JP5157782B2 - 車両の排気管構造 - Google Patents

車両の排気管構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5157782B2
JP5157782B2 JP2008245599A JP2008245599A JP5157782B2 JP 5157782 B2 JP5157782 B2 JP 5157782B2 JP 2008245599 A JP2008245599 A JP 2008245599A JP 2008245599 A JP2008245599 A JP 2008245599A JP 5157782 B2 JP5157782 B2 JP 5157782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
exhaust pipe
branch
width direction
pipe structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008245599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010076537A (ja
Inventor
ホセイン 明魅朗
明広 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2008245599A priority Critical patent/JP5157782B2/ja
Priority to DE102009028447.8A priority patent/DE102009028447B4/de
Priority to US12/544,767 priority patent/US7849959B2/en
Publication of JP2010076537A publication Critical patent/JP2010076537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5157782B2 publication Critical patent/JP5157782B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は、車両の排気管構造に関し、さらに詳しくは、車体後面にオフセット衝突を受けた場合の損傷を低減可能な車両の排気管構造に係わるものである。
車両前部にエンジンが搭載された車両では、排気マニホールドで集合された排気管は、車体中央下面のフロアトンネル内を通って車両後部に延び、車両後端部に配設されたマフラーを介して外気に連通されている。排気抵抗によるエンジンの出力損失を抑制するためには充分なマフラー容積を確保する必要があり、走行性能に重点を置いた車両では、車両後端部の左右両側にマフラーが設置され場合が多い。
このようなデュアルマフラータイプの車両の排気管は、一般に後部座席下の燃料タンク後方で分岐し、左右の分岐管を介して左右のマフラーに接続される。この分岐管のレイアウトとしては、車両中央から左右に対称に振り分けられるY字状またはT字状のレイアウトが一般的である(特許文献1参照)。
ところで、車両が他の走行車両による後面衝突を受ける場合、つまり追突される場合、車体後面にフルラップ衝突される場合とオフセット衝突される場合が想定される。例えば、前者は、車線停車中の車両に後続車が衝突する場合などが該当し、後者は、路肩停車中の車両に後続車が衝突する場合や、道路の合流地点や車線変更時における接触が該当し、この場合、運転席側後方または斜め後方からの追突が想定されことになる。
先述したデュアルマフラータイプの車両が、車体後面へのオフセット衝突を受ける場合、軽度の衝突であっても、車体後端部の衝突側に位置したマフラーには大きな荷重が作用し、マフラーと共に排気管全体が車両前方側へ押し出され、排気管上流側の一次サイレンサーや二次触媒の損傷が懸念される。特に、Y字状レイアウトの分岐管を備えた車両では、分岐管を介して排気管を車両前方側へ押し出す力が強く働くため、上流側に配置された部品への影響が大きい。また、T字状の分岐管レイアウトでは、曲げ応力の集中による分岐部の破損が懸念される。
特開平9−86193号公報
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、車体後部に斜め後方から衝撃荷重が作用した場合における排気管分岐部の損傷および排気管上流側の二次触媒や一次サイレンサーの損傷を低減可能な排気管構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両後端部の左右両側に配設されたマフラーと、車両前部に搭載されたエンジンの排気マニホールドから、後部座席下方に配設された燃料タンクの下側を通り、車両後部の分岐部まで延びる排気管と、前記分岐部から前記左右のマフラーに延びる左右の分岐管と、を備えた車両の排気管構造において、前記分岐部は、車幅方向の中央に対して前記左右いずれかのマフラー側にずれて配置され、前記排気管は、前記排気マニホールドから前記燃料タンク後端付近の車幅方向中央に位置した屈曲部まで延びかつ少なくともフロア前端部から前記屈曲部までの区間では車幅方向中央に直線的に配管された上流部と、前記屈曲部から前記分岐部に向かって斜めに配管された斜行部とを有し、前記左右の分岐管のうち対応するマフラーまでの距離が長い方の分岐管の長さが、前記斜行部の長さと略等しいことを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記各分岐管は、前記分岐部に連なる主要部分が車幅方向に直線的に配管されている。また、前記排気管は、前記屈曲部またはその近傍で角変位を許容する管継手を介して接続されている。その場合、前記左右のマフラーおよび前記左右の分岐管は、前記分岐部を中心とした水平面内の回転変位を許容すべく前後方向に変位可能に懸架されていることが好ましい。
本発明に係る車両の排気管構造は、上記特徴により、車体後部に後方または斜め後方から、長い方の分岐管に接続されたマフラー側にオフセットして衝撃荷重が作用し、当該マフラーが前方に移動することによって、分岐部を中心として長い方の分岐管を前方に回転させかつ排気管斜行部を側方に回転させるモーメントが生じた場合にも、当該分岐管の長さが相対的に長く設定されたことにより、当該分岐管および斜行部の回転角度が小さく抑えられ、排気管分岐部への曲げ応力が小さくなり、分岐部の損傷を低減できる。
また、排気管の屈曲部により、後方からの荷重に対する突っ張りが緩和され、排気管の前方への押出しとそれに伴う排気管上流側の二次触媒や一次サイレンサーの損傷を低減できる。
さらに、排気管の分岐部とそれに連なる斜行部が、車幅方向の中央に対して側方にずれて配置された構成により、当該部位の車幅方向中央にジャッキアップポイントを設置可能となる。通常、この部位には、リアサスペンションの支持フレーム(サブフレーム)が配設され、剛性の高い部位の車幅方向中央にジャッキアップポイントを設置することで、ジャッキアップ時の支持剛性および安定性を確保できる。
本発明において、前記各分岐管が、前記分岐部に連なる主要部分が車幅方向に直線的に配管されている態様では、車体後部に後方から衝撃荷重が作用した場合にも、各分岐管の主要部分への前方向への荷重が低減され、回転角度が小さく抑えられたことにより許容範囲の懸架の変位が伝達されるのみとなるので、排気管の前方への押出しとそれに伴う排気管上流側の二次触媒や一次サイレンサーの損傷を低減する上で有利である。
本発明において、前記排気管が、前記屈曲部またはその近傍で角変位を許容する管継手を介して接続されている態様では、車体後部に後方または斜め後方からオフセットして作用する衝撃荷重により、分岐部を中心として長い方の分岐管を前方に回転させかつ排気管斜行部を側方に回転させるモーメントが生じた場合に、管継手によって、排気管の上流部に対する斜行部の角変位が許容されることで、排気管上流側への荷重や振動の伝達が抑制され、排気管上流側の二次触媒や一次サイレンサーの損傷を一層低減できる。
本発明において、前記左右のマフラーおよび前記左右の分岐管が、前記分岐部を中心とした水平面内の回転変位を許容すべく前後方向に変位可能に懸架されている態様では、車体後部に後方または斜め後方からオフセットして作用する衝撃荷重により、分岐部を中心として長い方の分岐管を前方に回転させかつ排気管斜行部を側方に回転させるモーメントが生じた場合に、各分岐管の変位が許容されることで、分岐部への応力集中を緩和するうえで有利である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る排気管構造が実施される車両1をリアドア、クォーターパネル、およびリアフロアパネル9を除いた状態で左側上方から見た斜視図である。図において、車両1は、車体前部にエンジン10が搭載されたフロントエンジン車であり、かつ、キャビン左側に運転席81(図3)が設置された左ハンドル車である。運転席81を含む前部座席の後方には、不図示の後部座席が設置され、該後部座席位置から後方のリアフロア9は、フロントフロア8より高位置に設定され、その両側部に沿って車体後部の構造要素であるリアフロアサイドメンバー11,11が配設されている。
リアフロアサイドメンバー11,11の後端には、それぞれ、車両後部の主要な衝撃吸収構造を構成するクラッシュボックス15,15が延設されており、左右のクラッシュボックス15,15の後端は、車幅方向に延在するリアバンパーメンバー16で連結されている。図1に左側のみ示されているマフラー5(6)は、リアフロアサイドメンバー11の後端付近と、クラッシュボックス15の後端付近の前後2箇所において、後述する懸架手段により懸架されている。
左右のリアフロアサイドメンバー11,11の間には、車両前後方向に離間して3つのクロスメンバー12,13,14が架設されている。最も前方に位置したリアフロアフロントクロスメンバー12は、フロントフロア8とリアフロア9との間の段差部に車幅方向に延在しており、フロントフロア8の後端から傾斜して立ち上がり、上後端部においてリアフロア9の前端部に接合されている。
リアフロアフロントクロスメンバー12とその後方に位置したリアフロアセンタークロスメンバー13との間に画成される後部座席下のリアフロア下部空間に燃料タンク7が設置されている。燃料タンク7は、図2に示すように、リアフロアフロントクロスメンバー12とリアフロアセンタークロスメンバー13との間に架設された2本のベルトでリアフロア9の下側に支持されている。
リアフロアセンタークロスメンバー13とその後方に位置したリアフロアリアクロスメンバー14は、左右2箇所に架設されたリアフロアクロスメンバーブレース34で相互に連結されている。これらリアフロアセンタークロスメンバー13およびリアフロアリアクロスメンバー14の下側には、図2に示すように、後輪用のサスペンションアームを枢支するサブフレーム18が取付けられている。サブフレーム18は、井桁状に構成され、その下面の車幅方向中央にジャッキアップポイント19が設置されている。
図2は、本発明に係る排気管構造を実施した車両1の後部底面図である。図1に示したエンジン10の排気マニホールドで集合された排気管2(21)は、一次触媒20(図1)を経由して、図2に示す車体中央下面のフロアトンネル80内に直線的に延び、フロアトンネル80内に設置された二次触媒3に接続され、燃料タンク7の下方でサブマフラー4(一次サイレンサー)に接続されている。
排気管21は、サブマフラー4の下流側の燃料タンク7の後端付近で、ボールジョイント22を介して斜行部23に接続されている。斜行部23は、ボールジョイント22の直後で屈曲し、車幅方向中央に対して運転席81側(図示例では左側)にオフセットされた分岐部24に向かって斜めに配管され、分岐部24にて左右の分岐管25,26に分岐している。
各分岐管25,26は、分岐部24から左右両側に向かって直線的に延び、左右のマフラー5,6の前方でそれぞれ上後方に屈曲してマフラー5,6の前端側に接続されている。マフラー5,6の後端から後方に延出したテールパイプ27,28の各先端部は、それぞれ、リアバンパー17(バンパーフェイシア)を貫通する左右の開口部77,78に臨んで開口されており、該各開口部77,78を通じて排気ガスを車両後方に排出可能である。
図4は、車両後部の排気管レイアウトを示している。図示のように、本発明に係る排気管構造では、左右の分岐管25,26のうち、車幅方向左側(図4では右側)に延びる長い方の分岐管25は、分岐部23から車幅方向に直線的に延びる主要部分の長さb(車幅方向の距離)が、斜行部23の長さa(直線距離)とほぼ同じに設定されている。
一方、図2に示すように、排気管2の斜行部22は、サブフレーム18を前後に跨ぐように配管され、左右の分岐管25,26は、サブフレーム18の後方に位置したスペアタイヤハウス90の前部に沿って車幅方向に配管されている。この部分の排気管2の懸架手段としては、図4に示すように、斜行部23の前方寄りの部分にハンガー23aが固着され、左右の分岐管25,26の各マフラー5,6との接続部分にそれぞれハンガー25a,26aが固着され、さらに、左右のマフラー5,6の後上部にそれぞれハンガー5a,6aが固着されている。
斜行部23のハンガー23aは、リアフロアセンタークロスメンバー13(図2)の下部に設けたブラケットに車幅方向の移動を許容した状態で取り付けられている。これに対して、左右の分岐管25,26のハンガー25a,26aは、左右のリアフロアサイドメンバー11,11の後端付近に設けたブラケットに車両前後方向の移動を許容した状態で取り付けられ、かつ、左右のマフラー5,6のハンガー5a,6aは、左右のクラッシュボックス15,15の後端付近に設けたブラケットに車両前後方向の移動を許容した状態で取り付けられている。なお、各ハンガーの移動を許容する懸架手段としては、各ハンガーと車体側ブラケットとの間に弾性部材を介在させその弾性変形や回動を利用する弾性懸架を利用できる。
車両が他の走行車両の後面衝突を受ける場合、運転席側後方または斜め後方からのオフセット衝突の可能性が高いことは既に述べた。例えば、図3に示すように、右側走行の高速道路などで右側からランプ合流する車両1(左ハンドル)に、走行車線を高速走行中の車両70が追突する場合や、右側走行の道路の右路肩に停車中の車両1に、後続車両70(衝突試験機のバリア)が追突する場合、車両1には、車体後部の運転席81側の斜め後方から衝撃荷重が作用することになる。
その場合、図4(底面図)に示すように、運転席81側のテールパイプ27およびマフラー5に衝撃荷重が作用すると、分岐管25には、分岐部24を中心として前方に回転するモーメントが生じ、これに伴い、排気管2の斜行部23には、分岐部24を中心として側方に回転しようとするモーメントが生じることになる。
その際の回転角度θは、マフラー5の移動量をx、分岐管25の長さbをとすると、
θ=atan(x/b)
であるので、分岐管25の長さbが長い程、回転角度θが小さくなり、分岐部24の損傷を低減することができる。
図示例のように、左右の分岐管25,26の長さの比が2:1の場合(すなわち左側の分岐管25の長さbが右側の分岐管26の長さの2倍の場合)には、左右の分岐管25,26の長さが等しい場合(すなわち車幅方向の中央に分岐部24が配置されている場合)に比べて回転角度θを25%以上低減され、分岐部24の曲げ応力が軽減される。
ここで、斜行部23の長さaが分岐管25の主要部分の長さbよりも有意に短い場合には、分岐部24に図示例と同程度のオフセットを確保しようとすると、その分、斜行部23の傾斜角度を大きくする必要が生じる。斜行部23の傾斜角度が大きいと、図4に示されるように、分岐管25側のマフラー5に後方から荷重が作用した場合に、分岐管25の前方への回転に伴う斜行部23の側方への回転によって、斜行部23前端のボールジョイント22が前方に移動する成分が多くなり、排気管21が上流側に押出されて二次触媒3やサブマフラー4を破損させる傾向が大きくなる。
一方、斜行部23の長さaが分岐管25の主要部分の長さbよりも有意に長い場合には、分岐管25の前方への回転に伴う斜行部の側方への回転によって、斜行部23前端のボールジョイント22の側方への移動量が大きくなり、燃料タンク7の下側にクリアランスを大きく確保する必要が生じ、設計の自由度が損なわれる。また、分岐部24のオフセットを図示例と同程度に留めようとすると、斜行部23の傾斜角度が小さくなり、後方からの荷重によって排気管21が直接的に上流側に押出される成分が多くなり、二次触媒3やサブマフラー4を破損させる傾向が大きくなる。
上記のような理由から、斜行部23の長さaが分岐管25の主要部分の長さbと同程度に設定されることが好ましく、斜行部23の設置状態における水平面内での傾斜角度は、車両前後方向に対して10〜20度に設定されることが好ましい。このような排気管レイアウトは、車体後面にフルラップ衝突を受けた場合には、排気管2の屈曲部(22)が左側(図4中右側)に変位することによって、排気管21の上流側への押出を緩和でき、二次触媒3やサブマフラー4の損傷を低減する上でも有利である。
また、分岐管25および斜行部23に分岐部24を中心とした前述したようなモーメントが生じた場合に、斜行部23がハンガー23aを介して車幅方向の移動が許容された状態で懸架され、かつ、斜行部23と排気管21とがボールシール22を介して角変位を許容した状態で接続されていることにより、斜行部23および排気管21は、側方(図4中左方)に変位可能であり、この変位によっても、分岐部24の曲げ応力が軽減されることになる。
さらに、分岐部24を中心とした上記のようなモーメントが生じた場合に、図4に示すように、分岐部24に分岐管26を介して接続されている右側のマフラー6には、相対的に車両後方に向かう応力を生じるが、分岐管26およびマフラー6が、ハンガー26aおよび6aを介して、車両前後方向の移動が許容されるように懸架されていることにより、分岐管26およびマフラー6が車両後方に変位でき、この変位によっても、分岐部24の曲げ応力が軽減されることになる。
また、本発明に係る排気管2は、斜行部23が、車幅方向中央に対して左側にオフセットされた分岐部24に向かって斜めに配管された構成により、サブフレーム18の車幅方向中央へのジャッキアップポイント19の設置に支障が無いばかりか、ジャッキアップポイント19へのジャッキのアクセスが容易となり、安定的にジャッキアップを行う上で有利である。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいてさらに各種の変形および変更が可能である。
本発明に係る排気管構造が実施される車両をリアドアおよびクォーターパネルを除いた状態で側上方から見た斜視図である。 本発明に係る排気管構造を実施した車両後部を示す底面図である。 車体後部に斜め後方から衝撃荷重が作用する状況を示す平面図である。 本発明に係る排気管構造を示す要部底面図である。
符号の説明
1 車両
2,21 排気管
3 二次触媒
4 サブマフラー(一次サイレンサー)
5,6 マフラー
5a,6a,23a,25a,26a ハンガー
7 燃料タンク
9 リアフロアパネル
10 エンジン
11 リアフロアサイドメンバー
15 クラッシュボックス
16 リアバンパーメンバー
17 リアバンパー
18 サブフレーム
19 ジャッキアップポイント
20 一次触媒
22 ボールジョイント(管継手、屈曲部)
23 斜行部
24 分岐部
25,26 分岐管
27,28 テールパイプ

Claims (5)

  1. 車両後端部の左右両側に配設されたマフラーと、
    車両前部に搭載されたエンジンの排気マニホールドから、後部座席下方に配設された燃料タンクの下側を通り、車両後部の分岐部まで延びる排気管と、
    前記分岐部から前記左右のマフラーに延びる左右の分岐管と、
    を備えた車両の排気管構造において、
    前記分岐部は、車幅方向の中央に対して前記左右いずれかのマフラー側にずれて配置され、前記排気管は、前記排気マニホールドから前記燃料タンク後端付近の車幅方向中央に位置した屈曲部まで延びかつ少なくともフロア前端部から前記屈曲部までの区間では車幅方向中央に直線的に配管された上流部と、前記屈曲部から前記分岐部に向かって斜めに配管された斜行部とを有し、前記左右の分岐管のうち対応するマフラーまでの距離が長い方の分岐管の長さが、前記斜行部の長さと略等しいことを特徴とする車両の排気管構造。
  2. 前記各分岐管は、前記分岐部に連なる主要部分が車幅方向に直線的に配管されていることを特徴する請求項1に記載の車両の排気管構造。
  3. 前記排気管は、前記屈曲部またはその近傍で角変位を許容する管継手を介して接続されていることを特徴する請求項1に記載の車両の排気管構造。
  4. 前記左右のマフラーおよび前記左右の分岐管は、前記分岐部を中心とした水平面内の回転変位を許容すべく前後方向に変位可能に懸架されていることを特徴する請求項3に記載の車両の排気管構造。
  5. 前記分岐部は、車幅方向の中央に対して運転席と反対側にずれて配置され、前記左右の分岐管のうち、運転席側に配管された長い方の分岐管の長さが、前記斜行部の長さと略等しいことを特徴する請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両の排気管構造。
JP2008245599A 2008-09-25 2008-09-25 車両の排気管構造 Active JP5157782B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008245599A JP5157782B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 車両の排気管構造
DE102009028447.8A DE102009028447B4 (de) 2008-09-25 2009-08-11 Abgasrohranordnung für ein Fahrzeug
US12/544,767 US7849959B2 (en) 2008-09-25 2009-08-20 Exhaust pipe structure for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008245599A JP5157782B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 車両の排気管構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010076537A JP2010076537A (ja) 2010-04-08
JP5157782B2 true JP5157782B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=42036491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008245599A Active JP5157782B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 車両の排気管構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7849959B2 (ja)
JP (1) JP5157782B2 (ja)
DE (1) DE102009028447B4 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5299635B2 (ja) * 2009-08-26 2013-09-25 スズキ株式会社 排気管の支持構造
JP5406064B2 (ja) * 2010-01-29 2014-02-05 本田技研工業株式会社 自動2輪車用排気装置
EP2853428B1 (en) * 2012-05-23 2019-04-03 Honda Motor Co., Ltd. Hybrid vehicle
KR101511541B1 (ko) * 2013-11-15 2015-04-13 현대자동차주식회사 Cda 엔진용 듀얼 배기계 구조
FR3077845B1 (fr) * 2018-02-14 2020-01-24 Psa Automobiles Sa Vehicule automobile a crochet d’echappement relie au silencieux par des moyens rupture predetermine
CN108506072A (zh) * 2018-05-24 2018-09-07 上海天纳克排气***有限公司 双尾桥式***
DE102018129661A1 (de) * 2018-11-26 2020-05-28 Audi Ag Bodenverkleidung für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug
US10900407B2 (en) * 2019-01-17 2021-01-26 Honda Motor Co., Ltd. Muffler with internal gap heat shield
US20210254522A1 (en) * 2020-02-18 2021-08-19 Divergent Technologies, Inc. Impact energy absorber with integrated engine exhaust noise muffler
US11713700B2 (en) 2020-07-24 2023-08-01 Mike's Pipes, Inc. Method and apparatus for converting a vehicle from a dual-in, single-out exhaust system to a dual-in, dual-out exhaust system

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1613580A (en) * 1924-03-31 1927-01-04 Ralph J Neal Heating device for automobiles
US2483554A (en) * 1945-12-10 1949-10-04 Nash Albert George Sanding device
US2568409A (en) * 1949-02-23 1951-09-18 Herbert R Phillips Exhaust extension and guard for automobiles
US3035505A (en) * 1960-04-12 1962-05-22 Robert E Lee Exhaust pipe attachment
US3404445A (en) * 1964-09-14 1968-10-08 Oldberg Mfg Company Method of forming a sound attenuating and gas passage tube construction
DE2625788B1 (de) * 1976-06-09 1977-08-11 Motoren Werke Mannheim Ag Abgasleitung fuer turboaufgeladene brennkraftmaschinen
DE4339290C2 (de) * 1993-11-18 1995-11-02 Daimler Benz Ag Verfahren zum Herstellen von Rohr-T-Stücken aus einem unverzweigt durchgehenden Ausgangsrohrstück durch Innenhochdruck-Umformung sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JP3651076B2 (ja) * 1995-09-25 2005-05-25 マツダ株式会社 自動車の後部構造
JP3446493B2 (ja) * 1996-09-13 2003-09-16 トヨタ自動車株式会社 エキゾーストマニホルド
JPH10131746A (ja) * 1996-10-31 1998-05-19 Honda Motor Co Ltd 車両の排気装置
US6247305B1 (en) * 1999-10-07 2001-06-19 Darryl C. Bassani Motorcycle exhaust system
DE10020491A1 (de) * 2000-04-26 2002-03-14 Eberspaecher J Gmbh & Co Schalldämpferanlage eines Kraftfahrzeuges mit variabler Dämpfungscharakteristik
JP3938481B2 (ja) * 2001-08-22 2007-06-27 本田技研工業株式会社 自動二輪車の排気装置
DE10149381A1 (de) * 2001-10-06 2003-05-08 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Herstellung eines Abzweigrohres
JP3791419B2 (ja) * 2002-01-17 2006-06-28 日産自動車株式会社 内燃機関の排気装置
US6662554B2 (en) * 2002-01-23 2003-12-16 Deere & Company Adjustable restriction muffler system for a combine
DE10231056A1 (de) * 2002-07-10 2004-02-05 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Abgasanlage
JP3769255B2 (ja) * 2002-09-18 2006-04-19 本田技研工業株式会社 車両における消音器の支持構造
JP2005105918A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Honda Motor Co Ltd エンジンの排気消音装置
JP4030489B2 (ja) * 2003-09-30 2008-01-09 本田技研工業株式会社 車両用エンジンの消音器
DE602004012167T3 (de) * 2003-12-01 2018-08-16 Nissan Motor Co., Ltd. Abgaskrümmer für einen Verbrennungsmotor
US6962225B2 (en) * 2004-04-07 2005-11-08 Honda Motor Company, Ltd. Pipe system for a motorcycle
JP4424593B2 (ja) * 2004-04-27 2010-03-03 本田技研工業株式会社 自動二輪車の排気装置
US7246680B2 (en) * 2004-07-01 2007-07-24 General Motors Corporation Sound dampening assembly for automotive exhaust system
JP2006199176A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Yamaha Motor Co Ltd スノーモービルの排気装置
JP5019166B2 (ja) * 2007-04-09 2012-09-05 スズキ株式会社 車両の排気装置
JP5018196B2 (ja) * 2007-04-09 2012-09-05 スズキ株式会社 車両の排気装置
EP1980437B1 (en) * 2007-04-13 2011-12-21 Mazda Motor Corporation Front structure of vehicle
JP5045897B2 (ja) * 2007-04-13 2012-10-10 スズキ株式会社 車両用v型エンジンの排気装置
JP4506799B2 (ja) * 2007-09-06 2010-07-21 トヨタ自動車株式会社 車両用内燃機関の排気装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20100071990A1 (en) 2010-03-25
DE102009028447A1 (de) 2010-06-10
DE102009028447B4 (de) 2017-07-13
JP2010076537A (ja) 2010-04-08
US7849959B2 (en) 2010-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5157782B2 (ja) 車両の排気管構造
JP5495122B2 (ja) 車体後部の下部構造
JP5958005B2 (ja) 自動車のフロントサブフレーム構造
JP6164249B2 (ja) 自動車の前部床下整流構造
JP4207790B2 (ja) 車体下部構造
US7475754B2 (en) Vehicle body structure
CN102398631B (zh) 拖臂安装结构
CN104442669A (zh) 用于针对性地导引车轮的装置和为此适配的轮辋
KR101503225B1 (ko) 차량용 전방 구조물
CN103129620A (zh) 车辆前部的下部车身构造
JP5126534B2 (ja) 車両の排気装置
JP4753071B2 (ja) 車両のリアサスペンション取付け構造
JP5982924B2 (ja) 自動車のサブフレーム構造
JP5104272B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2007106306A (ja) 車体後部構造
JP4595365B2 (ja) 自動車のフロントサブフレーム
JP7185183B2 (ja) タンク保護ユニット
JP2005271811A (ja) 車体の前部構造
JP4722548B2 (ja) 車両中央部における床下骨格構造
JP5548729B2 (ja) 排気部品の支持装置
JP5913885B2 (ja) 自動車のリヤサスペンション部構造
JP5018922B2 (ja) 自動車のフロントサブフレームの取付構造
JP2010234994A (ja) 車両の排気系配設構造
KR100802920B1 (ko) 차량의 배기계 센터 행거 마운팅부의 구조
JP7129749B2 (ja) 車両構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5157782

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3