JP5155119B2 - 遊技場用システム - Google Patents

遊技場用システム Download PDF

Info

Publication number
JP5155119B2
JP5155119B2 JP2008299411A JP2008299411A JP5155119B2 JP 5155119 B2 JP5155119 B2 JP 5155119B2 JP 2008299411 A JP2008299411 A JP 2008299411A JP 2008299411 A JP2008299411 A JP 2008299411A JP 5155119 B2 JP5155119 B2 JP 5155119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balls
game
ball
remaining
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008299411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010124862A (ja
Inventor
通則 柴田
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2008299411A priority Critical patent/JP5155119B2/ja
Publication of JP2010124862A publication Critical patent/JP2010124862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155119B2 publication Critical patent/JP5155119B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技場の閉店間際に遊技者の持玉を制御する遊技場用システムに関する。
パチンコ機等の遊技機が設置される遊技場において、閉店間際となった場合に遊技者へと遊技の終了を促す為に、例えば特許文献1では、管理装置による所定の終了指示に応じて貸出玉の対価となる有価データが記憶された記憶媒体の受付けや発行を禁止することが提案されている。この様な構成によれば、終了指示後に遊技者が貸出玉を得る手段が無くなる為、退店する様になり円滑に遊技の終了を促すことが可能となる。
特許第2720298号公報
さて、今日、遊技場では、遊技により得た獲得玉をそのまま遊技に使用することを許容する所謂無制限営業と呼ばれる営業方法が一般化しつつある。加えて、閉店時に所謂確変状態である場合に想定される出玉を補償する所謂閉店補償も、警察等の行政指導により行われなくなっている。
この様な背景により、今日の閉店間際の遊技場においては、現金等を投資する遊技者は早々に退店し、獲得玉を使用して遊技する遊技者のみが遊技している。この場合、特許文献1の構成を採用したとしても、円滑に退店を促すことは難しい為、上記背景に対応したシステムが切望されつつある。更には、単に退店を促すだけでは、閉店間際の稼動を維持することは難しい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、閉店間際に獲得玉による遊技を行う遊技者が多数を占める場合であっても、無駄なく適切に遊技の終了を促すことが可能となる遊技場用システムを提供することにある。
本発明の遊技場用システムは、遊技者の獲得玉を一時的に貯留する玉受皿を備えた遊技機に対応して設けられ、獲得玉を計数する計数処理を行う計数手段と、前記計数手段が計数した獲得玉数を記憶する獲得玉記憶手段と、前記獲得玉記憶手段により記憶される獲得玉を対価として、再遊技操作の受付けに応じて再遊技玉を払出す再遊技処理を行う再遊技手段と、前記獲得玉記憶手段により記憶される獲得玉数を、前記計数手段による計数処理に応じて加算更新する一方、前記再遊技手段による再遊技処理に応じて減算更新する獲得玉更新手段と、発行操作の受付けに応じて、前記獲得玉記憶手段により記憶される獲得玉数を特定可能な記憶媒体を発行する発行処理を行う発行手段と、遊技機側から遊技情報を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技に使用された玉数である使用玉数、遊技により払い出された玉数である払出玉数を遊技情報として特定する一方、貨幣等の有価価値を受付け、遊技者へと貸出玉を払出す貸出処理を行う貸出手段による貸出処理により払出された貸出玉数を特定し、特定した払出玉数と貸出玉数との和から使用玉数を除いた玉数であり、遊技者の理論上の獲得玉数を表す持玉数を算出する持玉算出手段と、遊技場における閉店準備を開始すべく準備時刻となった場合、或いは遊技場における管理者の閉店準備開始操作を受付けた場合に、閉店準備開始指令を行う指令手段と、前記持玉算出手段が算出する持玉数と、前記獲得玉記憶手段が記憶する獲得玉数との差であり、理論上の玉受皿等に貯留された獲得玉数である残し玉数を算出する残玉算出手段と、前記指令手段による閉店準備開始指令後の残玉算出手段により算出される残し玉数に応じて、前記再遊技手段による再遊技処理を抑制する抑制処理を行う遊技抑制手段と、を備えたものである(請求項1)。
請求項1の遊技場用システムにおいて、遊技による使用、或いは消費が想定される玉数である想定使用数を、単位期間、或いは複数の期間に対応付けて設定する第1設定手段と、前記指令手段による閉店準備開始指令後における再遊技操作の受付けに応じて、再遊技操作の受付時刻から、遊技場における閉店時刻、或いは当該閉店時刻に準じた時刻である閉店本準備時刻までの期間である残時間を特定する残時間特定手段と、前記残時間特定手段が特定した残時間と、前記第1設定手段が設定する想定使用数とにより、残時間に対応した許容使用数を特定する許容使用数特定手段と、前記残玉算出手段が算出する残し玉数、或いは当該残し玉数に前記再遊技手段が再遊技処理1回につき払出す再遊技玉数との和である再遊技後残し玉数と、前記許容使用数特定手段が特定した許容使用数とを比較する比較手段と、を備え、
前記遊技抑制手段は、前記比較手段による許容使用数が多いとの比較結果に基づいて、前記再遊技処理の抑制処理を実行するようにしても良い(請求項2)。
請求項2の遊技場用システムにおいて、前記計数手段に対応して設けられ、前記計数手段が計数する獲得玉を一時的に貯留する貯留手段と、前記貯留手段が貯留する獲得玉を計数手段へと導く計数レーンに対応して設けられ、前記貯留手段により貯留される獲得玉が計数レーンを通過することを許容する開放状態と、許容しない閉鎖状態とに変移可能な開閉手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機における大当たり状態の発生状況を特定する状態特定手段と、前記指令手段による閉店準備開始指令後に、前記状態特定手段により大当たり状態の発生が特定された場合に開閉手段を開放状態へと制御する開放制御手段と、前記指令手段による閉店準備開始指令後であって前記状態特定手段による大当たり状態の終了特定後に、前記比較手段による残し玉数が許容使用数以下となったとの比較結果に基づいて、開放状態となっている前記開閉手段を閉鎖状態へと制御する閉鎖制御手段と、を備えるようにしても良い(請求項3)。
請求項1ないし3のいずれかの遊技場用システムにおいて、前記指令手段による閉店準備開始指令後に使用が許容される玉数である許容玉数を設定する第2設定手段を備え、
前記遊技抑制手段は、前記指令手段による閉店準備開始指令後に前記残玉算出手段が算出した残し玉数が、前記第2設定手段により設定される許容玉数以下となった場合に、発行操作の受付けに拠らずに前記発行手段に発行処理を行わせることで、前記再遊技処理を抑制するようにしても良い(請求項4)。
請求項1の発明によれば、閉店準備開始指令時における残し玉数に応じて再遊技処理を抑制する抑制処理を行うようにしたので、遊技者に遊技終了を促すことが可能となる。この場合、残し玉数が多い遊技者に対してのみ再遊技処理を抑制出来る一方、残し玉数の少ない遊技者に対して不当に再遊技処理の抑制することは無いので、閉店開始指令後においても適度に遊技を許容出来る。
請求項2の発明によれば、残時間に応じて再遊技処理を抑制することができるので、遊技者に残時間までは遊技を許容出来る一方、遊技場が遊技を終了して欲しい時刻には残し玉が無くなる様に調整出来、無駄無く適切に遊技終了を促すことが可能となる。
請求項3の発明によれば、閉店準備開始指令後に遊技により残し玉を増加させる唯一の機会である大当たりが発生した場合は、開閉手段を開放状態とすることにより強制的に残し玉及び払出玉を計数するようにしたので、残し玉の増加を抑制することが可能となり、閉店本準備時刻に確実に残し玉を0として遊技終了させられる。また、残し玉が残時間に応じた許容玉数以下となった場合には開閉手段を閉鎖する為、遊技者の手元に残時間に応じた適度な残し玉が残る。つまり、その残し玉を遊技して退店するという様な目安を遊技者に与えられ、無駄無く適切に遊技終了を促すことが可能になる。
請求項4の発明によれば、閉店準備開始指令後に強制的な発行処理を行っても、残し玉が少なければ遊技者の不快感を煽ること無く、円滑に遊技終了の決断を促すことが出来る。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、システム全体を示す概略図である。遊技機1に対応して貸出装置2が設置されている。管理室には管理装置3が設置されている。2台の遊技機1、貸出装置2に対応して中継装置4が設置されている。管理装置3は、中継装置4を介して貸出装置2、遊技機1とLANにより接続されており、中継装置4を介して遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を受信する。
遊技機1には、図柄変動用の表示部(役物)5、図柄変動開始用の始動口6、大当たり時に開放する大入賞口7、遊技媒体を盤面に発射するためのハンドル8、払出された遊技媒体を受けて貯留する上玉受皿9、この上玉受皿9から溢れた遊技媒体を受けて貯留する下玉受皿10、この下玉受皿10に貯留された遊技媒体を落下するためのレバー11が設けられている。
遊技機側からは次の遊技信号が出力され、管理装置2では以下の様に遊技情報を特定する。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOXから出力。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスなのでアウト信号数×10をアウト(使用玉数に相当)として特定する。尚、遊技機1から出力しても良い(使用媒体信号)。
セーフ信号=遊技機1から出力。払出玉10玉に対して1パルスなのでセーフ信号数×10をセーフ(払出玉数に相当)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
スタート信号=遊技機1から出力。始動口6への入賞に応じて変動(動作)する表示部5における図柄変動(役物作動)1回につき1パルス。尚、始動口6への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。尚、役物作動数、或いは始動入賞数をスタートとして特定する。
大当たり信号=遊技機1から出力。所定条件が成立(表示部5において特定の図柄を表示等)した場合に発生し、大入賞口7等への入賞率が高まる大当たり中にレベル信号出力。
貸出信号=貸出装置2から出力。遊技者から貨幣等の有価価値を受付けた場合に遊技者に貸し出される貸出玉25玉(100円)に対して1パルス出力されるので、貸出信号数×25を貸出玉数として特定する。
再遊技信号=貸出装置2から出力。遊技者が遊技により獲得した玉の内、貸出装置2にて計数した計数玉(獲得玉)を対価として払出される遊技玉1玉に対して1パルス出力されるので、再遊技信号数×1を再遊技玉数として特定する。
尚、大当たり確率が向上する確変状態中、或いは始動口6への入賞率が高まる時短状態中にレベル信号出力される特別遊技状態信号を受信しても良い。
貸出装置2は、タッチパネル式の情報表示部12、発行釦13、再遊技釦(再遊技手段に相当)14、玉払出口(再遊技手段、貸出手段に相当)15、カード挿入口(発行手段に相当)16を備えており、玉払出口15から遊技機1の上玉受皿9に遊技媒体を払出す。貸出装置2の下部には計数部(計数手段に相当)17が設けられており、その計数部17に案内腕(計数レーンに相当)18に支持された可動玉受皿(貯留手段に相当)19が旋回可能に設けられている。
可動玉受皿19は、遊技機1の下玉受皿10の下方に位置しており、遊技者が遊技にて獲得した玉をレバー11に対する操作により可動玉受皿19へと導いた場合には、計数部17にて玉数を計数して持玉を加算する。尚、持玉は情報表示部12にて表示される。
図2は貸出装置2の可動玉受皿19を示す正面図、図3はその平面図である。可動玉受皿19における案内腕18との結合部には、ソレノイド20により電気的に駆動するシャッタ(開閉手段に相当)21が内蔵されており、計数釦22の押下に応じてシャッタ21を開放する。即ち、計数釦22を押下するまでシャッタ21を閉鎖状態(図3(a))とすることにより遊技者は可動玉受皿19に玉を貯留(約1000玉程度まで)し、遊技にそのまま使用することが出来る。遊技者は遊技にて玉を獲得し、下玉受皿10にも玉が溜まるとレバー11をスライドさせて玉を可動玉受皿19へと導く。玉を計数する場合には計数釦22を押下してシャッタ21を開放する(図3(b))。貸出装置2は計数に応じて図5の玉数記憶領域における獲得玉を加算する。尚、シャッタ21の開放状態で計数釦22の押下があるとシャッタ21を閉鎖する。また、可動玉受皿19の底面は計数部17側へと貯留玉を導く様に傾斜していると共に、下面先端には遊技島のテーブル載置用の支柱23が設けられている。
貸出装置2は、CPUを主体とする制御部(再遊技手段、獲得玉更新手段、発行手段、持玉算出手段、指令手段、残玉算出手段、遊技抑制手段、第1設定手段、第2設定手段、残時間特定手段、許容使用数特定手段、比較手段、状態特定手段、開放制御手段、閉鎖制御手段に相当)、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部(獲得玉記憶手段に相当)、信号を送受信するためのインターフェイスからなる送受信部(受信手段に相当)から構成されている。即ち、再遊技操作を受付ける再遊技釦14、再遊技玉を払出す玉払出口15、それらを管理する制御部を主要な構成として再遊技手段を構成し、発行操作を受付ける発行釦13、その操作に応じて後述する持玉カードを排出するカード挿入口16、それらを管理する制御部を主要な構成として発行手段を構成している。
貸出装置2は、本発明に関連して設定値記憶領域及び玉数記憶領域を備えている。
図4は貸出装置2の設定値記憶領域を示しており、管理者による管理装置3に対する設定操作に応じた設定信号により更新される。設定値記憶領域には、設定項目として、「閉店時刻」、「本準備時刻」、「仮準備時刻」、「1分当たりの残数許容値」、「第2許容値」、「払出1単位」の各項目が設定されており、それらの意味は次の通りである。
閉店時刻=遊技場の閉店時刻。
本準備時刻=閉店時刻より所定時間前の時刻で、貸出玉や再遊技玉の払出を終了する等の閉店本準備を開始する時刻。尚、後述するように、この時刻以降は再遊技釦14の押下(再遊技操作に相当)に応じて発行処理を行う。
仮準備時刻=本準備時刻より所定時間前の時刻で、残し玉数(持玉数−獲得玉数で、遊技機1の玉受皿、或いは貸出装置2の可動玉受皿19の貯留玉数)を減少させる為に、再遊技玉の払出抑制や計数部17のシャッタ21の開放等の閉店仮準備を開始する時刻。
1分当たり(単位期間に相当)の残数許容値(想定使用数に相当)=残時間(本準備時刻と現在時刻の差)に応じた残し玉数の許容値である第1許容値(許容使用数に相当)を特定する為の設定値。仮準備時刻以降に残数と払出1単位との和(再遊技後残し玉数に相当)が第1許容値以上であれば再遊技玉の払出を禁止する。尚、時間当たりの発射可能玉数(発射基準)に代えて、発射可能玉数×(1−ベース)として所謂ベース(通常状態における出玉率)を基準としたり、上記演算式により導かれる80等の数値を採用して、消費が想定される玉数を対象に設定しても良い。
第2許容値(許容玉数に相当)=本準備時刻以降に遊技を許容する残数。本準備時刻以降、残数がこの設定値以下となった場合は発行操作(発行釦押下)が無くとも発行処理を行う。
払出1単位=再遊技操作1回に対応する再遊技玉の払出数。再遊技操作を受付けた場合、獲得玉がこの設定値以上ある場合はこの設定値分を払出す一方、ない場合は獲得玉と同数(全ての獲得玉)を払出す。
図5は貸出装置2の玉数記憶領域を示しており、後述するように中継装置4を介した遊技機側からの遊技信号等により更新される。玉数記憶領域には、「持玉」、「獲得玉」、「残し玉数」の各項目が設定されており、それらの意味は次の通りである。
持玉=対応する遊技機1における遊技者の理論上の獲得玉数。後述するように、アウト信号により対応分が減算され、セーフ信号、貸出玉数、持玉カード(記憶媒体に相当)受付けにより対応分(持玉カードの受付時には特定される獲得玉数)が加算される。また、「貸出玉数+セーフ−アウト+受付持玉カードの獲得玉数」となる概念なので、アウト、セーフ等を各々特定した上で上記演算式等にて算出しても良い。尚、信号に応じた加減算、或いは演算式により算出等は全て、本発明における払出玉数と貸出玉数との和から使用玉数を除いた玉数に相当する。
獲得玉=遊技者の実際の獲得玉の内、発行対象となる獲得玉数。計数値、及び持玉カード受付けにより対応分が加算更新され、再遊技玉の払出により減算更新される。持玉カード発行時に、この値が持玉カードに記録される。
残し玉数=持玉数と獲得玉数の差。遊技者の獲得玉の内、計数されていない獲得玉数。即ち、理論上の上玉受上皿9等に貯留されている遊技者の手元にある玉数。
貸出装置2は、次の機能を備えている。
(1)カード挿入口16の奥部に予め所定枚数(5枚)までカードをストック出来るストッカを備えており、そのストッカにてカードをストックして、発行釦13の押下(操作受付)に応じてストックカードに図5の獲得玉を記憶させて持玉カードとして発行する(発行処理)。
(2)持玉カードはカード挿入口16に挿入することで受付可能である。受付けた場合は記憶される獲得玉を図5の玉数記憶領域における獲得玉及び持玉に加算する。尚、別途設けられるPOSにて景品交換等の清算処理も可能である。
(3)獲得玉が残存する状態で再遊技釦14を押下(操作受付)すると、払出1単位分の再遊技玉を玉払出口15より払出す(再遊技処理)。
(4)現在時刻を管理し、現在時刻が図4の設定値記憶領域における本準備時刻、仮準備時刻となった場合に閉店準備開始指令を行う。
貸出装置2は、上記の処理に加えて、持玉演算処理、状態判定処理、再遊技&発行処理、計数処理を実行するようになっている。
図6は、貸出装置2による持玉演算処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、アウト信号を受信したか(A1)、セーフ信号を受信したか(A2)、貨幣を受付けたか(A3)、持玉カードを受付けたか(A6)を判断している。遊技者が貸出装置2に貨幣を投入すると、貸出装置2は、貨幣を受付けるので(A3:YES)、現在時刻は図4の設定値記憶領域に設定されている本準備時刻(22:45)以降かを判断する(A4)。仮準備時刻前の通常営業時間の場合は(A4:NO)、貸出玉を払い出してから(A9)、持玉を加算する(A11)。
遊技者が遊技機1で遊技すると、遊技機側からアウト信号、セーフ信号等の各遊技信号が出力される。貸出装置2は、アウト信号を受信したときは(A1:YES)、図5の玉数記憶領域における持玉を減算し(A12)、セーフ信号を受信したときは(A2:YES)、持玉を加算する(A11)。また、後述するように貸出装置2から発行された持玉カードを受付けたときは(A6:YES)、現在時刻が本準備時刻以降でないことを確認してから(A7:NO)、持玉カードから読み取った獲得玉数を図5の玉数記憶領域における獲得玉に加算すると共に(A10)、持玉にも加算する(A11)。
以上のようにして、貸出装置2は、遊技者の獲得玉及び持玉を管理する。
遊技機1で大当たりが発生したときは、遊技機1から大当たり信号が出力される。
図7は、貸出装置2による状態判定処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、大当たりフラグ=0の通常状態では(B1:YES)、大当たり信号の受信を開始したかを判断している(B2)。大当たり信号の受信を開始したときは(B2:YES)、大当たりフラグを1としてから(B3)、現在時刻が図4の設定値記憶領域における仮準備時刻(22:15)以降かを判断する(B4)。仮準備時刻前の通常営業時間の場合は(B4:NO)、そのまま終了する。
貸出装置2は、大当たりフラグ=1の大当たり状態では(B1:NO)、遊技機1からの大当たり信号の受信を終了したかを判断しており(B7)、大当たり信号の受信が終了したときは(B7:YES)、大当たりフラグを0とする(B8)。
上述のように大当たりが発生した場合は多数の玉が払い出され、遊技機1の玉受皿9,l0に収納することができなくなるから、遊技者は、貸出装置2の計数釦22を押下げ操作する。
図8は、貸出装置2による計数処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、計数釦22が押下げられたか(C1)、計数玉を検知したか(C6)を判断している。遊技者により計数釦22が押下げられたときは(C1:YES)、シャッタ21を強制的に開放したことを示す開放フラグが0であることを確認してから(C2:YES)、シャッタ21が閉鎖状態であれば(C3:YES)、開放状態とし(C4)、シャッタ21が開放状態であれば(C3:NO)、閉鎖状態とする(C5)。つまり、シャッタ21が後述するように強制的に開放されていない状態にあっては、遊技者は、シャッタ21の開閉を任意に行うことができる。シャッタ21の開放状態では、持玉が下玉受皿10から可動玉受皿19、案内腕18を通じて計数部17に案内されて計数される。
貸出装置2は、計数玉を検知したときは(C6:YES)、図5の玉数記憶領域における獲得玉を加算し(C7)、大当たりフラグ=1であることから(C8:NO)、そのまま終了する。
尚、遊技者が大当たり以外の通常状態で持玉を計数した場合は、貸出装置2は、大当たりフラグ=0で計数玉を検知するので(C6:YES、C8:YES)、開放フラグ=0であることを確認してから(C9:NO)、そのまま終了する。
遊技者は、上述のように計数処理により得た獲得玉を再遊技として使用する場合は、貸出装置2の再遊技釦14を押下げる。
図9は、貸出装置2による再遊技&発行処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、計数処理による獲得玉が存在する状態では(D1:YES)、再遊技操作を受付けたか(D2)、発行操作を受付けたか(D3)、現在時刻は本準備時刻以降か(D4)を判断している。遊技者による再遊技操作を受付けた場合は(D2:YES)、獲得玉が払出1単位以上かを判断する(D12)。獲得玉が払出1単位未満の場合は(D12:NO)、全ての再遊技玉を払出してから(D16)、図5の玉数記憶領域における全ての獲得玉を減算して0とする(D17)。獲得玉が払出1単位以上で(D12:YES)、現在時刻が本準備時刻前であり(D13:YES)、さらに仮準備時刻前の場合(D14:NO)、つまり仮準備時刻前の通常営業時間においては、払出1単位の再遊技玉を払出してから(D16)、払出1単位分の獲得玉を減算する(D17)。
以上のようにして、再遊技玉が払い出されるので、遊技者は、再遊技玉を用いて再遊技することができる。
遊技者は、獲得玉を記憶した発行カードを発行する場合は、貸出装置2の発行釦13を押下げする。貸出装置2は、遊技者による発行操作を受付けたときは(D3:YES)、持玉カードを発行し(D6)、獲得玉を初期化し(D7)、持玉を初期化し(D8)、開放フラグ=1かを判断する(D9)。この場合、シャッタ21を強制的に開放したことを示す開放フラグは0であるので(D9:NO)、そのまま終了する。
さて、貸出装置2は、仮準備時刻を経過した場合は、次のようにして遊技者の持玉を調整する。即ち、貸出装置2は、遊技者の獲得玉が払出1単位以上の状態で(D12:YES)、仮準備時刻以降であって本準備時刻前に遊技者による再遊技操作を受付けた場合は(D13:YES、D14:YES)、払出1単位+残し玉数<第1許容値かを判断する(D15)。この第1許容値は、現時点で払出1単位の再遊技玉を払出したと仮定した場合に、再遊技玉を含む全ての残し玉を本準備時刻までに打ち込み可能な玉数(本準備時刻に丁度0となる玉数)である。例えば現在時刻が22:30分の場合は、22:30と本準備時刻(22:45)との差(15分)を算出し、算出した差(15分)を図4の設定値記憶領域における1分当たりの残し玉数許容値(100)に乗じて第1許容値(15分×100=1500)を特定する。次に、図4の設定値記憶領域における払出1単位(125)と図5の玉数記憶領域における残し玉数(例えば1400)との和(1525)である再遊技後残し玉数を算出し、第1許容値と比較するのである。
払出1単位+残し玉数≧第1許容値の場合は(D15:NO)、本準備時刻に残し玉が存在することから、再遊技処理を行うことなくそのまま終了する。払出1単位+残し玉数<第1許容値の場合は(D15:YES)、再遊技玉を払出しても本準備時刻までには計算上残し玉数が0となることから、ステップD16に移行することにより再遊技処理を行う。つまり、本準備時刻までに払出1単位+残し玉数の全てを打ち込み可能かを判断し、可能な場合は、払出1単位の再遊技玉を払出すのである。
貸出装置2は、図7の状態判定処理において、仮準備時刻以降に大当たりが発生した場合は(B4:YES)、開放フラグを1としてから(B5)、シャッタ21を開放状態とする(B6)。この開放フラグは、計数釦22の操作に拠らずシャッタ21を強制的に開放状態としたことを示すフラグである。尚、開放フラグ=1の状態では、計数釦22の押下に応じたシャッタ21の閉鎖制御を行わない(C2:NO)。
遊技機1での大当たりが終了すると、遊技機1からの払出しが終了するので、持玉が減少する。貸出装置2は、図8の計数処理において、シャッタ21が強制的に開放された状態(開放フラグ=1)で本準備時刻前に計数玉を検知したときは(C6:YES、C9:YES、C10:YES)、残し玉数と第1許容値とを比較し(C11)、残し玉数>第1許容値の場合は(C11:NO)、そのまま終了する。つまり、本準備時刻までに計算上残り玉が0とならないことから、シャッタ21を開放したまま計数処理を継続する。残し玉数≦第1許容値の場合は(C11:YES)、シャッタ21を閉鎖してから(C12)、開放フラグを0とする(C13)。つまり、本準備時刻までに計算上残り玉が0となることから、計数処理を終了する。尚、本実施形態では、無闇な残し玉制御を省くため、使用される玉数(1分間=100玉)玉を目安に計算しているため、本準備時刻時点において若干の残し玉が発生することになるが、厳密に残し玉数を0としたいのであれば、ベースを基準とした設定値を採用すれば良い。
貸出装置2は、図9の再遊技&発行処理において、シャッタ21が強制的に開放された状態(開放フラグ=1)で遊技者による発行操作に応じて持玉カードを発行した場合は(D3:YES、D9:YES)、シャッタ21を閉鎖してから(D10)、開放フラグを0とする(D11)。
以上のような動作により、本準備時刻となると、遊技者の残り玉は計算上0となる。
貸出装置2は、図6の持玉演算処理において、本準備時刻以降になると、貨幣の受付けを終了すると共に(A4:YES、A5)、持玉カードの受付けを終了する(A7:YES、A8)。尚、受付けた貨幣等は返却する。また、図9の再遊技&発行処理において、本準備時刻以降に残し玉数が図4の第2許容値以下となった場合は(D4:YES、D5:YES)、発行操作を受付けることなくステップD6へ移行することにより強制的に発行処理(抑制処理に相当)を行う。
また、本準備時刻以降は、再遊技操作を受付けた場合(D1:YES)であっても、獲得玉が払出1単位以上であれば(D12:YES、D13:YES)、ステップD6へと移行する。尚、現在時刻が本準備時刻、或いは仮準備時刻以降であっても、獲得玉が払出1単位未満であれば(D12:NO)、再遊技玉を払出す(D16)。更に、本準備時刻以降に大当たりが発生し、シャッタ21を強制開放した場合は(B2:YES、B4:YES)、残し玉数が第1許容値以下の判断(C11)を行うことなくシャッタ21の開放状態を継続する(C10:NO)。
本実施形態は、次のような作用効果を発揮することができる。
(1)仮準備時刻以降に再遊技操作を受付けた場合、払出1単位と残し玉数との和、即ち、再遊技処理後の残し玉数が、本準備時刻までの計算上の打ち込み玉数である第1許容値以上となれば再遊技処理を禁止するので、遊技者の残し玉数が仮準備時刻以降に再遊技処理により第1許容値以上となる虞がない。この場合、第1許容値は本準備時刻までの遊技時間に見合った使用、或いは消費が想定される許容使用数である為、本準備時刻時点で残し玉数を使用し尽くすことが期待出来る。
(2)仮準備時刻以降に残し玉数が増える要因に大当たりの発生も想定出来るが、この場合も、大当たりの発生から残し玉数が第1許容値以下になるまでの間は遊技者の操作に関わりなく計数部17のシャッタ21を開放するので、仮準備時刻以降に大当たりの発生により残し玉数が第1許容値以上となる虞がない。この場合、残し玉数が第1許容値になるとシャッタ21が閉鎖する為、遊技者が残し玉数分は遊技が許容されると暗示され、その分だけの遊技が期待出来る。即ち、遊技場にとって閉店ギリギリの本準備時刻までの遊技が期待出来る。
(3)本準備時刻以降、再遊技操作の受付け、即ち、残し玉数が少なくなり再遊技処理を行おうとした場合に、再遊技処理ではなく発行処理を行う為、遊技者は再遊技玉を得ることがなくなるばかりか、発行された持玉カードにより遊技の終了を暗示させられる。
(4)本準備時刻以降に大当たりが発生した場合は発行処理までシャッタ21を開放するので、遊技者は大当たり後でも、遊技機1の玉受皿の貯留玉分しか遊技出来ない。この場合もシャッタ21が閉まらないことで遊技終了を暗示させられる。
(5)本準備時刻以降、残し玉数が第2許容値(本実施形態では0)以下になると発行処理を行う為、残し玉数の少なくなった、或いは大当たり後、シャッタ21が開放状態となっている遊技者が発行処理により遊技終了を悟る様になる。
(6)上記(1),(3)の場合であっても、獲得玉が払出1単位以下であれば再遊技処理を行う為、少量の獲得玉の清算処理(システム上の負担や、遊技者の手間)を減少させられる。
(7)上記(3),(5),(6)にて少ない残し玉数により大当たりが発生した場合には、その出玉による持玉カードを発行することになるが、残し玉数が少ないことからその可能性は極めて低い。
(8)本準備時刻以降は、貸出処理も持玉カード受付けもキャンセルするので、残し玉数が増加する虞がない。この場合、仮準備時刻以降で本準備時刻以前であれば両者を受付けるので、閉店ギリギリまで遊技させることが出来る。
(9)上記(1),(2)にて仮準備時刻以降は残し玉数を抑制するので、上記(3),(5)による本準備時刻以降に強制的な発行処理や再選抜処理の禁止等を行っても、その遊技者に悪い心象を与える虞が極めて低くなる上に、遊技者の残し玉数が0となる確実性が増す。また、遊技終了を促しつつも上記(1),(6),(8)の様に閉店ギリギリまでの遊技も期待出来る。
要するに、このような実施形態によれば、台毎計数システムにおいて仮準備時刻以降に再遊技操作を受付けた場合に、本準備時刻までの残時間に応じた第1許容値(設定値×残時間)と、遊技者の残し玉数とを比較し、第1許容値が小さい場合に再遊技処理を抑制するようにしたので、遊技者に遊技終了を促すことが可能となる。この場合、残し玉数が多い遊技者に対してのみ再遊技処理を抑制出来る一方、残し玉数の少ない遊技者に対して不当に再遊技処理の抑制することは無いので、閉店開始指令後においても適度に遊技を許容出来る。しかも、遊技者に残時間までは遊技を許容出来る一方、遊技場が遊技を終了して欲しい時刻には残し玉が無くなる様に調整出来、無駄無く適切に遊技終了を促すことが可能となる。
仮準備時刻以降に大当たりが発生した場合に計数部17のシャッタ21を開放し強制的に計数を行い、大当たり終了後、遊技者の残し玉数が第1許容値以下となったらシャッタ21を閉鎖するようにしたので、残し玉の増加を抑制することが可能となり、閉店本準備時刻に確実に残し玉を0として遊技終了させられる。また、残し玉が残時間に応じた許容玉数以下となった場合にはシャッタ21を閉鎖する為、遊技者の手元に残時間に応じた適度な残し玉が残る。つまり、その残し玉を遊技して退店するという様な目安を遊技者に与えられ、無駄無く適切に遊技終了を促すことが可能になる。
通常の発行操作に代えて、本準備時刻以降に遊技者の残し玉数が第2許容値(設定値)となった場合、或いは再遊技操作を行った場合に持玉カードを発行することで強制発行処理を行うようにしたので、閉店準備開始指令後に強制的な発行処理を行っても、残し玉が少なければ遊技者の不快感を煽ること無く、円滑に遊技終了の決断を促すことが出来る。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
残時間を本準備時刻との差としたが、閉店時刻との差(「閉店時刻に準じた時刻」に相当)としても良い。
閉店時刻と、本準備時刻、及び仮準備時刻との差分の時間とを設定し、間接的に本準備時刻、及び仮準備時刻を設定しても良い。勿論、図4の様に直接的に設定すれば、閉店時刻を設定しなくとも良い。その他の設定値等についても値を特定出来れば設定様式等はどの様にしても良い。
再遊技処理を禁止する構成を例示したが、再遊技処理を抑制すれば、例えば手数料として再遊技玉よりも手数料玉相当分を獲得玉から多く減算する等、準備時刻以前と比べて遊技者に不利となる様な構成として間接的に禁止する等、どの様に抑制処理を実行するようにしても良い。
本準備時刻、及び仮準備時刻のいずれか一方のみを設定し、いずれかに対応する処理のみを行っても良い。
時刻によらず、管理装置3等にて管理者による釦操作(閉店準備開始操作に相当)の受付けに応じて、本準備時刻に対応する処理、或いは仮準備時刻に対応する処理を開始しても良い。
図4において、「1分当たりの残数許容値」を設定したが、複数の残時間範囲(22:15〜、22:20〜、…、「複数の期間」に相当)に対応付けて残数許容値(3000、2500、…)を設定して、第1許容値を特定しても良い。
各設定値等は例示であり、どの様な数値でも良い。また、デフォルト設定にて変更出来なくとも良い。
持玉カードに獲得玉を記憶したが、所謂背番号管理にて管理装置3に記憶させ、持玉カードのIDにて獲得玉を特定しても良い。また、例えば、持玉を記憶させて持玉カード受付時に持玉を獲得玉の代わりに持玉分だけ加算する等、他の情報を持玉カードに対応付けても良い。
再遊技処理の抑制を残時間に応じて行ったが、第2許容値の様な設定値を設け、残し玉数が設定値以上の場合に抑制処理を実行するようにしても良い。
第2許容値以下となった場合に発行処理を行ったが、残数が第1許容値等の許容値以上であることから、これ以上の再遊技処理を行わせ無い様に発行処理を行っても良い。この場合、発行処理により再遊技処理を抑制する抑制処理を実行することになる。
再遊技後残し玉数と第1許容値とを比較した結果により、再遊技処理を抑制したが、残し玉数と第1許容値とを比較した結果により抑制しても良い。
シャッタ21を図3の様に設けたが、計数レーンに対応し計数を抑制出来れば、例えば貸出装置2の本体下部の案内腕18との接続部所等に設けても計数レーンの通過の可否を許容出来る。尚、シャッタ21を設けなくても良い。
仮準備時刻以降に大当たりが発生した際にシャッタ21を開放したが、大当たり中や大当たり終了時等にシャッタ21を開放する等、大当たりが発生した場合に開放すればどの様なタイミングで開放しても良い。尚、本発明においては上記全てが大当たり状態の発生が特定された場合に相当する。
所謂会員システムに適用しても良い。この場合、持玉が、所謂当日分の貯玉に相当することになる。
持玉カード等の記憶媒体はカード以外に、コインや紙等の媒体を想定出来る。尚、媒体が紙の場合はバーコード等を印字し、それをスキャニングして受付ければ良い。
貸出装置2における処理の一部を管理装置3や中継装置4等で行っても良いし、管理装置3の処理の一部を貸出装置2や中継装置4にて行っても良い。この場合、貸出装置2から貸出信号等を受信して遊技情報を特定することになる。
本発明の一実施形態におけるシステム全体を示す概略図 可動玉受皿の正面図 可動玉受皿の平面図 貸出装置の設定値記憶領域を示す図 貸出装置の玉数記憶領域を示す図 貸出装置による持玉演算処理を示すフローチャート 貸出装置による状態判定処理を示すフローチャート 貸出装置による計数処理を示すフローチャート 貸出装置による再遊技&発行処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(再遊技手段、獲得玉更新手段、発行手段、持玉算出手段、指令手段、残玉算出手段、遊技抑制手段、第1設定手段、第2設定手段、残時間特定手段、許容使用数特定手段、比較手段、状態特定手段、開放制御手段、閉鎖制御手段、獲得玉記憶手段、受信手段)、14は再遊技釦(再遊技手段)、15は玉払出口(再遊技手段、貸出手段)、16はカード挿入口(発行手段)、17は計数部(計数手段)、18は案内腕(計数レーン)、19は可動玉受皿(貯留手段)、21はシャッタ(開閉手段)である。

Claims (4)

  1. 遊技者の獲得玉を一時的に貯留する玉受皿を備えた遊技機に対応して設けられ、獲得玉を計数する計数処理を行う計数手段と、
    前記計数手段が計数した獲得玉数を記憶する獲得玉記憶手段と、
    前記獲得玉記憶手段により記憶される獲得玉を対価として、再遊技操作の受付けに応じて再遊技玉を払出す再遊技処理を行う再遊技手段と、
    前記獲得玉記憶手段により記憶される獲得玉数を、前記計数手段による計数処理に応じて加算更新する一方、前記再遊技手段による再遊技処理に応じて減算更新する獲得玉更新手段と、
    発行操作の受付けに応じて、前記獲得玉記憶手段により記憶される獲得玉数を特定可能な記憶媒体を発行する発行処理を行う発行手段と、
    遊技機側から遊技情報を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により遊技に使用された玉数である使用玉数、遊技により払い出された玉数である払出玉数を遊技情報として特定する一方、貨幣等の有価価値を受付け、遊技者へと貸出玉を払出す貸出処理を行う貸出手段による貸出処理により払出された貸出玉数を特定し、特定した払出玉数と貸出玉数との和から使用玉数を除いた玉数であり、遊技者の理論上の獲得玉数を表す持玉数を算出する持玉算出手段と、
    遊技場における閉店準備を開始すべく準備時刻となった場合、或いは遊技場における管理者の閉店準備開始操作を受付けた場合に、閉店準備開始指令を行う指令手段と、
    前記持玉算出手段が算出する持玉数と、前記獲得玉記憶手段が記憶する獲得玉数との差であり、理論上の玉受皿等に貯留された獲得玉数である残し玉数を算出する残玉算出手段と、
    前記指令手段による閉店準備開始指令後の残玉算出手段により算出される残し玉数に応じて、前記再遊技手段による再遊技処理を抑制する抑制処理を行う遊技抑制手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 遊技による使用、或いは消費が想定される玉数である想定使用数を、単位期間、或いは複数の期間に対応付けて設定する第1設定手段と、
    前記指令手段による閉店準備開始指令後における再遊技操作の受付けに応じて、再遊技操作の受付時刻から、遊技場における閉店時刻、或いは当該閉店時刻に準じた時刻である閉店本準備時刻までの期間である残時間を特定する残時間特定手段と、
    前記残時間特定手段が特定した残時間と、前記第1設定手段が設定する想定使用数とにより、残時間に対応した許容使用数を特定する許容使用数特定手段と、
    前記残玉算出手段が算出する残し玉数、或いは当該残し玉数に前記再遊技手段が再遊技処理1回につき払出す再遊技玉数との和である再遊技後残し玉数と、前記許容使用数特定手段が特定した許容使用数とを比較する比較手段と、を備え、
    前記遊技抑制手段は、前記比較手段による許容使用数が多いとの比較結果に基づいて、前記再遊技処理の抑制処理を実行することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
  3. 前記計数手段に対応して設けられ、前記計数手段が計数する獲得玉を一時的に貯留する貯留手段と、
    前記貯留手段が貯留する獲得玉を計数手段へと導く計数レーンに対応して設けられ、前記貯留手段により貯留される獲得玉が計数レーンを通過することを許容する開放状態と、許容しない閉鎖状態とに変移可能な開閉手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機における大当たり状態の発生状況を特定する状態特定手段と、
    前記指令手段による閉店準備開始指令後に、前記状態特定手段により大当たり状態の発生が特定された場合に開閉手段を開放状態へと制御する開放制御手段と、
    前記指令手段による閉店準備開始指令後であって前記状態特定手段による大当たり状態の終了特定後に、前記比較手段による残し玉数が許容使用数以下となったとの比較結果に基づいて、開放状態となっている前記開閉手段を閉鎖状態へと制御する閉鎖制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の遊技場用システム。
  4. 前記指令手段による閉店準備開始指令後に使用が許容される玉数である許容玉数を設定する第2設定手段を備え、
    前記遊技抑制手段は、前記指令手段による閉店準備開始指令後に前記残玉算出手段が算出した残し玉数が、前記第2設定手段により設定される許容玉数以下となった場合に、発行操作の受付けに拠らずに前記発行手段に発行処理を行わせることで、前記再遊技処理を抑制することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技場用システム。
JP2008299411A 2008-11-25 2008-11-25 遊技場用システム Expired - Fee Related JP5155119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008299411A JP5155119B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 遊技場用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008299411A JP5155119B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 遊技場用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010124862A JP2010124862A (ja) 2010-06-10
JP5155119B2 true JP5155119B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42325668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008299411A Expired - Fee Related JP5155119B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 遊技場用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5155119B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6441609B2 (ja) * 2014-08-07 2018-12-19 株式会社三共 管理装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11169552A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Sankyo Kk 遊技用装置
JP2001000712A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Sankyo Kk 景品交換システム
JP4510142B2 (ja) * 2003-12-24 2010-07-21 ダイコク電機株式会社 遊技機データ管理装置
JP2007007259A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Glory Ltd 景品管理装置、景品管理方法および景品管理プログラム
JP2008079929A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Aruze Corp 遊技機
JP5037976B2 (ja) * 2007-03-16 2012-10-03 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010124862A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8449383B2 (en) Gaming machine with loyalty bonus
US8323098B2 (en) Gaming machine and game system
JP2004105464A (ja) 遊技機
JP2000218019A (ja) 玉封入式パチンコ機
JP2003230752A (ja) 遊技システム
JP2001000712A (ja) 景品交換システム
JP4069175B2 (ja) 会員管理装置
JP5155119B2 (ja) 遊技場用システム
JP2008212401A (ja) 遊技場用管理システム
JP5368238B2 (ja) 遊技場用システム
JP5139131B2 (ja) 遊技場用システム
JP5161438B2 (ja) メダル貸しシステム及びメダル貸し方法
JP2011120771A (ja) ゲームシステム、及びメダル払出装置
JP2005279196A (ja) 遊技装置及び遊技台
JP3913799B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP3346778B2 (ja) メダル遊技機
JP4627630B2 (ja) 回胴式遊技機及び回胴式遊技機における不正払出防止方法
JP2005288027A (ja) 遊技装置
JPH1119316A (ja) 遊技用装置
JP4761775B2 (ja) メダル貸出システム、メダル貸出方法及びメダル貸出プログラム
JP5670790B2 (ja) 遊技場用システム
JP2008099932A (ja) メダル貸しシステムおよびメダル貸し方法
JPH07255931A (ja) 遊技装置
JP6710082B2 (ja) 遊技場用管理装置
JP6710080B2 (ja) 遊技場用管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5155119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees