JP5148782B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、筐体内に二次電池を収納した電池パックに関し、特に、電池パックの構造の改良に関する。
近年、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等のポータブル機器の普及により、その電源である電池の需要が高まっている。特に、小型かつ軽量で、エネルギー密度が高く、繰り返し充放電が可能な二次電池の需要が高まっている。
このような需要に対して、二次電池の研究開発が活発に行われている。二次電池は、ポータブル機器の高機能化に伴って、より大きなエネルギーを保有するようになってきており、それに比例して、異常時の発熱量も大きなものとなっている。電池が異常に発熱すると、電池内でガスが発生し、電池内圧が上昇する。そこで、電池には、内圧が所定値を超えた場合に電池外部へガスを排出するための安全弁が設けられている。
このような電池を収納する電池パックの安全性について様々な検討が行われている。例えば、特許文献1では、電池から排出された高温ガスを冷却して電池パック外部へ排出することが提案されている。具体的には、排出孔を有する筐体の構造を改良することが提案されている。筐体は、電池収納部と、筒状のフィルタ部と、電池収納部とフィルタ部とを仕切る、通気孔を有する隔壁とで構成されている。筒状のフィルタ部は、筒状の消火剤充填部と、消火剤充填部の両端に配された断熱材充填部とで構成されている。
特開平4−162346号公報
特許文献1の電池パックでは、電池収納部内の電池が高温ガスを排出すると、高温ガスは隔壁の通気孔およびフィルタ部を通過して筐体外部に放出される。しかし、電池収納部に充満した高温ガスは、それほど速やかには電池収納部の外へ排出され難い。そのため、電池収納部内の温度が異常に上昇し易く、電池収納部内で高温の状態が続き、電池収納部が損傷する場合がある。電池収納部が損傷すると、周辺の機器に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明の一局面は、異常時にガスを排出する安全弁を備えた二次電池、前記ガスを吸収するガス吸収部、ならびに前記二次電池および前記ガス吸収部を収納する筐体を含み、前記ガス吸収部が、ガス吸収剤および前記ガス吸収剤を封入した容器を具備し、前記容器は、前記二次電池が排出するガスにより開封または開裂するように構成した電池パックに関する。
本発明によれば、異常時に電池から排出されるガスにより、電池パックの筐体が損傷されるのを抑制することができる。よって、優れた安全性を有する電池パックを提供することができる。
本発明の新規な特徴を添付の請求の範囲に記述するが、本発明は、構成および内容の両方に関し、本願の他の目的および特徴と併せ、図面を照合した以下の詳細な説明によりさらによく理解されるであろう。
本発明の実施形態1に係る電池パックの蓋体を取り外した状態を示す上面図である。 円筒型二次電池の一例である円筒型リチウムイオン二次電池の縦断面図である。 図1のガス吸収部5の横断面図である。 図1のガス吸収部5の正面図である。 角型二次電池の一例である角型リチウムイオン二次電池の一部を切り欠いた部分斜視図である。 本発明の実施形態2に係る電池パックの蓋体を取り外した状態を示す上面図である。 図6の開裂補助部材12の正面図である。
本発明は、安全弁を備えた二次電池と、ガス吸収剤および前記ガス吸収剤を密閉収納(好ましくは減圧封入もしくは真空封入)する容器を含むガス吸収部と、二次電池およびガス吸収部を収納する筐体と、を具備する電池パックに関する。ここで、安全弁は、異常時に二次電池の内部で発生するガスを排出する。そして、ガスが排出されたときに、前記容器が開封されるようになっている。
ガス吸収剤を密閉収納する容器は、安全弁と対向する主面を有する。安全弁と対向する主面は、ガスの排出方向と交差するため、ガスの熱または圧力の影響を受けやすい。この場合、ガスの熱または圧力を利用することにより、少なくとも前記主面を、容易に破損させることができ、結果として、容器を開封または開裂することができる。
本発明の好ましい一形態において、前記主面の少なくとも一部は、熱可塑性樹脂を含むシートで形成されている。このようなシートは、ガスが排出されたときに、溶融または収縮しやすい。よって、前記主面を、容易に破損させることができ、容器を開封または開裂することができる。
本発明の一実施形態に係る電池パックにおいて、前記主面は、他の部分よりも厚みの小さい薄肉部を有する。このような薄肉部は、他の部分に比べて、相対的に強度が弱いため、より容易に破損させることができる。
本発明の他の実施形態に係る電池パックは、ガス吸収剤を密閉収納する容器と、二次電池との間に、前記主面に向けて突出する突起部を有する開裂補助部材を具備する
筐体外部へのガスの漏出や高温ガスによる周辺機器の損傷を防止する観点からは、二次電池およびガス吸収部が、筐体の内部に密閉収納されていることが望ましい。二次電池の安全弁からガスが排出された場合でも、ガス吸収部の存在により、電池パックの内部圧力の上昇は抑制される。
以下より具体的に説明する。
リチウムイオン電池などの二次電池に、外部短絡等の異常が発生すると、電池が異常に発熱し、電池内でガスが大量に発生することがある。電池内でガスが大量に発生すると、電池内圧が急激に上昇する。そこで、二次電池には、ガスを電池外部へ導く安全弁が設けられている。安全弁は、電池内圧が所定値を超えると開き、電池外部へガスが排出される。排出されるガスは、比較的高温であることが多く、可燃性成分を含むことが多い。
二次電池の形状は、例えば円筒型または角型であるが、電池の形状は特に限定されない。例えば、シート状の発電要素と、これを収納するフレキシブルなシートで形成されたケースとを具備する偏平な電池でもよい。安全弁は、円筒型および角型の電池では、一般に円柱状および四角柱状の電池の一方の端面に設けられている。安全弁の構造は、特に限定されないが、例えば、ガスを排出するための孔とこれを塞ぐ弁を具備する。
本発明の電池パックは、その筐体内に、ガス吸収部を有する。ガス吸収部は、電池から排出されるガスを吸収するガス吸収剤と、ガス吸収剤を封入する容器とを具備する。平常時には、ガス吸収剤は容器内に密閉収納(hermetically enclosed)(好ましくは減圧封入もしくは真空封入(pressure reducing or vacuum-sealed))されている。そのため、電池パックを長期間保存した場合でも、ガス吸収剤がガスと接触したり、ガス吸収能が劣化したりすることはない。一方、安全弁が開く異常時には、電池から排出されるガスにより、容器が開封することにより、ガス吸収剤とガスとが接触する。このため、優れたガス吸収能が発揮される。
ガス吸収部の存在により、異常時に電池から高温ガスが排出された場合でも、ガスが速やかにガス吸収剤に吸収される。そのため、高温ガスにより筐体内の温度が大幅に上昇するのが抑制され、電池から排出された高温ガスにより筐体が損傷するのも抑制される。また、筐体が損傷して周辺の機器へ悪影響を及ぼすこともない。よって、電池パックの安全性が向上する。
ガス吸収部の容器は、二次電池がガスを排出したときに開封するように構成されている。例えば、容器は高温ガスと接触することにより開封される。この場合、容器の表面の少なくとも一部を、筐体内で露出させることが望ましい。また、ガスが排出された際に容器を速やかに開封させるためには、安全弁から排出されるガスの温度付近(例えば100〜700℃の温度)に達すると溶融または熱収縮する材料により容器を形成することが好ましい。また、電池が発熱している場合でも、高温ガスを排出しない時点では容器が開封しないように、ガス吸収部と電池とが互いに接触していないことが好ましい。
ガス吸収部は、容器が開封した状態で、ガス吸収剤が高温ガスを効率良く吸収できるように筐体内に配置することが望ましい。例えば、ガス吸収部の容器の主面が、電池の安全弁に対向するように、ガス吸収部を配置するのが好ましい。一端面に設けられた安全弁から高温ガスを排出する円筒型電池および角型電池の場合、ガス吸収部の容器の主面は、電池の前記一端面と対向させて配置するのが好ましい。
電池パックの外部へ高温ガスが漏出することがないように、筐体内部は密閉状態とするのが好ましい。従来、筐体には、電池から排出された高温ガスを筐体外部へ排出するための排出孔が設けられているが、本発明では、筐体内に配置したガス吸収部が高温ガスを吸収するため、筐体に排出孔を設ける必要がない。よって、筐体を密閉状態とすることができ、筐体外部へ高温ガスが漏出するのが抑制される。また、高温ガスにより周辺機器が損傷することもない。
筐体内に収納される二次電池の数は、1個でもよく、複数個でもよい。筐体内に複数個の電池を収納する場合、異常時には、隣り合う電池の一方が高温ガスを排出することも想定される。このような場合でも、ガス吸収部が速やかに高温ガスを吸収することにより、他方の電池への高温ガスの影響を軽減することができる。よって、他方の電池の損傷を回避することができる。
筐体内に複数個の電池を収納する場合、例えば、隣り合う電池の側面同士が向かい合うように並べられる。複数個の電池は、その軸方向を平行にして、同じ向きで横一列に配置されるのが好ましい。複数個の電池をこのように配置することで、複数個の電池の排気孔を有する端面と一括して対向するように、1つのガス吸収部を配置することができる。異常時に、1つの電池が発熱した場合、他の電池にその熱が伝わらないようにするためには、隣り合う電池を相互に離して配置するか、隣り合う電池の間を相互に隔離する隔離板を設置するのが好ましい。隔離板には断熱性に優れた材料が用いられる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下の実施形態により限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することができる。
(実施形態1)
図1に示すように、本実施形態の電池パック1は、円筒型二次電池である電池3、4、および電池3、4を収納する樹脂製の筐体2を備える。二次電池3、4の一方の端面3a、4a(正極端子を有する端面)側に設けられた封口板は、電池内圧が所定値を超えるとガスを排出するように設計された、図示しない安全弁を有している。
円筒型二次電池3、4としては、例えば、図2に示す円筒型リチウムイオン二次電池20が用いられる。図2に示す二次電池20では、有底円筒状の電池ケース21内に、正極25と負極26とを、両極間にセパレータ27を介在させて捲回した電極群が収納されている。電極群の捲回軸に垂直な断面の形状は略円形である。電極群は非水電解質を含む。電極群の上部および下部には、それぞれ絶縁リング28aおよび28bが配されている。負極26は、負極リード26aを介して電池ケース21と電気的に接続されている。電池ケース21の開口には、ガスケット23を介して封口板が配置されている。
次に、安全弁を具備する封口板の構造について説明する。
封口板は、キャップ状の正極端子板22、正極端子板22の鍔部と接する金属薄板30、ならびに金属薄板30と中央で接する突出部および突出部の周囲に設けられた穴32aを有する金属製の中板32を備える。金属薄板30の周縁部と中板32の周縁部との間には、絶縁板31が配されている。中板32は、中央に穴33aを有する金属製の下板33、および下板33の下面に接続された正極リード25aを介して、正極25と電気的に接続されている。正極端子板22と金属薄板30との間には、PTC(Positive Temperature Coefficient)素子を設けてもよい。PTC素子は、所定の温度に達すると、急激に抵抗が増大し、電流を遮断する性質を有する。正極端子板22が、端面3a、4aを構成する。
ここで、電池内で多量のガスが発生し、電池内圧が上昇すると、金属薄板30は上方へ押し上げられ変形する。電池内圧が所定値を超えると金属薄板30が破断し、ガスはそこから正極端子板22の排気孔22aを通り電池外部へ排出される。つまり、中板32の穴32aと、これを塞ぐ金属薄膜30は、異常時にガスを排出する安全弁として機能する。
筐体2内には、電池3、4の端面3a、4aと対向する(すなわち安全弁と対向する)シート状のガス吸収部5が配置されている。ガス吸収部5は、筐体2の内側面に沿って配置されている。図示しないが、電池パック1は、電池3と電池4との間を電気的に接続する部材、および電池パック1の外部へ電気を取り出すための端子部を備える。
電池3、4は、軸方向を平行にして横一列に配置されている。ただし、電池3、4の側面は、相互に離れており、隣り合う電池の一方が異常時に発熱した場合でも、他方の電池にその熱が伝わりにくくなっている。筐体内のスペース効率の観点から、隣り合う電池間の距離(図1の場合、側面間の距離)は、2mm以下であるのが好ましい。
筐体2は、底の浅い有底角筒状のケース本体、およびケース本体の開口を覆う四角板状の蓋体からなる。ケース本体の内底面には、筐体2内で電池3、4を固定するために、電池3、4の側面に対応する凹部を設けてもよい。ケース本体と蓋体とは、熱溶着などにより一体化してもよい。ケース本体および蓋体に、ガスを筐体の外部に放出するための排気孔を設ける必要はない。すなわち、筐体2の内部は密閉状態にしてもよい。
図3に示すように、シート状のガス吸収部5は、ガス吸収剤6、およびガス吸収剤6を封入する容器7からなる。筐体内のスペース効率およびガス吸収能の観点から、ガス吸収部の厚みは、例えば0.5〜5mmであるのが好ましい。容器7を溶融または熱収縮により開封させる場合、高温ガスの温度(例えば100〜700℃の温度)で溶融または熱収縮する材料で容器7を形成するのが好ましい。
容器7の材料としては、例えば、熱可塑性樹脂を含むシートが好ましい。このようなシートとしては、特に、金属箔(アルミニウム箔など)および金属箔を挟む熱可塑性樹脂フィルムを具備するラミネートフィルムが、ガスバリア性に優れている点などで好ましい。熱可塑性樹脂フィルムには、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドが用いられる。容器としての強度および容器の開封に対する信頼性の観点から、ラミネートフィルムの厚みは、80〜120μmが好ましい。
熱可塑性樹脂を含むシートは、金属箔を有さない熱可塑性樹脂フィルムでもよい。このような熱可塑性樹脂フィルムにも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミドを用いることができる。金属箔を有さない熱可塑性樹脂フィルムの厚みは、25〜100μmが好ましい。
容器全体が、熱可塑性樹脂を含むシートで形成されていてもよいが、容器の一部だけをこのようなシートで形成してもよい。例えば、容器のうち、二次電池の安全弁と対向する主面の少なくとも一部を、熱可塑性樹脂を含むシートで形成してもよい。この場合、容器の残部は、シートのようにフレキシブルな材料である必要はなく、例えば板材でもよい。
ガス吸収剤は、電池から排出されるCO、CO2等のガスを吸収する。ガス吸収剤には、例えば、ゼオライトが用いられるが、特に限定されない。ゼオライトは、結晶構造により、A型ゼオライト、L型ゼオライト、β型ゼオライト、MFI型ゼオライト、フォージャサイト型ゼオライト等に分類される。これらの中でも、ガス吸収能に優れている点から、MFI型ゼオライトが好ましい。MFI型ゼオライトとしては、例えば、ZSM−5型ゼオライト、ZSM−11型ゼオライトが挙げられる。これらの中でも、高温ガスの吸収能に優れているZSM−5型ゼオライトがより好ましい。
図3および4に示すように、容器7は、高温ガスが吹き付けられる一方の主面7aの中央部において、他の部分より材料の厚みを小さくした薄肉部8を有する。電池の端面より排出された高温ガスが速やかに薄肉部8に達すると、容器7は薄肉部から開封される。薄肉部8から容器7が開封し始めるため、開封する箇所を制御し易くなる。
容器の強度および開封に対する信頼性の観点から、容器の薄肉部以外の部分の厚みT1に対する容器の薄肉部の厚みT2の比:T2/T1は、好ましくは0.25〜0.5であり、より好ましくは0.25〜0.35である。同様の観点から、薄肉部の厚みは、20〜50μmが好ましい。薄肉部を設ける場合、薄肉部以外の部分の厚みは、80〜120μmが好ましい。また、容器の開封に対する信頼性の観点から、薄肉部8の領域の大きさは、(5〜40mm)×(5〜40mm)の矩形と同程度の面積を有するのが好ましい。
本実施形態では、ガス吸収部における高温ガスが吹き付けられる主面の中央部に、薄肉部を1箇所だけ設けたが、薄肉部を設ける箇所およびその数はこれに限定されない。高温ガスが吹き付けられるガス吸収部の一方の主面に1箇所以上設ければ良い。例えば、電池3、4の端面3a、4aの正面に、それぞれ薄肉部を設けてもよい。また、容器全体を薄肉部で構成してもよい。
電池パック1において、電池3が異常時に端面3aから高温ガスを排出すると、その熱によりガス吸収部5が熱せられ、薄肉部8が溶融または熱収縮することにより、容器7が開封する。容器の開封により、ガス吸収剤は高温ガスと接触可能となり、ガス吸収剤が高温ガスを吸収する。よって、筐体内に高温ガスが充満し、筐体内の温度が急激に上昇するのが抑制される。また、筐体内に充満した高温ガスにより、筐体が損傷することがない。さらに、筐体が密閉されている場合、高温ガスが電池パックの外部へ漏出するのも抑制される。
電池パックは、例えば、(A)筐体を準備する工程と、(B)ガス吸収剤を容器内に密閉封入(真空封入を含む)し、ガス吸収部を得る工程と、(C)ガス吸収部および二次電池を、筐体内に収納する工程と、により製造される。
工程(A)では、例えば、筐体は、樹脂成型により得られる。筐体の成型に用いられる樹脂材料には、UL−94規格のV−0以上の難燃性樹脂を使用することが好ましい。「ノート型PCにおけるリチウムイオン二次電池の安全利用に関する手引書」((社)電子情報技術産業協会、(社)電池工業会)では、筐体の樹脂材料に上記の難燃性樹脂を用いることが推奨されている。筐体の構成材料には、難燃化処理された高分子材料を用いるのが好ましい。そのような高分子材料としては、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、およびポリエチレンテレフタレート(PET)などに難燃化処理を施したものを用いるのが好ましい。工程(A)では、例えば、有底角筒状のケース本体と、その開口を塞ぐ四角板状の蓋体を準備する。
工程(B)では、例えば、袋状のアルミニウムラミネートフィルムの開口部からZSM−5型ゼオライトを充填した後、袋内を減圧しながら開口部を熱溶着により閉じる。アルミニウムラミネートフィルムに薄肉部を形成する場合は、例えば、薄肉部に対応する所定領域を予め薄く形成したアルミニウム箔を準備し、その両面に熱可塑性樹脂フィルムを密着させればよい。アルミニウム箔に薄肉部を形成するには、所定形状の圧子をアルミニウム箔に押し付ければよい。また、アルミニウムラミネートフィルムを作製した後に、薄肉部に対応する所定領域に所定形状の圧子を押し付けて、アルミニウムラミネートフィルムに薄肉部を形成してもよい。
工程(C)では、例えば、有底角筒状のケース本体に、電池およびガス吸収部を収納した後、ケース本体の開口端部に、四角板状の蓋体の周縁部を載置し、その接合部を熱溶着する。このようにして、筐体内に電池およびガス吸収部を収納することができる。筐体にガス吸収部を固定する方法としては、例えば、ガス吸収部を、接着剤等でケース本体の内面に貼り付けてもよい。また、ケース本体の内面にガス吸収部の周縁端部と嵌合させるための溝を設けてもよい。
なお、図示しないが、電池3、4の正極端子には、電池間を電気的に接続する部材が配置される。すなわち、ガス吸収部5と電池3、4との間には、電池間の接続部剤が配置される。このような接続部材は、容器の速やかな開封および速やかなガス吸収が阻害されないように、薄肉部8ができるだけ覆われないように配置することが望ましい。例えば、帯状のリード部材を、薄肉部8を覆わないように、筐体2の底部から電池3、4の端面3a、4aに沿って上方に延びるように、それぞれ設置すればよい。
本実施形態では、円筒型二次電池を用いたが、角型二次電池を用いてもよい。角型二次電池としては、例えば、図5に示すような角型リチウムイオン二次電池40が挙げられる。図5に示す二次電池では、有底角筒状の電池ケース42内に、電極群41が収納されている。電極群41は、正極と負極とを、両極の間にセパレータを介在させて捲回することにより構成されており、その捲回軸に垂直な断面の形状は略楕円形である。電極群41には非水電解質が含浸されている。電池ケース42の開口に、略矩形の封口板45が配されている。封口板45は、その中央部の穴に絶縁ガスケット48を介して挿入された負極端子46、注液孔を塞ぐ封栓49、および排気孔を塞ぐ金属薄板からなる安全弁50を備える。正極から延びる正極リード43は、封口板45の下面に接続されている。負極から延びる負極リード44は、負極端子46に接続されている。正極リード43または負極リード44と、電池缶42とが電気的に接触するのを防ぐための絶縁体47が、電極群41の上部に配置されている。
電池内で多量のガスが発生し、電池内圧が所定値を超えると、安全弁50が破断し、電池内部のガスが排気孔から電池外部へ排出される。この場合、薄肉部8を有する容器7の主面7aが、封口板45により構成される角型電池40の端面40aに対向するように、ガス吸収部5を配置すればよい。
(実施形態2)
図6および7に示すように、本実施形態の電池パック11は、電池3、4と、ガス吸収部5との間に、電池から高温ガスが排出された時に容器を速やかに開封させるための開裂補助部材12が配置されている。これ以外は、実施形態1と同じである。
開裂補助部材12は、金属などで形成された板材13と、板材13の一方の主面の中央において、薄肉部8へ向かって突出する、例えば円錐状の突起部14を有する。突起部14は、例えば、溶接により板材13に固定される。
電池がガスを排出した際に、開裂補助部材12がガス吸収部5側へ移動可能なように、開裂補助部材12は、電池3、4と、ガス吸収部5との間のスペースに固定されずに配置されている。電池3、4と、ガス吸収部5との間には、板材13の厚みおよび突起部14の高さを合計した寸法よりも大きなスペースが設けられている。平常時に振動等により突起部の先端が薄肉部に当接しても、その力は、電池が高温ガスを排出した際に突起部の先端が薄肉部を押す力よりも十分に小さい。薄肉部の厚みを、例えば30μm以上にしておけば、平常時には、振動等により突起部が誤って薄肉部を貫通することはない。
開裂補助部材12を用いる場合、薄肉部の強度および開封に対する信頼性の観点から、容器の材料はアルミニウムラミネートフィルムであるのが好ましい。筐体内のスペース効率および強度の観点から、板材13の厚みは0.5〜2mmが好ましい。強度および加工性の観点から、板材13は、ステンレス鋼板で形成するのが好ましい。筐体内のスペース効率および容器の開封に対する信頼性の観点から、突起部14は、底面径0.5〜2mmおよび高さ0.5〜2mmを有することが好ましい。
高温ガスが、ガス吸収部と接触し易いように、板材13の電池の端面3aおよび3bの正面と対向しない領域には、切り欠き部が設けられている。具体的には、板材13の4つの隅角部および突起部の上下部には、切り欠き部が設けられている。板材13の突起部を有さない他方の面には、必要に応じて、絶縁板を貼り付けてもよい。
安全弁が開いた直後は、電池内圧が非常に高いため、高温ガスが電池より勢いよく噴出し、その圧力により、開裂補助部材12がガス吸収部5に押し付けられる。そして、突起部14が薄肉部を貫通し、貫通した箇所を基点にして容器が開裂し始める。その後は、高温ガスの熱により、さらに開裂が拡大する。開裂補助部材12がガス吸収部5を押し付けるのは安全弁が開いた瞬間のみであり、非常に短時間である。その後は、高温ガスが排出される勢いは減少し、開裂補助部材12がガス吸収部5を押し付けることはない。そのため、ガス吸収剤は速やかに高温ガスを吸収することができる。
なお、電池3、4を電気的に並列に接続する場合には、板材13を金属板で形成し、これを電池3、4の正極端子同士を電気的に接続するための部材として利用してもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
《実施例1》
実施形態1に係る電池パックを作製した。
二次電池3、4には、円筒型のリチウムイオン二次電池(直径18mm、高さ65mm、容量2600mAh)を用いた。筐体2には、ポリカーボネート(PC)製の筐体(長さ70mm、幅41mm、高さ21mm)を用いた。
ガス吸収部5には、厚み100μmのアルミニウムラミネートフィルム(昭和電工パッケージング(株)製、スタンダード5)で、ZSM−5型ゼオライト(ゼオリスト・インターナショナル社製、CBV3024E)を真空包装したシート状のガス吸収部(幅40mm、高さ20mm、厚み1mm、重量1.2g)を用いた。
このとき、ガス吸収部の二次電池と対向する主面における中央部の所定領域(幅10mm、高さ10mm)に、アルミニウムラミネートフィルムの厚みを30μmに薄くした薄肉部8を設けた。薄肉部8は、アルミニウムラミネートフィルムに所定形状の圧子を押し付けることにより形成した。筐体のケース本体に、ガス吸収部および二次電池を収納した後、ケース本体の開口に蓋体を取り付けた。ただし、後述の評価試験のために、ケース本体と蓋体との熱溶着は行わなかった。
《実施例2》
実施形態2に係る電池パックを作製した。
二次電池3、4、筐体2、ガス吸収部5には、実施例1と同じものを用いた。開裂補助部材12には、円錐状の突起部14(底面径2mm、高さ2mm)を有する、ステンレス鋼製の金属板13(幅40mm、高さ20mm、厚み1mm)を用いた。上記以外は、実施例1と同様の方法により電池パックを作製した。
《比較例1》
筐体内にガス吸収部を配置しなかった以外、実施例1と同様の方法により電池パックを作製した。
[評価]
実施例1および2ならびに比較例1の電池パックについて、25℃環境下にて、電池3を外部短絡させた。この時、筐体内部の温度を、熱電対を用いてモニタリングし、最高温度を測定した。熱電対は、電池3の側面と対向する筐体の内側面に配置した。ケース本体および蓋体を固定するために、便宜的に、電池パックの周囲に拘束部材を取り付けた。評価結果を表1に示す。
Figure 0005148782
表1に示すように、実施例1および2の電池パックでは、筐体内のガス吸収部により電池3から排出された高温ガスが速やかに吸収されたため、比較例1の電池パックに比べて、筐体内の温度上昇が大幅に抑制され、優れた安全性が得られた。
本発明の電池パックは、異常時に、電池が排出した高温ガスが電池パック外部に漏れ出すことがないため、携帯電話等の小型機器用や電気自動車等の駆動用の電源として好適に用いられる。
本発明を現時点での好ましい実施態様に関して説明したが、そのような開示を限定的に解釈してはならない。種々の変形および改変は、上記開示を読むことによって本発明に属する技術分野における当業者には間違いなく明らかになるであろう。したがって、添付の請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲から逸脱することなく、すべての変形および改変を包含する、と解釈されるべきものである。

Claims (6)

  1. 安全弁を備えた二次電池と、
    ガス吸収剤および前記ガス吸収剤を密閉収納し、前記安全弁と対向する主面を有する容器を含むガス吸収部と、
    前記二次電池および前記ガス吸収部を収納する筐体と、を具備し、
    前記主面は、他の部分よりも厚みの小さい薄肉部を有し、
    前記安全弁は、異常時に前記二次電池の内部で発生するガスを排出し、前記ガスが排出されたときに、前記ガスの熱または圧力により、少なくとも前記主面の薄肉部が破損することにより、前記容器が開封される、電池パック。
  2. 安全弁を備えた二次電池と、
    ガス吸収剤および前記ガス吸収剤を密閉収納し、前記安全弁と対向する主面を有する容器を含むガス吸収部と、
    前記容器と前記二次電池との間に配され、前記主面に向けて突出する突起部を有する開裂補助部材と、
    前記二次電池および前記ガス吸収部を収納する筐体と、を具備し、
    前記安全弁は、異常時に前記二次電池の内部で発生するガスを排出し、前記ガスが排出されたときに、前記ガスの熱または圧力により、少なくとも前記主面が破損することにより、前記容器が開封される、電池パック。
  3. 前記主面の少なくとも一部が熱可塑性樹脂を含むシートで形成されており、前記ガスが排出されたときに、前記シートが、溶融または収縮する、請求項1または2記載の電池パック。
  4. 前記主面は、他の部分よりも厚みの小さい薄肉部を有する、請求項2記載の電池パック。
  5. 前記ガス吸収剤が、ゼオライトである、請求項1〜のいずれか1項に記載の電池パック。
  6. 前記二次電池および前記ガス吸収部が、前記筐体の内部に密閉収納されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の電池パック。
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