する前の揺れの少ないP波を専用のP波検出器で検出して、前述した管制運転を実施して、乗客の安全を確保する。したがって、このP波検出器の検出感度は例えば80ガルの高感度に設定されている。
この乗客の安全を確保するために用いるP波検出器の他に、発生した地震の本当の強度を検出して機器の損傷を予測するためのS波検出器が組込まれている。したがって、このS波検出器の検出感度は例えば150ガルの低感度に設定されている。そして、検出感度が150ガルの低感度に設定されたS波検出器がS波を検出すると、150ガル以上の強い振動レベルのため、機器損傷の可能性を考慮し、無条件でエレベータを運転中止させる。そして、この場合、当該エレベータの保守管理会社の保守員が当該エレベータの設置場所を訪れて、当該エレベータに対する点検を実施した後に、保守員がマニュアル操作でエレベータの運転を再開させる。
一方、80ガルの高感度に設定されているP波検出器がP波を検出して、150ガルの低感度に設定されているS波検出器がS波を検出しない場合は、地震の揺れは小さくて、エレベータの運転に支障は無いと考えられるため、地震発生後、一定時間後にエレベータの通常運転を自動的に再開する。
このような地震監視制御機能が付されたエレベータの運転状況は、このエレベータの設置位置に対して離れた位置に設置された監視センターに、例えば公衆電話網等の通信回線を介して自動的に送信される。多数のエレベータの運転状況が入力される監視センターのオペレータは、各エレベータから受信した地震の状況に基づいて、保守員を各エレベータに点検作業に向かわす。
この場合、監視センターは、一つの都市や地域等の一定範囲に存在する多数のエレベータから運転状況が入力されるので、地震発生時には、この地域の全てのエレベータから一斉に地震発生の状態が監視センターへ送信されるので、各エレベータと監視センターとを接続する通信回線が混んで、輻輳が生じる懸念がある。
そこで、特許文献1の「エレベータの遠隔監視装置」においては、各エレベータ毎に、地震検出時刻から地震検出情報を監視(保守)センターへ送信する送信時刻までの経過時間をずらせている。その結果、各エレベータと監視センターとを接続する通信回線が混んで、輻輳が生じることが未然に防止できる。
特開平3―106776号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術手法においても、まだ改良すべき次のような課題があった。
すなわち、前述したように、P波検出器とS波検出器との2台の地震波検出器でそれぞれ、P波、S波を個別に検出してエレベータの各部を制御するシステムにおいては、前述したように、地震発生時に各エレベータが監視センターへ通知する情報としては、P波検出器がP波を検出したこと、管制運転時においてかごが最寄階へ到着したこと、S波検出器がS波を検出したこと、その結果エレベータを運転中止したこと、所定の猶予時間を過ぎてもかごが最寄階へ到着しないこと、P波を検出し一定時間経過してもS波が検出されずにエレベータの運転を再開したこと等である。
以上のように、1つのエレベータが監視センターへ送信する情報と、送信タイミングとはそれぞれ重要な意味を持つ。したがって、各情報の送信タイミングを情報種別でなくエレベータ毎に単純にタイミングをずらせることは、監視センターにとっては、重要な情報が欠落したり、後回しになることになる。
例えば、かご内への乗客の閉じ込め事故の可能性のある「所定の猶予時間を過ぎてもかごが最寄階へ到着しないこと」等の重要な情報はその情報が発生した時点で直ちに監視センターへ通知すべきである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、地震発生時にエレベータから監視センターへ通知すべき情報とこの情報の通知タイミングを最適に設定することによって、たとえ地震発生時においても各エレベータから監視センターへの通信回線の輻輳や監視センターでの情報処理量の増大化を抑制したうえで、監視センターは各エレベータにおけける必要不可欠な情報のみを、それぞれ最適タイミングで監視できるエレベータの地震監視制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明においては、通常時に呼びが指定する階へかごを移動するエレベータ通常運転を実施し、P波検出器が初期微動規定レベル以上のP波を検出するとエレベータ通常運転を中止して地震発生時の管制運転を実施し、P波検出に続いてS波検出器が本震規定レベル以上のS波を検出するとエレベータ通常運転の中止を維持し、P波検出から一定時間以内にS波検出器がS波を検出しない場合はエレベータ通常運転を自動的に再開するエレベータの地震監視制御装置において、
P波検出の情報は、P波検出から一定時間後にエレベータ通常運転が再開された時点で監視センターへ通知し、S波検出の情報は、P波検出から一定時間以内にS波が検出された時点で監視センターへ通知する。
このような構成のエレベータの地震監視制御装置においては、地震の初期微動であるP波を検出した時点では監視センターへの通報は行わずに、P波の次に来るS波のレベルが本震規定レベルより小さい場合は一定時間後にエレベータが通常運転を再開したことを監視センターへ通知する。一方、S波のレベルが本震規定レベルより大きい場合は、S波検出の情報は即座に監視センターへ通知される。
また管制運転は、P波検出時に階と階との間に位置していたかごを最寄階へ移動し、当該最寄階で戸開する最寄階移動手段を含む。そして、P波検出から所定の猶予時間内に、当該かごが最寄階に到達しない場合は、最寄階不到着の情報を監視センターへ通知する。
さらにP波検出から一定時間以内に、S波検出器がS波を検出してなくて、かつかごが最寄階に到着している場合に、エレベータ通常運転を自動的に再開するようにしている。このように、かごの正常運転が確認されたのち、エレベータは通常運転に復旧する。
本発明においては、たとえ地震発生時においても各エレベータから監視センターへの通信回線の輻輳や監視センターでの情報処理量の増大化を抑制したうえで、監視センターは各エレベータにおける必要不可欠な情報のみを、それぞれ最適タイミングで監視できる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係わる地震監視制御装置が組込まれたエレベータの概略構成図である。
建屋内に設けられた昇降路1の上側の機械室2内に巻上機3、図示しない例えばコンピュータ等の情報処理装置が組込まれている制御盤が設けられている。巻上機3に掛けられたメインロープ4の一方端にかご5が吊り下げられ、他方端に釣り合い錘6が吊り下げられている。かご5内にはかご呼登録装置7が設けられ、建屋の各階のエレベータホールには乗場呼び登録装置8が取付られている。制御盤内に組込まれているエレベータ通常運転部9は、かご呼登録装置7及び各乗場呼び登録装置8で登録された呼びに基づいて、外部電源10から電力が供給されている駆動部11を介して巻上機3を回転駆動することによって、かご5を昇降路1内で前記呼びが指定する目的階へ移動制御する。
さらに、昇降路1の最下階の下側に設けられたピット12内にはP波検出器13が設置されている。このP波検出器13は地震における予め定められた例えば80ガルの初期微動規定レベル以上のP波(Primary Wave)を検出すると、P波検出信号aを制御盤内に設けられた管制運転部14、タイマ回路15へ送出する。
また、機械室2内にはS波検出器16が設置されている。このS波検出器16は地震における予め定められた例えば150ガル等の本震規定レベル以上のS(Secondary Wave)波を検出すると、S波検出信号bを制御盤内に設けられたエレベータ運転中止部17及びエレベータ運転再開部21へ送出する。
管制運転部14内には最寄階移動部18が組込まれている。そして、この管制運転部14は、P波検出器13からP波検出信号aが入力されると、エレベータ通常運転部9へ通常運転の中止を指示して、駆動部11を介して、地震発生時の管制運転cを開始する。具体的には、最寄階移動部18が起動して、地震発生時点で運転中のかご5の現在位置を駆動部11を介して検出し、この現在位置から最も短時間で、又は最も短距離で行くことができる最寄り階を求める。そして、駆動部11へかご5を強制的に最寄階へ移動させる指示を送ると共に、最寄階到着検出部19を起動する。
最寄階到着検出部19は、かご5と各階のドア近傍とに設けられた各係合部材20a、20bが互いに係合することで、かご5が最寄階に到着したことを確認し、最寄階到着情報dを管制運転部14へ送出すると共に、エレベータ運転再開部21及び最寄階不到着判定部22へ送出する。
最寄階到着検出部19から最寄階到着情報dを受領した管制運転部14は、当該最寄階において、かご5のドアを開き、乗客を該当階のエレベータホールへ退避させる。
また、タイマ回路15は、P波検出器13からP波検出信号aが出力された時刻からの経過時間tを計時し、計時した経過時間tをエレベータ運転再開部21及び最寄階不到着判定部22へ送出する。
通信部23は、このエレベータの運転状態を例えば公衆電話回線網等の通信回線24を介してエレベータの保守管理会社の監視センター25に送信する。
次に、エレベータ通常運転部9、管制運転部14、エレベータ運転中止部17、最寄階不到着判定部22、及びエレベータ運転再開部21の動作を図2、図3、図4、図5のタイムチャートを用いて説明する。
図2に示すように、P波検出器13のP波検出信号aが出力された経過時間t=0にて、管制運転部14は、エレベータ通常運転部9のエレベータ通常運転eを中止し、自己の管制運転cを開始する。そして、P波検出信号aが出力された4〜5秒の経過時間t1にて、エレベータ運転中止部17が「S波検出、地震発生、エレベータ運転中止」の情報fを通信部23、通信回線24を介して監視センター25へ送信する。
また、経過時間t2にて、管制運転cが終了して、最寄階到着検出部19から最寄階到着情報dが出力されると、かご5の最寄階移動が正常に終了したことになる。その結果、P波検出時刻(t=0)から例えば5分等の一定時間TSを経過した時点において、最寄階到着情報dが出力された状態であるので、最寄階不到着判定部23は、監視センター25へなにも送信しない。
さらに、P波検出時刻(t=0)から例えば3分等の一定時間TAを経過した時点において、S波検出信号bは出力済であるので、エレベータ運転再開部21は、監視センター25へなにも送信しない。
したがって、P波が検出され、P波検出後、一定時間TA内にS波が検出され、さらにP波検出後、一定時間TB内にかごが最寄階に到着している条件においては、監視センター25に対して、S波検出タイミングで「S波検出、地震発生、エレベータ運転中止」の情報fが1回のみ送信される。
また、図3に示すように、地震の規模が大きくて、管制運転部14がP波検出(t=0)に同期して、管制運転cを開始したが、機器に損傷が生じて、かご5が最寄階に到着しない場合は、最寄階到着検出部19から最寄階到着情報dが出力されことはない。その結果、P波検出時刻(t=0)から5分等の一定時間TBを経過した時点において、最寄階到着情報dは出力されない状態であるので、最寄階不到着判定部23は、監視センター25へ「かご、最寄階不到着」の情報fを送信する。
このように、かご5の最寄階への移動に支障が発生するほど地震の規模が大きい場合は、S波検出タイミングで「S波検出、地震発生、エレベータ運転中止」の情報fが送信されると共に、P波検出時刻(t=0)から一定時間TSを経過したタイミングで、かご5内への乗客の閉じ込め事故の可能性のある「かご、最寄階不到着」の重要な情報fと監視センター25へ送信されるので、乗客に対する安全性は十分確保される。
図4に示すように、発生した地震の強度が低い場合においては、検出感度が150ガルと極端に低いS波検出器16からS波検出信号bが出力されることはない。しかし、検出感度が80ガルと十分に高いP波検出器13はP波検出信号aを出力する。したがって、P波検出と同時に(t=0)、管制運転cが開始され、経過時間t2にて、管制運転cが終了して、最寄階到着検出部19から最寄階到着情報dが出力されると、かご5の最寄階移動が正常に終了したことになる。
さらに、P波検出時刻(t=0)から例えば3分等の一定時間TAを経過した時点においてS波検出信号bは出力されていないので、エレベータ運転再開部21が起動して、最寄階到着情報dが出力されていることを確認の後、エレベータ通常運転部9へエレベータ通常運転の再開を指示して、エレベータ運転状態eへ移行させる。さらに、エレベータ運転再開部21は、「地震発生、その後、エレベータ運転再開」の情報fを監視センター25へ送信する。
なお、図5に示すように、かご5の最寄階への移動に支障が発生するほど規模の大きな地震が発生したが、例えばS波検出器16が故障してS波検出信号bが出力されないとき、又は、S波検出器16からS波検出信号bが出力されないほど小さな地震であるが、何らかの要因にて、かご5の最寄階への移動に支障が生じた場合には、管制運転部14がP波検出(t=0)に同期して、管制運転cを開始するが、かご5が最寄階に到着しないので、最寄階到着情報dが出力されることはない。その結果、P波検出時刻(t=0)から2分等の一定時間TAを経過した時点において、エレベータ運転再開部21がエレベータの運転再開を指示することはない。そして、P波検出時刻(t=0)から5分等の一定時間TBを経過した時点において、最寄階到着情報dは出力されない状態であるので、最寄階不到着判定部23は、監視センター25へ「かご、最寄階不到着」の情報fを送信する。
このように、たとえ、S波検出信号bが出力されなかったとしても、かご5が最寄階へ到着していなければ、エレベータは運転再開されない。
図6はこのように構成されたエレベータの地震監視装置の全体動作を示す流れ図である。
P波検出器13がP波を検出すると(ステップS1)、経過時間tの初期化(T=0)を実施する(S2)。さらに、管制運転cを開始する(S3)。P波検出器13のP波検出からの経過時間tが2分等の一定時間TAを経過する前に(S5)、S波検出器16がS波を検出すると(S4)、「地震発生、エレベータ運転中止」の情報を監視センター25へ通知(送信)する(S6)。その後、経過時間tが5分の猶予時間TBに達する前(S8)に、かご5の最寄階到着が確認できると(S7)、実際にエレベータの運転を中止する(S10)。
また、経過時間tが5分の猶予時間TBを経過しても、かご5の最寄階到着が確認できない場合は(S8)、監視センター25へ「かご、最寄階不到着」の情報fを送信する(S9)。そして、実際にエレベータの運転を中止する(S10)。
S5にて、P波検出器13のP波の検出からの経過時間tが2分等の一定時間TAを経過しても、S波検出器16がS波を検出しないと、この時点で、かご5が最寄階に到着しているか否かを調べる(S11)。かご5が最寄階に到着している場合は、エレベータの運転を再開し(S12)、監視センター25へ、「地震発生、その後、エレベータ運転再開」を通知する(S13)。この時点でかご5が最寄階に到着してないと、かご5が最寄階に到着するのを待って、S12、S13へ進む。
そして、経過時間tが5分の猶予時間TBを経過しても、かご5の最寄階到着が確認できない場合は(S14)、監視センター25へ「かご、最寄階不到着、エレベータ運転中止」の情報fを送信する(S15)。そして、実際にエレベータの運転を中止する(S16)。
このように構成されたエレベータの地震監視制御においては、P波検出器13がP波検出信号aを出力した時点(t=0)では監視センター25への通報は行わずに、さらにS波検出器16からS波検出信号bが出力されない場合には、一定時間TA後にエレベータが通常運転を再開し、そのエレベータ運転再開が監視センター25へ通知される。一方、S波検知器16からS波検出信号bが出力された場合は、S波検出とエレベータ運転中止が監視センター25へ通知される。
このようにして、地震発生時において、エレベータは監視センター25に対して、重要な情報の1回の報知を実施するのみである。よって、監視センター25においては、地震発生時のエレベータの状況を把握することができ、監視センター25への回線輻輳や監視センター25の情報処理量増大を抑制することができる。
また、P波が検出されて、管制運転cが実行されたときに、かご5が最寄階に到達しない場合は、最寄階不到着の情報が監視センター25へ通知される。このように、かごの乗客の安全性に関する重要な情報は、その都度確実に監視センター25へ送信される。
本発明の一実施形態に係わる地震監視制御装置が組込まれたエレベータの概略構成図である。 同実施形態のエレベータの地震監視制御装置が行う地震監視制御動作を示すタイムチャート 同じく同実施形態の地震監視制御装置が行う地震監視制御動作を示すタイムチャート 同じく同実施形態の地震監視制御装置が行う地震監視制御動作を示すタイムチャート 同じく同実施形態の地震監視制御装置が行う地震監視制御動作を示すタイムチャート 同じく同実施形態の地震監視制御装置が行う地震監視制御動作を示す流れ図
符号の説明
1…昇降路、2…機械室、3…巻上機、4…メインロープ、5…かご、7…かご呼登録装置、8…乗場呼び登録装置、9…エレベータ通常運転部、11…駆動部、12…ピット、13…P波検出器、14…管制運転部、15…タイマ回路、16…S波検出器、17…エレベータ運転中止部、18…最寄階移動部、19…最寄階到着検出部、21…エレベータ運転再開部、22…最寄階不到着判定部、23…通信部、24…通信回線、25…監視センター

Claims (1)

  1. 通常時に呼びが指定する階へかごを移動するエレベータ通常運転を実施し、P波検出器が初期微動規定レベル以上のP波を検出すると前記エレベータ通常運転を中止して地震発生時の管制運転を実施し、前記P波検出に続いてS波検出器が本震規定レベル以上のS波を検出すると前記エレベータ通常運転の中止を維持し、前記P波検出から一定時間以内に前記S波検出器が前記S波を検出しない場合は前記エレベータ通常運転を自動的に再開するエレベータの地震監視制御装置において、
    前記P波検出の情報は、前記P波検出から前記一定時間後に前記エレベータ通常運転が再開された時点で監視センターへ通知し、
    前記S波検出の情報は、前記P波検出から前記一定時間以内にS波が検出された時点で前記監視センターへ通知し
    前記管制運転は、P波検出時に階と階との間に位置していたかごを最寄階へ移動し、当該最寄階で戸開する最寄階移動手段を含み、
    前記P波検出から所定の猶予時間内に、当該かごが前記最寄階に到着しない場合は、最寄階不到着の情報を前記監視センターへ通知し、
    前記P波検出から前記一定時間内に、前記S波検出器が本震規定レベル以上のS波を検出してなくて、かつかごが前記最寄階に到着している場合に、前記エレベータ通常運転を自動的に再開することを特徴とするエレベータの地震監視制御装置。
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