JP5149852B2 - ボケ画像判定方法およびボケ画像判定装置 - Google Patents

ボケ画像判定方法およびボケ画像判定装置 Download PDF

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Description

本発明は、対象画像がボケ画像であるか否かを判定する技術に関する。
近年、入力画像のボケた画像部分とボケていない画像部分とを区別する手法が提案されており、例えば、特許文献1では、入力画像を意図的にボケさせた画像、および、当該画像をボケの低減に関してエンハンスしたボケ修正画像を生成し、ボケ修正画像と元の入力画像との間の第1差異、および、入力画像を意図的にボケさせた画像と元の入力画像との間の第2差異を、各画素または画素の群に関して求め、第1差異が第2差異以上となる部分をボケた画像部分として判定する手法が開示されている。
なお、特許文献2では、電子ビーム等の焦点合わせを行う手法が開示されており、各焦点位置(ここでは、集光されたビームの径が最も小さくなる位置と試料表面との間の距離)にて取得された画像において画素値の最大値と最小値との差を評価値として求めた際に、焦点位置が大きな場合には評価値が小さくなり、焦点合わせが良好で焦点位置が小さい場合には評価値が大きくなることが開示されている。
特表2008−518318号公報 特開2000−182555号公報
ところで、対象物を撮像した対象画像を用いて対象物の状態の評価等を行う場合に、対象画像がボケ画像であるときには、対象物の評価等を精度よく行うことができなくなる。そこで、特許文献1の手法を応用して、対象画像がボケ画像であるか否かを判定し、ボケ画像ではないと判定された対象画像のみを用いることも考えられるが、特許文献1の手法では、対象画像毎に第1差異および第2差異を求める必要があるため、処理が煩雑となってしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、対象画像がボケ画像であるか否かを容易に、かつ、精度よく判定することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、対象画像がボケ画像であるか否かを判定するボケ画像判定方法であって、a)撮像部からおよそ一定の距離への対象物の配置、および、前記対象物の撮像を繰り返すことにより取得される複数の画像のそれぞれにおいて画素値の分布の広がりを示す評価値を求める工程と、b)前記複数の画像を取得する際の対象物の位置が、前記撮像部の被写界深度を外れる確率を準備する工程と、c)前記複数の画像に対する前記評価値の分布において、最小評価値からの累積相対度数が前記確率近傍となる値を閾値として取得する工程と、d)前記複数の画像に含まれる、または、前記撮像部にて別途取得された対象画像から前記評価値を求める工程と、e)前記対象画像の前記評価値および前記閾値に基づいて、前記対象画像がボケ画像であるか否かを判定する工程とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のボケ画像判定方法であって、前記複数の画像が、前記撮像部の光軸に交差する方向に連続的に移動する複数の対象物を前記撮像部にて撮像することにより取得されたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のボケ画像判定方法であって、前記評価値が、画素値の最大値と最小値との差である。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のボケ画像判定方法であって、前記d)工程にて複数の対象画像の評価値が求められ、前記e)工程にてボケ画像ではないと判定された対象画像が、対象物の分類に用いられる分類器の学習による構築に用いられる。
請求項5に記載の発明は、対象画像がボケ画像であるか否かを判定するボケ画像判定装置であって、対象物を撮像することにより画像を取得する撮像部と、前記撮像部からおよそ一定の距離への対象物の配置、および、前記対象物の撮像を繰り返すことにより複数の画像が取得され、前記複数の画像を取得する際の対象物の位置が前記撮像部の被写界深度を外れる確率も準備されており、前記複数の画像のそれぞれにおいて画素値の分布の広がりを示す評価値を求め、前記複数の画像に対する前記評価値の分布において、最小評価値からの累積相対度数が前記確率近傍となる値を閾値として取得する閾値取得部と、前記複数の画像に含まれる、または、前記撮像部にて別途取得された対象画像から求められる前記評価値および前記閾値に基づいて、前記対象画像がボケ画像であるか否かを判定する判定部とを備える。
本発明によれば、対象画像がボケ画像であるか否かを容易に、かつ、精度よく判定することができる。
請求項3の発明では、評価値を容易に求めることができ、請求項4の発明では、分類器を精度よく構築することができる。
基板研磨システムの構成を示す図である。 基板回転部の近傍を示す図である。 ヘッド部の近傍を側方から見た図である。 ヘッド部の内部構成を示す図である。 ノッチセンサの内部構成を示す図である。 コンピュータの構成を示す図である。 コンピュータが実現する機能構成を示すブロック図である。 基板を研磨しつつ研磨の終点を検出する処理の流れを示す図である。 基板の主面上を示す図である。 撮像画像を示す図である。 テンプレート画像を示す図である。 閾値を取得する処理の流れを示す図である。 撮像時の主面の位置を示す図である。 画素値のヒストグラムを示す図である。 画素値のヒストグラムを示す図である。 対向領域の光軸方向の位置の確率密度分布を示す図である。 評価値のヒストグラムを示す図である。 コンピュータが実現する機能構成を示すブロック図である。 分類器を構築する処理の流れを示す図である。
図1は基板研磨システム1の構成を示す図である。図1の基板研磨システム1は、例えば半導体の基板の回路形成工程におけるダマシン工程に用いられ、基板の主面上に形成された膜(回路パターンを構成する膜)に研磨(例えば、CMP(Chemical Mechanical Polishing))が施されるとともに研磨途上の基板の画像が取得され、取得された画像に基づいて研磨の終点が検出される。
基板研磨システム1は、外縁部にV字状のノッチが形成された円板状の基板9を保持するとともに基板9を主面に垂直な回転軸J1を中心として回転する基板回転部11、基板9が回転する間に基板9の主面を撮像するヘッド部2、ヘッド部2を介して基板9の主面上に照射される照明用の光を出射する照明部3、回転する基板9のノッチの通過を検出するノッチセンサ4、ノッチセンサ4からノッチの通過を示す信号が入力されるストロボコントローラ5、各種演算処理を行うCPUや各種情報を記憶するメモリ等により構成されたコンピュータ6、並びに、基板研磨システム1の全体制御を担うもう1つのコンピュータ(以下、「全体制御部」という。)7を備える。
図2は基板9の研磨時における基板回転部11の近傍を示す図である。図2に示すように、基板回転部11において基板9は主面の中心が回転軸J1上に位置するようにしてトップリング110により吸着保持され、主面の一部が研磨プレート71(図1では図示を省略している。)の表面に当接する。基板回転部11は全体制御部7に接続されたモータ111を有し(図1参照)、モータ111が駆動されることにより基板9が一定の角速度で回転する。また、基板回転部11は図示省略の進退機構に支持されており、基板9の取り付けまたは取り外しの際には、進退機構が制御されて基板9が研磨プレート71上から退避する。なお、基板回転部11はコンピュータ6により直接制御されてもよい。
研磨プレート71はモータ711により回転し、その表面上には研磨剤(スラリーとも呼ばれる。)が供給される。これにより、基板回転部11により回転する基板9の主面が回転する研磨プレート71により研磨される。また、ヘッド部2はステージ21上において研磨プレート71に向かって進退可能に支持されており、基板9の研磨時には研磨プレート71の外側において基板9の下方へと移動し、基板9の下側の主面が撮像される。また、ノッチセンサ4はヘッド部2からずれた位置にて基板9の主面の外縁部に対向して設けられる。
図1の照明部3は、ストロボコントローラ5に接続されたランプ電源31を有し、ストロボコントローラ5からトリガ信号が入力されることによりフラッシュランプ32がフラッシュ光を出射する。フラッシュランプ32からの光はレンズ33を介してフィルタユニット34へと導かれる。フィルタユニット34には複数のフィルタ341が設けられ、図示省略のモータにより複数のフィルタ341のうち1つのフィルタ341aがフラッシュランプ32からの光の経路上に配置される。フィルタ341aを透過した光はレンズ35により光ファイバ36へと導かれてヘッド部2内に導入され、ヘッド部2による基板9の撮像に利用される。
図3は図2に示すヘッド部2の近傍を側方から見た図であり、図4は基板9側から見た場合のヘッド部2の内部構成を示す図である。図3に示すようにヘッド部2は基板9の下側の主面91に近接した状態で支持される。ヘッド部2は透光窓239、および、基板9側において透光窓239の周囲を囲む環状のノズル部22を有し、ノズル部22の内周面には複数の吐出口が形成される。ノズル部22は純水供給部221に接続されており、基板9の研磨時にはノズル部22の複数の吐出口から純水が吐出され、基板9の主面91上において透光窓239に対向する位置に付着するスラリー等が除去される。
図4に示すようにヘッド部2には、前述の照明部3からの光が光ファイバ36により導入され、レンズ231およびアパーチャ板232を介してミラー233へと導かれ、レンズ234に向けて反射される。レンズ234に入射した光はアパーチャ板235を介してハーフミラー236へと導かれ、レンズ237に向けて反射される。レンズ237からの光は、図3に示すようにプリズム238により基板9側へと導かれ、透光窓239を介して基板9の主面91上に照射される。
基板9からの反射光は透光窓239により取り込まれ、プリズム238およびレンズ237によりハーフミラー236へと導かれる。反射光の一部はハーフミラー236を透過し、アパーチャ板240およびレンズ241により撮像デバイス25に導かれて基板9の像が結像される。撮像デバイス25では受光した光が電気信号に変換され、図1のコンピュータ6へと出力される。レンズ237はレンズ移動機構26により図4中に符号291を付して示す矢印の方向に移動可能とされ、レンズ237およびレンズ移動機構26によりヘッド部2の合焦位置がおよそ主面91上に設定される。
図5は図2に示すノッチセンサ4の近傍を側方から見た場合のノッチセンサ4の内部構成を示している。図5に示すようにノッチセンサ4は、基板9に向けて光を出射する2つの光源41(例えば、発光ダイオード(LED)を有する光源)を有し、光源41からの光は透光窓42を介して回転する基板9の外縁部へと照射される。通常、光源41からの光は基板9の下側の主面91により透光窓42の外周側または外側に向けて反射されるが、基板9のノッチがノッチセンサ4上を通過することにより光源41からの光が乱反射すると、基板9からの反射光は透光窓42により取り込まれ、レンズ43を介してフォトダイオード44により受光される。ノッチセンサ4においてもヘッド部2と同様に、基板9の主面91上においてノッチセンサ4に対向する位置を洗浄する環状のノズル部451、および、ノズル部451に純水を供給する純水供給部452が設けられる。
図6はコンピュータ6の構成を示す図である。コンピュータ6は、各種演算処理を行うCPU611、基本プログラムを記憶するROM612および各種情報を記憶するRAM613をバスラインに接続した一般的なコンピュータシステムの構成となっている。バスラインにはさらに、情報記憶を行う固定ディスク614、各種情報の表示を行うディスプレイ615、操作者からの入力を受け付けるキーボード616aおよびマウス616b、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体から情報の読み取りを行う読取装置617、全体制御部7等に接続される通信部618、並びに、ヘッド部2から入力される電気信号を所定の形式の画像データに変換して画像メモリ621aに記憶するキャプチャボード621が、適宜、インターフェイス(I/F)を介する等して接続される。
図7は、コンピュータ6が実現する機能構成を示すブロック図であり、図7において、ボケ画像判定部63および終点検出部64が所定のプログラムに従ってCPU611等により実現される機能を示す。なお、ボケ画像判定部63および終点検出部64の機能は専用の電気的回路により実現されてもよく、部分的に専用の電気的回路が用いられてもよい(後述の図18において同様)。
図8は基板研磨システム1が基板9を研磨しつつ研磨の終点を検出する処理の流れを示す図である。以下、図7を参照しつつ図8に沿って基板9の研磨に係る処理について説明する。
基板研磨システム1では、まず、後述する基板9の研磨時に順次取得される複数の画像の使用の可否を決定するための閾値が、所定の参照基板を用いて取得され、準備される(ステップS11)。ここで、参照基板は研磨対象の基板9と同じ回路パターンが形成されたものであり、参照基板を用いた事前準備により、ボケ画像判定部63の閾値決定部635にて閾値が取得され、判定部634に設定される。なお、閾値を取得する処理については基板9の研磨に係る処理の説明後に詳述する。
続いて、基板9が基板回転部11に固定されて研磨プレート71上に配置され、図2に示す状態とされる。また、図1のフィルタユニット34の複数のフィルタ341から基板9上に形成された膜の構造や研磨後の膜厚に応じた1つのフィルタ341aが選択されてフラッシュランプ32からの光の経路上に配置される。そして、全体制御部7により研磨プレート71上へのスラリーの供給および研磨プレート71の回転が開始されると同時に基板9が連続的に回転を始め、基板9の研磨が開始される(ステップS12)。すなわち、基板9の回転と並行して基板9の主面の研磨が行われる。また、全体制御部7からコンピュータ6に基板9の研磨の開始を示す信号が出力される。
図9は回転する基板9の主面91上を示す図であり、研磨プレート71側から見た図である。基板9は図9中の矢印991が示すように時計方向に一定の角速度(例えば、2πrad/s(60rpm))で回転しており、基板9のノッチ92がノッチセンサ4(図9において、符号4を付す二点鎖線の矩形にて示す。)に対向する位置を通過すると、図5の光源41から基板9に照射される光がノッチ92により乱反射され、その反射光がフォトダイオード44に受光される。これにより、基板9の外縁部に形成されたノッチ92の通過が検出されてノッチ検出信号が生成される(ステップS13)。ノッチ検出信号は図1のストロボコントローラ5に出力される。
ストロボコントローラ5では、ノッチ検出信号に基づいて基板9のノッチ92がノッチセンサ4に対向する位置を通過した時刻(以下、「ノッチ通過時刻」という。)が特定され、ノッチ通過時刻から所定の遅延時間の経過後に、照明部3およびコンピュータ6に対してストロボトリガ信号およびカメラトリガ信号がそれぞれ出力される。ここで、遅延時間は、例えば、撮像時に図9中において符号29bを付す二点鎖線の矩形にて示す位置に存在する撮像領域が、ノッチ通過時刻に符号29aを付す位置に存在する場合には、撮像領域29aの中心と回転軸J1とを結ぶ線分93aと、撮像領域29bと回転軸J1とを結ぶ線分93bとのなす角をθとして、角θを基板9の角速度で割って得られる時間とおよそ同じ時間とされる。
カメラトリガ信号は図7のキャプチャボード621に入力され、キャプチャボード621からヘッド部2にトリガ信号が出力されることにより基板9が撮像される。このとき、ストロボコントローラ5においてストロボトリガ信号が出力された後、一定時間経過後にカメラトリガ信号が出力されるため、照明部3からの照明光の基板9からの反射光が撮像デバイス25へと導かれた時点で撮像が行われる。このように、ストロボコントローラ5によりノッチセンサ4からの出力に基づいて、ノッチ通過時刻から所定の遅延時間経過後にヘッド部2による撮像が実行される(ステップS14)。
ヘッド部2からの画像信号はキャプチャボード621に出力され、基板9の主面91上の画像(以下、「撮像画像」という。)のデータが画像メモリ621aに記憶される。撮像画像データは画像抽出部631に出力され、予め準備されるテンプレート画像との間におけるパターンマッチングが行われる。なお、撮像画像は必要に応じてディスプレイ615に表示される。
図10は撮像画像の一例を示す図であり、図11はテンプレート画像を示す図である。テンプレート画像は所定の基準パターンを示す画像であり、本実施の形態では参照基板を用いて図11に示す基準パターン81を示す画像が準備される。画像抽出部631では図10の撮像画像と図11のテンプレート画像との間におけるパターンマッチングを行うことにより撮像画像における基準パターン81の領域が特定(抽出)され、当該領域の部分(以下、「対象画像」という。)がヒストグラム生成部632に出力される。実際には、画像抽出部631では、複数のテンプレート画像(複数の基準パターン)にそれぞれ対応する複数の対象画像が取得される(ステップS15)。
ヒストグラム生成部632では、必要に応じて、各対象画像の画素値のヒストグラムが操作者の参照用として生成され、固定ディスク614にて記憶される。また、評価値取得部633では、各対象画像の画素値の最大値と最小値との差が評価値として求められる(ステップS16)。なお、本実施の形態では、所定の手法により対象画像中の異常値が除外されているが、対象画像中に異常値が含まれる可能性がある場合には、例えば、評価値は所定数以上の度数を有する画素値の最大値と最小値との差等とされてもよい。
判定部634では、各対象画像の評価値と後述するステップS11の処理にて取得される閾値とが比較され、評価値が閾値以下である場合には、当該対象画像がボケ画像(すなわち、主面91上の領域が、後述するヘッド部2の被写界深度を外れた状態にて取得された画像)であると判定され、評価値が閾値よりも大きい場合には、当該対象画像がボケ画像ではないと判定される。本実施の形態では、複数の基準パターンをそれぞれ示す複数の対象画像は1つの撮像画像から抽出されるため、特定の基準パターンを示す1つの対象画像のみに対してボケ画像であるか否かの判定を行い、この判定結果が残りの対象画像に対して利用される。
対象画像がボケ画像ではない場合には(ステップS17)、例えば、終点検出部64にて各対象画像中の特定の領域の画素値の平均値が領域評価値として求められ、複数の対象画像における領域評価値の平均値が予め準備された判定値と比較される。判定値は照明部3において選択されたフィルタ341、あるいは、基板9上の膜の構造や研磨後の膜厚(これらの情報は、例えば、全体制御部7から予め入力される。)等に応じて予め準備された値であり、領域評価値の平均値が判定値と比較されることにより基板9の研磨の終点に到達したか否かが判定される。
研磨の終点に未到達であると判定された場合(ステップS18)、および、ステップS17の処理にて対象画像がボケ画像であると判定された場合には、直前の撮像画像の取得時からノッチセンサ4により所定回数のノッチ92の通過が検出された後に(すなわち、所定回数の回転後に)(ステップS13)、ステップS14〜ステップS18が繰り返される。また、研磨の終点に到達したと判定された(すなわち、研磨の終点が検出された)場合には(ステップS18)、終点検出を示す信号が全体制御部7へと出力される。
全体制御部7では終点検出信号に基づいてトップリング110を研磨プレート71上から退避し、研磨プレート71上へのスラリーの供給および研磨プレート71の回転を停止して研磨を終了するとともに、基板回転部11の回転も停止し(ステップS19)、基板研磨システム1における基板9の研磨に係る処理が終了する。
次に、参照基板を用いて閾値を取得するステップS11の処理について説明する。図12は閾値を取得する処理の流れを示す図である。
閾値取得処理では、まず、レーザ変位計がヘッド部2に隣接して設けられる(予め設けられていてもよい。)。続いて、参照基板が基板回転部11に固定されて研磨プレート71上に移動し、図2に示す基板9の研磨時と同様に、研磨プレート71および参照基板の回転が開始される。レーザ変位計では、参照基板の研磨時において、ヘッド部2に対向する参照基板の主面(ヘッド部2に対向する主面であり、以下、基板9と同様に符号91を付す。)上の領域(以下、「対向領域」という。)の回転軸J1に平行な方向の位置が所定時間毎に取得される。ここで、基板の研磨の際には、基板は主面の法線方向(すなわち、回転軸J1に平行な方向)に振動しており、レーザ変位計により、回転軸J1に平行なヘッド部2の光軸方向における対向領域の位置の変動を示すデータ(すなわち、複数の時刻における対向領域の位置を示すデータであり、以下、「位置変動データ」という。)が取得される(ステップS111)。位置変動データは、図7のボケ画像判定部63の閾値決定部635に入力される。
また、位置変動データの取得処理に並行して(位置変動データの取得処理の前または後であってもよい。)、基板研磨システム1では、図8の上記ステップS13〜S16と同様の処理を繰り返すことにより、特定の基準パターンを示す複数の画像(すなわち、ステップS17の処理にてボケ画像であるか否かが判定される対象画像と同じ参照基板上の基準パターンを示す画像であり、以下、「参照画像」という。)が取得されるとともに、複数の参照画像のそれぞれにおいて評価値が求められる(ステップS112)。複数の参照画像の取得後、参照基板の回転は停止される。
ここで、各撮像画像(すなわち、複数の基準パターンを含む領域の画像)の取得時における主面91上の対向領域をヘッド部2における撮像の対象物と捉えると、ステップS112の処理は、撮像部であるヘッド部2からおよそ一定の距離への対象物の配置、および、対象物の撮像を繰り返すことにより、特定の基準パターンに対して複数の参照画像を取得し、各参照画像において評価値を求める処理であると捉えられる。実際には、参照基板は回転しているため、複数の参照画像は、ヘッド部2の光軸に交差する方向に連続的に移動する複数の対象物(ここでは、複数回の撮像時における同一の対向領域)をヘッド部2にて撮像することにより取得されたものとなっている。
図13は、ヘッド部2による撮像時の主面91の位置を示す図である。既述のように、対向領域の位置は、ヘッド部2の光軸J2方向に変動しており、図13中に符号91b,91cを付す二点鎖線にて示すように、主面91上の対向領域がヘッド部2の合焦位置(すなわち、ピントを合わせた光軸J2上の位置であり、図13中にて符号F1を付す点にて示す。)近傍に位置する際に取得される参照画像では、図14に示すように画素値のヒストグラムにおいて画素値の範囲(図14中にて符号R1を付す矢印にて示す。)が比較的広くなり(すなわち、コントラストが高くなり)、評価値が大きくなる。また、図13中に符号91a,91dを付す二点鎖線にて示すように、主面91上の対向領域がヘッド部2の合焦位置F1から離れている際に取得される参照画像では、図15に示すように画素値のヒストグラムにおいて画素値の範囲(図15中にて符号R2を付す矢印にて示す。)が比較的狭くなり(すなわち、コントラストが低くなり)、評価値が小さくなる。したがって、撮像時において合焦位置F1から光軸J2方向に対向領域が離れるほど、画像におけるボケが強くなって画像のコントラストが低くなり、評価値が小さくなる。
閾値決定部635では、位置変動データが示す対向領域の複数の位置から、複数の参照画像を取得する際における対向領域の光軸J2方向の位置の確率密度分布が求められる(ステップS113)。図16は対向領域の光軸J2方向の位置の確率密度分布を示しており、図16では、縦軸に確率密度G(x)を示し、横軸に光軸J2方向の位置xを示している。基板研磨システム1では、図16に示す確率密度分布において確率密度G(x)が最も高くなる光軸J2方向の位置x近傍にヘッド部2の合焦位置F1が設定されており(または、そのように調整されており)、図16では、確率密度G(x)が最も高くなる光軸J2方向の位置xを0とし、ヘッド部2から離れる方向を正としている。なお、位置変動データが示す対向領域の複数の位置の平均値および標準偏差を求め、平均値および標準偏差から導かれる正規分布が確率密度分布とされてもよい。
続いて、閾値決定部635では、ヘッド部2の(レンズの)焦点距離をf、ヘッド部2の絞り値をF、被写体距離(すなわち、レンズから合焦位置F1までの距離)をs、許容錯乱円径(例えば、参照画像の画素間ピッチに相当する撮像デバイス25の撮像面上の長さの1倍以上3倍以下の長さ)をεとして、複数の参照画像を取得する際の対向領域の光軸J2方向の位置がヘッド部2の被写界深度を外れる確率Pが、図16に示す確率密度G(x)を用いて数1により取得される(ステップS114)。なお、数1において、d1は前方被写界深度であり、d2は後方被写界深度であり、被写界深度は(d1+d2)となる。
Figure 0005149852
対向領域の光軸J2方向の位置がヘッド部2の被写界深度を外れる確率Pが準備されると、図17に示すように、複数の参照画像に対する評価値のヒストグラムが求められ、最小評価値から確率Pに相当する割合(全標本の数に対する割合)の度数が含まれる範囲(すなわち、複数の区分を含む範囲)の最大区分、または、最大区分に隣接する区分に含まれる評価値T1が、閾値として取得される(ステップS115)。すなわち、最小評価値からの累積相対度数が確率P近傍となる値が閾値として取得される。閾値T1は判定部634に設定され、参照基板を用いて閾値を取得する処理が完了する。
ところで、各対象画像がボケ画像であるか否かを操作者が判定する場合には、一定の基準にて判定を行うことが困難となり、判定結果がばらついてしまう。また、コントラストが低い画像では、ボケ画像であるか否かの判定はより困難となる。
これに対し、基板研磨システム1では、複数の参照画像を取得する際の対向領域がヘッド部2の被写界深度を外れる確率が取得され、閾値取得部である評価値取得部633および閾値決定部635により、複数の参照画像のそれぞれにおいて評価値が求められるとともに、複数の参照画像に対する評価値の分布において、最小評価値からの累積相対度数が当該確率近傍となる値が閾値として取得される。そして、判定部634において、ヘッド部2にて別途取得された対象画像から求められる評価値と閾値とが比較される。これにより、対象画像のコントラストが低い場合であっても、対象画像がボケ画像であるか否かを精度よく、かつ、操作者が主観的に判断することなく容易に(かつ客観的に)自動判定することができ、その結果、基板研磨システム1では、ボケ画像ではないと判定された対象画像のみに基づいてパターンを有する基板9の研磨の終点を精度よく検出することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図18は、図6と同様の構成を有するコンピュータ6aにより実現される機能構成を示すブロック図である。本実施の形態では、ボケ画像判定部63、および、学習により分類器66を構築する分類器構築部65の機能がコンピュータ6aにより実現され、ボケ画像判定部63および分類器構築部65により分類器構築装置が構成される。なお、図18では、分類器66の機能もコンピュータ6aにより実現されている。また、コンピュータ6aに接続される撮像部2aも破線の矩形にて示している。
図18に示す分類器66は、例えば判別分析やニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム、遺伝的プログラミング等の手法を利用して、様々な種別の対象物を示す複数の画像を分類する、すなわち、対象物を分類するものである。分類器構築部65では、対象物の種別が特定された複数の画像を用いて教師データを作成しつつ学習することにより分類器66に応じた分類条件を生成し、生成された分類条件が分類器66に入力される。分類対象となる画像としては、半導体装置製造工程における基板上の欠陥を示す画像や、印刷物の作成における印刷媒体上の印刷画像の欠陥を示す画像、あるいは、医療分野における細胞画像や血球画像等である。
図19は、コンピュータ6aが分類器66を構築する処理の流れを示す図である。コンピュータ6aが分類器66を構築する際には、撮像部2aから一定の距離において、撮像部2aの光軸に交差する方向に連続的に移動する複数の対象物を順次撮像することにより複数の参照画像が取得される(ステップS21)。各参照画像は、例えばコンピュータ6aのディスプレイに表示されて、操作者により対象物の種別が特定され、当該参照画像が当該種別に関連付けられる(ステップS22)。また、上記第1の実施の形態と同様にして、複数の参照画像を取得する際の対象物の位置が撮像部2aの被写界深度を外れる確率も取得されて準備される(ステップS23)。ボケ画像判定部63では、各種別の複数の参照画像のそれぞれにおいて評価値が求められ(ステップS24)、当該種別の複数の参照画像に対する評価値の分布において、最小評価値からの累積相対度数が上記確率近傍となる値が閾値として取得される(ステップS25)。
続いて、各種別の複数の参照画像のそれぞれが対象画像とされ、各対象画像の評価値、および、対応する種別に関して求められた閾値に基づいて、当該対象画像がボケ画像であるか否かが精度よく、かつ、容易に判定される(ステップS26)。このとき、各対象画像の評価値は、上記ステップS24の処理にて既に求められており、各対象画像がボケ画像であるか否かの判定は、実質的には、閾値の決定とほぼ同時に行われることとなる。その後、ボケ画像ではないと判定された対象画像のみが、対応する種別を示す情報と共に分類器構築部65に入力され、分類器66の学習による構築に用いられる(ステップS27)。
ここで、分類器66の構築において分類条件を生成する際に、仮に、ボケ画像である対象画像が分類器構築部65に入力されると、分類条件を精度よく生成することができなくなる。これに対し、図18のボケ画像判定部63では、複数の参照画像に含まれる各対象画像の評価値が求められ、評価値および閾値に基づいてボケ画像ではないと判定された対象画像のみが、分類器構築部65に入力されることにより、分類器66を精度よく構築することが実現され、分類器66による分類成績を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
上記実施の形態では、対象画像(および参照画像)の画素値の最大値と最小値との差が評価値とされることにより、評価値を容易に求めることが可能となるが、例えば、中央値と最大値または最小値との差や、標準偏差等が評価値とされてもよい。すなわち、ボケ画像の判定では、対象画像の画素値の分布の広がりが大きくなるほど値が大きくなる様々な統計値を評価値として用いることが可能である。
ところで、既述のように、上記第1の実施の形態において、各撮像画像(すなわち、複数の基準パターンを含む領域の画像)の取得時における主面91上の対向領域をヘッド部2における撮像の対象物と捉えると、複数の参照画像は、ヘッド部2の光軸に交差する方向に連続的に移動する複数の対象物をヘッド部2にて順次撮像することにより取得されたものとなるが、このように、撮像部の光軸に交差する方向に連続的に移動する複数の対象物を順次撮像する際には、各対象物に対してフォーカスを合わせることが困難となるため、取得される画像には一定の確率にてボケ画像が含まれてしまう。しかしながら、撮像部およびボケ画像判定部63を有するボケ画像判定装置では、対象画像がボケ画像であるか否かを容易に、かつ、精度よく判定することが可能となるため、後続の各種処理を精度よく行うことが可能となる。
上記第1および第2の実施の形態において、数1における許容錯乱円径εは任意の値とされてよく、既述のように、基板研磨システム1では、複数の対象画像のうちボケ画像であるものが排除され、残りの対象画像を用いて終点検出が行われるため、実際には、終点検出における誤報がなく、かつ、過度にボケ画像と判定されることなく、終点検出が精度よく行われるように(すなわち、基板9の研磨時に終点として検出されるべき時刻と、対象画像に基づいて実際に検出される時刻との差が小さくなるように)、許容錯乱円径ε(および被写界深度)を実験により決定することも可能であり、図18の分類器構築装置では、分類器66における分類結果が向上するように、許容錯乱円径εを決定することも可能である。
対象画像の画素値の分布の広がりを示す評価値を用いて対象画像がボケ画像であるか否かを判定する上記手法は、基板の研磨時の終点検出や、分類器の構築以外の様々な用途に用いることが可能である。
2 ヘッド部
2a 撮像部
63 ボケ画像判定部
633 評価値取得部
634 判定部
635 閾値決定部
J2 光軸
S16,S17,S23〜S26,S112,S114,S115 ステップ

Claims (5)

  1. 対象画像がボケ画像であるか否かを判定するボケ画像判定方法であって、
    a)撮像部からおよそ一定の距離への対象物の配置、および、前記対象物の撮像を繰り返すことにより取得される複数の画像のそれぞれにおいて画素値の分布の広がりを示す評価値を求める工程と、
    b)前記複数の画像を取得する際の対象物の位置が、前記撮像部の被写界深度を外れる確率を準備する工程と、
    c)前記複数の画像に対する前記評価値の分布において、最小評価値からの累積相対度数が前記確率近傍となる値を閾値として取得する工程と、
    d)前記複数の画像に含まれる、または、前記撮像部にて別途取得された対象画像から前記評価値を求める工程と、
    e)前記対象画像の前記評価値および前記閾値に基づいて、前記対象画像がボケ画像であるか否かを判定する工程と、
    を備えることを特徴とするボケ画像判定方法。
  2. 請求項1に記載のボケ画像判定方法であって、
    前記複数の画像が、前記撮像部の光軸に交差する方向に連続的に移動する複数の対象物を前記撮像部にて撮像することにより取得されたものであることを特徴とするボケ画像判定方法。
  3. 請求項1または2に記載のボケ画像判定方法であって、
    前記評価値が、画素値の最大値と最小値との差であることを特徴とするボケ画像判定方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のボケ画像判定方法であって、
    前記d)工程にて複数の対象画像の評価値が求められ、
    前記e)工程にてボケ画像ではないと判定された対象画像が、対象物の分類に用いられる分類器の学習による構築に用いられることを特徴とするボケ画像判定方法。
  5. 対象画像がボケ画像であるか否かを判定するボケ画像判定装置であって、
    対象物を撮像することにより画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部からおよそ一定の距離への対象物の配置、および、前記対象物の撮像を繰り返すことにより複数の画像が取得され、前記複数の画像を取得する際の対象物の位置が前記撮像部の被写界深度を外れる確率も準備されており、前記複数の画像のそれぞれにおいて画素値の分布の広がりを示す評価値を求め、前記複数の画像に対する前記評価値の分布において、最小評価値からの累積相対度数が前記確率近傍となる値を閾値として取得する閾値取得部と、
    前記複数の画像に含まれる、または、前記撮像部にて別途取得された対象画像から求められる前記評価値および前記閾値に基づいて、前記対象画像がボケ画像であるか否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とするボケ画像判定装置。
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