JP5164460B2 - タイヤ電力供給システム - Google Patents

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本発明は、タイヤに装着したセンサなどの電装品に対して電力を供給するタイヤ電力供給システムに関する。
従来から、トランスポンダを取り付けたタイヤを車両に装着して、外部からの質問信号に対する回答信号として、タイヤの自己識別情報を含む情報を外部に送信することが提案されており、さらには、タイヤ内圧やタイヤの温度を検知するセンサをトランスポンダと一体的に設け、検出したこれらのセンサからのデータを回答信号として送信するものも知られている。
上述のように車輪に取り付けられた、トランスポンダや各種のセンサに代表される電装品の電源は、車輪が回転するため、車両本体側から配線等で供給することが難しく、一方、電池等を電源とした場合には、車輪を軽量にする必要性から電池の容量を大きくすることができず、電池を交換することも容易ではないので、車両本体側等、外部からの電磁誘導によってこれらの電装品に電力を供給することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図4に概略回路図で示すように、自動車を駆動させると、自動車のバッテリー32に接続されたインバータ34が起動し、1次側コイル36が励磁されて、タイヤの半径方向に沿った磁束が発生する。すると、その磁束がタイヤの周方向に配設された2次側コイル38を貫通し、その2次側コイル38に電磁誘導により誘導起電力が発生する。電源としては、誘導起電力が発生する2次側コイル38と、この誘導起電力を整流する整流器35と、電力を蓄えるコンデンサ37とで構成され、極めてシンプルな構成とすることができ、このコンデンサ37の出力が、負荷となる電装品39に通電される。
特開2000−255229号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、タイヤのトレッド面またはサイド面に対して、偏平環状に巻回した複数の1次側コイル(給電側コイル)を周方向に並べて配置しており、発生している磁束の場所は多いが、各1次側コイルの大きさが2次側コイルの大きさとほぼ同じであるため、磁束を無駄に発生しているところがあり、タイヤ側に電力を伝送する効率が悪い。
また、タイヤのサイズに合わせて、1次側コイル(給電側コイル)の大きさを変える必要があるので、1次側コイル(給電側コイル)自体や、それを取り付ける台などに製作コストがかかってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、タイヤ側に電力を効率よく伝送でき、また、タイヤのサイズに合わせて、1次側コイル(給電側コイル)の大きさを変える必要のないタイヤ電力供給システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のタイヤ電力供給システムは、車両本体に、車両の電源装置に接続されたインバータによって励磁される1次側コイルを備え、タイヤに、前記1次側コイルとの電磁誘導によって誘導起電力を発生する複数個の2次側コイルを備え、
前記1次側コイルは、コイル断面積が、前記2次側コイルの2〜4個分のコイル断面積を有し、前記インバータにより励磁されて発生する磁束が、2〜4個の前記2次側コイルを貫通するように配設されており、前記複数の2次側コイルは、前記タイヤの全周に亘って並べて配設され、前記2次側コイル毎に、2次側コイルに発生した誘導起電力を整流する整流器が接続され、前記整流器毎に、電力を蓄える蓄電池が接続され、前記整流器毎に接続された蓄電池が並列に接続されていることを特徴とする。
本発明は、1次側コイルのコイル面積が、2次側コイルの複数個分のコイル面積を有して、1次側コイルで発生した磁束が複数個の2次側コイルを貫通するので、2次側コイル1個を貫通するときよりも車体側からタイヤ側に電力を効率良く伝送できる。また、タイヤのサイズに合わせて、給電側コイルの大きさを変える必要がない。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明のタイヤ電力供給システムの回路構成図である。本発明のタイヤ電力供給システムは、車両本体には、車両のバッテリー(電源装置)2に接続されたインバータ4によって励磁される1次側コイル6を備え、タイヤには、1次側コイル6との電磁誘導によって誘導起電力を発生する複数個の2次側コイル8を備えている。図1では、3個の2次側コイルが示されているが、実際には、複数個の2次側コイルが、タイヤの全周に亘って並べて配設される。2次側コイル8には、それぞれ2次側コイル8に発生した誘導起電力を整流するための4個のダイオードからなる整流器5が接続され、整流器5には、それぞれ電力を蓄えるコンデンサ(蓄電池)7が接続されている。各コンデンサ7の出力側は、並列に接続されており、各コンデンサ7から、トランスポンダや各種のセンサに代表される電装品9に電力が供給される。
図2は、本発明のタイヤ電力供給システムを説明するためのタイヤの透過斜視図である。タイヤ11のトレッド部の内面側には、タイヤの全周に亘って複数個の2次側コイル8が貼り付けられている。2次側コイル8は、例えばリッツ線を環状に複数回巻回して形成される。1次側コイル6は、例えばリッツ線を略長方形状に複数回巻回して形成され、長手方向がタイヤの周方向と同じになるようにして、タイヤ外側のトレッド面に対向して、車両本体(図示せず)に配設されている。1次側コイル6は、コイル面積が、2次側コイル8の2〜4個分のコイル面積を有する。また、1次側コイル6は、車両本体に備えたバッテリー(図示せず)に接続されたインバータ(図示せず)によって励磁され、インバータにより励磁されて発生する磁束が、2〜4個の2次側コイル8を貫通するように配設されている。
自動車を駆動させるとインバータが起動し、1次側コイル6が励磁されて、タイヤ11の半径方向に向かって磁束が発生する。すると、その磁束が、タイヤ11の周方向に並べて配設された2次側コイル8のうちの複数個(2〜4個)の2次側コイル8を貫通し、磁束が貫通した2次側コイル8毎に電磁誘導により誘導起電力が発生する。2次側コイル8毎に発生した誘導起電力は、図1に示す整流器5によって整流され、整流器5毎にコンデンサ7に電力が蓄えられ、この電力が電装品9に与えられる。
なお、図2では、2次側コイル8を、タイヤ11のトレッド部の内面側に、タイヤの全周に亘って並べて配設したが、1次側コイル6を、タイヤ外側のサイド面に対向するように配設して、2次側コイル8を、タイヤ11のサイド部の内面側に、タイヤの全周に亘って並べて配設するようにしても良い。また、図2では、2次側コイル8を、タイヤ11の内面側に貼り付けたが、タイヤ11に埋設するようにしても良い。
図3は、車輪の断面図である。タイヤ11は、ホイールリム13の外周面に組み付けられており、タイヤ11のトレッド部の内面側には、2次側コイル8と、図1で説明した整流器5とコンデンサ7とで構成される電源回路10が設けられている。また、ホイールリム13には、電装品9の一例として、タイヤ11がホイールリム13に組み付けられることによって形成される空間であるタイヤ内空部の圧力を測定するためのセンサモジュール3が取り付けられている。なお、センサモジュール3は、タイヤ11の内面に焼き付けて取り付けられ、走行中のタイヤが荷重下で変形してもタイヤ11から隔離したり壊れたりしないよう設けるようにしても良い。また、タイヤ内空部に別途の手段で保持したりすることも可能である。さらに、タイヤ11に空気を注入するためのタイヤバルブと一体となってホイールリム13に取り付けられるようにしても良い。
センサモジュール3は、内部に圧力センサと送受信回路とを備えており、電源回路10から電力の供給を受けて、圧力センサは、タイヤ内空部の圧力を測定し、送受信回路は、アンテナ12を介して外部から質問信号を受信し、圧力センサで測定したタイヤ内圧データを回答信号としてアンテナ12を介して外部に送信する。
本発明は、1次側コイルのコイル面積が、2次側コイルの複数個分のコイル面積を有して、1次側コイルで発生した磁束が複数個の2次側コイルを貫通するので、2次側コイル1個を貫通するときよりも車体側からタイヤ側に電力を効率良く伝送できる。また、タイヤのサイズが変わったときは、1次側コイル(給電側コイル)の大きさを変える必要がなく、2次側コイルの数を変更するだけで対応できる。また、1次側コイル(給電側コイル)のサイズも、比較的コンパクトで済み、取り付け方法の制限が少なくて済む。
また、本発明は、2次側コイル毎に整流器およびコンデンサを備えて、2次側コイルに発生した誘導起電力を整流して、コンデンサに電力を蓄えるので、1つのコンデンサに電力を蓄える場合に比べて、コンデンサの容量を小さくできる。したがって、コンデンサの形状、重さを小さくできるため、タイヤ内に配設した場合にタイヤバランスを損なうことがない。また、各コンデンサの出力側を、並列に接続しているので、タイヤ側に常に安定して電力を伝送でき、さらに、タイヤが停止・回転のどちらの状態でも、タイヤ側に電力を伝送できる。また、2次側コイル毎に整流しているので、誘起した電力が他のコイルから逃げることがない。
本発明のタイヤ電力供給システムの回路構成図である。 本発明のタイヤ電力供給システムを説明するためのタイヤの透過斜視図である。 車輪の断面図である。 従来のタイヤ電力供給システムの概略回路図である。
符号の説明
2 バッテリー
3 センサモジュール
4 インバータ
5 整流器
6 1次側コイル
7 コンデンサ
8 2次側コイル
9 電装品
10 電源回路
11 タイヤ
12 アンテナ
13ホイールリム

Claims (1)

  1. 車両本体に、車両の電源装置に接続されたインバータによって励磁される1次側コイルを備え、
    タイヤに、前記1次側コイルとの電磁誘導によって誘導起電力を発生する複数個の2次側コイルを備え、
    前記1次側コイルは、コイル断面積が、前記2次側コイルの2〜4個分のコイル断面積を有し、前記インバータにより励磁されて発生する磁束が、2〜4個の前記2次側コイルを貫通するように配設されており、
    前記複数の2次側コイルは、前記タイヤの全周に亘って並べて配設され、前記2次側コイル毎に、2次側コイルに発生した誘導起電力を整流する整流器が接続され、前記整流器毎に、電力を蓄える蓄電池が接続され、前記整流器毎に接続された蓄電池が並列に接続されていることを特徴とするタイヤ電力供給システム。
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