JP5164366B2 - 撮像装置、表示装置及びそのプログラム - Google Patents

撮像装置、表示装置及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、撮影スケジュールを設定することができる撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、撮像装置、例えば、デジタルカメラにおいては、ユーザがこれから撮影しようとする撮影時間(撮影の使用スケジュール)を入力すると、該入力した撮影時間と、現在の記録媒体の残量から撮影時の画質を自動的に設定するカメラが開発された(特許文献1)
公開特許公報 特開2002−142145
しかしながら、上記技術によれば、撮影を何日、何回にわたって行なうような場合でも、何日、何回分にわたったトータル分の動画撮影時間を入力し、該入力されたトータル分の動画撮影時間に基づいた適切な画質を設定することしかできず、撮影ペースが途中でオーバーしたり、撮影ペースが速かったりした場合には、適切に対応することができなかった。例えば、撮影期間が4日間、撮影ペースが1日、15分の場合に、1日30分も撮影記録した場合には撮影ペースがオーバーし、予定されている使用メモリ量をオーバーしてしまうため、4日間に渡って撮影を行なう前に空きメモリ容量が無くなってしまう。つまり、予定された使用メモリ容量がオーバーした場合には、これからの撮影を使用スケジュール通りに行なうことができない。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、撮影スケジュールを設定した後、撮影途中において撮影記録の状況を判定することによって、撮影途中において空きメモリ容量が無くなってしまうといった事態を防止可能とする撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、画質を設定する画質設定手段と、前記画質設定手段により設定された画質で、静止画撮影又は動画撮影により撮影された被写体の画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、静止画撮影における撮影枚数及び撮影期間、又は動画撮影における撮影時間及び撮影期間を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮影枚数及び撮影期間又は撮影時間及び撮影期間を撮影の使用スケジュールとして設定する設定手段と、前記設定手段により設定された使用スケジュールと、前記記録手段の空きメモリ容量とに基づいて、前記記録制御手段が前記記録手段に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を算出する第1の使用量算出手段と、前記第1の使用量算出手段により算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を算出する画質算出手段と、前記設定手段により設定された使用スケジュールによる撮影進行中に当該使用スケジュールに基づく撮影ペースより早い撮影ペースで前記画質算出手段により算出された画質により被写体の画像データを記録した場合に、前記使用スケジュールにおいて最後まで撮影ができないと判定する判定手段と、前記判定手段により最後まで撮影ができないと判定されると、前記使用スケジュールにおける残りの撮影枚数又は撮影時間と、前記空き容量とに基づいて、前記記録手段に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を再度算出する第2の使用量算出手段と、前記第2の使用量算出手段により再度算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を前記算出手段に算出させる算出制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、求項に記載の発明は請求項1に記載の撮像装置であって、前記質算出手段により算出された質をユーザに対して報知する報知手段と、前記報知手段により報知された画質のユーザによる選択を検出する検出手段と、前記検出手段により選択が検出された画質を前記画質設定手段に設定させるよう制御する第1の画質設定制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする
また、求項に記載の発明は、請求項に記載の撮像装置であって、前記画質算出手段により算出された画質を前記画質設定手段に自動的に設定させるよう制御する第2の画質設定制御手段をさらに備えたことを特徴とする
また、請求項4に記載の発明は、請求項3記載の撮像装置であって、前記設定手段により設定された使用スケジュールに基づいて、当該使用スケジュールの設定時から現在までの間に撮影される撮影枚数又は撮影時間を算出する算出手段と、前記設定手段による使用スケジュールの設定時から前記現在までの間に、前記記録制御手段により実際に記録された撮影枚数又は撮影時間を検出する検出手段と、をさらに備え、前記判定手段は、前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出された撮影枚数又は撮影時間と、前記検出手段により検出された撮影枚数又は撮影時間とを比較し、前記記録された撮影枚数又は撮影時間が前記算出された撮影枚数又は撮影時間より多いと判断された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3記載の撮像装置であって、前記設定手段により設定された使用スケジュールに基づいて、これから撮影される撮影枚数又は撮影時間を算出する算出手段と、現在の前記記録手段の空きメモリ容量及び前記画質設定手段により設定された画質に基づいて、記録することができる撮影枚数又は撮影時間を検出する検出手段と、をさらに備え、前記判定手段は、前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出された撮影枚数又は撮影時間と、前記検出手段により検出された撮影枚数又は撮影時間とを比較し、前記撮影枚数又は撮影時間が前記撮影枚数又は撮影時間より少ないと判断された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2又は3記載の撮像装置であって、前記画質算出手段により算出された画質と、前記設定手段により設定された使用スケジュールとに基づいて、当該使用スケジュールの設定時から現在までの間に使用されるメモリ容量を算出する算出手段と、前記判定手段は、前記設定手段による使用スケジュールの設定時から前記現在までの間に、前記記録制御手段による記録により実際に使用されたメモリ容量を検出する検出手段と、さらに備え、前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出されたメモリ容量と、前記検出手段により検出されたメモリ容量とを比較し、前記検出されたメモリ容量が前記算出されたメモリ容量より多いと判断された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2又は3記載の撮像装置であって、前記画質算出手段により算出された画質と、前記設定手段により設定された使用スケジュールとに基づいて、これから使用されるメモリ容量を算出する算出手段と、現在の前記記録手段の空きメモリ容量を検出する検出手段と、をさらに備え、前記判定手段は、前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出されたメモリ容量と、前記検出手段により検出された空きメモリ容量とを比較し、前記空きメモリ容量が前記使用されるメモリ容量より少ないと判断され場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする。
また、求項に記載の発明は請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置であって、前記入力手段は、前記使用スケジュールとして、前記撮影枚数とともに、撮影期間を入力することを特徴とする。
また、求項に記載の発明は請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置であって、前記入力手段は、前記使用スケジュールとして、前記撮影時間とともに、撮影回数を入力することを特徴とする。
また、求項10に記載の発明は請求項1乃至9の何れかに記載の撮像装置であって、前記判定手段により影が最後まで行なうことができないと判定された場合は、前記質算出手段により算出された質で、影が最後まで行なうことができるように、前記記録手段に記録されている画像データの画質を変更させて空きメモリ容量を増やすよう制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする
また、求項11に記載の発明は請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置であって、前記判定手段は、前記撮像装置がクレードルにセットされたタイミング、電源がオンされたタイミング、電源がオフされたタイミング、所定の周期間隔が到来したタイミング、ーザによって動作実行が指示されたタイミングのうち、少なくとも1以上のタイミングで、使用スケジュール通りの撮影を行なうことができるか否かを判定することを特徴とする
上記目的達成のため、請求項12記載の発明によるプログラムは、コンピュータを、画質を設定する画質設定手段、前記画質設定手段により設定された画質で、静止画撮影又は動画撮影により撮影された被写体の画像データを記録媒体に記録する撮影記録制御手段、前記静止画撮影における撮影枚数及び撮影期間、又は前記動画撮影における撮影時間及び撮影期間を入力する入力手段、前記入力手段により入力された撮影枚数及び撮影期間、又は撮影時間及び撮影期間を撮影の使用スケジュールとして設定する設定手段と、前記設定手段により設定された使用スケジュールと、前記記録媒体の空きメモリ容量と
に基づいて、前記記録制御手段が前記記録媒体に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を算出する第1の使用量算出手段と、前記第1の使用量算出手段により算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を算出する第1の画質算出手段、前記設定手段により設定された使用スケジュールによる撮影進行中に前記使用スケジュールに基づく撮影ペースより早い撮影ペースで前記画質算出手段により算出された画質により被写体の画像データを記録した場合に、前記使用スケジュールにおいて最後まで撮影ができないと判定する判定手段、前記判定手段により最後まで撮影ができないと判定されると、前記使用スケジュールにおける残りの撮影枚数又は撮影時間と、前記空き容量とに基づいて、前記記録手段に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を再度算出する第2の使用量算出手段、前記第2の使用量算出手段により再度算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を前記算出手段に算出させる算出制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、使用スケジュールに基づく撮影ペースより早い撮影ペースで被写体の画像データを記録した場合でも、使用スケジュール通りの撮影が可能となる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16から構成されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
CCD5は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはCPU10に送られる。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU10は、画像生成部9から送られてきた画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式、MPEG形式の圧縮・伸張)処理、撮影処理、再生処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10は、時を刻むクロック回路も含み、該クロック回路は時計としての機能も有する。
キー入力部11は、電源On/Offキー、モード切替キー、シャッタボタン、録画ボタン、メニューキー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU10は、このプログラムにしたがって各処理を行う。また、メモリ12は、本発明に必要なデータを記録させるための領域も有する。
DRAM13は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ14は、CCD5によって撮像され、CPU10によって圧縮された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態や動画撮影時にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示させ、画像再生状態にあるときはフラッシュメモリ14に記録された画像データを表示させる。また、各種モードに対応する画面も表示させる。
B.CPU10の機能について
CPU10の機能を図2の機能ブロック図を用いて説明する。
CPU10は、第2の制御手段21、画質設定手段22、撮影記録制御手段23、設定手段24、第1の制御手段25、推奨画質算出手段26、報知手段27、判定手段28、動作制御手段29、画質算出手段30を有する。
画質設定手段22は、撮影記録制御手段23により撮影記録される画像の画質を設定するものであり、第2の制御手段21は、ユーザのキー入力部11の操作によりユーザによって選択された画質に設定させるように画質設定手段22を制御するものである。
撮影記録制御手段23は、該画質設定手段22により設定された画質で、被写体を撮影し、該得られた画像データをフラッシュメモリ14に記録するものである。
設定手段24は、ユーザのキー入力部11の操作によって入力された撮影の使用スケジュールを設定するものである。このとき、使用スケジュールとして、ユーザは、「全撮影枚数及び撮影期間」、「各単位期間の撮影枚数及び撮影期間」のいずれかを選択して入力することができ、該入力された使用スケジュールを設定する。
推奨画質算出手段26は、前記設定手段により設定された使用スケジュールと、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量とに基づいて、該設定された使用スケジュール通りの撮影ができる画質の中で、比較的高い画質(最も高い画質も含む)である画質推奨画質を算出するものであり、第1の制御手段25は、設定手段24により使用スケジュールが設定されると、推奨画質算出手段26を制御することにより、該使用スケジュール設定時のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量と、該設定された使用スケジュールとに基づいて推奨画質を算出させる。
報知手段27は、推奨画質算出手段26により算出された推奨画質をユーザに対して報知させるものである。この報知は、画像表示部15に該推奨画質を表示させることにより報知させる。
判定手段28は、撮影記録制御手段23による撮影記録状況に基づいて、これからの撮影が推奨画質算出手段26で算出された推奨画質で該設定した使用スケジュール通りに最後まで行なえるか否かを判定する。つまり、フラッシュメモリ14に、使用スケジュールに基づくこれからの撮影に必要な空きメモリ容量があるか否かを判定する。
この判定手段28は、前回の判定時(使用スケジュール設定時から1度も判定が行なわれていない場合は、使用スケジュール設定時)から現在まで実際に使用された実際使用メモリ容量を検出する手段(検出手段)と、設定された使用スケジュールに基づいて、前回の判定時(使用スケジュール設定時から1度も判定が行なわれていない場合は、該使用スケジュール設定時)から現在までの間に使用されたであろうと推測される予定使用メモリ容量を算出する手段(算出手段)を含み、該検出された実際使用メモリ容量と、算出された予定使用メモリ容量とに基づいて、これからの撮影が推奨画質算出手段26で算出された推奨画質で該設定した使用スケジュール通りに最後まで行なえるか否かを判定する。この実際使用メモリ容量が予定使用メモリ容量より大きい場合には、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なえないと判定する。なお、この判定手段28は、所定のタイミングが到来したか否かを判定し、到来した時に判定を行なう。
判定手段28により使用スケジュール通りの撮影が最後まで行なえないと判定されると、動作制御手段29は、推奨画質算出手段26、画質算出手段30の何れかを制御して、ユーザに対して報知する。
推奨画質算出手段26を制御する場合は、再び推奨画質を再算出させ、該算出された推奨画質を再報知させる。この再報知は、直接動作制御手段29が行なうようにしてもよいし、報知手段27を制御することにより報知するようにしてもよい。このとき、動作制御手段29は、フラッシュメモリ14の現在の空きメモリ容量と、設定された使用スケジュールに基づいた、これから撮影されると予定される残りの撮影予定枚数とから推奨画質を再算出させるように推奨画質算出手段26を制御する。
また、画質算出手段30を制御する場合は、これからの撮影が、該算出した推奨画質で該設定した使用スケジュール通りに最後まで行なうことができるように、画質算出手段30に基準となる基準画質を算出させ、該算出された基準画質より高い画質の画像を該基準画質に変更するようにユーザに対して報知させる。この再報知は、直接動作制御手段29が行なうようにしてもよいし、報知手段27を制御することにより報知するようにしてもよい。この基準画質とは、フラッシュメモリ14に記録されている画像の中で、ある画質より高い画質の画像を該ある画質に下げれば、該算出した推奨画質で該設定した使用スケジュール通りに最後まで撮影することができるようになる画質のことをいう。画質が高ければ(良ければ)、その分メモリ使用量も増えるので、画質を下げることにより使用メモリ容量を少なくさせるというものである。
C.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を、主に使用スケジュール設定及び撮影と、使用状況判定の動作とに分けて説明するが、その前に、第1の実施の形態について簡単に説明すると、ユーザが撮影の使用スケジュールを設定すると、該設定した使用スケジュールと現在のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量とに基づいて推奨画質(使用スケジュール通りに撮影することができ、且つ一番良い画質)を算出して報知するとともに、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量の減り具合が予想以上に早い場合には、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なえないと判定して、新たに推奨画質を算出して報知したり、記録した画像の画質の変更を促す報知を行なうことにより、これからの撮影を使用スケジュール通りに最後まで行わせることを可能にするというものである。
このフラッシュメモリ14の空きメモリ容量の減り具合が予想以上に早い場合とは、ユーザが該報知された推奨画質より高い画質に設定した場合や、使用スケジュールに基づく撮影ペース(撮影枚数)よりオーバーペースで撮影していった場合である。
C−1.使用スケジュール設定及び撮影の動作について
まず、使用スケジュール設定及び撮影の動作を図3及び図4のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部11の電源On/Offキーの操作により、デジタルカメラ1の電源がオンされると、CPU10は、現在設定されているモードが使用スケジュールモードであるか否かを判断する(ステップS1)。このとき、ユーザはデジタルカメラ1の電源をオンすると、ユーザはキー入力部11のモード切替キーを操作することにより、任意のモードに設定することができる。
ステップS1で、使用スケジュールモードに設定されていると判断すると、CPU10は、使用スケジュールを入力するための画面を表示させる。
ここでは、使用スケジュールとして、静止画撮影の全撮影枚数及び撮影期間を入力させるための画面と、各単位期間の撮影枚数及び撮影期間を入力させるための画面を表示させ、ユーザは、キー入力部11を操作することにより、全撮影枚数及び撮影期間と、各単位期間の撮影枚数及び撮影期間とのどちらか一方を選択して入力することができる。このとき、各単位期間の撮影枚数及び撮影期間を選択した場合は、各単位期間毎に異なる撮影枚数を入力することができる。
例えば、全撮影枚数及び撮影期間を選択して入力する場合は、全撮影枚数を100枚、撮影期間を4日間と入力することができる。また、各単位期間(ここでは各日)の撮影枚数及び撮影期間を入力する場合は、撮影期間を4日間、1日目を16枚、2日目を50枚、3日目を20枚、4日目を14枚というように各日の撮影枚数を入力することができる。
次いで、CPU10は、セットキーの操作が行われたか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、キー入力部11からセットキーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
ステップS3で、セットキーの操作が行われていないと判断するとセットキーの操作が行なわれるまでステップS3に留まり、セットキーの操作が行なわれたと判断すると、CPU10は、該入力された使用スケジュールを設定する(ステップS4)。つまり、メモリ12の使用スケジュール記録領域に該入力された使用スケジュールを記録させる。このとき、使用スケジュール記録領域の該設定された時の日時(設定日時)も記録させる。
ここで、ユーザは、セットキーの操作を行なうまでは使用スケジュールを入力することができ、使用スケジュールの入力が完了したと判断するとセットキーの操作を行なうことにより入力した使用スケジュールを設定することができる。
使用スケジュールの設定を行なうと、CPU10は、該設定された使用スケジュール及びフラッシュメモリ14の空きメモリ容量に基づいて1枚当たりのメモリ使用量の算出を行う(ステップS5)。
具体的には、設定された使用スケジュールに基づく全撮影枚数とフラッシュメモリ14の空きメモリ容量とに基づいて、1枚当たりのメモリ使用量を算出する。使用スケジュールに基づく全撮影枚数とは、全撮影枚数及び撮影期間が選択されて入力された場合はそのまま入力された全撮影枚数がそのまま全撮影枚数となるが、各単位期間の撮影枚数及び撮影期間が選択されて入力された場合は、各単位期間の撮影枚数を合計した撮影枚数が全撮影枚数ということになる。例えば、上述した入力例でいくと、1日目が16枚、2日目が50枚、3日目が20枚、4日目が14枚となるので、合計した撮影枚数は100枚ということになり、これが全撮影枚数となる
また、1枚当たりのメモリ使用量の算出例としては、例えば、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量が50MB(メガバイト)であり、設定された使用スケジュールに基づく全撮影枚数が100枚の場合は、1枚当たりのメモリ使用量は0.5MBということになる。この算出された1枚当たりのメモリ使用量は、メモリ12のメモリ使用量記録領域に記録される。
次いで、CPU10は、該算出した1枚当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出する(ステップS6)。ここで、画質とは、画像のきめ細かさ、画像の綺麗さ等に関わる画像サイズ(画素数)、圧縮率等を総合したものをいい、画質が良くなればその分メモリ使用量も大きくなる。この算出された推奨画質は、メモリ12の推奨画質記録領域に記録される。
なお、1枚当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出するようにしたが、それぞれのメモリ使用量に対応する推奨画質を記録したテーブルを備え、該テーブルから1枚当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を読み出すようにしてもよい。また、画像サイズのみを画質というようにしてもよいし、圧縮率のみを画質というようにしてもよい。
次いで、CPU10は、該算出した推奨画質を画像表示部15に表示させることによりユーザに対して報知させる(ステップS7)。この推奨画質の報知は、1度だけ行なってもよいし、定期的に報知させるようにしてもよいし、連続的に報知するようにしてもよい。
これにより、推奨画質をユーザが認識することができる。
一方、ステップS1で、現在設定されているモードが使用スケジュールモードでないと判断すると、図4のステップS8に進み、CPU10は、静止画撮影モードであるか否かを判断する。
ステップS8で、静止画撮影モードでないと判断すると他のモードへ移行し、静止画撮影モードであると判断すると、CPU10は、CCD5による撮像を開始させ、CCD5により順次撮像され、画像生成部9により順次生成された輝度色差信号の静止画データを画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始させる(ステップS9)。
次いで、CPU10は、画質設定を行なうか否かを判断する(ステップS10)。
このとき、ユーザはスルー画像表示中にキー入力部11のメニューキーを操作して、画質設定を選択することができ、該操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてくると画質設定を行なうと判断する。
ステップS10で、画質設定を行なわないと判断するとそのままステップS14に進み、画質設定を行なうと判断すると、CPU10は、ユーザに画質を選択させるための画面を表示させる(ステップS11)。
このとき、ユーザはキー入力部11の十字キーを操作することにより表示された複数の画質の中から任意の画質を選択することができる。
次いで、CPU10は、セットキーの操作が行なわれたか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12で、セットキーの操作が行われていないと判断するとセットキーの操作が行なわれるまでステップS12に留まり、セットキーの操作が行なわれたと判断すると該選択されている画質に設定して(ステップS13)ステップS14に進む。
つまり、ユーザはセットキーの操作を行なうまでは自由に画質を選択することができ、選択した画質でよいと思うとセットキーを操作することにより画質の設定を行なうことができる。
これにより、図3のステップS7で、報知された推奨画質にユーザが設定することもできるし、該報知された推奨画質と異なる画質に設定することもできる。
ステップS14に進むと、CPU10は、静止画撮影を行なうか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS14で、静止画撮影を行なわないと判断するとステップS10に戻り、静止画撮影を行なうと判断すると、設定されている画質で静止画撮影記録処理を行って(ステップS15)、ステップS8に戻る。つまり、該設定されている画像サイズ、圧縮率等に基づいて該撮影された静止画データを記録する。
C−2.使用状況判定の動作について
次に、使用状況判定の動作を図5のフローチャートに従って説明する。
CPU10は、所定のタイミングが到来したか否かを判断する(ステップS31)。この所定のタイミングとは、例えば、デジタルカメラ1がクレードルにセットされたタイミング、一定周期が到来したタイミング、電源がオフにされたときのタイミング、電源がオンにされたときのタイミング、1日が終了したときのタイミング(例えば、0時0分になった時のタイミング)、ユーザによって使用状況判定を行なう旨の指示がされたときのタイミング等があり、何れであってもよく、電源オン状態、オフ状態に関わらず行なってもよい。
ステップS31で、所定のタイミングが到来したと判断すると、CPU10は、前回使用状況判定を行なった時(後述する判定時期記録領域に記録されている日時)、使用スケジュール設定時から一度も使用状況判定を行なっていない場合は図3のステップS4で使用スケジュールを設定した時(使用スケジュール記録領域に記録されている設定日時)から現在までの間に実際に使用された(記録された)フラッシュメモリ14の実際メモリ使用量mを検出する(ステップS32)。つまり、現時点のメモリ使用量から前回の使用状況判定処理を行った時点(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)のメモリ使用量を減算してメモリ使用量の増加分を算出することにより実際メモリ使用量mを検出する。
次いで、CPU10は、前回の使用状況判定処理を行った時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は図3のステップS4で使用スケジュールを設定した時点)から現在までの間に使用されたであろうと推測される予定メモリ使用量nを設定された使用スケジュールに基づいて算出する(ステップS33)。この予定メモリ使用量nの算出は、使用スケジュールとして「全撮影枚数及び撮影期間」と、「各単位期間の撮影枚数と撮影期間」とのどちらが設定されたかによって算出方法が少し異なる。
「全撮影枚数及び撮影期間」が入力され設定された場合は、設定された使用スケジュールの撮影期間と、前回の使用状況判定処理を行なった時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)から現在までの期間との比に応じて、設定された使用スケジュールの全撮影枚数から、使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影枚数を算出し、該算出した予定撮影枚数とメモリ使用量記録領域に記録されている1枚当たりのメモリ使用量(図3のステップS5で算出された1枚当たりのメモリ使用量、又は後述する図5のステップS38で算出された1枚当たりのメモリ使用量)とに基づいて算出する。例えば、使用スケジュールとして全撮影枚数を100枚、撮影期間を4日間と設定された場合であって、前回の使用状況判定処理の時や該使用スケジュールの設定時から現在までの期間が約2日間とする場合には、予定撮影枚数は50枚ということになり、該50枚と1枚当たりのメモリ使用量とに基づいて予定メモリ使用量nが算出される。つまり、「全撮影枚数及び撮影期間」が設定された場合は、各単位期間の撮影枚数は均等ということになる。例えば、全撮影枚数が100枚、撮影期間が4日間の場合は、1日当たり25枚ということになり、これが撮影ペースということになり、単位期間の撮影ペースが自動的に定められることになる。
一方、「各単位期間の撮影枚数及び撮影期間」が入力され設定された場合は、前回の使用状況判定処理を行なった時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)から現在までの期間に対応する期間の撮影枚数を、各単位期間の撮影枚数から予定撮影枚数を算出することになる。例えば、撮影期間を4日間、1日目を16枚、2日目を50枚、3日目を20枚、4日目を14枚と設定した場合であって、現在を3日目が満了した時点とし、前回の使用状況判定処理を行なった時期が1日目の終了した時点である場合は、前回の使用状況判定処理の時から現在までの期間が2日目と3日目との約2日間となり、予定撮影枚数は70枚となる。また、使用スケジュール設定時から1度も使用状況判定処理が行なわれていない場合である場合は、該使用スケジュールの設定時から現在までの期間が1日目と2日目と3日目との約3日間となり、予定撮影枚数は86枚ということになる。そしてこの予定撮影枚数とメモリ使用量記録領域に記録されている1枚当たりのメモリ使用量とに基づいて予定メモリ使用量nを算出することになる。つまり、「各単位期間の撮影枚数及び撮影期間」が設定された場合は「全撮影枚数及び撮影期間」が設定された場合とは違って、各単位期間の撮影枚数は均等ではなく、設定された各単位期間毎の撮影枚数がそのまま撮影ペースということになる。例えば、1日目が16枚と設定された場合は、これがそのまま1日目の撮影ペースということになり、2日目が50枚と設定された場合は、これがそのまま2日目の撮影ペースということになる。
次いで、CPU10は、該検出した実際メモリ使用量mと、該算出した予定メモリ使用量nを比較し(ステップS34)、該比較結果に基づいて実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きいか否かを判断する(ステップS35)。つまり、ステップS34及びステップS35では、図4のステップS15の静止画撮影記録処理による静止画データのフラッシュメモリ14への記録状況に基づいて、前回報知した推奨画質(推奨画質記録領域に記録されている推奨画質)で、設定した使用スケジュールどおりにこれから最後まで撮影を行なうことができるか否かを判定することになる。つまり、設定された使用スケジュールに基づいて、現在から撮影されるであろうと予想される残りの撮影枚数分の撮影を該推奨画質で行なうことができるか否かを判定することになる。
言い換えるならば、推奨画質に設定したものの設定された使用スケジュールに基づく撮影ペースより早い撮影ペースで撮影した場合や、該使用スケジュールに基づく撮影ペースで撮影しているが設定した画質が高い場合等は、これからの撮影が使用スケジュール通りに撮影することができないということになる。
例えば、報知された推奨画質より高画質に設定して撮影した場合や、設定した使用スケジュールより速いペースで撮影を行っていった場合、つまり、使用スケジュールとして全撮影枚数を100枚、撮影期間を4日間とした場合は単位期間当たり(ここでは、1日当たり)の撮影枚数は25枚であるのに対し、1日目で50枚も撮影した場合は、撮影ペースが速く、4日間で100以上撮影してしまう可能性があり、これからの撮影が、該報知した推奨画質で使用スケジュール(100枚撮影、4日間に渡って撮影)どおりに最後まで行なうことはできないからである。言い換えるならば、設定された使用スケジュール通りに撮影ができ、且つ、画質が最大となるように推奨画質を算出して報知したので、該報知された推奨画質で該設定した使用スケジュールで撮影を行なえば、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量が丁度なくなり、且つ、使用スケジュールどおりに最後まで撮影することはできるが、該推奨画質以上の画質でスケジュールどおりに撮影した場合は100枚撮影する前にフラッシュメモリ14の空きメモリ容量が無くなる可能性があり、また、推奨画質で撮影したが設定した使用スケジュールに基づくペースより速いペースで撮影を行なっていった場合には、4日間に渡って撮影することができない可能性があり、使用スケジュール通りに最後まで撮影を行なうことはできないからである。
なお、ステップS35での判断を行った場合は、判断結果に関わらず、CPU10は、メモリ12の判定時期記録領域に使用状況を判定した日時を記録させる。これにより、前回の使用状況判定処理を行った時期がわかる。
ステップS35で、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きくないと判断するとステップS31に戻り、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きいと判断すると、このままでは、設定した使用スケジュール通りにこれから最後まで撮影を行なう前に、途中でフラッシュメモリ14の空きメモリ容量が無くなってしまうと事前に判断し、CPU10は、推奨画質の再報知を行うか否かを判断する(ステップS36)。
ここで、このままでは、設定した使用スケジュール通りにこれから最後まで撮影を行なう前に、途中でフラッシュメモリ14の空きメモリ容量が無くなってしまうと判断した際に、新たに推奨画質を報知させるか、記録画像の画質変更の報知を行なうか、を予めユーザがキー入力部11を操作することにより設定することができ、該設定に基づいて、推奨画質を再報知させるか否かを判断する。この記録画像の画質変更の報知とは、既にフラッシュメモリ14に記録してある静止画の画質を低くさせて空きメモリ容量を増やすことにより使用スケジュール通りに撮影を行なわせるための報知のことをいう。
ステップS36で、推奨画質の再報知を行うと判断すると、CPU10は、残り撮影予定枚数を算出する(ステップS37)。具体的には、該設定され使用スケジュール記録領域に記録されている使用スケジュールと現在の日時から残り撮影予定枚数を算出する。この残り撮影予定枚数は、ステップS33と同様の動作により、使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影枚数を算出し、該算出した予定撮影枚数を該設定された使用ジュケジュールに基づく全撮影枚数から減算して求めるようにしてもよいし、直接残り撮影予定枚数を算出するようにしてもよい。
次いで、CPU10は、現在のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量と、該算出した残り撮影予定枚数とに基づいて、1枚当たりのメモリ使用量を算出する(ステップS38)。この算出された1枚当たりのメモリ使用量は、メモリ12のメモリ使用量記録領域に上書きして記録される。
次いで、CPU10は、該算出した1枚当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出する(ステップS39)。この算出された推奨画質は、メモリ12の推奨画質記録領域に上書きして記録される。
次いで、CPU10は、該算出した推奨画質を画像表示部15に表示させることにより推奨画質をユーザに対して再報知する(ステップS40)。
これにより、ユーザは、該再報知された推奨画質に設定することができ、該推奨画質で設定した場合は、これからの撮影を設定した使用スケジュール通りに最後まで行なうことができる。
一方、ステップS36で、推奨画質の再報知を行わない、つまり、記録画像の画質変更の報知を行なうと判断すると、CPU10は、ステップS34で比較した実際メモリ使用量mと該算出した予定メモリ使用量nとに基づいて、オーバーした分の使用量(オーバー使用量)oを算出する(ステップS41)。
次いで、CPU10は、既にフラッシュメモリ14に記録してある静止画の画質を低くさせて空きメモリ容量を増やすことにより、推奨画質記録領域に記録している推奨画質(直近に報知した推奨画質)で使用スケジュール通りにこれから最後までの撮影を可能にするため、該算出したオーバー使用量o分だけの容量がなくなるような基準画質を算出する(ステップS41)。この基準画質とは、使用スケジュール設定後に記録された静止画のうち、ある画質より高い静止画の画質を該ある画質に下げれば、該算出したオーバー使用量o分のメモリ使用量がなくなるという基準となる画質のことをいう。
この基準画質の求め方としては、たとえば、該算出した予定メモリ使用量nを、使用スケジュール設定後に実際に撮影された撮影枚数pで割ることにより、実際に撮影した1枚当たりの理想使用量q(理想画質)を算出する。この理想使用量q(理想画質)で実際に撮影していれば、オーバー使用量がなくなる、つまり、ゼロになる。なお、ユーザが設定した使用スケジュール通りの枚数で撮影している場合であってオーバー使用量oがある場合は、ユーザは推奨画質以上の画質で撮影しており、推奨画質で撮影していればオーバー使用量oはないので、理想画質は報知した推奨画質ということになる。また、ユーザが設定した使用スケジュールより多く撮影を行なった場合であってオーバー使用量oがある場合は、この理想画質は推奨画質より低くなる。
そして、スケジュール設定後に撮影され記録された各静止画のうち、該算出した理想使用量q(理想画質)以下の静止画の枚数r、及び、該理想使用量q以下の各静止画の使用量を合計した使用合計量sを求める。
そして、以下の式により1枚あたりの基準メモリ使用量を求め、該求めた基準使用量に対応する画質を基準画質とする。
Figure 0005164366
次いで、CPU10は、該算出した基準画質を用いて画質変更を知らせる旨を画像表示部15に表示させることにより報知する(ステップS42)。具体的に説明すると、使用スケジュール設定後に記録した静止画のうち、該算出した基準画質より高い画質の静止画を該基準画質に変更してくださいという旨を画像表示部15に表示させる。
D.以上のように、第1の実施の形態においては、推奨画質を報知した後に、実際の使用によるフラッシュメモリ14の空きメモリ容量の状況に応じて、これからの撮影が該報知した推奨画質で撮影の使用スケジュール通りに最後まで行なうことができるか否かを判定するようにしたので、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量がなくなる前に、対処することができる。
また、使用スケジュール設定時から現在までに使用されると予定される使用メモリ容量を該使用スケジュールに基づいて算出し、該算出した予定メモリ使用量と、使用スケジュール設定時から現在までに実際に使用されたフラッシュメモリ14の実際使用メモリ容量とに基づいて、これからの撮影が該報知した推奨画質で撮影の使用スケジュール通りに最後まで行なうことができるか否かを判定するようにしたので、判定の精度が高くなる。
また、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なうことができない場合は、これから最後まで撮影を行なうことができるように、推奨画質を再算出して再び報知したり、基準画質を算出して該基準画質より高い画質の画像を該基準画質に変更させるように促す旨を報知するので、撮影ペースが速い場合や、ペースがオーバーした場合であっても、該報知に従って画質の設定変更を行なったり、記録画像の画質を変更した場合は、これからの使用スケジュール通りに最後まで撮影を行なうことができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、静止画について説明したが、第2の実施の形態においては、動画の場合について説明する。また、第1の実施の形態においては、推奨画質の報知、画質変更の報知について説明したが、第2の実施の形態においては、画質を推奨画質に自動的に設定、自動的に画質変更を行なうというものでもある。
E.CPU10の機能について
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
しかしながら、CPU10の機能が図2とは異なり、以下、第2の実施の形態のCPU10の機能を図6の機能ブロック図を用いて説明する。
CPU10は、第2の制御手段21、画質設定手段22、撮影記録制御手段23、設定手段24、第1の制御手段25、推奨画質算出手段26、判定手段28、動作制御手段29、画質算出手段30を有し、第1の実施の形態と異なる機能について説明する。
第2の制御手段21は、推奨画質算出手段26により算出された推奨画質に画質を設定させるように画質設定手段22を制御するものである。
設定手段24は、ユーザのキー入力部11の操作によって入力された撮影の使用スケジュールを設定するものであるが、ここでは、使用スケジュールとして、ユーザは「全撮影時間及び撮影期間」、「各単位期間の撮影時間及び撮影期間」、「全撮影時間及び撮影回数」、「各回の撮影時間及び撮影回数」の何れかを選択して入力することができ、該入力された使用スケジュールを設定する。
動作制御手段29は、判定手段28によりこれからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なえないと判定されると、推奨画質算出手段26、画質算出手段30の何れかを制御して、画質の再設定、又は記録画像の画質変更を自動的に行なう。
推奨画質算出手段26を制御する場合は、再び推奨画質を再算出させ、該再算出された推奨画質となるように画質設定手段22を制御することにより画質の再設定を行なわせる。この画質の再設定は、直接動作制御手段29が制御するようにしてもよいし、第2の制御手段が制御するようにしてもよい。
また、画質算出手段30を制御する場合は、該算出した推奨画質で、該設定した使用スケジュール通りに最後まで撮影ができるように、画質算出手段30に基準となる画質を算出させ、フラッシュメモリ14に記録されている画像のうち、該算出された基準画質より高い画質の画像を該基準画質となるように自動的に変更させる。
F.デジタルカメラ1の動作
以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を第1の実施の形態と同様に、使用スケジュール設定及び撮影の動作と、使用状況判定の動作とに分けて説明するが、その前に、第2の実施の形態について簡単に説明すると、ユーザが撮影の使用スケジュールを設定すると、該設定した使用スケジュールと現在のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量とに基づいて推奨画質(使用スケジュール通りに撮影することができ、且つ一番良い画質)を算出して自動的に画質を設定するとともに、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量の減り具合が予想以上に早い場合には、これからの撮影が使用スケジュール通りに撮影を行なえないと判定して、新たに推奨画質を算出して自動的に画質を設定変更したり、記録した画像の画質の変更を自動的に変更するというものである。
このフラッシュメモリ14の空きメモリ容量の減り具合が予想以上に早い場合とは、使用スケジュールに基づく撮影ペースよりオーバーペースで撮影していった場合である。
F−1.使用スケジュール設定及び撮影の動作について
まず、使用スケジュール設定及び撮影の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11の電源On/Offキーの操作によりデジタルカメラ1の電源がオンされると、CPU10は、現在設定されているモードが使用スケジュールモードであるか否かを判断する(ステップS51)。
ステップS51で、使用スケジュールモードに設定されていると判断すると、CPU10は、使用スケジュールを入力するための画面を表示させる(ステップS52)。
ここでは、使用スケジュールとして、動画の全撮影時間及び撮影期間を入力させるための画面と、各単位期間の撮影時間及び撮影期間を入力させるための画面と、更に全撮影時間及び撮影回数を入力させるための画面、各回の撮影時間及び撮影回数を入力させるための画面を表示させ、ユーザは、キー入力部11を操作することにより。「全撮影時間と撮影期間」、「各単位期間の撮影時間及び撮影期間」、「全撮影時間及び撮影回数」、「各回の撮影時間及び撮影回数」のうち何れかを選択して入力することができる。
全撮影時間及び撮影期間を選択して入力する場合は、例えば、全撮影時間を1時間、撮影期間を4日間と入力することができ、各単位期間(ここでは単位期間を1日とする)の撮影時間及び撮影期間を選択して入力する場合は、例えば、撮影期間を3日間、1日目を25分、2日目を20分、3日目を15分というように各日の撮影時間を入力することができる。また、全撮影時間及び撮影回数を選択して入力する場合は、例えば、全撮影時間を1時間(60分)、撮影回数を4回と入力することができ、各回の撮影時間及び撮影回数を選択して入力した場合は、例えば、1回目を30分、2回目を10分、3回目を20分、撮影回数を3回と入力することができる。
次いで、CPU10は、セットキーの操作が行なわれたか否かを判断する(ステップS53)。
ステップS53で、セットキーの操作が行われていないと判断するとセットキーの操作が行なわれるまでステップS53に留まり、セットキーの操作が行なわれたと判断すると、CPU10は、該入力された使用スケジュールを設定する(ステップS54)。このとき、該入力された使用スケジュール及び設定日時が使用スケジュール記録領域に記録される。
使用スケジュールの設定を行なうと、CPU10は、該設定された使用スケジュール及びフラッシュメモリ14の空きメモリ容量に基づいて単位時間当たり(例えば、1秒当たり)のメモリ使用量の算出を行う(ステップS55)。
具体的には、設定された使用スケジュールに基づく全撮影時間とフラッシュメモリ14の空きメモリ容量とに基づいて、単位時間当たりの使用メモリ容量を算出する。この使用スケジュールに基づく全撮影時間とは、「全撮影時間及び撮影期間」や「全撮影時間及び撮影回数」が選択されて入力された場合は、入力された全撮影時間がそのまま全撮影時間となり、「各単位期間の撮影時間及び撮影期間」や「各回の撮影時間及び撮影回数」が選択された入力された場合、各単位期間の撮影時間を合計した撮影時間や各回の撮影時間を合計した撮影時間が全撮影時間ということになる。例えば、上述した入力例で行くと、各単位期間の撮影時間として1日目が25分、2日目が20分、3日目が15分となるので、合計した撮影時間は1時間ということになり、これが全撮影時間ということになる。また、各回の撮影時間として1回目が30分、2回目が10分、3回目が20分となるので、合計した撮影時間は1時間ということになり、これが全撮影時間ということになる。
また、単位時間当たりのメモリ使用量の算出例としては、例えば、フラッシュメモリの空きメモリ容量180MBで、設定された使用スケジュールに基づく全撮影時間が1時間の場合は、1秒当たりのメモリ使用量は0.5MBということになる。この算出された1秒当たりのメモリ使用量は、メモリ使用量記録領域に記録される。
次いで、CPU10は、該算出した単位時間当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出する(ステップS56)。ここで、動画の場合の画質とは、画像サイズ、圧縮率の他にフレームレートの高低も含まれる。この算出された推奨画質は、推奨画質記録領域に記録される。
なお、単位時間当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出するようにしたが、それぞれのメモリ使用量に対応する推奨画質を記録したテーブルを備え、該テーブルから単位時間当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を読み出すようにしてもよい。また、画像サイズのみ、圧縮率のみ、フレームレートの高低のみを画質というようにしてもよい。
次いで、CPU10は、動画の画質を該算出された推奨画質に自動的に設定する(ステップS57)。このとき、自動的に画質を設定した旨、及びその画質を画像表示部15に表示させることにより、ユーザに対して報知させるようにしてもよい。
一方、ステップS51で、現在設定されているモードが使用スケジュールモードでないと判断すると、CPU10は、動画撮影モードであるか否かを判断する(ステップS58)。
ステップS58で、動画撮影モードでないと判断すると他のモードへ移行し、動画撮影モードであると判断すると、CPU10は、所定のフレームレートでCCD5による撮像を開始させ、CCD5により順次撮像され、画像表示部9により順次生成された輝度色差信号の画像データを画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始させる(ステップS59)。
次いで、CPU10は、動画撮影を行なうか否かを判断する(ステップS60)。この判断は、録画ボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS60で、録画ボタンが押下されていないと判断すると押下されるまでステップS60に留まり、録画ボタンが押下されたと判断すると、CPU10は、自動的に設定された画質で動画撮影記録処理を行う(ステップS61)。つまり、設定されている画像サイズ、圧縮率、フレームレート等に基づいて撮影された動画データを記録する。
動画撮影記録処理を行うと、CPU10は、動画撮影を終了するか否かを判断し(ステップS62)、終了しないと判断するとステップS61に戻る。
F−2.使用状況判定の動作について
次に、使用状況判定の動作を図7のフローチャートに従って説明する。
CPU10は、所定のタイミングが到来したか否かを判断する(ステップS81)。この判断は、第1の実施の形態で説明したようなタイミングが到来したか否かにより判断する。
ステップS81で、所定のタイミングが到来したと判断すると、CPU10は、前回使用状況判定を行なった時(後述する判定時期記録領域に記録されている日時)、使用スケジュール設定時から一度も使用状況判定を行なっていない場合は図7のステップS54で使用スケジュールを設定した時(使用スケジュール記録領域に記録されている設定日時)から現在までの間に実際に使用された(記録された)フラッシュメモリ14の実際使用量mを検出する(ステップS82)。
次いで、CPU10は、前回の使用状況判定処理を行った時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は図7のステップS54で使用スケジュールを設定した時)から現在までの間に使用されたであろうと推測される予定メモリ使用量nを算出する(ステップS83)。この予定メモリ使用量nの算出は、使用スケジュールとして「全撮影時間及び撮影期間」、「各単位期間の撮影時間及び撮影期間」、「全撮影時間及び撮影回数」、「各回の撮影時間及び撮影回数」の何れかが設定されたかによって算出方法が少し異なる。
「全撮影時間及び撮影期間」が入力され設定された場合は、設定された使用スケジュールの撮影期間と前回の使用状況判定処理を行なった時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)から現在までの期間の比に応じて、設定された使用スケジュールの全撮影時間から、使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影時間を算出し、該算出した予定撮影時間とメモリ使用量記録領域に記録されている単位期間当たりのメモリ使用量(図7のステップS55で算出された1枚当たりのメモリ使用量、又は後述する図8のステップS88で算出された1枚当たりのメモリ使用量)とに基づいて算出する。例えば、使用スケジュールとして全撮影時間が1時間、撮影期間が3日間と設定された場合であって、前回の使用状況判定処理の時や該使用スケジュールの設定時から現在までの期間が約2日間とする場合は、予定撮影時間は40分ということになり、該40分と単位時間当たりのメモリ使用量とに基づいて予定メモリ使用量nが算出される。つまり、「全撮影時間及び撮影期間」が設定された場合は、各単位期間の撮影時間は同じということになる。例えば、全撮影時間が1時間、撮影期間が3日間の場合は、1日当たり20分ということになり、これが撮影ペースということになり、単位期間の撮影ペースが自動的に定められることになる。
また、「各単位期間の撮影時間及び撮影期間」が入力され設定された場合は、前回の使用状況判定処理を行なった時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)から現在までの期間に対応する期間の撮影時間と、各単位期間の撮影時間から使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影時間を算出し、該算出した予定撮影時間とメモリ使用量記録領域に記録されている単位時間当たりのメモリ使用量とに基づいて算出する。例えば、撮影期間が3日間、1日目が25分、2日目が20分、3日目が15分と設定された場合であって、現在を2日目が満了した時点とし、前回の使用状況判定処理を行なった時期が1日目の終了した時点である場合は、前回の使用状況判定処理の時から現在までの期間が2日目の約1日間となり、予定撮影時間は20分となる。また、使用スケジュール設定時から1度も使用状況判定処理が行なわれていない場合である場合は、該使用スケジュール設定日時から現在までの期間が1日目と2日目との約2日間となり、予定撮影時間は45分ということになる。そしてこの予定撮影時間とメモリ使用量記録領域に記録されている単位時間当たりのメモリ使用量とに基づいて予定メモリ使用量nを算出することになる。つまり、「各単位期間の撮影時間及び撮影期間」が設定された場合は「全撮影時間及び撮影期間」が設定された場合とは違って、各単位期間の撮影時間は均等ではなく、設定された各単位期間毎の撮影時間がそのまま撮影ペースということになる。例えば、1日目が25分と設定された場合は、これがそのまま1日目の撮影ペースということになり、2日目が20分と設定された場合は、これがそのまま2日目の撮影ペースということになる。
また、「全撮影時間及び撮影回数」が入力され設定された場合は、該設定された使用スケジュールの撮影回数と、前回の使用状況判定処理を行なった時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)から現在までに撮影された撮影回数との比に応じて、設定された使用スケジュールの全撮影時間から、使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影時間を算出し、該算出した予定撮影時間とメモリ使用量記録領域に記録されている単位時間当たりのメモリ使用量とに基づいて算出される。例えば、使用スケジュールとして全撮影時間が1時間、撮影回数が4回と設定された場合であって、前回の使用状況判定処理の時や該使用スケジュール設定時から現在までの撮影回数が2回とする場合は、予定撮影時間は30分ということになり、該30分と単位時間当たりのメモリ使用量とに基づいて予定メモリ使用量nが算出される。つまり、「全撮影時間及び撮影回数」が設定された場合は、各回の撮影時間は均等ということになる。例えば、全撮影時間が1時間、撮影回数が4回の場合は、1回当たり15分ということになり、これが撮影ペースということになり、撮影ペースが自動的に定められることになる。
また、「各回の撮影時間及び撮影回数」が入力され設定された場合は、前回の使用状況判定処理を行なった時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は使用スケジュールを設定した時点)から現在までに撮影された撮影回数と各回の撮影時間とから、使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影時間を算出し、該算出した予定撮影時間とメモリ使用量記録領域に記録されている単位期間当たりのメモリ使用量とに基づいて算出する。例えば、撮影回数が3回、1回目が30分、2回目が10分、3回目が20分と設定された場合であって、前回の使用状況判定処理を行った時から現在まで撮影回数が2回目の撮影の計1回である場合は、撮影予定時間は10分ということになる。また、使用スケジュール設定時から1度も使用状況判定処理が行なわれていない場合に、該使用スケジュール設定時から現在までの撮影回数が1回目と2回目の撮影の計2回とする場合は、予定撮影時間は40分ということになり、該40分と単位時間当たりのメモリ使用量とに基づいて予定メモリ使用量nが算出される。つまり、「各回の撮影時間及び撮影回数」が設定された場合は「全撮影時間及び撮影回数」が設定された場合とは違って、各回の撮影枚数は均等ではなく、設定された各回の撮影時間がそのまま撮影ペースということになる。例えば、1日目が30分と設定された場合は、これがそのまま1日目の撮影ペースということになり、2日目が10分と設定された場合は、これがそのまま2日目の撮影ペースということになる。
なお、この「全撮影時間及び撮影回数」、「各回の撮影時間及び撮影回数」を使用スケジュールとして設定した場合は、CPU10は、動画撮影を行なう度に動画撮影の回数をカウントしていく。
予定メモリ使用量nを算出すると、CPU10は、該検出した実際メモリ使用量mと、該検出した予定メモリ使用量nを比較し(ステップS84)、該比較結果に基づいて実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きいか否かを判断する(ステップS85)。つまり、ステップS84、ステップS85では、図7のステップS61の動画撮影記録処理による動画データのフラッシュメモリ14への記録状況に基づいて、図7のステップS57で設定した推奨画質で、該設定した使用スケジュール通りにこれから最後まで撮影を行なうことができるか否かを判定することになる。つまり、設定された使用スケジュールに基づいて、現在から撮影されるであろうと予想される残りの撮影時間分の撮影を該推奨画質で行なうことができるか否かを判定することになる。
言い換えるならば、推奨画質に設定したものの設定された使用スケジュールに基づく撮影ペースをオーバーして撮影した場合や、該使用スケジュールに基づく撮影ペースで撮影しているが設定した画質が高い場合等は、これからの撮影が使用スケジュール通りに撮影することができないということになる。
例えば、使用スケジュールよりオーバーしたペースで撮影を行なっていった場合、つまり、使用スケジュールとして全撮影時間を1時間、撮影期間を4日間と設定した場合や全撮影時間1を1時間、撮影回数を4回と設定した場合は、単位期間当たり(ここでは1日当たり)、1回当たりの撮影時間は15分であるのに対し、1日目で30分、1回目で30分撮影した場合は、撮影ペースがオーバーし、4日間、4回で1時間以上の撮影してしまう可能性があり、該設定した推奨画質で使用スケジュール通りにこれから最後まで撮影を行なうことができないからである。言い換えるならば、設定された使用スケジュールで撮影ができ、且つ、画質が最大となるように推奨画質を算出して設定したので、スケジュールどおりに撮影を行なえばフラッシュメモリ14の空きメモリ容量が丁度無くなり、且つ、使用スケジュール通りに最後まで撮影することはできるが、使用スケジュールに基づく撮影ペースをオーバーして撮影を行なった場合には、4日間、4回に渡って撮影することができない可能性があり、使用スケジュール通りにこれから最後まで撮影を行なうことはできないからである。
なお、ステップS85での判断を行った場合は、判断結果に関わらず、CPU10は、メモリ12の判定時期記録領域に使用状況を判定した日時を記録させる。これにより、前回の使用状況判定処理を行った時期がわかる。
ステップS85で、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きくないと判断するとステップS81に戻り、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きいと判断すると、このままでは、これからの撮影が設定した使用スケジュール通りに最後まで行なう前に、途中でフラッシュメモリ14の空きメモリ容量が無くなってしまうと事前に判断し、CPU10は、推奨画質の再設定を行なうか否かを判断する(ステップS86)。
ここで、使用スケジュールの設定を行なった後に、これからの撮影が該使用スケジュール通りに最後まで行なう前に、途中でフラッシュメモリ14の空きメモリ容量が無くなってしまうと判断した際に、新たに推奨画質を再設定させるか、記録画像の画質変更を行なうかを、予めユーザがキー入力部11を操作することにより設定することができ、該設定に基づいて、推奨画質の再設定を行なうか否かを判断する。
ステップS86で、推奨画質の再設定を行なうと判断すると、CPU10は、残り撮影予定時間を算出する(ステップS87)。具体的には、該設定された使用スケジュールと現在の日時から残りの撮影予定時間を算出し、該算出した残りの撮影予定時間と、現在のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量とに基づいて単位時間当たりのメモリ使用量を算出する。この算出された単位時間当たりのメモリ使用量はメモリ12のメモリ使用量記録領域に上書きして記録される。
この残りの撮影予定時間は、ステップS83と同様の動作により、使用スケジュールの設定日時から現在までの間に撮影されたであろうと予定される予定撮影時間し、該算出した予定撮影時間を該設定された使用スケジュールに基づく全撮影時間から減算するようにして求めるようにしてもよいし、直接残り撮影予定時間を算出するようにしてもよい。
次いで、CPU10は、該算出した単位時間当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出する(ステップS89)。この算出された推奨画質は、推奨画質記録領域に上書きして記録される。
次いで、CPU10は、動画の画質を該算出された推奨画質に自動的に設定する(ステップS90)。これにより、設定した使用スケジュール通りにこれから最後まで撮影を行なうことができる。このとき、自動的に画質を設定した旨、及びその画質を画像表示部15に表示させることにより、ユーザに対して報知させるようにしてもよい。
一方、ステップS86で、推奨画質の再設定を行なわない、つまり、記録画像の画質変更を行なうと判断すると、CPU10は、ステップS84で比較した実際メモリ使用量mと予定メモリ使用量nとに基づいて、オーバーした分の使用量(オーバー使用量)oを算出する(ステップS91)。
次いで、CPU10は、該フラッシュメモリ14に記録してある画像の画質を低くさせて空きメモリ容量を増やすことにより、該設定してある推奨画質で使用スケジュール通りこれから最後までの撮影を可能にするため、該算出したオーバー使用量o分だけの容量がなくなるような基準画質を算出する(ステップS92)。この基準画質とは、使用スケジュール設定後に記録された画像のうち、ある画質より高い画像の画質を該ある画質に下げれば該算出したオーバー使用量o分のメモリ使用量がなくなるという基準となる画質のことをいう。
この基準画質の求めかたとしては、例えば、該算出した予定メモリ使用量nを、使用スケジュール設定後に実際に撮影された撮影時間tで割ることにより、実際に撮影した単位時間当たりの理想使用量u(理想画質)を算出する。この理想使用量u(理想画質)で実際に撮影していれば、オーバー使用量oがなくなる、つまりゼロになる。なお、ユーザが設定した使用スケジュール通りに撮影している場合は、理想画質は設定した推奨画質ということになり、初めからオーバー使用量oはないということになる。
そして、スケジュール設定後に撮影され記録された各動画のうち、該算出した理想使用量uに対応する理想画質以下の各動画の撮影時間を合計した撮影合計時間v、及び、該理想使用量u以下の各動画のメモリ使用量を合計した使用合計量wを求める。
そして、以下の式により、単位時間当たりの基準メモリ使用量を求め、該も停めた基準使用量に対応する画質を基準画質とする。
Figure 0005164366
次いで、CPU10は、フラッシュメモリ14に記録されている全ての動画データのうち、該算出した基準画質より大きい画質の動画データを、該基準画質に変更させる(ステップS93)。
G.以上のように、第2の実施の形態においては、推奨画質に設定した後に、実際の使用によるフラッシュメモリ14の空きメモリ容量の状況に応じて、これからの撮影が該報知した推奨画質で撮影の使用スケジュール通りに最後まで行なうことができるか否かを判定するようにしたので、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量がなくなる前に、対処することができる。
また、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なうことができない場合は、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なうことができるように、推奨画質を再算出して再び設定したり、基準画質を算出して該基準画質より高い画質の画像を該基準画質に自動的に変更さえるようにしたので、撮影ペースが速い場合や、ペースがオーバーした場合であっても、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なうことができる。また、自動的に再設定や画質変更を行なうようにしたので、ユーザの手間も省ける。
[変形例]
H.上記各実施の形態は以下のような変形例も可能である。
(1)上記第1の実施の形態においては、理想画質を算出すると報知するようにしたが、第2の実施の形態のように、理想画質を算出すると自動的に静止画の画質を該理想画質に設定するようにしてもよい。
また、記録した画質変更の報知を行なうようにしたが、記録した画質を自動的に変更するようにしてもよい。
(2)上記第2の実施の形態においては、理想画質を算出すると、自動的に動画の画質を該理想画質に設定するようにしたが、第1の実施の形態のように、理想画質を算出すると、理想画質を報知するようにしてもよい。
また、記録した画質変更を自動的に行うようにしたが、記録した画質変更を報知するようにしてもよい。
(3)また、上記各実施の形態においては、図5のステップS34及びステップS35、図8のステップS84及びステップS85で、これからの撮影が、算出した理想画質で設定した使用スケジュールどおりに最後まで行なうことができないと判定すると、図5のステップS36で推奨画質の再報知、画質変更の報知のどちらを行なうか、図8のステップS86で推奨画質の再設定、画質変更のどちらを行なうかを判断するようにしたが、判断しないようにしてもよい。
この場合は、自動的に画質の再報知、再設定を行なうようにしてもよいし、画質変更の報知、画質変更を行なうようにしてもよい。また、自動的に画質の再報知及び画質変更の報知や、自動的に画質の再設定及び画質変更を同時に行なうようにしてもよい。
この推奨画質の再設定及び画質変更を同時に行なう場合は、まず、オーバー使用量o分の全てのメモリ使用量がなくなるような基準画質を算出してオーバー使用量oを無くすのではなく、オーバー使用量oの半分や3分の2に相当するメモリ使用量がなくなるような基準画質を算出することにより、フラッシュメモリ14の空きメモリ容量をある程度増やし、空きメモリ容量が増やされた後のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量に基づいて推奨画質を算出して設定する。これにより、推奨画質の再設定、画質変更のどちらか一方を行なう場合に比べ、設定される推奨画質の画質がよくなり、また、画質変更により変更される画質もよくなる。
また、推奨画質の再報知及び画質変更の報知を同時に行なう場合も上記と同様の動作により、基準画質を算出して画質変更を報知するとともに、記録画像が基準画質に変更されたならば空きメモリ容量が増えるであろうと予定される空きメモリ容量も考慮して推奨画質を算出して報知するようにする。
(4)また、上記各実施の形態においては、ステップS35、ステップS85では、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより大きくないと判断すると、ステップS31、ステップS81に戻るようにしたが、この場合は、実施に使われたフラッシュメモリ14の使用量が予定していたメモリ使用量より少ないので、現在のフラッシュメモリ14の空き容量と、残り撮影予定枚数、残り撮影予定時間に基づいて推奨画質を算出して、再報知、再設定するようにしてもよい。この場合は、報知されていた、設定されていた推奨画質より良い画質の推奨画質が再報知、再設定されることになる。
(5)また、上記第1の実施の形態においては静止画撮影の場合について、第2の実施の形態においては動画撮影の場合について説明したが、静止画撮影と動画撮影とを混在させた態様であってもよい。この場合は、使用スケジュールとして静止画撮影と動画撮影との使用スケジュールを入力して設定することができるようにしてもよい。
また、現在のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量に基づいて、撮影可能枚数及び撮影可能時間を表示させるようにしてもよい。この場合、静止画撮影がされる度に、撮影可能枚数が少なくなるとともに、連動撮影可能時間も少なくなり、また動画撮影が行なわれると、撮影可能時間が少なくなるとともに撮影可能枚数も連動して少なくなる。つまり、現在のフラッシュメモリ14の全空きメモリ容量に基づいて撮影可能枚数が算出されるとともに、現在のフラッシュメモリ14の全空きメモリ容量に基づいて撮影可能時間も算出されることになる。
これにより、静止画撮影、動画撮影が行なわれる度に、撮影可能枚数、撮影可能時間にどのように影響を与えるのかを把握することができる。
(6)また、上記各実施の形態においては、図5のステップS34、図8のステップS84で、実際に使用した実際使用メモリ容量mと予定メモリ容量nを比較することにより、ステップS35、ステップS85で該算出した推奨画質で使用スケジュール通りに撮影を行なうことができるか否かを判断するようにしたが、フラッシュメモリ14の現在の空きメモリ容量を検出し、該検出したフラッシュメモリ14の空きメモリ容量と、該設定された使用スケジュールに基づいてこれから使用されると予定される残りの予定使用メモリ容量(予定残使用メモリ容量)を算出し、該検出した空きメモリ容量と予定残使用メモリ容量とを比較するようにしてもよい。この場合は、予定残使用メモリ容量が空きメモリ容量より大きいと判断されると、ステップS35、ステップS85で、該算出した推奨画質で使用スケジュール通りに撮影を行なうことができないと判断することになる、つまり、Yに分岐する。この予定残使用メモリ容量は、該使用スケジュール設定時のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量から、予定メモリ使用量nを減算した容量となる。
また、算出された推奨画質に自動的に設定する場合においては、以下の方法によって、図5のステップS32〜ステップS35、図8のステップS82〜ステップS85の動作を行なうようにしてもよい。
1つ目の方法としては、図5のステップS32、図8のステップS82で、該使用スケジュール設定時から現在までの間に実際に撮影された実際撮影枚数又は実際撮影時間を検出し、ステップS33、ステップS83で、該設定された使用スケジュールに基づいて、該使用スケジュール設定時から現在までの間に撮影されたと予定される予定撮影枚数又は予定撮影時間を算出し、ステップS34、ステップS84で、該検出した実際撮影枚数又は実際撮影時間と、検出した予定撮影枚数又は予定撮影時間とを比較し、ステップS35、ステップS85で、実際撮影枚数又は実際撮影時間が予定撮影枚数又は予定撮影時間より大きいと判断した場合は、ステップS36に進むようにしてもよい。この場合は、これからの撮影が該算出した推奨画質で使用スケジュール通りに最後まで行なうことができないからである。
また、2つ目の方法は、1つ目の方法と逆の方法であり、図5のステップS32、図8のステップS82で、フラッシュメモリ14の現在の空きメモリ容量及び設定されている推奨画質に基づいて、まだ撮影記録することができる撮影可能枚数又は撮影可能時間を検出し、ステップS33、ステップS83で、該設定された使用スケジュールに基づいて、これから撮影されると予定される予定残撮影枚数又は予定残撮影時間を算出し、ステップS34、ステップS84で、該検出した撮影可能枚数又は撮影可能枚数が該算出した予定残撮影枚数又は予定残撮影時間より少ないと判断した場合は、ステップS36に進むようにしてもよい。この場合は、これからの撮影が該算出した推奨画質で使用スケジュール通りに最後まで行なうことができないからである。この予定撮影枚数+予定残撮影枚数=使用スケジュールに基づく全撮影枚数、予定撮影時間+予定撮影時間=使用スケジュールに基づく全撮影時間となる。この予定残撮影枚数は、図5のステップS37で算出される残り撮影予定枚数と同じ意であり、この予定残撮影時間は、図8のステップS87で算出される残り撮影予定時間と同じ意である。
(7)また、上記各実施の形態においては、記録画像の画質変更の報知、記録画像の画質変更を行なうようにしたが、記録画像の削除報知、記録画像の自動削除を行なうようにしてもよい。
この記録画像の自動削除を行なう場合は、フラッシュメモリ14に記録されている画像の中で、ユーザが予め優先削除画像として選択されている画像がある場合には、該画像から優先的に削除するようにする。
(8)また、上記各実施の形態においては、画質変更を行なう場合、画質変更の報知を行なう場合には、基準画質を算出するようにしたが、予め定められた基準画質に基づいて画質変更を行なったり、画質変更の報知を行なうようにしてもよい。この場合は、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後までできない可能性はあるが、画質が低くなりすぎるのを防止することができる。
また、基準画質を算出し、該基準画質が予め定められた画質より低い場合は、該予め定められた画質に基づいて画質変更を行なったり、画質変更の報知を行なうようにしてもよい。
(9)また、上記各実施の形態においては、これからの撮影が報知又は設定されている推奨画質で、使用スケジュール通りに最後まで行なえないと判定すると、これからの撮影が使用スケジュール通りに最後まで行なえるように、推奨画質を算出して報知あるいは設定したり、記録画像の画質変更を報知したり自動的に画質変更するようにしたが、撮影ペースがオーバーした場合には、これからの撮影も設定された使用スケジュールよりペースがオーバーして撮影されると予想し、これからの撮影が該予想した使用スケジュール通りに最後まで行なうことができるように、推奨画質の算出や基準画質を算出して報知したり、画質の設定変更、記録画像の画質変更を行なうようにしてもよい。
まず、第1の実施の形態の場合における上記変形例を図9のフローチャートに従って説明する。
図5のステップS35で、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより多いと判断すると、図9のステップS101に進み、前回の使用状況判定処理を行った時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は図3のステップS4で使用スケジュールを設定した時点)から現在までの間に、実際に撮影された実際撮影枚数を検出する。
次いで、CPU10は、前回の使用状況判定処理を行った時(使用スケジュール設定時から未だ一度も使用状況判定を行なっていない場合は図3のステップS4で使用スケジュールを設定した時点)から現在までの間に、撮影されたであろうと予定される予定撮影枚数を設定された使用スケジュールに基づいて算出する(ステップS102)。
次いで、CPU10は、該検出した実際撮影枚数が該算出した予定撮影枚数より多いか否かを判断する(ステップS103)。
ステップS103で、実際撮影枚数が予定撮影枚数より多くないと判断された場合は、ステップS36へ進む。この場合は、実際に設定された画質が推奨画質より高いため、実際メモリ使用量mが予定メモリ使用量nより多くなる。
一方、ステップS103で、実際撮影枚数が予定撮影枚数より多いと判断された場合は、実際の撮影ペースが、設定された使用スケジュールに基づく撮影ペースよりもオーバーしているため、これからの撮影も該設定された使用スケジュールに基づく撮影ペースよりオーバーして行なわれると推測されるため、これらを考慮してCPU10は以下の動作を行なう。
ステップS103で、実際撮影枚数が予定撮影枚数より多いと判断されると、CPU10は、推奨画質の報知又は設定を行なうか否かを判断する(ステップS104)。
ステップS104で、推奨画質の報知又は設定を行なうと判断すると、使用スケジュールに基づいて残り撮影予定枚数を算出する(ステップS105)。具体的には、該設定され使用スケジュール記録領域に記録されている使用スケジュールと現在の日時から残り撮影予定枚数を算出する。ステップS102で算出された予定撮影枚数とこの残り撮影予定枚数とを加算したものが、設定された使用スケジュールに基づく全撮影枚数となる。
次いで、CPU10は、ステップS101で検出した実際撮影枚数と、ステップS102で算出した予定撮影枚数との比に応じて、該算出した残り撮影予定枚数の数を増幅する(ステップS106)。
例えば、実際撮影枚数として70枚と検出され、予定撮影枚数として50枚と算出され、残り撮影予定枚数として50枚と算出された場合には、増幅後の残り予定撮影枚数は70枚ということになる。つまり、予定撮影枚数50枚のところ実際には70枚も撮影されているので、これからの撮影もペースがオーバーして撮影されると予測されるため、実際撮影枚数と予定撮影枚数の比に応じて残り撮影予定枚数の数を増幅させるというものである。
次いで、CPU10は、現在のフラッシュメモリ14の空きメモリ容量と、該増幅された残り撮影予定枚数とに基づいて1枚当たりのメモリ使用量を算出し(ステップS107)、該算出した1枚当たりのメモリ使用量に対応する推奨画質を算出する(ステップS108)。
次いで、CPU10は、該算出した推奨画質の報知、又は、該算出した推奨画質の自動設定を行う(ステップS109)。
一方、ステップS104で、推奨画質の報知(設定)ではなく、画質変更(の報知)であると判断すると、CPU10は、実際メモリ使用量mと該算出した予定メモリ使用量nとに基づいて、オーバーした分の使用量(オーバー使用量)oを算出する(ステップS110)。
次いで、CPU10は、ステップS101で検出した実際撮影枚数とステップS102で検出した予定撮影枚数の比に応じてオーバー使用量oを増幅させる。つまり、これからの撮影でも撮影ペースがオーバーすると考えられるので、これからの撮影によりオーバーする分の使用量も考慮する。例えば、実際撮影枚数として70枚と検出され、予定撮影枚数として50枚と算出され、残り撮影予定枚数として50枚と算出された場合には、このまま撮影をしていけば、今のオーバー使用量oの2倍分の使用量がオーバーすると考えられるからである。
次いで、CPU10は、増幅後のオーバー使用量oに基づいて基準画質を算出する(ステップS112)。この基準画質とは、記録している画像のうち、基準画質以上の画像を該基準画質に変更すれば、増幅後のオーバー使用量o分の使用量がなくなる画質のことをいう。
次いで、CPU10は、該算出した基準画質を用いて画質変更を行なう旨の報知、又は、該算出した基準画質に基づいて自動的にフラッシュメモリ14に記録されている画像の画質変更を行なう(ステップS113)。
なお、ステップS109、ステップS113の動作終了後に、撮影ペースのオーバーに応じて設定した使用スケジュールを自動的に変更させるようにしてもよい。撮影ペースがオーバーした場合には、これからの撮影も設定された使用スケジュールに基づく撮影ペースよりオーバーして行なわれると推測されるため、自動的に、オーバーペースに応じて使用スケジュールを変更する。
例えば、1日10枚ペースで撮影される予定なのに1日20枚のペースで撮影された場合は、今後の撮影は撮影ペースが1日20枚となるように使用スケジュールを変更する。
また、第2の実施の形態における変更例も、図9のフローチャートと略同様の動作を行なうことにより実現し、図8のステップS85でYに分岐すると、図9のステップS101に進む。だた、図9のフローチャート中、枚数は時間と読み替え、1枚当たりのメモリ使用容量は、単位時間当たりのメモリ使用量と読み替える。
(10)また、上記変形例(1)乃至(9)を任意に組み合わせた態様であってもよい。
(11)最後に、上記各実施の形態においては、本願発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、デジタルビデオカメラ等に適用してもよく、要は被写体を撮像して記録する機能を備えた機器であればよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態のCPU10の機能ブロック図である。 第1の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のCPU10の機能ブロック図である。 第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 変形例のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス

Claims (12)

  1. 画質を設定する画質設定手段と、
    前記画質設定手段により設定された画質で、静止画撮影又は動画撮影により撮影された被写体の画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    静止画撮影における撮影枚数及び撮影期間、又は動画撮影における撮影時間及び撮影期間を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された撮影枚数及び撮影期間又は撮影時間及び撮影期間を撮影の使用スケジュールとして設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された使用スケジュールと、前記記録手段の空きメモリ容量とに基づいて、前記記録制御手段が前記記録手段に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を算出する第1の使用量算出手段と、
    前記第1の使用量算出手段により算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を算出する画質算出手段と、
    前記設定手段により設定された使用スケジュールによる撮影進行中に当該使用スケジュールに基づく撮影ペースより早い撮影ペースで前記画質算出手段により算出された画質により被写体の画像データを記録した場合に、前記使用スケジュールにおいて最後まで撮影ができないと判定する判定手段と、
    前記判定手段により最後まで撮影ができないと判定されると、前記使用スケジュールにおける残りの撮影枚数又は撮影時間と、前記空き容量とに基づいて、前記記録手段に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を再度算出する第2の使用量算出手段と、
    前記第2の使用量算出手段により再度算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を前記算出手段に算出させる算出制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画質算出手段により算出された画質をユーザに対して報知する報知手段と、
    前記報知手段により報知された画質のユーザによる選択を検出する検出手段と、
    前記検出手段により選択が検出された画質を前記画質設定手段に設定させるよう制御する第1の画質設定制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画質算出手段により算出された画質を前記画質設定手段に自動的に設定させるよう制御する第2の画質設定制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記設定手段により設定された使用スケジュールに基づいて、当該使用スケジュールの設定時から現在までの間に撮影される撮影枚数又は撮影時間を算出する算出手段と、
    前記設定手段による使用スケジュールの設定時から前記現在までの間に、前記記録制御手段により実際に記録された撮影枚数又は撮影時間を検出する検出手段と、をさらに備え、
    前記判定手段は、
    前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出された撮影枚数又は撮影時間と、前記検出手段により検出された撮影枚数又は撮影時間とを比較し、前記記録された撮影枚数又は撮影時間が前記算出された撮影枚数又は撮影時間より多いと判断された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記設定手段により設定された使用スケジュールに基づいて、これから撮影される撮影枚数又は撮影時間を算出する算出手段と、
    現在の前記記録手段の空きメモリ容量及び前記画質設定手段により設定された画質に基づいて、記録することができる撮影枚数又は撮影時間を検出する検出手段と、をさらに備え、
    前記判定手段は、
    前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出された撮影枚数又は撮影時間と、前記検出手段により検出された撮影枚数又は撮影時間とを比較し、前記撮影枚数又は撮影時間が前記撮影枚数又は撮影時間より少ないと判断された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  6. 前記画質算出手段により算出された画質と、前記設定手段により設定された使用スケジュールとに基づいて、当該使用スケジュールの設定時から現在までの間に使用されるメモリ容量を算出する算出手段と、
    前記判定手段は、
    前記設定手段による使用スケジュールの設定時から前記現在までの間に、前記記録制御手段による記録により実際に使用されたメモリ容量を検出する検出手段と、さらに備え、
    前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出されたメモリ容量と、前記検出手段により検出されたメモリ容量とを比較し、前記検出されたメモリ容量が前記算出されたメモリ容量より多いと判断された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする請求項2又は3記載の撮像装置。
  7. 前記画質算出手段により算出された画質と、前記設定手段により設定された使用スケジュールとに基づいて、これから使用されるメモリ容量を算出する算出手段と、
    現在の前記記録手段の空きメモリ容量を検出する検出手段と、をさらに備え、
    前記判定手段は、前記撮影ペースとして、前記算出手段により算出されたメモリ容量と、前記検出手段により検出された空きメモリ容量とを比較し、前記空きメモリ容量が前記使用されるメモリ容量より少ないと判断され場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができないと判定することを特徴とする請求項2又は3記載の撮像装置。
  8. 前記入力手段は、
    前記使用スケジュールとして、前記撮影枚数とともに、撮影期間を入力することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。
  9. 前記入力手段は、
    前記使用スケジュールとして、前記撮影時間とともに、撮影回数を入力することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。
  10. 前記判定手段により撮影が最後まで行なうことができないと判定された場合は、前記画質算出手段により算出された画質で、撮影が最後まで行なうことができるように、前記記録手段に記録されている画像データの画質を変更させて空きメモリ容量を増やすよう制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の撮像装置。
  11. 前記判定手段は、
    前記撮像装置がクレードルにセットされたタイミング、電源がオンされたタイミング、電源がオフされたタイミング、所定の周期間隔が到来したタイミング、ユーザによって動作実行が指示されたタイミングのうち、少なくとも1以上のタイミングで、使用スケジュール通りの撮影を行なうことができるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  12. コンピュータを、
    画質を設定する画質設定手段、
    前記画質設定手段により設定された画質で、静止画撮影又は動画撮影により撮影された被写体の画像データを記録媒体に記録する撮影記録制御手段、
    前記静止画撮影における撮影枚数及び撮影期間、又は前記動画撮影における撮影時間及び撮影期間を入力する入力手段、
    前記入力手段により入力された撮影枚数及び撮影期間、又は撮影時間及び撮影期間を撮影の使用スケジュールとして設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された使用スケジュールと、前記記録媒体の空きメモリ容量と
    に基づいて、前記記録制御手段が前記記録媒体に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を算出する第1の使用量算出手段と、
    前記第1の使用量算出手段により算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を算出する第1の画質算出手段、
    前記設定手段により設定された使用スケジュールによる撮影進行中に前記使用スケジュールに基づく撮影ペースより早い撮影ペースで前記画質算出手段により算出された画質により被写体の画像データを記録した場合に、前記使用スケジュールにおいて最後まで撮影ができないと判定する判定手段、
    前記判定手段により最後まで撮影ができないと判定されると、前記使用スケジュールにおける残りの撮影枚数又は撮影時間と、前記空き容量とに基づいて、前記記録手段に記録し得る1枚当たり又は単位時間当たりの画像データのメモリ使用量を再度算出する第2の使用量算出手段、
    前記第2の使用量算出手段により再度算出されたメモリ使用量に基づいて、前記使用スケジュール通りに撮影する上で記録し得る画質を前記算出手段に算出させる算出制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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