JP5169590B2 - 無停電電源装置およびその製造方法 - Google Patents

無停電電源装置およびその製造方法 Download PDF

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本発明は無停電電源装置およびその製造方法に関する。
商用電源の停電時でも電力を確保するためのバックアップ電源として、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply、「UPS」ともいう)が広く利用されている。以下では、交流入力と交流出力間が絶縁されていない構成の三相交流用無停電電源装置について説明する。三相交流には、3本の電線あるいはケーブルを用いて配電される三線式の交流、すなわち三相三線交流と、4本の電線あるいはケーブルを用いて配電される四線式の交流、すなわち三相四線交流とがある。日本では三相三線式の200V級が一般的であるが、海外では、四線式の400V級が一般的である。このような配電方式の違いに対応して、無停電電源装置にも異なる回路構成が要求される。
図6は三相三線交流に対応した従来例の無停電電源装置の回路構成を示す図である。この回路構成は、例えば特許文献1に従来例として示されている。図6に示す無停電電源装置は、交流を直流に変換する整流器11、12、13と、直流を蓄えるバッテリBTと、直流を交流に変換するインバータ21、22、23とを有し、交流電源が健全時は、交流を整流器11、12、13により直流に変換してインバータ21、22、23に入力するとともにバッテリBTを充電し、交流電源が停電時には、バッテリBTに蓄えられた直流をインバータ21、22、23に入力して負荷に交流電力を供給するように構成される。整流器11、12、13とインバータ21、22、23との間の直流リンクには、直流コンデンサCDCが接続される。三線式で配電された3相R、S、Tの交流は、LC回路を介して整流器11、12、13に入力される。インバータ21、22、23は、LC回路を介して、3相U、V、Wの交流を出力する。
整流器11、12、13およびインバータ21、22、23としては、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の高速スイッチング素子とそれらに逆並列接続されたダイオードで構成されるブリッジ回路が用いられ、高速スイッチング素子はPWM(パルス幅変調)制御される。図6では、この制御のための構成は省略する。整流器11、12、13およびインバータ21、22、23として、より簡単あるいは安価な構成も採用することも可能であるが、入力の力率を高められることや、入力電流に高調波成分を含まないように制御することができることから、上述のようなブリッジ回路が用いられている。
図7は三相四線交流に対応した従来例の無停電電源装置の回路構成を示す図である。この回路構成は、例えば特許文献2に示されたものと同等である。なお、図6に示す無停電電源装置と同じ回路構成をもつ部分に関しては、定格電流の違いを無視して、図6と同じ符号で示す。図7に示す無停電電源装置は、図6に示す無停電電源装置と同様に、交流を直流に変換する整流器11、12、13と、直流を蓄えるバッテリBTと、直流を交流に変換するインバータ21、22、23とを有し、交流電源が健全時は、交流を整流器11、12、13により直流に変換してインバータ21、22、23に入力するとともにバッテリBTを充電し、交流電源が停電時には、バッテリBTに蓄えられた直流をインバータ21、22、23に入力して負荷に交流電力を供給するように構成される。整流器11、12、13とインバータ21、22、23との間の直流リンクには、直流コンデンサCDCが接続される。4線の入力のうち位相が互いに異なる3相R、S、Tはそれぞれ、LC回路を介して整流器11、12、13に入力される。4線の入力の残りの1線は中性相nであり、整流器11、12、13の入力に接続されるLC回路のキャパシタは、図6の回路構成のように3相R、S、T入力の相互間ではなく、各相と中性相nとの間に接続される。インバータ21、22、23は、LC回路を介して、3相U、V、Wの交流を出力する。インバータ21、22、23の出力に接続されるLC回路のキャパシタも、入力側と同様に、3相U、V、Wの相互間ではなく、各相と中性相nとの間に接続される。また、入力電圧と出力電圧とが平衡していない場合には入力側の中性相nと出力側の中性相nとの間に電位差が生じることから、これを解消するため、整流器11、12、13とインバータ21、22、23との間の直流リンクにコンバータ31が設けられ、リアクタンスを介して中性相nに接続される。
特許第3122613号公報 特許第3115143号公報
三相三線交流用の無停電電源装置と三相四線交流用の無停電電源装置とでは、回路構成に類似した部分もある。しかし、200V級と400V級とでは回路の電流定格が異なるため、日本国内向け三相三線200V級無停電電源装置と、海外向け三相四線400V級無停電電源装置とは、部品も回路構成も異なるものとして製造されている。
本発明は、このような課題を解決し、三相三線交流用と三相四線交流用とで共通のハードウェアを利用することのできる無停電電源装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によると、交流を直流に変換する整流器と、直流を蓄えるバッテリと、直流を交流に変換するインバータとを有し、交流電源が健全時は、交流を整流器により直流に変換してインバータに入力するとともにバッテリを充電し、交流電源が停電時には、バッテリに蓄えられた直流をインバータに入力して負荷に交流電力を供給するようにした無停電電源装置において、三相交流に対して5個の入力端子と5個の出力端子とを有し、整流器として、5個の入力端子のうち第1から第4の入力端子に接続される4回路を有し、インバータとして、5個の出力端子のうち第1から第4の出力端子に接続される4回路を有し、上記5個の入力端子の第5の入力端子と上記5個の出力端子の第5の出力端子とに接続されそれらの間の電位差を解消するコンバータを有し、三相三線交流に対しては、互いに位相の異なる3相の入力の1つが第1から第4の入力端子のうちの2個の入力端子に、3相の入力のうち他の1つが第1から第4の入力端子の残りの2個の入力端子に、3相の入力のうち残りの1つが5個の入力端子の第5の入力端子にそれぞれ接続され、第1から第4の出力端子の2個の出力端子が3相出力のうち1相用の出力端子となり、第1から第4の出力端子の残りの2個の出力端子が3相出力のうち他の1相用の出力端子となり、第5の出力端子が3相出力のうち残り1相用の出力端子となり、三相四線交流に対しては、互いに位相の異なる3相の入力が第1から第4の入力端子のうちの3個の入力端子に接続され、中性相の入力が第5の入力端子に接続され、第1から第4の出力端子のうちの3個の出力端子が3相の出力端子となり、第5の出力端子が中性相の出力端子となることを特徴とする無停電電源装置が提供される。
コンバータは、第1から第4の出力端子に接続される4回路の各々と同等の電流定格を有する2つの並列回路により構成することができる。また、整流器とインバータとを接続する直流リンクとバッテリとの間に、直流電圧を降圧および昇圧する双方向チョッパを有することもできる。
本発明の第2の観点によると、三相交流に対して5個の入力端子と5個の出力端子とが設けられ、5個の入力端子のうち第1から第4の入力端子に対応して交流を直流に変換する整流器を取り付けるための4個の整流器取付部が設けられ、5個の出力端子のうち第1から第4の出力端子に対応して直流を交流に変換するインバータを取り付けるための4個のインバータ取付部が設けられた回路基板上に、5個の入力端子の第5の入力端子を中性相入力とし、第1から第4の入力端子のうち3個に対応する整流器取付部に整流器を取り付け、5個の出力端子の第5の出力端子を中性相とし、第1から第4の出力端子のうち3個に対応するインバータ取付部にインバータを取り付けることを特徴とする無停電電源装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、三相三線交流用と三相四線交流用とで共通のハードウェアを利用することができる。さらに詳しく述べると、例えば、三線方式の200V級と四線方式の400V級のように、三相三線交流用の電流定格が三相四線交流用のもののほぼ2倍となる場合に、400V級の電流定格で回路部品を選定しておき、200V級の三相三線交流に対しては、整流器およびインバータなどを並列使用できる構成にすることができる。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態に係る無停電電源装置の回路構成を示す図である。ここでは、三線方式の200V級と四線方式の400V級の双方の三相交流に対応する構成を例に説明する。なお、従来例の説明の際に使用した符号と同じ符号で示す回路は従来と同じ回路であり、その説明を省略または簡略化する。
この無停電電源装置は、三相交流に対して5個の入力端子i1〜i5と5個の出力端子o1〜o5とを有し、交流を直流に変換する整流器と11〜14と、直流を蓄えるバッテリBTと、直流を交流に変換するインバータ21〜24とを有し、交流電源が健全時は、交流を整流器11〜14により直流に変換してインバータ21〜24に入力するとともにバッテリBTを充電し、交流電源が停電時には、バッテリBTに蓄えられた直流をインバータ21〜24に入力して負荷に交流電力を供給するように構成される。4回路の整流器11〜14は、それぞれLC回路を介して、5個の入力端子i1〜i5のうち第1から第4の入力端子i1〜i4に接続される。インバータ21〜24は、それぞれLC回路を介して、5個の出力端子o1〜o5のうち第1から第4の出力端子o1〜o4に接続される。また、この無停電電源装置は、第5の入力端子i5と第5の出力端子o5とにそれぞれLC回路を介して接続されそれらの間の電位差を解消するコンバータ31、32を有する。整流器11〜14とインバータ21〜24およびコンバータ31、32との間の直流リンクには、直流コンデンサCDCが接続される。
[三相三線交流での使用形態]
図2は図1に示す無停電電源回路の三相三線交流用としての使用形態を示す図である。三相三線交流用として使用する場合には、互いに位相の異なる3相R、T、Sの入力のうちR相が第1から第4の入力端子i1〜i4のうちの2個の入力端子i1およびi2に、T相の入力が残りの2個の入力端子i3およびi4に、S相の入力が第5の入力端子i5にそれぞれ接続される。また、第1から第4の出力端子o1〜o4の2個の出力端子o1およびo2が3相出力U、W、VのうちU相用の出力端子となり、残りの2個の出力端子o3およびo4がW相の出力端子となり、第5の出力端子o5がV相の出力端子となる。
すなわち、三相三線交流入力のち第1相Rは、2つの入力端子i1、i2から、それぞれLC回路を介して整流器11、12に入力される。第2相Sは、入力端子i5に入力される。第3相Tは、2つの入力端子i3、i4から、それぞれLC回路を介して整流器13、14に入力される。整流器11〜14はそれぞれ、入力された交流を直流に変換し、インバータ21〜24に給電するとともに、バッテリBTを充電する。また、インバータ21、22は並列に動作し、直流を交流に変換して、LC回路を介して出力端子o1、o2に第1相Uを出力する。インバータ23、24もまた並列に動作し、直流を交流に変換して、LC回路を介して出力端子o3、o4に第3相Wを出力する。コンバータ31、32は、入力電圧と出力電圧とを平衡させ、入力側の第2相Sと出力側の第2相Vとの間に生じる電位差を解消する。すなわち、S相入力があるときにはバッテリBTへの給電と第2相Vの出力とを調整する。S相入力が途絶えたときには、インバータとしての動作となる。
[三相四線交流での使用形態]
図3は図1に示す無停電電源回路の三相四線交流用としての使用形態を示す図である。三相四線交流用として使用する場合には、互いに位相の異なる3相R、S、Tの入力が第1から第4の入力端子i1〜i4のうちの3個の入力端子i1〜i3に接続され、中性相nの入力が第5の入力端子i5に接続され、第1から第4の出力端子o1〜o5のうちの3個の出力端子o1〜o3が3相U、V、Wの出力端子、第5の出力端子o5が中性相nの出力端子となる。
すなわち、三相四線交流入力のち第1相Rは、入力端子i1からLC回路を介して整流器11に入力される。第2相Sは、入力端子i2からLC回路を介して整流器12に入力される。第3相Tは、入力端子i3からLC回路を介して整流器13に入力される。入力端子i4から整流器14への回路は、この三相四線交流用の場合には使用されない。整流器11〜13はそれぞれ、入力された交流を直流に変換し、インバータ21〜23に給電するともにバッテリBTを充電する。インバータ21〜23はそれぞれ、直流を交流に変換して、LC回路を介して出力端子o1に第1相U、出力端子o2に第2相Vおよび出力端子o3に第3相Wをそれぞれ出力する。コンバータ31、32は、入力電圧と出力電圧とを平衡させ、入力側の中性相nと出力側の中性相nとの間に生じる電位差を解消する。
入力端子i4、整流器14、インバータ24、出力端子o4およびこれらに付随するLC回路は、この無停電電源回路を三相四線交流で使用する場合には不要である。そこで、三相四線交流用としてのみ使用する無停電電源回路を製造する際に、図1に示す無停電電源回路と同じ部品を用いて、整流器14、インバータ24およびこれらに付随するLC回路の実装を省くこともできる。すなわち、三相交流に対して5個の入力端子(図3に示す入力端子i1〜io5に相当)および5個の出力端子(図3に示す出力端子o1〜o5に相当)が設けられる。そして、5個の入力端子のうち第1から第4の入力端子(図3に示す入力端子i1〜i4に相当)に対応して交流を直流に変換する整流器を取り付けるための4個の整流器取付部が設けられ、5個の出力端子のうち第1から第4の出力端子(図3に示す出力端子o1〜o4に相当)に対応して直流を交流に変換するインバータを取り付けるための4個のインバータ取付部が設けられた回路基板、すなわち三相三線交流用と共通の回路基板を用いる。そして、5個の入力端子の第5の入力端子(図3に示す入力端子i5に相当)を中性相入力とし、第1から第4の入力端子のうち3個((図3に示す入力端子i1〜i3に相当)に対応する整流器取付部に整流器(図3に示す整流器11〜13に相当)を取り付け、5個の出力端子のうち第5の出力端子(図3に示す出力端子o5に相当)を中性相とし、第1から第4の出力端子のうち3個(図3に示す出力端子o1〜o3に相当)に対応するインバータ取付部にインバータ(図3に示すインバータ21、22、23に相当)を取り付ける。
[電流定格の比較]
四線方式400V級の無停電電源装置に要求される電流定格と、三線方式200V級の無停電電源装置に要求される電流定格との比較を表1に示す。ここで、図6、図7に示す従来例について最初に説明し、次に図1〜図3に示す無停電電源装置での電流定格について説明する。
Figure 0005169590
入出力電圧が400Vで入出力電流が15Aであるとすると、図7に示す従来例における整流器11〜13およびインバータ21〜23のIGBTに流れる平均電流は、6.5Aとなる。また、コンバータ31のIGBTに流れる平均電流、すなわちn相電流は、U、V、Wの各出力相と中性相間にそれぞれ同一定格の単相整流負荷が接続される場合に最大となって、インバータ21〜23のIGBTにそれぞれ流れる電流のルート3倍となり、11.5Aとなる。一方、入力電圧が200Vで消費電力が同じであれば、入出力電流が30Aであり、図6に示す従来例における整流器11〜13およびインバータ21〜23のIGBTに流れる平均電流は、13Aとなる。すなわち、コンバータ31を除いた回路の電流定格は、200V級では400V級の2倍となる。
そこで、図1〜図3に示す回路構成において、回路部品を400V級の電流定格で選定しておき、200V級ではそれらを並列使用する。すなわち、整流器11〜14およびインバータ21〜24を400V級に対応する電流定格で構成し、これらを2つずつ並列に使用することで、200V級に対応することができる。コンバータ31、32に関しては、三相四線時にはインバータ21〜23のIGBTにそれぞれ流れる電流のルート3倍の電流となり、また、三相三線時には交流出力の第1相Uと第3相Wと同じ大きさの電流が流れる。コンバータ31、32は三相四線時と三相三線時で電流にそれほどの差はなく、単独で200V級と400V級の双方に対応するような定格のものを用いることもできる。しかし、定格の異なる部品が混在してしまうことになる。これを避けるためには、インバータ21〜24の各々と同様の回路の並列構成とし、インバータ21〜24と同じ電流定格の回路素子を用いた構成することが好ましい。
[第2の実施の形態]
図4および図5は本発明の第2の実施の形態に係る無停電電源装置の回路構成およびその使用形態を示す図であり、図4は三相三線交流用としての使用形態、図5は三相四線交流用としての使用形態を示す。なお、第1の実施の形態において用いた符号と同一の符号の部分は、第1の実施の形態のものと同一の部分を示し、その説明を省略または簡略化する。
この無停電電源装置は、整流器11〜14とインバータ21〜24とを接続する直流リンクとバッテリBTとの間に、直流電圧を降圧および昇圧する双方向チョッパ41を有することが第1の実施の形態と異なる。このような双方向チョッパ41を用いることで、バッテリBTとして、直流リンクの電圧よりも低い任意の電圧のものを用いることができる。双方向チョッパ41としては、単独で200V級と400V級の双方に対応するような定格のものを用いることもできるが、並列構成とし、整流器11〜14およびインバータ21〜24と同じ電流定格の回路構成とすることが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は要旨を変更しない限り種々変更することができる。例えば、対応する三相交流は200V級と400V級に限定されるものではなく、三相三線交流用の電流定格が三相四線交流用のもののほぼ2倍となる場合であれば、どのような電圧でもよい。入力端子i1〜i5と整流器11〜14との間のLC回路やインバータ21〜24あるいはコンバータ31、32と出力端子o1〜o5との間のLC回路の各構成については、必要に応じて適宜選択あるいは変更できる。整流器11〜14、インバータ21〜24およびコンバータ31、32としては、IGBTを用いたブリッジ回路を用いることが望ましいが、パワーMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)やGTO(Gate Turn Off Thyristor)を用いることも可能であり、さらに、他の安価な構成に変更することも可能である。また、整流器11〜14と、インバータ21〜24およびコンバータ31、32とで、別の回路構成を用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る無停電電源装置の回路構成を示す図である。 図1に示す無停電電源回路の三相三線交流用としての使用形態を示す図である。 図1に示す無停電電源回路の三相四線交流用としての使用形態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る無停電電源装置の回路構成および三相三線交流用としての使用形態を示す図である。 図4に示す無停電電源装置の三相四線交流用としての使用形態を示す図である。 三相三線交流に対応した従来例の無停電電源装置の回路構成を示す図である。 四相三線交流に対応した従来例の無停電電源装置の回路構成を示す図である。
符号の説明
11〜14 整流器
21〜24 インバータ
31、32 コンバータ
BT バッテリ
DC 直流コンデンサ
i0〜i5 入力端子
o0〜o5 出力端子

Claims (4)

  1. 交流を直流に変換する整流器と、直流を蓄えるバッテリと、直流を交流に変換するインバータとを有し、交流電源が健全時は、交流を上記整流器により直流に変換して上記インバータに入力するとともに上記バッテリを充電し、交流電源が停電時には、上記バッテリに蓄えられた直流を上記インバータに入力して負荷に交流電力を供給するようにした無停電電源装置において、
    三相交流に対して5個の入力端子と5個の出力端子とを有し、
    上記整流器として、上記5個の入力端子のうち第1から第4の入力端子に接続される4回路を有し、
    上記インバータとして、上記5個の出力端子のうち第1から第4の出力端子に接続される4回路を有し、
    上記5個の入力端子の第5の入力端子と上記5個の出力端子の第5の出力端子とに接続されそれらの間の電位差を解消するコンバータを有し、
    三相三線交流に対しては、互いに位相の異なる3相の入力の1つが上記第1から第4の入力端子のうちの2個の入力端子に、上記3相の入力のうち他の1つが上記第1から第4の入力端子の残りの2個の入力端子に、上記3相の入力のうち残りの1つが上記5個の入力端子の第5の入力端子にそれぞれ接続され、上記第1から第4の出力端子の2個の出力端子が3相出力のうち1相用の出力端子となり、上記第1から第4の出力端子の残りの2個の出力端子が上記3相出力のうち他の1相用の出力端子となり、上記第5の出力端子が上記3相出力のうち残り1相用の出力端子となり、
    三相四線交流に対しては、互いに位相の異なる3相の入力が上記第1から第4の入力端子のうちの3個の入力端子に接続され、中性相の入力が上記第5の入力端子に接続され、上記第1から第4の出力端子のうちの3個の出力端子が3相の出力端子となり、上記第5の出力端子が中性相の出力端子となる
    ことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 請求項1記載の無停電電源装置において、前記コンバータは、前記第1から第4の出力端子に接続される4回路の各々と同等の電流定格を有する2つの並列回路により構成されることを特徴とする無停電電源装置。
  3. 請求項1または2記載の無停電電源装置において、前記整流器と前記インバータとを接続する直流リンクと前記バッテリとの間に、直流電圧を降圧および昇圧する双方向チョッパを有することを特徴とする無停電電源装置。
  4. 三相交流に対して5個の入力端子と5個の出力端子とが設けられ、上記5個の入力端子のうち第1から第4の入力端子に対応して交流を直流に変換する整流器を取り付けるための4個の整流器取付部が設けられ、上記5個の出力端子のうち第1から第4の出力端子に対応して直流を交流に変換するインバータを取り付けるための4個のインバータ取付部が設けられた回路基板上に、上記5個の入力端子の第5の入力端子を中性相入力とし、上記第1から第4の入力端子のうち3個に対応する整流器取付部に整流器を取り付け、上記5個の出力端子の第5の出力端子を中性相とし、上記第1から第4の出力端子のうち3個に対応するインバータ取付部にインバータを取り付けることを特徴とする無停電電源装置の製造方法。
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