JP5157628B2 - 基板ケースの封止構造 - Google Patents

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本発明は、例えば、遊技機の制御基板等を収納する基板ケースの封止構造に関する。
パチンコ機は、それをコントロールするためのROM等の制御基板を裏側に備えている。この制御基板は、ケース本体と蓋体とから成る基板ケースに収納され、ケース本体と蓋体とは封止される。従来、基板ケースの封止を不正に解除することが困難であり、不正に封止が解除された場合はその発見が容易となる封止構造が提案されている。
例えば、本体ケースと蓋体とをワンウェイネジ等によって封止するいわゆるかしめ部を設け、そのかしめ部の上部を、剥がすことが困難な構造物(ボス蓋13)で覆うことで、封止の解除を困難にする技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−214866号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、かしめ部がボス蓋13で隠れてしまうため、かしめ部による封止が不正に解除された場合に、その発見が遅れる可能性がある。また、ボス蓋13の代わりに、かしめ部に封印シールを貼り、かしめ部を不正に解除することを困難する方法が考えられるが、この場合も、かしめ部による封止が不正に解除された場合は、かしめ部が封印シールで隠れてしまうため、その発見が遅れてしまう。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、不正に封止が解除されたことを容易に発見できる基板ケースの封止構造を提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明は、
基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な素材から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、少なくとも前記B部の一部に貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、を備え、前記B部は、前記一方又は両方に設けられた凹部に挿入される挿入部を備え、前記封印シールは、前記挿入部を含む領域に貼付されていることを特徴とする基板ケースの封止構造を要旨とする。
基板ケースが封止されたとき、封止部材の操作部はカバー部材のA部で覆われているので、そのままでは、操作部を操作し、封止部材による封止を解除することは困難である。操作部を操作する準備として、カバー部材を前記一方又は両方から取り外すと、封印シールは、カバー部材のうち、前記一方又は両方に取り付けられるB部に貼付されているので、必然的に、封印シールに痕跡が残り、カバー部を取り外したことが後で確認できる。よって、本発明によれば、基板ケースの封止を不正に解除することを防止できる。
また、カバー部材のA部は、前記操作部を視認可能な素材から成るから、万一、操作部に不正行為がなされたときは、カバー部材を取り付けたまま、そのことを視認できる。
前記封止部材としては、例えば、いわゆる、かしめ部が挙げられ、具体的には、以下のようなものが挙げられる。
前記蓋体及び前記ケース本体を互いに固着するための棒状の固着手段(例えばネジ)と、
前記蓋体及び前記ケース本体のうちのいずれか一方に形成され、前記固着手段が通る貫通穴と、
前記蓋体及び前記ケース本体のうち、前記一方ではない方に形成され、前記貫通穴を通った前記固着手段と協働して前記蓋体及び前記ケース本体を互いに固着させる固着補助手段(例えば、前記ネジに対応する螺合穴)と、
から成るもの。
この場合、前記操作部は、棒状の固着手段(固着手段がネジである場合はネジの頭)である。前記貫通穴は、例えば、前記一方の側に設けられた第1ボス部に形成することができる。その第1ボス部は、例えば、切断容易な第1連結部により、前記一方に連結することができる。前記固着補助手段は、例えば、前記一方ではない方の側に設けられた第2ボス部に形成することができる。その第2ボス部は、例えば、切断容易な第2連結部により、前記一方ではない方に連結することができる。
前記復元困難な封印シールとしては、例えば、ICタグを備え、封印シールを剥がそうとすると、ICタグが破壊されてしまうもの、封印シールを剥がそうとすると、容易に破れてしまうもの、封印シールを剥がそうとすると、封印シールの一部が基板ケースに残ってしまうもの等が挙げられる。
前記封印シールは、例えば、B部の一部のみに貼付してもよいし、B部の一部と、基板ケースの一部(例えば、ケース本体の一部、蓋体の一部、又はそれらの両方)とに跨って貼付してもよい。
前記操作部を視認可能な素材としては、例えば、透明、または半透明の樹脂、ガラス等が挙げられる
本発明では、封印シールの少なくとも一部が前記一方又は両方に設けられた凹部に挿入されるため、封印シールを不正に剥がすことが一層困難である。また、封印シールを保護することができる。
)請求項の発明は、
板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な素材から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、少なくとも前記B部の一部に貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、を備え、前記カバー部材は、前記一方又は両方とは反対側から、所定の間隔をおいて前記B部に対向する板状部材である対向部を備えることを特徴とする板ケースの封止構造を要旨とする。
本発明では、対向部を備えることにより、意図せず封印シールを破ってしまうようなことを防止でき、封印シールを保護することができる
(3)請求項の発明は、
基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な素材から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、少なくとも前記B部の一部に貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、を備え、前記一方は切り欠き部を有するとともに、前記ケース本体と前記蓋体のうちの前記一方ではない側は、前記切り欠き部に挿入される凸部を備え、前記封印シールは、前記凸部と、前記一方のうち、前記凸部に隣接する部分とに跨って貼付されることを特徴とする板ケースの封止構造を要旨とする。
本発明では、封印シールは、ケース本体と蓋体との両方に跨って貼付されるため、一旦封止した後、ケース本体と蓋体とを分離させると、必然的に封印シールが剥がされる。封印シールは、一旦剥離すると復元困難であるから、ケース本体と蓋体とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体とケース本体のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
(4)請求項4の発明は、
基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な板状部材(孔が設けられているものを除く)から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、少なくとも前記B部の一部と前記一方又は両方とに跨って貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、を備える基板ケースの封止構造を要旨とする。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.第1の実施形態
(1)基板ケース1の構成及びその封止構造
図1〜図6に基づいて基板ケース1の構成及びその封止構造を説明する。図1は基板ケース1の全体構成を表す斜視図であり、図2〜図4は基板ケース1のうち、後述するボス対7周辺を表す斜視図であり、図5はボス対7の側断面図であり、図6は後述する封印シール27の構成を表す説明図である。
基板ケース1は、パチンコ機の制御基板(図示略)を収容し、封止するためのケースであり、略直方体の形状を有する。基板ケース1は、制御基板を収容するケース本体3と、ケース本体3に蓋をする蓋体5とから構成される。蓋体5は、切り欠き部5aを有し、ケース本体3は、蓋体5の側に突出する凸部3aを有している。ケース本体3に蓋体5で蓋をしたとき、凸部3aは切り欠き部5aに挿入される。
ケース本体3と蓋体5との固定は、2組のボス対(封止部材)7により行われる。ボス対7は、蓋体5側に設けられた第1ボス9と、ケース本体3側に設けられた第2ボス11とから構成される。第1ボス9は、第1連結部13を介して蓋体5に取り付けられており、第2ボス11は、第2連結部15を介してケース本体3に取り付けられている。第1連結部13及び第2連結部15は、ともに、細い棒状の部材であり、切断容易である。
第1ボス9は略円柱状の部材であり、図5に示すように、その軸方向に貫通する貫通穴17が形成されている。また、貫通穴17の上方には、貫通穴17に差し込まれるワンウェイネジ19の頭(操作部)19aを隠すために座繰り21が形成されている。第2ボス11は略円柱状の部材であり、その軸方向に、ワンウェイネジ19に対応した螺合穴23が形成されている。
ケース本体3に蓋体5で蓋をしたとき、図5に示すように、第1ボス9と第2ボス11とは、貫通穴17及び螺合穴23が同軸上となるように並ぶ。この状態で、ワンウェイネジ19を貫通穴17に通し、螺合穴23にねじ込むことで、第1ボス9と第2ボス11とが固定され、結果として、ケース本体3と蓋体5とが封止される。
なお、ボス対7は、図1に示すように、2組あるので、ケース本体3と蓋体5とを最初に封止するときは、そのうち一組のみを使用すればよい。一旦封止した後、封止を解除するには、封止に用いたボス対7を、第1連結部13及び第2連結部15の部分で、蓋体5及びケース本体3から切り離せばよい。その後、再度封止を行うには、もう一方のボス対7を用いればよい。
ケース本体3と蓋体5とを封止するときは、上記のようにボス対7をワンウェイネジ19で固定した後、図4に示すように、固定に用いたボス対7の近傍に、カバー部材25及び封印シール27を取り付ける。カバー部材25は、略L字型の部材であって、平らな板状部材であり、透明樹脂から成るA部25aと、やはり平らな板状部材であるB部25bとから成る。カバー部材25は、B部25bにおいて、一対の一般ネジ29、29により、蓋体5に取り付けられる。このとき、A部25aは、第1ボス9に差し込まれたワンウェイネジ19の頭19aを、上方から覆う。なお、A部25aは透明樹脂から成るので、A部25aを通して頭19aを視認可能である。
封印シール27は、図6(a)に示すように、略長方形の形状を有し、図6(b)に示すように、接着剤で形成された粘着層33、特殊紙から成る基材35を積層した構造を有する。また、貼付前の状態では、粘着層33に剥離紙37が付されており、この剥離紙37は、封印シール27を貼付するときに除去される。基材35の表面には、「封印」の文字がオフセット印刷されている(図1、図4参照)。
図6(a)に示すように、封印シール27は、その1対角線の全体にわたって、インレット31が組み込まれている。インレット31の内部には、図示しないICタグのミューチップ(超小型無線認識用ICチップ)と外部アンテナが収容されている。インレット31には、複数の切り込み31aが形成されている。そのため、封印シール27を剥がそうとして、インレット31に力が加わると、インレット31は切り込み31aの部分で容易に切断される。インレット31が切断されると、その中の外部アンテナも切断されてしまい、ICタグは機能しなくなる。
図6(a)に示すように、粘着層33及び基材35にも、切り込み36が形成されており、封印シール27を剥がそうとして力が加わったとき、封印シール27は、この切り込み36の部分で容易に破れる。また、図6(a)に示すように、封印シール27の周囲は波形に加工されている。そのため、封印シール27を剥がそうとして力が加わったとき、封印シール27は、この波形における谷の部分で容易に破れる。また、封印シール27は、一旦貼付した後に剥がすと、粘着層33及び基材35の一部が分離し、その分離した部分は基板ケース1側に残ってしまう。
以上のように、封印シール27は、一旦貼付した後に剥がすと、様々な痕跡が残り、復元困難であり、剥がしたことの発見が容易である。封印シール27は、図1、及び図4に示すように、カバー部材25のB部25b、蓋体5、及びケース本体3の凸部3aに跨って貼付される。
図1、図3、及び図4に示すように、蓋体5のうち、第1ボス9が設けられた面には、第1ボス9を左右両側から挟むボス対カバー板39が立設されている。また、ケース本体3のうち、第2ボス11が設けられた面には、第2ボス11の下側を覆うように、ボス対カバー板41が立設されている。ケース本体3に蓋体5で蓋をしたとき、図1、図3及び図4に示すように、ボス対カバー板39、41は、ボス対7の左右及び下方の3面を覆う。
(2)基板ケース1の封止構造が奏する効果
(i)基板ケース1が封止されたとき、ボス対7の固定に用いられるワンウェイネジ19の頭19aは、カバー部材25のA部25aで覆われているので、そのままでは、ワンウェイネジ19を取り外すことは困難である。ワンウェイネジ19を取り除く準備として、カバー部材25を蓋体5から取り外すと、封印シール27は、カバー部材25、及び蓋体5に跨って貼付されているので、必然的に、封印シール27が剥がされる。封印シール27は、上述したように、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、カバー部材25を取り外したことが後で容易に確認できる。よって、基板ケース1の封止を不正に解除することを防止できる。
(ii)封印シール27は、蓋体5と、ケース本体3(凸部3a)との両方に跨って貼付される。そのため、一旦封止した後、蓋体5とケース本体3とを分離させると、必然的に封印シール27が剥がされる。封印シール27は、上述したように、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、蓋体5とケース本体3とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体5とケース本体3のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
(iii)カバー部材25のA部25aは透明であるので、万一、ワンウェイネジ19に不正行為がなされたときは、カバー部材25を取り付けたまま、そのことを視認できる。
(iv) 基板ケース1が封止されたとき、第1連結部13及び第2連結部15は、カバー部材25、ボス対カバー板39、41により周囲を囲まれている。そのため、第1連結部13及び第2連結部15において、ボス対7を不正に切り取る行為を防止できる。
(3)基板ケース1の封止構造における変形例
図7に示すように、基板ケース1の封止構造は、ボス対カバー板39、41を備えないものであってもよい。この場合でも、上述した効果(i)〜(iii)を奏することができる。
2.第2の実施形態
(1)基板ケース1の構成及びその封止構造
本実施形態における基板ケース1の構成及びその封止構造は、基本的には前記第1の実施形態と同様であるが、ボス対7の周囲において相違する。以下では、その相違点を中心に、図8及び図9に基づいて説明する。図8及び図9は、基板ケース1のうち、ボス対7の周辺を表す斜視図である。
図8に示すように、カバー部材25は、透明樹脂から成り、ワンウェイネジ19の頭19aを覆う板状部材であるA部25aと、A部25aと直交する板状部材であり、ボス対7の側面を覆うC部25cと、C部25cと直交する板状部材であり、一般ネジ29により蓋体5に取り付けられるB部25bとから成る。
また、基板ケース1の封止には、カバー部材25とともに、カバー部材25とは面対象の形状を有するカバー部材43が用いられる。カバー部材43は、第2ボス11の底面11aを覆うA部43aと、A部43aと直交する板状部材であり、ボス対7の側面を覆うC部43cと、C部43cと直交する板状部材であり、一般ネジ29によりケース本体3に取り付けられるB部43bとから成る。カバー部材25、43を取り付けたとき、図9に示すように、ボス対7の3方が覆われる。
封印シール27は、ケース本体3、カバー部材43のB部43b、カバー部材25のB部25b、及び蓋体5に跨って貼付される。
(2)基板ケース1の封止構造が奏する効果
(i)基板ケース1が封止されたとき、ボス対7の固定に用いられるワンウェイネジ19の頭19aはカバー部材25のA部25aで覆われているので、そのままでは、ワンウェイネジ19を取り外すことは困難である。ワンウェイネジ19を取り除く準備として、カバー部材25を蓋体5から取り外すと、封印シール27は、カバー部材25、及び蓋体5に跨って貼付されているので、必然的に、封印シール27が剥がされる。封印シール27は、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、カバー部材25を取り外したことが後で容易に確認できる。よって、基板ケース1の封止を不正に解除することを防止できる。
(ii)封印シール27は、蓋体5と、ケース本体3との両方に跨って貼付される。そのため、一旦封止した後、蓋体5とケース本体3とを分離させると、必然的に封印シール27が剥がされる。封印シール27は、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、蓋体5とケース本体3とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体5とケース本体3のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
(iii)カバー部材25のA部25aは透明であるので、万一、ワンウェイネジ19に不正行為がなされたときは、カバー部材25を取り付けたまま、そのことを視認できる。
(iv)基板ケース1が封止されたとき、第1連結部13及び第2連結部15は、カバー部材25、43により周囲を囲まれている。そのため、第1連結部13及び第2連結部15において、ボス対7を切り取る不正行為を防止できる。
(3)基板ケース1の封止構造における変形例
図10に示すように、基板ケース1の封止構造は、カバー部材43を備えないものであってもよい。この場合でも、上述した効果(i)〜(iii)を奏することができる。
3.第3の実施形態
(1)基板ケース1の構成及びその封止構造
本実施形態における基板ケース1の構成及びその封止構造は、基本的には前記第1の実施形態と同様であるが、ボス対7の周囲において相違する。以下では、その相違点を中心に、図11及び図12に基づいて説明する。図11及び図12は、基板ケース1のうち、ボス対7の周辺を表す斜視図である。
図11に示すように、カバー部材25は、透明樹脂から成り、ワンウェイネジ19の頭19aを覆う板状部材であるA部25aと、A部25aと直交する板状部材であり、蓋体5に当接するB部25bと、B部25bの両端から、蓋体5の内部に入り込む方向に立設された一対の板状部材である挿入部25d、25eから成る。
蓋体5には、一対のスリット(凹部)45、47が形成されており、カバー部材25は、そのスリット45、47に挿入部25d、25eを挿入することで、蓋体5に対し固定される。
挿入部25d、25eの内側には、周囲よりも突出した係止部49、51が形成されている。挿入部25d、25eをスリット45、47に挿入したとき、係止部49、51は、蓋体5の内側の端面に係止され、カバー部材25の脱落を防止する。また、挿入部25d、25eの根元付近の内側には、周囲よりも肉厚が薄くなった切断容易部53、55が形成されている。カバー部材25を蓋体5に取り付けた後、この切断容易部53、55にて挿入部25d、25eを切断することで、カバー部材25を取り外すことができる。
封印シール27は、カバー部材25のB部25b、挿入部25d、25eに跨って貼付され、封印シール27の長手方向における端部27aは、挿入部25d、25e上に位置する。カバー部材25の挿入部25d、25eを蓋体5のスリット45、47に挿入したとき、封印シール27の端部27aは、蓋体5の内部に位置する。なお、端部27aの位置は、切断容易部53、55よりも奥側である。
(2)基板ケース1の封止構造が奏する効果
(i)基板ケース1が封止されたとき、ボス対7の固定に用いられるワンウェイネジ19の頭19aはカバー部材25のA部25aで覆われているので、そのままでは、ワンウェイネジ19を取り外すことは困難である。ワンウェイネジ19を取り除く準備として、カバー部材25を蓋体5から取り外すためには、切断容易部53、55にて挿入部25d、25eを切断する必要がある。封印シール27は、挿入部25d、25eにおいて、切断容易部53、55よりも奥側まで貼付されているので、切断容易部53、55にて挿入部25d、25eを切断すると、必然的に、封印シール27も切断される。封印シール27を切断すると、インレット31に収容されたICタグが破壊され、カバー部材25を取り外したことが後で容易に確認できる。よって、基板ケース1の封止を不正に解除することを防止できる。
(ii)カバー部材25のA部25aは透明であるので、万一、ワンウェイネジ19に不正行為がなされたときは、カバー部材25を取り付けたまま、そのことを視認できる。
(iii)封印シール27の端部27aは、蓋体5の内部に位置するため、封印シール27を不正に剥がすことが一層困難である。また、封印シール27を保護することができる。
(iv)基板ケース1が封止されたとき、第1連結部13及び第2連結部15は、カバー部材25、ボス対カバー板39、41により周囲を囲まれている。そのため、第1連結部13及び第2連結部15において、ボス対7を切り取る行為を防止できる。
(3)基板ケース1の封止構造における変形例(その1)
図13に示すように、封印シール27の端部27aのうち一方は、スリット47内に入れず、ケース本体3の凸部3a、及び蓋体5に跨るように貼付してもよい。この場合、以下の効果を奏することができる。すなわち、封印シール27は、蓋体5と、ケース本体3(凸部3a)との両方に跨って貼付されるため、一旦封止した後、蓋体5とケース本体3とを分離させると、必然的に封印シール27が剥がされる。封印シール27は、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、蓋体5とケース本体3とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体5とケース本体3のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
(4)基板ケース1の封止構造における変形例(その2)
図14に示すように、基板ケース1の封止構造は、ボス対カバー板39、41を備えず、封印シール27の端部27aのうち一方は、スリット47内に入れず、ケース本体3の凸部3a、及び蓋体5に跨るように貼付してもよい。
この場合、封印シール27は、蓋体5と、ケース本体3との両方に跨って貼付されるため、一旦封止した後、蓋体5とケース本体3とを分離させると、必然的に封印シール27が剥がされる。封印シール27は、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、蓋体5とケース本体3とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体5とケース本体3のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
(5)基板ケース1の封止構造における変形例(その3)
図15に示すように、基板ケース1の封止構造は、ボス対カバー板39、41を備えないものであってもよい。
4.第4の実施形態
(1)基板ケース1の構成及びその封止構造
本実施形態における基板ケース1の構成及びその封止構造は、基本的には前記第3の実施形態と同様であるが、カバー部材25の構成において一部相違する。以下では、その相違点を中心に、図16及び図17に基づいて説明する。図16及び図17はカバー部材25の構成を表す説明図である。
カバー部材25は、前記第3の実施形態におけるカバー部材25の各構成を備えるとともに、所定の間隔をおいてB部25bに対向する板状部材である対向部25fを備える。対向部25fとB部25bとの間隔は、封印シール27の厚みより大きく、後から対向部25fとB部25bとの間に封印シール27を差し込み、貼付することができる間隔である。
対向部25fは、凸レンズで形成され、縦、横ともに、B部25bよりも大きい。封印シール27をB部25bに貼付したとき、封印シール27は、B部25bと対向部25fとで両側を挟まれる。なお、封印シール27は、図16(a)及び図17(b)に示すように、挿入部25d、25eに貼付してもよいし、図16(b)及び図17(c)に示すように、挿入部25dには貼付するが、挿入部25eには貼付せず、蓋体5の表面に貼付するようにしてもよい。
上記のように、B部25bよりも大きい対向部25fで封印シール27を覆うことにより、意図せず封印シール27を破ってしまうようなことを防止でき、封印シール27を保護することができる。
また、対向部25fは凸レンズであるので、対向部25fを見れば封印シール27が拡大して表示される。そのことにより、封印シール27に対する不正行為の発見が一層容易になる。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、各実施形態において、ケース本体3と蓋体5とを、前記実施の形態とは逆にしてもよい。すなわち、第1ボス9、カバー部材25等をケース本体3側に取り付け、第2ボス11等を蓋体5側に取り付けてもよい。
また、第1の実施形態において、カバー部材25を、ケース本体3と蓋体5との両方に取り付けてもよい。例えば、図3において、一般ネジ29の一方の取り付け孔を蓋体5に設け、他方の一般ネジ29の取り付け孔を、凸部3aに設けることで、カバー部材25を、ケース本体3と蓋体5との両方に取り付けることができる。
また、「操作部」に該当する部分は、ワンウェイネジ19の頭以外であってもよい。例えば、第1ボス9と第2ボス11との固定に、部材の先に係止部が付いているもの(押し込むだけで係合するタイプ)を用いることができ、その場合は、上記係止部が「操作部」となる。
第3の実施形態において、図13に示すように、スリット45、47を蓋体5に形成するのではなく、スリット45は蓋体5に形成し、スリット47は、凸部3aの中に形成することができる。この場合、カバー部材25の挿入部25dは、蓋体5に形成されたスリット45に挿入され、挿入部25eは、ケース本体3(凸部3a)に形成されたスリット47に挿入される。
基板ケース1の全体構成を表す斜視図である。 蓋体5とケース本体3が分離した状態にある基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 封印シール27及びカバー部材25を取り付ける前の状態にある基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 ボス対7の側断面図である。 封印シール27の構成を表す説明図であって、(a)は平面図、(b)は断面図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 封印シール27及びカバー部材25、43を取り付ける前の状態にある基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 封印シール27及びカバー部材25を取り付ける前の状態にある基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 基板ケース1のうち、ボス対7周辺を表す斜視図である。 カバー部材25の構成を表す斜視図であり、(a)は封印シール27の一端を挿入部25eに貼付した状態を表し、(b)は封印シール27の一端を蓋体5に貼付した状態を表す。 カバー部材25の構成を表す説明図であり、(a)は側面図、(b)は封印シール27の一端を挿入部25eに貼付した状態における平面図、(c)は封印シール27の一端を蓋体5に貼付した状態における平面図である。
符号の説明
1・・・基板ケース、3・・・ケース本体、3a・・・凸部、
5・・・蓋体、5a・・・切り欠き部、7・・・ボス対、9・・・第1ボス、
11・・・第2ボス、11a・・・底面、13・・・第1連結部、
15・・・第2連結部、17・・・貫通穴、19・・・ワンウェイネジ、
19a・・・頭、21・・・座繰り、23・・・螺合穴、25、43・・・カバー部材、
25a・・・A部、25b・・・B部、25c・・・C部、
25d、25e・・・挿入部、25f・・・対向部、27・・・封印シール、
27a・・・端部、29・・・一般ネジ、31・・・インレット、
31a、36・・・切り込み、33・・・粘着層、35・・・基材、37・・・剥離紙、
39、41・・・ボス対カバー板、43a・・・A部、43b・・・B部、
43c・・・C部、45、47・・・スリット、49、51・・・係止部、
53、55・・・切断容易部

Claims (4)

  1. 基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、
    前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、
    前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な素材から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、
    少なくとも前記B部の一部に貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、
    を備え
    前記B部は、前記一方又は両方に設けられた凹部に挿入される挿入部を備え、前記封印シールは、前記挿入部を含む領域に貼付されていることを特徴とする基板ケースの封止構造。
  2. 基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、
    前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、
    前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な素材から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、
    少なくとも前記B部の一部に貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、
    を備え、
    前記カバー部材は、前記一方又は両方とは反対側から、所定の間隔をおいて前記B部に対向する板状部材である対向部を備えることを特徴とする板ケースの封止構造。
  3. 基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、
    前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、
    前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な素材から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、
    少なくとも前記B部の一部に貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、
    を備え、
    前記一方は切り欠き部を有するとともに、前記ケース本体と前記蓋体のうちの前記一方ではない側は、前記切り欠き部に挿入される凸部を備え、
    前記封印シールは、前記凸部と、前記一方のうち、前記凸部に隣接する部分とに跨って貼付されることを特徴とする板ケースの封止構造。
  4. 基板を収容するケース本体と、前記ケース本体に蓋をする蓋体とを含む基板ケースを封止する基板ケースの封止構造において、
    前記ケース本体と前記蓋体とを封止する部材であって、前記封止のための操作を受ける操作部を備えた封止部材と、
    前記操作部を覆い、前記操作部を視認可能な板状部材(孔が設けられているものを除く)から成るA部、及び前記ケース本体と前記蓋体のうちの一方又は両方に取り付けられるB部を備えたカバー部材と、
    少なくとも前記B部の一部と前記一方又は両方とに跨って貼付され、一旦剥離すると復元困難な封印シールと、
    を備える基板ケースの封止構造。
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