JP5151656B2 - ハーネスコネクタの破壊防止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のハーネスコネクタの接続に用いられる破壊防止構造に関し、特に、ドアロック部に用いられて、脱落を防止することが出来るハーネスコネクタの破壊防止構造に関するものである。
従来、図21に示すような車両のドア1の内部に設けられて、電気信号を用いて、施錠及び解錠することにより、ドア1を開放不能及び開放可能とするドアロック機構2が知られている。
このようなドアロック機構2では、ハーネスコネクタ3を構成するドア側コネクタ部材5が、このドア側コネクタ部材5と対となり、車両の車体側から延出される車体側ワイヤハーネス7の先端に設けられた車体側コネクタ部材4に、嵌合されて、前記ドア1の施錠及び解錠を行う電気信号が、通電可能に接続されている。
これらのドア側コネクタ部材5及び車体側コネクタ部材4は、ドア1内で金属製のプロテクタ6によって覆われていて、外部からの引き抜き及び破壊が、防止されるように構成されている。
このハーネスコネクタ3を覆うプロテクタ6は、前記ドアロック機構2のレイアウトや、ドアパネル形状の相違に対応して、複数品種、用意されていて、更に、各車両で、前,後及び左,右が異なる形状を呈する場合、これらのプロテクタの種類が、多品種必要となる。
なお、半嵌合を防止する構成を採用した合成樹脂製のハーネスコネクタ構造が、知られている(例えば、特許文献1等参照)。
EP 1 225 659(B1)
しかしながら、従来のハーネスコネクタ構造においては、前記金属製のプロテクタを使用しないと、前記ハーネスコネクタが、破壊されて、嵌合が解除されて外される虞があった。
そこで、本発明の目的は、コストの上昇を抑制し、コネクタの破壊による取り外しを防止出来るハーネスコネクタの破壊防止構造を提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載されたハーネスコネクタの破壊防止構造は、嵌合により電気的導通を行う一対のコネクタ部材間に設けられて、該一方のコネクタ部材に形成された被係止部に対して、前記他方のコネクタ部材に設けられた弾性変形可能な係止アーム部に形成された係止部を係止させることにより、双方の前記コネクタ部材が嵌合され、該嵌合状態からの該コネクタ部材間の嵌合解除を防止する係止手段、該係止アーム部の弾性変形を規制することにより、係止状態で、前記係止部の前記被係止部からの離反を禁止するロック部材と、を有するハーネスコネクタの破壊防止構造であって、前記ロック部材には、前記係止アーム部を覆うカバー体と、前記係止アーム部に装着された状態で、該係止アーム部材の弾性変形方向に位置し、該係止アーム部材を圧接するデッドロック部と、前記カバー体に設けられ、前記係止アーム部の前記係止部の側面部を覆うと共に、左右両側面に、略対称となるように延設された側面カバー部と、前記左右両側面の側面カバー部に設けられ、前記係止アーム部の前記被係止部側の側面位置近傍まで延設されている膨出部と、前記左右両側面の側面カバー部にそれぞれ設けられ、前記一方のコネクタ部材に形成された固定段部に係止されることにより該ロック部材の装着状態を維持する係止爪部と、が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載されたものによれば、前記コネクタ部材同士が、嵌合された嵌合状態で、前記ロック部材を装着すると、前記ロック部材のデッドロック部の圧接により、前記係止アーム部の弾性変形が、阻害されて変形不能となり、前記係止部による被係止部への係止が、解除されることなく、維持される。また、前記左右両側面の側面カバー部にそれぞれ設けられた前記係止爪部が、前記一方のコネクタ部材に形成された固定段部に係止される。これにより。前記ロック部材は、前記コネクタ部材から抜出不能となり、前記一方および他方のコネクタ部材同士が、嵌合された嵌合状態で、前記ロック部材が、前記ハーネスコネクタに装着された状態となる。
このため、引き抜き等による前記コネクタ部材間の電気的導通の解除が、防止される。
また、該ロック部材が、装着された状態では、前記係止アーム部が、前記カバー体によって、覆われている。また、前記カバー体の左右両側面に略対称となるように延設された側面カバー部が、前記係止アーム部の前記係止部の側面部を覆うことで、前記係止アーム部へ加わる外力を吸収して、軽減させることができる。さらに、前記係止アーム部の前記被係止部側の側面位置近傍まで延設されたカバー体の膨出部によって、前記係止アーム部にすくい上げるような外力が加わることを困難なものとしている。
このため、外部から、前記係止アーム部を破壊することを困難なものとすることができる。
また、ハーネスコネクタを覆うプロテクタが不要となる為、コストの上昇を抑制できる。
以下、本発明の最良の実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造を図面に基づいて説明する。
図1乃至図20は、この発明の実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造を示すものである。なお、前記従来のハーネスコネクタ構造と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、全体の構成から説明すると、この実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造では、電気的導通が行われるハーネスコネクタ10が、図18中に示すように、前記ドア1,1内部に設けられた各ドアロック機構2,2に固着される図1に示すようなドア側コネクタ部材11と、このドア側コネクタ部材11と対となり、車両Mの車体側M1,M2から延出されて、ドア1内部に挿通される車体側ワイヤハーネス7の先端に固着された車体側コネクタ部材12と、ロック部材13とを有して、主に構成されている。
このハーネスコネクタ10は、前記ドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12とが嵌合された嵌合状態で、これらのドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12の内部の各金属端子間が接続されて、前記ドア1の施錠及び解錠を行う電気信号を、前記車体側ワイヤハーネス7を介して通電可能として、電気的導通が行われるように構成されている。
また、このハーネスコネクタ10では、前記ドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12が、合成樹脂、例えば、ポリアセタール(PA66等)製にて成型されている。
そして、このハーネスコネクタ10には、略同様に、合成樹脂、例えば、ポリアセタール(PA66等)製によって、成型されたロック部材13が、前記車体側コネクタ部材12の外側面12aに略門型に形成された挿通開口部12b内に挿入されることにより、仮装着状態若しくは、装着状態となるように、設けられている。
このうち、一方のコネクタ部材としてのドア側コネクタ部材11は、上,下側外側面11a,11cを略平坦とする略円筒状の外筒部14と、この外筒部14の内側に位置して、前記ドアロック機構2のロックアクチュエータ等と電気的に接続される複数の金属端子が埋設されて、先端面15aから、これらの金属端子の一部を覗かせてなる雌コネクタ本体15とが、一体となるように嵌着されて、主に構成されている。
また、他方のコネクタ部材としての車体側コネクタ部材12は、前記外筒部14が、内側に挿入されて外嵌することにより、前記ドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12間を嵌合させる受口部16aが、開口形成されたコネクタケース部材16を有している。
この車体側コネクタ部材12には、このコネクタケース部材16の内側に位置する雄コネクタ本体17が、設けられている。
この雄コネクタ本体17には、嵌合状態で、前記先端面15a及びこの雄コネクタ本体17の先端面17a同士を突き合わせ、前記雌コネクタ本体15に埋設された各金属端子に対応して、各々接触させることにより、電気的に導通させる複数の金属端子が埋設されている。
また、この車体側コネクタ部材12には、図8に示すように、雄コネクタ本体17と、この雄コネクタ本体17及び、前記コネクタケース部材16の間に位置して、嵌合状態での水密を保持するシールラバー部材18と、このコネクタケース部材16の背面側を略閉塞するリヤカバー部材20と、これらの雄コネクタ本体17及びリヤカバー部材20との間に位置する中間部材19とが、組み合わせられて、嵌着されることにより、一体となるように構成されている。
この車体側コネクタ部材12のコネクタケース部材16の外側面12aには、前記受口部16aの周縁で、前記ロック部材13が、挿通される挿通開口部12bの下側に、略方形状の切欠部12fが、形成されている。
この切欠部12fの一側縁12gからは、係止手段の一方としての一対の係止アーム部12c,12cが、前記挿通開口部12bの下側面と略平行となるように、前記ドア側コネクタ部材11の嵌合方向へ一体に延設されている。
この係止アーム部12c,12cには、各係止アーム部12c,12cの根元部が、前記一側縁12gに固着されていると共に、略L字状に上方へ向けて折曲された先端部両上端縁間には、連結クロスバー部12eが、架橋されて一体に形成されている。
また、この実施の形態では、前記係止アーム部12c,12cのうち、上方に屈曲してなる略L字状の先端部上端縁及び前記連結クロスバー部12eの背面に、斜め下方に向けて傾斜する被圧接傾斜面部12mが、設けられていて、前記ロック部材13の前端縁に形成された圧接傾斜面部21j,21jが、前記仮装着状態から、装着状態に至る過程で、圧接される様に、構成されている。
更に、この係止アーム部12c,12cには、下面側に沿って、係止部としての係止クロスバー部12dが、一体に形成されている。
そして、これらの平行配置された前記係止クロスバー部12d及び前記連結クロスバー部12eによって、所定の間隔を置いて、左,右に並設された係止アーム部12c,12cが、梯子状に連結されることにより、幅広の一本の係止アーム部材のように、左,右両側の側面部12k,12kの面内,外方向から加わる外力に対する強度を向上させている。
しかも、前記外側面12aの面内,外方向V(図11参照)への外力に対しては、前記係止アーム部12c,12cが、弾性変形可能に構成されて、前記係止突起部11bを乗り越える際等、この係止クロスバー部12dを、前記外側面12aから離反する方向へ揺動させると共に、方向Vへ力が加わっていない係止解除状態及び係止状態では、これらの係止アーム部12c,12cが、前記外側面12aと略平行となるように構成されている。
また、前記他方のドア側コネクタ部材11の外筒部14には、前記係止アーム部12c,12c側に位置する上側外側面11aに、被係止部として、係止手段の他方を構成する係止突起部11bが突設されていて、図11に示すように、前記係止アーム部12c,12cが、図中二点鎖線で示すように、上方へ向けて、弾性変形しながら、前記係止クロスバー部12dが、この係止突起部11bを乗り越えて、係止される。
そして、このハーネスコネクタ10では、両方の前記ドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12とが、嵌合された状態で、この係止クロスバー部12dが、前記係止突起部11bへ係止された係止状態となる。
このため、前記ドア側コネクタ部材11及び前記車体側コネクタ部材12間が、嵌合されている状態では、前記ドア側コネクタ部材11及び前記車体側コネクタ部材12間を引き離す方向、すなわち、例えば、前記車体側コネクタ部材12を、引き抜く方向の力が、加わることにより、前記ドア側コネクタ部材11から、前記車体側コネクタ部材12が、離脱して外れて、抜け落ちることが、防止されるように構成されている。
更に、この実施の形態では、前記コネクタケース部材16の外側面12aに、前記ロック部材13の下面側に対向して、ロック状態で固定する固定段部12h,12hが、突条形状を呈して、突設形成されている。
また、この実施の形態では、前記コネクタケース部材16の外側面12aで、前記固定段部12h,12hよりも、スライド嵌挿方向でリヤカバー部材20寄りには、仮保持段部12i,12iが、突設形成されている。
この仮保持段部12i,12iは、前記ロック部材13の下面側に対向して、平面視略長方形枠状に突設形成されていて、図2に示すように、前記ロック部材13が、挿通開口12b内に挿入された仮保持状態で、このロック部材13の後述する係止爪部21を仮係止させることにより、この車体側コネクタ部材12から、前記ロック部材13が、脱落することを防止する仮保持機構が構成されている。
次に、この実施の形態の前記ロック部材13の構成について、詳述する。
この実施の形態の前記ロック部材13は、図6,図12又は図17に示される様に、主に、両側から把持を容易とする様に上方に向けて、山型に凸設された操作ノブ部13aと、この操作ノブ部13aから、前記挿通開口部12b周縁に突き当てられる突き当て段部21bを介して、嵌合方向へ延設されるカバー体21とを有して、主に構成されている。
このうち、前記カバー体21は、このロック部材13の装着状態で、前記係止アーム部12c,12cの外側面を覆う様に、垂直断面形状略コ字状に形成されている。
すなわち、このカバー体21の上面部21cの左,右側縁からは、左,右両側面に略対称となるように、側面カバー部21d,21dが、前記上面部21cと直交する状態で、一体に形成されている。
これらの側面カバー部21d,21dは、前記ロック部材13の装着状態では、前記係止アーム部12c,12cの係止クロスバー部12dが、連設形成されている部分の側面部12k,12kを覆うように、各々延設形成されている。
更に、この実施の形態では、前記前止アーム部12c,12cの係止クロスバー部12dの形成されている部分の側面部12k,12k位置よりも、更に、延設された延設カバー部21a,21aが、これらの側面カバー部21d,21dから、一体に延設されている。
すなわち、この延設カバー部21a,21aは、これらの側面カバー部21d,21dから、前記係止アーム部12c,12cの先端方向に向けて延設されていて、このロック部材13の装着状態では、前記連結クロスバー部12eが形成されている部分の側面部12k,12k位置近傍を覆うように、連設形成されている。
そして、この実施の形態の延設カバー部21a,21aは、各々前記係止アーム部12c,12cの弾性変形により、係止が解除される方向と反対側方向である前記外側面12a方向(図7中下方向)へ向けて、凸状となる膨出部21p,21pを各々有している。
この膨出部21p,21pは、このロック部材13が、図2,図9及び図10に示される仮装着状態で、前記切欠部12fの内側に収容されるように構成されている。
また、このカバー体21の上面部21cの略中央部に形成された開口の一側縁からは、片持ち梁状の弾性片21gが、面内外方向へ弾性変形可能となるように、設けられている。
この弾性片21gには、前記挿通開口12bの上壁内側面に摺接される山部21eが、上方に向けて突設されて、形成されている。
そして、このカバー体21の上面部21cの裏面側には、一対のデッドロック部21f,21fが、下方に向けて、側面視略台形形状を呈するように、凸設形成されている。
このデッドロック部21f,21fは、図6に示すように、前記係止アーム部12c,12cの上面部12j,12jの平面視位置に対応して、形成されている。
そして、このデッドロック部21f,21fには、図8に示すように、このロック部材13が、前記挿通開口12b内に、挿入されて、前記突き当て段部21bが、この挿通開口12b周縁に突き当てられ、装着された装着状態では、前記係止アーム部材12c,12cの弾性変形方向に位置して、この係止アーム部材12c,12cの各上面部12j,12jに、圧接されるように構成されている。
この実施の形態のデッドロック部21f,21fは、図12に示すように、ハーネスコネクタ10の嵌合状態で、前記係止アーム部12cと、前記受口部16aの上側内側面との間に嵌挿されて、前記係止アーム部12cと、前記受口部16aの上側内側面との間の隙間を埋めるように構成されている。
このため、装着状態では、前記係止アーム部材12c,12cの弾性変形が、このデッドロック部21f,21fの嵌挿及び圧接により、規制されることで、係止状態で、前記係止クロスバー部12dの前記係止突起部11bからの離反が禁止されるように構成されている。
この実施の形態では、このデッドロック部21f,21fの前端縁には、圧接傾斜面部21j,21jが、嵌合方向の斜め上方へ向けて傾斜されて形成されている。
この圧接傾斜面部21j,21jは、図12に示すように、前記係止アーム部12c,12cの上面部12j,12j側に形成された被圧接傾斜面部12mに対して、前記ロック部材13の前記挿通開口12b挿入方向へ向けて、圧接されることにより、前記係止アーム部12c,12cの前端部が、前記ドア側コネクタ部材11の上側外側面11a方向へ向けて、押圧されるように構成されている。
また、 前記ロック部材13の側面カバー部21d,21dには、 前記車体側コネクタ部材12に形成された固定段部12h,12hに係止されることにより、このロック部材13の装着状態を維持する係止爪部21h,21hが、下方へ向けて、凸設されている。
この実施の形態では、前記係止爪部21h,21hが、各々前記仮保持段部12i,12iに、図2に示すように、前記車体側コネクタ部材12の上側の外側面12aに仮係止された状態では、前記一対の係止アーム12c,12cの弾性変形が、阻害されることが無いように、このロック部材13のスライド嵌挿方向への寸法形状が、形成されている。
更に、このロック部材13が、前記外側面12aの面内外方向へ弾性変形可能な状態が保持されたまま、脱落することなく、仮装着されるように、図9中実線位置で示される最も、前記挿通開口12bから、抜出されて、前記係止爪部21h,21hが、固定段部12h,12hに係止された状態でも、前記延設カバー部21a,21aの少なくとも一部が、前記挿通開口12b内に挿入されているように、スライド嵌挿方向へのこのロック部材13の寸法形状が、形成されている。
更に、この実施の形態では、前記ロック部材13の側面カバー部21d,21dの下縁部には、係止爪部21h,21hの周縁の弾性変形を容易とする溝部としての水平溝部21i,21iが、各々形成されている。
この実施の形態の水平溝部21iは、前記係止爪部21hの凸設方向である外側面12a内外方向に略直交する方向へ、長軸方向を有する長円形形状を呈して、前記側面カバー部21dの他の部分に比して、容易に、外側面12a内外方向に、この水平溝部21iのの下側周縁部を弾性変形させて、前記係止爪部21h,21hを、上,下方向に移動させることができる。
次に、この実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造の作用効果について説明する。
この実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造では、図1に示すように、ドア1内に固定されたドア側コネクタ部材11に、前記車体側から延設された車体側ワイヤハーネス7…の先端に固着された車体側コネクタ部材12を接続する場合、予め、この車体側コネクタ部材12に、図2又は図10に示すように、前記ロック部材13が仮装着される。
すなわち、図9中二点鎖線で示す位置から、前記ロック部材13のカバー体21の先端側が、前記車体側コネクタ部材12の上面部12aに形成された挿通開口12b内に斜めに挿入されて、前記延設カバー部21a,21aが、この挿通開口12b内に位置されると共に、前記上面部21cが、前記車体側コネクタ部材12の上面部12aと平行となるように、実線で示す水平位置まで、挿入される。
そして、このロック部材13の前記係止爪部21h,21hが、前記車体側コネクタ部材12の上面部12aに形成された仮保持段部12iに、係止されることにより、前記ロック部材13は、水平方向に抜出不能となり、前記車体側コネクタ部材12の上面部12aに、このロック部材13が仮装着される。
この仮装着状態では、前記弾性片21gに形成された山部21eが、前記挿通開口12bの上面部内側面に摺接されていても、弾性変形量は少なく、弾性反力も弱いため、前記係止爪部21h,21hが、前記仮保持段部12iと、前記固定段部12hとの間で、容易に、スライド移動可能である。
このため、前記ロック部材13が、図10中二点鎖線で示す位置から実線で示す位置までの間では、前記デッドロック部21f,21fが、前記係止アーム部12c,12cの上面部12j,12jに摺接しながら、スライド移動自在な仮装着状態となり、前記車体側コネクタ部材12から脱落することが無い。
このように、この実施の形態の仮装着状態では、仮装着されたまま、前記車体側コネクタ部材12の上面部12aに沿って、スライド移動可能であるので、このロック部材13が、全くスライド移動不能となる後述する装着状態との差異が明確である。
従って、前記ドア側コネクタ部材11に対して、この車体側コネクタ部材12を嵌合させるまでは、容易に、仮装着状態であると判断出来、装着状態で、力任せに、嵌合させようとして、前記係止アーム部12c,12c,係止クロスバー部12d若しくは、前記係止突起部11bを破損させる虞を減少させることができる。
しかも、前記車体側コネクタ部材12を引き出して、嵌合前に予め、前記ロック部材13の装着を行えば、前記ドア側コネクタ部材11に対して、個別に、前記車体側コネクタ部材12及び、前記ロック部材13の装着を行う必要が無い。
更に、このように、予め前記車体側コネクタ部材12に、前記ロック部材13の装着を行えば、前記車体側コネクタ部材12と、前記ロック部材13とが、離散する虞が減少するので、装着作業性が良好である。
そして、この仮装着状態では、前記ロック部材13のデッドロック部21f,21fに形成された圧接傾斜面部21jが、被圧接傾斜面部12mに到達しないと共に、前記デッドロック部21f,21fの下面側も、前記係止アーム部12c,12cの上面部12j,12jの根元側の一部のみに圧接されている。
従って、この仮装着状態では、前記係止アーム部12c,12cの先端部側は、上側の外側面12aの面内外方向V(図11参照)に、根元部を揺動中心とするような弾性変形可能な状態が、維持されている。
このため、予めロック部材13を、図2に示すように、前記車体側コネクタ部材12に仮装着したまま、前記ドア側コネクタ部材11に、この車体側コネクタ部材12に嵌合させて、前記係止アーム部12cを、前記係止突起部11bに係止させることができる。
従って、前記ドア側コネクタ部材11が、前記ドア1内の空間の狭い部分に固着されて存在している場合であっても、このドア側コネクタ部材11に、前記車体側コネクタ部材12を、比較的スペースに余裕の有る場所で仮装着された前記ロック部材13と共に、ドア1内に、挿入して接続させることが出来る。
よって、前記ロック部材13が、小さな部品であっても、狭所作業で、落下させてしまったり、或いは、装着に熟練を要する様なことも無く、ロック部材13の把持部13aを摘んで、装着を安定させて、行う(図2参照)ことが出来る。
次に、前記車体側コネクタ部材12に、このロック部材13を仮装着させたままの状態で、車両のドア1内部に設けられてなるドア側コネクタ部材11に、嵌合させることにより、電気的導通を行わせる。
すなわち、図3に示すように、前記ドア側コネクタ部材11の外筒部14の先端周端縁部14aを、前記車体側コネクタ部材12の受口部16aに合わせると共に、図4中二点鎖線から実線で示す位置まで、前記雄コネクタ本体17の先端面17aを、前記外筒部14内に位置させて、前記受口部16aに前記先端周縁部14aを、外嵌させることにより、係合させる。
そして、前記車体側コネクタ部材12のリヤカバー部材20を押し込むと、この車体側コネクタ部材12が、図4中白抜き矢印で示す嵌合方向に進行して、係止アーム部12c,12cの先端部側が、図11中二点鎖線で示すように、外側面12a及び上側外側面11aの面内外方向V外側方に向けて弾性変形する。
この際、前記ロック部材13の押し込み方向は、この車体側コネクタ部材12のリヤカバー部材20を押し込む方向と、一致しているので、特殊な取付治具等を必要とせず、単純な押し込み作業で、装着可能であるので、更に、装着作業性が良好である。
そして、前記係止アーム部12c,12cの先端部側に形成された前記係止クロスバー部12dが、前記外筒部14の上側外側面11aに形成された係止突起部11bを、この乗り越えることができる。
更に、この実施の形態では、前記受口部16a内側面に摺接されている山部21eが、設けられた弾性片21gも、前記上面部12aの面内外方向V外側方に向けた移動に伴って、下方へ弾性変形して、前記上面部12aと、この受口部16aの上縁側内側面との間隙の寸法分、このロック部材13のカバー体21の移動を妨げない。
このように、前記上面部12aが、この受口部16a内側面に当接するまで、前記係止アーム部12c,12cの先端部側の弾性変形を妨げる虞が無く、前記係止クロスバー部12dが、前記係止突起部11bを容易に乗り越えることができる。
そして、図11中実線で示されるように、この係止突起部11bに、前記係止クロスバー部12dが係止されて、前記ドア側コネクタ部材11から、前記車体側コネクタ部材12が抜出不能とされると共に、前記ドア側コネクタ部材11の内部に設けられた雌コネクタ本体15の先端面15aに、前記車体側コネクタ部材12の内部に設けられた雄コネクタ本体17の先端面17aが突き当てられて、前記雌コネクタ本体15内の各金属端子と、前記雄コネクタ本体17内の各金属端子とが、接触することにより、電気的導通が行われて、前記ドアロック機構2,2へ、ドアの開閉支持信号を車体M1,M2側から送信することが出来る。
次に、この嵌合状態を嵌合解除不能として維持する為、この実施の形態では、図5中、白抜き矢印に示すように、前記ロック部材13を、更に、前記ドア側コネクタ部材11方向に、前記挿入開口12b内のをスライド圧入させて、前記カバー体21部分を、前記挿通開口12bの内側面と、前記係止アーム部材12c,12との間に、嵌挿する。
すると、図12に示すように、前記車体側コネクタ部材12の外側面12aに形成された固定段部12h,12hを、前記ロック部材13の係止爪部21h,21hが、乗り越えて、圧入方向とは反対方向へは、抜出不能となるように、これらの係止爪部21h,21hが、前記固定段部12h,12hに係止される。
この際、前記ロック部材13の側面部21d,21dには、前記係止爪部21h,21hの周縁の弾性変形を容易とする水平溝部21i,21iが形成されているので、容易に、前記固定段部12h,12hの上を、前記ロック部材13の係止爪部21h,21hが、乗り越えて、係止される。
このため、前記ロック部材13は、前記挿通開口12b内から抜出不能となり、前記ドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12同士が、嵌合された嵌合状態で、前記ロック部材13が、前記ハーネスコネクタ10に装着された状態となる。
この実施の形態の前記水平溝部21i,21iは、前記ロック部材13の側面部21d,21dに形成されているので、例えば、片持ち梁形状の係止片部材の先端に、前記係止爪部21h,21hを形成する場合に比して、外力によって、破壊されにくくすることができる。
このロック部材13が、装着された状態では、図5又は図12に示されるように、前記デッドロック部21fの前端部に傾斜形成された前記圧接傾斜面部21jが、前記係止アーム部12c,12cの被圧接傾斜面部12mに、圧接される。
この圧接により、この被圧接傾斜面部12mの傾斜角度により、前記ロック部材13ののスライド嵌挿方向に働く分力と、前記スライド嵌挿方向と直交して、前記外側面12a内外方向へ働く分力とに分解される分力のうち、後者の外側面12a方向へ向けて働く分力が、前記係止アーム部12c,12cを、上側外側面11a方向へ押し下げるように押圧する。
しかも、この実施の形態のデッドロック部21f,21fは、図12に示すように、ハーネスコネクタ10の嵌合状態で、前記係止アーム部12cと、前記受口部16aの上側内側面との間に嵌挿されて、前記係止アーム部12cと、前記受口部16aの上側内側面との間の隙間が、埋められる。
このため、前記係止アーム部12c,12cの上面部12j,12jが、このロック部材13の嵌挿により、前記デッドロック部21f,21fの下面側を圧接させて、上側外側面11a方向へ押圧される。
また、この実施の形態では、図7に示すように、前記寸法誤差等により、前記係止爪部21h,21hと、前記固定段部12h,12hとの間及び、前記係止アーム部12c,12cの係止クロスバー部12dと、前記係止突起部11bとの間に、隙間が生じたり、或いは、挿通開口12dの内側面部と、カバー体21の上面部21cとの間に間隙が生じている場合でも、前記受口部16a内側面に摺接されている山部21eを有する弾性片21gの弾性反力によって、前記デッドロック部21f,21fの下面側が、前記係止アーム部12c,12cの上面部12j,12jを、上側外側面11a方向へ押圧可能である。
このように、前記係止アーム部12c,12cの弾性変形が、前記ロック部材13のカバー体21の嵌挿及び、前記デッドロック部21f,21fの圧接により阻害されて、面内外方向Vへの変形が不能となり、前記係止アーム部12c,12cの先端側に形成された係止クロスバー部12dの前記係止突起部11bからの離反が禁止されて、係止突起部11bへの係止が解除されることなく、維持される。
しかも、この実施の形態では、前記弾性片21gの弾性反力で、前記ロック部材13が、外側面12a方向に圧接されているので、前記係止爪部21h,21hが、前記固定段部12h,12hから、更に、外れにくい。
このため、前記車体側ワイヤハーネス7の引き抜き等により、前記車体側コネクタ部材12の抜出方向への力が働いても、前記ドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12間の嵌合は、前記係止クロスバー部12dの前記係止突起部11bから係止が維持される為、解除されること無く、電気的導通が保たれる。
また、このロック部材13が、ハーネスコネクタ10に装着された状態では、前記係止アーム部12c,12cが、前記カバー体21によって覆われている。
このため、外部から、前記係止アーム部12c,12cの係止クロスバー部12dを破壊することを困難なものとすることができる。
更に、この実施の形態では、前記ロック部材13のカバー体21に、一体に形成されたた側面カバー部21d,21dは、前記係止アーム部12c,12cの係止クロスバー部12dの側面部を覆うように延設されている。
例えば、前記係止アーム部12c,12cの側面部12k,12kを面内,外方向に押し込んで、この係止アーム部12c,12cの根元部から、屈曲させようとしても、先に手前側の前記側面カバー部21dに当接して、前記係止アーム部12cへ加わる外力を吸収して、軽減させる。
そして、この実施の形態では、前記側面カバー部21d,21dが、前記上面部21cと共に、断面略コ字状のカバー体21が構成されているので、平板状のカバー部材に比して、高い強度のカバー体21を、軽量な合成樹脂製で形成できる。
このため、このハーネスコネクタ10の左,右側方からの外力による係止クロスバー部12dの破壊を、更に、困難なものとすることができる。
しかも、この実施の形態では、前記側面カバー部21d,21dは、前記カバー体21の左,右両側面に略対称となるように設けられている。
このため、左,右両側のいずれからの外力によっても、破壊されにくく、例えば、車両の左,右ドアに、同一形状のハーネスコネクタ10,10を用いることができるので、製造コストの上昇を抑制できる。
そして、前記側面カバー部21d,21dの延設カバー部21a,21aが、前記係止アーム部12c,12cの前記被係止部側側面位置近傍まで、延設された膨出部21p,21pを有している。
このため、前記係止アーム部12c,12c,係止クロスバー部12d及び連結クロスバー部12eを上側外側面11a側から、すくい上げるような外力は、この膨出部21pよりも更に、外側面11b側から働かせなければならない。
従って、前記係止アーム部12c,12cにすくい上げるような外力を加えることを困難なものとして、更に、破壊されにくくすることができる。
更に、この実施の形態では、前記ハーネスコネクタ10を構成するドア側コネクタ部材11及び車体側コネクタ部材12と、同様に合成樹脂製のロック部材13が用いられているので、従来のように、金属製のプロテクタ6を用いる場合に比して、軽量化を図ることができる。
図19及び図20は、この発明の実施の形態の実施例1のハーネスコネクタの破壊防止構造を示すものである。
尚、前記実施の形態と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成について、前記実施の形態との相違点を中心に説明すると、この実施例1のハーネスコネクタ110は、主に、前記一方のコネクタ部材としてのドア側コネクタ部材11と、このドア側コネクタ部材11に嵌合して、電気的導通を行う他方のコネクタ部材としての車体側コネクタ部材112と、この車体側コネクタ部材112に一体に形成された一対の係止アーム部12c,12cの弾性変形を規制するロック部材113とを有して、主に構成されている。
このうち、前記ロック部材113のカバー体121の上面部121cの前端縁からは、片状のロック片21kが、一体に延設されている。
このロック片21kは、前記ロック部材113が、嵌挿された状態で、前記車体側コネクタ部材112に一体に形成された一対の係止アーム部12c,12cの係止クロスバー部12d及び連結クロスバー部12e間に挿入されて、前記係止アーム部12c,12cの弾性変形を阻止するように、構成されている。
また、前記ロック部材113のカバー体121を構成する側面カバー部121d,121dには、前記実施の形態の延設カバー部21a,21aよりも、更に、長い寸法距離延設された延設カバー部121a,121aが一体に延設されている。
この延設カバー部121a,121aの対向する内側面には、図19に示すように、前記連結クロスバー部12eの左,右側縁部に係止される係止突起部122,122が、内側に向けて、各々膨出形成されている。
また、この延設カバー部121a,121aの対向する内側面には、図19に示すように、前記連結クロスバー部12eの左,右側面に対向する位置に、折れ曲がりの起点となる凹溝部123,123が、各々凹設形成されている。
更に、この実施例1では、前記延設カバー部121a,121aの上側先端部に、前記挿通開口12bのドアコネクタ側周縁部124に、当接することにより、このロック部材113の引き抜きを防止する抜け防止突起部121d,121dが各々上方へ向けて、凸設形成されている。
次に、この実施例1のハーネスコネクタの破壊防止構造の作用効果について説明する。
この実施例1では、前記実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造の作用効果に加えて、更に、図20に示すように、前記連結クロスバー部12eの左,右側縁部に係止される係止突起部122,122が、前記延設カバー部121a,121aの対向する内側面に、膨出形成されている。
このため、前記ロック部材113が、装着された状態では、前記連結クロスバー部12eを有する係止アーム部12c,12cの前端縁12nに、係止突起部122,122が、係止されて、抜け止めが行われる。
このため、前記ロック部材113のカバー体121が、前記挿通開口12bから、抜け落ちて、前記係止クロスバー部12dによる前記係止突起部11bへの係止が解除されることが無い。
従って、ドア側コネクタ部材11と車体側コネクタ部材112との間の嵌合は、解除されることなく、ハーネスコネクタ110の電気的導通が確保される。
また、前記係止アーム部12c,12cの左右側面側から、外力が加わっても、前記ロック部材113の延設カバー部121a,121aの対向する内側面に、各々凹設形成された凹溝部123,123が、折れ曲がりの起点となって、図19及び図20中二点鎖線に示すように、前記連結クロスバー部12eの左,右側面に対向する位置から、外側方に向けて、屈曲する。
このため、前記延設カバー部121a,121aの上側先端部に、凸設形成されている抜け防止突起部121d,121dが、前記挿通開口12bのドアコネクタ側周縁部124に、当接して、干渉することにより、このロック部材113の引き抜きが、防止される。
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施の形態及び実施例1では、前記ロック部材13及び113のカバー体21,121が、前記車体側コネクタ部材12に、一体形成された係止アーム部12c,12cを覆うように構成されているが、特にこれに限らず、例えば、前記ドア側コネクタ部材11に、前記係止アーム部12c,12cを覆うカバー体を有するロック部材を装着する等、装着された状態で、係止アーム部12c等の弾性変形方向に位置して、圧接するデッドロック部が、カバー体に設けられているものであればよい。
本発明の実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ハーネスコネクタ全体の構成を説明する分解斜視図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ハーネスコネクタの一方のコネクタ部材に、ロック部材を仮装着する様子を説明する分解斜視図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、双方のコネクタ部材を係合させた様子を説明する斜視図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、双方のコネクタ部材を嵌合させる様子を説明する斜視図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ゲートバランス装置が、収縮した様子を説明する断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ロック部材を装着する様子を説明する斜視図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、要部の構成を説明する図5及び図6中A−A線に沿った位置に相当する位置での断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、図中右上は、図6中B−B1線に沿った位置、図中右下は、図6中B−B2線に沿った位置での断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ハーネスコネクタの一方のコネクタ部材に、ロック部材を仮装着する様子を説明する図7に相当する位置での断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ハーネスコネクタの一方のコネクタ部材に、ロック部材を仮装着した様子を説明する図7に相当する位置での断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ハーネスコネクタの一方のコネクタ部材に、ロック部材を仮装着して、他方のコネクタ部材に嵌合させた様子を説明する図7に相当する位置での断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ハーネスコネクタの双方のコネクタ部材に、ロック部材を装着した様子を説明する図7に相当する位置での断面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、車体側コネクタ部材の正面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、車体側コネクタ部材の背面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、車体側コネクタ部材の一外側面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、車体側コネクタ部材の他の外側面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、ロック部材の下面図である。 実施の形態のハーネスコネクタの破壊防止構造で、全体の構成を説明する車両の模式的な側面図である。 実施の形態の実施例1のハーネスコネクタの破壊防止構造で、図7に相当する部分での全体の構成を説明する断面図である。 実施の形態の実施例1のハーネスコネクタの破壊防止構造で、要部の構成を説明する車体側コネクタ部材及びロック部材の平面図である。 従来例のハーネスコネクタの破壊防止構造で、金属製のプロテクタを用いた一例を示す車両のドア内部の斜視図である。
符号の説明
1 ドア
10 ハーネスコネクタ
11 ドア側コネクタ部材(一方のコネクタ部材)
12,112 車体側コネクタ部材(他方のコネクタ部材)
12a 外側面
12k,12k 側面部
係止手段
11b 係止突起部(被係止部)
12c,12c 係止アーム部
12d 係止クロスバー部(係止部)
仮保持機構
12b 挿通開口
12i 仮保持段部
21h,21h 係止爪部
21i,21i 水平溝部(溝部)
12h,12h 固定段部
13,113 ロック部材
21a,21a 延設カバー部
21d,21d 側面カバー部
21f,21f デッドロック部
21p,21p 膨出部
21k ロック片(デッドロック部)

Claims (5)

  1. 嵌合により電気的導通を行う一対のコネクタ部材間に設けられて、該一方のコネクタ部材に形成された被係止部に対して、前記他方のコネクタ部材に設けられた弾性変形可能な係止アーム部に形成された係止部を係止させることにより、双方の前記コネクタ部材が嵌合され、該嵌合状態からの該コネクタ部材間の嵌合解除を防止する係止手段、該係止アーム部の弾性変形を規制することにより、係止状態で、前記係止部の前記被係止部からの離反を禁止するロック部材と、を有するハーネスコネクタの破壊防止構造であって、
    前記ロック部材には、前記係止アーム部を覆うカバー体と、
    前記係止アーム部に装着された状態で、該係止アーム部材の弾性変形方向に位置し、該係止アーム部材を圧接するデッドロック部と
    前記カバー体に設けられ、前記係止アーム部の前記係止部の側面部を覆うと共に、左右両側面に、略対称となるように延設された側面カバー部と、
    前記左右両側面の側面カバー部に設けられ、前記係止アーム部の前記被係止部側の側面位置近傍まで延設されている膨出部と、
    前記左右両側面の側面カバー部にそれぞれ設けられ、前記一方のコネクタ部材に形成された固定段部に係止されることにより該ロック部材の装着状態を維持する係止爪部と、が設けられていることを特徴とするハーネスコネクタの破壊防止構造。
  2. 前記コネクタ部材は、前記係止爪部を係止させることにより、前記係止アーム部が弾性変形可能な状態で、前記ロック部材を仮装着する仮保持機構を有することを特徴とする請求項1に記載のハーネスコネクタの破壊防止構造。
  3. 前記ロック部材には、係止爪部の周縁の弾性変形を容易とする溝部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハーネスコネクタの破壊防止構造。
  4. 前記カバー体は、前記コネクタケース部材に装着された前記ロック部材の前記デッドロック部を、前記係止アーム部材方向に圧接する弾性片と、該弾性片に突設され、前記コネクタケース部材の内側面に摺接される山部とを、さらに有する請求項1〜3の何れか一項に記載のハーネスコネクタの破壊防止構造。
  5. 前記デッドロック部は、傾斜して形成された圧接傾斜面部を前端縁に有し、前記係止アーム部は、前記圧接傾斜面部により圧接される被圧接傾斜面部を有している請求項1〜4の何れか一項に記載のハーネスコネクタの破壊防止構造。
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