JP5153666B2 - フィードフォワード歪補償増幅器 - Google Patents

フィードフォワード歪補償増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP5153666B2
JP5153666B2 JP2009010162A JP2009010162A JP5153666B2 JP 5153666 B2 JP5153666 B2 JP 5153666B2 JP 2009010162 A JP2009010162 A JP 2009010162A JP 2009010162 A JP2009010162 A JP 2009010162A JP 5153666 B2 JP5153666 B2 JP 5153666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
distortion
signal
distortion compensation
feedforward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009010162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010171535A (ja
Inventor
敬一 酒巻
寛一 米永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2009010162A priority Critical patent/JP5153666B2/ja
Priority to US12/656,160 priority patent/US8054127B2/en
Publication of JP2010171535A publication Critical patent/JP2010171535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5153666B2 publication Critical patent/JP5153666B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3223Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward
    • H03F1/3229Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

本発明は、主増幅器において発生する相互変調歪等を補償するためのフィードフォワードループを備えた歪補償増幅器に関する。
最近、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の無線移動通信システムが非常に普及してきている。このような無線移動通信システムにおいて、移動体通信用の基地局・中継局では、所定の周波数間隔を有しており、それぞれ適宜変調されている多数の搬送波を含むマルチキャリア信号を、高周波増幅した後に無線送信する。高周波増幅に用いる増幅器の線形性が十分でないと、例えば、相互変調歪等の各種の歪が発生する。
この歪は正常かつ高品質な通信を実現する上で支障となる。そのため、マルチキャリア信号の増幅に用いる増幅器に対して、マルチキャリア信号が属する周波数帯域の全体に対して、良好な線形性が要求されている。このようなマルチキャリア信号の増幅に対して超低歪増幅器を実現する手法として、フィードフォワード歪補償方式が知られている。
特許文献1は、電源投入時の消費電力を抑制して、動作を安定化することができるフィードフォワード型歪補償増幅器の制御方法を示している。
特開2004−120545
しかし、特許文献1の従来技術においては、特に入力信号が低出力の場合において規格で定められた歪レベルの範囲で十分に効率的な増幅処理を行っていないという問題がある。
本発明は、入力信号が低出力の場合であっても、規格の歪レベルの範囲内で十分に効率的な増幅処理を行うフィードフォワード歪補償増幅器を提供することを目的とする。
課題を解決するための一実施形態は、
入力信号の利得及び位相を調整する調整部(2,3)と、
前記調整部からの出力信号を増幅する第1増幅器(4)と、
前記入力信号を遅延させる遅延部(5)と、
前記遅延部の出力と前記第1増幅器の出力を結合する結合器(6)と、
前記増幅器の歪成分を検出し、この歪成分に従って前記調整部の動作を制御する第1制御部(20)と、
前記入力信号の大きさに応じて複数の歪レベルから一つの歪レベルを決定し、決定した歪レベルと前記検出した第1増幅器の歪成分とを比較して、比較結果に応じて前記第1増幅器の増幅率を制御する第2制御部(22,21,31,34,11,12,23,25,24,26)と、
を具備することを特徴とするフィードフォワード歪補償増幅器である。
入力信号が低出力状態のときでも、増幅器の最適な増幅率を実現することで、要求される歪の規格を満足しつつ、高効率化されたフィードフォワード歪補償増幅器の制御を行うことができる。
一般的なフィードフォワード歪補償増幅器の構成の一例を示す構成図。 本発明の一実施形態に係るフィードフォワード歪補償増幅器の構成の一例を示す構成図。 入力電力に対応する歪レベルをもつ歪レベルテーブルを示す説明図。 増幅器の制御のための段階的な制御電圧をもつ電圧テーブルを示す説明図。 増幅器の段階的な制御方法の一例を示すフローチャート。 歪レベルとドレイン電圧、ゲート電圧との関係をもつ電圧テーブルの一例を示す説明図。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
初めに、一般的なフィードフォワード歪補償増幅器の構成の一例を説明する。図1は、一般的なフィードフォワード歪補償増幅器の構成の一例を示す構成図である。
(フィードフォワード歪補償増幅器)
移動体通信用の基地局・中継局では所定の周波数間隔を有しそれぞれ適宜変調されている多数の搬送波を含むマルチキャリア信号を、高周波増幅した後に無線送信する。高周波増幅に用いる増幅器の線形線が十分良好でないと、例えば相互変調歪等、各種の歪が発生する。この歪は、正常かつ高品質な通信を実現する上で支障になる。そのため、マルチキャリア信号の増幅に用いる増幅器に対しては、マルチキャリア信号が属する周波数帯域全体に亘り、良好な線形性が要求される。マルチキャリア信号の増幅に適する超低歪増幅器を実現する手法としてフィードフォワード歪補償方式がある。
フィードフォワード歪補償増幅器Cは、図1に示すように、マルチキャリア信号である入力信号が入力端子を介して印加される方向性結合器1と、これに接続され入力信号を可変減衰処理する可変減衰器2と、これに接続され入力信号の移相処理を行う可変移相器3と、これに接続され入力信号の増幅処理を行う主増幅器4と、方向性結合器1に接続され入力信号の遅延処理を行う遅延部5と、主増幅器4及び遅延部5からの複数の出力を受けて信号を複数に分岐させる方向性結合器6を有している。さらに、フィードフォワード歪補償増幅器Cは、方向性結合器6からの信号を遅延させる遅延部16と、この遅延信号を受ける方向性結合器17と、方向性結合器6からの信号を受ける方向性結合器11と、方向性結合器11からの信号を検波する検波回路12と、方向性結合器11からの信号を可変減衰処理する可変減衰器13と、可変減衰器13からの信号の移相処理を行う可変移相器14と、可変移相器14に接続され入力信号の増幅処理を行う補助増幅器15と、遅延部16からの信号と補助増幅器15からの信号を受ける方向性結合器17を有している。
このような構成をもつフィードフォワード歪補償増幅器Cは、以下のように動作する。すなわち、入力端子INより信号が印加されると、この信号は方向性結合器1を介して可変減衰器2及び可変移相器3に入力され、制御部20からの制御信号A1及びP1に応じて振幅及び位相調整を受け、更に、主増幅器4により増幅される。主増幅器4により増幅された信号は、方向性結合器6及び遅延部16を介して方向性結合器17に入力される。
また、入力端子INから入力される信号は、方向性結合器1により2分岐される。2個の分岐は成分の周波数構成上は同じ信号であるが、本線側に供給される分岐は主増幅器4にて増幅されるのに対し、歪検出ループL1側に供給される分岐に係る信号は、概ねその振幅のまま方向性結合器1から遅延部5を介し方向性結合器6に供給される。遅延部5を介し方向性結合器6に供給された信号は、方向性結合器6により歪成分を含む信号と結合される。
方向性結合器6は、主増幅器4から出力され歪成分を含む信号を2分岐する。2個の分岐は成分の周波数構成上は同じ信号であり、一方の分岐は本線側に、他方の分岐は歪補償ループL2側に供給される。方向性結合器6は、後者の分岐に係る信号を歪補償ループL2に供給するに際し、この信号と遅延部5経由の信号とを結合させることにより、この信号中の搬送波成分をキャンセルし、かつこの信号から歪成分を取り出す。
この結合の結果得られた信号は、方向性結合器6から方向性結合器11を介して、歪補償ループL2を構成する可変減衰器13、可変移相器14及び補助増幅器15に供給され、可変減衰器13及び可変移相器14にて制御部20からの制御信号A2及びP2に応じて振幅及び位相調整を受け、補助増幅器15により増幅され、方向性結合器17に入力される。方向性結合器17に入力された信号は、方向性結合器17にて遅延部16経由の信号と結合される。
主増幅器4の出力信号の分岐と遅延部5経由の信号とを結合させることによって搬送波成分をキャンセルし主増幅器4等で発生する歪を取り出すには、主増幅器4の出力信号の分岐に含まれている搬送波成分と、遅延部5経由の信号に含まれている搬送波成分とが、方向性結合器6おける結合時点で互いに同遅延・同振幅・逆位相でなければならない。遅延部5は搬送波成分同士を同遅延にする為の手段である。また、可変減衰器2及び可変移相器3ならびにこれらにおける制御信号A1及び制御信号P1を最適な値に調整・制御する制御部20は、搬送波成分同士を同振幅・逆位相にするための手段である。
これら、遅延部5、可変減衰器2、可変移相器3及び制御部20は、専ら歪成分のみを含み搬送波成分を含まない信号が補助増幅器15に供給されるように方向性結合器6の出力を調整する手段である。この具体的制御方法としては、方向性結合器11によって可変減衰器13へ入力される信号を分岐させこの信号を検波回路12によって検波する。この検波信号が最小となるように、制御部20が制御信号A1及び制御信号P1によって、可変減衰器2及び可変移相器3を適切に制御することにより、専ら歪成分のみを含み搬送波成分を含まない信号を取り出すことできる。
また、遅延部16経由の信号と補助増幅器15経由の信号とを結合させることによって歪を補償するには、遅延部16経由の信号中の歪成分と補助増幅器15経由の信号中の歪成分を表す信号とが、方向性結合器17における結合時点で互いに同遅延・同振幅・逆位相でなければならない。遅延部16は歪成分同士を同遅延にするための手段である。制御部20は、制御信号A2及び制御信号P2によって、可変減衰器13及び可変移相器14を適切に制御することにより、歪成分同士を同振幅・逆位相にして、専ら歪成分のみを含み搬送波成分を含まない信号を取り出すことできる。
このようなフィードフォワード歪補償増幅器においては、通常、規定された最大出力電力時に十分に歪補償できるように主増幅器の出カバックオフを確保して設計されている。そのため、最大出力電力よりも低い出力電力の時は、主増幅器のバックオフが十分にあり歪の発生量は少ない。また補助増幅器へ入力される電力も小さくなるため、補助増幅器の出力電力も小さくなる。従って、低出力電力状態の時は、補助増幅器に要求される飽和電力も最大出力電力に比べて小さくてよい。低い出力電力の時には、主増幅器および補助増幅器は必要以上のバックオフがある状態であり、装置の消費電力という面でみると最適な状態とはいえない。
(電力値に応じて増幅率を最適化したフィードフォワード歪補償増幅器)
次に、出力電力の値に応じて増幅率を最適化することで、入力信号の電力値が低いときも高いときも満遍なく効率的な増幅処理を行うフィードフォワード歪補償増幅器を図面を用いて詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るフィードフォワード歪補償増幅器の構成の一例を示す構成図、図3は、入力電力に対応する目標歪レベルの一例を示すテーブル、図4は、段階的な制御電圧の一例をもつ電圧テーブル、図5は、増幅器の段階的な制御方法の一例を示すフローチャート、図6は、制御度数に応じた段階的な制御電圧の一例を示した電圧テーブルを示している。
すなわち、電力値に応じて増幅率を最適化したフィードフォワード歪補償増幅器C’は、図2に示すように、基本的に図1に示したフィードフォワード歪補償増幅器Cと共通した構成を有している。ここでは、フィードフォワード歪補償増幅器Cには存在しない構成のみを更に説明する。
フィードフォワード歪補償増幅器C’は、マルチキャリア信号である入力信号が入力端子を介して印加される方向性結合器22と、方向性結合器22からの信号を検波する検波回路21を更に有しており、検波回路21は検波信号を制御部20に供給する。また、方向性結合器22は、分岐した信号を方向性結合器1に供給する。
更に、フィードフォワード歪補償増幅器C’は、制御部20に制御されゲート電圧を主増幅器4に供給するゲート電圧供給部23と、制御部20に制御されドレイン電圧を主増幅器4に供給するドレイン電圧供給部25と、制御部20に制御されゲート電圧を補助増幅器15に供給するゲート電圧供給部24と、制御部20に制御されドレイン電圧を補助増幅器15に供給するドレイン電圧供給部26を更に有している。
更に、フィードフォワード歪補償増幅器C’が有する制御部20は、検波回路21から検波信号を受け電圧を判定する入力電圧判定部31と、複数の電力値に対応する目標歪レベルを有する目標歪レベルテーブル32と、複数の制御度数に応じて複数のドレイン電圧値、ゲート電圧値を有する電圧テーブル33と、歪レベルの程度を判定する歪レベル判定部34と、上述したゲート電圧供給部23・ドレイン電圧供給部25・ゲート電圧供給部24・ドレイン電圧供給部26を制御する電圧制御部35を有している。
このような構成をもつフィードフォワード歪補償増幅器C’においては、入力電力を検出している検波回路21により検出された信号と、補助増幅器の入力段にあり歪抽出に使用している検波回路12により検出された信号(以下歪レベル)を利用し、その入力電力の大きさに適合した主増幅器および補助増幅器の動作条件を設定し、高効率化を実現している。以下に、フィードフォワード歪補償増幅器C’の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
入力端子INにRF信号が入力され、主増幅器4の出力信号の分岐と遅延部5経由の信号とを結合させることによって搬送波成分をキャンセルし主増幅器4等で発生する歪を取り出すべく、主増幅器4の出力信号の分岐に含まれている搬送波成分と、遅延部5経由の信号に含まれている搬送波成分とが方向性結合器6おける結合時点で互いに同遅延・同振幅・逆位相に調整・制御するべく、制御信号A1及び制御信号P1を制御部20から最適な値にして可変減衰器2及び可変移相器3に供給することで、これを実現する(ステップS11)。すなわち、制御部20は、補助増幅器の入力部にある検波回路12によって検出される電力を最小とするように、上記A1、P1を最適な値に設定する。ここまでの動作は、図1のフィードフォワード歪補償増幅器Cと同等である。
更に、入力端子INに入力された信号は、方向性結合器22により分岐され、検波回路21によって入力電力を検出する。制御部20では、図3が示す歪レベルテーブルの複数の目標歪レベルの一例から、入力電力の値に対応する、制御の目標となる歪レベルを示す目標歪レベルを決定する(ステップS12)。この目標歪レベルは、制御値A1、P1が最適に制御されている場合、主増幅器の歪成分のみを含み搬送波成分を含まない信号のレベルであり、つまり歪成分の大きさを表しており、一例として、図3において、入力電力が100mWのとき、その約5%である5mWとする。すなわち、目標歪レベルは、主増幅器の増幅素子の特性を考慮し、最大出力時から低出力時における主増幅器の搬送波成分と歪成分の比(以下IM)がほぼ同等となるような歪電力の絶対値を表している。
そして、制御部20は、初めに、図4の電圧テーブルにより予め定められているように、制御度数Z=1とし(ステップS13)、例えば、制御度数Z=1の際の主増幅器の増幅素子に供給するドレイン電圧を一例として0.1V、ゲート電圧を0.2Vとして設定または変更する(ステップS14)。この時の目標歪レベルとドレイン電圧、ゲート電圧の関係を図6のテーブルに示す。
制御部20は、次に、決定された目標歪レベルと現在の検波回路21で検出している歪レベルとを比較し、
(目標歪レベル)−(歪レベル)<X
かどうか、すなわち、現在の歪レベルと目標歪レベルの差が、任意に定められる定数Xよりも大きいかどうかを判断する(ステップS15)。
ここで、制御部20は、(目標歪レベル)−(歪レベル)<X
であると判断すれば、すなわち、現在の(歪レベル)と(目標歪レベル)の差がゼロか、Xの値の範囲内に収まっていると判断すれば、制御は十分行われているとして処理を終了する。もし、現在の(歪レベル)と(目標歪レベル)の差がXの値の範囲内に収まっていないと判断すれば、制御部20はステップS16に進み、制御度数Zの値を一つ増加させ、例えば、Z=1からZ=2とし、図4の示すように、制御度数2の際の、ドレイン電圧を0.2V,ゲート電圧を0.4Vに変更し(ステップS14)、再び、
(目標歪レベル)−(歪レベル)<X
となるかどうかを判断する。
制御部20はこのような処理を、(目標歪レベル)−(歪レベル)<X
となるまで段階的に継続することで、入力電力の値に最適なドレイン電圧、ゲート電圧を主増幅器4、補助増幅器15に供給する。
一般的に、増幅素子に供給するドレイン電圧を下げると増幅素子の出力可能な最大電力(飽和電力)は低くなり出力バックオフも小さくなるため、同じ出力電力で比較した場合、歪は大きくなる。また、ゲート電圧は、それぞれのドレイン電圧に対応してアイドリング電流が一定となるように設定されたものである。このようにドレイン電圧及びゲート電圧を段階的に変化させることにより主増幅器の歪電力を変化させ、歪レベルが目標歪レベルに最も近付くような制御をする。これにより、特に、入力電力が低い場合すなわち主増幅器の出力電力が低い場合でも、高出力電力時とほぼ一定のIMとなるようにすることが可能である。
また、補助増幅器に関しても、上記で決定された歪レベルに応じて、図6のようにあらかじめ設定された最適な増幅素子に供給するドレイン電圧(Vd)及びゲート電圧(Vg)を設定する。このドレイン電圧(Vd)及びゲート電圧(Vg)は、補助増幅器の増幅素子の特性を考慮し、入力される歪レベルすなわち補助増幅器への入力電力に対して必要な分だけのバックオフを考慮した値とする。
以上、本発明の一実施形態に係るフィードフォワード歪補償増幅器C’によれば、例えば低出力状態のときでも要求される歪の規格を満足させながら、増幅処理を高効率化して行うことが可能である。
以上記載した様々な実施形態は複数同時に実施することが可能であり、これらの記載により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
C…フィードフォワード歪補償増幅器、1…方向性結合器、2…可変減衰器、3…可変移相器、4…主増幅器、5…遅延部、6…方向性結合器、11…方向性結合器、12…検波回路、13…可変減衰器、14…可変移相器、15…補助増幅器、16…遅延部、17…方向性結合器、20…制御部、21…検波回路、22…方向性結合器、23…ゲート電圧供給部、24…ゲート電圧供給部、25…ドレイン電圧供給部、26…ドレイン電圧供給部、31…入力電圧判定部、32…目標歪レベルテーブル、33…電圧テーブル、34…歪レベル判定部、35…電圧制御部。

Claims (3)

  1. 入力信号の利得及び位相を調整する調整部と、
    前記調整部からの出力信号を増幅する第1増幅器と、
    前記入力信号を遅延させる遅延部と、
    前記遅延部の出力と前記第1増幅器の出力を結合する結合器と、
    前記増幅器の歪成分を検出し、この歪成分に従って前記調整部の動作を制御する第1制御部と、
    前記入力信号の大きさに応じて複数の歪レベルから一つの歪レベルを決定し、決定した歪レベルと前記検出した第1増幅器の歪成分とを比較し、比較結果に応じて前記第1増幅器の増幅率を制御する第2制御部と、
    を具備することを特徴とするフィードフォワード歪補償増幅器。
  2. 前記第1増幅器からの出力信号を増幅する第2増幅器を更に有し、
    前記第2制御部は、前記比較結果に応じて前記第1増幅器及び第2増幅器を制御することを特徴とする請求項1記載のフィードフォワード歪補償増幅器。
  3. 前記第2制御部は、前記第1増幅器のゲート電圧及びドレイン電圧と、前記第2増幅器のゲート電圧及びドレイン電圧を、前記比較結果に従って最適化することで、前記第1増幅器及び第2増幅器を制御することを特徴とする請求項2記載のフィードフォワード歪補償増幅器。
JP2009010162A 2009-01-20 2009-01-20 フィードフォワード歪補償増幅器 Active JP5153666B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009010162A JP5153666B2 (ja) 2009-01-20 2009-01-20 フィードフォワード歪補償増幅器
US12/656,160 US8054127B2 (en) 2009-01-20 2010-01-20 Feedforward distortion compensation amplifier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009010162A JP5153666B2 (ja) 2009-01-20 2009-01-20 フィードフォワード歪補償増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010171535A JP2010171535A (ja) 2010-08-05
JP5153666B2 true JP5153666B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42336473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009010162A Active JP5153666B2 (ja) 2009-01-20 2009-01-20 フィードフォワード歪補償増幅器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8054127B2 (ja)
JP (1) JP5153666B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110124042A (ko) * 2010-05-10 2011-11-16 삼성테크윈 주식회사 위상 노이즈가 제거되는 알에프아이디(rfid)의 리더

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09238038A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Kokusai Electric Co Ltd 歪補償増幅装置
US6255903B1 (en) * 1999-12-06 2001-07-03 Motorola Linear power amplifier with configurable feedforward error correction circuits
JP2001223541A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Nec Corp フィードフォワード増幅器
JP2002151967A (ja) * 2000-11-15 2002-05-24 Hitachi Kokusai Electric Inc フィードフォワード増幅器
JP3761076B2 (ja) * 2001-08-07 2006-03-29 株式会社日立国際電気 フィードフォワード方式歪補償増幅器
JP2003198272A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Anten Corp フィードフォワード増幅器
FR2839165A1 (fr) * 2002-04-30 2003-10-31 Koninkl Philips Electronics Nv Appareil radioelectrique comportant un amplificateur pour signaux a radiofrequence, amplificateur pour signaux a radiofrequence et procede pour amplifier de tels signaux

Also Published As

Publication number Publication date
US20100182081A1 (en) 2010-07-22
JP2010171535A (ja) 2010-08-05
US8054127B2 (en) 2011-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101310993B1 (ko) 고주파 증폭기, 무선 장치 및 제어 방법
EP1476949B1 (en) Power amplification apparatus of portable terminal
US6392483B2 (en) Feed-forward amplifier
US7933570B2 (en) Power amplifier controller circuit
JP4627457B2 (ja) 増幅器
EP2141798A1 (en) Amplifier apparatus
EP2426816A1 (en) Power amplifier
JPWO2005124994A1 (ja) 高効率増幅器
JP2009260658A (ja) 電力増幅器
JP5153666B2 (ja) フィードフォワード歪補償増幅器
US6940346B2 (en) Feedforward amplifier, communication apparatus, feedforward amplification method, program and medium
JP2009100429A (ja) ドハティ増幅器
JP2009232296A (ja) 増幅回路及びその調整方法
US20230085041A1 (en) Amplifier and amplification method
JP3613447B2 (ja) 二重ループを持つフィードフォワード増幅器
KR20140074187A (ko) 증폭회로 및 증폭회로 동작 방법
KR101098231B1 (ko) 공진 상쇄 선형화기, 공진 상쇄 선형화기를 이용한 고전력 증폭 시스템 및 고전력 증폭 방법
JP4259143B2 (ja) フィードフォワード増幅器
JP2005151185A (ja) 高出力広帯域信号を合成する方法及び増幅器
JP2021048453A (ja) 電力増幅器
JP4467753B2 (ja) 歪補償増幅装置
JP2010245626A (ja) 歪補償増幅器
JPH0832359A (ja) 電力制御回路
JP2002043863A (ja) 増幅装置
JP2004336234A (ja) 送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5153666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250