JP5141361B2 - 車両システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、車両システムおよびプログラムに関する。
可搬型のナビゲーション装置が普及している。この可搬型のナビゲーション装置の中には、車両に着脱自在に取り付けることができるものも存在する。このため、例えば、複数の車両に対して1台の可搬型のナビゲーション装置で対応可能である。あるいは、ナビゲーション装置の各種設定が車外の任意の場所(会社や自宅の室内など)においても設定可能である。これにより、設定作業を楽に行うことができる。このように、可搬型のナビゲーション装置は、非可搬型のナビゲーション装置と比較して様々な利点がある。
また、特許文献1には、可搬型としてではないが、音声認識を地名検索などに利用したナビゲーション装置が開示されている。このような音声認識機能を利用することにより、運転中における操作者(運転者)の負担を軽減することができる。
特開2000−89782号公報
ここで、上述したような可搬装置(明細書内ではナビゲーション装置として説明)に、マイクロフォン(以下では、マイクと略記する)を内蔵した場合を考えてみる。図10および図11は、マイクを内蔵したナビゲーション装置を車載した状態を示す図である。
図10は、可搬装置(明細書内ではナビゲーション装置本体50)を運転席の横に取り付けた状態を示す。このような状態では、内蔵マイク51が運転者の口元から遠く、音声入力機能は殆ど使用困難である。また、図11は、可搬型のナビゲーション装置本体50を運転者の口元から近い距離に取り付けた状態を示す。このような状態では、前方視界や計器類の確認の妨げとなる。よって、車載時には、可搬型のナビゲーション装置本体50は、音声をマイクから取得することが困難である。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、車載時と非車載時とで音声入力のためのマイクを適切な状態にすることができる車両システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、第一のマイクロフォンを備えた可搬装置と、車両に設置可能な可搬装置を着脱自在とする載置手段と、載置手段と接続された第二のマイクロフォンと、第一または第二のマイクロフォンのいずれか一方を選択する選択手段と、載置手段と可搬装置との接続状態を検出する着脱状態検出手段と、着脱状態検出手段が可搬装置と載置手段との接続を検出したときには、第一のマイクロフォンを非入力状態とすると共に第二のマイクロフォンを入力状態とし、第一のマイクロフォンが選択手段により選択された場合には、着脱状態検出手段が可搬装置と載置手段とが接続された状態を検出している場合であっても、第一のマイクロフォンを入力状態とし、第二のマイクロフォンを非入力状態とするマイクロフォン切換処理手段と、を備え、第一および第二のマイクロフォンの音声収録パラメータはノイズキャンセルパラメータを含み、マイクロフォン切換処理手段はノイズキャンセルパラメータを、入力状態となる側のマイクロフォンに最適になるように変更することを特徴とする車両システムである。
このときに、第二のマイクロフォンは、第一のマイクロフォンよりも狭い指向性を有することができる。
また、第二のマイクロフォンは、第一のマイクロフォンよりも狭い帯域のマイクの周波数特性を有することができる。
また、本発明をプログラムとしての観点から観ることもできる。すなわち、本発明は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、車両に設置可能な可搬装置に備えられた第一のマイクロフォンまたは可搬装置を着脱自在とする載置手段と接続された第二のマイクロフォンのいずれか一方を選択する選択機能と、載置手段と可搬装置との接続状態を検出する着脱状態検出機能と、着脱状態検出機能が可搬装置と載置手段との接続を検出したときには、第一のマイクロフォンを非入力状態とすると共に第二のマイクロフォンを入力状態とし、第一のマイクロフォンが選択機能により選択された場合には、着脱状態検出機能が可搬装置と載置手段とが接続された状態を検出している場合であっても、第一のマイクロフォンを入力状態とし、第二のマイクロフォンを非入力状態とするマイクロフォン切換処理機能と、を実現させ、第一および第二のマイクロフォンの音声収録パラメータはノイズキャンセルパラメータを含み、マイクロフォン切換処理機能はノイズキャンセルパラメータを、入力状態となる側のマイクロフォンに最適になるように変更することを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、車載時と非車載時とで音声入力のためのマイクを適切な状態にすることができる。
(第一の実施形態)
第一の実施形態のナビゲーションシステム23を図1から図6を参照して説明する。なお、このナビゲーションシステム23は、可搬型のナビゲーション装置本体20を車両載置部21に着脱できる自動車用のシステムとなっている。また、請求項でいう載置手段は車両載置部21であり、可搬装置はナビゲーション装置本体20である。
図1は、第一の実施形態のナビゲーションシステム23のブロック構成図である。図2は、マイク使用環境下におけるノイズの状況を説明するための図である。図3は、ノイズキャンセルの効果を説明するための図である。図4は、ナビゲーション装置本体20と車両載置部21とを説明するための図である。図5は、車載された状態のナビゲーションシステム23を示す図である。図6は、図1に示すナビゲーションシステム23におけるマイク切換手順を示すフローチャートである。
(主要部の説明)
以下の説明に当っては、本発明の主要部となる部分の構成をまず説明することとする。第一の実施形態のナビゲーションシステム23は、図1に示すように、内蔵マイク4または車載マイク10により取得した音声を認識する音声認識処理部7を備える。また、この音声認識処理部7の認識結果に含まれる指示に従い動作する中央処理部5を備える。
また、第一の実施形態のナビゲーションシステム23は、ナビゲーション装置本体20を着脱自在とする車両載置部21を車両側に備える。また、ナビゲーション装置本体20に内蔵された内蔵マイク4と、車両載置部21に取り付けられた車載マイク10とを備える。さらに、車両載置部21とナビゲーション装置本体20との接続状態を検出する着脱検出処理部2を備える。
この着脱検出処理部2がナビゲーション装置本体20と車両載置部21との接続を検出したときには、マイク切換処理部11は、ナビゲーション装置本体20と内蔵マイク4とを非接続(非入力状態となる)とし、ナビゲーション装置本体20と車載マイク10とを接続(入力状態となる)する。これと併せて、マイク切換処理部11は、内蔵マイク4に最適化されていた音声収録パラメータを車載マイク10に最適化する。
音声収録パラメータは、例えば、ノイズキャンセルに関するパラメータである。すなわち、車載マイク10が使用される環境は、車両が走行中である場合が多い。これに対し、内蔵マイク4が使用される環境は、車両外または車両が停車中である場合が多い。従って、車載マイク10使用時と、内蔵マイル4使用時とでは、ノイズレベルおよびノイズの性質が異なる。よって、車載マイク10使用時と、内蔵マイク4使用時とでは、ノイズキャンセルに関するパラメータを変えることが好ましい。
また、音声収録パラメータとして、指向性に関するパラメータを変えることも好ましい。例えば、内蔵マイク4は、指向性を広角とするのに対し、車載マイク10は、指向性を狭角とする。すなわち、内蔵マイク4が使用されるのは主に非車載時である。非車載時は、車載時と比較すれば静かな環境である。よって、ノイズを拾うことも少ない。これにより、指向性が広角であっても支障がない。また、非車載時にはユーザは会社や自宅などの室内にいる。したがって、ユーザが移動できる範囲も広い。そこで、内蔵マイク4の正面位置からのみ音声信号が到来するとは限らない。このため指向性は広角とする方がよい。
これに対し、車載マイク10が使用される車載時は、ユーザ(運転者)の位置も一定である。このため広角の指向性は必要としない。また、指向性を狭角とすることにより、車載マイク10がノイズを拾う範囲も狭くできる。このため、ノイズ対策としても有効である。
その他にも車載マイク10と内蔵マイク4とで周波数特性のパラメータを変更することが考えられる。車載マイク10の周波数特性を内蔵マイク4の周波数特性と比較して狭帯域とする。このとき、ノイズの周波数帯域が決まっている場合には、その周波数帯域を拾わない周波数とすることがよい。
(ナビゲーションシステム23の全体構成と各部の説明)
以下では、第一の実施形態のナビゲーションシステム23について詳細に説明する。第一の実施形態のナビゲーションシステム23は、図1に示すように、可搬型のナビゲーション装置本体20と、車両載置部21とから主に構成される。
なお、車両載置部21は、クレードルとも呼ばれる。クレードルは、充電を行いながらナビゲーション装置本体20の各種設定を行うような場合に、ナビゲーション装置本体20を安定的に保持する役割も果たしている。
接続コネクタ1は、ナビゲーション装置本体20が車両載置部21に載置されると、着脱検出処理部2、中央処理部5、マイク切換処理部11に制御信号を送る。また、接続コネクタ1は、車両載置部21の接続コネクタ8と着脱自在に接続される。
着脱検出処理部2は、接続コネクタ1が車両載置部21に接続されているかを検出する。この検出結果は、検出信号として中央処理部5に送られる。
表示装置3は、中央処理装置5と制御通信を行い、各種の表示を行う。内蔵マイク4は、ナビゲーション装置本体20に内蔵されているマイクである。内蔵マイク4は、広角の指向性を有する。
中央処理部5は、接続コネクタ1から電源ラインを介して電源の供給を受けて各部に分配する。なお、中央処理部5から各部への電源分配のための配線については図示を省略した。また、中央処理部5は、着脱検出処理部2からの検出信号を受け取り、ナビゲーション装置本体20が車両載置部21と接続されているかを認識する。また、中央処理部5は、マイク切換処理部11に対し、マイク切換処理のための制御信号を送信する。また、中央処理部5は、マイク切換処理部11を介して内蔵マイク4または車載マイク10からの音声信号を受け取る。そして、この音声信号を含む制御通信を音声認識処理部7との間で行う。また、中央処理部5は、表示装置3が各種表示を行うための制御通信を行う。また、中央処理部5は、外部記憶装置6に対して制御通信を行い、各種情報を外部記憶装置6から取得する。特に、音声認識処理部7が認識した言語に対応する情報を、外部記憶装置6から取得し、表示装置3に表示させるなどの処理を行う。なお、音声認識技術については既知の技術であるので詳細な説明は省略する。
音声認識処理部7は、中央処理部5と制御通信を行い、内蔵マイク4または車載マイク10からの音声信号を受け取る。音声認識処理部7は、この音声信号の音声認識を行い、その認識結果を中央処理装置5に送信する。
接続コネクタ8は、接続コネクタ1と着脱自在に接続し、バッテリ9からの電力をナビゲーション装置本体20の中央処理部5を介して各部に供給する。また、接続コネクタ8は、車載マイク10の音声信号を接続コネクタ1を介してマイク切換処理部11に伝える。また、接続コネクタ8は、外付コントローラ12からの制御信号を中央処理部5に伝える。
バッテリ9は、接続コネクタ8および接続コネクタ1を介してナビゲーション装置本体20に電源を供給する。この電源は、ナビゲーション装置本体20が稼働中において稼働用電源となると共に、休止中においては充電用電源となる。
外付コントローラ12は、例えば、発話ボタンであり、運転者が音声により指示を行うときに操作する。あるいは、表示装置3の表示モードの切換えなどの操作を行うためのボタンが設けられる。
マイク切換処理部11は、内蔵マイク4または車載マイク10のいずれかを中央処理部5に接続する処理を行う。マイク切換処理部11が車載マイク10を選択したときには、車載使用時のノイズキャンセルパラメータが選択される。なお、ノイズキャンセル技術は、既存の技術を利用することができるので、詳細な説明は省略する。図2に示すように、音声信号レベルとノイズレベルとがほぼ同じレベルであっても、図3に示すように、ノイズキャンセルを用いることによりノイズレベルを音声信号レベル以下に低減させることができる。
図4に示すように、接続コネクタ8は、接地端子(GND)8−1、電源端子(BATT)8−2、マイク端子(MIC)8−3、制御端子(CTRL)8−4から構成される。
図5に示すように、車載マイク10は、運転者の口元に近い位置に設けられる。図5の例では、コンソール・パネルの上部に設けられている。しかしながら、サンバイザやピラーに設けるなど、取付位置は自由に選択することができる。また、車載マイク10の取付けは、両面テープやクリップなどを用いて簡易に行えるようにする。なお、図5の例では、車載マイク10および外付コントローラ12とナビゲーション装置本体20との間の配線の図示は省略した。
内蔵マイク4の指向性は、車載マイク10の指向性と比較して広い。また、車載マイク10の指向性は、内蔵マイク4の指向性と比較して狭い。その理由は、前述したとおりである。
次に、マイク切換手順を図6を参照して説明する。図6は、第一の実施形態のナビゲーションシステム23におけるマイク切換手順を示すフローチャートである。図6に示すように、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8)の接続状態を監視する(ステップS1)。その結果、車両載置部21に接続されていることが検出されたときには(ステップS2のYes)、着脱検出処理部2は、車載検出信号を中央処理部5に送信する(ステップS3)。中央処理部5は、マイク切換処理部11に所定の制御信号を送信する。マイク切換処理部11は、この制御信号を受けてマイク切換先を車載マイク10とする(ステップS4)。
また、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8)の接続状態を監視し(ステップS1)、その結果、車両載置部21に接続されているか否かを検出する(ステップS2)。この検出の結果、車両載置部21に接続されていないことが検出されると(ステップS2のNo)、着脱検出処理部2は、マイク接続先が車載マイク10になっているか否かを検出する(ステップS5)。そして、接続先が車載マイク10になっている場合には(ステップS5のYes)、着脱検出処理部2は、非車載検出信号を中央処理部5に送信する(ステップS6)。中央処理部5は、マイク切換処理部11に所定の制御信号を送信する。マイク切換処理部11は、この制御信号を受けてマイク切換先を内蔵マイク4とする(ステップS7)。
また、着脱検出処理部2は、ステップ5で、マイク接続先が既に内蔵マイク4になっていると判定した場合には(ステップS5のNo)、着脱検出処理を終了する。
(第二の実施形態)
第二の実施形態のナビゲーションシステム23Aを図7から図9を参照して説明する。図7は、第二の実施形態のナビゲーションシステム23Aのブロック構成図である。図8は、第二の実施形態のナビゲーション装置本体20Aと車両載置部21とを説明するための図である。図9は、第二の実施形態のナビゲーションシステム23Aにおけるマイク切換手順を示すフローチャートである。なお、第一の実施形態における機能と同一または同種の機能には同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
第二の実施形態では、内蔵マイク4または車載マイク10のいずれか一方を選択するマイク選択スイッチ40を備える。これにより、着脱検出処理部2がナビゲーション装置本体20と車両載置部21とが接続された状態を検出しているときであってもマイク選択スイッチ40が内蔵マイク4を選択しているときには、着脱検出処理部2は、中央処理部5に対してナビゲーション装置本体20Aと車両載置部21とが接続されていないという検出信号を送信する。
これにより、この検出信号を受け取った中央処理部5がマイク切換処理部11に対し、ナビゲーション装置本体20Aと内蔵マイク4との接続(入力状態となる)を継続し、ナビゲーション装置本体20Aと車載マイク10とを非接続(非入力状態となる)とするように制御信号を送信する。
すなわち、図9に示すように、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8)の接続状態を監視する(ステップS10)。その結果、車両載置部21に接続されていることが検出され(ステップS11のYes)、マイク選択スイッチ40が車載マイク10側であることを確認したら(ステップS12のNo)、着脱検出処理部2は、車載検出信号を中央処理部5に送信する(ステップS13)。中央処理部5は、マイク切換処理部11に所定の制御信号を送信する。マイク切換処理部11は、この制御信号を受けてマイク切換先を車載マイク10とする(ステップS14)。
また、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8)の接続状態を監視する(ステップS10)。その結果、車両載置部21に接続されていることが検出され(ステップS11のYes)、マイク選択スイッチ40が内蔵マイク4側であることを確認したら(ステップS12のYes)、着脱検出処理部2は、マイク選択スイッチ40の車載マイク10への切換えを指示する表示を表示装置3により行う(ステップS20)。これにより切換えが有れば(ステップS21のYes)、着脱検出処理部2は、ステップS13に遷移する。しかし、所定時間経過しても(ステップS22のYes)、切換えが無ければ(ステップS21のNo)、着脱検出処理部2は、既に内蔵マイク4側であるので着脱検出処理を終了する。
また、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8)の接続状態を監視する(ステップS10)。その結果、車両載置部21に接続されていないことが検出され(ステップS11のNo)、マイク選択スイッチ40が車載マイク10側でないことを確認し(ステップS15のNo)、さらに、マイク接続先は車載マイク10になっている場合には(ステップS16のYes)、着脱検出処理部2は、非車載検出信号を中央処理部5に送信する(ステップS17)。中央処理部5は、マイク切換処理部11に所定の制御信号を送信する。マイク切換処理部11は、この制御信号を受けてマイク切換先を内蔵マイク4とする(ステップS18)。
また、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8)の接続状態を監視する(ステップS10)。その結果、車両載置部21に接続されていないことが検出され(ステップS11のNo)、このときのマイク接続先は既に内蔵マイク4になっている場合には(ステップS16のNo)、着脱検出処理部2は、着脱検出処理を終了する。
また、着脱検出処理部2は、接続コネクタ1に対する他のコネクタ(接続コネクタ8または18)の接続状態を監視する(ステップS10)。その結果、車両載置部21に接続されていないことが検出され(ステップS11のNo)、マイク選択スイッチ40が車載マイク10側であることを確認したら(ステップS15のYes)、着脱検出処理部2は、マイク選択スイッチ40の内蔵マイク4への切換えを指示する表示を表示装置3により行う(ステップS19)。これにより切換えが有れば(ステップS21のYes)、着脱検出処理部2は、ステップS17に遷移する。しかし、所定時間経過しても(ステップS22のYes)、切換えが無ければ(ステップS21のNo)、着脱検出処理部2は、既に車載マイク10側であるので着脱検出処理を終了する。
この場合は、内蔵マイク4および車載マイク10の双方共に接続が無い状態である。よって、音声認識機能を使用したくない状況下においてはマイク選択スイッチ40を車載マイク10側とし、ナビゲーション装置本体20Aを車両載置部21から取り外せばよい。しかしながら、誤ってこのような設定とすることがないようにするためには、マイク選択スイッチ40が車載マイク10側であっても強制的に内蔵マイク4側に切り替えることが望ましい。また、その旨を表示装置3に表示してユーザに警告することが望ましい。
(プログラムの実施例)
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本実施形態のナビゲーションシステム23、23Aにおける各機能を実現するプログラムの実施例を説明する。ここで、情報処理装置とは、汎用のコンピュータ装置である。汎用のコンピュータ装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
本実施例のプログラムは記録媒体に記録されることにより、情報処理装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接情報処理装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、情報処理装置を用いて、本実施形態のナビゲーションシステム23、23Aにおける着脱検出処理部2、中央処理部5、音声認識処理部7、マイク切換処理部11の機能を実現することができる。なお、これ以外の機能についてもソフトウェアによって実現可能な機能については、本実施例のプログラムによって実現してもよい。
なお、本実施例のプログラムは、情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(使用形態)
以上説明した本発明の実施形態のナビゲーションシステム23、23Aの使用形態について説明する。本実施形態のナビゲーションシステム23、23Aは、車載時および非車載時の双方において音声認識機能が使用できるようになっている。このときに、非車載時には、操作者の指による操作が可能であるため、音声認識機能の有用性は低いのではないかと考えることもできる。
しかしながら、昨今では、ナビゲーション装置の多機能化が進み、ナビゲーション装置でありながら、地上デジタル放送を受信可能である、ゲーム機能を備えるなど、様々な機能を有している機種が多い。
このような多機能機種の場合には、会社や自宅の室内に置いたときに、音声認識機能は、リモート・コントロール機能として有用である。例えば、地上デジタル放送を受信させる場合に、「テレビオン」、「テレビオフ」、「チャンネル1」などと発声することにより、操作者から離れた場所に置いたナビゲーション装置本体20または20Aを遠隔操作することができる。
なお、車載時には、外付コントローラ12の発話ボタンなどを操作してからでないと音声認識処理を開始しないような設定になっている。しかしながら、発話ボタンを設けないようにしてもよい。また、室内などでリモート・コントロール機能として音声認識機能を用いる場合には、操作者の発話によって自動的に音声認識処理が開始されるなどの設定としてもよい。
上記の実施形態は、カー・ナビゲーションシステムを例にして説明したが、船舶用その他にも転用できる。その場合には、車両載置部21は、船舶載置部やその他の載置部となる。
(その他の実施形態)
本発明の要旨は、車両載置部21がナビゲーション装置本体20または20Aなどの車載機器の車載状態(車載または非車載)を検出し、これに応じて内蔵マイク4と車載マイク10とを適宜切換えるところにある。よって、本発明の要旨を逸脱しない限り、本発明は様々に変更することができる。
例えば、以上の実施形態では、ナビゲーションシステム23または23Aとして説明した。この場合においては、内蔵マイク4および車載マイク10は、音声認識のために利用される。ここで、ナビゲーション装置本体20を携帯電話端末に置き換え、車両載置部21を、携帯電話端末を載置するための装置と置き換えた場合を考えると、内蔵マイク4および車載マイク10は、それぞれ携帯電話端末をハンズフリーで使用するために利用される。
第一の実施形態のナビゲーションシステムのブロック構成図である。 図1に示すナビゲーションシステムにおけるマイク使用環境下におけるノイズの状況を説明するための図である。 図1に示すナビゲーションシステムにおけるマイクに対するノイズキャンセルの効果を説明するための図である。 図1に示すナビゲーションシステムにおけるナビゲーション装置本体と車両載置部とを説明するための図である。 図1に示すナビゲーションシステムが車載された状態を示す図である。 図1に示すナビゲーションシステムにおけるマイク切換手順を示すフローチャートである。 第二の実施形態のナビゲーションシステムのブロック構成図である。 図7に示すナビゲーションシステムにおけるナビゲーション装置本体と車両載置部とを説明するための図である。 図7に示すナビゲーションシステムにおけるマイク切換手順を示すフローチャートである。 従来のナビゲーション装置を車載した状態を示す図である。 従来のナビゲーション装置を車載した他の状態を示す図である。
符号の説明
1、8 接続コネクタ
2 着脱検出処理部(着脱検出処理手段)
3 表示装置
4、51 内蔵マイク(第一のマイクロフォン)
5 中央処理部(指示に従い動作する手段)
6 外部記憶装置
7 音声認識処理部(音声認識手段)
8−1 接地端子
8−2 電源端子
8−3 マイク端子
8−4 制御端子
9 バッテリ
10 車載マイク(第二のマイクロフォン)
11 マイク切換処理部(マイク切換処理手段)
12 外付コントローラ
20、20A、50 ナビゲーション装置本体(可搬型のナビゲーション装置)
21 車両載置部(車両載置手段、車両載置装置)
23、23A ナビゲーションシステム
40 マイク選択スイッチ(スイッチ手段)

Claims (4)

  1. 第一のマイクロフォンを備えた可搬装置と、
    車両に設置可能な前記可搬装置を着脱自在とする載置手段と、
    前記載置手段と接続された第二のマイクロフォンと、
    前記第一または第二のマイクロフォンのいずれか一方を選択する選択手段と、
    前記載置手段と前記可搬装置との接続状態を検出する着脱状態検出手段と、
    前記着脱状態検出手段が前記可搬装置前記載置手段との接続を検出したときには、前記第一のマイクロフォンを非入力状態とすると共に前記第二のマイクロフォンを入力状態とし、前記第一のマイクロフォンが前記選択手段により選択された場合には、前記着脱状態検出手段が前記可搬装置と前記載置手段とが接続された状態を検出している場合であっても、前記第一のマイクロフォンを入力状態とし、前記第二のマイクロフォンを非入力状態とするマイクロフォン切換処理手段と、
    を備え、
    前記第一および第二のマイクロフォンの音声収録パラメータはノイズキャンセルパラメータを含み、
    前記マイクロフォン切換処理手段は前記ノイズキャンセルパラメータを、入力状態となる側のマイクロフォンに最適になるように変更することを特徴とする車両システム。
  2. 請求項1に記載の車両システムにおいて、
    前記第二のマイクロフォンは、前記第一のマイクロフォンよりも狭い指向性を有することを特徴とする車両システム。
  3. 請求項1に記載の車両システムにおいて、
    前記第二のマイクロフォンは、前記第一のマイクロフォンよりも狭い帯域のマイクの周波数特性を有することを特徴とする車両システム。
  4. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    車両に設置可能な可搬装置に備えられた第一のマイクロフォンまたは前記可搬装置を着脱自在とする載置手段と接続された第二のマイクロフォンのいずれか一方を選択する選択機能と、
    前記載置手段と前記可搬装置との接続状態を検出する着脱状態検出機能と、
    前記着脱状態検出機能が前記可搬装置前記載置手段との接続を検出したときには、前記第一のマイクロフォンを非入力状態とすると共に前記第二のマイクロフォンを入力状態とし、前記第一のマイクロフォンが前記選択機能により選択された場合には、前記着脱状態検出機能が前記可搬装置と前記載置手段とが接続された状態を検出している場合であっても、前記第一のマイクロフォンを入力状態とし、前記第二のマイクロフォンを非入力状態とするマイクロフォン切換処理機能と、
    を実現させ、
    前記第一および第二のマイクロフォンの音声収録パラメータはノイズキャンセルパラメータを含み、
    前記マイクロフォン切換処理機能は前記ノイズキャンセルパラメータを、入力状態となる側のマイクロフォンに最適になるように変更することを特徴とするプログラム。
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