JP5158738B2 - 発泡ゴムロール及び発泡ゴムロールの製造方法 - Google Patents

発泡ゴムロール及び発泡ゴムロールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真式複写機及びプリンタ、またはトナージェット式複写機及びプリンタなどの画像形成装置等に用いられる発泡ゴムロール及び発泡ゴムロールの製造方法に関する。
従来、電子写真式複写機及びプリンタ、またはトナージェット式複写機及びプリンタなどの画像形成装置等に発泡ゴムロールが用いられている。このような発泡ゴムロールの製造では、熱分解型の化学発泡剤が一般的に使用される。化学発泡剤を使用する場合に重要なのは加硫速度と化学発泡剤の分解速度のバランスであり、加硫が発泡よりも先行すると粘度が上昇しすぎる為に充分に発泡しない。また、加硫が発泡よりも先行すると粘度が低くなり過ぎるために気泡が保持されずガスが外へ逃げてしまい充分に発泡しない。
そこで、高発泡体を得るために、加硫が20〜60%程度進行した時に発泡剤の分解ピークを持ってくる方法がある。しかしながら、この方法では、発泡剤が分解してガスを発生する際に加硫がある程度進行しているために気泡が保持されて独立発泡体になりやすく、加硫発泡後の熱収縮などで寸法安定性に問題が出る可能性がある。そこで、寸法安定性を良くするために連続気泡の発泡体が望まれるが、気泡が連結した通気性のいい構造であるために、ガスが外へ放出されやすくなるので高発泡体を得ることが難しいという問題があった。
このような状況の下、加硫速度よりも発泡速度が速くなるように調整された発泡体(例えば特許文献1〜3参照)が提案されている。しかしながら、何れにも独立気泡か連続気泡かの選択については言及がなかった。
特開2002−250336号公報 特開2004−262110号公報 特開2004−69980号公報
本発明はこのような事情に鑑み、連続気泡で且つ高発泡な発泡ゴムロール及び発泡ゴムロールの製造方法を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、少なくとも発泡剤、加硫剤、加硫促進剤を添加したゴム組成物を加硫発泡させて、連続気泡率が50%以上であり且つ発泡倍率が3〜6倍である発泡ゴムロールを成形する発泡ゴムロールの製造方法であって、前記ゴム組成物を、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ発泡進行度が80%の時刻(t2)と加硫進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡させることを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法にある
発明の第の態様は、第の態様において、前記ゴム組成物のムーニー粘度ML1+4(100℃)が5〜40であることを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法にある。
本発明の第の態様は、第1又は2の態様において、前記発泡剤がアゾジカルボンアミドを主成分とすることを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法にある。
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様において、前記加硫促進剤が、少なくともチウラム系加硫促進剤を含むことを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法にある。
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様に記載の発泡ゴムロールの製造方法により製造されたことを特徴とする発泡ゴムロールにある。
図1は、ゴム組成物の発泡進行度及び加硫進行度の関係を示す図である。横軸が時間、発泡曲線の縦軸が圧力(MPa)、加硫曲線の縦軸がトルク(dN・m)である。
本発明の発泡ゴムロールは、発泡剤、加硫剤、及び加硫促進剤などの種類や配合比率、加硫発泡温度などを調整することにより、加硫の進行の初期段階に発泡が十分に進行しているように設計されている。つまり、加硫の進行よりも、発泡の進行が早く進むように設計されている。
なお、実際に発泡ゴムロールを製造する際のゴム組成物の発泡進行度及び加硫進行度は、製造条件をシュミレーションすることにより確認でき、例えばロータレス・レオメーターRLR−3(株式会社東洋精機製作所製)に発泡圧測定装置を装備した加硫発泡測定機を用い、発泡ゴムロールを製造する際と同一配合、同一温度でゴム組成物の発泡進行度及び加硫進行度を同時に測定すればよい。
本発明にかかる発泡進行度とは、JIS K6300−2に準拠して求めたものであるが、図1に示すように、圧力の最小値Pと最大値Pとの差Pを100としたときの各時間における発泡圧力の割合であり、また、本発明にかかる加硫進行度とは、JIS K6300−2に準拠して求めたものであるが、トルクの最小値Mと最大値Mとの差Mを100としたときの各時間におけるトルクの割合である。なお、圧力の最小値P及びトルクの最小値Mは、圧力又はトルクが減少する初期段階における最小値であり、また、圧力の最大値P及びトルクの最大値Mは、全体における最大値である。ただし、発泡曲線及び加硫曲線には、縦軸の最大値が平坦なもの、極大値を持つもの、及び上昇し続けるものがあり、図1に示すように、上昇し続けて最大値が実測できない場合には、所定の測定時間内における最大値を最大値Mとする。
本発明にかかる発泡ゴムロールは、ゴム組成物を、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ発泡進行度80%の時刻(t2)と加硫進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡させたものである。この構成により、連続気泡で且つ高発泡な発泡ゴムロールとなる。発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%より大きくなると、連続気泡ではなく独立気泡の発泡体となってしまい、また、(t3−t2)が2.5分より大きくなると、高発泡体が得られなくなるからである。
また、発泡進行度が80%の時刻(t2)は10分以下であるのが好ましく、特に5分以下が好ましい。発泡剤の分解時間が長くなりすぎると加硫阻害が起き、大きく加硫遅延を起すからである。
本発明にかかる発泡組成物は、連続気泡率が50%以上となるのが好ましい。連続気泡率を50%以上とすることで、弾性力のある発泡ゴムロールとなる。連続気泡率は、全体の気泡の中の連続気泡の割合であり、以下の式より求められる。
Figure 0005158738
また、本発明では、ムーニー粘度がML1+4(100℃)で5〜40のゴム組成物を用いるのが好ましい。ムーニー粘度が5より小さいと粘度が低すぎる為に熱風炉などで加硫発泡した際にゴムがダレてしまい成型体が不均一になり、40より大きいと粘度が高くなるために気泡が十分な大きさに成長しないため高発泡体を得ることが難しくなるからである。
本発明にかかる発泡組成物を得るためのゴム組成物は、上述した条件で加硫発泡するように未加硫ゴム材料に発泡剤、発泡助剤、加硫剤、加硫促進剤、充填剤等を必要に応じて混合したものである。
ゴム部材は、特に限定されず、例えば、天然ゴム、スチレン・ブタジエン・スチレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、水素化ニトリルゴム等が挙げられる。
発泡剤としては、アゾジカルボンアミド(ADCA)、p,p′−オキシ(ベンゼンスルホニルヒドラジド)(OBSH)、N,N′−ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)、ヒドラゾジカルボンアミド、バリウムアゾジカルボンキシレート、炭酸水素ナトリウム、アゾビスイソブチロニトリル等の発泡剤が挙げられ、特に、ADCA発泡剤、又はADCA発泡剤と他の発泡剤との併用が好ましい。ADCA発泡剤を用いる場合は、ゴム組成物が130℃以上で加硫発泡されることが好ましく、さらに言えば150〜200℃の範囲で加硫発泡されることがより好ましい。温度が低すぎると加硫発泡時間が長くなり、温度が高すぎると比較的低分解の可塑剤を使用した場合に可塑剤が揮発し、ゴム物性に影響が出る可能性があるからである。
発泡剤の添加量は、ゴム成分100重量部に対して、1〜12重量部であるのが好ましく、さらに好ましくは3〜8重量部である。発泡剤の添加量が上述した範囲より少ないとガス圧が少なすぎるために膨らまず、添加部数が多すぎると加硫発泡のゴム弾性が悪くなるからである。なお、発泡助剤は一般的に使用されるものを用いればよく、例えば尿素を挙げることができる。
また、加硫剤としては、硫黄、過酸化物、樹脂架橋剤、無機加硫剤等が挙げられ、加硫促進剤としては、グアニジン系、アルデヒド−アミン系、アルデヒド−アンモニア系、チアゾール系、スルフェンアミド系、チオ尿素系、チラウム系、ジチオカルバミン酸塩系、キサントゲン酸塩系などの有機系加硫促進剤、酸化亜鉛などの無機加硫促進剤等が挙げられる。なお、硫黄加硫を行う場合は、チウラム系加硫促進剤、又はチウラム系加硫促進剤と他の加硫促進剤の併用が好ましく、前述した加硫促進剤を用いることで、比較的弾力性のある発泡体が得られる。
一方、充填剤としては、カーボンブラック、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、ハイスチレン樹脂、クレー、タルク、けい酸マグネシウム、ウォラストナイト、ゼイライト、チタン酸カリウム、けい藻土、けい砂、軽石粉、アルミホワイト、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、二硫化モリブテン、エポナイト、シリコーン樹脂粉末等が挙げられる。
また、発泡倍率は、ゴムの種類や配合によって異なるが、本発明にかかる条件で加硫発泡させることで、8倍程度にまですることが可能である。但し、搬送ロール等に用いる発泡ゴムロールの場合、3〜6倍の発泡倍率が好ましい。発泡倍率が高くなりすぎるとセル径が肥大化するために、ロール表面が粗悪になるからである。
本発明の発泡ゴムロールの製造方法は、ゴム組成物を、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ発泡進行度が80%の時刻(t2)と加硫進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡させればよい。
本発明の発泡ゴムロールの製造方法において、加硫発泡させる装置は特に限定されないが、例えば電気炉によって加硫発泡を行うフリー発泡を採用することができ、このようなフリー発泡においても、高発泡な連続気泡の発泡ゴムロールを製造することができる。勿論、蒸気加硫缶を用いた加圧発泡や金型発泡で加硫発泡してもよい。
以上説明したように、本発明では、ゴム組成物を、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ発泡進行度が80%の時刻(t2)と加硫進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡させることで、連続気泡で且つ高発泡な発泡ゴムロールを提供することができる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するがこれらの実施例は本発明の範囲を何ら限定するものではない。
(実施例1)
アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)100重量部、酸化亜鉛5重量部、ステアリン酸1重量部、老化防止剤1重量部、充填剤25重量部、オイル40重量部、チウラム系加硫促進剤2重量部、硫黄1重量部、アゾジカルボンアミド(ADCA)7重量部、発泡助剤7重量部を10インチロールにて混練りし、ゴム組成物を得た。次にクロスヘット押出し機でφ6mmの芯金を用いてこのゴム組成物の押出しを行い、内径φ6mm、外径φ12mmのロール形状物を成形した。成形後、150℃の電気炉にロール形状物を投入して40分間加硫発泡を行い、発泡ゴムロールを得た。
(実施例2)
チウラム系加硫促進剤を0.5重量部とし、さらにスルフェンアミド系加硫促進剤を1重量部、チアゾール系加硫促進剤を1.5重量部、ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤を0.5重量部用いた以外は、実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(実施例3)
チウラム系加硫促進剤を1重量部とし、さらにスルフェンアミド系加硫促進剤を1重量部、チアゾール系加硫促進剤を1重量部用いた以外は、実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(実施例4)
発泡助剤を5重量部とした以外は、実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(実施例5)
発泡助剤を3重量部とした以外は、実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例1)
チウラム系加硫促進剤を1重量部とし、さらにスルフェンアミド系加硫促進剤を1重量部用い、硫黄を0.5重量部にした以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例2)
チウラム系加硫促進剤を用いずに、代わりにスルフェンアミド系加硫促進剤2重量部、チアゾール系加硫促進剤1重量部用いた以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例3)
チウラム系加硫促進剤を0.3重量部とし、さらにスルフェンアミド系加硫促進剤1重量部を用いた以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例4)
チウラム系加硫促進剤を用いずに、代わりにスルフェンアミド系加硫促進剤1重量部、チアゾール加硫促進剤2重量部用いた以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例5)
チウラム系加硫促進剤を0.5重量部とした以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例6)
チウラム系加硫促進剤を0.5重量部とし、さらにチアゾール系加硫促進剤1重量部、ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤を1.5重量部用いた以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(比較例7)
チウラム系加硫促進剤を1重量部とし、さらにチアゾール系加硫促進剤2重量部、ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤1重量部用いた以外は実施例1と同様に発泡ゴムロールを得た。
(試験例1)
各実施例及び各比較例において、150℃の電気炉でロール形状物を加硫発泡する際に、試験機を用いて加硫発泡開始から25分間の発泡進行度及び加硫進行度の同時測定を行った。なお、試験機は、ロータレス・レオメーターRLR−3(株式会社東洋精機製作所製)に発泡圧測定装置を装備した加硫発泡測定機である。発泡進行度及び加硫進行度は、JIS K6300−2に準拠して求めた。
(試験例2)
各実施例及び各比較例で成形した発泡ゴムロールのムーニー粘度(100℃)ML1+4、連続気泡率及び発泡倍率を求めた。
ムーニー粘度(100℃)ML1+4は、ムーニービスコメーターSMV−202(島津製作所製)を使用して測定した。
連続気泡率は、上述した式より求めた。また、発泡倍率は、発泡倍率=(材料比重/発泡後の比重)より求めた。
試験例1及び2の結果を表1及び表2に示す。
Figure 0005158738
Figure 0005158738
(結果のまとめ)
実施例1〜5の発泡ゴムロールは、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ加硫進行度が80%の時刻(t2)と発泡進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡して得たものであり、いずれも発泡倍率が4.1倍以上と高発泡であった。さらに、連続気泡率も70%以上と高かった。これに対し、比較例1〜5は、(t3−t2)の値が2.5よりも大きく、発泡倍率がいずれも低かった。比較例6及び比較例7は、発泡進行度50%の加硫進行度が8%と大きかったために、いずれも連続気泡率は10%以下であった。また、特に加硫が速いために気泡が保持され、独立気泡体となっていることがわかった。
以上より、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ加硫進行度が80%の時刻(t2)と発泡進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡させた発泡ゴムロールは、発泡倍率が高く、連続気泡率が高い発泡ゴムロールとなることがわかった。
発泡進行度及び加硫進行度の関係を示す図である。

Claims (5)

  1. 少なくとも発泡剤、加硫剤、加硫促進剤を添加したゴム組成物を加硫発泡させて、連続気泡率が50%以上であり且つ発泡倍率が3〜6倍である発泡ゴムロールを成形する発泡ゴムロールの製造方法であって、前記ゴム組成物を、発泡進行度が50%の時刻(t1)における加硫進行度が5%以下であり、且つ発泡進行度が80%の時刻(t2)と加硫進行度が80%の時刻(t3)との差である(t3−t2)が2.5分以下となる条件で加硫発泡させることを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法。
  2. 請求項において、前記ゴム組成物のムーニー粘度ML1+4(100℃)が5〜40であることを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法。
  3. 請求項1又は2において、前記発泡剤がアゾジカルボンアミドを主成分とすることを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法。
  4. 請求項1〜の何れかにおいて、前記加硫促進剤が、少なくともチウラム系加硫促進剤を含むことを特徴とする発泡ゴムロールの製造方法。
  5. 請求項1〜の何れかに記載の発泡ゴムロールの製造方法により製造されたことを特徴とする発泡ゴムロール。
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