JP5163143B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、コンバインに関するものである。
特許文献1に記載のように、操縦部の横側に側部操作部を配置するとともに、その下方にエンジン動力を変速伝動するトランスミッションを配置したコンバインが知られている。上記側部操作部は、クラッチレバーを始めとする操作装置を備え、これら操作装置を支持するために、クラッチフレームと称する支持フレームを前後方向に架設し、レバーガイド等を形成したクラッチパネルと称するサイドパネルを設けて構成される。また、支持フレームは、下方のトランスミッションに立設した支柱によって支えすることにより、操作装置の支持剛性の確保を図っている。
特開2003−159956号公報
しかしながら、上記支柱は、その下端がトランスミッションのケースに固定され、伝動機器であるトランスミッションが構造部材としての役割をも担うことによる構成の複雑化を伴うことから、製造コストの増加を招くという問題があった。
本発明の目的は、操縦部に備えた側部操作部について、製造コストの増加を招くことなく、操作装置の支持剛性を確保することができるコンバインを提供することにある。
請求項1に係る発明は、操縦部6の横側に複数の操作装置を備える側部操作部15とエンジン動力を変速伝動するトランスミッション12を上下に配置し、上記側部操作部15にその操作装置を支持する前後方向に延びる支持フレーム16を設け、この支持フレーム16を直下のトランスミッション12に支持する支柱17を設け、該支柱17を、トランスミッション12内部と連通する筒状部材によって形成すると共に、上記側部操作部15の外側方に向けて屈曲させ、この支柱17の上端の開口部17aを、支持フレーム16よりも高い位置に配置すると共に、上記側部操作部15の外側方に向けて開口し、該支柱17に刈取テンションアーム25の支点25aを取付けたことを特徴とする。
上記支柱17はトランスミッション12の内部と連通する筒状部材であることからトランスミッション12の給油口として機能し、また、支持フレーム16を直下のトランスミッション12に支持することにより、側部操作部15の操作装置の支持剛性が確保される。また、操作部6の近傍の上方から、サイドパネル15を着脱することなく給油作業を行える。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成において、前記支柱17に、HSTレバー22の支点22aと、刈取クラッチモータ24を取付けたことを特徴とする
請求項1の構成により、トランスミッション12の給油口として機能する支柱17によって操縦部6の横側の側部操作部15の支持剛性が確保され、すなわち、トランスミッション12に必須の注油口を構造部材として兼用することにより、簡易な構成によって製造コストの増加を招くことなく、側部操作部15の支持剛性を確保することができ、操作性を向上することができる。また、トランスミッション12への注油作業が、側部操作部15の近傍において可能となることから、トランスミッション12のメンテナンスに際し、操縦部6の横側の刈取搬送部等の装置の下方への潜り込みや、同装置を取外すための煩わしい作業を解消することができ、メンテナンスの能率を高めることができる。また、支柱17を側部操作部15の外側方に向けて屈曲させたことにより、操作部6の近傍の上方から、サイドパネル15を着脱することなく給油作業を行うことができる。
請求項2の構成により、請求項1記載の発明の効果に加えて、支柱17を中心とする操作装置の取付け構成によって、それぞれの支持剛性を確保することにより、それぞれの機械的な動作精度を向上することができる。
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の適用対象となるコンバインは、例えば、機体側面図および平面図をそれぞれ図1、図2に示すように、走行機体の先端部で圃場から穀稈を刈取る刈取部1、刈取った穀稈を受けて脱穀選別する脱穀部2、脱穀選別された穀粒を貯留するタンクからなる収容部3、貯留された穀粒を機外に排出するオーガ機構による排出部4等の作業機と、走行手段である左右のクローラ5,5と、機体走行および作業機を操作するための操縦部6等を備える。
各機器の位置関係については、刈取部1が機体の片側(未刈側)に寄った位置に先行配置され、この刈取部1の圃場面からの刈取り高さを目視しうる他側(既刈側)に操縦部6が配置され、その座席6aの下にコンバインの原動部として側面吸気のラジエタを含むエンジン部7が配置される。また、刈取部1の後部には、刈取穀稈の株元側および穂先側をそれぞれ搬送しつつ穀稈を横倒し姿勢にする刈取搬送部8が配置され、これを受ける位置に脱穀部2のフィードチェーン2aが構成される。
左右のクローラ5,5によって支持された機体フレーム11の前端部には、内部機器の配置側面図および正面図をそれぞれ図3、図4に示すように、エンジン動力を変速伝動して左右のクローラ5,5その他を駆動する変速伝動部であるトランスミッション12を車幅中心に配置し、その側方の操縦部6には、座席6aの前方の前部機器操作部を構成するフロントパネル13と座席6aの側方の側部操作部を構成するサイドパネル(側部操作部)15を設けることによって操縦部6の各種操作用機器を配置する。
フロントパネル13には、機体の左右旋回と刈取部の昇降を行うパワステレバーと通称する4方向動作レバー21およびスイッチ、メータ類が配置され、また、サイドパネル15には前後方向に延びる操作部支持桁(支持フレーム)16を備えてこの操作部支持桁16に無段変速操作用のHSTレバー22、刈取・脱穀クラッチレバー23、その他の操作装置が配置される。上記操作部支持桁16は、機体フレーム11に連結する縦フレーム16aによって支持するとともに、トランスミッション12に立設した支柱17によって支持する。この支柱17は、トランスミッション12内部と連通する筒状部材によって形成し、必要により、操作部支持桁16より上位でその近傍に、例えば、サイドパネル15の外側方に開口部17aを形成する。
上述の側部操作部15の構成により、操作部支持桁16の支柱17がトランスミッション12内部と連通する筒状部材であることから同トランスミッション12の給油口としての機能を確保しつつ、操作部支持桁16が直下のトランスミッション12に支持されることによって操作装置の支持剛性が確保される。また、支柱17の開口部17aを操作部支持桁16より上位でその近傍に形成した場合は、トランスミッション12への注油作業が、操縦部6の近傍で操作部支持桁16より上位から可能となることから、トランスミッション12のメンテナンスのために刈取搬送部8を取り外し、または、その下方から潜り込む煩わしさを解消することができる。
また、上記構成においては、サイドパネル15の外側方に支柱17の開口部17aを形成することにより、サイドパネル15の本体部を操縦部6脇の前半位置に配置するとともにHSTレバー22のレバーガイド等を形成して固定的に構成し、サイドパネル15の後半位置に着脱可能な後部パネル15aを構成した場合においても、サイドパネル15の本体部の着脱作業を要することなく、支柱17を介してトランスミッション12の潤滑油の給油作業が可能となる。
上記側部操作部15の操作装置の取付けについては、HSTレバー22の支点22a、刈取クラッチモータ24、刈取テンションアーム25の支点25aを支柱17に取付ける。上記HSTレバー22は、その支点22aの近傍から下方に延びる変速ロッド22bを介してHST油圧ポンプによる無段変速部12aのトラニオン軸へ連繋し、油圧モータ12bの出力を無段変速制御する。上記刈取テンションアーム25は先端部を刈取入力プーリ25cから刈取出力プーリ25dに巻回したベルト25eに介設し、刈取クラッチモータ24によりスプリング25bの押圧力を増減して刈取動力を断接するクラッチを構成する。このような支柱17を中心とする操作装置の取付け構成によってそれぞれの支持剛性を確保することによりそれぞれの機械的な動作精度を向上することができる。
(操縦部構成)
次に、操縦部6の構成については、拡大平面図およびその正面図を図5,図6にそれぞれ示すように、機体フレーム11の前部にステップフレーム31を設け、このステップフレーム31より車幅中央側に突出してステッププレート32を支持するとともに、その突出した端縁32aをトランスミッション12に設けたブラケット33に支持することにより操縦部6の床面を構成する。上記ブラケット33は、具体的には、トランスミッション12の本体部または、トランスミッション12と一体の無段変速部12aに設ける。このようにして、ステッププレート32の端部の支持剛性を確保することができる。
また、上記サイドパネル15は、その上面高さ位置をエンジンカバー34の上面より高く形成し、このエンジンカバー34の後部までサイドパネル15を長く一体に形成し、このサイドパネル15に設けたサイドカバー35の下端は、ステッププレート32の端縁32aに溝32bを形成して嵌合保持することにより、サイドカバー35の下端とステッププレート32の端部を確実に固定することができる。
また、上記サイドパネル15の後半の後部パネル15aを着脱部として着脱可能に構成した場合は、図6におけるA矢視図を図7に示すように、サイドカバー35を前半側のサイドパネル15の本体部に取付けて構成することにより、このサイドカバー35の取外しを要することなく、サイドパネル15の後半側を着脱することができる。
次に、エンジンカバー34は、機体側面に位置する不図示の縦軸について外側方に展開可能に支持し、サイドカバー35の後部と当接するフランジ状の当接部34aの全長に及ぶシール部材を取付け、このシール部材を介してサイドカバー35を押さえ付けるように構成することにより、寸法のばらつきにも柔軟な対応が可能となるとともに、振動による異音発生を抑えることができる。
コンバインの側面図 図1のコンバインの平面図 機体前端部の内部機器の配置側面図 図3の要部正面図 操縦部の拡大平面図 図5の正面図 図6におけるA矢視図
6 操縦部
8 刈取搬送部
11 機体フレーム
12 トランスミッション
12a 無段変速部
13 フロントパネル
15 サイドパネル(側部操作部)
16 操作部支持桁(支持フレーム)
17 支柱
17a 開口部

Claims (2)

  1. 操縦部(6)の横側に複数の操作装置を備える側部操作部(15)とエンジン動力を変速伝動するトランスミッション(12)を上下に配置し、
    上記側部操作部(15)にその操作装置を支持する前後方向に延びる支持フレーム(16)を設け、
    この支持フレーム(16)を直下のトランスミッション(12)に支持する支柱(17)を設け、
    該支柱(17)を、トランスミッション(12)内部と連通する筒状部材によって形成すると共に、上記側部操作部(15)の外側方に向けて屈曲させ、
    この支柱(17)の上端の開口部(17a)を、支持フレーム(16)よりも高い位置に配置すると共に、上記側部操作部(15)の外側方に向けて開口し、
    該支柱(17)に刈取テンションアーム(25)の支点(25a)を取付けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記支柱(17)に、HSTレバー(22)の支点(22a)と、刈取クラッチモータ(24)を取付けたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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