JP5158588B2 - SIP電話機、VoIPシステム及びそれらに用いる同一ネットワーク内通信方法並びにそのプログラム - Google Patents

SIP電話機、VoIPシステム及びそれらに用いる同一ネットワーク内通信方法並びにそのプログラム Download PDF

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Description

本発明はSIP電話機、VoIPシステム及びそれらに用いる同一ネットワーク内通信方法並びにそのプログラムに関し、特にSIP(Session Initiation Protocol)電話機を用いたVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに関する。
VoIP技術を採用したボタン電話システムにおいては、本社と拠点との間といった異なるネットワーク間でシステムを構成する場合、ネットワーク間はルータを経由して接続されている。
このようなシステムにおいて、SIP電話機とSIPサーバとが異なるネットワークに配置されている場合、SIPメッセージの交換やメディアセッションの確立を行うことができないといったNAT(Network Address Translation)問題が発生する。NAT問題についての対処方法はいくつか存在するが、状況によって問題を解決できない場合がある。
SIP−ALG(Application Level Gateway)機能を実装したルータにおける問題について図9を参照して説明する。図9においては、同一ネットワーク内のSIP電話機間の通信シーケンスを示している。また、ALG機能は、IP(Internet Protocol)アドレスとポート番号とを変換するNAT自身が、上位レイヤのアプリケーションであるSIPメッセージを理解して、IPパケットの中身(ペイロード)のSIPメッセージに含まれる内容を適切に変更する機能である。
プライベートアドレス空間内の発信側SIP電話機は、ユーザの発信操作によって、SDP(Session Description Protocol)を含めた「INVITE」メッセージをSIPサーバに送信して通信セッションの確立を要求する(図9のc1)。
「INVITE」メッセージは、ルータを経由してSIPサーバに送信されるが、その際、ルータのSIP−ALG機能によってSIPメッセージ内のプライベートアドレスはグローバルアドレスへと書き換えられて送信される(図9のc2)。
「INVITE」メッセージを受信したSIPサーバは、ルータに「INVITE」メッセージを送信する(図9のc3)。「INVITE」メッセージを受信したルータは、着信側SIP電話機に「INVITE」メッセージを転送するが(図9のc4)、グローバルアドレス空間からのメッセージはアドレス変換が行われない。
「INVITE」メッセージを受信した着信側SIP電話機は、「INVITE」メッセージに含まれるSDPからメディア送信先の情報を取得するが、ルータを経由する際にグローバルアドレスに変換されているため、メディアの送信先はグローバルアドレスだと認識してしまう。
また、「INVITE」メッセージを受信した着信側SIP電話機は、SDPを含めた「200 OK」メッセージをSIPサーバ経由で発信側SIP電話機に送信する(図9のc5)。「200 OK」メッセージは、ルータを経由して送信されるが(図9のc6)、その際、ルータのSIP−ALG機能によってSIPメッセージ内のプライベートアドレスはグローバルアドレスへと書換えられて送信される。
「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバは、ルータに「200 OK」メッセージを送信する(図9のc7)。「200 OK」メッセージを受信したルータは、発信側SIP電話機に「200 OK」メッセージを転送するが(図9のc8)、グローバルアドレス空間からのメッセージはアドレス変換が行われない。
「200 OK」メッセージを受信した発信側SIP電話機は、「200 OK」メッセージに含まれるSDPからメディア送信先の情報を取得するが、ルータを経由する際にグローバルアドレスに変換されているため、メディアの送信先はグローバルアドレスだと認識してしまう。
尚、SIP−ALGについては、以下の特許文献に記載の技術がある。
特開2005−198156号公報
上記のように、本発明に関連するVoIP技術を採用したボタン電話システムでは、セッションの確立に成功した発信側SIP電話機と着信側SIP電話機とが、グローバルアドレスでメディア通信を行うため、ルータを通したメディア通信となり、ネットワーク(ルータ)に負荷がかかってしまう。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、プライベートアドレス空間内のSIP電話機間のメディア通信をルータを通さずに直接行うことができ、ネットワーク(ルータ)の負荷を軽減することができるSIP電話機、VoIPシステム及びそれらに用いる同一ネットワーク内通信方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明によるSIP電話機は、ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに用いるSIP電話機であって、
発信側の通信相手が同一ネットワーク内に存在しているかどうかを確認する確認手段と、前記確認手段で前記発信側の通信相手が前記同一ネットワーク内に存在していることが確認された時に前記発信側の通信相手との間で前記ルータと前記SIPサーバとを経由して前記プライベートアドレス空間内でメディア通信用プライベートアドレスの情報交換を行う手段とを備えている。
本発明によるVoIPシステムは、ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムであって、
前記SIP電話機同士でのメディア通信を行う際に、前記SIP電話機が前記プライベートアドレス空間内で互いにメディア通信アドレス情報を交換している。
本発明による同一ネットワーク内通信方法は、ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに用いる同一ネットワーク内通信方法であって、
前記SIP電話機同士でのメディア通信を行う際に、前記SIP電話機が前記プライベートアドレス空間内で互いにメディア通信アドレス情報を交換している。
本発明によるプログラムは、ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに用いるSIP電話機内の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
発信側の通信相手が同一ネットワーク内に存在しているかどうかを確認する処理と、前記発信側の通信相手が前記同一ネットワーク内に存在していることが確認された時に前記発信側の通信相手との間で前記ルータと前記SIPサーバとを経由して前記プライベートアドレス空間内でメディア通信用プライベートアドレスの情報交換を行う処理とを含むことを特徴とする。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、プライベートアドレス空間内のSIP電話機間のメディア通信をルータを通さずに直接行うことができ、ネットワーク(ルータ)の負荷を軽減することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態によるSIP(Session Initiation Protocol)電話機の構成例を示すブロック図である。図1において、SIP電話機1は、制御部[CPU(中央処理装置)等]11と、記憶部12とから構成されている。尚、電話機としての機能(例えば、操作部や通信部等の機能)については、公知であるので、その図示及び説明は省略する。
制御部11は、記憶部12に格納されたプログラム(図示せず)を実行することで、ネットワーク内通信の発信処理を行うネットワーク内通信発信制御部111と、ネットワーク内通信の着信処理を行うネットワーク内通信着信制御部112とを実現する。
記憶部12は、例えばSIPプロトコルで規定されるユーザエージェント(UA:User Agent)としての機能を実現するためのSIPプロトコル処理用アプリケーション121を格納している。
図2は本発明の実施の形態によるVoIP(Voice over Internet Protocol)システムの構成例を示すブロック図である。図2において、本発明の実施の形態によるVoIPシステムは、VoIPサーバとしてのSIP(Session Initiation Protocol)サーバ2とルータ3とがインタネット回線200で接続され、ルータ3にはLAN(Local Area Network)回線100でSIP電話機1−1〜1−3が接続されている。SIP電話機1−1〜1−3は、上記のSIP電話機1と同様の構成となっている。
図3は図2のSIPサーバ2の構成例を示すブロック図である。図3において、SIPサーバ2は、制御部(CPU等)21と、記憶部22とから構成されている。尚、サーバにおける通信機能等については、公知であるので、その図示及び説明は省略する。
記憶部22は、例えばSIPプロトコルで規定されるプロキシサーバ、リダイレクトサーバ、レジストラ、ロケーションサーバとしての機能を実現するためのSIPプロトコル処理用アプリケーション221を格納している。プロキシサーバ、リダイレクトサーバ、レジストラ、ロケーションサーバとしての機能は、個別に実現しても、または一体に実現するようにしてもよい。
図4は図2のルータ3の構成例を示すブロック図である。図4において、ルータ3は、制御部(CPU等)31と、記憶部32とから構成されている。尚、ルータにおける通信機能等については、公知であるので、その図示及び説明は省略する。
記憶部32は、NAT(Network Address Translation)/NAPT(Network Address Port Translation)機能3211及びSIP−ALG(Application Level Gateway)機能3212を実現するためのアプリケーション321を格納している。
尚、ルータ3においては、マルチキャストパケットの転送機能を実装しない、あるいはマルチキャストパケットの転送機能を無効にすることができるようになっているものとする。
図5は図1のネットワーク内通信発信制御部111によるネットワーク内通信発信処理を示すフローチャートであり、図6は図1のネットワーク内通信着信制御部112によるネットワーク内通信着信処理をを示すフローチャートである。図7は図2のSIP電話機1−1〜1−3のSIPサーバ2への登録処理を示すシーケンスチャートであり、図8は本発明の実施の形態によるVoIPシステムでのネットワーク内通信の動作を示すシーケンスチャートである。
これら図1〜図8を参照して本発明の実施の形態によるVoIPシステムでのネットワーク内通信の動作について説明する。尚、図5及び図6に示す処理はSIP電話機1の制御部11が記憶部12のプログラムを実行することで実現される。
まず、SIP電話機1−1〜1−3のSIPサーバ2への登録について、図7を参照して説明する。SIP電話機1−1〜1−3はSIPサーバ2への登録を行うことで、発着信の電話機能サービスを利用することが可能となる。
各SIP電話機1−1〜1−3は、「REGISTER」メッセージをSIPサーバ2に送信することで(図7のa1,a5,a9)、SIP電話機1−1〜1−3の所在登録を要求する。「REGISTER」メッセージは、ルータ3を経由してSIPサーバ2に送信される(図7のa2,a6,a10)。
その際には、ルータ3のSIP−ALG機能3212によってSIPメッセージ内のプライベートアドレスがグローバルアドレスへと書換えられて送信される。また、ルータ3にSIP電話機1−1〜1−3のプライベートアドレスとグローバルアドレスとのアドレス変換情報が生成される。
「REGISTER」メッセージを受信したSIPサーバ2は、ルータ3に対して「200 OK」メッセージを送信する(図7のa3,a7,a11)。「200 OK」メッセージを受信したルータ3は、上記のアドレス変換情報にしたがって、SIP電話機1−1〜1−3に「200 OK」メッセージを転送する(図7のa4,a8,a12)。
ルータ3のアドレス変換情報は、一定時間しか保持されないため、SIP電話機1−1〜1−3が周期的にSIPサーバ2へ「REGISTER」メッセージを送信して登録の更新を行う(図7のa13〜a24)。
次に、同一ネットワーク内のSIP電話機1−1,1−3間の通信について図8を参照して説明する。ここで、SIP電話機1−1は発信側であるので図5に示すネットワーク内通信発信処理を実行し、SIP電話機1−3は着信側であるので図6に示すネットワーク内通信着信処理を実行する。
プライベートアドレス空間内のSIP電話機1−1は、ユーザの発信操作によって「INVITE」メッセージをSIPサーバ2に送信して通信セッションの確立を要求する。「INVITE」メッセージの送信に先立って、発信側のSIP電話機1−1は、自機がプライベートアドレス空間にあり、SIPサーバ2がグローバルアドレス空間に配置されている場合、予め設定されたマルチキャストグループへの参加を行う(図5ステップS1、図8のb1)。
その後、発信側のSIP電話機1−1は、SDP(Session Description Protocol)を含めた「INVITE」メッセージをSIPサーバ2に送信する(図5ステップS2、図8のb2)。「INVITE」メッセージは、ルータ3を経由して送信されるが(図8のb3)、その際、ルータ3のSIP−ALG機能3212によってSIPメッセージ内のプライベートアドレスがグローバルアドレスへと書き換えられて送信される。
「INVITE」メッセージを受信したSIPサーバ2は、ルータ3に「INVITE」メッセージを送信する(図8のb4)。「INVITE」メッセージを受信したルータ3は、着信側のSIP電話機1−3に「INVITE」メッセージを転送するが(図8のb5)、この時、ルータ3のSIP−ALG機能3212はSIPメッセージに対して加工を行わない。
「INVITE」メッセージを受信した着信側のSIP電話機1−3は、「INVITE」メッセージに含まれるSDPからメディア送信先の情報を取得する(図6ステップS11,S12)。
着信側のSIP電話機1−3は、取得したメディア送信先がグローバルアドレスの場合、予め設定されたマルチキャストアドレス宛にマルチキャストのパケットを送信してメディア送信先が同一ネットワーク上にないかどうか検索する(図6ステップS13,S14、図8のb6)。マルチキャストパケットには、発信側のSIP電話機1−1の電話番号、着信側のSIP電話機1−3のメディア通信アドレス(プライベートアドレス)の情報が含まれる。
マルチキャストパケットを受信した発信側のSIP電話機1−1は、マルチキャストパケットに含まれる発信側の電話番号が自分の電話番号であるかどうかをチェックし(図5ステップS3,S4)、自分の電話番号であった場合(図5ステップS5、図8のb7)、着信側のSIP電話機1−3のメディア通信アドレスをメディア送信先アドレスとして取得する(図5ステップS6)。
発信側のSIP電話機1−1は、応答としてユニキャストパケットを着信側のSIP電話機1−3に送信する(図5ステップS7、図8のb8)。ユニキャストパケットには、発信側のSIP電話機1−1のメディア通信アドレス(プライベートアドレス)の情報が含まれる。
発信側のSIP電話機1−1からのユニキャストパケットを受信した着信側のSIP電話機1−3は、ユニキャストパケットから発信側のSIP電話機1−1のメディア通信アドレスをメディア送信先アドレスとして取得する(図6ステップS15,S16、図8のb9)。
その後、着信側のSIP電話機1−3は、SDPを含めた「200 OK」メッセージをSIPサーバ2経由で発信側のSIP電話機1−1に送信する(図6ステップS17、図8のb10)。「200 OK」メッセージは、ルータ3を経由してSIPサーバ2に送信され、SIPサーバ2からルータ3を経由して発信側のSIP電話機1−1に送信される(図8のb11〜b13)。
「200 OK」メッセージを受信した発信側のSIP電話機1−1は、「ACK」メッセージをSIPサーバ2経由で着信側のSIP電話機1−3に送信することでセッションを確立する(図5ステップS8,S9、図8のb14)。「ACK」メッセージは、ルータ3を経由してSIPサーバ2に送信され、SIPサーバ2からルータ3を経由して着信側のSIP電話機1−3に送信される(図8のb15〜b17)。
セッションの確立に成功した発信側のSIP電話機1−1と着信側のSIP電話機1−3とは、互いのメディア通信用プライベートアドレスで、メディア通信を行う(図8のb18)。
このように、本実施の形態では、発信側のSIP電話機1−1(送信元端末)が同一ネットワークに存在しているかどうかの確認、及び発信側のSIP電話機1−1(送信元端末)と着信側のSIP電話機1−3(送信先端末)との間で、ルータ3とSIPサーバ2とを経由してメディア通信用プライベートアドレスの情報交換を行うことで、同一ネットワーク内のSIP電話機1−1〜1−3間のメディア通信をルータ3通さずに直接行うことで、ネットワーク(ルータ3)の負荷を減らすことができる。
尚、本実施の形態では、着信側のSIP電話機1−3からマルチキャストを送信してメディア通信用アドレス交換を行っているが、発信側が「INVITE」メッセージの送信前にマルチキャストを送信することで、アドレス交換を行ってもよい。
すなわち、本発明によるVoIPシステムは、SIPサーバ2がルータ3のグローバルアドレス空間に配置され、インタネット回線200でルータ3と接続され、SIP電話機1−1〜1−3がルータ3のプライベートアドレス空間に配置され、LAN回線100でルータ3と接続されるボタン電話システムである。
SIP電話機1−1〜1−3は、SIPサーバ2に登録を行うことで、電話機サービスを利用することが可能である。プライベートアドレス空間のSIP電話機1−1〜1−3同士でのメディア通信を行う際に、着信側のSIP電話機1−3は、マルチキャストパケットを送信して発信側のSIP電話機1−1が同一ネットワークに存在するかどうかの確認を行うとともに、着信側のSIP電話機1−3のメディア通信アドレスを通知する。
発信側のSIP電話機1−1は、マルチキャストパケット受信に対する応答として、着信側のSIP電話機1−3にユニキャストパケットで発信側のSIP電話機1−1のメディア通信アドレスを通知する。プライベートアドレス空間内で互いにメディア通信アドレス情報を交換することによって、ルータ3を通さずにメディア通信を行う。これによって、本発明では、ネットワーク(ルータ3)の負荷を減らすことができる。
本発明の実施の形態によるSIP電話機の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるVoIPシステムの構成例を示すブロック図である。 図2のSIPサーバの構成例を示すブロック図である。 図2のルータの構成例を示すブロック図である。 図1のネットワーク内通信発信制御部によるネットワーク内通信発信処理を示すフローチャートである。 図1のネットワーク内通信着信制御部によるネットワーク内通信着信処理をを示すフローチャートである。 図2のSIP電話機のSIPサーバへの登録処理を示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態によるVoIPシステムでのネットワーク内通信の動作を示すシーケンスチャートである。 本発明に関連するVoIPシステムでのネットワーク内通信の動作を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1,1−1〜1−3 SIP電話機
2 SIPサーバ
3 ルータ
11,21,31 制御部
12,22,32 記憶部
100 LAN
111 ネットワーク内通信発信制御部
112 ネットワーク内通信着信制御部
121 SIPプロトコル処理用アプリケーション
200 インタネット回線
221 SIPプロトコル処理用アプリケーション
321 アプリケーション
3211 NAT/NAPT機能
3212 SIP−ALG機能

Claims (11)

  1. ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに用いるSIP電話機であって、
    発信側の通信相手が同一ネットワーク内に存在しているかどうかを確認する確認手段と、前記確認手段で前記発信側の通信相手が前記同一ネットワーク内に存在していることが確認された時に前記発信側の通信相手との間で前記ルータと前記SIPサーバとを経由して前記プライベートアドレス空間内でメディア通信用プライベートアドレスの情報交換を行う手段とを有することを特徴とするSIP電話機。
  2. 前記発信側の通信相手が前記同一ネットワークに存在するかどうかの確認を行う際に、マルチキャストパケットを送信し、自機のメディア通信用プライベートアドレスを通知することを特徴とする請求項1記載のSIP電話機。
  3. 着信側の通信相手からマルチキャストパケットを受信した時に、当該マルチキャストパケット受信に対する応答として前記着信側の通信相手にユニキャストパケットで自機のメディア通信用プライベートアドレスを通知することを特徴とする請求項2記載のSIP電話機。
  4. SIP−ALG(Application Level Gateway)機能を実装したルータで閉じられたプライベートアドレス空間に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のSIP電話機。
  5. ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムであって、
    前記SIP電話機同士でのメディア通信を行う際に、前記SIP電話機が前記プライベートアドレス空間内で互いにメディア通信アドレス情報を交換することを特徴とするVoIPシステム。
  6. 着信側のSIP電話機が、マルチキャストパケットを送信して発信側のSIP電話機が同一ネットワークに存在するかどうかの確認を行うとともに、前記着信側のSIP電話機のメディア通信アドレス情報を前記発信側のSIP電話機に通知し、
    前記発信側のSIP電話機が、前記マルチキャストパケット受信に対する応答として、前記着信側のSIP電話機にユニキャストパケットで前記発信側のSIP電話機のメディア通信アドレス情報を通知することを特徴とする請求項5記載のVoIPシステム。
  7. 前記SIP電話機が、SIP−ALG(Application Level Gateway)機能を実装したルータで閉じられたプライベートアドレス空間に配置されたことを特徴とする請求項5または請求項6記載のVoIPシステム。
  8. ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに用いる同一ネットワーク内通信方法であって、
    前記SIP電話機同士でのメディア通信を行う際に、前記SIP電話機が前記プライベートアドレス空間内で互いにメディア通信アドレス情報を交換することを特徴とする同一ネットワーク内通信方法。
  9. 着信側のSIP電話機が、マルチキャストパケットを送信して発信側のSIP電話機が同一ネットワークに存在するかどうかの確認を行う処理と、前記着信側のSIP電話機のメディア通信アドレス情報を前記発信側のSIP電話機に通知する処理とを実行し、
    前記発信側のSIP電話機が、前記マルチキャストパケット受信に対する応答として、前記着信側のSIP電話機にユニキャストパケットで前記発信側のSIP電話機のメディア通信アドレス情報を通知する処理を実行することを特徴とする請求項8記載の同一ネットワーク内通信方法。
  10. 前記SIP電話機が、SIP−ALG(Application Level Gateway)機能を実装したルータで閉じられたプライベートアドレス空間に配置されたことを特徴とする請求項8または請求項9記載の同一ネットワーク内通信方法。
  11. ルータで閉じられたプライベートアドレス空間にSIP(Session Initiation Protocol)電話機が配置され、前記SIP電話機が前記ルータのグローバルアドレス空間に配置されているSIPサーバに登録を行うことで電話機サービスが利用可能なVoIP(Voice over Internet Protocol)システムに用いるSIP電話機内の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
    発信側の通信相手が同一ネットワーク内に存在しているかどうかを確認する処理と、前記発信側の通信相手が前記同一ネットワーク内に存在していることが確認された時に前記発信側の通信相手との間で前記ルータと前記SIPサーバとを経由して前記プライベートアドレス空間内でメディア通信用プライベートアドレスの情報交換を行う処理とを含むことを特徴とするプログラム。
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