JP5151574B2 - 情報表示装置、およびその駆動方法 - Google Patents

情報表示装置、およびその駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、表示パネルに入力機能を持たせた情報表示装置、およびその駆動方法に関する。
従来より、液晶タッチパネルに代表されるように、表示パネルに入力機能を持たせた情報表示装置が知られている。この情報表示装置では、ユーザが直感的に使用可能なインターフェースが要望され、例えば、表示内容に対して直接タッチペンなどを使って線や文字などの各種情報を追記することができる技術が求められている。
このような技術を実現するために、入力装置に透明電極を適用し、表示装置上に入力装置を配置することが行われている。但し、透明電極に対する光の透過率は100%ではなく、透明電極を光が透過する際に光の減衰が生じる。このため、例えば、白色を表示しようとした場合に、若干グレー掛かった白色が出力されるような表示画像の再現性および明るさの低下などを招く。
特に、電子ペーパーなどのいわゆる反射型の表示装置では、入射光を適宜反射させることで画像表示が実現されるため、入射時および出射時の2回も透明電極を光が通過する構成となり、表示画像の再現性および明るさの低下をより招き易い。具体的には、透明電極の透過率が90%である場合には、光が透明電極を2回通過することにより、光量が8割(0.9×0.9=0.81)程度と低下してしまう。したがって、表示パネルにおいて、表示の上面にある部材の透過率は表示性能を大きく落とす原因となる。
そこで、このような問題に対しては、表示装置の電極を入力装置の電極と共用することで、構成の簡略化と製造の容易化とを図る技術が種々提案されている(例えば、特許文献1〜3など)。
特公平07−69766号公報 特開平06−139016号公報 特開2007−226530号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3で提案されている技術では、情報表示装置が電子ペーパーのように表示内容の切り替えにある程度長い時間(例えば、100ミリ秒)を要する場合を想定すると、表示内容の切り替え中には入力が受け付けらないため、ユーザが線画や文字の追記などといった連続的な情報入力を自由自在に行うことができない。
なお、このような問題点は、反射型の情報表示装置に限られるものではなく、自ら光を発する表示素子が使用されたタイプ(自発光型)の情報表示装置を含む情報表示装置一般に共通する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、表示内容の書き換え速度が遅い情報表示装置であっても、ユーザによる連続的かつ直接的な入力に係る操作性の向上と画質の向上とを図ることができる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、エレクトロクロミック表示素子を用いた方式、あるいは金属または金属塩の溶解と析出とを利用するエレクトロデポジションを用いた方式が採用されており、第1電極と透明な第2電極とによって表示媒体が挟まれ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して前記表示媒体に電界を付与することで該表示媒体の状態変化によって画像を切り換えるとともに、該表示媒体における外光の反射を利用して画像の表示を実現することで画像の保持のために電力を消費せず、前記第2電極が情報の入力位置の検出に用いられる表示部と、前記第2電極に対する情報の入力位置を検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部における画像を切り替えるように制御する表示制御部と、前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第1期間において、該第1期間の途中に含まれる複数回各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替え、さらに、前記複数回の期間における前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第2期間において、該第2期間の途中に含まれる複数回の各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替える状態切替部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の情報表示装置であって、前記状態切替部が、前記第2電極と前記表示制御部とが電気的に接続された状態から、前記第2電極と前記検出部とが電気的に接続された状態に切り替えることで、前記第1状態から前記第2状態に切り替えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、エレクトロクロミック表示素子を用いた方式、あるいは金属または金属塩の溶解と析出とを利用するエレクトロデポジションを用いた方式が採用されており、第1電極と透明な第2電極とによって表示媒体が挟まれ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して前記表示媒体に電界を付与することで該表示媒体の状態変化によって画像を切り換えるとともに、該表示媒体における外光の反射を利用して画像の表示を実現することで画像の保持のために電力を消費せず、前記第2電極が情報の入力位置の検出に用いられる表示部と、前記第2電極に対する情報の入力位置を検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部における画像を切り替えるように制御する表示制御部と、を備えた情報表示装置の駆動方法であって、(a)前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第1期間において、該第1期間の途中に含まれる複数回各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替える第1ステップと、(b)前記第1ステップの前記複数回の期間における前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第2期間において、該第2期間の途中に含まれる複数回各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替える第2ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項1から請求項3の何れに記載の発明によっても、表示用の電極と情報入力の検出用の電極とを共用しつつ、表示内容の切り替えの途中であっても、情報の入力が受け付けられるため、表示内容の書き換え速度が遅い情報表示装置であっても、ユーザによる連続的かつ直接的な入力に係る操作性の向上と画質の向上とを図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<情報表示装置>
図1は、本発明の実施形態に係る情報表示装置1の機能構成を例示するブロック図である。
図1で示すように、情報表示装置1は、主に、表示入力パネル10、制御部20、および操作部30を備えて構成されている。
表示入力パネル10は、表示部11、位置検出回路12、表示制御回路13、および状態切替回路14を備えている。
表示部11は、2次元画像を表示する部分であり、輪郭が矩形状の画面を構成する。この表示部11は、表示媒体が該表示媒体の状態を制御する2つの電極によって挟まれて構成され、一方の電極は情報の入力を受け付ける入力受付部111としても機能する。
位置検出回路12は、入力受付部111に対する情報の入力位置を検出する。
表示制御回路13は、各種ドライバを有し、制御部20から画像信号に応じて入力される各種信号に応答して表示部11における画像の表示を制御する。
状態切替回路14は、表示入力パネル10を、位置検出回路12によって情報の入力位置が検出される状態(入力検出モード)と、表示制御回路13の制御によって表示画像を切り替える状態(表示切替モード)とに切り替え設定する。
制御部20は、情報表示装置1の動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU、RAM、およびROMなどを備えて構成され、ROM内に格納されたプログラムをCPUで実行することで、各種制御や機能を実現する。例えば、制御部20は、位置検出回路12による検出結果に応じた信号を表示制御回路13に出力することで、位置検出回路12による検出結果に基づいた表示部11における表示画像の切り替えを実現する。
操作部30は、例えば、各種ボタンを備えて構成され、ユーザが操作部30を適宜操作すると、その操作に応じた信号を制御部20に対して出力する。
<表示入力パネル>
図2は、表示部11の構造を例示する断面模式図である。
図2で示すように、表示部11は、下から順に、ベース基板La、電極回路層Lb、表示素子層Lc、共通電極Ld、透明基板Le、および保護層Lfが積層されて構成されている。なお、保護層Lf側からユーザによる表示画像の視認や情報の入力が受け付けられる。
ベース基板Laは、例えば、ガラス基板などによって構成される。
電極回路層Lbは、酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)などの導電性を有する素材で構成され且つ接地された電極(接地電極、本発明の「第1電極」に相当)と、表示素子層Lcを構成する各画素を駆動させるための回路とを含む。
表示素子層Lcは、電極回路層Lb上に画素毎に画像表示を実現するための媒体(表示媒体)が配置されたものであり、電極回路層Lb(具体的には接地電極)と共通電極Ldとによって挟まれている。ここでは、表示素子層Lcは、外光の反射状態を制御することで画像の表示を実現するものであり、各画素を構成する表示素子121(図7参照)は、表示媒体が接地電極と共通電極Ldとによって挟まれて構成される。そして、画素毎に電極回路層Lbと共通電極Ldとの間に適宜電圧が印加され、表示媒体に電界が付与されると、それに応じた電流が表示媒体に流れ、表示媒体の状態変化によって表示画像が切り替わる。
共通電極Ld(本発明の「第2電極」に相当)は、酸化インジウムスズ(ITO)などの導電性を有し且つ透明である素材で構成され、表示部11の全画素に対して全面に一枚の電極の態様となるように配置されている。この共通電極Ldは、表示素子層Lcにおける表示の切り替えを行うために電界を表示素子層Lcに付与する機能と、情報の入力を受け付けて、情報の入力位置を検出するために用いられる機能とを併せ持つ。
具体的には、図3で示すように、共通電極Ldは、スイッチ部Swによって、位置検出回路12と電気的に接続された状態と、表示制御回路13と電気的に接続された状態とに選択的に設定される。ここでは、状態切替回路14(本発明の「状態切替部」に相当)によってスイッチ部Swによる接続状態が切り替えられることで、入力検出モードと表示切替モードとの間で状態が切り替えられる。
透明基板Leは、ガラスなどの透明の素材によって構成される。
保護層Lfは、反射防止機能を有するARコート(Anti-Reflection Coat)である。
したがって、外光が保護層Lf、透明基板Le、および共通電極Ldを透過し、適宜表示素子層Lcで反射されて、共通電極Ld、透明基板Le、および保護層Lfを透過して外部に射出されることで、ユーザによって表示画像が視認される。
<情報入力の原理>
図4は、表示入力パネル10における情報の入力態様を例示する図である。
図4で示すように、情報表示装置1では、表示入力パネル10に対して保護層Lf側から指Frや専用のタッチペンなどによって触れることで、表示画像に対して直接的に文字や図形などを書込むことができる。以下では、指Frで書き込みを行う例について説明する。
図5および図6は、指Frで触れた位置、すなわち情報の入力座標の検出方法を説明するための図である。ここでは、いわゆる静電容量方式が採用されている。
図5では、情報の入力座標の1次元的な検出方法が示されている。
共通電極Ldの一端には、所定の抵抗Rr1を介して交流電源E1が電気的に接続され、共通電極Ldの他端には、所定の抵抗Rr2を介して交流電源E2が電気的に接続されている。そして、各交流電源E1,E2は、共通電極Ldとは逆側が接地されている。
そして、共通電極Ldは、両端から同位相で且つ同一の周波数の交流電圧(電位e)が入力される。このとき、指Frなどの触れるものが無ければ、両端から印加される電位が常に同一となるため、共通電極Ldには電流が発生しない。
ここで、画面の表面の両端を点A,Bとした場合、指Frがある位置(点C)に触れた場合、指Frと共通電極Ldとの間には、透明基板Leと保護層Lfとからなる絶縁層が介在しており、指Frは所定の抵抗Zを介して接地された状態にあるため、点Cにおいていわゆる容量結合が生じる。なお、共通電極Ldの両端間の電気抵抗をR、共通電極Ldにおける点A側の端部から点Cの直下までの抵抗をR1、共通電極Ldにおける点B側の端部から点Cの直下までの抵抗をR2とすると、下式(1)が成立する。
R=R1+R2・・・(1)
そして、点Cにおける容量結合により、指Frには共通電極Ldに印加される交流電圧(電位e)に応じた電流が発生する。そして、この電流と同じ電流が、共通電極Ld側でも発生する。ここでは、両端の電位がeで同じであるため、共通電極Ldの両端から点Cの直下までの電圧の変化量が同じ値になる。このとき、指Frに係る容量結合によって生じる電圧変化をe1、抵抗Rr1で流れる電流をi1、抵抗Rr2で流れる電流をi2とすると、下式(2),(3)が成立する。
e1=i1×R1=i2×R2・・・(2)
R1/R2=i2/i1・・・(3)
したがって、共通電極Ldの単位長さ当たりの抵抗が一定であるとすると、抵抗Rr1,Rr2を流れる電流i1,i2を測定することで、指Frで触れた位置の座標を検出することができる。
図6では、表示部11の画面に対する情報の入力座標の検出方法が示されている。
図6で示すように、共通電極Ldの4隅にそれぞれ、所定の抵抗を介して交流電源E1〜E4がそれぞれ電気的に接続され、交流電源E1〜E4は、それぞれ共通電極Ldとは逆側が接地されている。このとき、表示部11の表面を指Frで触れた際に、共通電極Ldの4隅にそれぞれ接続された抵抗を流れる電流を測定することで、表示部11の表面のうち、指Frで触れられた位置の座標が検出される。位置検出回路12では、上述した共通電極Ldに対する交流電圧の印加および電流の測定が行われ、情報の入力位置および入力時間が検出される。
<画像表示>
外光を利用し、像保持の為に電力を消費しない(メモリー性)反射型ディスプレイが知られており、画質や耐久性の向上を指向した方式として、エレクトロクロミック表示素子(以下「EC方式」と略す)や金属または金属塩の溶解析出を利用するエレクトロデポジション方式(以下「ED方式」と略す)が知られている(例えば、国際特許2004/068231号パンフレット、国際特許2004/067673号パンフレット、米国特許第4,240,716号明細書、特許第3428603号公報、特開2003−241227号公報など参照)。
これに対して、本実施形態に係る表示素子121は、上記ED方式を改良し、対向電極間に、電解質、エレクトロクロミック化合物などを含む層を挟み、対向電極の駆動操作によりエレクトロクロミック化合物の色を変化させて白、黒およびそれ以外の色の階調表示が可能な表示素子であるSECD(Silver Electric Chromic Deposition Display)が採用されている。以下、表示素子121について説明する。
図7は、表示素子121の基本的な構成を示す図である。
図7で示すように、表示素子121は、共通電極Ldと一体的に構成される透明電極121aと銀電極121cとの間に所定の電解質121bが保持されて構成される。そして、透明電極121aと銀電極121cには電流の供給源となる変圧器(以下「電流源」と称する)Edが接続されている。このような構成において、電流源Edから銀電極121cに図中の矢印方向に電流iを印加すると、電解質121b中に含まれる銀の析出反応が生じる。析出した銀は光を吸収し、透明電極121a側から見た表示素子121の濃度が高くなり黒く見える。SECDではエレクトロクロミック化合物を含む電解質121bを用いるので、印加した電流iに応じて発色し、白黒の階調に加えてカラー表示ができる。
一方、電流源Edから銀電極121cに図中の矢印と逆方向に電流iを印加すると、電解質121b中への銀の溶解反応が生じる。つまり、析出した銀は溶解し、透明に変化する。SECDの電解質121bには白色散乱物(酸化チタンなど)が入っており、光はこの白色散乱物で反射されるので外部からは白色に見える。このため、一定時間(例えば、100ミリ秒)の間電流iを図中の矢印と逆方向に印加すると透明電極121aから見た表示素子121の濃度および色は初期状態の白色になる。Vedは電流iを印加したときの透明電極121aと銀電極121cとの間の電圧である。
ここで、表示素子121に含まれる電解質121bは、例えば、銀塩水溶液より非水系銀塩溶液に銀を転相させることにより調製できる。このような銀塩水溶液は、公知の銀塩を水に溶解して調製することができる。また、エレクトロクロミック化合物は電気化学的な酸化還元によって、物質の光学吸収の性質(色や光透過度)が可逆的に変化する現象(エレクトロクロミズム)を示す化合物であればいかなる化合物を用いても良い。具体的な化合物としては、「エレクトロクロミックディスプレイ」(平成3年6月28日刊、産業図書株式会社)p27−124、「クロミック材料の開発」(2000年11月15日刊、株式会社シーエムシー)p81−95などに記載の化合物を挙げることができる。
次に、表示素子121の濃度変化について具体的に説明する。表示素子121の色(濃度)は該表示素子121において一定時間流れる電流量によって設定される。
図8は、色と電流量との関係を関係を示す図である。図8では、表示素子121において透明電極121aから銀電極121cに向けて一定時間電流を流す場合に、その流れる電流量と濃度との関係が示されている。図8の縦軸は、色番号を示し、1〜10の10段階を示す。図9は、図8の縦軸で示す10段階の色番号に対応する色を例示する模式図である。図9で示すように、色番号0は赤色であり、色番号0から5に掛けて赤色の濃度が段階的に薄くなり、色番号6は白色であり、色番号7から9に掛けてグレーが濃くなり、色番号10は黒色となっている。なお、色の段階はこの10段階の数値に限定されるものではない。また、図8の横軸は、電流量(単位:μA)を示している。
図8で示すように、表示素子121に所望の電流を一定時間流すことで、表示素子121の反射光を色番号1〜10のうちの所望の色番号に係る色に設定することができる。具体的には、表示素子121の反射光を色番号0に係る色から色番号10に係る色へと変更する場合には、透明電極121aから銀電極121cに向けて10μAの電流を印加する必要がある。逆に、表示素子121の反射光を色番号10に係る色から色番号0に係る色へと変更する場合には、銀電極121cから透明電極121aに向けて10μAの電流を印加する必要がある。
図10は、表示入力パネル10の表示に係る画素回路Pcの構成を例示する図である。
画素回路Pcは、表示部11において1画素の発色を実現するための回路であり、表示部11においてマトリックス状に配置されている。そして、画素回路Pcは、電極回路層Lbに含まれる回路と、表示素子121とを備えて構成される。具体的には、画素回路Pcは、表示素子121、n型の第1および第2トランジスタTr1,Tr2を備えて構成される。そして、画素回路Pcには、ソースドライバSdからの電位と、ゲートドライバGdからの電位とが付与される。ソースドライバSdおよびゲートドライバGdは、表示制御回路13に含まれ、制御部20からの信号に応じた電位を画素回路Pcに対して付与する。
そして、第1トランジスタTr1のゲートがゲートドライバGdに対して電気的に接続され、第1トランジスタTr1のソースがソースドライバSdに対して電気的に接続され、第1トランジスタTr1のドレインが第2トランジスタTr2のゲートに対して電気的に接続されている。また、第2トランジスタTr2の一方電極が接地電極GNDに対して電気的に接続され、第2トランジスタTr2の他方電極が表示素子121の銀電極121c側に対して電気的に接続されている。更に、表示素子121の透明電極121a側が共通電極Ldに対して電気的に接続されている。
図11は、画素回路Pcの駆動を説明するための図である。図11(a)では、共通電極Ldに1.5Vが付与され、表示素子121において、透明電極121a側から銀電極121c側へ電流Iaが流れることで、図9で示した色番号が上昇する際の画素回路Pcの駆動状態が示されている。また、図11(b)では、共通電極Ldに−1.5Vが付与され、表示素子121において、銀電極121c側から透明電極121a側へ電流Ibが流れることで、図9で示した色番号が下降する際の画素回路Pcの駆動状態が示されている。
ここで、表示素子121を流れる電流を制御するには、第2トランジスタTr2のゲート電圧を適宜設定して、第2トランジスタTr2の一方電極と他方電極との間に所望の電流が流れる状態に設定すれば良い。ここでは、ソースドライバSdによって第1トランジスタTr1のソースに所望の正電位を付与して、ゲートドライバGdによって第1トランジスタTr1のゲートに所定の正電位を付与することで、第2トランジスタTr2のゲートに正の電荷が蓄積された状態となり、ゲート電圧が調整される。
図12は、ソースドライバSdから第1トランジスタTr1のソースに対して供給される電圧(ソース電圧、単位:V)と、表示素子121を流れる電流値(単位:μA)との関係を例示する図である。図12で示すように、表示素子121に1μAの電流を流すためには、ソース電圧を0.5Vに設定する必要性があり、また、表示素子121に1〜10μAの電流を流すためには、電流1μAの上昇に対してソース電圧を約0.01V程度上昇させれば良い。
図13は、画素回路Pcの駆動に係るタイミングチャートである。図13では、第2トランジスタTr2の一方電極と他方電極との間に所望の電流を100ミリ秒流す際のタイミングチャートが示されている。そして、図13では、上から順に、(a)第2トランジスタTr2の状態、(b)ソースドライバSdの状態、(c)ゲートドライバGdの状態、の経時的な変化が示されている。
図13で示すように、ソースドライバSdによって第1トランジスタTr1のソースに所望の正電位が付与されて、ゲートドライバGdによって第1トランジスタTr1のゲートに所定の正電位が付与されると、第2トランジスタTr2のゲートに正の電荷が蓄積されて、第2トランジスタTr2の一方電極と他方電極との間に所望の電流が流れ得る状態(ON状態)となる(時刻T1)。なお、ソースドライバSdが所望の正電位を付与する状態(ON状態)、およびゲートドライバGdが所定の正電位を付与する状態(ON状態)については、比較的短時間(時刻T1〜T2)設定されれば良い。
その後、第2トランジスタTr2がON状態に一定時間(約100ミリ秒)保持された後に、ソースドライバSdによって第1トランジスタTr1のソースに0Vが付与されて、ゲートドライバGdによって第1トランジスタTr1のゲートに所定の正電位が付与されると、第2トランジスタTr2のゲートに蓄積されていた正の電荷がゲートドライバGdに抜けて、第2トランジスタTr2の一方電極と他方電極との間に電流が流れ得ない状態(OFF状態)となる(時刻T3)。なお、第2トランジスタTr2をON状態からOFF状態に移行させる際においても、ソースドライバSdのON状態、およびゲートドライバGdのON状態については、比較的短時間(時刻T3〜T4)設定されれば良い。
<情報表示装置の動作>
図14は、情報表示装置1における情報の入力および表示画像の切り替えに係るタイミングチャートを例示する図である。
図14で示すように、情報表示装置1では、位置検出回路12による前回の検出結果(情報の入力位置と入力時間)に基づいて、表示部11が表示画像の切り替えを行う期間Pw1(図中の砂地ハッチング部、ここでは、約100ミリ秒間)において、所定のタイミング(ここでは、約20ミリ秒間隔の4回の1ミリ秒以下の期間Pi、図中の斜線ハッチング部)で、表示画像の切り替えを行う状態(表示切替モード)から、位置検出回路12によって次の情報の入力位置を検出する状態(入力検出モード)に切り替えられる。入力検出モードでは、位置検出回路12によって情報の入力位置およびその入力時間が検出される。
そして、引き続いて、4回の期間Piにおいて位置検出回路12による検出結果(情報の入力位置と入力時間)に基づいて、表示部11が表示画像の切り替えを行う期間Pw2(図中の砂地ハッチング部、ここでは、約100ミリ秒間)において、所定のタイミング(ここでは、約20ミリ秒間隔の4回の1ミリ秒以下の期間Pi、図中の斜線ハッチング部)で、表示画像の切り替えを行う状態(表示切替モード)から、位置検出回路12によって次の情報の入力位置を検出する状態(入力検出モード)に切り替えられる。
このような動作により、例えば、表示入力パネル10を電子ペーパーのような態様で使用する場合、ユーザによる前回の情報(例えば、文字の書き込みや描画など)の入力位置に基づいて、表示画像の切り替えが行われている間も、所定タイミングでユーザによる情報の入力がサンプリングされる。すなわち、表示入力パネル10上において、ユーザが鉛筆やペンなどで描くように文字や図画などを書き込む場合、書き込んだ情報が表示画像に随時反映されながら、情報の入力も受け付けられる。したがって、ユーザは、意図に沿った文字や図画などを違和感なく連続的に書き込むことが可能となる。
ここで、表示切替モードと入力検出モードとを適宜切り替えて、情報表示装置1の操作性の向上を実現するための動作フローについて説明する。
図15〜図17は、情報表示装置1の動作フローを示すフローチャートである。本動作フローは、制御部20の制御下で実現され、例えば、ユーザによって操作部30が適宜操作されて、情報表示装置1が手書きを受け付けるモード(手書きモード)に設定されると、図15のステップS1に進む。
ステップS1では、状態切替回路14によりスイッチ部Swの接続状態が切り替えられることで、共通電極Ldと位置検出回路12とが電気的に接続された状態となり、情報表示装置1が入力検出モードに設定される。
ステップS2では、位置検出回路12によりユーザによる情報の入力位置の検出動作が行われる。このとき、制御部20によって、位置検出回路12から入力データ(入力位置および入力時間を示すデータ)が取得され、メモリに格納される。
ステップS3では、制御部20によりステップS2において新規な入力データが得られたか否かによって、書き込みがあったか否かが判定される。ここでは、ステップS2において、ユーザによる指Frや専用のタッチペンなどによって表示部11が触れられると、新規な入力データが得られるために書き込みがあったものと判定されて、図16のステップS11に進む。一方、書き込みがなかったものと判定されると、ステップS2に戻る。ここで、図16のステップS11へ進む場合には、表示画像の切り替え、および情報の入力を行うための動作が開始する。
図16のステップS11では、制御部20によりメモリに格納されている入力データが表示用のデータ(表示データ)に変換される。
ステップS12では、状態切替回路14によりスイッチ部Swの接続状態が切り替えられることで、共通電極Ldと表示制御回路13とが電気的に接続された状態となり、情報表示装置1が表示切替モードに設定される。
ステップS13では、制御部20および表示制御回路13により、メモリに格納されている表示データに基づいた表示画像の切り替えが開始される(例えば、図14の時刻t1)。
ステップS14では、制御部20により表示カウンタsが5に設定される。この表示カウンタsは、メモリに適宜格納される。
ステップS15では、制御部20のタイマにより計時が0秒から開始される。
ステップS16では、制御部20によりステップS15で計時が開始されたタイマが20ミリ秒に到達したか否か判定される。ここでは、タイマが20ミリ秒に到達するまでステップS16の判定が繰り返され、タイマが20ミリ秒に到達するとステップS17に進む。つまり、タイマが0秒から20ミリ秒に到達するまでの20ミリ秒間は、表示画像の切り替えが徐々に進行する。
ステップS17では、制御部20により表示カウンタsが1つ減じられる。
ステップS18では、制御部20により表示カウンタsが0であるか否か判定される。ここで、表示カウンタsが0でなければ、ステップS19に進み、表示カウンタsが0であれば、図17のステップS31に進む。
ステップS19では、状態切替回路14によりスイッチ部Swの接続状態が切り替えられることで、共通電極Ldと位置検出回路12とが電気的に接続された状態となり、情報表示装置1が入力検出モードに設定される(例えば、図14の時刻t2,t4,t6,t8など)。
ステップS20では、位置検出回路12によりユーザによる情報の入力位置の検出動作が行われる。このとき、制御部20によって、位置検出回路12から入力データ(入力位置および入力時間を示すデータ)が取得され、メモリに格納される。このとき、表示画像を切り替えるためにソースドライバSdおよびゲートドライバGdによって表示素子121に付与される電位は保持されるが、共通電極Ldが位置検出回路12に対して電気的に接続されるため、表示画像の書き換えが停止する。
ステップS21では、状態切替回路14によりスイッチ部Swの接続状態が切り替えられることで、共通電極Ldと表示制御回路13とが電気的に接続された状態となり、情報表示装置1が表示切替モードに設定される(例えば、図14の時刻t3,t5,t7,t9など)。ステップS21の処理が終了されると、ステップS15に戻る。
図17のステップS31では、制御部20および表示制御回路13により、メモリに格納されている表示データに基づいた表示画像の切り替えが終了される(例えば、図14の時刻t10)。なお、ステップS15〜S18の処理が5回繰り返される間、ユーザによる情報の入力があれば、ステップS20においてメモリに4回分の入力データが蓄積される。
ステップS32では、制御部20によりメモリに入力データが格納されているか否か判定される。ここでは、メモリに入力データが格納されていれば、その入力データに基づく表示画像の切り替えを行うために、図16のステップS11に進む。一方、メモリに入力データが格納されていなければ、ユーザによる情報の入力がなく、表示画像の切り替えの必要性もないため、ステップS33に進む。
ステップS33では、制御部20により手書きモードの終了指示があったか否か判定される。ここで、ユーザによる操作部30の操作に応じて、手書きモードを終了させる旨の指示があれば、ステップS34に進む。一方、手書きモードの終了指示がなければ、図15のステップS1に進む。
ステップS34では、制御部20により情報表示装置1が手書きモードから解除されて、本動作フローが終了される。
なお、本動作フローでは、ユーザによって入力される情報の色や濃さについては、特に触れていなかったが、ユーザが操作部30を適宜操作することで、書き込む情報の色や濃さを指定するようにすれば良い。
以上のように、本実施形態に係る情報表示装置1では、共通電極Ldを、表示用の電極および情報入力の検出用の電極として兼用しつつ、表示内容の切り替えの途中に、情報の入力も受け付ける。このような構成により、例えば、表示内容の切り替えに100msを要するなどといった具合に表示内容の書き換え速度が遅い情報表示装置であっても、ユーザによる滑らかな情報の入力が可能となる。すなわち、ユーザによる連続的かつ直接的な入力に係る操作性の向上を図ることができる。また、表示素子層Lc上に設けられる電極が、表示用の電極と情報入力の検出用の電極との兼用によって、少なくて済むため、光の透過量の低下による表示性能の劣化を抑制することができる。すなわち、画質の向上を図ることができる。
<変形例>
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
◎例えば、上記実施形態では、情報表示装置1が反射型の表示部11を備えて構成されたが、これに限られない。例えば、自ら光を発するタイプ(自発光型)の表示部を備えた情報表示装置であっても、上記実施形態と同様な作用および効果を得ることができる。つまり、本発明は、反射型の表示部11を備えた情報表示装置1だけでなく自発光型の表示部を備えた情報表示装置を含む情報表示装置一般に適用することができる。なお、反射型の表示部11では表示素子121の上方にある部材を光が通過する回数が2回であるのに対して、自発光型の表示部では表示素子の上方にある部材を光が通過する回数が1回で済むため、自発光型の表示部を有する情報表示装置に対して本発明を適用した場合よりも、反射型の表示部を有する情報表示装置に対して本発明を適用する方が、表示性能の向上に対する寄与度が高い。
◎また、上記実施形態では、SECDが適用された表示素子121を用いてカラー表示を行う例について説明したが、これに限られない。例えば、電流値または書き込み時間を変更して書き込み電流を印加することにより白黒の階調に加えてカラー表示ができる表示素子を適宜適用しても良い。また、表示素子121に対して、公知のED方式やEC方式の電気化学表示素子を用いて白黒の階調表示を行うものを適用しても良い。
◎また、上記実施形態では、表示データに基づいて表示画像の切り替えが行われる期間Pw1,Pw2がそれぞれ約100ミリ秒間であり、その期間において約20ミリ秒間隔でユーザによる情報の入力位置が検出されたが、これに限られない。例えば、表示データに基づいて表示画像の切り替えが行われる期間Pw1,Pw2は、表示素子の種類によって適宜変更しても良いし、ユーザによる情報の入力位置の検出が20ミリ秒間隔以外の所定のタイミングで行われても良い。
本発明の実施形態に係る情報表示装置の機能構成を示すブロック図である。 表示部の構造を例示する断面模式図である。 表示入力パネルにおける接続状態の切り替えを説明するための図である。 表示入力パネルにおける情報の入力態様を例示する図である。 情報の入力座標の検出方法を説明するための図である。 情報の入力座標の検出方法を説明するための図である。 表示素子の基本的な構成を示す図である。 表示素子に係る色と電流量との関係を関係を示す図である。 表示素子に係る色の具体例を示す図である。 表示入力パネルの画像表示に係る画素回路の構成を例示する図である。 画素回路の駆動を説明するための図である。 ソース電圧と表示素子の電流値との関係を例示する図である。 画素回路の駆動に係るタイミングチャートである。 情報表示装置の動作に係るタイミングチャートを例示する図である。 情報表示装置の動作フローを示すフローチャートである。 情報表示装置の動作フローを示すフローチャートである。 情報表示装置の動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報表示装置
10 表示入力パネル
11 表示部
12 位置検出回路
13 表示制御回路
14 状態切替回路
20 制御部
30 操作部
111 入力受付部
121 表示素子
La ベース基板
Lb 電極回路層
Lc 表示素子層
Ld 共通電極
Le 透明基板
Lf 保護層
Pc 画素回路
Sw スイッチ部

Claims (3)

  1. エレクトロクロミック表示素子を用いた方式、あるいは金属または金属塩の溶解と析出とを利用するエレクトロデポジションを用いた方式が採用されており、第1電極と透明な第2電極とによって表示媒体が挟まれ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して前記表示媒体に電界を付与することで該表示媒体の状態変化によって画像を切り換えるとともに、該表示媒体における外光の反射を利用して画像の表示を実現することで画像の保持のために電力を消費せず、前記第2電極が情報の入力位置の検出に用いられる表示部と、
    前記第2電極に対する情報の入力位置を検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部における画像を切り替えるように制御する表示制御部と、
    前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第1期間において、該第1期間の途中に含まれる複数回各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替え、さらに、前記複数回の期間における前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第2期間において、該第2期間の途中に含まれる複数回の各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替える状態切替部と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の情報表示装置であって、
    前記状態切替部が、
    前記第2電極と前記表示制御部とが電気的に接続された状態から、前記第2電極と前記検出部とが電気的に接続された状態に切り替えることで、前記第1状態から前記第2状態に切り替えることを特徴とする情報表示装置。
  3. エレクトロクロミック表示素子を用いた方式、あるいは金属または金属塩の溶解と析出とを利用するエレクトロデポジションを用いた方式が採用されており、第1電極と透明な第2電極とによって表示媒体が挟まれ、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して前記表示媒体に電界を付与することで該表示媒体の状態変化によって画像を切り換えるとともに、該表示媒体における外光の反射を利用して画像の表示を実現することで画像の保持のために電力を消費せず、前記第2電極が情報の入力位置の検出に用いられる表示部と、前記第2電極に対する情報の入力位置を検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部における画像を切り替えるように制御する表示制御部と、を備えた情報表示装置の駆動方法であって、
    (a)前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第1期間において、該第1期間の途中に含まれる複数回各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替える第1ステップと、
    (b)前記第1ステップの前記複数回の期間における前記検出部による検出結果に基づいて前記表示部が画像の切り替えを行う第2期間において、該第2期間の途中に含まれる複数回各期間に、前記表示部が画像の切り替えを行う第1状態から、前記検出部によって情報の入力位置を検出する第2状態に切り替えた後に、該第2状態から前記第1状態に切り替える第2ステップと、
    を備えることを特徴とする情報表示装置の駆動方法。
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