JP5149152B2 - ファイナンスイベント分析支援装置、ファイナンスイベント分析支援システム、プログラム - Google Patents

ファイナンスイベント分析支援装置、ファイナンスイベント分析支援システム、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ファイナンス分野の情報を容易に分析可能とするためのツールを提供する技術に関する。
一般に金融・証券業者や投資家は、企業のファイナンス(企業等の組織が資金・資本の変更を行うための行為のこと。本明細書において同じ。)に関する情報を収集し、これを多角的に分析して当該企業又は他企業への資本政策等の提案・助言、投資の如何を決定する。通常、このファイナンスに関する情報は、多数のイベント(特定の日付等、特定時における出来事のこと。本明細書において同じ。)から成り、情報量が膨大であって、収集・管理に多大な労力を要する。そのため、従来、データベースに記録されたファイナンスのイベント(本明細書において「ファイナンスイベント」と称する。)のデータを取得し、取得したデータを端末に表示させるファイナンスイベント分析支援装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。証券業者や投資家は、端末の画面に表示されたファイナンスイベントを分析し、分析結果から将来の企業動向や株価等を予測し、当該企業又は他企業への資本政策等の提案・助言、投資や金融・証券商品等の提供(以下、総括して「投資銀行業務」と称する)を行う。
再表2004/010359号公報
しかし、上記特許文献1において、データベースには企業又は企業に準ずる主体を単位としてファイナンスイベントが記録されており、上記特許文献1に記載のファイナンスイベント分析支援装置は、端末の画面に当該企業又は企業に準ずる主体を単位とした特定のファイナンスイベントを表示するだけである。そのため、上記特許文献1に記載の発明の利用者は、当該発明に基づいて複数のファイナンスイベント相互の規則性や情報相互の連関性を把握し、それらに基づいて的確な分析結果を導出することは困難である。それゆえ、当該利用者が将来におけるファイナンスイベント、企業状況や株価の動向等を予測することは難しく、投資銀行業務に用いる価値の高い情報を形成するのは難しいという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、金融・証券業者や投資家等がファイナンスイベントを容易に分析し的確な分析結果を導出することを可能とし、投資銀行業務に有用な情報の形成を促進するファイナンスイベント分析支援装置、ファイナンスイベント分析支援システムを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、端末の表示手段に、企業等の組織が資金又は資本の変更を行うための特定時の行為であるファイナンスイベントを複数表示させるファイナンスイベント分析支援装置において、前記ファイナンスイベントのデータを記録するファイナンスデータベースに記録された前記ファイナンスイベントのデータ、及び、新聞、雑誌等に掲載された記事、又は、Webサーバ上にアップロードされたニュース記事を含む、前記ファイナンスイベントのデータに関連する記事情報を記録する記事データベースに記録された前記記事情報を取得するイベント取得手段と、行方向及び列方向のうち一方が所定の時間をひとつの単位とする短時間座標であり他方が前記短時間座標に含まれる全時間をひとつの単位とする長時間座標である、略マトリクス状のイベント表示領域を形成し、該イベント表示領域に前記イベント取得手段が取得した前記ファイナンスイベントのデータを配置して前記端末の表示手段に表示させるデータ編集手段を備え、前記イベント取得手段は、前記端末の一の操作により、前記ファイナンスデータベースから一の企業の前記ファイナンスイベントのデータを取得すると共に前記記事データベースから前記一の企業の前記記事情報を取得し、前記データ編集手段は、前記イベント表示領域の表示形態を、前記短時間座標が月を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が年を単位とする座標に形成された第一の形態、及び、前記短時間座標が日を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が週を単位とする座標に形成された第二の形態のうちの一方に形成し、前記データ編集手段は、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記ファイナンスイベントを示す表示を、一の前記イベント表示領域の前記ファイナンスイベントが発生した日時の位置に表示させると共に、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記記事情報を示す表示を、前記一のイベント表示領域の前記記事情報が発行された日時の位置に表示させ、前記データ編集手段は、任意の前記ファイナンスイベントを示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記ファイナンスイベントの詳細な情報を前記端末に表示させると共に、前記記事情報を示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記事情報の見出し及び記事内容を前記端末に表示させ、前記データ編集手段は、前記表示形態が前記第一の形態の場合と前記第二の形態の場合とで、前記イベント表示領域に表示させる前記ファイナンスイベントを示す表示及び前記記事情報の表示態様を変化させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、端末の表示手段に、企業等の組織が資金又は資本の変更を行うための特定時の行為であるファイナンスイベントを複数表示させるファイナンスイベント分析支援システムにおいて、前記ファイナンスイベントのデータを記録するファイナンスデータベースと、新聞、雑誌等に掲載された記事、又は、Webサーバ上にアップロードされたニュース記事を含む、前記ファイナンスイベントのデータに関連する記事情報を記録する記事データベースと、前記ファイナンスデータベースに記録された前記ファイナンスイベントのデータ、及び、前記記事データベースに記録された前記記事情報を取得するイベント取得手段と、行方向及び列方向のうち一方が所定の時間をひとつの単位とする短時間座標であり他方が前記短時間座標に含まれる全時間をひとつの単位とする長時間座標である、略マトリクス状のイベント表示領域を形成し、該イベント表示領域に前記イベント取得手段が取得した前記ファイナンスイベントのデータを配置して前記端末の表示手段に表示させるデータ編集手段を備え、前記イベント取得手段は、前記端末の一の操作により、前記ファイナンスデータベースから一の企業の前記ファイナンスイベントのデータを取得すると共に前記記事データベースから前記一の企業の前記記事情報を取得し、前記データ編集手段は、前記イベント表示領域の表示形態を、前記短時間座標が月を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が年を単位とする座標に形成された第一の形態、及び、前記短時間座標が日を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が週を単位とする座標に形成された第二の形態のうちの一方に形成し、前記データ編集手段は、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記ファイナンスイベントを示す表示を、一の前記イベント表示領域の前記ファイナンスイベントが発生した日時の位置に表示させると共に、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記記事情報を示す表示を、前記一のイベント表示領域の前記記事情報が発行された日時の位置に表示させ、前記データ編集手段は、任意の前記ファイナンスイベントを示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記ファイナンスイベントの詳細な情報を前記端末に表示させると共に、前記記事情報を示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記記事情報の見出し及び記事内容を前記端末に表示させ、前記データ編集手段は、前記表示形態が前記第一の形態の場合と前記第二の形態の場合とで、前記イベント表示領域に表示させる前記ファイナンスイベントを示す表示及び前記記事情報の表示態様を変化させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを請求項に記載のファイナンスイベント分析支援装置として機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、端末の表示手段に、企業等の組織が資金又は資本の変更を行うための特定時の行為であるファイナンスイベントを複数表示させるファイナンスイベント分析支援装置において、データベースに記録されたファイナンスイベントのデータを取得するイベント取得手段と、行方向及び列方向のうち一方が所定の時間をひとつの単位とする短時間座標であり他方が短時間座標に含まれる全時間をひとつの単位とする長時間座標である、略マトリクス状のイベント表示領域を形成し、イベント表示領域にイベント取得手段が取得したファイナンスイベントのデータを配置して端末の表示手段に表示させるデータ編集手段を備えたことにより、個々のファイナンスイベントを、複数の時系列を単位とする略マトリクス上の位置情報として表示できる。これにより、端末の利用者は各ファイナンスイベントの発生状況や内容、ファイナンスイベント相互の関連性等を端末の表示手段に表示される画像を概観することで視覚的、直感的に把握することが可能となる。そして、端末の利用者がファイナンスイベントを容易に分析し的確な分析結果を導出することを可能とし、投資銀行業務に有用な情報の形成を促進できる。
請求項に記載の発明によれば、イベント取得手段は、一の企業のファイナンスイベントのデータを取得することにより、一の企業に特化したファイナンスイベントを複数の時系列を単位として端末に表示させることができる。これにより、端末の利用者が一の企業のファイナンスイベントを容易に分析し的確な分析結果を導出することを可能とし、投資銀行業務に有用な情報の形成を一層促進できる。
請求項に記載の発明によれば、データ編集手段は、イベント表示領域の座標を、行方向及び列方向のうち一方が月を単位とする座標、他方が年を単位とする座標に形成することにより、ファイナンスイベントを年、月を単位として端末に表示させることができる。これにより、端末の利用者がファイナンスイベントを年、月を単位として長期的に概観することを可能とし、投資銀行業務に有用な情報の形成を一層促進できる。
請求項に記載の発明によれば、データ編集手段は、イベント表示領域の座標を、行方向及び列方向のうち一方が曜日を単位とする座標、他方が週を単位とする座標に形成することにより、ファイナンスイベントを月、日を単位として端末に表示させることができる。これにより、端末の利用者がファイナンスイベントを月、日を単位として短期的に概観することを可能とし、投資銀行業務に有用な情報の形成を一層促進できる。
請求項に記載の発明によれば、データ編集手段は、端末からの要求に基づいて、特定のファイナンスイベントの詳細な情報又はファイナンスイベントに関連する情報を端末に表示させることにより、複数のファイナンスイベントの概観に加え、特定のファイナンスイベントの詳細情報や関連情報を併せて確認することが可能になって、投資銀行業務に有用な情報の形成を一層促進できる。
請求項に記載の発明によれば、新聞、雑誌等に掲載された記事、又は、Webサーバ上にアップロードされたニュースをファイナンスイベントに関連する情報に用いることにより、過去の時事問題の情報とファイナンスイベントとを対応付けて端末に表示することが可能になる。これにより、端末の利用者が、過去のファイナンスイベントの及ぼした効果を把握することや、記事データの時点以降のファイナンスイベントの予測を行うことを容易にし、投資銀行業務に有用な情報の形成を一層促進できる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載のファイナンスイベント取得装置の構成と、ファイナンスデータベース、及び、記事データベースを備えたことにより、投資銀行業務に有用な情報の形成を促進できる。
請求項に記載の発明によれば、本発明をプログラム化することにより、多様なコンピュータハードウェア上で本発明を実現させることができる。
本実施形態のファイナンスイベント分析支援システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。 ファイナンスデータベースに記録された、債券テーブルのイメージ図である。 ファイナンスデータベースに記録された、株式案件テーブルのイメージ図である。 記事データベースサーバ5に記録された記事データのイメージ図である。 本実施形態のファイナンスイベント分析支援システムの処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のファイナンスイベント分析支援システムの処理手順を示すフローチャートである。 Webブラウザに表示された検索ページのイメージ図である。 Webブラウザに表示された複数年カレンダ表のイメージ図である。 Webブラウザに表示された詳細設定画面のイメージ図である。 Webブラウザに表示されたイベント表示欄のイメージ図である。 Webブラウザに表示された詳細データ表示ページのイメージ図である。 Webブラウザに表示された記事データ表示ページのイメージ図である。 Webブラウザに表示された単年カレンダ表のイメージ図である。 Webブラウザに表示された月カレンダ表のイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図13を用いて説明する。
図1は、本実施形態のファイナンスイベント分析支援システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。同図に示すとおり、ファイナンスイベント分析支援システム(以下「分析支援システム」と称する)1Aは、ファイナンスイベント分析支援装置(以下「分析支援装置」と称する)1、通信サーバ2、ファイナンスデータベースサーバ(データベース)3、通信サーバ4、記事データベースサーバ(データベース)5を有する。分析支援装置1と通信サーバ4はインターネット6を介して交信する。分析支援装置1は、インターネット6を介し、表示部(表示手段)9を有するクライアント端末7に接続されている。
分析支援装置1は、Webサーバ機能を有するコンピュータであり、図1に示すとおり、制御部11と、記憶部12と、通信インターフェース部(I/F部)13a、13bとを有する。
制御部11はCPU(中央演算装置)を備え、記憶部12に記録されたOS(Operating System)プログラムや各種アプリケーションプログラム等の演算処理を行い、分析支援処理全体を制御する。
制御部11においては、機能手段として、イベント取得部14と、データ編集部15とが形成される。これらの機能手段は、記憶部12に記録されたアプリケーションプログラムを制御部11のCPU等と協働させることにより実現される。
イベント取得部14は、クライアント端末7からの要求に基づいて、ファイナンスデータベース3に記録されたファイナンスイベントのデータや、記事データベースサーバ5に記録された記事データ(後述)等を取得する。なお、イベント取得部14はファイナンスデータベース3中の各テーブル内のレコードを単位としてデータを取得する。クライアント端末7からの要求と取得するレコード群との対応関係は、予め定められている。
データ編集部15は、クライアント端末7に各種データを表示するイベント表示領域(後述)を形成すると共に、イベント取得部14が取得したデータをクライアント端末7の画面にて見易い態様に成形し、成形したデータをクライアント端末7に送る。
より具体的には、データ編集部15は、選択・区分部15aとコンテナ部15bを有している。選択・区分部15aは、イベント取得部14が取得したデータのうち所定項目のデータを選択して取得する。取得したデータは、Webページとしてクライアント端末7に送るか、又は、所定の期間(例えば1月、1年などの期間)ごとに区分してコンテナ部15bに渡す。
コンテナ部15bは所定期間(選択・区分部15aが区分した期間と同じ期間)を単位としたマトリックスの表示領域(後述)を複数形成し、選択・区分部15aが取得して区分した個々のデータをマトリックスの所定位置に配置し、データが配置された表をWebページとしてクライアント端末7に送る。なお、選択・区分部15aが選択するデータはファイナンスイベントにおける重要な項目(例えば債券における債券償還や債券発行、株式における株式公募、株式分割、等)であり、どの項目を取得するかはクライアント端末7からの要求ごとに予め定められている。
記憶部12は、ローディングプログラム等が予め格納されたROM、プログラムやデータを一時的に記憶し制御部11(CPU)の作業領域として機能するRAM、書き換えの必要なデータを格納するEEPROM、各種ファイルデータ等を記憶するハードディスク等から構成されている。ハードディスクには、OSプログラムや、各種アプリケーションプログラムが記録される。
通信インターフェース部13a、13bは、UTPケーブルポートや光ケーブルポート、及び各種デバイスドライバであり、LANケーブルや光ケーブルを接続すると共に通信サーバ2、4との間でデータ通信を行うために必要な処理を行う。
ファイナンスデータベースサーバ3は、大容量の記憶領域(ハードディスク等)を有し、ファイナンスイベントのデータが記録される(データ内容については後述する)。
記事データベースサーバ5には、過去の新聞、雑誌等に掲載された記事や、Webサーバ上にアップロードされてWeb上で公開されたニュース記事のデータである、記事データが記録される(記事データの詳細については後述する)。記事データベースサーバ5は複数存在していてもよい。
通信サーバ2、4はWebサーバであり、ファイナンスデータベースサーバ3から分析支援装置1へのLAN(Local Area Network)を介したデータ送信、記事データベースサーバ5から分析支援装置1へのインターネット6を介したデータ送信のために必要な処理を行う。
クライアント端末7は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話端末等の移動体通信端末等、ネットワーク環境でデータ通信を行える端末である。クライアント端末7の表示部9はLCD(Liquid Crystal Display)等であり、各種画像データ等を表示する。クライアント端末7はWebブラウザ用ソフトウェアがインストールされ、表示部9にはWebブラウザ8が表示される。Webブラウザ8はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いて分析支援装置1とデータ通信を行う。
ファイナンスデータベース3において、ファイナンスイベントは「プロダクツ」のテーブル群として記録されている。ここで「プロダクツ」とはファイナンスの案件において目的を達成するための手段の総称であり、例えば債券、(普通)株式、種類株、新株予約権、等がこれに該当する。「プロダクツ」のテーブル群はデータ格納単位である「エンティティ」の集合体である。例えば「債券」の「エンティティ」は個々の債券そのものであり、「株式案件」のテーブルは公募や株式分割などの個々の案件そのものである。
図2はファイナンスデータベース3に記録された、一の債券テーブルのイメージ図である。この債券テーブル31は債券の発行体である一の企業(ここでは「○○工業」)についてのデータを例示として示してある。債券テーブル31は、収録項目分の列数を有する。債券テーブル31の収録項目は、発行体、現発行体、資金調達者、債券種別、募集方法、回号、発行額、発行価格、利率、JGBスプレッド、スワップスプレッド、発行市場、条件決定日、取締役会決議日、発行日、満期日、償還方法、主幹事、代表社債管理、FA(いずれも図示)の他に発行諸費用、払込金額総額、資金調達総額、債券同時発行有無、裏付資産(いずれも図示せず)等がある。
図3はファイナンスデータベース3に記録された、一の株式案件テーブルのイメージ図である。この株式案件テーブル32は、発行体である一の企業(ここでは「○○工業」)についてのデータを例示として示してある。株式案件テーブル32は、収録項目数分の列数を有する。株式案件32の収録項目は、発行体、上場公開区分、増資形態、発行新株数、売出総株数、分割比率、発行価格、ディスカウント率、引受手数料率、発行決議日、公開日、割当日、募集開始日、募集終了日、価格確定日、主幹事、割当先(いずれも図示)の他に、株式種類、額面金額、概算基準時点、仮条件決定日、条件決定日、払込期日、受渡期日、効力発生日、需要予測開始日、需要予測終了日、算式条件決定日(いずれも図示せず)等がある。
図4は、記事データベースサーバ5に記録された記事データのイメージ図である。同図に示す通り、記事データは、記事を掲載した、又はWeb上に発信した新聞名や通信社名、掲載日や発信日時、記事のタイトル、記事本文、等を有する記事データ群51を形成する。また、ファイナンスイベントに関連する記事データを検索し易くするためには、同図に示すように、各記事データに、記事に関連する株式や債券の「銘柄コード(取引時に使用されるコード)」が付されていることが望ましい。
図5A、図5Bは、本実施形態のファイナンスイベント分析支援システムの処理手順を示すフローチャートである。以下、同フローチャートに基づいてファイナンスイベント分析支援システムの処理内容を説明する。
まず、クライアント端末7の利用者は、当該クライアント端末7のWebブラウザ8にファイナンスイベント検索用の検索ページを表示する。検索ページは複数用意されており、利用者の目的に応じ、左端の選択ボタン(文字がボタン機能を有する)によって選択される。
図6は、検索ページの一例を示すイメージ図である。この検索ページ81は、特定企業のファイナンスイベントを検索する場合(以下この場合を「ケース1」と称する。)に表示される。検索ページ81には、株式や債券の発行体である企業名を入力する発行体入力欄81a、発行体の銘柄コードを入力するコード入力欄81bが表示されている。クライアント端末7の利用者により、発行体入力欄81aに企業名が入力され、又はコード入力欄81bに銘柄コードが入力されて、検索実行ボタン81cがクリックされると(ステップS1)、分析支援装置1のイベント取得部14はファイナンスデータベースサーバ3から検索条件に該当するテーブル(債券テーブル31、株式案件テーブル32、・・・等)を検索し、検索条件に該当するレコードが存在すればそれを取得する(ステップS2)。また、別条件で検索する場合には、ステップS1において、Webブラウザ8上に別の検索ページを表示し、表示した検索ページ上にファイナンスイベントの別の条件(例えば、対象とするファイナンスイベントの種類、表示期間等)を入力して検索ボタンをクリックする。
ステップS2における具体的処理内容としては、例えば上記「ケース1」において検索ページ81の発行体入力欄81aに「○○工業」や「○○工業株式会社」と入力された場合、イベント取得部14は、「○○工業株式会社」が発行体である債券テーブル31内のレコード、「○○工業株式会社」が発行体である株式案件テーブル32内のレコード、「○○工業株式会社」が発行体である種類株テーブル内のレコード(図示せず)、「○○工業株式会社」が発行体である新株予約権テーブル内のレコード(図示せず)、・・・等、「○○工業株式会社」に関連するエンティティのレコードを取得する。
あるいは、別の検索ページ(図示せず)からファイナンスイベントの種類が「債券償還」であるものの検索が指定された場合(以下この場合を「ケース2」と称する)、イベント取得部14は、債券テーブル31から該当するレコードを取得する。
一方、ステップS1の手順が行われると、分析支援装置1のイベント取得部14は記事データベースサーバ5の記事データ群51から該当する記事データを検索し、当該データが存在すればそれを取得する(ステップS3)。具体的には、例えば上記「ケース1」、「ケース2」においては、イベント取得部14は、「○○工業」に関する記事データを取得する。このときイベント取得部14が実行する検索条件としては、例えば、記事タイトルや記事本文中に「○○工業」が含まれる記事データ、あるいは記事データベースサーバ5の項目中に銘柄コードが含まれている場合は「○○工業」の銘柄コードを有する記事データ、等が考えられる。
データの検索、取得が完了すると、データ編集部15は、イベント取得部14が取得したデータを複数年カレンダ表に編集する(ステップS4)。
具体的には、選択・区分部15aは、取得されたエンティティのテーブルから所定項目のデータ(債券テーブル31中の「償還期日」のデータや「発行日」のデータや、株式案件テーブル32中の「新規公開日」のデータ、等)を選択して取得し、取得したデータを1月単位に区分する。例えば、上記「ケース1」で債券テーブル31や株式案件テーブル32から取得したデータにおいては、選択・区分部15aは、「(株式分割の)発行決議日」のデータ(2002.4.16)、「(株式分割の)割当日」のデータ(2002.6.30)、「(株式分割の)効力発生日」のデータ(2002.8.15)を取得し、それぞれを2002年4月のデータ、2002年6月のデータ、2002年8月のデータに区分する。選択・区分部15aは、他のデータも同様に取得、区分し、区分した全てのデータをコンテナ部15bに渡す。
コンテナ部15bは、矩形のセルをマトリックス状に並べた表を形成する。形成された各セルは、それぞれ1月を単位としたデータの表示区域となる。コンテナ部15bは、選択・区分部15aから渡されたデータを該当するセル中に配置する。例えば、債券テーブル31や株式案件テーブル32から取得したデータを「ケース1」において区分する場合、5年分(計60個)のセルを形成し、「発行決議日」のデータを2002年4月のセルに、「割当日」のデータを2002年6月のセルに、「効力発生日」のデータを2002年8月のセルに、それぞれ配置する。そして、コンテナ部15bは、選択・区分部15aから渡された他のデータも該当するセル中に配置して表を完成させる。
そして、コンテナ部15bは、編集結果(即ち完成した表)としての複数年カレンダ表をWebページに形成し、Webブラウザ8に返送してWebブラウザ8上に表示させる(ステップS5)。
図7に、Webブラウザ8に表示された複数年カレンダ表のイメージ図を示す。図7に示す、複数年カレンダ表82のイベント表示領域82aは、5行(「ケース1」は表示年数を5年と指定された場合とする。この年数の指定はクライアントからの要求によって可変なものであり、従って常に5行に限定されるものではない)×12列のマトリックスに配置された60個のセルによって形成されている。これらのセルは、月を単位とする短時間座標(列方向)、年を単位とする長時間座標(行方向)上に配置されたものであり、1列が1月(1月〜12月)、1行が1年となっている。イベント表示領域82aのセルには、ステップS3、S4で上記「ケース1」の処理が行われた結果として、「○○工業」の5年分(2002年1月〜2006年12月)のファイナンスイベントが文字データとして示される。例えば、2002年4月のセル82cには「発行決議日」を示す「株式:決議」の文字が、2002年6月のセル82dには「割当日」を示す「株式:割当」の文字が、2002年8月のセル82eには「効力発生日」を示す「株式:分割効力発生」の文字がそれぞれ表示されている。また、その他のセルにもステップS3、S4の処理の結果としての文字が示されている。
この複数年カレンダ表82によって、ファイナンスイベントを年、月を単位としてクライアント端末7に表示させることができる。これにより、クライアント端末7の利用者がファイナンスイベントを年、月を単位として長期的に概観することが可能となる。
なお、複数年カレンダ表82には、イベント表示領域82aの表示期間を変更・詳細設定するための表示期間詳細設定ボタン82fと、表示するファイナンスイベントの種類を選択するためのイベント選択欄82gが設けられている。表示期間詳細設定ボタン82fをクリックすると、Webブラウザ8には図8に示す詳細設定画面82hが表示され、期間の変更・詳細設定を行うことが可能になる。また、イベント選択欄82gの右側のボタン82iをクリックすると、Webブラウザ8には図9に示すようにイベント選択欄82gが展開され、表示するファイナンスイベントの種類を選択することが可能になる。この状態で適用ボタン82j、検索実行ボタン82kがクリックされると、ステップS1〜S3の処理が再度行われ、新たな複数年カレンダ表(図示せず)が表示される。
次に、Webブラウザ8に複数年カレンダ表82が表示された状態で、クライアント端末7から個別のファイナンスイベントを示す任意の文字がクリックされると(ステップS6)、分析支援装置1のイベント取得部14は、ファイナンスデータベースサーバ3を検索して当該個別ファイナンスイベントの詳細情報のデータを取得する。イベント取得部14によるデータの検索、取得が完了すると、データ編集部15の選択・区分部15aは、取得したデータの中から所定のデータを選択して取得する。取得されたデータは詳細データ表示ページの形態に編集され(ステップS7)、編集結果としての詳細データ表示ページをWebページに形成されてWebブラウザ8に返送され、Webブラウザ8上に表示される(ステップS8)。
図10に、Webブラウザ8に表示された詳細データ表示ページのイメージ図を示す。同図に示す詳細データ表示ページ83は、複数年カレンダ表82(図7)において、2002年4月のセル82c、2002年6月のセル82d、2002年8月のセル82eに示された「株式分割」の文字82l、82m、82nのうちいずれかがクリックされた結果、Webブラウザ8に表示されたものである。文字82l、82m、82nがクリックされると、イベント取得部14は「○○工業」に該当するレコードを株式案件テーブル32から取得し、選択・区分部15aは取得された株式案件テーブル32内の該当レコードから発行決議日、効力発生日、株式種類・・・等の所定のデータを取得して詳細データ表示ページ83に形成する。複数年カレンダ表82に加え、詳細データ表示ページ83によって特定のファイナンスイベントの詳細な情報をクライアント端末7に表示することにより、クライアント端末7の利用者は、特定のファイナンスイベントの詳細情報を確認することが可能になる。
一方、Webブラウザ8に複数年カレンダ表82が表示された状態(図7)で、当該複数年カレンダ表82の特定月のセル中に表示された「ニュース」の文字がクリックされると(ステップS9)データ編集部15の選択・区分部15aは、当該月の記事データを取得し、取得した記事データを編集し(ステップS10)、この記事データ表示ページをWebページに形成してWebブラウザ8に返送し、Webブラウザ8上に表示させる(ステップS11)。例えば、複数年カレンダ表82に示された「ニュース」の文字82pがクリックされると、選択・区分部15aは記事データベース5から取得した記事データ群から同月の「○○工業」に関するデータ(記事)を取得して記事データ表示ページ84に形成する。
図11に、Webブラウザ8に表示された記事データ表示ページのイメージ図を示す。同図に示す通り記事データ表示ページ84は、複数年カレンダ表82(図7)の2005年3月のセル82oに示された「ニュース」の文字82pがクリックされた結果Webブラウザ8に表示されたものである。この記事データ表示ページ84においては、取得した記事データのタイトルが表示されており、各タイトルをクリックするとWebブラウザ8に当該記事の本文が表示されるようになっている。
記事データ表示ページ84によって特定のファイナンスイベントに関連する記事データをクライアント端末7に表示することにより、クライアント端末7の利用者は、特定のファイナンスイベントに関連する記事を確認することが可能になる。即ち、ファイナンスイベントは企業活動や経済状況と密接に関連するものであるため、利用者は、記事データを参照することにより、過去のファイナンスイベントの及ぼした効果(例えば図11に示す記事データは、複数年カレンダ表82(図7)の2005年2月に示す「株式分割」や「債券発行」の影響と推測できる。)を把握することや、記事データの時点以降のファイナンスイベントの予測を行い易くなる。
一方、Webブラウザ8に複数年カレンダ表82が表示された状態で、当該複数年カレンダ表82上の特定年のセルがクリックされると(ステップS12)、データ編集部15は、当該特定年の単年カレンダ表を編集し(ステップS13)、編集結果をWebページとしてWebブラウザ8に返送し、Webブラウザ8上に表示させる(ステップS14)。
具体的には、選択・区分部15aは、イベント取得部14が取得したデータのうちクリックされたセルと同じ行に表示されたデータを選択して取得し、取得したデータを1日ごとのデータに区分してコンテナ部15bに渡す。コンテナ部15bは、表示単位が1日であるセルをマトリックス状に並べた表を形成し、選択・区分部15aから渡されたデータを該当するセル中に配置して単年カレンダ表を完成させてWebブラウザ8に返送する。
図12に、Webブラウザ8に表示された単年カレンダ表のイメージ図を示す。同図に示す通り、単年カレンダ表85のイベント表示領域85aは、12の表示ブロック85a1、85a2、・・・85a12(以下、説明の簡単のため表示ブロック85a1と記載。)によって形成されており、各表示ブロック85a1は、5〜6行×7列のマトリックスの配置された28〜31個のセルによって形成されている。各表示ブロック85a1のセルは、日を単位とする短時間座標(列方向)、週を単位とする長時間座標(行方向)上に配置されたものであり、1列が1曜日(月〜日)、1行が1週となっている。各表示ブロック85a1のセルには、ステップS13で上記「ケース1」の処理が行われた結果として、「○○工業」の1年分(2004年1月〜2004年12月)のファイナンスイベントがフォルダ型のアイコンとして示される。例えば、4月16日のセル85bには「発行決議日」を示すアイコン85cが、6月30日のセル85dには「割当日」を示すアイコン85eが、8月15日のセル85fには「効力発生日」を示すアイコン85gがそれぞれ表示されている。また、その他のセルにもステップS13の処理の結果としてのアイコンが示されている。
この単年カレンダ表85によって、ファイナンスイベントを年、週、日を単位としてクライアント端末7に表示させることができる。これにより、クライアント端末7の利用者がファイナンスイベントを週、日を単位としつつ一年にわたって概観することが可能となる。
単年カレンダ表85が表示されたWebブラウザ8において、任意のアイコンがクリックされると、Webブラウザ8には、ステップS8と同様、当該アイコンの示すファイナンスイベントの詳細データ表示ページが表示される。例えば、単年カレンダ表85のアイコン85c、85e、85gがクリックされると、Webブラウザ8には図10に示す詳細データ表示ページ83が表示される。
一方、Webブラウザ8に単年カレンダ表85が表示された状態で、当該単年カレンダ表85上の特定月のセルがクリックされると(ステップS15)、データ編集部15は、当該特定月の月カレンダ表を編集し(ステップS16)、編集結果をWebページとしてWebブラウザ8に返送し、Webブラウザ8上に表示させる(ステップS17)。
具体的には、選択・区分部15aは、イベント取得部14が取得したデータのうちクリックされたセルと同じ表示ブロック85a1に表示されたデータを選択して取得し、取得したデータをコンテナ部15bに渡す。コンテナ部15bは、表示単位が1日であるセルをマトリックス状に並べた表を形成し、選択・区分部15aから渡されたデータを該当するセル中に配置して月カレンダ表を完成させる。
図13に、Webブラウザ8に表示された月カレンダ表のイメージ図を示す。同図において、月カレンダ表86のイベント表示領域86aは、5行(月によっては4行又は6行)×7列のマトリックスに表示された35個のセル(月によっては28個又は42個)のセルによって形成されている。これらのセルは、日を単位とする短時間座標(列方向)、週を単位とする長時間座標(行方向)上に配置され、列方向が曜日(月〜日)、行方向が週(月〜日)となっている。イベント表示領域86aのセルには、ステップS16で上記「ケース1」の処理が行われた結果として、「○○工業」の1月分(2002年8月)のファイナンスイベントが文字データとして示される。例えば、8月15日のセル86bには「効力発生日」を示す「株式:分割効力発生」の文字が、8月23のセル86cには「自己株の取得」を示す「自己株:取得」の文字がそれぞれ表示されている。
この月カレンダ表86によって、ファイナンスイベントを週、日を単位としてクライアント端末7に表示させることができる。これにより、クライアント端末7の利用者がファイナンスイベントを週、日を単位として短期的に概観することが可能となる。
月カレンダ表86が表示されたWebブラウザ8において、ファイナンスイベントを示す任意の文字データがクリックされると、Webブラウザ8には、ステップS8と同様、当該ファイナンスイベントの詳細データ表示ページが表示される。例えば8月15日のセル86bに表示された「株式分割」の文字86dがクリックされると、Webブラウザ8には図10に示す詳細データ表示ページ83が表示される。
以上示した通り、本実施形態の分析支援システム1Aにおいては、分析支援装置1が、複数年カレンダ表82、単年カレンダ表85、月カレンダ表86を形成しWebブラウザ8上に表示させる。これらカレンダ表82、85、86のイベント表示領域82a、85a、86aを構成するセルにファイナンスイベントのデータを表示させる。イベント表示領域82a、85a(表示ブロック85a1)、86aは、列方向が所定の時間をひとつの単位とする短時間座標であり、行方向が短時間座標に含まれる全時間をひとつの単位とする長時間座標である(即ち、イベント表示領域82aにおいては短時間座標の12月=1年、表示ブロック85a1イベント表示領域86aにおいては7曜日=1週間)ため、個々のファイナンスイベントを、複数の時系列を単位とする略マトリクス上の位置情報として表示できる。
これにより、クライアント端末7の利用者は各ファイナンスイベントの発生状況や内容、ファイナンスイベント相互の関連性等をクライアント端末7の表示を概観することで視覚的、直感的に把握することが可能となる。
また、本実施形態の分析支援システム1Aにおいては、上記「ケース1」に示すように、分析支援装置1のイベント取得部14が一の企業のファイナンスイベントのデータを取得することにより、一の企業に特化したファイナンスイベントを複数の時系列を単位として端末に表示させることができる。これにより、クライアント端末7の利用者が一の企業のファイナンスイベントを容易に分析し的確な分析結果を導出することを可能とする。
上記実施形態の分析支援システム1Aにおいては、イベント表示領域82a、85a、86aは単なるWebページ上の矩形領域として形成したが、表示領域を表計算ソフトのスプレッドシート上に形成し、各セルをスプレッドシート上のセルとして形成することもできる。これにより、各セルに表示されたファイナンスイベントのデータに対し、表計算ソフトの機能を用いてクライアント端末7側で加工・修正を施すことができる。
上記実施形態においては、イベント取得部14はステップS2、S3等においてファイナンスデータベースサーバ3や記事データベースサーバ5から逐次データを取得するものとしたが、一度取得したデータを分析支援装置1にキャッシュし、以後の処理に優先的に用いることもできる。
上記実施形態においては、分析支援装置1はサーバ側のコンピュータとして形成したが、クライアント側のコンピュータや、スタンドアロンのコンピュータとして形成することもできる。
上記実施形態は例示であり、本発明が上記実施形態にのみ限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
符号の説明
1A・・・分析支援システム(ファイナンスイベント分析支援システム)
1・・・分析支援装置(ファイナンスイベント分析支援装置)
3・・・ファイナンスデータベースサーバ(データベース)
5・・・記事データベースサーバ(データベース)
7・・・クライアント端末(端末)
9・・・表示部(表示手段)
14・・・イベント取得部
15・・・データ編集部
82a、85a、86a・・・イベント表示領域

Claims (3)

  1. 端末の表示手段に、企業等の組織が資金又は資本の変更を行うための特定時の行為であるファイナンスイベントを複数表示させるファイナンスイベント分析支援装置において、
    前記ファイナンスイベントのデータを記録するファイナンスデータベースに記録された前記ファイナンスイベントのデータ、及び、新聞、雑誌等に掲載された記事、又は、Webサーバ上にアップロードされたニュース記事を含む、前記ファイナンスイベントのデータに関連する記事情報を記録する記事データベースに記録された前記記事情報を取得するイベント取得手段と、
    行方向及び列方向のうち一方が所定の時間をひとつの単位とする短時間座標であり他方が前記短時間座標に含まれる全時間をひとつの単位とする長時間座標である、略マトリクス状のイベント表示領域を形成し、該イベント表示領域に前記イベント取得手段が取得した前記ファイナンスイベントのデータを配置して前記端末の表示手段に表示させるデータ編集手段を備え、
    前記イベント取得手段は、前記端末の一の操作により、前記ファイナンスデータベースから一の企業の前記ファイナンスイベントのデータを取得すると共に前記記事データベースから前記一の企業の前記記事情報を取得し、
    前記データ編集手段は、前記イベント表示領域の表示形態を、前記短時間座標が月を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が年を単位とする座標に形成された第一の形態、及び、前記短時間座標が日を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が週を単位とする座標に形成された第二の形態のうちの一方に形成し、
    前記データ編集手段は、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記ファイナンスイベントを示す表示を、一の前記イベント表示領域の前記ファイナンスイベントが発生した日時の位置に表示させると共に、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記記事情報を示す表示を、前記一のイベント表示領域の前記記事情報が発行された日時の位置に表示させ、
    前記データ編集手段は、任意の前記ファイナンスイベントを示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記ファイナンスイベントの詳細な情報を前記端末に表示させると共に、前記記事情報を示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記事情報の見出し及び記事内容を前記端末に表示させ、
    前記データ編集手段は、前記表示形態が前記第一の形態の場合と前記第二の形態の場合とで、前記イベント表示領域に表示させる前記ファイナンスイベントを示す表示及び前記記事情報の表示態様を変化させることを特徴とするファイナンスイベント分析支援装置。
  2. 端末の表示手段に、企業等の組織が資金又は資本の変更を行うための特定時の行為であるファイナンスイベントを複数表示させるファイナンスイベント分析支援システムにおいて、
    前記ファイナンスイベントのデータを記録するファイナンスデータベースと、
    新聞、雑誌等に掲載された記事、又は、Webサーバ上にアップロードされたニュース記事を含む、前記ファイナンスイベントのデータに関連する記事情報を記録する記事データベースと、
    前記ファイナンスデータベースに記録された前記ファイナンスイベントのデータ、及び、前記記事データベースに記録された前記記事情報を取得するイベント取得手段と、
    行方向及び列方向のうち一方が所定の時間をひとつの単位とする短時間座標であり他方が前記短時間座標に含まれる全時間をひとつの単位とする長時間座標である、略マトリクス状のイベント表示領域を形成し、該イベント表示領域に前記イベント取得手段が取得した前記ファイナンスイベントのデータを配置して前記端末の表示手段に表示させるデータ編集手段を備え、
    前記イベント取得手段は、前記端末の一の操作により、前記ファイナンスデータベースから一の企業の前記ファイナンスイベントのデータを取得すると共に前記記事データベースから前記一の企業の前記記事情報を取得し、
    前記データ編集手段は、前記イベント表示領域の表示形態を、前記短時間座標が月を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が年を単位とする座標に形成された第一の形態、及び、前記短時間座標が日を単位とする座標に形成されると共に前記長時間座標が週を単位とする座標に形成された第二の形態のうちの一方に形成し、
    前記データ編集手段は、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記ファイナンスイベントを示す表示を、一の前記イベント表示領域の前記ファイナンスイベントが発生した日時の位置に表示させると共に、前記イベント取得手段によって取得された、前記一の企業の前記記事情報を示す表示を、前記一のイベント表示領域の前記記事情報が発行された日時の位置に表示させ、
    前記データ編集手段は、任意の前記ファイナンスイベントを示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記ファイナンスイベントの詳細な情報を前記端末に表示させると共に、前記記事情報を示す表示がクリックされた場合、該クリックされた前記表示に関する前記記事情報の見出し及び記事内容を前記端末に表示させ、
    前記データ編集手段は、前記表示形態が前記第一の形態の場合と前記第二の形態の場合とで、前記イベント表示領域に表示させる前記ファイナンスイベントを示す表示及び前記記事情報の表示態様を変化させることを特徴とするファイナンスイベント分析支援システム。
  3. コンピュータを請求項1に記載のファイナンスイベント分析支援装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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