JP5151768B2 - 打ち込み工具のマガジン - Google Patents

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Description

本発明は、複数の釘や打ち込みネジ等のファスナーを真直状に連結した連結ファスナーを収納する打ち込み工具のマガジンに関する。
一般に、複数の釘や打ち込みネジを真直状に連結した連結釘(いわゆるスティックネイル)を打ち込むための釘打機、ネジ打ち機等の打ち込み工具には、真直状の細長ケース状のマガジンが搭載されている(特許文献1、2参照)。
このようなタイプのマガジンには、連結釘を上から装填するものと、上記特許文献1、2等のように後方から装填するものがある。後方装填タイプのマガジンでは、特許文献1、2に示すように、側面の長手方向に沿ってプッシャをスライドさせるための開口溝を大きく形成する構造になっているので、釘が詰まったときには開口溝の前端からラジオペンチ等を入れて除釘することができることにある。上方装填タイプのものは、プッシャのスライド溝の溝幅は非常に狭くなっているので、除釘できる構造にするためには、マガジンの前端部に除釘用の開口部とドア等を付加してなければならず、コストアップに繋がる。
ところで、この種の空気圧工具は、マガジンが長いほか、かなりの重量があるので片手では扱いにくい。使用中は、打ち込み工具を支えたり、方向を変えたり、あるいは作業者の体より遠くに釘を打ちこんだりする等のために、一方の手で釘打機のグリップを、他方の手でマガジンの後部を握って操作することが多い。そのため、後端部は、手で握りやすいグリップ形状になっている。
連結釘を上から装填するタイプのマガジンでは、マガジンの後端よりも前の上部に開口部が形成され、この開口部から連結釘を装填する構成になっているため、マガジンの後端には連結釘を前方に押し出すプッシャが配置されるだけである。したがって、マガジン後端部の下縁を大きく切り欠いてグリップ形状を容易に形成することができる。
これに対し、後方装填タイプのマガジンでは、後端から連結釘が通過するように構成されているから、特許文献1、2に示すように、マガジンの後端にテールカバーを取り付け、装填される連結釘の上下を覆うようにしなければならない。このため、グリップ形状にするには後端部を特許文献1のようにテールカバーを避けて切り欠くか、あるいは特許文献2に示されるように、樹脂部分を増やしてグリップ用のカバーとテールカバーとを一体に形成しなければならない。
特開2007−253250公報 特開2005−279794公報
しかしながら、上方装填、後方装填のいずれのタイプのマガジンであっても、上述のようにマガジンの後端下縁を切り欠く構成では、せいぜい90mm程度の長さの釘を装填するマガジンが限度であり、100mm以上の長い軸長の釘を装填するマガジンでは、従来のように切り欠いてグリップ形状にすると、握り部分の幅(後端上縁から切り欠きまでの寸法)が100mm以上となり、しっかりと握りにくくなる。
本発明は上記問題点を解消し、軸長が長いファスナーを装填するものであっても、容易かつ確実に握ることができる構造の打ち込み工具のマガジンを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、複数のファスナーを真直状に連結した連結ファスナーを収納する打ち込み工具のマガジンにおいて、上記マガジンの後端の側壁には、該マガジンの厚み方向に、少なくとも指を入れる程度の大きさの握り補助穴を開口形成し、この握り補助穴を利用して上記マガジンの後端を握り締め可能としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記マガジンが、軸長が略100mm以上の長さのファスナーを装填可能になっていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記握り補助穴の上部開口端とマガジンの上縁部との間の間隔は略50〜80mmに形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3において、後端から連結ファスナーを装填可能に形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、マガジンの後端の側壁には、マガジンの厚み方向に、指が入る程度の大きさの握り補助穴を開口形成しているので、打ち込み操作時に、作業者はマガジンの上縁と握り補助穴とに指を掛けてマガジンの後端を確実に握り保持することができるので、特に長いファスナーの操作性が格段に向上する。しかも、この効果を簡単な構造の握り補助穴によって得られるので、コストは非常に低い。
請求項2に係る発明によれば、マガジンが、軸長が略100mm以上の長さのファスナーを装填可能になっている場合に、特に握り補助穴の効果が大きい。
請求項3に係る発明によれば、握り補助穴の上部開口端とマガジンの上縁部との間の間隔は略50〜80mmに形成されているから、握りやすく、安定して確実にグリップすることができる。
図1は打ち込み工具の一形態としての釘打機の概観図で、符号1は釘打機本体を示す。釘打機本体1の下部には打ち込み用ノーズ部3が形成されている。また、釘打機本体1の後部にはグリップ4が一体的に設けられ、ノーズ部3の後部にはマガジン5が連設されている。
なお、釘打機本体1には、圧縮空気の空気圧により作動される公知の打撃機構が設けられ、打撃機構が作動すると、ドライバとよばれる棒状の打撃手段がノーズ部3内の釘(ファスナー)を打撃してノーズ部3の先端から打ち出すように構成されている。
マガジン5は真直状の長いケース状に形成され、その内部には連結釘(連結ファスナー)10を収納可能なガイド溝6が形成されている。図2に示されるように、ガイド溝6の上端には釘頭部11aのガイド部6aが、その下方には釘軸部11bのガイド部6bが形成されている。マガジン5の前端5aは上記ノーズ部3の射出口2に開口している。また、マガジン5の外側の側壁7aには、その長手方向にその長手方向に沿って摺動溝8が形成されている。また、後端5bは開口され、後端の周縁部には合成樹脂製のテールカバー9が設けられている。
上記摺動溝8に沿ってプッシャ12が摺動自在に設けられている。プッシャ12は定出力バネ(図示せず)によって常に前方に移動するように付勢されている。プッシャ12にはガイド溝6内に収納された連結釘10の後端に係合する係合部13が形成されているが、係合部13はガイド溝6から側方に退避可能に形成されている。
マガジン5に収納される連結釘10は、スティックネイルと呼ばれる多数の釘を真直状に連結したものである。なお、図2において、11pは連結釘10の長さが100mmの釘を装填した場合の釘の下端であることを示し、11qは130mmの釘を装填した場合の下端であることを示す。100mmや130mmという長さの釘は、通常使用される釘よりもかなり長い釘であり、このような収納したマガジン5というのは、通常のマガジン5に比べてかなり上下間の寸法が大きくなっている。
上記マガジン5に連結釘10を装填するには、マガジン5の後端開口部18から連結釘10の先頭釘を挿入して押し込めばよい。このように連結釘10を挿入して装填した後にプッシャ12を連結釘10の後方に引き戻してその係合部13を連結釘の後方に移動させてガイド溝6の内側に回動させ、プッシャ12を解放することにより係合部13が連結釘10の後端に係合し、連結釘10を常時ノーズ部3側に押圧する。
マガジン5内のガイド溝6に沿って収納された連結釘10の先頭釘は、プッシャ12によりノーズ部3の射出口2に供給される。そして、上記打撃機構によって駆動されたドライバによって打ち出され、被打ち込み材に打ち込まれる。
ところで、上記マガジン5の後端には、図3に示されるように、上記プッシャ12の摺動溝8を形成した側とは反対側の側壁7bに握り補助穴14が開口形成されている。この握り補助穴14はマガジン5の厚み方向に、大人の指が4本入る程度の大きさに形成されている。また、マガジン5の後端下縁部には手掛け用の切欠き部15が形成されている。
100mm、130mm等の長さの釘は、通常使用される釘よりもかなり長い釘であり、このようなマガジン5は、通常のマガジンに比べて上縁部16と下縁部17との間の距離はかなり長い。したがって、使用時に釘打機本体1を支えたり、釘打機の方向を変えたり、あるいは作業者の体から離れた位置に釘を打ちこんだりする場合には、一方の手(例えば右手)で起動用トリガを引くために釘打機のグリップ4を握り、他方の手(左手)でマガジン5の後端部を握って操作することが多い。後端部を握るときに、マガジン5の上縁部16と下部の切欠き部15とを握ると、上縁部16と切欠き部15との間の距離は100mm以上になるので、通常の作業者の手では非常に握りにくく、不安定である。
ところが、握り補助穴14を利用して、上縁部16に左手の親指の付け根を掛けた状態で4本の指を握り補助穴14に通して握ると、容易にしっかりと握ることができる。これにより、マガジン5の後端を左手で強く握り締めて上述のような操作をすることができるので、打ち込みの操作を安定的に行うことができる。なお、握り補助穴14は、プッシャ12が握り補助穴14の部分を通り過ぎた後に使用することができる。
また、必要に応じて、握り補助穴14に親指を通し、その下の切欠き部15に他の4本の指を掛けて使用することもできる。
長さが130mm以上の長い釘を装填できるマガジン5の場合は、上縁部16から握り補助穴14までの距離は50mm前後にすることにより、上述のように、2通りの使用ができる。
長さが100mm程度の長い釘を装填するマガジン5の場合は、図4に示されるように、マガジン5の後端部の上縁部16から80mm前後下の位置に握り補助穴14を形成するだけでよい。
握り補助穴14の上部開口端とマガジン5の上縁部16との間の間隔が50〜80mmに形成されていると、握りやすく、安定して確実にグリップすることができる。なお、図4のマガジン5は上方装填タイプのマガジンである。
上述のように、上記構成のマガジン5によれば、釘打ち込み操作時にマガジン5の後端を確実に握り保持することができるので、特に長い釘の操作性が格段に向上する。しかも、この効果を簡単な構造の握り補助穴14によって得られるのであり、テールカバー9に加工を施したり、合成樹脂量を増やしたりすることがないから、コストは非常に低い。
なお、上記握り補助穴14は握るだけでなく、釘打機を壁などのフックに掛けておく場合にも利用することができる。別にフックに掛けるための穴19(図3参照)を形成してもよいのはもちろんである。
また、握り補助穴14は必ずしも指4本を入れる大きさに限定されない。例えば図5の握り補助穴14aのように、親指1本が入る鄭殿大きさでもよい。この場合は、握り補助穴14aに親指を入れ、下の切欠き15に4本の指を掛けて使えばよい。
本発明に係る釘打機の側面図 上記釘打機の背面図 上記釘打機のプッシャが握り補助穴を通り過ぎた後の握り補助穴を示すマガジンの後端部の側面図 上方装填タイプのマガジンに握り補助穴を形成した形態のマガジン後端部の要部側面図 握り補助穴の他の形態を示すマガジンの要部側面図
5 マガジン
10 連結釘
14 握り補助穴

Claims (4)

  1. 複数のファスナーを真直状に連結した連結ファスナーを収納する打ち込み工具のマガジンにおいて、
    上記マガジンの後端の側壁には、該マガジンの厚み方向に、少なくとも指を入れる程度の大きさの握り補助穴を開口形成し、この握り補助穴を利用して上記マガジンの後端を握り締め可能としたことを特徴とする打ち込み工具のマガジン。
  2. 上記マガジンが、軸長が略100mm以上の長さのファスナーを装填可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の打ち込み工具のマガジン。
  3. 上記握り補助穴の上部開口端とマガジンの上縁部との間の間隔は略50〜80mmに形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の打込み工具のマガジン。
  4. 後端から連結ファスナーを装填可能に形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の打込み工具のマガジン。
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